今日の市況(2007年05月07日)
かたる:連休明けの日本株市場は強かったね。今日の市場は指数の上げと違い、中身があった展開だったね。多くの人はそう感じているのでしょう。NY市場はそろそろ一服しそうですが、日本株は続くかどうか?

今日の金融新聞には、日本株は割安ではないとPER比較とROE比較が載っている。
米国ではPER16倍、ROE20%欧州は13倍、16%もあるのに、日本はPER18倍、ROEは10.7%だと言う。この数字だけを見ると確かに日本株の割高論が指摘されるのも無理はない。しかしこの話は金利と比較されるべき話で、アメリカのFF金利は5.25%で欧州は3.75%なのに日本は0.75%にしか過ぎない。

何故、金利が重要か?
「配当割引モデル」と言う株式の評価法があるが、その定率成長永久年金の公式を見ると、今期の配当金が10円、トレンドとしての配当の成長率が4%、割引率(金利)が5%と仮定すると、理論株価はいくらになるか?と言う問いに…
10÷(0.05-0.04)=1000円になる。
仮に割引率が6%になると…
10÷(0.06-0.04)=500円になる。
金利が1%上がるだけで、株価の評価が大きく変わる。故にビスタニュースで昨日書いた原稿は意味があるんだね。常識で何故、外国人は、連日、日本株式を買うのか? その答えはここに重要なヒントがあるんだね。今日は時間がないのでベンジャミン・グレアムの話ができないが…株は博打ではない。と思う次第だよ。
時代や:なんだか、訳の分からない話を出して…確かにお前の言うような展開になっているよね。お前は、どちらの流れが正しいのか? 明らかにしてないが…今日の相場を見る限り、新日鉄に歩があるかな?

かたる:僕は新興株派だからね。僕に聞いても答えは一緒だよ。
時代や:だって、新興株のヤフーは陰線だよ。それに引き換え新日鉄は陽線だからね。
かたる:株価位置が違うよ。それにヤフーは既にかなり直近から上がっているね。だから利食い売りが入るよ。それに引き換え新日鉄はかなり休養しているよ。そこからの戻りだから…しかし、ここまでは真空地帯だけれど、ここから上は、かなり重いはずだよ。戻り売りのヤレヤレの売りは多いはずだね。故に、今日の上げの評価は東芝に比べれば、かなり低いね。
神主さん:たしか、かたるは日立と比べ東芝のほうが質は良いと前からいっていたね。
かたる:うん。東芝の西田さんは思い切った経営をしているね。東芝の収益構造は電子デバイス、デジタルプロダクツ、社会インフラの三つに大別されるが、得意な部分に経営資源を投下し、見込みの薄い部分を売却しているよ。メリハリがハッキリしているからね。先ほどアメリカ企業のROEが高いと言う指摘があったけれど、当然なんだね。利益率の高い部分に特化する訳だから…
ここが重要だよ。日本企業は効率化経営に目覚めるんだよ。これまではM&Aが経営を変えるんだね。三角合併が変えるんだ。楽天がTBSとの統合を望んでいるが、TBSの井上は良く考えたほうがいいよ。時代の流れをね。週刊朝日が、何故か、TBSのみのもんたを叩いている。不二家報道に絡み、楽天に有利に働かないかなぁ~。
トロ:昔から苦しいときの神頼みと言うからね。遂に、かたるも神様詣でか…ハハハ…アメリカ株が堅調な展開で喜んでいるが、どうかね? ろうそくの炎も燃え尽きる前はパッと燃え上がるもんだよ。果たしてそんなにアメリカ景気に対し、楽観的でいいものかどうか…
かたる:じゃ、イールドスプレッドの話はどう解釈するんだよ。僕は日本が大きく変わる岐路にいると思うんだね。松下を見ていると、そう思うよ。ROEを経営目標においているからね。日本人が意識改革すれば、PERも下がるよ。ROEは上がるし、配当性向は増える。つまり日本中が世界競争に向かって走り出す時代なんだね。だから楽天とTBSの問題や、小さいがテーオーシーのMBOに対しダヴィンチがTOBをかける時代なんだね。今日はここで時間切れです。
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株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ投稿者 kataru : 2007年05月07日 18:28

