未来かたるが語る

今日の市況

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2015年01月30日

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かたる:まったく…、解説を読んでいるとチンプンカンプンになっている現実を思い知らされます。昨日のNY市場の下げは、FRBの文言が主要因のようで、「相当の期間」と言う文言が外れ、米国景気の力強さの指摘から、NY市場は下げたと解説されていたようです。つまり利上げが予定通りで6月との見方なのでしょう。しかし本日の解説では、利上げが遠のいたので株価が上げたというコメントを観ました。まったく、いい加減ですね。両者が同じ発信元なのか、その点は詳しく調べてないので分かりませんが…、株屋なんて、きっと後講釈に過ぎないのですね。これじゃ、誰にでも出来ますね。このようなコメントに左右され、株価が動いていると思うと、呆れる次第です。

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概ね、新聞を賑わしている増益報道は、株価に織り込まれています。「サプライズ」と言うのは滅多にあるものではありません。シャープを見ても分かるように、事前に株価は織り込んでいるケースが多いですね。でもカタルに分からないのは、何故、金利裁定と言うシンプルな儲け話が、実現しない歪な市場なのか?という点です。此処、「竹セルロース?」で、人気になっている中越パルプの様に、四季報をみれば分かりますが、BPSは437円もあります。前からは配当もしており、100円台の株価と言うのは、不自然な株価だったのですね。それにも拘らず、自社株買いを実施していませんね。

幾らなんでも、通常は300円割れ程度の株価水準が、妥当株価だったのでしょう。もし確実に日本の経済が回復しておれば、このBPSを元に一株利益の10年分、まぁ、一株利益が10円だとすれば、100円をこの純資産価格に上乗せし、通常は537円が妥当株価と思われます。ところが、人気になる前は100円台の株価ですよ。製紙業界は、構造的な村論理で動いており、淘汰される運命にある中越パルプでしょうが…それにしても安値で放置されており、M&Aの声が掛からなかった不思議さが残ります。王子は業界トップであり、グローバル展開を考えれば、M&Aを仕掛けるべきだったのです。この株高機会に、持ち株を外すか…王子HDは決断をすべきですね。昔の北越製紙のM&A事件を想い出しますね。まさに村論理の世界です。

日本村は、目に見えない暗黙の了解が多く存在し、理解が進みません。日本人であるカタルも呆れる構造なのです。JA改革など、どうして進まないのでしょうね。今まで君たちは何をしてきたのでしょう。業界の就業年齢が65.8歳? 物理的に死に行く産業界に明日がある訳がありません。JAが今まで生延びてきたことの方が、世界の七不思議ですね。論理的におかしいですね。先ずは産業の活性化で権力の温存ではありませんね。そのTPP交渉、米国の畜産業界が軟化した様で…ようやく春にも纏まると報道されています。中国の台頭を思えば、早くステップアップすべきですね。

まだ多くの日本人は理解してないと思いますが、邦銀はようやくバブルの処理も終え、更に最も厳しい自己資本比率の壁も、クリアしました。米銀との差はまだありますね。何故、カタルが、日本株が世界で一番恵まれていると言っているか? 基本的に中産階級の伸びが大きく、尚且つ潜在消費人口の規模が、アジア圏に集中しているのですね。インドネシアなどは…良い事例です。タイもベトナムも1億には届きませんが…欧州諸国より、ずっと大きな市場ですね。日本ブランドは、力が落ちたと言っても人気があります。グリコなどの事例をみれば分かります。花王はグローバル展開で後れを取っていましたが、最近は頑張っていますね。P&Gとの水は、何れ狭まるでしょう。アユタヤへの資本参加など…基本的に豊富な金融力が経済活動を後押しするのです。東西回廊など…インフレ整備をすれば良いのですね。商社は資源投資も分かりますが、基本は社会資本整備に注力すれば、末永い恩恵を得られます。リート機能のグローバル化…なども考えられますね。ケネディクスは、最近海外での不動産投資を始めたようですが…。

だから邦銀株は宝の山の筈ですが…。何故、金利裁定も起きないのか?不思議ですね。考えられるのが優先株の存在ですが…。三菱など400円台で公募をして600円台で自社株買いしている訳で、ある意味で馬鹿な資本政策を実行したものです。おそらく金融庁の指導ですね。清貧思想の蔓延化をここまで推し進めた政策を、誰も批判しませんからね。結局、メディアも権力に弱いのですね。官僚はずるいからね。お抱え記者にアドバルーン記事を書かせ、世論の動向を誘導させます。今のNHKが批判されている理由も、ある意味で分かります。まぁ、こんな話はどうでも良いですね。しかし日本株を考えて行くと、必ず、この村論理と言う壁に当たるのです。

さて原稿を書いていると、今の中越パルプは308円を割れ、307円が入りましたね。本当は300円割れが望ましいと思いますが…振ることが出来るかどうか。この時期の人気株の動向は、注意が怠れないのです。どうせ、偽物でしょうから、買わなくても構いませんが、目先をやる人は、格好の投資対象ですね。でも本筋はやはりケネディクスでしょう。相場の質やスケールが違いますね。でも今日はこの程度でも構いませんし、後場から伸びても良いですね。今の株価は543円です。

人気株のソフトバンクにも、コメントが必要でしょうか…。アリババの売り上げ目標未達から安いと言われていますが、アリババの株式価値を受け、ソフトバンク株は上がりましたが…連結企業でもなく、持ち分法の範囲でしょう。大きな影響はないですね。もともとアリババの上場人気の時も、評価はされてないのに、何故、売り上げ未達で下げるのか? おそらく打診でしょう。相場の需給バランスは、仕掛け人本人たちも…どの程度か、分かりませんからね。こうやって揺さぶり、下値の堅さを確かめるのでしょう。良く、株価が大きく上がる前に「兆し」を示す事があります。一度、上に放り上げるのですね。そうして手を抜く訳です。相場の需給バランスを計る訳です。
このようなテクニックは、他にも色々あります。一般的なのは仕掛ける前に、空売りを入れる場合です。本当は買いたいのですね。しかし、「売り」から入るのです。この売りが回転するようなら、また時期が早いという訳です。だから多くの大相場になる株が、相場入り前に安値を付けるのは、そのケースですね。中越パルプも、いろんなパターンが考えられます。でも、そんなテクニックなど、どうでも良いのです。一番、気にするのは「時代背景」です。今は人類が劇的変化を迎えているのですね。スパコンを利用した産業発展など…。IVIはすごいのですよ。運転手が必要なくなりますね。物流業界の一大革命です。007が村田と組んだ意味が、表面化する時期も、何れ来ると考えています。

今日は、他にサイバーエージェントですか…、藤田さんの所ですね。まぁ、こんな手あかがついている株は、どうでもいいや…。そう言えば昨日も高かった大阪チタンはカタルの好きな株ですが…もともとチタンは輸出が多く円安はプラスです。しかし今回は会計法も変更しているようですね。定率償却から定額に変更し償却期間を伸ばしていたようです。本来、会計士は継続性の原則からみて認めるべきではありません。どのような理由があるのか分かりませんが…ロシアは外貨不足ですから、背景はあまり良くありませんね。此処で良いたのは、利益の読みは難しいという事です。前提条件を変えるケースもあり、数字を読むのは大変ですね。ケネディクスも増額期待が高いようですが、環境は抜群ですが…、あとは経営者の判断ですからね。でも昨日は買い増しが出来ました。今日はどうでしょう。

さて、東京は久しぶりの雪景色です。長岡育ちのカタル君にとって雪は珍しくもありませんが…屋根の白さは、やはり新鮮ですね。白は良いですね。はやく力強い相場になると良いですね。指数の上げ下げは、いい加減にうんざりです。スター株の誕生を望む次第です。

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2015年01月29日

01/29

かたる:経験則上、この時期の人気株には、常に注意を払わねばなりません。ここ2日間ストップ高した中越パルプは2006年に付けた359円を抜くと実質的な青空相場になります。カタルは、この手の材料株で良い思いをしたことは、あまり記憶にありませんが、大概、一発目は回転が効くものです。自動車関連との指摘は、収益化に結び付くとしても…遠い先で、目先、業績数字が激変する事はないと思っています。しかし誰かが…裏で意図している気配を感じますね。だってWBSかな? 2日間連続で、指摘するなんておかしいものね。テレビ東京と日経は同族系です。こんなどうでも良い株を…と思いますが、PBR1倍割れ水準であり、どうせ、ここで無理をしても…いつかは修正されますからね。証券マンなら打診買いをしなくてはなりませんね。ただ馬鹿になる必要はサラサラありません。材料株が大きく育った記憶はないですからね。日本通信やラオックスとは、時代背景が違います。でも相場の力を見るうえで、この動きは、やはり気にしなくてはなりません。

驚いたことに…昨日、ケネディクスは556円まで来て550円でしたね。本日も、株価は安いのですが、なかなかの動きです。誰かの手が入ったのなら良いのですが…。この株は中越パルプより、大きなエネルギーが必要になりますね。でも時代背景は抜群です。だって政策当局がデフレ脱却を狙い、ケネディクスの商売の主力であるリートを、日銀自らが買っており、ケネディクスは自前の不動産を組成して販売するだけですね。これほど力強い購入者がいる訳で…何故、スター株にならないか、不思議です。過去ありますか? かたるは記憶がありませんね。トヨタなら、トヨタの生産の3割程度を、日銀自らが、車を買ってくれているようなものですね。それも無尽蔵で…。誰が考えても、時代の筆頭株と言うイメージですが、世界のヘッジファンドのマネージャーは、何をしているのでしょう。僅かな儲けを利益計上するなんて…。カタルの様に株数勝負を挑むのが、常識的な行動だと思います。

でも世間は面白いもので、量的緩和は効かないなどと…平気で政策批判する人達がいます。頭の程度が知れます。まぁ、市場には様々な意見があり、それで良いのです。カタルは自分の主張を信じ行動し、負け続け、30年以上が経過していますからね。所詮、どの証券マンも相場全体の動向次第なのですね。カタルは常識的ですよね。国債利回りが0.2%ラインで…みずほ株は3%なのですよ。10倍以上です。金利裁定が起きない方がおかしいのです。この馬鹿の極みの「流動性の罠」は、中国の文化大革命期と同じで…、清貧思想の賜物ですね。人類は間もなくスマートコミュニティーの世界に突入します。ユビキタス社会の到来ですね。VRを利用した娯楽サービスも生まれます。何れ、電脳の世界ですね。その為にも冒険を促す、金融力が絶対に必要です。

昨日はGPIFの買いとも言われていましたが、日銀も341億円分のETFを買っていたようです。同時に12億円のリートもね。日銀が買うのだから、地銀も買いますね。当然、利回りは下がります。リートの利回りは4%から3%へ、更に2%台に下がります。そうすると資金力を得た開発業者は、更に事業規模を拡大させますね。待機老人が溢れる特養の受け皿作りも進みます。ケネディクスは、難なく資金を得ることが出来ますね。同じことが他にも言えます。だから積水ハウスなどの後発新規参入組も生まれ、ドンドン事業が拡大して行きます。最後は国が保有する資産の受け皿になり、国の借金も正常化に向かいますね。コンセッション方式は、PFIですね。リート市場が国の社会資本の受け皿になる可能性が高いのです。株式相場は、おそらく、ここまで未来を評価すると思っています。国策ですね。カタルが株数勝負に挑み、何度も、買っては投げている理由が、何れ皆さんにも理解される時期が来ると考えています。やはり「核」に思えてきますね。

まぁ、株価が上がってから、言えや!と批判されそうなので…、程々にしないとなりませんが、本当に、考えて行くと良い銘柄なのです。ただ経営者がその器でないと、折角のチャンスも生かせません。問題は此処ですね。時代の波、環境が好転していても、そのチャンスを生かすかどうかは、経営力ですからね。今日の日経新聞は今治造船でしたかね。国内回帰の動きが表面化しており、人材不足が建設、介護、サービスなどだけでなく、僅かな回帰で、どんどん表面化しますね。やはりデフレ脱却の時機到来ですね。この辺りの感覚が正しく、時代を捉えてないと、銘柄の分析力も鈍りますね。だからカタルはわざわざ週末に貿易収支や所得収支の統計数字を調べたのですね。自分のアイディアの裏付けを取る為に…。読者の中で、何人の人が、何故、カタルが国際収支を調べているのか? 理解できたとしたら…たいしたレベルだと思います。事実、今週はある株が、この背景で動意づいていました。その動向に、気付いた人はたいしたものです。分からなくても、心配いりませんよ。おそらく99%以上は、分からないのです。他人の心の中など…分からないのは普通ですね。でも覚えておいてくださいね。株価が大きく上がってきたら、カタルは株価が動かない下値圏の内に、将来の値上がりを暗示していたと言う事を…。

まぁ、こんな謎かけをしても、まだまだ相場は暖まりませんからね。中越パルプ程度ではどうしようもありません。せめてケネディクスクラスが、市場のスター株に育たないと、どれを取り上げても無駄ですからね。相場は空売りの方が良いや…と言うことになります。でも空売り比率をみたように…世界の中で、日本ほど恵まれている国はないですね。何しろ株高が、国策になっているのです。インフレターゲット論と言うのは、そういう事ですね。マネタリーベースを大きく増やすという事は、モノの価格が上がるのです。日銀券が劣化して…需給バランスですね。中国の文化大革命期のような時代が長く続いた為に、株高を知る現役世代も消えて、大相場の意味を理解されていないのですね。最近ではITバブルです。あの時の光通信のようなバカ株が、続々と誕生するのでしょう。ピクテは言っています。労働の対価より資本取引の対価の方が、ずっと余計だと…述べています。格差は拡大するのです。頭のいい人と、馬鹿の差は歴然としています。でも馬鹿は馬鹿なりに10年も20年も努力をすれば、その内、その差は埋まりますね。さて本当に埋まるのでしょうか?

ケネディクスの評価はどうなるのでしょう。所詮は、実験が続きます。それでは、また明日。今日は下値の買いが入るかどうか…。無理かな…。

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2015年01月28日

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かたる:今日はやはり日経新聞の一面トップの「三菱UFJ」について、補完しなければならないでしょう。基本的に三菱は、UFJを買収した頃からグローバル展開を考えていたと思います。金融の仕組みはどれもそうですが、基本的にインフレ対応で儲かるようになっています。デフレ下では儲かりませんね。一例を掲げると生命保険です。生命保険の掛け金は現在の価値観で確率計算されており、インフレが加速すると後払いする満期や死亡保証などはドンドン劣化し、資産投資する事で莫大な収益を上げてきました。昔、カタルが田中角栄の朋友だった駒形十吉さんに面会した時に、「銀行じゃなかった、保険屋を始めるべきだった。」と嘆いていました。だから三菱は中国に支店網が多いUFJの買収に熱心だったのでしょう。サントリーの大型買収などは、米国のユニオン・バンクの補完を目指すものですね。だから採算が疑わしいM&Aにも、積極的に大型融資を実行したのでしょう。アユタヤは日経に書いてありましたね。

この意味はカタルが先頃、貿易収支と所得収支が逆転する2005年から2006年に日本の構造改革は終わったと述べましたが、この流れの一環です。もともとプラザ合意の時分からグローバル展開をするのが正しい道だったわけですね。この時に「ものづくり」に拘る余り、日本は方向性を見失ったのです。ある意味、構造改革に時間を要したのは日本村独自の閉鎖性にあるのかもしれません。でもこのような事例が出てくると他の邦銀も追随を加速させます。産業界に遅れ海外展開した面が強い銀行界ですが、自己資本比率問題を克服し、ようやく本来の積極姿勢へ転換したことを示しますね。だから日本株が大きく下がるリスクなど…考慮する必要はありませんね。金融が儲かれば産業界は自然に冒険が出来るようになり、このチャレンジが新しい時代を切り拓く訳です。オバマの清貧思想は、結局、全ての人類にとってマイナスです。適度の規制が望ましいと考えています。

昨日の日経夕刊にも日銀批判のコラムがあったようですね。本日の朝刊も物価目標ではなく名目値目標で…と述べられていました。物価と名目値は、タイムラグはありますが、同じ動きですよね。僕には、よく趣旨が分かりませんでしたが…。基本的に金利はチャレンジするものを応援するのです。問題はお金が必要な人への貸し出し基準が問題ですね。サラ金規制の緩和問題は、どうなったのでしょう。サラ金業界は淘汰され、残存者利益が生まれる体質下にあります。アイフルの株価は下値圏と思われ注目されますね。何も、ソフトバンクだけでないですからね。カタルは昨日かな? このところ人気株が下値の届き下がらなくなっている…と述べています。これまではドンドン下がる一方だったのですが…ようやくどの銘柄も、下値圏に届いたと判断していますね。昨年末、賑わった新興御三家の筆頭だったアドウェイなどは、この辺りから下値を拾っておけば、偽物とは言え、一度はリバウンドが期待できるのでしょう。ただ人気になったら外すのが筋ですが…。

カタルの述べている潜在成長率とは…株価を上に放り上げても、尚且つ、更に上に行く能力があるかどうか…と言う事ですね。本来、これだけの歴史的な相場が幕開けしており、日銀が異次元の緩和を続けていますから、市場は反応をするわけです。小さな小型現物株を持ち上げる相場ではありませんね。やはり邦銀を初めとする大型株を手掛けるのが筋でしょう。「デフレ脱却」とはそういう事です。日銀が負けることなどありません。じゃ、スイスはどうなんだ…と問われますが、もともと出口戦略を求めていたようです。でもタイミングが良くないですね。ECBの量的緩和の前だったから色々言われたのでしょう。小者の総裁だね。もし黒田さんが世論の批判に負ければ、駄目ですが…あくまで2%の物価目標に向かい、追加緩和も時機を見てやればいいのです。たいたい日銀批判をする輩は…ここまで流動性の罠が、深刻になった背景を叩いていませんね。本来の問題は金融庁の過剰な清貧思想に根底があるのです。粛々と、日銀はETFを買い続ければいいのです。でも配当利回り株でも良いですね。PBR1倍割れでも良いし…。色んな基準があります。

へぇ、SMKが大幅高していますね。この銘柄は大きく公開しませんでしたが、カタルが小野薬品の時に、同時に注目した会社です。理由はカメラモジュールですね。注目する切っ掛けは日経産業新聞でしたが、その後、他の分野が悪く減額修正し株価が低迷していましたが、今度は増額ですか…。難しいんですね。企業業績と言うのは利益を意図的に隠そうとすれば…かなり出来ます。ヘッジファンドは企業訪問などを含め、経営者とのパイプもあるケースが多いですからね。タッグを組んで仕掛ける場合もあります。水面下で色んなことが起こる訳で…所詮、外野は分かりませんね。だから僕らは、時代の流れを観察して条件に合う銘柄を、事前に買って置き待つわけです。仕掛け人が登場するまで待てばいいのですね。何故、2年程度なのか…良く分かりませんが、カタルが動きを感じてから実際の相場が動くまで…何故か、2年程度、待たされることは良くあります。

アララ…嬉しいやら、哀しいような…、ケネディクスが上昇しています。今日は「ポイント」の一つなのですね。米国株は下げており、中越パルプのような材料株では人気を維持できません。自動車に応用が効くと言っても、何年後のはなしやら…。ただこのような銘柄じゃ、売り物がなくて商売になりません。まぁBPSが437円もあるから、もともと割安に放置されていたのですね。やはり売り買いが出来て、夢の大きな銘柄でないと市場をリードする事が出来ませんからね。ケネディクスは相応しい…と、ずっと思っていますが、果たして…仕掛け人が存在するかどうか。今日も買い増しをしましたが、また切らされるかもしれませんからね。今日は532円を抜き今は537円です。次は575円ですね。

昨日は指数の上げですが、今日は個別株が賑わっており、いい感じです。NY市場の乱高下も、どうも指数売買の影響が強いようですね。NY離れし、日本株の独歩高は、やはり邦銀株の動向に掛かっているのでしょう。資金が動くかどうか…。

さて、こんな当たらない観測をしているより、今日の錦織君は、どうなのでしょう。サッカーは、早々敗退しており面白味がなくなりました。今日はこれからあることを調べようと思っていますから…、簡単ですが、この辺で…それでは、また明日。

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2015年01月27日

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かたる:明確ではありませんが、いくつかの現象は、株式市場が上昇に向かう前兆に思えてきました。ソフトバンクの動向は先導役と見られ…注目されます。しかし、この株もケネディクス同様に信用残が多く予断を許しません。最近、思うのです。やはり、このところ見ている様に、空売り比率や様々な統計からみて、日本株は、間もなく新たなステージに入るのではないかと考えているのですね。今日の16面、日経新聞の『スクランブル』のような記事やダイヤモンド社の『スイス中央銀行の敗北で出始めた「日銀の限界論」』などを読むと、日本株の上昇は近いと本能的に感じます。この感覚は「空売り比率」などの指標にも影響されていますね。確かに金利裁定が働かず、更に米国金利の低下は、世界景気の不透明さを示すものです。…でもね。世界の人口は増え続け、新興国の中間所得層は増え続けています。それに共和党が先の中間選挙に於いて、米国で主導権を握った事実は大きいですね。「メットライフの訴訟」は、色んな見方が成り立ちます。スマートコミュニティーへ向け、新しい経済の台頭が始まるのでしょう。この辺りは解説が必要かな?

ベルリンの壁崩壊と米国の金融危機〈リーマンショック〉は、セットなのですね。新興国の台頭と言う流れがベルリンの壁崩壊で加速し、そうしてリーマンショックで終焉と言うか…先進国とのギャップが埋まったのです。中国がグローバル論理に目覚めたのも、その事を示しています。シャドー・バンキング問題やPM2.5など…粛清の動きも、その一環なのでしょう。このようなステップを経て、次の段階に進む準備をしている訳ですね。QE政策からの出口戦略で揺れるポジション調整も、その一環です。日本の企業経営者が資本効率などに、目覚めるのかどうか…。ある意味で日経新聞が自社株買いの保有株数を一株利益に反映させるのは、日本企業にROE経営を根付かせる戦略とも捉えられます。だからキャノンは、注目されますね。良く観ておくと良いですね。でもカタル好みのハイリスク銘柄は「ユーシン」の支持です。

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転機を感じる理由は、複合的な判断なのですね。上記の理由の他に、市場で人気を集めた株が、下げなくなってきています。株の基本構造は下げなければ、多くの場合は上がるのです。まぁ、人気の圏外になり始めているケネディクスもそうですが、カタル銘柄の007やJ・TECなども、上がるかどうかは分からないが…株価の下値は限定的の様に感じていますからね。みずほ株だって、そうですね。野村証券もそうですよ。

ただ流石に円安動向を反映させたグローバル銘柄は、かなりの高評価になっていますね。カタルが歩合セールスを辞める時に、BS株をお金持ちに入れてきたのを思い出しました。確か…2000円割れの段階ですね。米国の車市場の回復は分かっていたので、マツダと共に推奨していたのですね。このブリヂストンの株価を、先日、久しぶりに見ると、なんと5000円近くまで来ているのです。へぇ…と、思いましたね。あの時は、天然ゴムが値上がりして業績悪化と言われていましたが、今は逆のようです。この現象を見て…カタル君も、まともな株も、ずいぶんいいセンスをしていると思ったものです。

まぁ、ケネディクスは既に1年半は経過しており、この夏までに上がらないと2年を経過しますからね。外れていると言われれば、その通りなのですが…。どうも決算数字もサプライズはなく、通過しそうな展開ですね。株式と言うのは、事前に数字を読みますからね。シャープの様に…事前に察知するわけです。所詮、経営者の判断次第ですからね。作為的なのです。不動産取引は特にそうです。いい加減な世界なのです。所詮は売り手と買い手のブラック市場です。利益の先送りはいくらでも可能です。ただようやく出来高も減り、大衆人気も冷めて来たようです。

カタルはてっきり、ハローウィン緩和で、一気に舞台の幕開けかと思ったのが…今回の失敗の元でした。でも本当はこのタイミングで仕掛けるのがもっとも面白い…と、今でも思っています。だから下手糞だな。…と今は思っていますね。人がやらない時に仕掛け、人気株を育てるのですね。一気型にしないと…信用買い残が重いだけに、成功しないという頭が、潜在概念にあったのですね。だから645円だったかな? 高値を承知で買い増しを続け、今回は失敗しましたね。まさにトホホの…世界です。でもカタルの考えている基本構想は間違っていませんよ。まぁ、ラブストリーのすれ違いのようなシーンですね。

言い訳は兎も角、今日はいくつかの銘柄に動きが見られますね。ただ…ね。潜在成長率の素質と言う点で見劣りがします。でもカタルが密かに狙っている株も、珍しく動意づいているのです。何故かな? カタルは気に入った銘柄を、必ず観察しています。買う前にデータを集めますが…シャープなどは、業界が激変するので大変ですね。本来、円安はシャープにとってもプラスです。戦略の問題ですね。

GPIFの参入で注目していた商社株は、丸紅を筆頭に減額修正をしています。丸紅は後発組、伊藤忠もそうですが、もともと割安水準なので大きな影響はないと思っています。むしろ下がったら買いたいですね。原油動向も良い所に来ているのでしょう。ECBの量的緩和で米国のマネタリーベース減少は緩和され、やはり昨年の3月ではなく、そろそろ新しい展開がスタートすると考えていますね。此処から生まれる人気株は買いになりますね。昨年の日本通信のような…小さな現物株ではなく、やはり貸借銘柄でしょう。論理的には、そう感じますね。そうして一気にスマートコミュニティーへの道が見えると良いですね。

007の増資は、やはり成功させたいものですね。本来の理屈上は株価の下げ要因より、上がる確率が高いのが理屈ですね。だって増資資金が「生き金」に使われるのです。きっと何処かで…その動きに、株価が反応を示すのでしょう。だから余裕があれば現物で買って置くのが良いですね。今ならリスクは、相当、軽減された株価位置です。J・TECも同じですね。それでは、また明日。

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2015年01月26日

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かたる:ギリシャでは急進左派連合(SYRIZA)の勝利が確実のようで、過半数を確保するかどうか…と言われています。緊縮財政に嫌気がさし、EUとの交渉が始まるのでしょう。日本での民主党政権と同じように、混乱期を連想します。だってEUは条件を飲まなくては融資を継続しませんからね。結局、何処が政権を取っても、ギリシャの苦境に変わりありません。ただEUを離脱すれば独自通貨の採用になり、対外的な財政圧迫は軽減されますね。どっちにしても大きな影響はなく、世界経済に打撃を与えるとは思っていません。一番の懸念であったイタリア国債などが、ECBの国債買い入れ国になっており、この備えの下準備が出来ています。問題はこれを口実に、更にNY市場などでポジション整理の動きが継続するかどうか…ですね。

もともとFRBのシステム変更から来る新体制への準備に市場は揺れているのです。ただECBが量的緩和に参入したことで補完機能が生まれたので、整理移行はスムーズに行くのでしょう。キューバとの関係で支持率を上げているオバマ政権の動向が問題ですね。次の焦点は、やはりTPP交渉でしょう。この行方が最も注目されます。日本のJA改革と絡み、日本の立ち位置が明らかになります。

今日の日経新聞4面に、滝田さんがレポートを掲げています。ソシエテジェネラル証券の資料を元にしているようですが、流石、株屋の資料ですね。ずいぶん楽観予想が並んでいました。未来予測が書いてあると、人間心理はそう思いますからね。だからこのような期待インフレ率を促進させる記事は、日本のムードを変えますから、是非、必要ですね。資本収支が所得収益を超えると言う、株屋にとって願ってもない時期が到来するわけです。野村証券株が、ようやく追い風を受ける時代になります。この資料では、名目値を掲げていました。

だいたい実質の伸びを、メディアが取り上げるようになったのは、何時の時代からなのでしょう。流石、詐欺師の大蔵官僚です。僕らは名目の世界で生きている訳です。誰も買い物をするときに実質の事を考えませんね。数字の値札で、物が高いとか…安いとか…人間は判断するのです。このようにメディアが名目値を取り上げると…だんだん日本も変わりますね。このレポートの通りなので、読まれておくと良いですね。滝田さんが言うとおり、春の賃上げがどうなるか…なのです。トヨタの出番が待ち望まれます。

さてカタルの妄想は見事に外れ、次は春になりますが…、最近ケネディクスの評価を変え始めています。以前は、減らない信用買い残を見てヘッジファンドの演出か…と思っていましたが、ハロウィンの緩和のチャンスを活かさず、結局、ポジション整理を優先させたようですね。基本的にオバマの清貧思想が、金融界を覆っている訳です。日本のケースを見ても分かりますが…このような枠組みの変更と言うのは、非常に時間を要するのですね。結局、最近はバブル崩壊の象徴的な存在である「りそな」が、一つのバロメーターに思えてきましたね。1989年から永遠と…、システム転換が続いている訳です。やはり救うべきではなかったのですが…日本村論理は、調和を重んじますからね。

もう一つ感じるのは、投資のプロのレベルが下がったことですね。長かったデフレ環境の為に、技術の伝承と言うか…カタルのような証券マンが、昔は株屋にはゴロゴロいましたが、今は株を理解できる証券マンは居なくなったという事です。僕らは自らの失敗を通じて色んなことを学んできました。カタルのレポートを長く読んでいれば分かります。まさに失敗の歴史のようなものです。手掛けて、倒産した会社は山の様にありますね。でも最近思うのです。結局、政策だな…と感じますね。今日の新聞のソシエテの資料でもわかるように…「失われた時代」下での基本は、空売りだったわけです。でも非常に緩やかですが…ようやく日本の復活を感じられるようになってきたのですね。

今は、黒田さんは批判の嵐に居ますが、きっと歴史に名を残す名総裁に、将来は名前を挙げられるでしょう。「迷」じゃないよ。異次元緩和の時、三井住友銀行は国債を大きくポジションから外しました。しかし三菱UFJは動きませんでしたね。でも金利裁定は、そろそろ始まる気運です。あらゆるデータが、その事を示唆しています。メディアの馬鹿が黒田批判を続ければいいのです。僕らは背景に流れている時代の流れをしっかり見極め行動すれば、時間はかかりますが、大きく儲けられるでしょう。この資本取引による収益と言うのは、時間の辛抱ですね。貧乏人は、なかなか…駄目なのです。直ぐに目先の欲に浮かれます。

やはりどう考えても、みずほ株は500円評価だよね。借り入れを起こし「みずほ株」に投資すれば、無限の利益を得られます。信用力のある機関投資家が、どうしてそのような金利裁定を実施しないのか? 僕には、サッパリ理解できませんね。デフレ脱却相場は、やはり何か…スター株的な指導役、引率者が市場には必要ですね。出来れば…素質のあるケネディクスが抜擢されてもらいたいと思っていますが…果たして大規模ファンドの仕掛け人は存在するのかどうか…。今年は、やはりここが焦点ですね。昔は…「節分天井、彼岸底」と言ったものですが…ここ2年、この格言は外れています。今年は昨年の年末高も無かったですからね。一昨年はそれでも眉唾でしたが、新興御三家相場があったのです。でも今年は…それさえなかったのです。何処で潮目が変わるのか…。しっかり観察を続けないとなりませんね。

やはり仕掛け人の存在が大切なのですね。でも素質のある株は限られているのです。いろんな銘柄に、仕掛け人は存在しているのですよ。小野薬やJVCKW、更にNSWに、その内人気になるでしょうが、合同製鉄などにも仕掛けが見られます。でも…ね。仕掛け先に素質がなくては無駄になります。理由があって仕掛けるのでしょうが…所詮、やはり時代の流れなのですね。時代的な背景があり、潜在成長率の高い企業でないと…折角、仕掛けも、その仕掛けは、成功しません。所詮は、チョボチョボ程度の相場で終わるのです。僕に大量の資金があれば…と、よく考えますね。良い相場を作れるのに…と。早く金持ちに成りたいね。それでは、また明日。

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2015年01月23日

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かたる:一般的なメディアの解説は、どうでも良いのですね。長年、証券マンをやっていて、勉強しても…理解がなかなか進まないのが市場原理です。何故でしょう。おそらく形を変化させており、過去の経験則が活きないと言えば語弊がありますが、未来予測であり、常に人々の心理状態の読みに尽きるから難しいのでしょう。現在問題になっているイスラム国の台頭もその現象です。基本はオバマの清貧思想です。オバマはブッシュの失敗を責め、治安が安定していないイラクから撤兵しました。もともとブッシュの選択が間違っていたのです。そこに金融危機が重なっており、世界の食えない若者が流れたから、イスラムのテロ連中も、自分達は支持されていると…勘違いをするわけです。経済が困窮すれば、やけっぱちになる人間が増えます。終戦直後の日本をみれば分かります。日本でさえ、闇市での諍いは当たり前の現象だったようです。格差が大きく拡大していても、サウジの様に治安が安定していますね。

食えるかどうか…は、大変な課題です。仕事をしない、つまり努力をしない連中は、溢れるほど居ますからね。格差が拡大するのは道理なのです。優秀な奴は頭の出来が違うし、しかも優秀だけでは、駄目です。やはり「運」がものを言いますね。努力して運気を待ち、その運に、思い切って賭ける勇気がいるわけです。多くの人が、この勇気と言うタイミングを見誤ります。あとは時代の応援ですね。今日のシャープの記事は、堺工場の稼働率が落ちていると言います。少し前なら、金融庁は、銀行に圧力をかけ、強引に整理を迫りましたね。でも今は、大丈夫のようです。時代の流れとは、こんなものですね。

1937年問題の課題は、「進化の壁」を破ることが、出来るかにかかっています。今日のWSJにはサマーズ教授(前財務長官)が「米国は経済活動が最近上向いてきたものの、しっかりした長期的な成長を回復するうえで、まだ重大な課題に直面している」と述べています。カタルは、前から述べていますね。米国金融株の回復は弱いのです。日本だってそうでしょう。2003年からの日本の株価回復は、2段上げで、一気にみずほ株は4ケタに入りました。でも今回はどうですか? でもそれ故、本物なのですが…。遅々として株価は上昇しませんね。これじゃ、新時代を、なかなか切り拓けません。米国もナスダック市場は、まだITバブルの高値を更新していませんね。何故でしょうね。しかし先日、グーグルはスペースXに10億ドルを出資しました。これは市場原理が円滑に機能している表れです。わが国でも、かたるは、どうかと考えていますが…、サイバーダインに多額の増資が実行されました。時代はスマートコミュニティーへ向かっているのです。

でもカタルは、その前に、先ずはお金の元を、確り、機能させようと述べています。だから「1300兆円の逆襲」と言う「デフレ脱却相場」を提唱し、「ケネディクス」を主眼に推奨している訳です。昨日の日経夕刊をご覧になりましたか? 5面の「十字路」に「コンセッションのリスク配分」と言うコラムを、大阪大学教授の赤井さんが書いていましたね。カタルが語る、夢のようなケネディクスの1万円相場の基礎となる考え方ですから、お持ちの方は、読んで置かれると良いでしょう。カタルは予てから「リートはPFIだ」と述べています。大きな政府ではなく、市場原理に沿った小さな政府の実現が、効率的な資金配分を促し、成長を促進させます。つまり日本国の労働生産性が上がり、企業で喩えると、ROEが向上するのです。皆さんには、この考え方の理解は、少し難しいでしょうか。まぁ、確りした選択が実現されれば、何れ、表面化しますから、分かります。間違った選択をすれば、当然、駄目ですが、こればかりは未来の話なので分かりませんからね。

つまり株価の潜在成長率と言うのは、こういう意味なのですね。既に黒田さんが日銀総裁でインフレターゲット論を持ち出している以上、「1300兆円の逆襲」は、既に決定事項なのです。問題は、進展のスピードですね。だから一株利益は100円台を目指し、AUM残高がドンドン増えますから、利益は急増して行きますが…、その先の夢も問題なのですね。潜在成長率が、キラキラと輝かないと、なかなか市場からPER100倍の評価はないのです。小野薬品を見て御覧なさい…新しい考え方ですね。だから企業業績は悪いのに、市場から高い評価を受けています。この潜在成長率が、非常に高いからですね。007も、JTECもそうです。だから株価は、割高のままなのです。このようなピカピカと輝く銘柄と言うのは、そんなに生まれませんね。

もし政府が計画を前倒しで、準天頂衛星を早く4機体制にすれば…、様々なビジネスが起りますね。ジオフェンスのリクルートは、素晴らしい会社です。既に熱海で実証実験を行っていますね。だから目先、多少業績が悪化しても、リクルートは買い場になるでしょう。別にジオフェンスだけではありません。リクルートの会社と言うか…社員が輝いています。ベンチャー企業と言う卵を生む、会社カラーですね。カタルは、現在の株価は冴えませんが、年金のファンドマネージャーなら、ファンドの中核に欠かせない銘柄になると考えています。昔のソフトバンクのようなものですね。実は、長い読者ならご存知だと思いますが…昔から、カタルはソフトバンク・ファンです。パラソル戦略の時からですから、随分と長い期間ですね。1000円割れで実際に自分で株を買ったこともあります。でも貧乏して生活の為に直ぐに売りましたが…。リクルートも、そんなイメージですね。だって大資本ですからね。

だいたい、この3400円前後は最近の安値圏であり、通常は間もなく新規公開人気が完全に離散し、株価が下げ傾向になる時間なのですが…、金持ちはドル平均法で買い続ければいいのでしょう。きっと将来、良い買い物になります。まぁ、大型資本なのでカタル好みではないので、あまり取り上げませんが…。

さてオランド仏大統領やスイスのトーマス・ジョルダン(ヨルダン?)総裁の予測通り、ECBが量的緩和に踏み切りました。前回の日銀のハローウィンと合わせ、ECBも世界のお金を補完しますから、米国のマネタリーベースが減って来ても大丈夫なのでしょう。中国も資金を供給していますね。中国は欧州が輸出先なので…事前に文句を言っていましたね。国際金融が混乱するとか…と、体裁を付けてクサビを打っていました。

日本でも、このような為替面だけを見て、今度は、黒田さんが追加緩和に追い込まれると…言う的外れに思える発言をする人が居ますね。カタルは為替面ばかりを観すぎるのは、危険だと思っています。今は新体制に向けたシステム造りですね。その移行期なのです。スペースXへのグーグルの増資は、非常に大きな意義を持つのですが…誰も指摘していませんね。グーグルと言う会社は金の使い方を知っていますね。金は捨てればいいのです。その内、戻ってくるでしょう。投資の基本は本来、未来に賭け、お金を捨てるのでしょうね。戻ってくると思っているから、間違っているのかもしれません。

基本的な考え方として…。捨てるという覚悟を決めれば、「1300兆円の逆襲」も大きなテーマですからね。デフレ脱却は日本の国策ですからね。チマチマとした50円、100円の株価動向に揺れる心が、きっと貧しいのでしょう。4ケタ奪回と言っても、所詮は2倍でしかありません。でも貧乏人の本音は、4桁でも嬉しく…早く時間が欲しい、「朝三暮四」の口です。

多くの人は、次のイベントであるギリシャ問題へ、気持ちが行っているのでしょうが…あんな小さな国は、どうでも良いですね。ただEUの根幹を揺るがすという見方もありますが…、事前予想は既に決まっており、緊縮反対です。だから今日の株価は、折角の量的緩和の決定を受けても、事前観測もあり、寄り付き高の陰線になっているのでしょうが…やはりECBの量的緩和による、米国マネタリーベース減少の補完機能の評価はもっと大きいですね。たぶん、昨日は、いったん下げてから大きく戻ったように…米国の資金ポジションの変更も、峠を越えていると思っています。しかし、こればかりは、相場に聞けと言われますね。何処まで進んでいるか…誰にも分かりません。でも確実に昨年の3月より短い筈です。あれから1年は経過していますからね。

先ほどのサマーズ発言に戻りますが…、世界景気と言うか、人類の進化は、今、まちがいなく端境期に位置しています。東西冷戦の終了の1989年と…同じスタンスですね。リーマンショックと言うのは、ベルリンの壁崩壊と同じく、枠組みの変更なのですね。過去、日本は村論理を優先して失敗の選択をしてきました。ようやく、そのシステム転換が終了したのですね。スマートコミュニティーの時代の幕開けなのですね。007の株価は冴えませんがやはり有望なのでしょう。カタルは、そう考えています。余裕があれば買い増ししたいのですが…何しろ貧乏人ですからね。トホホ…の世界は、いつまで続くのでしょう。

明日はこのパラダイムショックの見方を、補完するつもりで…頭にあるアイディアの素であるデータを集める作業をします。その結果を、株式教室で書くつもりですが…どうかな?今場所の遠藤は負け越しですが、なかなか…どうして、結果は冴えませんが、「アタリ」が強くなったように見えます。なにか、株価の冴えないケネディクスに似ている様で、それなりに…応援を続けています。やはり日本人ですね。日本株の独歩高が早く見たいものです。浮き草相場ではなく…てね。相場心の解るファンドの運用者さん、頑張ってくださいね。それでは、また明日。

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2015年01月22日

01/22

かたる:ネット時代は便利なもので…知らない言葉を簡単に検索できます。だからカタルが専門用語を用いても、別に不自由はしませんね。外国人の日本国内消費を「インバウンド消費」と呼ぶそうで日経新聞で知りました。カタルにはこの理解がなく、ラオックスを観光客需要からと表現し、昨年のさくらリポート(日銀の発表文章)での表現から注目企業に掲げ、最近はHISの好調ぶりを、何度か、取り上げていました。だからカタル銘柄は沈んでおり儲かっていませんが、そんなに悲観するほどではないと述べていたわけです。小野薬品の事例も掲げていましたね。事実、友達に聞いてみると、追証などとは無縁のようです。カタルだけが追証懸念に揺れている訳ですね。つまり僕は相場が下手だという事です。

昨日の日銀総裁の会見では、カタルが指摘していた当座預金に対する付利金利の撤廃、マイナス金利などの議論はなかったと…WSJで報じられていました。記事になるという事は、つまりカタルの様に考える輩は居るわけです。170兆円は大きな金額です。必要以上のお金を持つ風習を打開しなくてはなりません。本日の日経新聞には、昨日、カタルが現物株と先物価格の関係から「期待インフレ」の話を書きましたが、その事が報じられていました。裁定買い残が大きく減っているというのです。通常、未来に対する期待が高ければ…少ないお金で大量の株式が買える先物の買いが膨らみ、お金を持っている機関投資家は、確実に利益を上がられる裁定取引を実施します。だから裁定買い残が膨らむわけですね。しかし現状は先行きへの期待値が低く、先物と現物の鞘がありませんから、この買い残が減っている訳です。

株式市場に「閑散に売りなし」と言う諺がありますが、今はその状況と言えます。故に先日、株式教室かな? 『空売り比率』と言う問題を検証したのです。カタルは毎日色んなデータを集め、時々手を加えてデータを集め直すのですが…アイディアの検証には時間が掛かります。2年や3年程度の短い時間だと…検証が充分に出来ないのですね。だから短い観察時間で、予測が正しいかどうか…分かりませんが、カタルが最近統計を取っている「好転率」と言うデータは、株価の底入れを示しているようにも感じています。この予測が正しいかどうか。…ソフトバンクの7000円割れからの今日の反発、野村証券の板状況など…いくつかのデータと、ひょっとすれば…1月20日のケネディクスの反発は、偶然の一致かも知れませんが、符合します。そのグラフが下のものです。この好転率は何か?と問われそうですが…カタル独自のテクニカル上の指標データです。

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現状は日銀などのETF買いが、外人投資家のポジションの整理の売りを吸収しており、そろそろこのポジション整理も、良いラインに来ているのかもしれません。ギリシャや原油など、いろんな材料を述べていますが、基本は市場に流れている資金循環に過ぎませんね。新営業年度になり、新しいポジションに移行している訳です。一昨年5月のバーナンキ発言から続く、新しい世界の枠組みに対する移行の話です。邦銀の融資姿勢をみれば、このポジション移行は、わが国では既に構築されており、問題ないことが三菱UFJの自社株買いや、国際的な大規模プロジェクトで、1位から3位まで邦銀が融資シェアを独占したことで証明されています。

原油安の恩恵は、これから始まります。JXの決算数字を観ても分かるように…在庫がありますから、基本的にガソリン価格などずいぶん下がりましたが…基本動向は遅れ気味に推移するわけです。この在庫が一巡してからが本番で、原油安効果が経済に波及するのです。実は、資源を輸入に頼る日本が、世界で最大の恩恵を受けます。しかも…積極姿勢を堅持するインドネシアのジャッカル総合指数、人口の多いインドのムンバイSENSEX指数などの株価を観ても分かるように…、大規模な市場を抱えるアジア圏の成長の本番は、これからです。中間所得層が大きく育つのですね。

メディアは、米国需要や欧州ばかり気にしていますが…基本は人口の多いアジア圏の動向が、これからの世界景気の行方を左右します。地球温暖化対策に批判的だった中国もPM2.5問題から方針転換し、米国も同様に動いています。カルフォニアの自動車の新基準の採用もあり、規制が技術進化を促しますね。分かりますかね。だから黒田さんが目先の物価見通しを2015年度は、1.7%から0.7%下げ1.0%としましたが、2016年は、逆に0.1%引き上げ2.2%とした理由も分からなくもありません。まぁ、カタルの株価予測と同じで、黒田さんもいい加減なのですが…。

今は長い「中だるみ」と言うか…「踊り場」と言う表現が正しいかな…、そういう状態です。基本姿勢が正しい方向性なら、株価が下がる道理はありません。人間の基本は常に前向きに改善を続けるのです。これが正しい方向性ですね。デフレ社会の実質重視の世界ではなく、常に名目値が問題なのです。手取りが増えて、ようやくやる気が生まれます。手取りの給料が減っているのに…物価がそれ以上に下がっているかと言って、実質経済成長はプラスだという官僚答弁が続くから、自殺者が増え続ける失われた時代が続いたわけです。ようやく黒田さんや安倍さんを迎え、中国の文化革命期(失われた時代)を脱出するのですね。だから「1300兆円の逆襲」なのです。なんでも基本を確りと認識しておかないと目先の動向に心が揺れるわけです。貧乏人は後がないから…特に、心が揺れますね。だからユトリは常に必要なのです。

イスラム国の台頭は、世界が金融危機で貧乏になったから、繁栄しているのです。世界に充分なお金が行き渡れば…こんなバカな論理を強要しませんね。サウジは少数民族が支配していますが、お金の恩恵を皆に与えているから安定しているのです。オバマの清貧思想は嫌いです。でもキューバ問題などは好感できますね。あのレトロな風景は、何故か惹かれます。行ってみたい国ですね。きっとキューバで走っている米車を大量に買ってきて、手直しして売ると、きっと大儲けできますね。

どうもケネディクスは大衆動向に左右されるような展開です。本当は誰かが手掛けると面白いのですが…仕掛け人は大量の信用買い残に怯えているようですね。カタルのファンドの信用買いは、どうも考え過ぎだったようです。通常はこのようなラインまで下げませんからね。折角、4000万近くまで残が減ったのに…ハローウィン緩和で需給バランスが崩れたのでしょう。たぶん、ヘッジファンドは参入する予定だったけれど…、あの突然の緩和は読み違いなのでしょうね。故にもう一度、積み木の積み直しなのでしょう。20日からの動きで参入しているかどうか…は分かりません。まぁ、株価の動向を観ていれば、何れ分かります。色んな観点から考え、やはり最右翼に位置しています。

シャープですが…現在、中期見通しを構築しているようですね。白物家電の国内生産を考えているようです。もともと、行き過ぎですね。マーチの生産移転が起こる前に政策の変更が必要だったのです。それを…日銀は遅すぎたのですね。ノータリンです。結局、無駄など投資を、企業は強いられたわけです。もう一つ気になるのが、やはり小米のインドの訴訟ですね。この影響かどうか分かりませんが、液晶工場の稼働率が落ちていると言います。V字回復は容易ではありません。ただパナソニックを観ても分かるように…日本の生産力も、ようやく新興国との差が縮まったのでしょう。

今度の焦点は、東西回廊などのインフラ投資からアジア圏の躍進をどう演出するか…に掛かるのでしょう。この動きに日本のスマートコミュニティーが加わります。衛星の打ち上げなどの新時代のインフラ投資が必要なのが分かりますね。リクルートがジオフェンスの本命企業です。NSWも悪くはありませんが、カタルはどちらかと言えば…このような企業にはあまり興味を抱きません。だから4ケタに乗ったのでカタルは売りました。あとは皆さんの判断です。でも現状は一昨日ストップ高したように、新規の筋の参入があるようですね。業績動向は問題ありませんし、クラウド絡みなので悪くないのですが、スター性に欠けます。人間と言うのは、未知の魅力に惹かれるのですね。この未知の魅力が魔性の存在であり、007のような存在です。一般の人は分からないかもしれません。

さて長くなりました。読む方も疲れますからね。ECBの問題やギリシャの問題などより本質は資金の流れです。本日の裁定買い残の減少報道が、空売り比率の問題と絡み、期待値が高い流れですね。故にグラフを提示したのです。どうなりますか…。今日も買い増ししましたが、また投げさせられるかどうか。「浮き草や 相場に揺れる れんげそう」蓮華草は湿った所に、生える春の花だとか…。次のポイントで、見事に開花できると良いのですが…。

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2015年01月21日

01/21

かたる:今日の日経新聞にVWの急進ぶりがグラフで現れていました。この背景は欧州危機ですね。ドイツ単独では本来なら為替が日本の円高の様に強くなり、それほどVWの販売台数は伸びなかったはずです。しかしギリシャなどを抱える為にユーロが弱く評価され輸出の伸びが鮮明になっています。更に日本のお隣、中国程、東欧の生産力は強くなく相対的に観れば、日本のトヨタより条件は良かった筈です。しかし素晴らしいことに変わりはありません。もう一つの違いは、日本はエコカーブームでハイブリットでしたが、ドイツはダウンサイジングを主体に開発してきました。故にターボなどの技術力は、日本より優れているとも言われています。マツダは、日本ではダウンサイジングで追随組ですが…欧州でのシェアの獲得に至っていません。この辺りは方向性の違いでしょうか…。米国でもピックアップ・トラックなどで日本メーカーは、どちらかと言えば出遅れています。原油安も絡み面白いものです。経営者の感性が問われるところですね。

その経営者の感性、シャープは計画の見直しを迫られています。パナソニックの様に簡単に国内回帰できない家電部門もあり存続の危機にあります。一応、最終利益は赤字ですが営業段階では何とか利益を確保しているようです。しかし銀行管理下にあり厳しいですね。基本的にICUの状態に変わりありません。ここに来て空売り筋も多く参入しているようです。世間ではベースアップが話題になっていますが、シャープは賃下げの見込みらしいですね。シャープと言う会社を観ると…日本の製造業の実態を表している様で…何故か、郷愁を感じるのは、カタルだけの気持ちでしょうか…。サイバーダインの売り上げ規模を遙かに超える公募増資、それに引き換え、増資が困難なシャープの明暗は、経営判断が如何に大切か? 分かりますね。亀山は兎も角、堺は余分でしたね。設備投資の税制償却の違いなど、日本の製造業を取り巻く環境は決して恵まれているとは言えません。

だからあれほど頑張ったのに…エルピーダは消えたのですね。この現象は東西冷戦の崩壊から決まっていた現象です。もっと前のプラザ合意から、米国の庇護はなくなったのです。この辺りの基本的な観方を間違うと…国民は疲弊するわけです。今回の失われた時代も、ある意味で…太平洋戦争で敗れたようなイメージですね。国家戦略の資質が問われます。今回取り組んでいるケネディクスは、デフレ脱却の象徴的な銘柄です。だからこの課題がクリアできなければ…当然、株価は消えます。逆にこの泥沼から抜け出し、正常な資金循環が始まるなら、株価は大きく居どころを変えますね。正常な資金循環とは、市場経済下においての基本は金利裁定です。

裁定の意味は、語るまでもないと思いますが…安いのを買って、高い所で売ることです。代表事例は、株式の現物株を買って、割高になった先物を売ることですね。つまり将来の希望が膨らめば…現物の日経平均株価、現在は17270円ですが、先物価格はそれ以上になる筈です。しかし現状は17260円買い、17270円ヤリですね。現状は全く期待感がないという事です。理屈上は、現物価格に金利分を上乗せした先物価格がイーブンになります。でも未来に対する期待感が強ければ、先物価格が現物価格を常に上回り、金利分以上にプレミアムが付く筈です。日銀はETFのみならず、先物を買ってもいいわけです。そうしてSQの時に、現引きすればいいのですね。きっと合成先物を利用しているファンドは慌てますね。通常は日経採用銘柄全部を買う事はせず、20前後の銘柄合成で日経平均株価に連動させています。

大御所さんの話なので眉唾ものですが…、日本は戦争を始める時に、株を暴騰させ、戦争への期待を煽ったと言います。国家的な株価操作ですね。人間の気持ちと言うのはコロッと変わるものです。今はお金がある訳で…ムードを如何に早く醸造させるかが問題なのですね。一度、機関車を走らせることが出来れば…あとは、自然に時代は流れます。周りの諸条件は整っています。でもなかなかスタートしないからイライラしている訳です。国債金利はある意味で、その代表事例でもあります。通常は0.1%台などの所にお金を預けないで、2%、3%の所に回すのが常識ですからね。この現象が行き過ぎた清貧思想ゆえに、定着した「流動性の罠」なのですね。市場原理の世界では、水が高いところから低い所に流れるように…お金は金利の低い所から、高い所へ流れるのです。

この辺りの認識は、非常に大切な基本的な考え方です。正常な循環に戻す事が出来るかどうか…。1985年のプラザ合意から始まった日本の凋落を方向転換させることが出来るかどうか…が問われている訳です。シャープも、このような解説を聞いていると、時代の流れのキーポイントの一つに見えてくると思います。まだ修正計画も発表されていませんから早いのですが…カタルの基礎構想は、このような視点で物事を観ている訳です。

ケネディクスへの拘りが、何処から生まれているか?ケネディクスの株価の行く末は、日本の未来の指針なのですね。カタルは理想論を掲げ、それに突き進むタイプです。相場を当てようとか…あまり考えませんね。目先の動向など…どちらかと言えば、どうでも良いタイプです。昔から乗るは大相場。と言う諺があります。故に武富士の時も、最高裁の判決を批判しました。今井判事が下した判例は国賊です。日本の法治国家としての権威を揺るがすものですね。ある日突然、時代をさかのぼり改正案を適用したわけです。

まぁ、あれだけ準備金を積んでいた武富士が消えた歴史は、日本の清貧思想の一コマに過ぎません。お金など…所詮、紙屑です。使ってなんぼであり、使い方が問題ですね。国家財政を考えれば…如何にインフレターゲット論が正しい政策か分かります。日銀はなんでも出来ますね。それこそ、昔、空想を述べたように…スマートコミニュティーへ向け、50兆円ファンドの創設で、メザニンローンを引き受けても良い訳です。日銀保証に勝るものはありませんね。やり方など腐るほどあります。ターゲット・インフレ論、堅持の姿勢が正しいのです。

そうすれば…倒産という文字の憂き目に揺れるシャープも、宝物に変貌しますね。すべてはこれから起こる政策動向が、我が国の行く末を決めますね。今日の文章は難しいかな? 株価の行く末を決めるのは、政策などの戦略なのですね。JA改革が焦点になっていますが…カタルは族議員に問いたいですね。農業の就業年齢は何歳ですか?これほど高齢化しているのに…何故、「死に体」の組織が、存続できるのでしょう。結果責任を問うのが当たり前ですね。日本の農業を、ここまで疲弊させた責任は、誰にあるのでしょう。他所の国では競争力がある農産物が作れているのに…、何故、気候に恵まれている日本は作れないのでしょう。萬歳さんは同郷ですが…彼を見るたびに…腹立たしさを感じます。前回の選挙で禊(みそぎ)は、済んだはずです。国民の信認は得たのですね。強行すればいいのです。TPP交渉に絡み、重要なポイントですね。

最後にケネディクスの株価は、昨日のポイントで一旦は回復しましたが…まだ予断は許せません。今日は小幅安でも容認です。ただ現在、場に出ている521円の55万株を取って…休むのが正しいと思っています。時間的な経緯を考えると…既に新しい相場が始まっていても、不思議はありません。貧乏人は粛々と…相場任せの浮き草でしかありませんね。昨日の484円で投げ、今日は30円上の514円で買った次第です。貧乏さえしてなければ、こんな戦略は採用しませんね。一番正しい戦略は、ドル平均法で買い続けることですね。

まぁ、日銀が白旗を掲げれば、買いの根拠はなくなりますが…。1300兆円の逆襲は、依然、ベストシナリオです。国家の借金など簡単に消えるのです。しかし清貧思想を継続して消える道理がありません。こんな常識は小学生でも理解できます。さて見所はざっと解説しました。後場からの動向はどんな展開を辿るのでしょう。株価の動きは現実の動きに呼応しているのが、良く分かるかと思います。基本的に株価が安ければ、シャープの様に内包する悪材料があるのですね。その悪材料が表面化した現在は、新しい相場に入れるチャンスでもあるのですね。「噂で売り、結果で買い戻す」のが筋なのです。どうなのでしょうね。通常、空売り筋は、一旦は、手じまいしますね。それとも疲弊は続くのでしょうか?興味は尽きませんね。

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2015年01月20日

01/20

かたる:やはり…駄目でしたね。まだ買っては投げの繰り返しのようです。昨日の下げにより、今日はポイントの一つですが…、果たして、どうでしょう。あまり期待はしていません。株価的には野村証券の板バランスやソフトバンクの動向をみると、個人投資家好みの人気株も、アドウェイズの様に良い所に株価位置は、来ていると考えていますが、まだ確信が持てないのが正直な感想です。おそらく…個人投資家は全滅だろうと考えています。ただ東レなどは、依然、高値圏に位置しており、大成建設なども頑張っています。「デフレ脱却」のスローガンを掲げている主軸株は、ケネディクスを始め、邦銀大手も「ハローウィン緩和」を帳消しにしています。国債金利は0.2%だとか…。この現象を、どう解釈すればいいのでしょう。仕手株と同じように需給バランスの一時的な現象なのか、それとも日銀が白旗を上げ方針を撤回するのか…。現状の相場観は、明らかに日銀批判を、正当化する動きですね。「デフレ脱却」相場の気配は、微塵も感じられません。

政策の基本姿勢を思うに…、方向性は「脱デフレ」の経済回復が正しい見方だと思っています。だからカタルの方針は、間違っていなと考えていますが…。なかなか現状の「流動性の罠」と言うか、精神的なギャップを、乗り越えるに至っていませんね。野村証券は2%程度の賃金上昇を公にし、今年も企業各社が追随します。円安効果を発揮し企業業績も一部を除き、おおむね好調を持続します。ただ変化率の観点から言うと、昨年より劣るのでしょう。その分、内需企業は潤う筈ですね。観光客の増加でラオックスの相場はピークアウト感を出していますが、HISなどは新高値を更新しています。以前、カタル銘柄として500円前後で推奨した百貨店の松屋などは、1600円台と高値圏で位置していますね。更に、最近ではカタル銘柄に採用と思いましたが、高株価の為に見送った小野薬品は新高値を更新しており、そんなに…相場が悪いという訳ではありません。

でも同時期にカメラモジュールで注目したSMKは、他部門が足を引っ張り、業績が伸びず相場になりませんでした。小野薬品と同時期の推奨と言うか注目株だったわけです。ここからと言う段階で、相場環境からの見通しで、手を抜いたと思われるJVCKWなどは、本当は全体が弱い時に仕掛け、株を集めるのが、大相場の条件の一つなのに…、手掛けているファンドの腰が引けているようです。故に、なかなか人気株が生まれませんね。

2月10日に前期決算が発表され、好調さが確認されるケネディクスは、意外に脆いですね。カタルは当初、500円割れを下値の念頭に置いていましたが…13日の481円を、昨日、あっさり破られる展開は、魔坂の「失速懸念」も、あり得ますね。このように信用買い残が大きな銘柄は…どうしても、信用残の投げから発生する急落懸念が付きまといます。仮に急落し、一気に400円割れのような状態で、出来高が大きく膨らめば、絶対の買い場を提供することに成りますが、そのような下げがあるかどうか…。そのような下げがなく、随時、下値を切り上げるパターンもあり得ますからね。貧乏人は色んなケースを想定し、全てに対応できるように、対処しておけねばなりません。

常識的には直近の高値から既に3割近い下げであり、仮に下げがあったとしても、200日線割れがあるかどうか…と言うのが、常識的な見方です。2月10日と言うスケジュールで話が決まっているとすれば、この下げが最後の下げで、一気に棒上げ相場もあり得ます。要するに、先は分からない訳ですね。でも昨日の動向は、目先筋の動きに押されており、やはり一抹の不安があります。「株価は株価に聞け」と言いますが…便利な諺です。要するにカタルの様に分からないと答えずに…屁理屈をこねるわけです。でも金持ちはいくらでも買えますから…下げ相場は大歓迎ですね。ドル平均法で、粛々と下値を拾えばいいのです。100万でも、200万株でも、株価が下げるだけ、妙味が増します。所詮、最高に損をしてもゼロですからね。5億や10億のお金は、屁でもないでしょう。

カタルは貧乏人なので、下値を買う事は出来ません。頭では高値を売り下値を買うのが原則だとは考えていますが、そんな悠長な戦略を採用するほど、お金はありませんからね。評価損が評価益になれば…どうやって株数を増やすか?そればかりを考え、投資していますからね。逆に今のような相場は、どうしたら追証にならずに、次のチャンスに繋ぐことが出来るかどうか…を優先して考えます。だから相場観に関係なく粛々と整理をするわけです。本日も投げています。コンチクショウです。

今日はオラウンド大統領の…ECBは国債購入を発表するとの観測発言で、株価が今日は指数買いではなく、実態が高いようです。でもこんな事は分かりませんね。かえって反発を招くかもしれません。日銀も原油安から発生する物価目標を訂正すると報道されています。黒田さんは、本来、前回に原油安が分かっていたので、CPIの目標値の達銭困難を理由にして、ハローウィン緩和なら…市場の理解は進みましたが…。前回は消費増税を促したために、緩和の意義が薄れましたね。安倍さんは消費税の先送りの理解を求め選挙を実施しましたからね。この辺りは難しいですね。市場との対話と言うか…市場を操るという事は…。グリーンスパンは魔術師と呼ばれていましたが、結果、金融危機を見逃したわけです。黒田さんの発言は、注目されます。物価目標を引き下げ、当座預金の付利金利を撤廃するかどうかにも…注目が集まります。仮に…170兆円にマイナス金利が適用されると、再び円安が進行し、外債投資が盛んになります。同時にリート市場には大量の資金が流れ込みます。

故にケネディクスの1兆5000億余りの買い手は豊富に生まれ続け、利幅が拡大しますね。今でも相当量のお金が、リート市場に流れ込んでいます。今年も有望なのですね。しかしその割に、何故か株価は鈍いのです。市場参加者の「程度」が知れます。結果、目先は成功した昨年のファンドの利食いは、近視眼的な対応ですね。カタルなら、売らずに買いあるのみなのに…。でも現実は、そのせいで貧乏を加速させています。あらら500円割れで粛々と整理を強要されたのに…。511円を付けましたね。このタイミングは一つの反転ポイントですが…買っている筋が問題ですね。どんな筋が買っているのかどうか。

シャープは安いですね。227円の3円安です。でも非常に関心があります。ケネディクスが最も相応しいと思っていますが…、シャープも経済環境からすれば…選択はありなのですね。カタル銘柄は、通常、このようなタイミングからスタートするのです。先週は多くの批判メールを頂き、気が滅入っていましたが、同時に応援メールもいただき、一定の理解者も存在していると考えています。シャープに、最近、触れているのは、比較的新しい読者に向け、カタルはいつもこのようなタイミングから推奨をスタートさせていると理解してもらう為なのです。まだ推奨している訳ではありませんが…カタルが気を惹かれる銘柄に違いありません。

過去、全てそうです。007もJ・TECも、最初の推奨ポイントは何れも安値のスタートです。言い訳になりますが、消えたベンチャリも100円台の推奨だったのですね。最初、お客様から注文を頂いたのが切っ掛けで、四季報を観て調べ気に入ったのです。それで推奨を開始したのですね。でも株価は500円台を超えたのですよ。ただカタルは、今回のケネディクス同様に、株価が育っても…まだ行けると考えており推奨を続けたのです。それが失敗して、40億円の損失を被りました。まぁ、今度は「デフレ脱却」を主眼に謳う安倍政権ですからね。ケネディクスは、大丈夫でしょう。前回は、金融庁様に潰されたのです。金融庁は見込みのない融資、担保のない融資を認めない厳格姿勢だったのです。故に、無借金だったベンチャリも融資を受けられず沈みました。僅かな運転資金だったのです。もし金融機能が確りしていたら…ベンチャリは、きっと良い会社に育ったのでしょう。そう考えています。負け惜しみですが…。

まぁ、貧乏人は貧乏人らしく、相場の荒波に揺られ…、身を委ねるしか仕方ありませんね。所詮、自分の玉で相場は作れないのです。でも力があれば…3000万株程度、市場から買えば…きっと良い相場になる筈ですね。たかが150億円の話です。条件は揃っていますが…仕掛け人が生まれない以上、評論家の域ですね。今日の引けにポチャるかどうか…。果たして、どっちなのでしょうね。きっと売り家は、かなり存在している筈で引けにかけ急進すれば踏んできますね。昨日の逆バージョンです。所詮、1年半も外れているカタル君の戯言です。それでは、また明日。

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2015年01月19日

01/19

かたる:果たして…、魅力あふれるスマート・コミュニティーの構築を、市場は評価し始めるかどうか。それともリーマンショックの金融危機の余波を受けた二番底形成に入るのか。一般教書を観ると、相変わらずオバマは清貧思想を剥き出しにしています。メットライフの提訴の行動など観ると、新基準への移管は進んでいないのでしょう。つまりFRBが量的緩和を停止した事が、まだ市場では消化されていなく、「利上げ」などの段階でないことが窺えます。原油安は米国でも消費増加に結びつく筈ですが…12月の数字は、その動向に至っていませんね。むしろ日本化懸念が広がっています。

この日本化懸念と言うのは、新興国の台頭が先進国の生産力を奪った現象ですね。ベルリンの壁崩壊から、市場原理への参加国が増え、中国などが市場経済に参入したために、世界の生産活動が、パラダイム・ショック(枠組みの変更)を経た訳です。日本化現象はこの動きを示します。代表事例は台湾のTSMCやフォックスコンですね。アイフォンの中国での鴻海精密工業(フォックスコン・グループ企業)での生産は、その代表事例です。ESM(受託生産)の世界の流れに敗れたNECなどの日本企業は、明らかに東西冷戦の崩壊を読み違えたのです。カタルが上京し、日経平均株価10万円と謳ったレポートは夢に消えました。わが国の官僚組織が此処まで馬鹿だとは…。まさにトホホ…の世界です。

坂本さんが率いたエルピーダの凋落は、日本のコスト高を意味しますね。でも此処に来てようやく黒田さんや安倍さんに恵まれ…日本は方向転換を始めたのです。パナソニックの立ち直りは、ある意味で、その象徴的な現象です。随時、国内生産に切り替えるそうです。行き過ぎたグローバル化部分の修正が始まって来ました。このように「デフレ脱却」の方向性は、確認されつつあります。今日は「JBpress」と言うサイトでケネディクスが紹介されていました。先日カタルが述べた「フィスコ」の記事です。カタルはスマフォ経由の「スマートニュース」から飛びましたが…。情報とは、このようにして広がっていくのですね。

今朝は、金持ちの神主さんから、朝早くに電話があり、どうも第二弾の買いを入れたい様子でした。かたるも売り過ぎた分、今日は、少し、付き合った次第です。彼も一流域の歩合セールスでしたからね。彼の囲碁のお弟子さんが70人ほど居り、その中での反応などをみた彼独特の勘なのでしょう。大概、みんなが見向きもしなくなる頃が、買い場だと言っていましたね。通常はギリシャの25日の動向をみたいのでしょうが…。22日はECBのイベントがあり、果たしてスイス国立銀行のトーマス・ジョルダン総裁の読み通り、ECBは動くのでしょうか? もともと量的緩和の国債買い入れを念頭に為替介入をやめた訳ですね。彼の主張の通りなら、自然にスイスフラン高も収縮に向かうのでしょう。何でも…スイスでは買い物ツアーの増便だそうですね。

そう言えば、娘の嫁ぎ先のご両親がスイスに住んでおり、労せず、3割高? 資産が増えた訳です。湖畔に家があり、なかなか良い景色の良家なのです。カタルのような貧乏人とは不釣合いなので…何とか、この差を埋めたいものですね。元はイタリア人なのですが、きっと成功組なのでしょうね。スイスで暮らすわけですから…。格差は違いますが、天皇家に嫁を出した小和田家の心情がわかります。でも小和田さんも凄いからね。何しろエリートの外務官僚です。こんな話は…どうでも良いですね。

そのケネディクスが、NTT都市開発と共同で商業ビルを構築する話ですね。何でもお弟子さんに、お偉いさんが居り、NTTの内部事情に詳しいようです。市川にはNTTのビルがあり、1―3階までしか使っておらず、上階は卓球台などが置いてあるそうです。分かりますか?この意味が…さらに中継基地が使用されなくなり、至る所で休眠地があるそうです。この話は真実だと思いますね。都も国も非効率の経営実態であり、NTTも民間企業になったとは言え…非効率なのですね。JRも改善されていますが…同じく非効率の部分もあるのでしょうが…でもJRは、最近は色んな副業を始めています。つまり総資産経営からROE経営に切り替わる訳です。日本全体での話です。だから日経新聞が意図的に自社株を発行済み株式総数から消し、EPSを上げなくても…ROE経営を宣伝すれば、日本は劇的に筋肉質になりますね。都銀も同様です。だから規制緩和なのです。

多くの人は、何故、企業の利益が増えるのか? その背景を理解してなく、表面上だけで判断します。だからいつも高値を掴まされるわけです。とうとう…、と言うか、案の定というか、シャープの赤字報道が表面化しましたね。これで株価がどうなるか…。ここからが本番です。昨年から、この赤字は想定内ですからね。200円を割れるのか?それとも岩盤になるのかどうか…見ものですね。でもパナソニックは、国内回帰なのですね。シャープに新たな体力はありませんが、円安は基本的にプラス方向です。今はマイナス面が強調され過ぎです。良い会社なので…何とか三洋の様に、消えないで欲しいものです。カタルの携帯は、シャープ製です。できるだけ応援しています。テレビはパナソニックですが…。

米国金利など、オバマの清貧思想の動きは問題ですが…、共和党の金融規制緩和法案通過は大きな動きですね。市場に新しい価値観が生まれるのは、間もなくでしょう。いつか?など、誰にでもわからないのです。だから粛々と…金持ちは、下値をドル平均法で買い続けるわけですね。でも株式教室で見た空売り比率は、悲観派にとって不気味な存在で、僕らの秘密兵器に成りえますね。何しろ日銀様の金庫では、無制限に日銀券が生まれるのです。輪転機を回せば、次々に日銀券を吐き出すのですね。だれも敵いませんね。世界のヘッジファンドが、挙って日銀批判を続けても、最後の勝者は既に決まっています。

日経新聞の自社株買いによるEPSの増加マジックは、国が株高を支援している追随ですね。NHKの大河は不人気のようですが…山口県選出と女性活用を謳う、安倍政権を応援する籾井NHK会長は、「番犬ポチ」と批判されていましたね。でもデフレ脱却は、メディアの強力な支持があります。もともと、既にデフレ脱却は、既定路線なのですね。年初に飾った日銀の資金循環表を見れば、その背景が容易に理解されます。あとは日本人の気持ちの変化なのです。カタルは必ず、始まると考えています。でも本当に起るかどうかは…未来の話なので、誰にでもわからないのですよ。でも様々な状況証拠をカタルは掲げており、その資料を基に推測して…銘柄を推奨している訳ですね。

皆さんは、眉唾情報の読み方ばかりしか…しません。様々な現実の事象が、未来の方向性を示しているのです。フランスのテロもその動きですね。状況証拠から、未来を推測する楽しさを、是非、感じて欲しい訳です。シャープが安値を更新していますが、これまでの最安値142円は、割らないと考えています。むしろ…リストラ損からの赤字報道を受けた、この下げがチャンスだと思っています。

でも貧乏人は、ドル平均法で買い下がるユトリがないなら…チャンスを諦め、観測を続けなければなりません。所詮、貧乏人は、株式投資の負け組なのですね。でもそのハンディを克服するのが、日々の勉強です。くだらないデータ集めをしている現実が、活きることを信じ、日々、研鑽あるのみです。神主さんに付き合ったケネディクスの買いは、果たして活きるかな? それとも…まだ、「買っては投げ」の時間帯が続くのでしょうか?1年半もデフレ脱却を主眼に行動しているので…、そろそろアタリが来て欲しいものです。釣りも「浮き」が動かなくては、妙味も薄れますからね。それでは、また明日。

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2015年01月16日

01/16

かたる:昨日の本文は短く、お金の流れの補強が必要だろうと思っています。基本はお金があれば経済は良くなります。ただお金があっても「絵に描いた餅」では駄目ですね。日本の場合は度重なる失政の連続で「失われた時代」が構築されました。その為に、この泥沼から抜け出せないで、右往左往している訳です。国債金利をみれば分かりますね。0.245%でした? 5年物を始め、短いものはマイナス金利だとか…。まさに清貧思想そのもので極みの現象です。お金を預ける為に、お金の保管料を払うのですね。それほど…紙屑のお金が大切なのでしょうか? 貧乏人のカタルにはサッパリ理解できません。

でも世界中で日本化現象が始まっているようです。米国が抜け出したかに見えましたが…また怪しい動きですね。でもメディアは6月利上げを謳い、その準備作業に世界中の金融機能が右往左往しています。この現象が昨日のスイス・フランですね。弱いロシア・ルーブルに次いで、今度は、強いスイス・フランの混乱です。ギリシャ危機なんかでは…説明がつきませんね。ましてや理屈に合わない原油下落での市場の混乱解説は、どこか間違っています。良い訳にも…限度がありますね。みんな本質を理解してないメディア関係者の出身は、みんな東大や早慶の一流大ですからね。東大法科の大蔵官僚が間違うのですね。だから日本は混迷を続けているのです。でも今度は大丈夫でしょう。今の政権は、最も歴代の中で優れています。

何度も話していますが…お金の動きが中央銀行の量的緩和から、民間に戻る場面ですが…オバマの清貧思想の為に、その動きが阻害されているのでしょう。故に昨日は日経新聞が報じている米国保険のメットライフが当局を提訴した記事が報じられていますし、WSJでは、金融規制緩和の法案が通過したのです。昨日のバンカメやシティーの決算数字は、オバマの清貧思想である制裁金の影響が大きいのですね。

2014年の世界の大型事業融資では、邦銀が、なんと…1~3位まで独占しています。三菱UFJが162億ドル、三井住友は134億ドル、みずほは98億ドル、仏BNPパリバ90億ドル、仏クレディ・アグリコル80億ドル…なんと米銀は10位までに、入っていません。これは制裁金と自己資本比率規制が強く影響しているのでしょう。(元はトムソンロイター調べだそうで、カタルは産経新聞の報道で知りました。)

なかなか新体制への移行が進まないから…、規制緩和法案が表面化し、メットライフの提訴が話題になる訳です。ここが非常に大切ですね。原油問題もギリシャもスイス・フランも根底に流れている流れを見極めねばなりません。何故、1月か…これで2年連続です。ただ昨年も新営業年度になると、ポジション整理が続いており、その現象でしょう。だから日経だったか…他に記事だったか忘れましたが…、「空売り比率」が高く、買戻しが進んだので、昨日の日経平均株価は海外市況が安くても大幅高したと報じられていました。実は、先ほどまで東証のページに飛んで、このデータを集めていました。本当か? かたるはメディアの報道を、鵜呑みにしません。切っ掛けはメディアでも、その情報源の元を辿る訳です。その為に書きだしが遅れたのです。ゴメンね。

ただ良く分かりません。どうも東証の空売り比率は日々の売買の比率を示している様で…蓄積ではないようです。この辺りを分析する時間もかかります。この結果報告は後でします。最初、カタルは、この報道を読んで…こう考えたのです。株は間もなく、大幅高の展開を迎えると思ったのですね。その為に空売り比率のデータを、わざわざ時間をかけて調べたのです。直ぐに分かると思ったら…東証は継続性のある時間軸でのデータを公表してないのですね。PDFでの単月発表です。何故、時間軸で簡単に分かるように、エクセル表示しないのでしょう。抜けていますね。東証の体質は、お役人より悪質です。まぁ、文句を言っても仕方がありません。何処かにデータがあると思うのですが…自分で作ったわけです。その為に無駄に時間が、2時間も3時間も取られたのです。分かりますか? 何故、クラウドが重要か…医学のデータもそうですね。情報は皆か活用できるようにしないと…無駄な損失を生み労働生産性が悪化します。東証などは、閉塞感がある既得権勢力の筆頭ですね。

兎も角、カタルの記事を読んでの発想は、日銀やGPIFが現物株を買っているから、なかなか思うようにならないヘッジファンドなどの目先筋の動きを、昨日の大幅高で感じたのですね。だから…間もなくかも、知れませんね。でも貧乏人は…あくまでも慎重な姿勢が求められます。この辺りは、もう少しカタル自身も結論が出ておらず、時間をください。まぁ、ケネディクスの株価を観ていれば、分かると思っています。

良いですか…証券マンの皆さんも、良く聴きなさいよ。何処で底を打つ、なんか誰にも分からないのです。しかし比較感では…分かります。勘と言うやつです。野村証券の板状況は、最近、拮抗してきています。ソフトバンクは、正念場の7000円割れの段階になって来ましたね。一方、昨年末に、カタルが批判した新興御三家の筆頭のアドウェイズが1000円を割れましたね。このような現象は、経験則から見て、相場全体が、かなり良い株価位置に来て居る現象ですね。良い株価位置とは、下値圏である可能性が高いのですね。ケネディクスだけ見ていても分かりませんよ。自分だけが、相場を張っている訳じゃないのです。あくまでも全体を観なくてはなりません。日本通信も500円で止まっており、注目されますね。

ただ依然、注目しているシャープなどは、下値を切り下げており、おそらく計画通りに行かない事の表れか…と思われます。何処かで急落して200円でも割れれば別ですが…。まだ分かりませんね。007の話もしようと思いますが…又の機会にしましょうね。大成建設の動きや、観光のHISもそうですが…、小野薬の方が良いかな? 基本的にどうしようもなく…崩れている相場ではありませんね。やはり日銀のETF買いなどが効いているのでしょう。GPIFも始動している可能性があります。だって株を持ってないのに…、目先だけの動きを期待して、30%を超える玉がカラ売りなのです。こいつらは基本的に値動きだけで…右往左往する連中です。

だって、どう考えても…日本経済は強いですね。カタルが述べている様に…、邦銀は世界で一番早く、立ち直っているという現実が、産経の報道ですね。だって1―3位まで大型融資を独占しているのです。これは基本的に、商社が絡む社会基盤投資の融資ですね。国内融資は利幅がありませんが…海外の新興国への融資の利幅は、かなりはある筈ですね。あまり表面化していませんが、インドは政策金利を下げ、順調に株価が上がっているようです。これは新政権が市場原理に乗って動いているからですね。インドの人口は多いですからね。上海総合株価指数も、確りしています。現状での…お金の移行は、きっとスムーズなのでしょう。

空売り比率のグラフなど…は、明日の株式教室で解説するつもりです。007も増資が成功すると良いですね。楽しみです。カタルは、少し警戒感が、強過ぎたかもしれません。よって今日は買いを入れましたが、下値の買いは入るかどうか…。昨日程度の上げで、直ぐに余裕が生まれると…買いたくなる性格は、やはり貧乏人ですね。金持ちは粛々とドル平均法投資ですね。それでは、また明日。

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2015年01月15日

01/15

かたる:昨日のグラフは、サイズを当初のアップ時に間違えた為に、上手く表示されていませんでした。ゴメンね。訂正しておきました。たぶんキャッシュで残っているから、再読み込みすると…、本来のサイズのグラフが見られます。この原稿の切っ掛けは、ロイターだったかな? 昨年、一年間の貸出比率は近年にない、久しぶりの伸びと言う記事が、きっかけになり、実際はどうなのか? 自分で確かめてみたのです。でも昨日も日銀の買い入れで、国債金利が低下している様に…金利面では、依然、「流動性の罠」に嵌ったまま…との解釈です。(本来なら資金需要が強くなれば、国債を売り貸し出しに対応します。インフレ予測が生まれれば、国債を買う事は大きな損失に繋がりますね。だから国債は売られ金利は上がるのです。未来の利上げに備えるのです。)

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でも昨日の銀行貸し出し動向は、積極的な活動の状態を示すものですね。借り入れを起こし企業活動が生まれている動きです。ソフトバンクのスプリントの買収は、絶妙なタイミングで経営者の手腕によりますが、その後も、サントリーなど大型買収がありました。でも大塚製薬のような博打的な買収は、疑問符がやはり付きます。もともとサントリーも高い金額でしたね。カタルは三菱UFJの戦略と考えていますが…危ない買収です。どうなりますか…。このような動きもあり貸し出しが伸びているのでしょうが…実際はM&Aだけではなく、末端の設備投資などの活動も積極的になって来ているから、貸し出しが伸びているのです。だから市場で「デフレ脱却」が、相場の焦点になっていますから、タイムリーな資料だと思っています。

昨日、ケネディクスのAUM残が、発表されていました。昨年の増加が6254億円、減少が3511億円で、純増加額が2743億です。そうして全体の受託資産の合計は1兆4806億円でしたね。来る2015年は商業リートや介護リートの上場が予想されAUMは伸びます。日銀の量的緩和もあり、更に日銀のリートの買い入れなどからも、リート市況は好調が続き、投資環境が大きく改善されています。円安の影響もあり海外投資家も日本の不動産を買い始めています。米国ヘッジファンドのブラックストーンの動きは注目されます。彼らはプロの投資家ですからね。世界の資金の流れは彼らが作るのです。

株価が下がると…いろんな質問が来ます。
基本的にカタルの性格を、良く知ってない方か…と思われます。カタルの好みはハイリスク・ハイリターンです。だから「きわもの」の賭けを良くしますね。赤字の段階から黒字転換するまでを中心に手掛けているケースが多いですね。復配する予想のケネディクスは珍しい方です。通常は007やJ・TECのような赤字で黒字が見込める、劇的な変化を好みます。故に失敗した時は、当然、倒産企業もよくありますね。過去には武富士などもその口です。上場廃止のベンチャーリンクもそうですね。ライブドアなどは粉飾が明らかになり、上場廃止の間際まで買っていました。上場廃止になっても復活するだろうと思っていました。でも実際は清算でしたね。でもこのライブドアは儲かりましたね。投資金額以上に分配金をもらいました。

その性格を知って、レポートを読んでくださいね。でも年金ファンド向けの推奨も、過去には多く手掛けています。成功事例は沢井製薬、ピジョンなど…、最近では富士通などを昨年末から採り上げ2倍までは無理だったかな? かなり良かったですね。未だに低迷しているリクルートも、どちらかと言えば推奨の失敗組かな? 完全に市場から評価されたマツダなどは取り上げなくなりましたが…、ケネディクスは企業が立ち直っても市場の評価が不足しており、二度目の推奨になっています。007もJ・TECも再推奨ですが、どちらも未だに赤字のままですね。企業の努力不足でしょう。良いものを持っているのに…なかなか開花しません。

そう言えば、昨日は新高値かな? 小野薬品も高株価ではないなら、間違いなくカタル銘柄と大きく評価した株です。ラオックスの株価は100円台から300円まで上昇しましたが、同じ背景のHISなどは、今の環境下でも高値圏です。カタルは銘柄を取り上げるより、その企業が儲かる原理を考え、背景を解説しています。別に銘柄を推奨して、個別に儲かるサイトを立ち上げているつもりはありません。株式市場と言う市場原理を考える場で、日本の問題点を共に考えたいと…日本経済を勉強する場との認識です。この辺りの誤解が読者にあるようです。基本的な事なので、確りと認識してほしいものです。株価が下がって右往左往する姿は見苦しいものです。男のアイデンティティーを傷つけますね。男が苦しくても、じっと我慢するのが、カタルの考える男の姿、「今に見ていろ、僕だって!」…でも何年も言い続けているカタルは、当然、馬鹿なのです。まぁ、そんなわけです。その辺の心情を察して下さいね。

何故、いつもケネディクスなの? とのメールを頂きました。そんな事は本文を読んでいれば、分かりますね。日本経済の「ガン」なのです。デフレが「失われた時代」を作った張本人ですね。基本は東西冷戦の崩壊から始まった、パラダイムショックに、日本は付いて行けていない訳です。20年ぶりに、ようやく黒田総裁が誕生し、経済重視の安倍政権が指揮を執り、改善を進めているのですね。日本株が1989年の38915円を奪回できるかどうか…。日本が正常な成長を成し遂げることが出来るかどうか…。もし駄目なら戦争か革命ですよ。そこまで日本は、追い込まれています。最後は「ガラガラポン」と述べています。皆さんの預金も、すべて没収です。だから大金持ちは、既に、シンガポールなどに、退避している訳です。

日本が世界競争の中で、頑張って欲しいから…カタルは、こうやって市場を通じて、皆で日本の問題点を考えようと問題提起している訳ですね。正しい政策なら、間違いなく株価は上がり続けます。そうして世界からも、どんどん資金も入りますね。日本のステータスは一段と向上します。今は非常に、際どい場面です。デフレ脱却が焦点になっていますからね。その際に立つ銘柄が、たまたま「ケネディクス」と言う会社だという話です。本当は消えた、金子さんが率いる「ダヴィンチ」をやりたかったのです。しかし金融庁がそれを許しませんでした。仕方がありませんね。メールをくれる方は、読者を代表する方です。だから批判メールも歓迎します。市場には様々な意見がある訳です。カタルが正しい考え方をしているかどうか…は分かりません。未来の事ですからね。でも僕は、毎日書いているレポートが、本当に、自分の中では正しいと思い、その通りに行動しています。

今はケネディクスの持ち株を減らされている最中です。本当は買いたいのですが…貧乏人は、追証に怯えるわけですね。仕方なく建玉を減らしているのです。相場観ではありません。相場観なら500円割れの現在は、妙味がありますね。これからドンドンと、もっと下がれ!…と金持ちなら、切実に願います。そうして粛々とドル平均法で買い続けますね。400円を割れ、300円を割れ、たとえ200円になっても…です。カタルの性格を知っている人なら、倒産するまで買い続けることを知っていると思います。この株が下がるようじゃ…安倍政権は終わりです。ひょっとすれば、日本全体が、またおかしくなりますね。それほど、重要な位置にいる銘柄です。でも三菱UFJでも、みずほでも、野村証券でも、一緒ですからね。リスク度合いが違うだけの話です。信用買い残が大きいから、ここから急落する事もあります。「キワモノ」のハイリスク銘柄とは、そういう事ですね。良く知っておかないとなりませんよ。

最後は売り気配のままで、膨大な借金を抱えることもあるのです。だから信用取引は建玉の現引きを前提に、無理をしない事ですね。確かに、高値は669円ですから3割近い下げですから、無理しても買い姿勢を維持すべきなのでしょが…。貧乏人は無理をしない事なのです。カタルの様に、粛々と…建て玉を減らすしかありません。カタルは、今日だって、また整理させられていますね。損切りです。今までは利食いでしたが…。トホホ…。今日から、損の範疇ですね。でも相場観は500円割れで引けて…仕掛けのポイントでもありますね。ヘッジファンドで力があるなら、今の不透明な段階から仕掛け、玉集めをして春を迎えれば…大成功は間違いないだろうと考えています。これだけ下げると信用で持っている人は、今度は利食いをするものです。

そうして、さらに株価が上がると…こんなバカな筈が…と思い、今度は空売りをかけますからね。その空売りが原動力になり、途轍もない相場に発展したのが、ITバブル相場のソフトバンクや光通信ですね。そんな可能性もあるのが「1300兆円の逆襲」なのですが…、夢は夢、現実は現実で、売らされているのです。トホホ…言い訳は、こんな感じで良いですか?

さて相場は、ようやく本論が見えてきましたね。日経新聞には生保の事が書いてあり、WSJには、下院本会議で金融規制改革を緩和する法案が可決されたと報じています。この記事は、非常に重要ですね。メディアはギリシャ危機や原油価格の事を材料に、相場の軟調を語りますが…。そんな事は、単なる言い訳のようなものです。問題の本質は、お金の流れをどうするか?…ですね。皆さんも、賢い投資家になってくださいね。本質を知れば…恐いものはないのです。じゃ、いつなの?と問われますが…、そんな転換点は相場を観ていれば分かります。だれも何処が転換点か?…など分からないのですね。相場が悪材料を連発しても…、株価が下がらなくなれば、自然に上がるのです。でもこの金融規制改革法の緩和法案の通過は、重要なアイテムですね。

更に小売り動向で、米国株は下げたと言われていますが…その中身ですね。原油価格の下落により、ガソリン価格が下がり、ガソリンスタンドの売り上げが6.5%減ったそうです。この額は、およそ7000億円も前年同月比から、減ったのだそうです。米国の小売り売り上げに占めるガソリンスタンドの割合は9%だそうで、自動車関連20.6%、食品12.8%、総合小売り12.5%、飲食店11.2%、アマゾンなどの無店舗販売9.2%の次に、位置しているようです。問題は、このガソリンの値下がり分が、他の消費に回らなかったことが、米国民の現状の景況感なのです。

メディアは、好調な経済で6月利上げと言っていましたが、最近の観測では、先延ばしするとの意見も増えてきたようです。カタルは見かけ上、米国は強そうに見えるが…、金融株の動向からみて、米国は、そんなに強くないと述べており、今年の利上げはないのではないかと推測している通りですね。少数派ですが、カタルの様に考える人もいるのです。この事は…前のレポートでも述べています。今日は、「良い訳」の釈明が多く…本来の記事を書くべきスペースを、かなり減らしました。ご了承くださいね。それでは、また明日。へぇ~ん、エェ~ン、貧乏人には、なりたくないよ。

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2015年01月14日

01/14

かたる:今日は「流動性の罠」から抜け出しつつある指標を取り上げます。もう直ぐですね。日銀の量的緩和に対する疑問符が花盛りで、カタルのような人間のように、日銀が物価目標を引き下げ認可に動くから、当然、追加のQE3を求める意見もあります。あくまで「物価の2%目標を堅持しろ」と言うものですね。此処で日銀が強気に出れば、誰も日銀の本気度を疑わなくなります。そうすると、確実に金利裁定機能が動き出しますね。でも実際の銀行貸し出し動向をみると、異次元緩和を受け、我が国の金融界は確実に、デフレと言う悪夢から抜け出そうとしています。今回は2006年に次ぎ2度目ですから、確実に名目GDPを押し上げる働きになるのでしょう。本来、お金持ちは皆、頭が良いのです。カタルのような馬鹿は、お金持ちの素質がありませんね。お金がある時は、一晩に20万円も使いまくり、貧乏すると激安スーパーでお買い物です。

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でもナデョナルブランドで、あんなに価格差があるなんて、本当に知らなかったのです。カタルは佃から東陽町に移り、オーケーと言うスーパーを知り、驚いたのですね。通常でNB商品の価格が、およそ10%~20%程度は、安いんじゃないかな?

お買い物では、やはり高級スーパー(佃の場合はリンコス?)より、高島屋などの百貨店の食品売り場の方が、上質のものをおいていますね。東陽町は庶民の街で、東京駅(大手町や日本橋)から、電車で15分程度でしょうか? 栄えたのは、きっと第一次の住宅ブームなのでしょうね。地下鉄の操作場がありますから、おそらく…昔は、東陽町止まりが東西線地下鉄の終点だったのでしょう。その後、東西線は浦安など千葉方面に伸び、今では西船橋まで通じています。「イキイキ」と言う激安スーパーがあり、とにかく安いのですが…良いものは手に入りません。でも価格が圧倒的に安いのです。だから、いつも混雑しています。隣の西友のスーパーはガラガラですね。まぁ、こんな話は関係ないか…。

でもね。例えば、キャベツなどの外側の葉っぱを、隣に置いてある段ボールに捨てますね。その段ボールのなかの…他人が捨てたキャベツを、持って行く人が居るのです。あぁ~、きっと年金生活が苦しくて、家計費の節約かな…なんて、考えますね。

近くで走る車の高級車は消え軽自動車が増え、こんな光景を観ると…日本人は貧乏したな…と思うのです。佃に引っ越した頃は…周りは高級車ばかりで、大衆車に乗っている自分が、みすぼらしく感じたのです。だから早く高級車を欲しく、直ぐに買いましたが…。地域により生活水準は、大きく変わりますね。米国ではピックアップ・トラックが売れているとか…。確かに統計数字を観るとトラック・バスの数字が多く、きっとあれは、このピックアップ・トラックを指すのかな?…と勝手に推測しています。2013年の乗用車は758万台に対し、トラック・バスの数字は829万台なのです。一方、米国の総生産は1106万台に対し、登録は1588万台で、この差がメキシコなどからの輸入車になるのでしょう。統計数字を見ただけで、色んなことが推察できるのです。先日の自動車販売のグラフを作る為に「日本自動車工業会」の資料に飛んだのです。一般的にはオートデータなどの資料を基にするのですが…あの資料は、有料なのかな? 昔の資料を得る為には兎に角、会員登録が必要なのですね。だから同じなので日本自動車工業会の資料を採用しました。

話しを、戻しますね。このグラフは、銀行の貸出残と前年比の伸び率ですが…。本当は信金も含めた方が良いかな?と思いましたが、自分で作成するのは面倒で、銀行だけなら日銀のサイトで、グラフまで自動的に作れますからね。まぁ、同じことなのです。故に銀行にしたのです。通常は、何故、この統計を使うかまで、話しませんが…新聞に使われているグラフなどの資料は、採用期間など含め、作為的に作られていることが多く、その為に見た目の印象が大きく変わるのです。これは実際に原稿を書いて、資料を作っている人間にしか、分からない事ですね。誰も新聞を観て、このグラフは作為的に創作されているなんて…考えませんからね。何も、時間軸だけでなく、縦軸と横軸の長さを変えただけでも受け手の印象は大きく変わります。これは事実ですよ。

賢い、投資家とは…周りの雑音に揺れない事ですね。カタルは考え方の元を示しているだけで、無料で投資アドバイザーをしている訳ではありません。誤解をしている読者が大勢います。カタルのレポートは公開していますから、どう利用されても良いのです。証券マンがカタルのレポートをコピーして、営業に使っても構いません。事実、過去に何度か、同様の実例に「出くわした」ことがあります。自分が同調するなら、どう利用されても構いません。ただし利用にあたっては自己責任でお願いします。自分がカタルを信じたから、株で損をしたなんて言う「言い訳」は通用しませんからね。選択は自由で、決断したのは自分であり、結果は自己責任ですね。こんな小学生でもわかる理屈を、何度も指摘しなくちゃ…ならないなんて、日本人はイワシ民族ですからね。

僕らの教育制度はロボット教育で、討論なんかして来ませんでしたね。いつも上からの命令で「規則だから…」の一点張りです。何故、その規則が必要になったか?この原点を考えて来ませんでした。この教育スタイルが間違っているのですね。だから揺れる今回のようなパラダイムショック(体制転換)になると…、途端に右往左往して、失われた時代が長くなるのです。原点を考えれば、分かる筈です。だってそうでしょう。国債金利が0.2%台で、株式の配当利回りが3%なら、当然、金持ちは借り入れを起こしてまでも、金利裁定を実施して、労せずに金利差を稼ぎます。プライムレートは、何パーセントでしょう。みずほ株はPBRでも1倍以下ですよ。日立の水戸などの田舎の純資産価値とは価値が違い、大手町などの都会の純資産価値なのです。この現実が長く放置される「流動性の罠」は、明らかにおかしいですね。このような清貧思想の政策は、間違っていました。故にようやく…異次元緩和からハローウィン緩和と…、しゃにむにインフレに向かっているのです。

その成果が、貸出残に現れてきましたね。ようやく…です。まもなくですね。まもなく「流動性の罠」から脱出して「脱デフレ」が実現します。つまりケネディクスの一株利益が上昇して、皆さんも、利食いになる訳です。此処まで解説しないと分からない馬鹿が、日本には大勢います。賢い投資家は銀行借り入れを起こし、ケネディクスは配当り利回り採算に合いませんから、邦銀株を買う訳ですね。だって仮に2%で借り入れて、3%で回せば1%の鞘が得られ、1億円の運用なら年間で100万円です。10億円なら年間で1000万円ですから、賢い投資家は、他人のお金を使い、高級サラリーマンの所得を稼ぎ出しますね。これが金利裁定の動きです。都会の資産家は、いくらでも居る筈です。証券マンの努力不足ですね。最近は銀行系の証券会社も多く…貸し出しも伸びるし好都合の筈です。

だから年初に、「眠れる資金」(企業の現預金残、日銀の当座預金残、そうして個人金融資産)を日銀の資料から、如何に膨大にあるか…その実態をレポートしたのです。あとは日本人の気持ちだけの問題ですね。2013年の異次元緩和から、もう直ぐ2年ですが、ようやく本格的な「名目」時代に入るのでしょう。年金生活者さん、ゴメンね。公務員さん、さようなら…。長いデフレ時代の終焉です。このグラフは、その事を物語っているのでしょう。トヨタのような大企業は、銀行借り入れを起こし、自社株買いを実施すれば良いのですね。だってトヨタのROEは10%台です。ソフトバンクは賢いですね。今度は劣後債の発行だそうです。一般の人は、劣後債の意味も分かってないのでしょう。

最後に…、昨日のNY市場の高安の高低差は、強弱感が拮抗しているのでしょう。ケネディクスも、昨日は、後場から株価を戻していましたね。まぁ、一つのポイントなのでしょうが…ここからが、面白い所なのでしょう。どの程度の強さか…。このような相場をよく観察しないとなりませんね。今回の秋に掲げたラオックスは100円台から300円に入った段階で止まりました。もう一つ掲げたリクルートは3400円台になると…何処からともなく買いが入り、株価は岩盤のようです。良い会社ですね。カタルは好きです。

昨年は、たしか…3月末頃が安値でしたよね。今年は2年目なので…、この意味は分かりますか? バーナンキショックで揺れた、一昨年の5月が今回のスタートなのですね。この意味は、中央銀行の資金から民間への肩代わりです。原油安もギリシャも、単なる使われた材料であって…基本は、此処にあるのですよ。分からない人は、確か1月10日の株式教室かな?…に書きましたね。それを合わせて読んでください。話を続けますね。だから今回は、昨年より軽い筈です。これで2年目ですからね。通常、強い筈の年初の相場が弱い現実は…。まぁ、来月になれば…カタルの言っている意味が実感できると思っています。きっと上がる前の屈伸運動の筈ですが…。貧乏人のカタル君は買い増しするユトリがないのですね。なけなしの金をぶち込むのは、まだ早そうに感じています。ここから一段安も…ないとは、言えませんからね。25日まで、来週一杯ありますからね。でも強い銘柄は。他に先行して動くのが株式市場のセオリーです。だから観察は続けてくださいね。

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2015年01月13日

01/13

かたる:NY市場は続落で始まり、世界第一位の産油国も苦しんでいる様子。米国は2013年において、世界で第3位の産油国だったけれど、昨年、2014年に一位になったと報じられていました。一方、消費も世界一ですね。基本的に原油安で世界の株価が、長く動揺するような事態はない筈です。問題のギリシャの総選挙は25日ですが、ドイツはユーロが安くなり輸出を助けますので、世情が揉めることは歓迎です。ユーロを離脱すると危険要素が消え、自国の利益になりませんね。背景は、緊縮財政に反対する急進左派連合(SYRIZA)が支持を伸ばしており、サマラス首相率いる与党の新民主主義党(ND)との差は、ローターの発信では、SYRIZAが31.5%で、NDは27%との観測です。この為にデフォルト懸念や、EU離脱懸念が生まれています。

経済の基本は、お金が動く為には、安定的な社会形成と未来に対する希望がないと駄目ですね。日本の「流動性の罠」は、構造改革に時間が掛かり、政策への期待感が失望に変わっている所にあります。結局、「ベルリンの壁」崩壊と言う東西冷戦の終焉は、グローバル基準への歩みだったわけです。中国も市場経済化に向かいましたし、ロシアもそうですね。分かり辛いのは、日本のようなケースです。「アラブの春」と言う独裁政権に対する体制転換も、この東西冷戦の崩壊を起点として、インターネットで情報が共有化され、考え方が大きく変化したのでしょう。日本は、この変化に苦しんだわけです。終身雇用や年功序列という日本の良き文化も破壊されました。あなたの会社にも居るでしょう。仕事もしないのに…偉そうな顔をして会社にいる人が大勢います。この排除と言うか…こう変換の高まりが、「失われた時代」下で、大量のリストラを生んだのです。日立の給与体系の変換などは最近の事ですね。一旦、新しいルールが浸透し始めれば、新しいステージに上がれます。株価と一緒ですね。

新しいステージに上がる前は…必ず、痛みがあります。株式投資と言うのは、人生そのもののようですね。このような下げの局面でカタルは良く手数料をあげていました。先ずは信用の整理ですね。そうして、このような閑散相場と言うか…、下げ局面の調整場面と言うか…、このような環境の中で、大きく浮上する銘柄が出てきます。だから、その候補銘柄に、注意を払わねばなりません。そうして強い銘柄に付けばいいのです。そうすれば、万年、ノルマに追われている証券マンも、トップセールスの仲間入りになります。お客様にとっても、間違った玉の整理は、良い結果を生みますね。まだ早いのですよ。たぶん25日に向かわないと駄目だと思いますが、候補銘柄の動向を、お客様に伝えておく訳です。

一例を掲げるとJVCKWなどは、比較的に強い動きです。もともと1000円だったビクターを安く手に入れ、改革をしてきたわけです。最近の動向をみれば、自動車販売も好調で、関連製品もマズマズなのでしょう。構造改革が終演に近づいているから、何処かのファンドの仕掛けが見えるのでしょう。カタルは早すぎたのでしょうね。

でもカタルには、大相場になる「良さ」が見えないのです。このような銘柄はたくさん市場に存在します。仕掛け人が仕掛けても、良い背景と言うか、要素をその会社が秘めていないと…いい相場になりません。だから時代的な背景が必要になります。今年は、かなり企業業績の伸びが見込まれ、増益率は高い筈です。自動車が筆頭ですが、工作機械の中からスター株が生まれても良いですね。大手ではオークマやDMG森精機などの数字は、良いと思っています。安川やファナックなどは、既に大きく評価されていますね。まぁ、何れも割安感もないし妥当価格ですが、かなり良い条件下なのに、スター株が生まれるような良い相場がなかったですね。

企業の現預金残高水準が高いのは、これまでの政策の裏切りが、経営者に保守的な行動を取らせていますね。しかしISSのROE投資基準に見られるように、スチュワードシップ・コードのような流れが、日本株投資の世界でも定着し、経営者は、「会社は公器」と言う認識を、新たにすると思っています。保守的な保身を謀る日本企業のサラリーマン経営者は多く、必要以上の現預金残を抱えています。だから養命酒のような太陽電池事業への資金運用になるのでしょう。このような事例を見過ごす、株主である機関投資家の態度が問題なのですね。米国の投資会社、サードポイントはソニー株を売却したそうですが…あのように、経営者に自分達の主張を要求するのが、本当の市場経済ですね。アップルに投資したアイカーン氏の自社株買い要求のような事例が、日本でも生まれて良いと思っています。だからABCマートの三木さんなどは、貴重な存在なのです。三木さんは安く株価を放置していたユナイテッドアローズの株集めを実行し、結局、高値で経営側は株式の買戻しに応じました。このような事例は、市場経済の円滑な価格形成に欠かせない事実ですね。

本来の金利裁定とは…そういう事なのですね。だっておかしいですよ。国債金利水準からみて3%以上に回る株式が、しかもPBR1倍以下で、手に入る事実がおかしいのです。明らかに…正常な市場経済が機能していない現象です。機関投資家は、それでも0.2%台に利回りが落ちた国債を、大事に抱えている現実が狂っていますね。日銀当座預金残の異常な積み上げが続くなら、どんどん規制すべきです。マイナス金利を採用すればいいのです。

カタルは年初のレポートに資金循環表を掲げ、日本の資金移動を予想しました。おそらく春にはその動きが現実化すると思っています。ようやく企業も日本に生産を回帰する行動に入り始めました。相場が動いてから、2年、掛かりましたね。不思議に…カタルが感じるタイミングと、実際に株価が動くタイミングも2年程度のタイムラグがあるケースが多いですね。既にケネディクスは、1年と5カ月ですよ。トホホ…結局、株価は横這いのままです。

今日もケネディクスは安いですが…しょうがないのです。基本的に積極的な買い手が現れないと、信用買い残の水準が高い為に、どうしても市場動向に揺れますね。これは個人の信用買い残の問題です。だから売り仕掛けが入りやすいのですが…実際の企業業績は良いですからね。だから売り辛いのでしょう。カタルはいつも前向きですから、上がる前の下げだと思っています。500円を割れ、株価妙味は増していますが…金持ちはドル平均法で買い続ければ良いし、貧乏人は無理をせずに、信用玉を追証なら売るしかないのです。まだ無理して、お金を入れる段階でもないでしょう。此処から急落すれば、お金を入れても良いでしょうが…株式投資など、のんびり構えていればいいのでしょう。でも貧乏人のカタル君にとって、追証懸念はやはり不安ですがね。

良く株価の見通しを聞かれますが…株価の行方など…誰にも分かりません。問題は自分の自己管理なのですね。此処が、株式投資の場合、一番大切な事なのです。カタルはケネディクスが4ケタの1000円以上の価値があると考えていますが…自分が持っているお金は無限にないですからね。日銀様のように無限に株を買える訳じゃないのです。日銀は絶対に負けない理屈は明らかです。だから日銀がリフレ政策を維持している以上、株価は上昇を続けますね。こんな理屈は小学生でも分かります。今の国債相場のようなものです。同時に日銀は、株も買っていますが…株価の上昇は、国債に比べ鈍いですね。ガンガン買えば良いのに…。だって、みずほのようなケースが、現実化しているのです。一体、この現実を、どう説明するのでしょう。カタルには、サッパリ分かりませんね。日銀はETFのみだけでなく、論理価格で株式を選択しても良いと思っています。配当利回り基準でも、PBR基準でも良いですね。

まぁ、理屈を述べていても、負け犬は、所詮、遠藤君の様に、あっさり「負けは、負けです」と言うしかありません。でもそんなに、株価は下げないと考えています。それでは、また明日。負け犬の遠吠えは、いつまで続くやら…ウォーン、ウォーン。

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2015年01月09日

01/09

かたる:何故、これほど株価が乱高下するのでしょう。
なかなか、この解が見つかりませんね。(本当は、カタル独自の推察はできているのです…)原油安は一次産品の輸出国にはマイナスですが…安くなる原材料費は、それを消費する先進各国にとってプラスに働きます。米国のシャールガス投資の効率は大きく落ち、米国の優位性は消えますね。でも米国だって石油の消費大国で、どちらかと言えば、原油安はプラスです。政治上の対立軸にあるイスラム国、イラン、ソ連などにとっては大きな痛手になります。政治上の思惑で仕掛けが入っているのかどうか…。世界の社債発行額は840兆円(7兆ドル)と先日の日経夕刊(7日)は報じていました。この内に、ジャンク債絡みのハイ・イールド債比率は2割程度で、その内15%程度がシェールガス関連と言われています。つまり全部がデフォルトになったとしても、CDSの金融危機のような事態はあり得ませんね。

どうも、分かりませんね。日銀批判が日本でもあるように…欧州でも12月のCPIがマイナスになり、ECBに対する信頼感が揺らいでいます。昨日は量的緩和への期待感で欧米株は大幅高のようですが…。好調な筈の米国金利も2%割れとか…。日本化現象は広がっているようです。事実、期待される邦銀株の「デフレ脱却」も、疑念が生まれている様で、三菱UFJは12月17日の安値642.5円を割り込んでいます。この市場の動きが正しいとすると…。考えられるのは、日銀が世論の批判に対し負けて現在の異次元緩和、ハローウィン緩和からの方針転換があるのかどうか…と言う事です。貿易赤字のJカーブ効果の問題と同じく、量的緩和の効果はなく、現在の金融政策は間違っているという見方ですね。市場の動きは、この見方の追認です。

でもカタルは長引いたデフレマインドが、容易に転換しない焦りの様に感じますね。黒田さんは正しいと感じています。あと一歩ですね。4月になれば再び賃上げが実施され、実質賃金も増えます。今が正念場と言う印象を持っています。だから、これらデフレ脱却株は絶好の買い場、上がる前の下げであり、大きくジャンプする前の屈伸運動と考えています。そのリーダーは「ケネディクス」だと思っています。だから三菱UFJなどは、とっくに12月の安値を割りましたが、ケネディクスは、辛うじて抵抗感を示しています。この理由はおそらくケネディクスが12月決算であり、邦銀は3月決算と言う違いではないか…と思っています。更にインフレ化の影響度の違いですね。昨日の日経新聞の中でリートのNAV倍率が1.6倍(NAV倍率はPBRのようなものです。)と言う下りがありましたが…、1.6倍でも利回り採算に合うのです。分かりますかね? この意味が…。

カタルは昨日、ケネディクスのファンドの時価は、2割程度、簿価より含み利益を保有していると推察していましたね。これは金融庁が厳格な減損会計を求めていた為に、不動産を売ってはいませんが、時価に合わせて評価損と言う形で計上してきたために、簿価が地価の底値圏に評価し直されている訳です。その不動産が、この所の回復傾向で、元に戻ったと思っている訳です。だから前期で…ケネディクスの持ち不動産は、みんな評価益状態の訳です。今期から、この評価損の実損がなくなるので、利益の隠しようがありません。年末に行った利益の先送りなどは…その事例でしょうね。日産が前期に経費を追加計上し、V字型回復を演出した手法に似ています。古くからの読者なら…この意味が分かると思います。

さて昨日の日経新聞のNAV倍率1.6ですが…、量的緩和で、市場はこの水準まで不動産価値が上がると推察している訳です。それでも金利裁定が合うのですね。金利が上がると話は変わりますよ。でも当面は金利裁定が働く訳ですね。故に不動産は買われ、上昇します。この比率が1.6だというのですね。カタルは1.2で、3000億円の含み利益と弾いていましたね。でもおそらく今年、これが1.6に変わるのでしょう。つまり1兆5000億円の6割増は9000億円、およそ1兆円ですよ。「1300兆円の逆襲」の意味が少し理解されたでしょうか? もう直ぐ2月です。まもなく前期の数字が明らかになり、今期予想が話題になります。見えない利益が現実化して来ますね。

じゃ、何故、そんなに良いのに…株価は上がらないの? …となりますね。こんなチャンスを世界のヘッジファンドが見逃すものでしょうか? 昨日、フィスコからケネディクスのレポートが出ていましたが…世間一般の理解は、あの程度なのでしょう。いずれ時期がくれば、色んな資料を出しますが…、基本的にケネディクスはAUM残高が伸びる時に、利益が激増します。今年は2月に商業リート、そうして春に介護リートが上市されます。商業リートは2000億円、介護リートは3000億円でしたかね。随時、増やすのでしょうが…日銀が実際にETFやリートを買う事で、イワシ民族のサラリーマンは、国債の受け皿として私募債ファンド中心に投資が続くのです。それでも金利裁定が合うのです。

ちょっと、難しかったですか? 
まぁ、3流大出のカタルでさえ理解できるのですから、皆さんもカタルの理屈が理解されると思います。ケネディクスが失敗する時は、どんな時か? それは今の様に…日銀が世間の批判にさらされ、方針転換する時ですね。失われた時代の20年間は、それほど現役世代の考えを傷つけたのですね。輸出のJカーブ効果が機能しなかったのも…この20年間が影響している訳です。

文化大革命に匹敵するマインド・コントロールなのですね。習近平氏が、日本を嫌う理由も分かりますね。彼の父はこの文化大革命で改善教育を受けさせられるわけです。粛清が強くなる理由が分かるでしょう。まもなく鄧小平が述べた南巡講話の時代になります。彼は共産党員なのに…平等を否定し、「先に豊かになれる所(者)から、豊かに成れ!」と貧富の差の拡大を容認したのです。このおかげで現在の中国が存在します。1992年の話です。歴史観とは…こんなスピードなのでしょう。

昨日のチャート論の批評は、あまり意味がありませんね。でも株価って、上手く出来ていますね。結局、収斂するのです。乖離調整の意味が理解されると思います。ハローウィン緩和でこの2銘柄、ケネディクスとアイフルは、共にストップ高しました。だから両者とも魅力がありますね。ケネディクスの方が目先的に、先に数字が改善されます。でもアイフルも捨てたものではないでしょう。もう直ぐ、活躍場面が来ますね。シャープと似たようなものですね。シャープも今期の業績確保が怪しいと…報じられていましたね。でも懸案の亀山第1でした? アップルの専用工場の転用問題は解決されるようです。基本的に円安はプラスの筈ですね。ただ、あのバカ政策のツケを払わされているのですね。日産マーチと同じで…家電各社も、海外移転していますからね。

TDKだけでなく、今日の日経には、確か、キャノンやパナソニックの話が出ていましたよね。今年は行動の年でデフレ脱却が実感され、信用創造の復権がなるのでしょう。やがてスマートコミュニティーの世界に移行できますね。良い相場になりますよ。目先、ケネディクスの株価は、安いけれど…。僕には、やはりキラキラ星のように輝いて見えます。NAV倍率1.6は、非常に大きな意味を持ちますね。昨日の記事を読んで、何も感じないようじゃ…証券マン失格ですよ。まぁ、とっくに失格になっているカタルのいう事ではありませんが…。新婚さ~ん、いらしゃい。外人さ~ん、いらしゃい。NAV倍率1.6倍は、カタルが知らなかっただけに…、非常に力づけられた事実です。今年は、やはり5000億円増の2兆円だわ…ね。やっぱり…株数勝負です。

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2015年01月08日

01/08

かたる:NY市場のブレに揺さぶられる日本株市場。やれ、欧州危機再来だとか、原油安だ…と騒ぎ、メディアは大々的に報道し、大衆の動揺を誘いますが…賢い投資家を目指してくださいね。その為に、カタルは何度も背景を解説していますね。今朝も神主さんから電話を貰いました。彼は先日の高値で信用分のケネディクスを売り、現物は残したそうですが…。その後は、賢く、みずほ株に投資、そうして彼独自なのか、双日を、利回り採算投資したそうです。基本的に両者とも定期預金のようなものですからね。双日は最終ランナーでしょうが…何れ上がるのでしょう。

そうして昨日、再びケネディクスを、信用で買ったようです。僕が投げさせられているときに、金持ちは買う訳ですね。通常は、この投資スタイルが正しいのでしょう。馬鹿が、金もないのに…自分の思惑で無理をして買い増しをするから…保険料を払わされるのです。まぁ、これは貧乏人の性ですね。仕方ありません。しかし貧乏人は、持たない強みがあります。ないものは、ないので割り切りますからね。これ程、強いものはありません。死にもの狂いと言う表現がありますが…負けを認めつつ、最後の「あがき」をするわけです。投資態度としては、決して褒められたものではありませんが、いろんな人生がある訳です。

神主さんレベルで…あまり世界の実態を、理解してないところを観ると…一般の知識レベルでは、おそらくカタルの構想などは、理解が出来ないのかもしれませんね。何もカタルが正しい訳じゃないのですが…カタルは考え方のプロセスを公開しており、よく読めば理解すると思いますが、無料だから、きっと情報の価値に安易になるのでしょうね。彼は、およそ20分もカタルの考えを聴いたわけで、弁護士なら2万円程度の料金でしょうかね。でも上京した折に、彼には世話になりました。色んな世界をカタルに見せてくれましたからね。彼も歩合の世界では、ソコソコの成功組です。彼は賢いですからね。

大昔の話ですが、立花証券の石井さんは、囲碁が好きで、彼の娘から帝国ホテルで指導を受け、車代として5万円だったかな? 御礼に包むわけです。彼自身も囲碁が強く全国でも指折りです。何しろ千葉県代表ですからね。きっと賢い全国の金持ちは、神主さんの様に、金利裁定に動いていると思います。だから株は下がりませんね。みずほ株の200円以下などの株価は、その内、消えてなくなるのでしょう。あと5年もすれば…、語り草になるかもしれませんね。ヤフーの200万円の様に…。ヤフーも上場時は、たった200万だったのです。それが5億円だったかな? まぁ、すでに出来上がった大型株なので、そんな倍率はあり得ませんが…2倍や3倍程度なら、あり得る話ですね。それまで3%の配当を享受して、待てばいい訳ですね。個人投資家の強みですね。時間でプロに勝る訳です。

目先の情報を書けと言われれば、カタルも書けると思いますが…、「一買い二ヤリ」が好きではありません。そんな作業はプロのディラーに任せればいいのです。しかし株って良く出来ていますね。今日は、その事を解説しようかな? その前にメールでの問い合わせがありましたが…まだケネディクスのニュースリリースに登場していませんが、「商業リート」が東証の認可を受け、昨日は、それを材料にした面があるようです。何度もカタルはケネディクスの利益構造に言及しています。だから12月17日の既発表をみれば、2月10日と言う商業リートの上場は、決まっていたのですね。先ずは儲かる物件をブリッジファンドと言う形で保管し、リートを上場します。リートは1兆5千億円程度の物件の中から、選んで組成するわけです。みんながハッピーになるように作業をするわけですね。

カタルのケネディクスの企業業績の読みは当たらないと思っています。何故なら、経営者がどの程度の利益を盛るか…経営者の心の「さじ加減」ですからね。他人の心の中は見えません。しかし概算で考えれば分かりますね。底値から、日本の投資利回り採算の不動産は、2割以上は既に上がっています。つまりケネディクスのAUM(受託資産)1兆5千億円の2割は、3000億円です。その内、歩合セールスの様に、4割を抜くとすれば…1200億円が取り分になります。ケネディクスの時価総額は幾らですか? 自分で計算しなさい。もうデフレ脱却なら、ヒローなのですね。スター評価が、確定している訳です。問題は、いつ、これが一般化し、この材料を利用する大型ファンドが、いつ仕掛けるか? そんな事は、誰にも分かりません。だからカタルは、何時も保険料を払う訳ですね。

第一弾が年末年始の予想でしたが…見事に外れ、ハローウィン緩和で一気にスタートと思ったのが、今回の間違いの元でした。この後、春に介護リートが上場されます。12月17日のリリースの様に、後から後から、ぞくぞくと続きますね。本日の日経新聞のリートの解説は、そういう事ですね。 既に割高? 利回り採算だけをみれば…そうですね。しかしこの記事は、「デフレ脱却」の意味を、理解していませんね。カタルは1%の国債金利を観て…、こんなバカな…と考えていました。しかし今では0.2%台に入ったそうですね。人間と言う動物は、目先に弱いですね。美人がベットで裸になれば…当然、人間は我慢が出来ません。しかしカタルは一度だけ…こんな話は、下賤ですね。要するに…人間と言う動物は、基本的に目先に弱いのです。

カタルは、ディスカバリーの「ファスト&ラウド」と言う番組が好きでよく観ます。リチャードは、捨てるような…ボロ車を買い付けて、それを修理して、改造し、高値で売り抜ける番組です。その買い付けに際し、いつもキャッシュを持ち歩き、ボロ車を買い付けます。人間は、目先の現金に弱いのですね。「名車再生」と言う番組でも、マイクが中古車を買い付けるのは、いつも現金取引です。株式取引は、このような商売に似ているかもしれません。誰もが見向きもしない価値を、他人より早く、見出し投資するのです。カタルの場合、失敗も多くありますが…、株は腐りませんからね。下がれば買い続ければいいのです。あるいは…時機到来をじっと待てば、いいのです。007は…いつまでも待っていますね。いい加減に…キリンさんより、首が長~いのです。その内、ろくろ首になっちゃうよ。お化けの世界なんか、嫌だよね。現世での実現を望む次第です。

あらら…冗談を書いていたら、もうこんなスペースしかありません。今日の主眼は、株価は良く出来ていると…と言う解説でしたね。二つの比較チャートを観て…その動きを解説しようとしたのです。今日はチャートだけ載せておきますね。解説は、明日の予定です。それでは…また明日。でも、高値を買ってあげたいね。007の…。是非、増資を成功させたいのです。僕もケネディクスで余裕が出来たら、必ず高値でも買うからね。それまで、待っていてくださいね。株価さん。

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2015年01月07日

01/07

かたる:一体、なんなんだ? この下げは…と言う有様ですね。どう考えても…原油安の恩恵を受けるのは、日本や中国の筈です。昨日の上海総合株価指数は、プラス圏で引けています。本来はこの動きが正しい認識の筈です。逆に、米国のシェールガスの恩恵は消え始め、企業間競争は日本にとって有利に働きます。最近の円安もその一つ、続々と国内回帰が始まっていますね。TDKを中心に…パナソニック、ダイキン、日経報道のシャープなどもそうです。だからTPP交渉の進展は重要ですね。マックの度重なる品質問題は、異常な日本人の潔癖症の表れですが、心理面で日本回帰の追い風になります。それは兎も角、ようやく企業経営者が、政策に呼応し始めている所ですね。今年は2年目の賃上げで、資産デフレからの転換が始まります。カタルの認識は、アベノミクスの現実化だろうと認識しています。

案の定、日銀批判は渦巻いてきました。問題はこの批判が更に強くなり、黒田さんの信念が揺れることですね。日銀は、デフレからインフレへの転換なら絶対に負けませんね。だって日銀券は紙くずですよ。昔、馬鹿な発言をした日銀総裁が居ました。「株や土地が下がっても、日本経済には関係ない」と…公言していたのです。デフレの入り口での認識でした。切っ掛けを作った張本人は既に亡くなりましたが…今では小学生でも分かる理屈ですね。でも今でも…「株高は一部金持ちだけの恩恵で、一般庶民には関係ない」と言う発言を、時々聞きます。この程度の認識発言に、メディアがブーイングを上げない知識レベルがおかしいのですね。株式市場は市場経済の「要」ですね。日本企業の現預金残が大きいのは、米国に比べ市場原理が、一般化してない為です。もっと…社債を利用しましょう。

先日、テレビを見ていたら…街の公共施設を補助金で賄わずに、銀行借り入れで返済を前提にランニングコストを計算し、箱モノを完成させ、維持管理している事例が紹介されていました。これが当然なのです。公共施設でも収益性を考えるのが、当たり前です。地方創生で、様々な取り組みがスタートしますが…今の金利でも、収益性が疑われるなら、計画自体がザルなのですね。カタルはリートの応用が、効くと考えています。物流倉庫と同じように…街の図書館や公共性のある建物もリートを利用できなくては…、絵に描いた餅ですね。プライマリーバランスを考えるうえで、「リートはPFI」なのですね。地方創生はケネディクスにとって、無限の収益の玉手箱かも知れません。だから1万円相場の可能性も、未だに否定できないのです。

そんなカタル君、昨日の下げの影響で、再び保険料を払わされ…持ち株を減らしました。トホホ…。この所、再び、買って投げの相場が続いています。折角、ハローウィン緩和で持ち高を過去最高まで増やしたのに…、この所、また減らしているのですね。これがデフレとインフレの違いですね。信用取引を使っていると基本的に株高が続けば、どんどん建玉は膨らみ、最終的には無限ですね。しかしデフレなら、実際の生活費を株式の損失に回さねばなりません。

ようやく、勲章の授与を拒否したトマ・ピケティの「21世紀の資本論」が翻訳されましたが、頭のいい人はカタルのような馬鹿な行動はとらずに…確実に儲けるわけです。だから金持ちと貧乏人の差が、開くのは当然の帰結です。資本取引の優位性を否定する日本人自らが率先して「失われた時代」を作ったのですね。悪銭身に付かず、不労所得と蔑む、行き過ぎた清貧思想です。マックの事例と同じですよ。カタルはぺヤング焼きそばのような対応は、行き過ぎだと思っています。初動対応のまずさが、むしろ問題なのですね。タカタのエアバッグ問題もそうですね。確率の問題でしょう。一体、確率は…どの程度なの? 隠すのではなく、堂々と正論を述べて主張すればいいのです。馬鹿な対応をしたものです。これからも起きると思いますが…この教訓を生かし、是非、次回は適切な、論理的な対応を望むものです。

兎角、日本は、感情論に訴えますね。だから情報戦で負け、何年も泥沼の失われた時代を過ごしているのです。その為の損失は、計り知れないですね。やる気のある若者からエネルギーを吸い上げている訳です。この損失は計り知れません。原油安が日本にとって、マイナスになる論理を教えてください。良いですか…「失われた20年」は、中国の文化大革命に匹敵します。そう、カタルは考えています。毛沢東の理不尽な政策が、のちの鄧小平の政策に繋がるのですね。鄧小平は、今の安倍政権でしょう。たぶん…そうだろうと考えています。

栃木に広大な工場用地を確保した現実的な対応をしたファナックなどが、やはり勝者として君臨するのでしょう。眠れる資金が動きますよ。だからカタルは日銀の資金循環表を持ち出して、年初のレポートにしたのですね。20年分のギャップを埋めるのです。これが文化大革命から躍進です。まぁ、信じるか、信じないかは、個人それぞれの自由ですが…カタルはそう考えています。

故に「1300兆円の逆襲」と「ケネディクス」を目玉に挙げているのです。高い保険料を払う危険を冒し、株数勝負に挑んでいるのです。同じ理屈ですから、リスクを取れない人は配当利回り水準の大手銀行株でも良いのですよ。みずほでも三菱UFJでも、何でも構いません。日本の機関投資家は馬鹿ですね。折角、日銀が国債の受け皿になっているのに…既存のポジションを守ろうとする根性は、失敗を恐れ、動かないイワシ民族のサラリーマンそのものです。他人の動向ばかり気にしている訳です。いつまでも敗者のままですね。2015年は、行動をする年ですね。

だから競争に勝ち残るTDKなどは、中国25の工場から、順次、国内生産に切り替えるのです。少子高齢化は労働力不足で、GDPが引き上がらない…というのは、如何にも、目先の単純な発想です。ソフトバンクのペッパー君のような事例が、続々と誕生するのでしょう。その時に異文化の移民は「暗黙のルール」が、理解できませんからね。二階からゴミを落とすような人種に、日本村が理解できるものか…。ロボット産業は、日本村独自の進化に結びつく可能性がありますね。ガラパゴスで結構、燃料電池の特許公開は、そんな象徴的な出来事かもしれません。ただ残念なのは2020年と期間を区切ったことです。これは大きなマイナスですね。トヨタ社長の器の問題でしょう。リーダーらしい判断が必要なのですね。トヨタに、自社株買いを求めているのは、経営者以上の器だとの期待があります。果たして現実は、どうなのでしょう。章男さんは…。カタルは、意外に彼が好きなのです。

JVCKWに、昨年来から動きがありますが…所詮は、大相場の素質はありません。以前、カタルが推奨したこともあり、関心を持ってみていますが…この株より、やはり時代は「ケネディクス」ですね。先ずは信用創造で、次にスマート・コミュニティーへの転換ですね。

地方の自治体で製薬会社などと組んで、遺伝子データを提供する自治体が出てくると面白いですね。町民の同意が必要ですが、製薬会社からの医療費の1割負担を条件に、電子カルテを整備し…、臨床などにも応じるのです。市民レベルでも良いですね。小さな街なら実験的な試みで、医療費などが減らせます。運動などのデータも売り物になります。健康体操のやり方は、きっと売り物になりますよ。

自治体は、様々な取り組みが考えられますね。スマフォとジオフェンスなど…。兎に角、動きのデータも売り物になります。あくまで住民の同意が必要になりますが…色んなことが、日本で実験として起こるでしょう。ほら、付加価値は、色んな取り組みで生まれるでしょう。これがスマート・シティーです。何と言っても一番は、街全体、市全体のキャッシュレス化ですね。街全体で、現金の移動をなくせば、良いのです。改札口で…スーパーのレジでの精算する時間が、有効に活用できます。スマフォで医者の予約も出来ますね。夢が広がりますね。これがスマート・シティーの構築です。グーグルなら…実験費を払ってくれますね。アップルなら実験に応じて、機材を無償で提供してくれます。地方創生は、様々な玉手箱なのです。

2015年は行動の年となり、その動きを、市場は必ず評価するでしょう。500円安なんかに怯まずに…日銀もGPIFも、続々と金利裁定を実施する筈です。個人投資家は、時間が命、下がったら売らなければいいのです。逆に安くなれば、逆に買い続ければいいのです。だって借入金利より、高い利回りなのですね。満期を前提に定期預金担保でお金を借入、みずほ株を買えば…金利裁定は出来ますね。駄目なら、満期を待って、借金を返済すればいいのです。だって…3%ですよ。「株式よ、こんにちは…銀行さん、さようなら」

証券マンは、もっと努力をして、お金を動かしましょうね。個人の金融資産には1654兆円も眠っているのです。企業経営者は10%を超える総資産に占める現預金残を減らしましょうね。あなた方はROE20%を目指すのです。どんどん自社株買いをすべきですね。233兆円も保有している意味があるのですか? おそらく、次の緩和策は当座預金のマイナス金利、一定の額以上は預からないと…、預金量に応じ比率を設定し、上回る分はマイナス金利にすればいいのです。そうして強引に当座預金から資金を動かせばいいのですね。この額は162兆円、実際数字は、既に170兆円になっています。米国と違い、日本は株式の保有割合が低いので…チャンスは無限に広がります。ほら、株を買いたくなってきたでしょう。

目先の動きに、一喜一憂するのではなく…王道を歩めば良いのでしょう。今度は、007が上がらないかなぁ~。まぁ、JVCKWが人気になって連動しても良いのですが…。IVIの開発は、カーナビに似ていますからね。だからJVCKWの動きは、分からないでもないのです。でもスケールは、やはり「1300兆円の逆襲」だろう…と考えています。

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2015年01月06日

01/06

かたる:今日のカタル君は、日経新聞社から好かれている様で…一面に再生医療のJ・TECが掲載され買い気配スタート、同じく一面には、リートの好調ぶりが報道されていましたが、ケネディクスは20円安となっていました。ケネディクスが、我が国で一番の不動産投信の会社だという認識が一般化してないのでしょう。証券マンもきっと知らないのでしょうね。私募ファンドの実績は、日本でトップですからね。大型開発は資金力から三井不動などに完敗ですが…ファンドの組成術は、指折りです。何しろ豊富な実績があります。だからNTT都市開発が共同で、ファンドの開発をするのです。日本郵政とNTTは日本が誇る優良な資産を抱える会社ですからね。証券マンは、もっと、よく勉強して欲しいものです。

…とは言え、株価的にはカタルが予想する一株利益30円台に見合う水準です。期待感が強く信用買い残が大きいので、市場不安に晒されやすいのですね。この市場不安はギリシャ報道のようですが…原油の急落で、再びロシア危機も連想されたのでしょう。この二つは昨年末にハローウィン緩和後の下げた相場で、かなり市場に織り込まれている筈です。好調な米国自動車販売は、既に市場評価が済んでいる様で…、トヨタは137円安の7370円ですね。好調なのに株価が安い自動車は高値圏なのでしょうね。逆に全体が大きく下がるのに…あまり下げない007などは、下値に届いているのでしょう。このなかでは…やはりシャープの存在が、気になります。

ケネディクスは537円の壁は破られましたが、506円が支持ラインですね。最近は売り板もかなり減り、相場の「地相場」化が進んでいるようです。「地相場」とは、世間一般の理解が進み株価が安定圏に入っている様子を言います。基本的に株価は叩いても、叩いても下がらなくなれば…注目している筋は必ず買ってきます。ただ大手金融株は弱く、増資の玉の整理が、未だに安定してないようですね。需給バランスとは面白いもので…一定の筋が、ある株数を市場から吸い上げると…株価は面白いように飛びます。仕手株を手掛けて経験のある人は、この事が良く分かる筈です。だからカタルは、何度も、ケネディクスの高値を買い失敗している訳です。

しかし昨年の日本通信の様に…カタルは100円台から注目し、500円を超えた辺りから、ソロソロ割高圏と思い利食い推奨をしましたが、実際は、格安スマフォの将来性を考える筋の玉の吸い上げが、思った以上に進んでおり株価が急伸しました。現物株故の現象でしょうが…。玉の吸い上げとは、そんなものですね。NY市場が動揺し、株価が今日の様に安い日は、買いたい株の動向をよく見ておくことです。シャープの下値板は、かなり厚くなっています。価格要求が厳しいですが、最近の円安もあり、小米(シャオミー)の躍進と繋がっており、復活の可能性もありますね。

まともな銘柄では…経団連会長の東レ、MRJの重工など、今年は注目されると思います。但し大型株ですからね。リスクはありませんが…リターンは限られます。問題は…日本の経営者の「意識改革」の進捗度です。トヨタは円安利益の向け方を、どうするのか? 今日は燃料電池絡みの特許公開はありましたが…、米国テスラがEVの特許を公開しているのに比べ、期間が限定されているようです。しかしリーダーの…このような姿勢は好感できますね。市場育成の責任感を意識します。グーグルの戦略に似ているとも言えます。アンドロイド端末は、世界共通のソフトに成長しました。

話しが飛んでばかりいると、カタルのような馬鹿は、何が主眼なのか…分からなくなります。今日のレポートの主眼は、基本的に全体安の時に強い銘柄を探す事です。ケネディクスの様に、折角、日経新聞が応援の記事を書いてくれたのに…高くなれない辺りを観ると、まだまだ需給バランスが悪いのでしょう。でも僅か1日ですが手を入れると、あっという間に30円台の株価上昇ですね。つまりこのラインは売り物がないのでしょう。しかし600円台に近づくと…途端に売り物が増えます。だからカタルは「一気呵成」型の展開を想定しているから、高値の飛び付き買いをするのですが…、大きな規模のファンドの参戦はないようですね。でもハローウィン緩和で、簡単に619円の壁を抜けた訳で…かなり需給バランスは締まっていると考えています。故に新規のファンドの参入が望まれます。

なにやら…昨年の二の舞相場を、想像しますね。昨年は3月が安値でしたね。この背景は何度も述べていますが、金融規制やFRBの引き締め予想ですね。市場経済の場合、このようにして、新体制への移行準備を促進させます。何度も予行練習をさせて、本番を迎えるわけです。だから「材料出尽くし」と言う言葉が生まれるのですね。知ったら…お終いです。

カタルは述べています。基本的に原油安は、日本にとって、願ってもないプラス要因です。デフレ脱却を妨げますが…円安のマイナス面を打ち消していますからね。更なる緩和政策を実施出来ますね。2回目のハローウィン緩和は、評価支持より、批判が多いようです。でもこの程度の的外れな批判に怯まず、黒田さんは、追加の緩和政策を、更に実施すべきです。あくまで2%のインフレ目標に拘るべきでしょう。今度、緩和政策を実施すれば、眠れるお金が、怒涛の様に…動き出しますね。3度目で、初めて…日銀の本気度を知ることに成るのでしょう。ハローウィン緩和の恩恵を受けるのは、ストップ高をした「ケネディクス」なのです。何故、デフレ環境で失われた時代に突入したかと言えば…資産価格の劣化を、フローの所得で補い、蓄積が出来なかったのですね。株を持ってないから関係ないと言うバカがいますが…みんな年金に加入しており、株式の損失を埋めてきたのです。土地の下落もそうですね。土地を売らなくても減損会計で時価評価し、評価損を計上してきましたね。これが実質の世界ですね。希望を奪った張本人は、資産価格の劣化です。

原理原則を考えてくださいね。昔CMで「臭いのは…元を絶たなくては駄目」と言うようなキャッチフレーズがあったと思いますが…大元を改善させなくては、「デフレ脱却」は、絵に描いた餅なのです。幸い、安倍政権は経済政策最優先を謳っています。原理原則を考え、目先の株価の振れに、一喜一憂しないで欲しいと思います。

再生医療のJTECは、必ず必要な成長分野です。将来は人工臓器の時代になるのですね。そんな遠い世界ではありません。だから5年や10年程度、株を持つつもりで、赤字の内に株を買って置けばいいのです。車はIVIが主流になります。通信がクラウド上で、車を誘導するのです。QBは既に実用化されています。全ての車に搭載されますね。007の将来性は、明らかです。目先の増資に怯むことはありませんね。

こんな環境下だと…NSWのような小型株の仕掛場面ですね。一度では駄目ですが、二度、三度と買いを入れると…段々、見物客も参加するようになるのです。人間心理と言うものは、そういうものですね。2度で駄目なら、3度目も4度目もやれば…だんだん強いリーダーに大衆は、惹かれて行くものです。日本は馬鹿な機関投資家ばかり…ですね。僕が運用すれば…年金基金は宝の山になるかもしれません。昨日、東証の理事長かな? アベノミクスの理想買いから、現実買いへ…と述べていました。

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この為に経団連は、春の賃上げは当たり前ですが…、ROE経営に目覚め、この流れを鮮明にして欲しいと願っています。此方のグラフを観ると…、如何に日本企業が現預金残を多く抱えているか分かります。現預金は余分に抱えることは…効率を大きく落としますね。先ずは利益率を上げ…、そうしてキャッシュを、どんどん使う事です。日本の機関投資家は、株主総会で必要以上に現預金を抱えている企業を、米国のアップル批判の様に…日本でも批判すべきです。トヨタは、いくらでも社債などで有利な条件で起債できるので…豊富なキャッシュを、自社株買いなどに回すべきでしょう。円安効果を還元すべきですね。燃料電池の特許公開は褒められますが…ROE経営の先陣を切って欲しいものです。大企業は、みんなそうです。新興企業と信用度の次元が違うのです。社会的な責任を果たすべきでしょう。

二番煎じに揺れる日本株なのか…それとも原油安の恩恵を評価し、眠れる資金が動き出すのかどうか…金利裁定は当たり前の経済行動なのです。みずほ…は、何故、200円を割れるのでしょう。不思議ですね。

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2015年01月05日

01/05

かたる:大発会を迎え…今年は様々な条件が恵まれているにも拘らず…日経平均株価は200円を超す下げに見舞われて始まっています。珍しい現象ですね。昔は年初には「ご祝儀買い」があったものですが…。きっと、多くの人が儲かってないのか…、警戒感が強く働いているようです。市場での解説を読むとギリシャの動向を気にしている有様ですね。そう言えば…この材料を元に欧州危機で、ずいぶんと下げましたからね。そのアレルギーがあるのでしょう。でも同じ材料では下げないのが通例ですね。体の免疫システムと同様に…市場経済下において2番煎じは大きな動きにはなりません。ただし、サブプライムローンから発展しCDSに波及したように…ギリシャの動向が飛び火し、どんどん悪化すれば別でしょうが…。

一見すると…原油安からロシア危機を昨年末は煽りましたが…基本はFRBのマネタリーベースと金融規制の動きですね。誰も語りませんが…この動きが、今年の焦点でもあります。その為に様々な材料を用い、市場を動かそうとするのです。基本的に悪材料が表面化し…相場が下げている内は駄目ですが…悪材料を連発させても相場の下値が堅くなれば…市場経済下では必ず、表面化していない好材料が飛び出します。ことしの日本株はかなりの好条件に恵まれており、株価は上昇すると考えています。世界経済の中で一番と言っていいのでしょう。2年目の賃上げ実施は日本経済に「勇気」を与えるものです。

年初に報道される経済指標は、昨年末に支給されたボーナスの影響もあり内需は好調な筈ですね。消費税の引き上げも徐々に影響が軽減されています。そこで2度目の賃上げが春に行われ、原油安の恩恵がフルに効いてきますね。この相乗効果は絶大な筈です。ことしは名目のみならず、実質賃金もプラス効果になります。つまりウハウハ状態が考えられますね。昨日のレポートでは、米国のマネタリーベースの懸念を伝えましたが…そんなに警戒する必要もないでしょう。米国は日本の様に3流域の人間が政策主導者にはなりませんからね。市場経済の国なのです。市場経済の国では世襲制も若干はありますが…基本的に真の実力がないとトップには立てません。イエレン女史は、きっと優れた人物でしょう。

年初の始まりを観ると…脱デフレ銘柄が軒並み安です。大手銀行株を始めアベノミクスの失敗を想定しているような展開ですね。しかし日本経済の問題点は心理状態なのですね。気持ちの問題なのです。「女心と秋の空」って言いますが…気持なんか、あっという間に変化するのです。曲がりなりにも法人減税が実施され、基礎負担率が下がります。アジアの成長は明らかで…続々と湧き上がる…と言う表現が正しいのでしょう。インドネシアの人口を観ても分かりますね。メディアの報道もあり…中国、インドの人口は記憶にあるでしょう。インドネシアは2億5千万ほど、パキスタンは1億8千万、バングラディッシュは1億6千万、フィリピンは9800万、ベトナムは9000万ほどいるのですね。他にタイ、ミャンマーと続きます。中間所得層が劇的に増えている地域です。だから創業から5年で、年商1兆円と言う巨大企業、小米(シャオミ―)が誕生するのですね。

中国の劣悪なイメージは、日本のブランドと明らかに価値が違いますね。つまりグローバル企業はアップルだけに限らず、アジアの日本に開発拠点を持ってきて、アジア市場を狙うのが筋でしょう。何もオリンピックだけではありませんよ。故に…日本、東京圏の地価は継続的な上昇が続きますね。「1300兆円の逆襲」と言うのは、一時的なスケールのものではありません。過去の歴史観から来るシナリオですね。もっと時代的な背景を正しく見て、自分達の構想を練ってください。目先の株価の揺れに一喜一憂しているようじゃ、とてもとても…未来の魅力あふれる日本は作れませんね。おそらく所得倍増論の池田隼人以上の名指導者として、安倍さんは活躍できるかもしれませんよ。前回の選挙の票は、その評価と見ても良いと考えています。

だって…まるで神風です。株式市場はハローウィン緩和を帳消しするように、原油安のマイナス面ばかりを評価し反応しましたが…よく考えて欲しいですね。全ての原材料は原油から成り立っており、その大元の原材料費が大幅に下がるのです。この波及効果は非常に大きなものですね。年末に原油価格などの輸入代金そのものを観ましたが…、乗数効果と言うのが、経済にはあるのです。一次下請けだけでなく…、全ての産業に原油安の効果がまき散らされます。例えばガソリン価格でも良いです。1割下がるだけで損益分岐点に位置している会社は、赤字から黒字に転換するのです。このような会社はごまんとあります。

お金はあるのです。問題は日本人の気持ちが変化するかどうかで…怒涛の様に、お金が流れ出すのです。ましてや日本人はイワシ民族ですよ。日本郵政の誕生は、まるで嘗てのNTTのような印象を持っています。株式市場は、これが目玉になって動く可能性は高いですね。日本郵政には使われない豊富な資産があります。NTTと同様ですね。ケネディクスがNTT都市開発と組んでファンドを組みますが…日本郵政も眠る資産が豊富にあります。政府や日銀がインフレ化を促進しているのに…機関投資家は馬鹿ですね。国債を買うなんて馬鹿としか言いようがありません。必ず金利裁定は復活します。1654兆円の個人金融資産は動き、眠れる日銀当座預金も、企業の現預金も、動くのが2015年ですね。はやく、この動きに気付き、行動した人が2015年は勝利を収めることでしょう。

「切っ掛け」だけなのです。日本人の気持ちを前向きに変化させるだけの話ですね。カタルは具体的な金額を伝えています。日銀の統計資料から持ってきた具体的なデータですね。自分の目で確かめ、そのお金の動きを想像すれば、良いのです。やがてカタルが語る乗数効果を実感できる日が、来るのです。日銀はデフレ転換にかけては、絶対に負けません。やる気があるなら…必ず勝利するのです。ところが、今のメディアの報道ぶりは、日銀券の劣化を正しく伝えていませんね。国の借金はデフレ下での返済が不可能なのです。安倍政権は、その事をよく知っています。だから物価を2倍にすれば…実質的な借金は半分になりますね。ようやく正しい政策がスタートし、ようやく始動するのです。2015年はそんなスタートの年と言うイメージが、濃くなる年でしょう。心配は要りません。安心して株を買いましょうね。「預金よ、さようなら、株さん、土地さん、こんにちは…。」

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