詩と真実・・・

マーケット三国志

「高齢化」(2006年11月06日)

土曜日の日経夕刊。
滅多に読むことはありませんが・・。
最終面の「文学周辺」では佐藤春夫の「田園の憂鬱」についてのコメント。
・・・青葉台で下車して30分ほど歩いた。
緩やかな丘に、住宅街が続く。すれちがう人はなく、垣根の向こうには庭木の手入れをする年配者しか見えない。
かつておしゃれな主婦たちが話題になったこの町で、今流行しているのはシニア向けの住宅リフォームだという。

確かに、20年前は、新鮮な街でしたが、今はくすんだ街の気配。
渋沢栄一翁の描いた田園都市構想は明らかに高齢化を迎えました。
日経では「65歳以上の労働力人口増加基調」の報。
高齢化はますます進展。
ゴルフの会員権を調べていて気がついたのは、ゴルフをするメンバーの減少。
アクティブメンバーの増加策に躍起なゴルフコースが結構多いもの。

香港の新世紀集団香港有限公司の労明智・執行董事が来日。
主力事業を不動産からクルーズ船のリース事業に展開。
2002年には「アミューズメント・ワールド」「レジャー・ワールド」という2隻のクルーズ船を所有。
それをリースすることにより着実に収益を上げていくというビジネスモデルを確立したといいます。
「レジャー・ワールド」は海上の高級ホテル。
宿泊施設だけでなく、ホールやレストラン、更にカジノもあるそうです。
一方で、国内ではクリスマスに欧州に行くツアーが人気。
団塊を睨めば、旅行は外せないの感。

それにしても・・・。
「ハロウィーン天井、彼岸底」。
大納会まで、まだまだ長いの感。

アメリカの不動産王トランプ氏が来日。
トランプタワーワイキキの販売を日米同時に行うと発表しました。
そして・・・。
日本での不動産投資を始めると言います。
忘れていた人物の復活。
東京はファンド経済と不動産王の戦いに巻き込まれはじめたかの感。
マーケットではDSのトランプ(7974大証)の方がよさげとの声も・・・