未来かたる・時代や・トロ・神主さんの

今日の市況

今日の市況(2007年05月02日)

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かたる:アメリカ市場は日本の心配をよそに堅調な展開を続け、NY市場は新高値を更新し続け、SP500もまもなく新高値を更新しそうですね。これまでの高値は2000年のITバブル時の1552ポイント、昨日は1486ポイントまで来ている。下のチャートは月足チャートです。FRBの金融政策をめぐり意見が割れていますが、僕は早期に利下げをすべきだと思っています。インフレより住宅や自動車などの消費が落ち込んでいる現実は深刻だと思うのだけれど…でも切り札がない日本よりFRBは恵まれている。

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時代や:ようやく日本株は上がったね。なにやら、新日鉄-5401が再び休みを経て上昇気配だね。果たして前回の高値900円を更新できるかな?

かたる:今日の日経新聞には鋼材市況のことが載っていたね。ガソリンも含め世界の資源は、なかなか下がらない構図になっているみたいだね。日本も値上げだと言うし…

トロ:どうも、かたるの市況ものに対する警戒も見通しを誤っているかもしれないよ。

かたる:素人には分からんよ。今日の日経金融新聞にタイミングよく交易条件が増益を示唆と載っているね。そのグラフが下のもの…日銀からのデータで僕が作ったものだけれど、金融新聞は中の2003年からのものを掲載していた。なんとも恣意的なので、1990年からの部分と両方を載せた次第。耳慣れない指数なので、日銀から解説文をコピーしたら以下のような解説。

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交易条件指数は、産出物価指数を投入物価指数で除したもの(「製造業総合部門」および14の「大部門」について作成)で、その動きから、当該部門の短期的な採算の変化に関する情報を得ることができます。

例えば、Aという部門において、投入物価指数が、100から105に上昇する一方、産出物価指数が105で横ばいであった場合、交易条件指数(産出物価指数/投入物価指数×100)は、105から100に低下します(これを「交易条件が悪化した」<上昇の場合は「改善」>と言います)。これは、生産のために使用している財(原材料、燃料)の価格が上昇したにもかかわらず、生産している財(製品)の価格が上がらない状態にある、すなわち、財の価格面からみた当該部門の収益環境が悪化していることを意味しています。

ただし、上のような交易条件の考え方は、(a)あくまで基準時点の投入・産出構造を前提としている(技術革新や製品構成の変化を考慮していない)こと、(b)実際の企業収益には、減価償却費や人件費、金融費用等の固定費負担の多寡が大きく影響する(生産量が増えれば、固定費負担は小さくなる)こと、(c)財以外の投入価格(サービス価格)の動向を考慮していないこと、等の限界がある点には注意が必要です。冒頭に、「短期的な採算の変化に関する情報を得ることができる」と書いたのはこのためです。

時代や:おいおい、どういうことなんだよ。

かたる:このグラフの意味はなかなか奥が深いと思うよ。つまり先日造船会社の話を書いたね。鉄鋼市況が急激に上がり利益なき繁忙になり、ようやく鉄の上昇分を船に転嫁できたので儲かり始めたと…そういう意味もあるし、日本経済全般に収益に対する意識が強くなってきて利益を重視し始めた意味もあるし、つまりこのグラフはようやく経済が正常化の状態になってきたと言うか…中国のコスト上昇がデフレ圧力を軽減していると見るのか…いろんな意味で面白いデータだね。金融新聞の清水君はなかなか面白い着眼点だね。

時代や:いつも記者をけなしているのに…珍しいに褒めるなんて…

かたる:製造業は利益なき繁忙から、利益が生まれる転換点に位置しているのかもしれないね。だから人件費も上がってきたし…相場観を構築する上で非常に参考になる考え方だよ。

時代や:おいらには難しく分からんよ。交易条件指数?初めて聞いたよ。

かたる:僕も同じようなものだね。元は日銀にあるから興味のある人は調べてみるといい。さて、世界の株は高いのに何故日本株は冴えないか? 一番は政策だろうね。中国の鄧小平はすごいね。共産主義から社会主義市場経済を作り上げ、世界に躍り出る。それに比較して政財界には人がいないね。悲しいよ。

月刊「選択」に村木さんが載っていたね。如何に日本のテレビ屋は歪んでいるか。何故、ソフトバンクが、ライブドアが、楽天がテレビ屋の牙城に挑むのか? この意味は非常に奥が深いんだね。しかし多くの人はその真実を知らない。悲しい現実だよ。今日は時間がないのでこの部分は割愛するが…

神主さん:ヤフーなどの株価は確りしていたね。新興株は立ち直るかな?

かたる:僕の見方は「ビスタニュース」で書くことにするよ。
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投稿者 kataru : 2007年05月02日 17:56