未来かたるが語る

今日の市況

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2014年09月30日

09/30

かたる:今年一年を振り返るのは早いですが、年初からの下落による追証ラッシュから、5月には戻りましたが、それからは…鳴かず、飛ばずの相場が続きます。指数買いによる株価上昇は感じられますが、個別株を物色する力強さはありませんね。故に、多くの個人のお客様は儲かってないと思います。日本通信が、なんと言っても前半のスター的な存在で、これを見逃せば…今年は惨敗の印象です。いよいよ明日から10月になり、年末年始の相場に期待は膨らみますが、同時に今年は、日米とも大型上場があります。すかいらーくに、リクルートが予定され、現在は、この株式を消化する作業中ですね。

リクルートはダイエーの中内さんが傘下に収めた会社です。山本清治氏が、昔、よく、リクルートの価値は兆円単位で、ダイエーは立ち直ると言っていたのを思い出しました。アリババも、孫さんが投じた20億円が、兆円単位の価値になりましたが、多くの人はこのような現実離れした真実を知りませんね。バフェットが一代で財を築くことなど、通常のやり方では不可能です。資本マジック…信用創造はどうやって行うかという市場経済の仕組みを理解しないと、なかなか相場には勝てません。

どうも日本は情報戦もそうですが…資本の仕組みを軽視していますね。ようやく日経新聞はROEの記事を豊富に載せ始めていますが、今までは皆無でした。でも考えてみれば分かります。年度末になると工事が急増する予算の未消化、掘っては埋める意味のない公共事業投資、背景は雇用の維持です。今でも道路工事には、必ず交通整理の誘導員がいますね。必要な場所なら仕方ありません。しかし意味のない形だけの人件費を無駄に使っています。これで人手不足による工事の未消化率が上がっていると言うのですから…驚きです。ROEは、そもそも利益率の低い事業からの撤退を示唆した企業戦略です。そうして、よく問題にされるのが、財務レバレッジですね。

お金を利益率の低い所から、高い所に移転させるのです。これが市場経済の仕組みの根源を掌ります。所謂、裁定行為です。今の金融環境だと国債の0.5%台の運用から、地銀の資金を、リートなどの4%に移す作業ですね。量的緩和は、ある意味で強制的にお金を動かしています。日本が高度成長を成し遂げたのは…割引債やNTT債に見られるように、限られた資金の適正配分が、上手く機能したからですね。効率的な社会資本整備に成功したからです。奥田英朗の「オリンピックの身代金」という小説を読むと…あの時代の必死さが伝わってきます。一つの目標に向かい、国民が一丸になって立ち向かう姿ですね。ヒロポンを打ちながら、田舎からの出稼ぎ労働者は徹夜の工事を敢行します。

しかし…失われた時代は、効率的な資金配分が狂ったから、日本は落ちぶれたとも言えますね。一部の実力がない権力者のエゴに、沈んだとも言えるのです。証券マンは、如何にリスク資金を市場に取り込むか…その末端の集金人です。長年、その作業をし続け…日本の仕組みは、何処かおかしいな…と嫌と言うほど、突き付けられた時代がカタルにとっての「失われた時代」でした。でもようやく安倍さんもデフレ脱却、経済重視の姿勢を改めて表明したように、事の重要さに気付いたようです。株価は、彼の生命線ですからね。日銀に大量の国債を保有させ、インフレを徐々に加速させれば…、国の借金は消えます。税収弾性値と言うマジックですね。此処まで、財務官僚がシナリオを練って臨んできたのか分かりませんが、あり得るシナリオの一つです。

株価もそうですが、世の中の仕組みは、良く駄目押しを入れさせられ、確認作業が必要になるようです。2008年からの100円を割れる円高シナリオは、日本の構造改革の最終仕上げの局面だったと理解できなくもありません。再び109円と…円が売られ、ベルリンの壁崩壊からの一連の作業は、これで終了したのでしょう。あの時、カタルは「平和の恩恵」を市場から受けるのは、日本だとして、日経平均株価10万円説を述べたものです。しかし、その前に25年も…、この準備作業期間があるとは思いませんでした。でもスマートコミュニティーの確立で、日経平均株価は、やがて10万円の時代を迎えるのでしょう。ROEの資本効率の意味を知り…常に構造変化をしながら、時代対応できる体制に徐々に移行しています。労働政策もそうですね。日立も変化をみせています。東芝などの企業は黒字なのに…リストラを敢行しています。

きっと一般の人には、この変化は分かり辛いでしょうね。こんな話は…、皆さんには面白くないか…。でもカタルにとって必要な検証のプロセスなのです。株価の話しの方が良いかな…。今日のケネディクスは、あらら…、昨日の478円を維持できていないのですね。昨日の出来高は685万なので、大丈夫かと思っていましたが…、まだ信用買い残が重いのかもしれません。株価を一時的に上げることは、資金力さえあれば、誰にでも出来ますが…、時期の到来を予測し、時代の変化の浸透度合いを見ないと…成功はしませんね。ベストタイミングで仕掛けないと…相場と言うものは、綺麗な相場が出来ないものです。その為の条件が整うまで…待つわけです。この時間の読みが、なかなか難しいのですね。

早く来る時もあれば…遅くなることもあります。この時間概念が分かれば…苦労はしません。材料株に、大衆は良く飛び乗りますが…往々にして仕掛け人が不在の為に相場になりません。そうだね。一例を掲げると…最近では空気電池の古河電池、神鋼環境ソリューションですが…何れも小型株ですからね。でも神鋼環境ソリューションは、なかなかの形です。本来は、材料を手にして事前に玉を集め、日経の記者に調べさせたりして…自主的に記事を書くように仕向けます。昔は、金を払うと日経にも記事が載ったものですが…株式の専門新聞じゃ、ないですからね。でも材料株なんか…あまり期待通りの成果は、得られないものです。むしろリスクが大きいのです。これは経験則です。やるとしても…ちょいの間、程度の遊びの範疇ですね。

昔から「乗るは大相場のみ」…と言います。大相場が生まれる確率は低く、年がら年中、存在するものではありません。だから時代背景を考え、もっとも必要なものを探すのですね。今の日本に、欠けているのは何か?…と言う運動会で定番の探し物ゲームです。カタルには、先ずは信用創造機能の復活、1300兆円の逆襲と、スマートコミュニティーの確立に見えますね。これなら少子高齢化も乗り切れます。3%の物価上昇を25年続けると国家の借金は、実質的に半減します。当然、名目GDPは、それ以上に上昇しますから、税収弾性値は、6.1から落ちるとしても、10年程度で正常化路線に移行できますね。日本にとって、必要なことは、自ずと…明らかになっているのです。また明日。

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2014年09月29日

09/29

かたる:流石…と、言う印象を持っています。孫さんの行動認識ですね。ガンホーの成功に続き、フィンランドのスパーセルを傘下に収めたと思ったら、今度はアニメ作品を手掛けるドリームワークスの買収に乗り出したとか…。ただゲームや映画などの文化的な価値は、個人の能力によるところが大きく、企業価値の評価は難しいですね。所詮は一過性の利益なのです。継続的に同様の人気コンテンツが生まれるかどうかの見極めは…個人差の問題です。カタルはコンテンツ取得に前向きなKDDIを大きく評価していましたが、現状は中途半端な形で推移しています。豊富なコンテンツを、如何に確保するか…。NHKは受信料の法令化により安定した収益確保の基盤が確立し、素晴らしいコンテンツを作り続けています。今日から始まった朝ドラも、その一つ。「おしん」と言うコンテンツは、アジアの人々を魅了しましたね。

最後は、携帯電話もネット、テレビも…文化的な付加価値を、如何に、生み出すかにかかっている…と思っています。優良なコンテンツは無限の資産です。NHKなどの受信料は、もっと安くできるでしょう。NHKの資産価値は、相当なものだと思っています。日本郵政の上場が準備されていると言われますが、国には、様々な資産が眠っていますからね。ソニーは、映画にゲームと…条件がそろっていると思っていましたが、意外にソフトバンクは、一気にこの差を縮めるかもしれません。携帯ビジネスの現状の料金設定は高過ぎると考えていますが、豊富なコンテンツが無料なら安いものです。もっと日本人は、このようなソフトウェア資産に対する価値を、再認識すべきなのでしょう。

やはりNY市場は、気になりますね。乱高下する事に…嫌な空気を感じます。通常、このような形での大幅な上下の繰り返しは、強弱感が対立している現象です。もともと金融機能を軽視しているオバマ政権の認識は、砂上の楼閣に映ります。カタルが証券マンだったためなのか…故に、過剰に反応している可能性はありますが、カタルは追証を通じて「信用力」の意味を、嫌と言うほど…見てきました。昔は信用取引の開始基準が厳格に設定されていました。現物取引が1年以上の実績あり、且つ、多くの証券会社では、預かり資産残高を2000万程度に設定し、投資家保護を謳ってきましたね。年金生活者などの信用取引は、絶対に認められませんでしたね。今では、自己責任原則が常に指摘され、法令の規制である最低保証金30万円が基準になっているようです。

お金と言うのは、いくらでも生むことが出来ます。問題は信用力があるかどうか…。孫さんが、今の様に成功した切っ掛けは、たった1億円の銀行融資のおかげです。その当時は、支店長決済が認められていたからですね。今の時代なら、彼のような形は、どんなケースでも、融資は認められません。本来の銀行融資は、人物本位でお金を貸すのですね。相手を信用しお金を貸すのです。でも今の時代は、厳しいマニュアルがあります。今日の日経新聞に、金融庁の方針転換が書かれていましたが、簡単な事ですね。

銀行の貸出ノルマをかけ、融資の審査基準を緩めれば、いいだけの話です。あくまでリスクは、銀行が背負うもので、国が関与するのは、数千億から兆円単位の融資事案でしょう。それを…たった100億円程度の融資まで、いちいち口を挟み、ケチを付けてきたから、みんな怯んだのです。ある意味、きっと金融庁は人員が過剰なのでしょう。減らせばいいのですね。そうすれば…細かいものは素通りです。

日本には、役目を終え必要がなくなった組織が生きつづけ…壁になっていますね。JAなどの組織は、何の為の存在しているのでしょう。高齢者を集めた農業に、未来があるのかどうか…今まで、何をしてきたのでしょう。要するに、日本には、このようなぶら下がり団体が、大勢、存在するのでしょう。○○協会って、一体、どんな仕事をしているのでしょう。証券界にも、存在します。官と民との橋渡し役なんか…必要なのでしょうか。

今、484円が入りましたね。ケネディクスの話です。今日は、流石に我慢しきれずに、またポジションを戻し始めています。これで今回は3回目の挑戦ですね。今日は寄り付きの490円と、今の所の安値484円に、朝から買い指値を入れていました。484円は入ったかな…。勿論、お約束の500円越えでも、買い増しを続けますよ。

カタルは貧乏人なので、余裕が生まれれば買い増ししますが…。本当は買い下がり、3連騰以上の今日のような場面からは、売り上がりの投資姿勢が正しいのですよ。カタルは貧乏人なので、株価が下がると、大丈夫だと考えていますが…、保険料の意味を込めて、余分に買った分を、損切りしたりしています。仮に、どんどん株価が上がり続けると、更に余裕が増えますから、もっと、株を買い増しする事が出来ます。4ケタ以下なら…、いくらでも、買えるだけ買い続けるつもりです。本当は、このような株価のブレは、金持ちにとってお金を増やすチャンスですね。幾らでも増えます。これが信用力の創造ですね。

株式投資は、基本的に企業業績の動向を見極めて、市場が正当な株価評価するまで買い続ければいいのです。お金持ちにとって、三菱UFJはリスクが少なく、配当利回りで買えますから、しかも…いくらでも資産投入が可能です。100億円程度の資金なら簡単に吸収しますからね。1000億円を超えると…、三菱UFJでも、流石に株価が動くと思いますが…。要するに、理論価格と市場価格のギャップの大きな株を、時代観に沿って投資すればいいのですね。今の時代の主眼は、信用創造とスマートコミュニティーの創設です。

今日だって、金融庁の査定方針の転換が伝えられていますが、国は必死になって信用創造機能の回復に努めています。日銀もそうですね。政策がその路線なら、その政策に乗ればいいのです。世間の人気推移と言うのは、最初は小さな灯で…誰も、その行動を信じないのです。「流動性の罠」とは…そういう事です。しかし、やがて世間一般の認識も変わってきますね。

一例を、掲げましょう。カタルの息子は、一度だけ、学校から呼び出しを受けました。なんと、その理由が、当時、禁止だった携帯電話を学校に持ち込んだと言います。まだ携帯電話が普及してなくて、赤色の公衆電話の時代でした。カタルは学校の先生に学校の方針が間違っている…、NTTは公衆電話を撤去しており、どんどん減っている時代だと言う時代背景を述べ、職員会議で、携帯電話禁止を見直してくれと言ったのを覚えています。何しろ…高校生ですからね。

時代は変化するのです。テレビが始まった頃、役者の中では、俺はテレビには出ないと…映画に拘りを持っていた人が、大勢いたと言いますが…やがて映画は廃れ、時代は変化しました。国が、必死になって信用創造をしようと、株や土地を買っているのです。これで資産価格が上昇しない訳がありませんね。日本郵政の上場は…昔のNTTのような存在になるかもしれませんね。七つ星で収益性を確保したJR九州も上場準備に入っていると言います。

昨日は「税収弾性値」の話を展開しました。確かに、現状は…スタグフレーションと言うアベマゲドンリスクが、まだ存在します。カタルは息子に「借金は財産だ」と述べたのです。そうしてマンションの購入を薦めました。親父は、未だに貧乏しており賃貸暮らしなのに…、トホホ…。はやくケネディクスが1万円になり、息子より良いマンションを一つぐらい買えると良いですね。先ずは、その前に借金を返済しないとなりませんが…。はやく上がって来いよ。貧乏人の戯言は、今日も続くのです。…それでは、また明日。

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2014年09月26日

09/26

かたる:宇沢弘文先生が、亡くなられたと言います。市場原理主義のカタル君にとって、「目の仇」的な存在ですが、彼の言葉は痛烈に心に残っています。「市場原理主義は儲けることを人生最大の目的として、論理的、社会的、文化的な側面は無視してもよいという考えである。このような考えはフリードマンの活躍以降、世界の経済学の主流になった。しかも本来、こうした政治・社会的な圧力や変化から自由であるべき大学もが、市場原理主義の流れに巻き込まれた。知性、理性、感性を失い餓鬼道に落ちてしまった大学人も少なくない」と…今の経済概念を批判されておられました。

晩年、彼が生きている時代において金融危機が起こり、きっと先生は「餓鬼道ども…そら見たことか。」と批判されていたのでしょう。でもカタルは、オバマ批判をするように…金融デリバティブ肯定派です。そのおかげで市場経済の幅が広がり新興国は発展しました。基本は地球連邦の創設でしょう。まぁ、文化面などを否定している訳ではないのです。倫理面も地球温暖化などのテーマは、経済を犠牲にしても必要と考えていますが、問題は倫理だけを優先するのではなく、節度ある転換ですね。

原発問題に関しても、意見は二分されていますが…、カタルは原発に肯定的です。悪戯に反対を繰り返すのは、現実から遊離しています。むしろカタルは大都市への配備を訴えています。小型原発を東京に置けばいいのです。皇居の地下深くに、建設すれば良いとさえ思っています。そうすれば現状で解決できない送電ロスなどの無駄が省けます。もっと小さく分散しても良いですね。小さければ…万が一の被害も大きくなりませんからね。技術進歩を止めるべきではないでしょう。

驚きましたね。「ニトリ」9843の決算数字です。本来、ニトリは海外生産で円安はマイナスだと思うのです。ところが高付加価値化路線が成功しているようですね。やはり「企業は人なり」ですね。優秀な経営者は、どちらに転んでも、言い訳をせずに粛々と与えられた任務を果たします。カタルのように、政策批判などはしませんね。責任を転嫁しないのです。偉いですね。学ばねばなりません。でも今は、今日の日経新聞の解説の様に指数による株価上昇なのですね。今日はこの現象を好意的に捉えていましたが…カタルには、苦い思い出があります。

事の起こりは、1988年末の30159円で、実質的な日本株上昇相場はこの年で終わったのです。それから1年、指数中心に日経平均株価は上げ続け、とうとう指数の上昇だけで1989年末は38915円に付けた後、一転して、ヘッジファンドから先物からの売り仕掛けが始まりました。バブルの演出で、日本人は浮かれていたのですが…相場の中身をみると、値嵩株だけの乱舞で、相場が指数で動いていたのです。あの頂点を未だに日本は抜けてないばかりか…失われた時代からも脱却出来ていませんね。

8月からの相場は、中身を伴わない株価上昇です。スター株が誕生しない相場なんか…所詮、偽物相場です。1989年と一緒ですね。でも逸ノ城が豪栄道を破り、今日は横綱にぶつけられるように…そろそろ市場にもスターが誕生しても良い時期ですね。ケネディクスは豊富な信用買い残を抱え、貸借銘柄、更に量的緩和からの信用創造と条件がそろっています。カタルが期待するのは9月24日の日経朝刊ですね。

ほら…「リートはPFIだ」と言う事実が載っていますね。この記事では地方都市の苦難が書かれています。秩父では水道管の老朽化を整備するために35%の料金引き上げの話が載っています。既に、このような事業を公的機関がやることが間違っています。リートの仕組みが応用できますね。来年、ケネディクスの収益が大きく伸びる時に、この事実を突きつけると…株価は一気にPER100倍の世界へと変化します。1万円相場の夢も満更、眉唾とは言えなくなるでしょう。

来年になると、商業リートは兎も角、介護リートが上場されます。この現象は一つの市場経済の未来を示しています。カタルが500円を超えたら3度目の挑戦をすると公言している理由が、分かると思います。馬鹿は馬鹿なりに考えているのです。619円を超える壁でも、きっと、そう述べるでしょう。既に上がる銘柄は決まっています。ルビコン川を渡ったと言う認識が、投資家に求められますね。たとえ、アベマゲドンの世界に入っても円は劣化しますが、間違いなく資産価格は上昇します。スタグフレーションもありえますが…、ケネディクスは、どちらでも構いませんね。

このスタグフレーション懸念、今度は「クール機構」…だって、どんどん肥大する公的機関を、資源のない日本は、本当に賄えるのでしょうか…。アラブのように石油が出ている国々と違いますからね。ただでさえ、3人に一人を養う世界なのに…。スマートコミュニティーへの進展は、一体、どうなっているのでしょう。ファナックは順調のようですね。カタルの好きな会社です。今日は2万円台ですね。チアーガールかな…自転車の村田君も1万円台になっていますからね。情報の活用とロボットの生産力強化ですね。

さて与太話より、今日から月替わりだそうで、場に出ている売りものが一気に減った銘柄も多いですね。きっと、外人の持ち高調整だったのでしょう。昨日のケネディクスの出来高は、607万株でした。現在のオーバー分の売り物は182万ですが、500円に近付くと600万株台に膨らみます。つまり一気に高値を抜けるには、やはり億単位の出来高が必要なのでしょうね。1000万株程度、買えば抜けると思っていますが…、どうかな。需給バランスからみて、ロケット発射台に運搬されている途中に、カタルには見えるのですが…贔屓目かなぁ~。

昨日の表現は、誤解が生まれそうですね。007とJ・TECの話ですが、確かに割高で、充分に市場は潜在性を評価していますが、通常、カタルの経験則では、実際の収益が黒字化する時に…理想買いが生まれるのですね。異次元緩和により将来性を加味し、素質のある多くの銘柄が一斉高を演じましたが、通常は黒字化が見える時に、理想買いをするのです。新しい経営路線が、利益を生む瞬間ですね。

007の場合で言えば、任天堂からの後遺症を乗り越え、組立ソフト分野で一人前になる瞬間です。J・TECはジャックの導入で、フィルムの庇護から離れる時ですね。これらカタル銘柄も、来年にはその時を迎えます。丁度、ケネディクスの2012年、秋のイメージでしょう。ただ既にかなり評価をしているから…理想買いで株価が10倍と言うのではなく、おそらく、間をおかずに現実買いが始まるとも思っています。

007は一気に時代が進化しますからね。IVIは新しい産業ですよ。車の自動運転は、ある意味で進化の範疇ですが…スマートコミュニティーの未来像とも言えます。クラウド上で交通情報が管理され、自働的に最も早い無駄のない道路を選択し、且つ安全に運搬してくれます。その新時代の幕開け産業ですね。だから各社が必死になって、開発にしのぎを削っています。

此処で…重要なことは、昔は企業の格が重視されました。しかし今の時代は個人の能力で、莫大な利益を得られるのです。120年間の時間を掛けてトヨタは22兆円の地位を築いたのです。しかしアリババは、たった15年で25兆円の座を射止めました。この時間変化を感じてください。大きな時代変遷の最中に、僕らは位置しているのですね。分かるかな…。最近、カタルはパズドラをやっていますが、あんなもので、あれだけの利益が生まれるのです。昔のドンキーコングのようなイメージですね。もっと文化の付加価値があるのかと思ったら…、ガラケーの釣りゲームのグリーと同レベルですね。きっとゲームも進化の途上なのでしょう。

皆さんには、分かり辛いかもしれませんが…新しい産業を創る先駆者の株は、市場から飛躍的な評価を受けます。頑張れ!007なのです。

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2014年09月25日

09/25

かたる:それにしても…皮肉なものです。前回の時と同じで、このままケネディクスが上がると、前回と同様に買い増し分を投げた瞬間に上がることになります。昨日の投げた分を買い増しすべきかどうか…悩みますね。結果は分かっているのですよ。ケネディクスと言う株は間違いなく、最低4桁から2000円は既に確定しています。問題は上場来高値の4000円台、更にその上の「リートはPFI」と言う日本の構造改革に貢献する成長株のイメージが、好業績時に生まれれば…株価は1万円の掛け声がかかります。それくらいに魅力的なのですね。経営環境は…間違いなくそのレベルです。ただ経営者の努力や市場の環境、つまり政策が株価を左右しますね。でも、その思いを抱き続け既に1年と1カ月を過ぎようとしています。思い返せば…昨年の夏は、何度も619円奪回を夢見て挑戦していました。その度に投げさせられました。今回はこのラインで3回目のトライになりますが…、考えてみればケネディクスは、買って投げ、買って投げの繰り返しです。つまりカタル君は全く相場を見誤っている訳です。トホホ…いつまでも3流域を抜け出せませんね。

多くの皆さんが、良い株は上がると思っているでしょうが…確かに業績が向上する銘柄は上がりますよ。しかしそう単純ではないですね。

カタル銘柄のほとんどは…正常な評価です。小野薬品は高株価の為に選出から外れていますが、どちらかと言えば…割高の部類で正当な株価評価でしょう。現時点では…免疫型の他の制癌剤は、認可を受けていませんからね。今の株価はオプジーボ(ニボルマブ)単独の評価を超えています。007も、残念ながら現時点では、充分に将来性を評価したものでしょう。J・TECも然りです。日本通信と同じで、確実に企業業績は好転するが…見えない利益の伸び方を、確認する必要がありますからね。でも株の魅力はどれも…ピカイチラインです。ケネディクスだけが「見えない利益」の理想買いの段階から、現実的な利益を買う相場の段階に、間もなく入ります。既に三井不動などから見ても割安水準ですからね。

三井不動は、日本でもトップグループの「デベロッパー」です。三菱地所より開発力は評価されるべきでしょう。日本橋界隈に…あれは日本橋室町と言うのかな…。三越前に丸の内に対抗して、都市開発を実施していますね。おそらくオリンピックに絡み、あれは隅田川かな…。日本橋の上を走る高速道路も、地中化されるのでしょう。ララポートと言うのかな…。豊洲のショッピングモール開発も見事です。「キッザニア」など…見事な演出ですね。都市づくりは、非効率に見える文化を如何に育てるか…。新しい価値観を創造しないとなりませんね。基本は食を中心に教育などでしょう。何故、美術館に行くのか? 何故、本物を観るのか…。本物と言われるものばかり見続けていると…、贋作には違和感を覚えると言いますからね。カタルには本物を観る力はありませんが…専門家は良くそう言います。

この三井不動産の企業業績の推移をみると分かりますが…変化率は大きくありません。一株利益の推移は87.5円~91.1円~96.1円との予測ですね。一方、ケネディクスは8.3円~15.1円~18.8円となっています。つまり11.7%-10.5%ですね。201%-25%と四季報予想を元にしても…三井不動を上回っています。それにも拘らず…PERの評価は三井不動産の株価は3340円ですから96.1円を元に34.7倍です。ケネディクスより、3か月も先の予想ですよ。一方、ケネディクスは471円ですから、PER25.0倍ですね。論理的に潜在成長率の観点から見て、こんなバカな評価はあり得ません。通常は成長率が高いものの方が、PERは高く評価されるのです。つまりデフレ経済から脱却できていないことを示していますね。安全性が勝っています。

中には沈む銘柄もありますが…カタル銘柄の大半は、時間のズレを除けば…上がるケースが多いですからね。勿論、手痛い失敗も過去にはありました。トコトン拘りますからね。最後は政策が悪いと…世間を批判するのですから呆れる次第です。常に最善を考えるとそうなりますね。此処の中だるみは…既にルビコン川を渡っているにも拘らず…その認識が希薄だと言う事にあります。一昨日の日経朝刊だったかな…。日経新聞の記者は、日銀が買ったETF株の処分を、気にした記事を書いていましたが…。きっと、あの記者はドン底を味わったことがないのです。

昨日かな…中学生の少女を殺害した母親が、生活苦を原因に子供を殺したと言います。裁判所命令を持った執行官が、家賃未納の立ち退き命令を持って行った時に発覚したと言いますからね。基本は…弱者も生活が出来る社会が望ましい筈です。一方で、一流企業を退職した年金生活者は、一部ですが50万円以上の年金を毎月、受け取っている訳です。彼らは現役時代に積み立てたと言いますが…、実際は現役世代が払っている訳です。JALが倒産する時に、この年金の扱いで揉めましたね。カタルのお客様にもJALの出身の年金生活者が居て…自分達が積んだお金だから…貰うのは当然だと言っていました。しかし、これは誤解ですね。

公的年金は、生活保護費以下の人に限るべきでしょう。企業年金などで50万も貰う人にあげる必要はありません。意外に教職員も…良い年金額を貰います。夫婦ともに教職者と言う人は、大勢いますからね。田舎で裕福な年寄りは、このような世帯です。まぁ、異論は色々あるでしょうが、カタルは基本的に、公的補助は弱者に限るべきだと考えています。医療費もそうです。

おかしな話に飛びましたね。そうです。ルビコン川です。日銀がここまで国債を買い入れたと言う事は…必ず、国は返済しなくてはなりません。買い替えは基本的にご法度ですね。満期を迎えたら…償還せねばなりませんね。途中で経済が改善し国債を市場で売れれば、一番いいのですが…おそらく不可能でしょう。満期償還も怪しいものです。

だから今日の日経7面の「試練の中央銀行」米量的緩和出口の先に…の記事ですが、家計の純資産が、55兆ドルから80兆ドルと1.5倍に増えたように…資産を持つものと持たざる者の格差は開くのですね。もともとベルリンの壁崩壊から新興国の発展は決まっており、それを緩和するために貨幣価値のステップを高めたのでしょう。今度は技術進化を求める温暖化規制、自動車の排ガス規制と同じで…技術進化を促します。中国に成長のコストを負担させるわけですね。戦争による技術進化はご法度ですが…こちらも静かに進んでいます。米国の技術進化の多くは軍事技術開発から生まれていると言われています。

話しが逸れていますが…中央銀行が量的緩和に踏み切ると言う事は、片道切符なのでしょう。必ず、良くなるのです。一気に資産価格は上昇しますね。新興国が追い付いてきたのでステップ・アップするのでしょう。賢い中国人は…台湾人も含め日本の土地を買っていると言います。世界で一番魅力的に見える筈ですね。日本人はなかなか買えませんが…今度、日本人は中国人がオーナーのマンションを借りて、家賃を払うことになるのでしょう。実際に既にオフィスビルなどでは…間接的ですが、外人に家賃を納めていますね。

日経新聞の記者も誤解をする程なのです。それくらいに、僕らはデフレ下に洗脳されているから、なかなか流動性の罠から抜け出せないのです。でも時代は明らかなのですよ。声を大にしている三菱UFJも、既に誰かが玉を拾っていますね。勿論、このグループは、先頃、開かれたG20の合意を知っての行動です。オバマは馬鹿ですね。金融のレクチャーを受けるべきです。きっと余程の頑固者なのでしょう。確かに自己資本比率規制はある程度は必要ですが…10%を超えると言う事は、貸出なら、1/10の確率ですね。全部が無担保ローンと言う訳ではなく、大半は担保を設定している訳です。カタルには十分すぎる…と思っています。

米国も日本同様に…、小泉・竹中改革の強硬論のしっぺ返しを受ける確率は高いですね。カタルは、あの行動が長引く流動性の罠を培っていると…疑っているのです。金融庁は方針転換したそうですが…なかなか数字に現れませんからね。日銀がETFやリートを買うのですから…借金をして資産投資するのが自然の考え方です。故に貸出比率は前年比で5%以上伸び続けるのが正常な概念ですね。ところが…潜在成長率と言われる3%にも満たないのですからね。ケネディクスの株価がもたつくのも…仕方ないかもしれません。

一方、謎は残ります。なかなか減らない信用買い残です。大株主名簿を観ると…明らかに大口が増えており、三菱UFJはまだ載っていませんが…浮動株比率は薄れている筈です。それにも拘らず…買い残が高水準なのは、どういう事でしょう。ヘッジファンドが信用取引を利用して買い入れている可能性も考えられます。5%ルールは厳格に適用されていると思うのですが…実態は分かりませんからね。馬鹿は馬鹿なりに考え、いろんな推測を並べています。あぁ~。馬鹿も考えると、それなりに疲れるのです。パズドラの開発者に悪いですね。僕は、彼らに正当な報酬を払っているのか疑わしいのです。ガチャも…友達分しか回さないし、魔法石も買ったことがありません。それなのに既に1カ月ぐらいになるかな…。ガンホーの株価は537円ですね。今の株価に直すと…20円未満でしたからね。やはり25倍はたいしたものですね。個人投資家がミクシィーなどの二番煎じに溺れるのも分かりますね。

一方、カタルの好きなDENAやグリーは模索を続けていますね。完全に割安株の範疇ですね。カタルは思うのです。ICT教育に特化すべきだと考えています。学研や三省堂などと組んで、世界の子供を相手に商売をすれば良いですね。カタルが田中さんの立場なら、間違いなく成長分野の教育にインターネットを利用しますね。ベネッセと組んでも良いですね。今日も与太話で…ゴメンね。今日のポイントは、成長率とPERの関係ですね。それでは、また明日。

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2014年09月24日

09/24

かたる:とうとう予定していた時期まで来たのですが…。果たして本当に相場は立ち上がるかどうか…。指数を買い上げる相場は、実態を反映している訳でなく、所詮、お飾りに過ぎません。8月からの日経平均株価の上昇は、中身が伴わないお飾り相場です。日経平均株価と言う指数だけが上がるのですね。つぶさに中身を観ている訳じゃないので、どうして、こういう現象が生まれるか…実態の研究をしたことはないのですが、要するに駄目株相場の事例です。本当の上昇相場は、大幅に上昇する人気銘柄が出現し、そのリーダーが全体株を引っ張るのです。今の相場の人気株は、何ですか? 誰も答えられませんね。

漠然と…輸出比率の高い株が、円安を背景に上昇したに過ぎません。トヨタ株が1割程度、株価が上がったと言っても、個人は誰も持ってないですからね。保守的な機関投資家ぐらいのものです。でも指数が上がるのは、カタルの相場観が外れているとも言えます。人気株は生まれなくても…実際に株は上昇しているのです。下手糞だな…と思いますが、マツダ株を、今更、取り上げる訳にも行きません。悪くはないが…、取り立てて、取り上げるほど良いとも思いません。昔の赤字の駄目株時代なら…大好きだったのです。でも既に正当な評価になっていますからね。カタルの好みは、むしろ…この手の株では、シャープに軍配を上げる方ですね。シャープは313円と…下値で低迷していますが、ソニーより格段に良く見えますね。同じリストラ組ですが…。シャープは好きな会社です。

8月のスーパーの売上高が0.1%減だとか…微減ですが、僕は、基本的に景気判断は自動車販売だと思います。日本は軽自動車の販売が伸び…、一部、輸入の高級車も売れましたが、時代を反映した二極化現象ですね。でも基本的に、日本は貧乏になっています。何しろ軽自働車ですからね。やはり1千万円クラスの高級車ですよ。リストア番組でも取り上げられる名車は、やはり高級車に高い評価が付きます。腐っても鯛と言うところなのでしょう。

残念ながら、泣きが入るのは…貧乏人のカタル君は、許容度が限界に達したため、渋々、ケネディクスの買い増し分を、損切った次第です。前回も切った瞬間に上がったので、今日もそうなるかもしれません。カタルのこのような行動は、ある意味で分岐点なのですね。冒頭の「予定していた時期…」と言うのは、実はケネディクスが反転したのが、3月27日だったのです。6か月前に289円を付け株価は上昇に向かいました。あの時、カタルはなけなしのお金をぶち込むか…どうしようか、悩んだのですね。でも結局、安全策を採用しました。貧乏人の辛い所です。貧乏人は常にそうですね。今日もそうです。下値は限られており、今週末には転換点を迎えるから…何とか維持したかったのですが、無駄な抵抗でしたね。

日経新聞に日銀のETF買いが増えてきていると報道されていました。日銀は、何でも出来ます。資産価格を上昇させることも…意のままですね。でも節度があるから、大きくしないだけです。あのレポート(昨日の日経3面)に、日銀が買った株の売り出し懸念が書かれていましたが…。まだ、居るんですね。あの手の輩が…。国を挙げてインフレターゲット論を採用し、日銀が国債を大量に買う、最後の勝負に臨んでいるのに…。未だに経済が正常化してないのに、正論をシャーシャーと述べる輩が存在するのです。如何にも眉唾人間が上に行く、日本村らしい…と感じました。だからソニーを駄目にした出井さんや、株式持ち合いを再開した新日鉄の三村さんなどが、経済界に君臨しているのでしょう。僕には呆れる構図に見えます。楽天の三木谷さんは嫌いな部類ですが…彼が述べている意見は、ある意味で正論です。今回も…何処かの赤字企業の買収をしていましたね。税金を払わない節税は認められているが…西武の様に見えます。西武も嫌いな会社です。

まぁ、個人の好みは…どうでも良いですね。007は1429円が入り、上げる前の16日の高値1428円の窓埋めをしたのですね。そろそろ買っても良い時期でしょう。ただ1000円程度まで買えないと、参加をしては駄目ですよ。此処からドル平均法を採用し買い下がればいいのですね。基本はそうですね。何故、カタルのお客様は一時的ですが、大儲けできたか…。なにしろ3億円の預かり資産が40億円と…3年間で増やしたのです。その理由は狙った獲物を追い続け、ドル平均法を用いたからですね。これは基本です。株価が上がれば売り続け、株価が下がれば買い続けたのです。皆さんが儲からないのは、上がったら買い、下がったら売るからですね。基本的にカタル銘柄は、赤字の段階から取り組んでいます。正常化したマツダを再度、取り上げないでしょう。マツダだって…以前はカタル銘柄だったのですね。

日揮も、日産もみんなそうですね。今は正当な評価を受け、正常な株価位置だから、採り上げないのです。シャープに関心がありますが…市場の評価は低いままですね。おそらく妥当株価は600円から800円程度なのでしょう。三菱UFJは4桁以上です。市場の評価と潜在的な評価のギャップが大きいから、カタルは狙い続けています。所謂、見えない利益ですね。ケネディクスも、来年になれば…一般の証券マンにも見えない利益が表面化するので、株を薦めて来るでしょう。でもカタルらしく、いつも早いから、皆さんの多くは痺れを切らしている訳です。あっ、痛た…。カタルが寄り付きの456円で損切りをしたら…今は468円と見事に上がっているじゃありませんか…。トホホ…貧乏人の悲哀を感じる次第ですね。早く金持ちになって、正常な投資をしたいもの。まぁ、良いか…。また余裕が出来たら、買い増しすればいい。今度は、3度目の正直と言うからね。今度はきっと予想通り、一気に4ケタ奪回に向かってくれるはず。

今の僕にとって10万円は、以前の1000万位の感覚ですね。トホホ…100倍だものね。貧乏したものです。そうだ…日経新聞に「免疫療法」の記事が掲載されていましたね。2013年の最重要研究成果と…サイエンス誌に掲げられたのです。本来、日経新聞は、もっと大々的に取り上げ、彼らの研究開発費に貢献せねばなりません。日経新聞の報道力は、市場で大きな力を持ちます。馬鹿新聞社と…思う事も良くありますが…。何しろ鶴田支配が長く、内部は腐っていますからね。昔は中外商業新報と言って、ゆすり、たかりの総会屋と同じレベルだったのです。広告費の名目で、宣伝費を取るのですね。広告を掲載しないと…企業の恥部を大きく報道すると言って脅すのです。まぁ、今の時代もトヨタなどの悪口を書きませんね。大企業ほど、いろんな弱みもあります。経済ゴロと言う上がりかな…。でも今では、押しも押されぬほどの影響力を持っていますね。基本的にどの企業もそうですが…オーナー以外は6年~8年程度が限度でしょうね。長期に権力を握ると…何処かに、必ず歪みが生まれます。

今日のレポートは、くだらない内容ですね。でも広告が多く、あまり好きではないのです。テレビ東京のWBSも、あのCMの量は異常ですね。あれじゃ…視聴者を馬鹿にしていますよね。日経と同じ体質です。でも番組スタッフを養うためには…必要なのでしょうかね。そうだ、免疫療法の話しでしたね。RD-1の話です。たぶん、遺伝子の違いなのでしょうね。だからカタルは、クラウド上に電子カルテの整備をしろと述べています。問題は個人情報などの関連です。あのような悪法は改善すべきです。善意の行為が法律に触れますからね。あの法案は、人々の行動を阻害する悪法です。基本は此処ですね。人間の行動を阻害するのは、基本的に最小限に留めなくてはなりません。

確かに小泉・竹中改革の様に…、あの時は、強引な手法を用いないと、日本村論理を打破できなかったかもしれませんが…。その結果、あの行動倫理を今も引きずっており、必要な時に…、日本の成長を妨げているのは明らかですね。日銀がアクセルを踏み込む時に、金融庁がブレーキを踏んでいるのです。トップの頭を変えないと、なかなか新しい成果に結びつきません。今の金融庁は方針を変えたようですが…まだまだですね。日銀のようなポーズのイメージです。

更に今は、バラバラに電子カルテの実用化が進んでいる様に感じています。はやく統一基準を打ち出し、遺伝子データの整備をして、誰でも自由に利用するような環境を創らないと…日本は、益々、貧乏国に成り下がりますね。もうやることは…決まっているのです。伸びる産業も決まっているのですね。だから、それに向かってアクセルを踏むことですね。先ずは、デフレマインドを一掃する、存在を示さねばなりません。だからケネディクスなのですが…、あらら472円まであって、今は470円ですね。複雑な心境です。また500円を超えたら買い増しに挑戦だ。馬鹿、馬鹿らしく…人のやらないことをしないとなりません。今度は3回目の挑戦になりますね。

今日は保険料を払わされたので…、松坂牛のしゃぶしゃぶはやめて、残り物で雑炊だな。でもイトーヨーカ堂には、A4しか置いてないのですね。A5は売れないのでしょうか…。近くにスーパーには、そもそも…しゃぶしゃぶ用の薄切りの肉は置いてないのです。すき焼き用の肉はあるのですが…。代用できるからかな…。肉もそうですが…、マグロも…同じ本マグロでも、味には大きな違いがありますね。食べる物ぐらい安いものだから…良いものを食いたいけれど…最近は運動不足がたたり…代謝機能が大きく落ちているようです。そろそろ涼しくなってきたし…運動をしないと…なりませんね。相撲は…今日は大関対戦を迎える「逸ノ城」と言う新星が生まれており、相場もそろそろ役者が生まれる筈ですね。がんばれよ。損切りをしたけれど…ケネディクス!また挑戦するからね。やんちゃ程、かわいい…と言います。素直になかなか行かないけれど、これもまた人生でしょう。

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2014年09月22日

09/22

かたる:さて、御寝坊さんのカタル君、かみさんが連休を取っており、彼女も休みなので、すっかり休日モードでした。ごめんなさい。カタル君のアクセス時間を観ると、11時過ぎに重なるのですね。でもレポートの内容は、別にネットトレイダー向けに書いている訳ではありませんからね。カタルのレポート内容は、どちらかと言えば通常の売買で、株なんか、1年に一度か二度、売り買いすれば良いような内容になっています。そりゃ、たまには目先予想もしますが…読者層が、何処に期待を持っているか? 大手メディアは商売だから…大衆迎合は仕方がないでしょうが、カタル君は、自分の為の投資日記のようなものです。だから、昨日は朝日新聞の公共事業投資の未消化率の話しでしたかね。

今日は、日経新聞の「未来の雇用予測」の記事が、目に留まりました。時代はSFの世界にどんどん進みます。SF映画の押井監督の電脳の世界ですね。そうすると…コンピュータが、人間の役割を奪う訳です。今回の世界的な先進国の低迷の切っ掛けは「金融デリバティブの破たん」ですね。「サブプライム」ではなく、悪役本尊は「CDS」と言う借金の保険機能が未熟だったために、ヘッジしている筈の貸し出し(投資)の保険機能(CDS)が、適性に機能しない為の混乱だった訳です。故に、その大元のAIGが米国政府の管理下に入り再建されたのです。しかも実際は…CDSという保険計算は正しかったのですね。確り…と理論上は機能していたために、米国政府は、AIGを管理する事で、多額の利益を得たのです。

余談ですが…カタルのお客様で一人だけ、この倒産危機の時にAIG株を買って大儲けした人が居ました。お客様からの注文だったのです。内航船を経営しており、おそらく債務整理中の為に、おくさん名義の買い付けなのですね。流石、一流域の経営者ですね。友達も、大手商社などに多く居たのです。ピンチはチャンスなのでしょう。そう言えば…彼もやめる寸前にマンションを買っていましたね。これもおそらく、おくさん名義でしょう。2010年の秋の話です。

この金融デリバティブの発展で、先進国の製造業は、多大な打撃を受けました。何故なら、東西冷戦の崩壊により、共産圏を初めとする新興国が…、金融デリバティブの発展でお金を手に出来て産業を興せたのですね。特に中国などが、市場経済に参入したために、先進国の製造業は、空洞化を強いられたわけです。この現象は、円高が進む日本に強く表れました。何しろ地理的に隣の国ですからね。

今日は雇用の話しでしたね。
元のレポートは此方ですね。英文なので…訳すのは面倒だし…何しろPDFなので自働翻訳機能がありません。カタル君の英語能力は、中学生レベルを下回る程度ですからね。一応、此方のグラフが分かりやすいかな…。末尾に、各職業のコンピュータ化の確率が、列挙されていました。でもこのレポートが正しいのかどうか…小児科医は確率が低くなっていますね。歯医者も…です。カタル君は、医者などは、いずれスパコンに、置き換わると思っています。クラウド上にスパコンを配備すれば良い訳ですからね。

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もう一つの話題は、やはりG20の会合でしょう。16%-20%と…金融界の自己資本比率規制が掲げられており、オバマ体制が色濃く反映されています。しかし既にオバマはレームダックになっており、米国金融界は不満を抱いていますからね。どうなるか…。ウヤムヤかな…特に、現状のEUは大変です。米国は直接金融の市場経済だから、間接金融を痛めつければ、自国の利益に繋がります。スプリントなどの巨額買収に、一定の歯止めをかける狙いもあるのでしょう。注目されるのは、多国籍企業の税制問題ですね。ようやく話題に上っています。これは絶対に必要ですね。グローバル化上の競争は、フェアでなくてはなりません。アイルランドに本社があると有利だとか…おかしいですからね。既に米国では税制逃れの買収が始まっている訳です。早急な整備が必要でしょう。

日経では需要の弱さに直面…となっていますが、新興国のグローバル化は続きますが…、既に中国の人件費も大きく上がり、年収200万円水準になっているようです。一方、日本も冷凍食品の農薬事件を観ると…、契約社員はこの水準のようですね。長く続くデフレは、世界の均等化と言う面も持ち合わせていたわけです。やがてロボット化に繋がり、今日の話題であるオックスフォード大の「雇用の未来」が意識される訳ですね。こう考えると歴史は面白いですね。ベルリンの壁崩壊の1989年に、今の時代を予測できていれば…大儲けが出来た訳です。

何故、カタルが時代性を重視した相場論を論じているか…。その背景を理解されることを望む次第です。さて今日の相場は、年初に予測した、GPIF〈年金積立金管理運用独立法人〉の運用が始まるとの下で、組み立てられた相場観通りのシナリオ展開ですね。実は外債投資を期待した円安も、そのシナリオの一環ですね。米国は暴落する国債を下支えしてもらう需要を得た訳です。米国の戦略は、したたかですね。人の良い日本人は、いつも金融の世界では歯医者です。…じゃ、ないですね。敗者です。転換が上手く行かず…、さっき、言葉を使うとワードは覚えており、最初に繰り返すようにプログラムされています。もう少し進化すると、行間から推測をするのでしょうが…現時点では仕方ありません。

さて、与太ばかりじゃ~ね。今日はこのGPIFの銘柄オンパレードです。年初に、カタルは大手金融株と商社株を掲げていましたね。故に年金生活者は、商社を買って置けばリスクなく、儲かると述べています。その通りの展開でしょう。今日のケネディクスは、もう直ぐ前場が終りますが…463円の4円安で、出来高が325万ですね。新しい四季報の2015年12月の数字予測は、前回の四季報の一株利益14.3円から、18.8円に変わりましたね。この数字を元に計算すると…PERは24.6倍です。一方、三井不動産は2016年3月予想の一株利益が96.1円になっており、株価は3336円ですから、PERは34.7倍です。まぁ、今の時代評価は、PERが20倍から30倍辺りが妥当なのでしょう。でも時代が変化すると…何れ平均PERの18倍前後になるでしょうね。

カタルは今期の一株利益を30円前後と予想しています。これは下期に、AUMが1473億円も増えると言っている事を考慮していますね。だから増額されます。更に来期は含み損失の計上が消えるので、今期と同じペースの増大でも、一株利益は60円近くを考えています。何れ100円台もあり得ると…と、思っていますね。問題はスピードですね。政策のアクセルの踏み方次第で、評価は大きく変わります。

移民の参入が続くイギリスでは、不動産価格は大きく上昇を続けています。娘は20万を大きく超える賃貸料を払っているらしいのですね。因みに現在のカタル君の賃貸は17万程度だったかな…16万だったかな…、忘れました。カタル君の性格らしく、いい加減なのです。昨日、息子はマンションを買う契約をしてきたとか…。4000万の借金をするとか言っていました。でも彼の年収は600万程度だと思うので…明らかに多いですね。通常は5倍から6倍が、限度でしょう。年率3%でローンを組むと25年返済で2.094倍、30年だと2.427倍です。彼はその事を知っているのかどうか…。おそらく変動金利で組んでいるから、実態が見えないのでしょう。金利が1%違うと大変なのですよ。2%のローンだと25年返済なら1.641倍でしかなく、30年返済だと1.811倍なのです。大きな違いでしょう。

でもお金もないカタル君、援助も出来ないから口を挟まない…と決めました。東京の物件ならローンを払えなくなっても、物件を売ればいいだけの話です。たぶん、借金をした方が良い筈ですね。だから一言だけ、「借金も財産の内だよ」と述べただけです。本当はケネディクスを買ってから、来年には大きく上がるので…それを売ってからマンションを買えば良いよ。…と言ったのですが、彼は自社株も、ようやく最近、買い始めたほどですからね。カタルは100円を割れるのをみた時に、何度も早く買えば良いよ。…と言っていたのです。今は彼の会社は、400円台から300円台に下がっていますが…、また上がるでしょう。折角のチャンスを、彼は一つ潰し、また一つ潰すわけですね。株が上がらないのに…マンションが、先に高騰するわけがありません。現状の値上がりは、どちらかと言えば…デフレ下の修正である資材高ですね。

日本経済は長いデフレ下で、企業は正常な価格転嫁を避けて、無理をしてきました。故に人件費にしわ寄せが向かったのです。契約社員化しましたね。しかし消費税の値上がりなどに便乗し、とうとう正当なマージンを転嫁しました。カタルの買っているハムは、森のなんとか…と言うやつで、今までは4枚入りだったパックが、3枚入りに減りました。価格が安くなったのかどうか…知らないのですが、価格が同じなら、3割前後の値上がりですね。ほら…為替の変動率と同じ程度ですね。黒田さんの微笑みが分かりますね。物価目標など誰にでも可能ですが…問題は、付加価値を増やす難しさですね。日本は少子高齢化ですから、移民政策を取り入れないとすれば、ロボット化などのスマート・コミュニティーを、急いで取り入れないと沈没しますね。増大する社会保障費を補えません。ましてや過去の蓄積があります。自民党政権下の眉唾経済のツケがあるのです。

ルビコンを渡った意味を、何れ、国民が知るかどうか…孫さんは頭が良いですね。だからスプリントの買収に動いたのですね。ティファニービルを買い、米国の資産形成です。因みにアリババの上場を、NYにしたのは、きっと孫さんのアドバイスでしょう。やはり世界の金融は、NYです。カタル銘柄は目先弱いようですが、何れも順調に右肩上がりを続けるでしょう。今のところ…死角は見当たりません。出来高と株価のバランスを観ておれば反転の波動も見えます。カタルが再推奨して、既に1年と1カ月が経過したケネディクス。通常は1年半もすれば多くの人は嫌になります。だから信用買い残は…ソロソロどんどん、減る筈ですね。三井不動に比べ割安の道理がないですね。現在の市場評価と論理的なギャップは、大きく広がっています。変化率が高い企業の方が、高いPERの評価を得るのです。先ほど、2%の住宅ローンと3%の違いを話しました。これが論理面の話です。あまりケネディクスばかり語ると、カタルと弁明に聞こえるからね。程々にしないとなりません。それでは、またね。急いで書いたけれど…まぁ、まぁの内容かな…と自負しています。マー君の復帰、おめでとう。

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2014年09月19日

09/19

かたる:7月1日現在の基準地価(昭和50年から)が、昨日、国土交通省から発表されました。1月1日のものを、3月中旬に発表するのが公示地価です。何故、呼び名が変わるのか分かりません。本来は公示地価(昭和46年から)だけの発表だったようですが…きっと上昇が激しい為に、年に2回、調査をする事になったのでしょう。便宜上、呼び名を変えたのでしょうね。他に、相続税を算出するために国税庁が市価の8割程度を基準にして路線価を発表しています。故に実際の相場は公示地価と基準地価により、我が国の不動産価値は決まっていますね。

今回の特徴は地方都市の不動産価格が大きく上昇している点です。例えば、金沢駅西口は全国で一位の15.8%の上昇だったと言います。二ケタ上昇と言うのは、東京の湾岸エリアでも確認されています。日銀は短期金利ですが…マイナス金利を付けているのです。カタルが何度も、既に上がる銘柄は決まっていると言っている意味は、誰にでもわかりますね。何故、カタルが地方都市の上昇を話題にしたか? 地方都市の賃貸物件は10%台の物件がゴロゴロしています。先ずは、東京の商業地の地価が上がるのですね。ソフトバンクの孫氏は、銀座中央通りのティファニービルを個人で買ったのです。彼は、流石ですね。一流域の経営者ですよ。円安を見込み、国内融資を得てドル資産のスプリントを買収するのです。既に為替は3割程度、円安にぶれているでしょう。80円台の時に為替予約を入れたと言いますからね。融資実行は100円に近い水準でした。

経営者は3年程度、先を観て行動しています。007は既に黒字化は確定しているのでしょう。この事は前回の会社説明会をみれば、分かります。車の開発は3年程度、現実社会に先行しています。ソフトバンクの孫会社、ミラクル・リナックスとの提携は裏があるのでしょう。発表文にルネサスの吉田部長のコメントが寄せられていましたね。戦略的パートナーと評価していました。此処が大きいですね。ルネサスはトヨタなどを中心に、車のマイコンのシェアでは世界トップ企業なのです。だから3割のシェアを取りに行くと…日経産業新聞に載ったのでしょう。この記事でカタルは一面報道としましたが、友達は地方版を読んでいており、東京は版が異なる為に違いましたね。

これは常識なのですが…、一般の人は意外に知りません。新聞に掲載されている版により掲載記事の位置がずれたり、後日報道になったりします。配達の関係で締め切り時間が、それぞれ違うのです。印刷が早い所から最終版まで、紙面の構成が変わるのです。決してカタルが嘘を言っているのではないので…念のために、書き加えます。基本的にカタル君は真実を語っています。でも未来予測や推測も書きますから…当然、予想が外れることがあります。ケネディクスの株価予想など…実にいい加減とも言えます。でもカタルは根拠を示し、理由も述べていますから、後は読者の問題です。

さて、話が逸れましたね。基準地価です。商業地の利回りが先ず、基準になります。しかし株価と同じで、不動産も方向性が問題なのですね。地価動向は分かり辛く、水面下で進行していますから、内部情報が重要です。新聞の記事は概ね真実ですが、裏取引もありますからね。でも日経新聞3面の全国地価の「上昇地点の数」が増えていると言うグラフは、非常に重要ですね。2010年10月の包括的金融政策から、2012年11月の異次元緩和の効果が、ようやく表面化している訳ですね。地銀は国債投資から追い出され、融資はなかなか増えませんから、仕方なしにリートや外債投資をします。さらにETFの購入もあるかもしれませんね。

リートは先ずは流動性のある東京の不動産に投資をしますが、地価が上がり利回り採算が悪化するので、思うような物件が手に入りません。仕方なしに高利回りの物件を地方に求めるわけです。しかし地方は流動性がないのですね。でも金沢の事例の様に、二ケタ上昇している訳です。この動きはどんどん広がりますね。これが「1300兆円の逆襲」です。非常にスケールの大きな相場が、スタートしたのですね。カタルは年末年始から来年夏ごろに掛け、ケネディクスの株価が大きくジャンプすると予想していますが、これはほんの始まりの第一歩に過ぎません。おそらく長期波動も、かなり長い期間、上昇する筈です。

一番、妙味があるのは転換期なのですね。長い「失われた時代」の布石は、簡単に打てるものではありません。明治維新は、300年間も江戸幕府が鎖国で、この布石を打ち続けたので、ペリー来航が切っ掛けになり激変したのです。戦後にも…思想の転換が、敗戦で起こりました。同じ感覚ですね。1300兆円の逆襲が始まっている現実を、今日の基準地価発表から、皆さんも感じ取ってほしいのです。小手先の「イナゴタワー」では、ないのですね。あとで必ず、イナゴ族も参入します。世界中のヘッジファンドが参加する相場になりますね。どうしてか? 世界情勢をみれば、日本の異次元緩和から始まった転換は、非常に魅力的なのです。長かった失われた時代の為に、今の日本市場は輝いていますね。だから、別にハイリスクのケネディクスでなくとも、健全派の三菱UFJでも同じことです。ただレバレッジが、違うのですね。それだけの話です。ケネディクスの株価が10倍になっても、三菱UFJはせいぜい2倍か、上手くいって3倍程度でしょう。

今は途中経過に過ぎないのです。円安のガラガラポン・リスクも、当然、増大しています。追加金融緩和をしなくても、円安は進行していますね。ルビコン川を渡ったことは市場が証明しています。後戻りはできませんよ。

8月の中国自動車販売は、商業車は落ちましたが、個人の乗用車需要は8.5%増でした。全体は4%アップですね。日産やホンダは落ちましたが、トヨタは平均並みの8.9%増で78500台、1―8月は9.7%増の619200台です。注目するマツダは24.9%増の15787台で1―8月は130573台の22.2%でした。スズキも…ここに来て大きく伸びています。既に大きなジャンプは終わり、普通の株になりましたが、マツダ株は、まだまだ上がりますね。

でも円安で注目しているのは別の企業です。まだタイの投資から5年程度なので、投下資本を回収できてないから、円安になっても直ぐに生産を国内にシフトするわけに行きません。でも為替相場をみれば…110円前後は、日本の適正水準でしょう。一部で円安懸念もありますが、まだそんな段階ではないですね。非常にいい具合で進行していると考えています。この辺りの展開を考えても、日本の相場は、本格的な上昇相場に突入していますね。良い循環が始まっています。

もう少し与太を…カタルが注目しているのはスパコンの利用です。現在、各大学ではスパコンを活用しようとし、間もなく新聞紙面にも登場し話題になるでしょう。一例を掲げると、現在、人間一人の遺伝子解析は1000ドル程度、かかるそうです。このデータをクラウド上にデータアップして、利用する国際機関があります。国際がんゲノムコンソーシアム(ICGC)、日本では理化学研究所と東大が参加し、トロント大、シカゴ大、ドイツがん研、欧州バイオインフォマティクス研など、カナダの政府系機関の肝いりで始まった取り組みですが…がんも進行過程により遺伝子変化するらしいのですね。だから小野薬の免疫型の治癒率が20%台なのでしょう。

カタルが此処で言いたいのは、昔、述べた「アンティキティラ島の機械」の復元と解明を世界の科学者が、ネット上のやり取りを通じて達成した事実です。既に科学の世界では、世界協力が一般的になっています。国境など…ないのです。医師会の反対勢力もいるのでしょうが…厚生労働省は早く規格を統一して、電子カルテの整備から、データを蓄積してビッグデータを分析せねばなりません。個人の遺伝子データから、様々な病気の治療が変わる筈です。個別化医療の道が拓かれますね。そうすると…無駄な試行錯誤する時間が省かれます。膨大な医療費の削減に繋がる筈です。日本は少子高齢化で社会保障費の削減が不可欠です。だから此処にビック・チャンスがありますね。銘柄が分かりますね。今日は今の所、4円高で2000円台の株です。

日経平均株価は上昇しているようですが…、データを観る限り、明確な上昇とは言えませんね。ソフトバンク株が上昇したとの報道になっていますが…、基本は、日本通信買いのソフトバンク売りの世界です。ただ現在は、その修正に過ぎません。少し分かり辛いかな? 日本の携帯料金は高いのです。だから料金産業である以上、設備投資負担を終わっていますから、値下げすべきですね。だから日本通信は、今は駄目ですよ。ですが…1年程度たてば、再び上昇の気運が芽生えます。たとえ1200円の馬鹿高値で買ったとしても、500円台に入ったら時間をかけて…1カ月に1度程度の割合で、ドル平均法を使い買い下がればいいのですね。必ず、又、株価は上昇し、儲かるでしょう。ケネディクスは、既にこの調整を終え上昇波動に突入しています。ケネディクスのチャートを見れば、分かるように…仮に昨年の4月の馬鹿高値849円で買ったとしても、また買えば良いのですね。既に1年と5カ月が経過しています。こんな感覚ですね。

ようやく寒くなり、そろそろ夏掛けでは寒く、掛け布団も変えなくてはなりません。カタル君は、秋のブタクサ・アレルギーが始まったようです。春のスギ花粉は終わりの頃(5月)には、相場の注意が必要ですが、秋のブタクサの症状は、春の杉に比べ軽いのですが…これは相場の始まりの狼煙(9月)ですね。今年は年初に…年末年始の眉唾相場に引っかかり、追証の雨あられ、でもどうにか前半はプラス圏になっていますが、儲けらしい儲けは出ていませんから、この年末年始に稼ぎましょうね。途中経過の準備に時間はかかりますが、いざ舞台が整えば、幕が上がれば、あっという間の展開になるでしょう。まもなく開演ですね。基準地価上昇も確認され、きっと、新たな海外勢の参加も始まることでしょう。

明日、調整の話を、書く事にしますね。新興御三家の話など…。今日は、今、現在の出来高が255万株で474円です。昨日は698万でしたね。舞台の完成度は、出来高などが目安の一つになりますね。それではまた明日。

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2014年09月18日

09/18

かたる:先日来、度々登場させているイーロン・マスク氏、昨日は大きく採り上げられていました。NASAがボーイングとスペースXを、次世代の宇宙開発に指名したのです。彼は火星に移住する為に、テスラなどをステップアップにすると言うのです。良いですね。かたるが語る「信用創造」とは、こういう事を意味します。日本の若者に聞いてみれば分かります。うちの息子は現実的な話しかしません。しかも…小さいのです。まぁ、親父が夢を抱く夢想家ですから仕方ありません。きっと、その反動でしょう…。でも社会が追い風なら、多くの若者が夢を抱き、挑戦する筈です。アメリカンドリームは信用創造の賜物ですね。

金融危機と言う壁を乗り越え、未来にステップアップする社会と、りそなの様にバブルの後処理に沈む社会の違いです。日本は黄昏の「3丁目の夕日」に染まる社会ですからね。やはり007のような、夢のある銘柄が大きく評価され、たとえ眉唾でも、チャンスを与える市場が、新たな展開を生むのだろうと考えています。今の日本は何か、やる前から危険を考え、事前に行動を制御する社会です。

昨日のクローズアップ現代で、公共データが持つ夢を描いていましたが…日本は個人情報がどうのうこうの…。個人情報保護法案などと言うバカなデフレ社会を創り出したのは、誰なのでしょう。明らかに社会の阻害要因です。大きな前進の為にはリスクがあるのは当然なのですね。株式投資は、損を覚悟で臨むのです。こんな事は常識なのに…儲かる銘柄を追い求める姿は矛盾しますね。儲かる銘柄を探せば、当然、相対する位置にいるのは、損をする確率が高いと言う事です。だからカタルは様々な銘柄を提示しています。お金を損したくないが、儲けたい人は、三菱UFJ一本で良いのです。これなら配当利回り銘柄ですからね。

でもカタルはハイリスク派だから、今期復配予定のケネディクスを取り上げています。何をやるにも、先ずはお金が必要です。その為には正しい裁定概念が働かないと円滑な資金の流れが生まれませんね。理論通りに投資をして社会から排除される仕組みがおかしいのですね。ダヴィンチの金子さんの悔しさがよく分かります。多少のやんちゃを…どうして社会は許容できないのでしょう。ライブドアの堀江さんは、せいぜい執行猶予でしょう。

それを…村論理で若者を潰すのが、正義なのか? 僕にはさっぱり分かりませんよ、関電の内藤元副社長が91歳になり、1972年から18年間にわたり、盆暮れに1千万円ずつ政界に配ったお金は、国民から搾取したものです。国民をだまし、電力料金と言う形で巻き上げたのですね。この仕組みを守ることが、日本の正義ですか? 本当に呆れます。ソニーの出井さんもスッカリ、村社会に染まり、今では、無配だそうですね。折角の経営資源が…能力のない人間たちのエゴの為に、埋もれています。哀しい現実ですね。キャッシュレス社会を構築すれば、効率的なのは分かっているのに…出来ないのは、きっと村論理の力学が働くのでしょう。

せめて、夢のある企業の株価を、馬鹿高値にして…公募増資と言う形で応援したいと願うのは、株屋の浅はかな夢でしょうか? スペースXにチャンスを与える米国は、日本政策銀行などが蔓延る社会と、明らかに違うものですね。あらら…今日は昨日の株価より、007が安く買えるのに…。ストップ高で買えない時は買い物が集まり、それより安く買える時は、買い物が集まらないイナゴタワー族さんは、どうしたのかな? 早々に息消沈ですか? まぁ、この形の方が良いですね。昨日は、そんなに信用買いは無かったようですね。でもあれは狼煙ですね。何故なら、次の決算で確認が取れると思いますが、明らかにボトムアウトしています。

株の基本を多くの人は、知りませんね。一番大切なのは、「方向性」なのですね。業績と株価の関係ではないのです。現状の株価が割高でも、一番大切なのは方向性なのですよ。これが市場経済の原則です。その伸びる角度を計るのです。「包括的金融政策」の採用で、既に日本の方向性は、大きく変化したのです。2010年10月の事です。そうして2012年11月に、「異次元緩和」でアクセルを踏み込んだのですね。既にかなりのスピードなのです。問題は、エンジンのレッドゾーンまで、回転数を上げるかどうか…。当然、ガラガラポンのリスクが高くなります。今だってカタルは、ルビコン川を渡ったと表現していますね。日銀が国の借金を肩代わりしているのです。この意味を、よく噛みしめなさい。銀行預金や国債は紙くずですよ。しかし株式は残りますね。世界共通のルールです。円はドルに対し劣化しても、資産が裏付けにある株式は円が消えても残ります。ましてや日本の土地は、小松左京の世界の様に日本沈没にならない限り、大丈夫ですね。円が劣化すれば反比例して不動産価値は高まるのですね。こんな事は、小学生で習う「やじろべい」や「梃子の原理」のようなものです。金融緩和は支点を、何処にするかを決めるものです。異次元緩和は、力点を更に強く押したのですね。作用点は経済そのものです。不動産に喩えても良いですね。

株式の上がる銘柄は、上がる前から既に決まっているのです。問題は人間の欲との戦いですね。これが難しい。自分自身との戦いなのです。昨日、007をストップ高で売らなかった人が多いと思います。もし売っていれば、また買えますね。カタルは、証券マン時代、何度もお客様に説得し、昨日は売っていますね。商売も絡むから売っていました。当然、今日は、また買っているでしょう。商売が絡むからです。しかし自分が投資家の立場に立つと、どうでしょう。まぁ、カタルの場合、どっちでも良い株数なので、売らなかったのですが…でも結果が分かっていれば、きっと売っていたでしょう。そうして、今日は買い戻しますね。はい、1か月分の生活費が浮きました。…となりますね。ケネディクスでも同じです。

最終的な目標値を掲げていますが…途中は山あり谷あり、様々な場面があります。そうして、やがて目指す山頂に着くのですね。J・TECにIPS細胞の培養があるとは、カタルは知らなかったのです。だから7万円だった株価が、あの時に88万円にもなったのですね。きっと…。今の株価に直すには1/200ですか…。別にカタル君は、株価高くなったから推奨している訳ではないですね。みんなスタート時点からの付き合いです。最近、J・TECを見直しています。IPS細胞が絡むとはね。細胞培養技術は、野菜工場に似ていますね。人間の臓器製造会社になるかもね。壊れたらパーツを変えれば良いのです。益々、社会保障費が増大しますね。ロボットに働いてもらわないとなりませんね。

当たらない予想を立てれば、007もJ・TECも同じ形に見えます。小さな動きを経過し、確かめながら、目先の高値を再び抜くのでしょう。だから高値を買った人も待っていれば安心ですよ。出来れば…安くなれば、買い増しすると良いと思います。カタルが何度も、「一度に買わない、一度に売らない」と言っているか…その意味が、分かると思います。僕らは神様ではないのです。さてカタルが批判しているソニーをお持ちの人が居るなら…基本的に、ずっとウリです。資産を切り売りしている会社に、明日はありません。一度なら分かります。パナソニックの様に…たしかにパナソニックは松電工があります。でもソニーだって、ソニー生命などがありますからね。まだ豊富な資産があるので、いきなりおかしくはなりませんが…非常に危ういですね。優秀な人は、どんどん離れていきます。経営者が馬鹿だと…サラリーマンは苦労しますからね。社の方針を批判して戦う方法もありますが、末端社員の場合は、時間が掛かります。

ヘッジファンドは、通常、何年も待ちませんね。無配になると…社内規則で株を持てない投資家が多くなります。値惚れで買わないことです。無配転落するソニーと復配途上にあるケネディクスと、どちらが良いのでしょう。基本は裁定取引が出来ますね。ソニーを売りケネディクスを買う、配当と言う観点からみた裁定です。先日の日本通信買いのソフトバンク売りの裁定は、通信料金の変化と言う観点の裁定で、その効果が市場で綺麗に発揮されたので…、ポジションの修正で、今度は、ソフトバンク買いの日本通信売りを述べたのです。事実、その通りになりましたね。ヘッジファンドは、基本的に何でも関連性を餌に、裁定を実行します。市場経済は、このような裁定を実行するヘッジファンドの力で、効率的な社会を模索する為に成り立っていますね。イナゴタワーも、それなりに市場経済に役立っています。

市場には、様々な意見があり、それが見えない形でぶつかり合って、資金配分を決めているのですね。そうして最良な配分を決めているのです。日本の様に官僚様が配分しているのではないのですね。少し、官僚様も、市場経済の力を信じたらどうでしょう。三菱UFJの株価をみれば、明らかに、あなた方の力が、市場経済の力を削いでいますね。だから「流動性の罠」と言う、底なし沼のような状態が続いているのですね。先ずは、信用創造であり、ケネディクスの株価が注目される所以です。007もJ・TECも頑張れよ。

調整の形をテーマに、語ろうと考えていましたが、今日はイーロン・マスク氏の話になっちゃった。明日は、新興御三家と富士通の調整の話しでも…書こうかな…と考えていますが、女心と秋の空とも言いますからね。約束はできませんが…。調整にも色々あります。それでは、また明日。

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2014年09月17日

09/17

かたる:スコットランドの独立投票が間近に迫り、スペインなど…同様の問題を抱えている地域も多いと言います。基本的に…人間の欲に絡む行動が、自然の動きなのでしょうね。その為に様々な事件も起こります。北海油田がなければ、独立などしない筈です。欲望か…。イスラム国誕生も、きっと背景があるのでしょう。このイスラム圏は、確実にシェアを広げている様に見えます。最近は中東からアジアに広がっている様に感じています。オスマン帝国の時代は広域な支配を続け、昔はヨーロッパより、文化が遙かに進んでおり、ヨーロッパの交易は、常に赤字続きだったと言います。さしたる資源のないヨーロッパは、その為に、胡椒や金を求め航海に乗り出したそうです。これが海を支配したスペインやイギリスに繁栄を、もたらした切っ掛けだそうですから、逆境も、また転換への兆しなのでしょう。

連続陰線6日間の007は、今日は、何故か…高いのです。今ほど…友達の証券マンから、「材料は日経産業新聞の一面です。」と報告がありました。ミラクル・リナックスと言うソフトバンクの子会社のソフトバンク・テクノロジーの傘下にある会社との業務提携だと言います。IVI(車載情報機器)のスマフォ化が始まり、その準備をするそうですね。あまり詳しく書くと、日経産業新聞に悪いですからね。気になる人は買って読んでください。でも販売店にも、部数は用意していませんからね。図書館にも特殊な新聞なので…置いてありません。東京では国会図書館や日比谷図書館などの大きい所と、江東区の図書館にはあります。

狙いは良いですね。基本的にテスラ―の開発した大画面ディスプレイ―は、パソコンを連想させます。昨日はパイオニアが経営資源を、この関連ビジネスに投じるとなっており、世界的に開発の的になっています。007はサイバートラスト社と共に、ドライバーズ認証ソリューションも手掛けており、ルネサス、村田、京セラなどの大手とパイプを持っています。日立も間接的に繋がりがありますね。やはり夢は大きいのですね。

昨日のレポートですが…、IPS細胞培養をJ・TECが担い、臓器製造の第一人者の地位を確定させつつある現象に似ています。人工臓器製造は、人類の長年の夢ですからね。両社、共に期待が膨らむわけですね。必ず、フィイルムの培養技術は、必要なのです。J・TECが、その役割を担うのですね。そもそもIPS細胞は、日本発の技術なのです。その培養も日本で実用化を迎えますね。小野薬の「オプジーボ」が僅か7か月程度で、新薬認可を受けた事実は大きいのです。収益化の時間が読めるのです。

それに引き換え…信用買い残を抱えるケネディクスは、昨日の下げで横ばい波動が完全に崩れ、下降波動が確認されましたね。出来高も大きく減らず、需給バランスが改善されていないことを示しています。やはり信用買い残が大きいと、新規のファンドの参加は限られるのでしょうか? それとも…これは演出なのか。まぁ、どちらにしても、カタル君の構想実現は、時間の問題ですからね。経済の仕組みを考えれば、相場の流れは、自ずと決まっているのです。

今の状況を考えてみると…5月のパターンに似ていますね。まるでタイムマシーンで、遡って同じ場面を観ているようです。あの時は、007が最初にストップ高を繰り返し…規制が掛かりました。今度は慌てないで、やって欲しいですね。そうしてJ・TECもストップ高を演出しましたね。盆と正月が一緒に来たと表現したほどです。そう思っていたら、その後で、ケネディクスまで上げ始め、おまけにゴールデンウィークが来たと表現しました。カタル銘柄トリオの揃い踏みでしたね。

今の市場環境は…未だに、アベマゲドンリスクを抱えています。ただ政権は、この事をよく知っています。此処が重要なのです。現実を知ることが…。安倍第二次内閣が動きだし、いよいよ異次元緩和効果も、水面下でジワジワ広がっています。スタバのプレミアコーヒーが話題になっていますが…、基本的に円安の転嫁ですね。スタグフレーションとデフレ脱却は、ある意味で同じ面を持っています。世界需要は、FRBの引き締めから、爆食景気に沸いた中国をみれば分かるように、需要は減り始め銅価格の下落の様に、資源価格は下がりますから、円安による物価高効果を相殺しますね。条件はスタグフレーションが高まる懸念を相殺し、悪くはありません。スマートコミュニティー投資が進むかどうか…。今仙電機、サイバーダインなどの技術進歩と、的確に噛み合わさるかどうか…。パナソニックなどの大手も関与しています。

今は、新しい相場が始まる前なので…弱く感じるのは仕方がないのです。でも結構、この夏休み中は頑張りましたね。どの銘柄も下値が堅く、どちらかと言えば安値を更新する銘柄はなかったですからね。何しろ、カタル君が追証に追われていないのです。でも危うい…けれどね。まだ確定したわけではないですから…。今年初め、300円を割れるケネディクスを前にして、買うべきか買わざるべきか…悩んだ場面とは大違いです。あの時は追証を入れ続け、あと僅かに投げる寸前に追い込まれ、最後の勝負をしようか悩みましたね。結局、買い増しは見送り、安全策を取ったのですが…あの場面が、やはり底でした。

現在は多くの読者が焦れていると思いますが…300円から470円ですから、立派なものです。皆さんが儲かってないのは、カタル同様に資本力がないからですね。ドル平均法を用い、素質のある銘柄を買い続ければ、必ず株式投資は儲かります。ただしベンチャリみたいに消えなければ…の条件付きですが…。カタル銘柄は、赤字の際どい所を狙うために、時々消えてなくなります。トホホ…。皆さんもカタルの意見は程々にして下さいね。あくまでも自己責任なのです。日本人は常識的な事を、何度も表現しないと駄目な国民ですからね。基本的にロボットなのです。画一化教育はそういう事ですね。インターネットの発達で、カタルの様にメディア批判をする人間の意見が見られるようになり、少しはマシになっているかもしれません。

最近は、虚偽報道で朝日新聞社が叩かれていますが…日経など、NHKも含め、みんな一緒です。情報の精度は高いですが、眉唾記事も多いのですね。とくに大新聞ほど…観測記事が多いのです。所謂、アドバルーンですね。世論の反応を観るためのものや…世論を誘導するために、官僚などが記者に書かせるのです。古典的な情報操作ですが…これはある意味で、市場経済の常識ですね。水面下で勢力がぶつかり合って、政策が決められて行くのです。政策には、正解と言うものはありません。

消費税の引き上げもそうですね。カタルは1%ずつの段階的な引き上げを10%と言わずに、プライマリーバランス確立まで引き上げるべき…と言う論者です。基本的に租税は、簡素化が一番だと思っています。消費税一本にすれば良いのです。そうすれば○○族の生まれる余地がなくなります。ただ個人の能力に差がありますから、当然、貧富の差が大きくなりますね。この点は、他の形で調整せねばなりません。でも基本は簡素化です。

あらら…のんきに戯言を書いている場合ではありません。まだ下げていますね。トホホ…007とJ・TECは高いけれど…主力のケネちゃんは下げて、出来高が462万株ですね。オーバーの売り物は同じ水準の464万ですね。今の株価は472円です。果たして近日中に底入れをするかどうか…。明日の新聞が手に出来るなら、株式投資は簡単ですが…。現実は、誰も未来の事は分かりません。それでは、また明日。今度は「未来かたる」ではなく、与太、語る…に改名かな。トホホ…。

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2014年09月16日

09/16

かたる:しかし…目先論者は不思議ですね。今日はアリババのIPOに絡み、ソフトバンクが大人気、先日来、カタルは、今度は「ソフトバンク」買いの「日本通信」売りと述べていたのに…。分かっている事なのに、今頃、騒ぐのです。同じことが、カタル銘柄のJ・TECにも言えます。理化学研究所が網膜移植に成功しニュースで話題になりましたが…2009年7月23日にJ・TECと理化学研究所は、IPS細胞の共同研究で提携しているので、おそらく今回の成功は、J・TECの培養技術が生かされたのでしょう。詳しくは此方

カタルは当初から再生医療の第一人者として紹介しています。(実際はフィルムですが…)現状は、膝関節と皮膚細胞の再生だけが薬の認可を受けていますが…今回の臨床が成功し臨床例が増えれば…、今の政権下なら、早期に認可が下りるのでしょう。これから全てのIPS細胞では、培養する技術が必要になりますね。つまり網膜だけに限らず、全ての臓器の製造会社になる可能性があります。株価が1万円に飛んでも不思議ではありませんね。ただ現状は007と同じく割高ですが…。007の株価は安いですが、既にIVIでは様々な提携が進んでおり、既に採用も決まっているのでしょう。カタル銘柄には、それなりの背景があります。

何度も述べている様に…時代が「大化け銘柄」を創るのですね。株式市場では10倍になる銘柄を探せ!と良く言われます。小型株なら2倍、3倍は当たり前です。しかし金利が7%で10年かけて、やっと2倍になるかどうかなのです。僕らの世界では10%を上回る利回りが確保でき、継続的な成功なら一人前です。日本全体の成長率が低いのは、成熟している社会だからですね。現状は世界全体で日本化現象が言われています。産業革命の恩恵がインターネットなどの普及により、世界中に広がりました。ベルリンの壁崩壊の意味は平和の恩恵ではなく、情報の共有化でしたね。故に「アラブの春」から独裁体制打破がスローガンになっています。イラクの現状など…確かに混沌としていますが、アラブの春は、やはり情報の共有化が主眼なのでしょう。

アップルが、ようやくキャッシュレス化の機能を盛り込んだと言います。カタルは何度も、日本がスマートシティー化で、第一人者と述べています。理由はスイカなどが既に一般化しているからですね。コンビニも同じです。早く政府が電子カルテもそうですが…キャッシュレス化にすれば、振り込め詐欺などなくなるのです。それを非合理な方法で警察の人件費を無駄に使っているが現状です。馬鹿ですね。キャッシュレスにすれば…あらゆる犯罪が消えます。脱税も消えます。オリンピックに向け、一気に進めるべきですね。

人間の行動は、全て金融力を支配する事から始まります。ユダヤ資本が力を付けた歴史を見れば良く分かります。ロス・チャイルドはワーテルローの戦いで、情報力で他に力の違いを見せつけました。伝書鳩を使い、他人より早く実際の真実を知り、ナポレオンが勝ったと嘘をついて、逆手に取ったのですね。今のスコットランドの独立問題と、同じ状況だったのでしょう。太平洋戦争では、米国は早くに、日本の暗号を解読し戦線を有利に戦いました。スマフォが開発されユビキタス時代が到来し、日本には既に実用化を迎えている様々な技術があるのに…。何故、それを官僚主導で統一し、推進しないのでしょう。不思議ですね。全てのデータを管理すれば、効率的な社会が実現できます。ビックデータの活用は必須なのです。

007は車から上がってくる様々なデータを、クラウド上で管理する仕組みに一枚、噛んでいます。これから、この地位を更に上げられるかどうかは、経営者の力です。でも少なくとも今は、かなり良い線に位置しています。ユダヤは情報を利用し、確固たる地位を築いたのです。日本も早く、この点に目覚めて欲しいものです。カタルは何度も述べています。スマートコミュニティー実現の為には、先ずは信用創造機能を復活させ…遊びのある社会を育てないと投資活動が起りませんね。どんな歴史も最初は冒険です。ライト兄弟も様々な実験をして、ようやく空を手にしたのです。今はスペースXの時代になるでしょうね。そうして宇宙エレベーターの時代になり、やがて大量のカーボンナノチューブが必要になるのでしょう。昨日はNHKで、この宇宙エレベーターを取り上げていましたね。早く、早く時代を進めましょうね。

さて、その網膜細胞再生のJ・TECは、関門の1820円ラインに来ました。これまでに2度、この壁に跳ね返されています。しかし今度は、おそらく突破できるでしょう。理由は3度目だからです。仮に、目先、多少、下がっても短期間で再び高値を奪回できるのではないかと考えています。カタル自身も…先ほどまで知らなかったのです。理研と提携していると言う事を…。今朝は、朝から買い物で、もしや…と思い調べ直したのですね。それで、あの紹介した文章を発見しました。勘は正しかったわけです。おそらく多くの人は、まだ知りませんね。

やはり再生医療の第一人者の地位は、揺るぎませんね。J・TECの将来は、人間の臓器製造会社になっているかもしれません。世界中にIPS細胞を使って人工臓器を提供するのです。ほら…株価の夢が広がりましたね。株屋は、夢を育てる手伝いをするのですね。やがて1万円の株価で公募増資を実現し、臓器工場建設の手助けが出来ます。これは証券マン冥利に尽きますね。

このような資金を、誰が提供するか…自己資本比率などと金融を縛っては、経済が委縮します。10%を超える自己資本比率なら、カタルは充分だと思っています。レバレッジを多くかけなければ、通常の業務なら…充分ですね。オバマは、やはり馬鹿ですね。貧乏人の出は、やはり政治の世界に、足を踏み入れては駄目なのですね。革新的な変化期ならいざ知らず…平時は、やはり育ちが良くないと駄目なのです。通常は、3代は掛かると言われます。ソフトバンクの孫さんの孫の時代にならないと…駄目なのでしょう。徳川なら家光の時代ですね。

育ちが「いやしい」と下品ですからね。カタルの文章を読んでいると、よく分かりますね。官僚批判をする辺りが…そもそも下品なのです。なんとか足がかりだけでも築きたいものです。日曜日に述べましたが、高値圏で出来高が減っているのは、玉が吸い上がっているのですね。これは明らかです。確実にステップアップしていますね。読者の中には痺れを切らしている人が大勢いますが、これが良いのでしょう。カタルは新聞を読んでいて…ケネディクスに対し、絶対の自信を持っています。カタル自身の問題は、目先のブレで耐えられるかどうかの…自分自身の資本力だけの話です。前回は610万株でした。このまま推移すれば、今日は、同レベルに水準になりそうですね。果たして、どうかな…。誰も後場からの動向は、分かりませんからね。479円が入りましたね。前回は478円でした。それを更新するのかどうか…。今、478円です。出来高は291万ですね。

出来高と値動きのバランスを、証券マンは常に気にしています。J・TECは既に前回の出来高と同レベルの位置で、368200株1743円です。おそらく完全な上昇波動に入るかもしれません。このラインは、既に2度経験し、あっという間に下げていますから売りたい人が、かなり居ます。目先だって、カタル君はやれると思っていますが…。実験をするほど、今のカタル君には余裕がないですからね。余裕が出来た次のステップアップの時に、実験をする事にします。

今日は新聞が休みなのですね。下まで取りに行って思い出しました。僕のマンションは下のメール・ボックスまで、新聞を取りに行くのです。…かと言って、ネットでは、まだなかなか馴染めなくて…。やはり自己改革は必要のようです。怠け者もそれなりに努力はしないとステップアップできませんからね。トホホ…。やはり三浦雄一郎はすごいね。あの年で、訓練をしてエベレストなのです。頑張らないと…。怠け者のカタル君は、これからパズドラです。なかなか進めない壁ですね。でも、お金を使えば進化して超えられるのでしょう? 謎ですね。使わないで何処まで行けるか…。ガンホーは、まだ534円ですね。あれは、今の株価に直すと20円とか30円ですからね。

来年の今頃は、ケネディクスの株価の隣に、0が付くと良いですね。当然、前じゃなくて、後ろですよ。またね。

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2014年09月12日

09/12

かたる:昨日は日銀動向に市場が揺れ、日銀総裁の生インタビューは、資産購入の対象はたくさんあると…述べていましたね。流通量が多いのは、国債と株を挙げていました。故にETF買い枠の増加は、当然、期待が膨らむのでしょう。一部で国債が流動性を失うぐらいに、既に買い入れており、金利も限界的な水準にあるので、日銀の役割は限られていると言われていますが、この考え方は間違いです。いくらでも対応策は存在します。日銀は万能なのです。昨日、日本人の意識観に触れましたが…、今は、「希望」が、日本人の心の中に生まれるかどうか…なのです。長く続く失われた時代の中で、日本人の心は蝕まれ、希望の二文字が消えました。今の日本は、極端に言えば、中国や北朝鮮版ですよ。長く続いた自民党が政権を失ったのは、村意識が強い日本人にとって、革命のようなものですね。

今の問題は「流動性の罠」です。川重の様に将来に備え、借入金を返済すると言う企業行動が問題なのです。「今でしょう」と…ならない心理が問題なのですね。今は時代の過渡期です、スマート・コミュニティーの入り口に位置しており、「心の境目」ですね。企業に滞留するお金を、どうやって投資に回すか? 基本的に儲かるなら、確実に、流れは生まれます。それが人間の欲と言うものです。だから非常に緩やかですが…、異次元緩和効果による金利裁定は、確実に動いているのですね。大手銀行や商社株は少しずつですが、下値を切り上げている筈です。不動産市況など…東京に来て御覧なさい。日本橋周辺を始め、大規模開発は続いていますね。車を走らせ首都高を回れば…嫌でもビル建設の大型クレーンが、目に飛び込んできます。この開発にスマート・コミュニティーを加えるわけです。

市場の動きも「まどろっこしい」イメージです。何と…昨日の人気株トップは、ソフトバンクの30428回を抜き、今仙電機の41688回ですからね。基本的にカタルは、値付けを重視しています。この回数は1日の取引で、何回、売買があったかという値付けの動きを示すTICK回数です。本来は、貸借銘柄で大型株が上位に並ぶはずです。三菱UFJは12685回ですね。ソニーは12476回です。昨日、話題にしたイナゴタワーを形成する目先族は、今仙電機や神鋼環境ソリューションなどの材料株に反応します。JVCケンウッドも出来高が膨らんでおり、明らかに手が入っていますね。此方も2年ずれかな? 先日から辻体制が動き出していましたね。社長交代と言えば…、話題をさらったサントリーの新浪剛史さんは、三菱商事に入社し、おそらく社費でハーバードに留学、それからローソンを任され、産業競争力会議メンバーなどを経て、サントリーに行かれました。今、話題になっているマックの原田さんもベネッセに移籍され、資生堂も4月から魚谷さんに交代されています。

基本的に、経営トップが変わることは…、要注意でしょう。改革により、会社が大きく変わることがあります。代表事例は、日産のゴーンでしょうか…。ただ最近は、僕の評価はかなり低くなっています。理由は株式時価総額が増えていませんね。確かに会社の業績は良くなりましたが…時価総額が増えなければ、所詮は駄目なのです。危機から脱出した後の戦略が、今、ひとつのようです。株価が年率7%以上になるなら…たいしたものですね。短期的には2倍、3倍はザラにありますが、高水準に定着した後が…問題なのです。通常の経営者は、ゴーン止まりですね。ソフトバンクやファースト・リテイリングのようなケースは珍しいのでしょう。企業は人なり…なのです。

マックを率いた原田さんのベネッセ株は…ある意味で注目されます。カタルは、教育ソフトの充実は、世の中に必要で、成長分野だと考えています。ただベネッセは…分散型企業ですからね。介護なども手掛けています。DeNAに期待したいのですが…なかなか動きませんね。最近は、絵本に拡張現実(AR、それとも仮想現実VRかな?)が組み込まれ、怪獣が家の中を歩き回るとか…。更に代替現実(SR)と言う時間空間を超えた体験も出来るようになっています。きっと、未来の遊園地は脳を直接、刺激するシステムになっているのでしょう。現実の世界と仮想世界の区別がつかなくなるかもしれません。ICT教育の世界は、無限の成長分野だろうと考えています。今のゲーム以上の存在価値があると思っているのです。だからベネッセにも、期待が芽生えます。原田さんの手腕は如何に…。スマート社会を考えていくと、ワクワクしますね。

そう言えば、ようやくアップルにも、電子マネー決済が組み込まれるとか…此処ですね。日本は既にスイカやパスモ、エディーなどが実用化されています。このキャッシュレス社会の効用を…カタルは何度も述べていますが…日本は、なかなか動きませんね。おそらく自分達の都合が悪いのでしょう。関西電力の1億円献金など…バレバレですからね。いい加減に、政治は金がかかるもの…と、裏も表も無くせばいいのです。

さて叩かれている朝日新聞社、この所、慰安婦問題から吉田調書…と誤報が相次いでいます。基本的に裏を取る能力が劣化しているか…スクープ熱が強すぎるのか…カタルは何も朝日新聞社だけの問題ではなく、メディア全般に言えることだと思っています。間違った解説が非常に多いですね。基本的に未来に関するものは、誰にも分かりません。それを分かったように…断定的に述べています。日経新聞も…ひどいものですからね。広告ばかり多く、日経ビジネスをカタルは、読むのをやめたのですね。たいした記事もないのに…有料で広告を読ませるのですね。呆れる姿勢です。でも仕方がなくカタルは何年も、日経の購読を続けています。大学生の時からですからね。良い商売ですね。

相場を観ると…、SQも無事通過…、昨日の後場からの動きで勝負ありですね。ケネディクスに代表されるようなモタツキ感は、どの銘柄も一緒でしょう。7000円を割れた時に指摘したソフトバンクは順調のようですが…そんなに、一気に伸びない筈ですね。アリババ上場は、いつかな? あまり関心がないから…。でも、証券マンなら紹介したタイミングで、ある程度は買っています。しかしカタルは、個人では絶対に買いませんね。何故なら、株価が2倍、3倍になる見込みが現状では薄いからです。イナゴ族だけが参加すれば良いのです。カタルは目先より「見えない利益」を重視します。今は、一般の人に分かってもらえなくても良いのです。何れ…カタルの言っていることが実現として、皆さんにも、分かるようになるからですね。

カタルは、これまでも数々の銘柄を手掛けており、その成功体験が自信に繋がり、自分自身の相場観が、絶対優位に立っています。テレビに出ている評論家など…3流役者にしか見えません。確かに一般的なレベルより、多少は、上に思える発言も時々聞きますが…所詮は、その程度なのですね。何故なら、彼らが組織から離れると…途端に市場から消えますね。ドイツ証券の武藤さんは、どうしたのでしょう。野村の植草さんもそうですね。まぁ、所詮は…みんな似たものレベル、そういうカタルもまだ3流域ですが…それでも歩合の世界で、食いましたからね。年収120万円の極貧生活は強みになります。多少の事に動揺しませんね。

相場で大切なのは、この精神力ですね。だから銘柄など…何でもいいのです。小野薬品も良い銘柄ですよ。今日は、多少、安いですね。ケネディクスは出来高が減って来ましたね。株価は横這いで…多少、右肩下がりにも見えます。横ばい圏のようですが…、ステップアップしている様子が、窺えます。その内、このラインの売り物が…買えなくなります。そうすると…もう一段のステップアップですね。階段相場から、エスカレーターやエレベーターに変化するのは、何時の事やら…。まぁ、新たなヘッジファンドの参入を待つわけですね。ただ少なくとも、現在は、1社以上は新たに買い始めているようですね。買ってなければ、これだけ信用残があるので、基本的に手を抜けば、株価は下がるのです。

イナゴ族は、まだ早いですよ。来年かも知れませんし、今年の年末年始かもしれません。あるいは、もう直ぐ始まるかもしれませんが…イナゴ族は619円の壁を超えてから参加した方が良いですね。あるいは昨年4月の849円を抜いてからでも、構いません。証券マンの人は、基本的に、この時期の株価は、余り伸びません。だから爪を伸ばしては駄目ですね。何度も繰り返す姿勢が重要ですね。リバウンドも多少見られます。例えば昨日のアドウェイズなど。支持線に注意を払うと良いですね。今日は日本通信がリバウンドしていますが、この手の株は、まだ避けた方が良いですね。昨日だったかな? 一昨日だったか…、ドル平均法を用いるなら、このようなリバウンド場面は、一旦は売り上がりましょう。3回程度、手持ち株を売っても、更に上に位置するようになれば、本格的に買い始めれば良いのでしょう。おそらく、来年まで本格反騰はない筈です。下手をすれば…3年程度は、「待ち」になります。「見えない利益」の背景があっても、こんなものです。

やり過ぎると調整に、時間が掛かります。富士通も、多少、やり過ぎましたからね。基本的なリズムは、大きな山の後は、例え相場があっても、小さな山なのですね。大型株なので、やはり時間調整は、かなり掛かります。今日は相場論を、多少、述べました。退屈だね。パズドラは、なかなかですね。だんだん使い方が、分かりはじめてきました。1週間程度、経過したかな…。毎日、1時間程度していますね。でもグリーの「釣りゲーム」程度のレベルに、毛が生えた程度のゲームに思えます。全体は、スクウェアのファイナル・ファンタジーのイメージですね。でもあの隠れたアイテムを探すワクワク感や、物語性は今のところは感じていません。課題をクリアした、達成感だけですね。それでは、また明日。

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2014年09月11日

09/11

かたる:今日の日経新聞では「イナゴタワー」の話が載っていましたね。このイナゴ達…ソコソコ生活が出来ているのでしょう。僕らの仲間も、セールスを辞めて、株で食おうとする連中が大勢いました。しかし大半は無駄な抵抗で儲かってないようです。それはそうです。いくらお客様の資産とは言え、お客様の資産を増やせずに自分の資産を増やせる道理はありません。更に、自分のお金はハードルが高くなります。「自我」が芽生えるからですね。郷里の偉人、山本五十六が「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かず」の文句は有名ですね。率先垂範は口で言うのは優しいですが、実際に部下を持ち、指導してみると難しさが良く分かります。

昔、サラリーマンの頃、専務が大口顧客開拓に同行して、注文を貰う場面がありました。顧客に無碍に断られても…専務の顔を潰すことになるし、顧客の選択に困りましたね。サラリーマンの悩みです。結局、ある程度、下準備をした顧客に同行セールスをお願いし、専務の顔を立てるのです。でも実際の末端現場では、部下と共に新潟の雪降る町に出て、一日中、軒並み訪問のローラー作戦をして、地図を塗りつぶしました。非常に大変な作業です。朝出かけ、2時間ほど、およそ10名程度でエリアを塗りつぶし、見込み客を作って行きます。兎に角、寒く手は赤く染まり、みんなも大変そうでしたね。

昼に近くの喫茶店などで集まって食事をして、又午後から開拓です。夕方に社に戻り、名簿の整理、電話セールスと…大変な日々を過ごしました。でも自ら、顧客を獲得して部下にどうやるのか…成功事例を見せないとなりません。実際の経験がないと、部下に成功事例を示すことは、出来ませんからね。自分の成功事例をみせることは、比較的、容易いのですが褒めることは難しいですね。だからカタルは一緒に飯を食い、行動を共にすることで、仲間との連帯感を重視しました。まぁ、最後は、カタルの心が折れ、転属の移動になりましたが…この1年~2年程度は良い経験になりましたね。「継続は力なり」という言葉がありますが、1年、2年は続きますが、5年、10年は、なかなか出来ないものです。

どっちの方向に、原稿を進めるべきか…やはり「イナゴタワー」ですね。
バッタとイナゴは、何処が違うのでしょう? イナゴは食料が乏しい時に、いいタンパク源で今でも、珍味として存在しています。二度ほど食べたことがありますが…、このイナゴタワーのパワーを、僕らは餌として生きないとなりません。彼らは目先族ですから、僕らは正当な投資で、時代の先に投資して、時期の到来を待つのですね。なるべく…この待ち時間を減らしたいのですが…2年程度の誤差は、どうしても生まれます。カタルが証券マンを辞めたのは、包括的な金融政策の時です。2010年秋ですね。でも2011年に大震災が…、更に欧州危機と散々でした。結局、2年、早かったのです。トホホ…この時間のギャップを、どうしたら埋めることが出来るかどうか…。今でも失敗の連続です。

ケネディクスは、既に1年と…少し、経ちましたね。今日のスタートは買い気配でした。9日は509円まであり、沈みました。まだ重そうですね。でも目先の玉は、だんだん薄れています。この株価ラインで、僅かな買い物で、買い気配の「掲示」は、神様からの「啓示」かも知れません。親父ギャグを言っている場合では、ありませんね。さてWSJには興味深い記事が掲載されており、世界中で一番、日本人が、暗い将来像を持っていると…と言うのです。それぞれの好転期待率は、UKが45%、USは35%、スペイン34%、堅実派のドイツは26%、フランスは低いのですが19%です。日本は、なんと15%となっていました。中国人は高く80%だとか…。でも変わらないと言う現状維持派は、日本が高いのですね。

意外に知らなかったニュースが…、オーストラリアは、日本の潜水艦を購入する可能性が非常に高いのだそうです。10隻も購入予定だと言います。総額で200億オーストラリアドル(1兆9600億円)と報道されていました。例の「そうりゅう」ですね。世界最大のディーゼルエンジン型の潜水艦です。原潜が主流ですが…、費用対効果面で優れていると…高い評価を得ています。確かに日本の深海探査船の技術は、世界一です。重工と川重なのですが、川重は借金返済との…文字が、日経に踊っていました。時代はソフトバンクの様に、積極投資の時期なのに…。

でもスマフォ絡みで、フラッシュメモリの東芝は、第五工場の建設と積極姿勢が続き、村田も増産体制と…今日、報じられていましたね。半導設備企業は、高水準の業績が続きそうです。テレビではディスコなどが、報道されていましたが、他にもたくさんあります。ステッパーのニコンは、オランダのASMLとの競争の最新動向はどうなのでしょう。性能面ではニコンも対等ですが、営業戦略面でASMLに遅れていると…言われていましたからね。カタルが現役時代から、だいぶ時間が経過しており、知識の入れ替えが必要かもしれません。エレクトロンも資本提携があり、勢力図が変わっていましたからね。先日のファナックと合わせ、日本も円安背景があり、韓国勢に勝てるようになっているようですね。東芝の記事が、日経新聞に載るのは何も偶然ではないですね。今日の株価は490円絡みで、ケネディクスと同じ株価位置です。チャートは良い形をしています。

金融庁は将来性のある企業向けに融資を切り替えると…述べていますが、この分野は激戦です。先日、ベンチャー投資に、規制の網を掛けようとしていました。結局、産業再生機構かな? いや産業革新機構か…ルネサスの様に、民間の領域に踏み込むのですね。金融庁の規制で縛り、民間の活力を奪うやり方は、従来型と、あまり変わっていませんね。金融のデフレモードは、なかなか改善されません。予算規模も景気回復で拡大するし…プライマリー・バランスは、庶民だけに厳しくあたっているようにも見えます。消費税を引き上げるなら、自分達もリストラすべきですね。この声が最近は聞こえなくなっています。議員の削減もどうなる事か…。彼らには、敵いませんね。

カタルは、ずっと官僚批判を続けてきました。彼らはダニですね。最近は、号泣した野々村県議問題から、政府活動費のあり方が話題になっていますが、道州制にして…早く民間負担を軽くすべきでしょう。「ポピュリズム」に訴えるメディアの報道も、控えるべきです。一例を掲げると…大震災の被災者への支援ですね。既に3年以上が経過しています。何らかの自立を迫る処置が必要でしょう。世の中、いろんな不幸は、誰にでも訪れる可能性があります。フクシマの原発処理を巡り、補償金詐欺なども見られるようですが…、人間はやはり、厭らしい動物ですね。まぁ、他人のことは言えませんが…。カタル自身も早く自立しないとなりません。

最後にリクルートの上場が10月だとか…。日米ともに株高を受け、大型上場が控えています。最近のモタツキは、この影響でしょうか…。上場日程が決まると下準備に追われます。イナゴ族が力を付ければ…市場に躍動感が生まれます。しかし彼らは懐が浅く、一発で意気消沈しますからね。今日は大手金融が高いですが、この種族は目先とは違いますね。基本的に異次元緩和から、資金が溢れだし、銀行や商社など配当利回り投資の裁定活動が続いています。イールドスプレッドの考え方が浸透し始めていますね。

だから黒田さんの含み笑いも一理あるのです。でも円安が、過度に進むと輸入インフレが起りますね。スタグフレーションの懸念です。既に空洞化の際から5年ですから、あと5年は、投下資本の回収に回るのでしょう。でもファナック、東芝、村田など国内組も復活しています。しかし現状は、川重のようなケースが一般的な判断でしょうね。だからソフトバンクの孫氏は、潮流を見極める眼を持っているのですね。スプリントの買収、買った値段で売ったとしても、今なら3割程度、為替で儲かるね…、個人で買ったティファニービルは、既に2割程度は上昇しているでしょう。時代の流れを見極めることの重要性がこの事からも窺えます。本当はマンションを買う時期ですが、カタル君は貧乏人なので、5万円で最低投資が出来る、ケネディクスで辛抱ですね。我慢の大切さを噛みしめています。それでは…また明日。

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2014年09月10日

09/10

かたる:国内GDPの確報値が引き下げられ、スコットランド問題も絡み、円安が進行していると言います。想い出すのは…、産業界が「泣き」を入れた2008年末から2009年の動きです。丁度、今の為替水準は、2008年半ばのレンジに戻って来ましたね。マーチの生産移転発表が2009年1月ですから、それまで110円台だった為替の動きが、2008年春に一度100円を割れ、再び戻され110円を頭に年末にかけ、再び100円割れた後に80円台に入りますが、この辺りが分岐点になり、自動車産業の海外移転が進みました。まだ5年ですから、設備投資分を回収しておらず、(この事は非常に重要な点です)仮に円安が進んでも、国内回帰は難しいのでしょう。(為替のチャートは、8/31のコラムに掲載されています。)

昨日はマツダなども買われていましたが…、富士重工の二番煎じより、カタルはマツダだと思っています。理由は…中国ですね。もともとカタルは、中国市場の伸びに期待していました。ただ、色んなゴタゴタが続き、なかなか軌道に乗ってなかったのですが、ここに来てようやく20万台体制が確立されつつあります。この数字は、マツダにとっては意味のあるものでしょう。何故、為替の話に言及したかと言えば、国内の生産基地への回帰現象の動きを観る為に、マツダや日産のマーチ移転の背景を考えたのです。

カタルは基本的に、銘柄への執着心がありますね。理由は、何故、事前の予想の様に、カタルが推奨したのに…綺麗に株価が上がらなかったのか? その理由が、何処にあるのかを検証するためです。アークなど…一時、株価が上がり成功に見えましたが…、結果は、高値を維持できず、途中で下がりましたね。グリーはある程度、理解しています。最近は下値が堅いようですね。あまり見ていませんが…田中君なら、大丈夫だろうと思っています。最近は、再びアークに関心があるのです。70円だったかな? 普通株の取引価格に鞘寄せする形で、株価が下がりましたが、ここは基本的に下値圏です。カタルが買った株価は確か…170円前後ではなかったかな? その後、株価は急騰し、400円前後まで行き沈みましたね。この推奨の考え方の背景は、生産基地の国内回帰がテーマだったのです。この会社の発祥は、中小企業の寄せ集めですからね。日本の製造業と言う、象徴的な地位にあると、今でも思っています。

買収したオリックスは、非常に先進的な会社です。外人評価も高い会社ですから…カタルは好きです。このオリックスもやりましたね。1万円を割れてからの推奨ですが…下がる、下がる。苦労しましたが、結局、儲けになりました。オリックスへの投資のタイミングは、天才の小手川君が、お見事でした。彼の「洗練された勘」なのでしょう。結局、彼は悟る訳です。100億近くになれば、ディーリングで利益を上げるのは、大変だと思ったのでしょう。それで資産分散の意味もあり、不動産を買ったのでしょうね。賢明です。独自概念を持つ、彼のような人間が増えれば…日本の市場も、相場に厚みが生まれますね。

市場には様々な価値観が存在します。その価値観同士がぶつかり合って、答えを求めています。今日もROEの話が日経新聞に掲載されており、日本的な総資産経営が、だんだん陰に染まっていくと思っています。時代の変化はゆっくりと…場合により劇的に変化しますね。とくに相場はそうですね。揉み合いに入っているケネディクスの形は、日経平均株価の動きに、最近はよく似ていますね。昨日は仕掛けが入ったようですが…綺麗に抜けなかったですね。でも509円と506円を抜いています。しかし板の売り物は、あれから増加し600万株台で…相変わらずの信用買い残の重みを、見せつけていました。値動きからみて、そろそろ、このラインの売り物は切れると思っていますが…。500円から619円の壁は、かなりの厚みがあります。だから目先の人は、619円を切ってからの参入で充分なのですね。難しい所を、何度もやる必要はありません。でも僕らは確実に玉を貯めますが…。

昨日はマイナス金利での取引だったと観測されていますが…、もう上がる銘柄は、事前に決まっているのですね。時代の流れが変わるものではありません。休耕地の課税強化は面白い発想ですが…、一律適用は、同時に問題を孕んでいるのでしょう。どのように稼働させるか…見ものですね。まだまだ日本はやることが山積みですね。強力なリーダーシップが必要になります。三菱UFJも、川崎汽船も…今の株価は理解できませんね。まだ株価は完全なデフレモードです。一体、いつになったら、正常なモードに切り替わるのでしょう。民の動きを金融庁は縛り、官の勢力が民間の領域を犯しています。産業再生機構などの事を、カタルは言っているのですが、どうも日本人は、なかなか村論理の集団行動から抜け出せないのですね。経団連の政治献金再開などの行動は、明らかに村社会の論理ですね。個別企業が経団連に関係なく必要ならするし、必要ないなら…経団連が何を言おうがしない筈です。経団連の会費から、献金するなら分かりますが…。まぁ、楽天の三木谷さんが反発するのは、良く理解できます。

ユニクロが5000万、柳井さんが個人で5000万、錦織君に渡すそうですが…グローバル・チャレンジャーと言う点で、錦織君もユニクロも一緒だと報道されていましたね。日本企業の中で…、何社が、グローバル企業に成長できるのでしょう。錦織君の成長を見守り、日本企業のROE改革への成長も、見守りたいと考えています。最近は下値が堅いですね。日経平均株価もケネディクスもそうですが…確実にステップアップしている様に見えます。だんだん迫って来ましたね。年末年始が…。

あら、やはり日本通信は500円台に入りましたね。まだ値惚れで買っちゃ駄目ですよ。この下落は日本通信の成長過程を確かめるものです。だから、ここ最近の格安スマフォの浸透度合いを…市場は見たいのですね。でもカタルは、また高値を更新できるかも…と考えています。かなり、素質が上位だから、株価が10倍近くになったのですね。株は腐りませんからね。株価が下がることが、最大の好材料ですが…時期がありますからね。でもお金持ちは別です。ドル平均法で買い下がれば、どんな株でも大儲けできます。

与太ですが…ドル平均法と言うのは、同じ投資金額で買い下がることですね。1200円当時の金額と、今の株価で、同じ金額で買うと株数は2倍以上になりますね。下げているときに買いたくなるのが、人間の性ですが…人間は感情の動物で、しかも時間が待てないのですね。5年も10年も、同じことを愚直に主張し、同じことを出来る人は、まず居ません。だからバフェットや森泰吉郎のように、なれないのですね。

マツダでも良いですね。カタルは2010年春に、マツダを推奨していました。でも結果は2012年の秋が、正解だったのです。しかし2年間、ドル平均法で買い続けていたら大儲けになっていますね。まだまだ上がる筈です。今は、既に潜在成長率とのギャップは薄れましたが…普通の株として、まだ伸びるでしょう。

カタル銘柄に指定した、ケネディクス、007やJ・TECは、非常に、この見えない利益を生む力がありますね。潜在成長率は、他の株に比べ非常に高いのです。ただ問題は政策の選択なのですが…。本当は、落ち込みが明らかになった前回の政策決定会合で、やはり日銀は、付利金利の撤廃やETFの買い入れ枠の拡大など…実施すべきだったと考えています。でも黒田さんは、今のスピードでも充分に、デフレ脱却が可能と考えているのでしょう。黒田さんに、三菱UFJの株価を解説して欲しいですね。でも…確かに、国債の流動性が希薄になるぐらいに、お金は供給されています。だから、あとはマインドの問題なのですね。既にジワジワと土地価格は上昇し、リートも利回りが低下するので、都会での運用が難しくなり、地方に拡大し始めています。地方では、まだ10%台はゴロゴロしています。

この動きをみれば、確実にデフレ脱却モードは機能していますね。だから多少の突発事故が発生しても…日本株は堅調です。僕には、この事が良く分かりますが…世界のヘッジファンドの連中に、理解させないとなりません。もう動いているのですが…。最近、日経平均株価とケネディクスの動きが似ているのは、きっと、その事を示唆しているのでしょう。僕らは核心を突いて、儲けるのですね。時代の潮流の流れの源を捉えるのです。三菱UFJや川崎汽船の株価は、おかしいのです。明らかにデフレ社会でないと説明でいない水準なのですね。だから、絶対に株価は修正されます。三菱UFJは、間もなく4ケタを回復する筈です。日銀の流動性供給が効いているか、どうかの…バロメーターなのですね。

黒田さんは三菱UFJの株価が4ケタを回復したら、緩和姿勢を転換すればいいのです。その時にケネディクスは、一体、いくらになっているのでしょう。考え方の基本は、此処ですね。先ずは信用創造なのです。おそらく500円以下で、もう直ぐ、ケネディクスは買えなくなりますね。10月に入ると…600円が見えるようになると思っています。株の上昇スピードは、だんだん加速されるのですね。このモッタリ感がまた堪りません。保有者の心を蝕む、モタツキ感が、これからの上昇力の原動力になるのです。分かるかな? 売った瞬間に、急騰する悔しさが…。その悔しさが、やがてコンチクショウに変わり、こんなバカな…、こんなはずでは…と、心が変化するのが株なのですね。その原動力が、今のモッタリ感なのです。

ぬるま湯のお風呂に浸かっている様な心境ですね。それでは、また明日。

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2014年09月09日

09/09

かたる:今日も日経から…。基本的にカタルの着想は、主に新聞やテレビからヒントを得ます。今年に入り、日本通信を取り上げたのも、小野薬を取り上げたのも…日経新聞本紙の一面記事でしたね。昨年の富士通は、テレビCMが増えてきたので…取り上げたのでした。自分の「ものさし」が時代観として備わっており、その尺度に合ったものを相場環境と照らせ合わせ、マッチさせるのですね。今日の新聞に、ミドリムシの量産記事が載っていました。ユーグレナと言う新興企業が、特定のグループの関与があり、市場で人気になっていましたから、神戸製鋼の子会社の神鋼環境ソリューション6299も人気になるようですが、基本的に…このような材料株が市場では、一定の支持を得ます。ただ本当は神戸製鋼なのでしょうね。ガンホーではなくソフトバンクとか…親会社に支配権がある訳です。でも市場は値動きに魅せられ、小さな子会社も取り上げます。人間の性ですね。

先日来からカタルは、これまでは「日本通信を買って、ソフトバンクを空売り」…と、して来ましたが、先ごろから今度は逆に、「日本通信を空売りして、ソフトバンクを買え!」…と述べてきました。ただアリババの上場期待が市場で加味され、ソフトバンク株は上がっているようですが…現実は見えませんね。買収費用が金利負担となり圧し掛かり、米国スプリントの設備投資負担も掛かります。このような大掛かりな装置産業は、基盤整備にお金がかかりますが、後は、基本的にはメンテナンス料だけで、料金収入は利益になります。

でもわが国では、NTTの技術力は群を抜いていますね。先日は光ファイバーの情報電送量が大幅に拡大する技術が、新聞で紹介されていました。光と言えば、浜松ホトニクスを想い出しますが…ホトニクスは、カタルのお気に入りの会社です。歩合セールスとして、ホトニクス株を高く放り上げ、公募を実現させ資金面で援助したいと考えたこともありました。カタルは好きですね。研究開発型の会社が…。ただホトニクスは利益に疎いと言うか…節度を弁えていますね。それに引き換え、米国の会社は暴利を貪ろうとします。ルネサスエレクなどを観ると…外人評価は当初から高かったのですが、日経新聞の記者が語ったように、国内の認知度は低く、あの事故がなければ、ルネサスエレクの存在価値を認めていませんでした。地震で工場の操業が困難になり、自動車生産が止まったのでルネサスの存在価値を、再認識させられたのでしたね。

この現象はルネサスが、自分の利益率を考えないで、シェア争いを演じて来た事実です。米国の会社なら、あり得ない価値観です。適正利潤を追及するのは当たり前です。きっと村論理があるので、多くの製品は相互開発型になり、互いに利益を譲るのでしょう。カタルがよく述べているROEが、経営基準になってなく、浸透していないのです。総資産経営の売り上げ重視のスタイルだから、こういう現象が生まれます。ところが、米国は違います。今度、GEは伝統である家電部門を売却するとか…。GE発祥の産業を売却しても、利益率に拘るのです。この姿勢が「NYダウ」と言う指数が開発された当初から生き延びている、唯一の会社の理由でしょう。指数スタートの1896年は、12種の銘柄で始まり、現在は30種に拡大されましたが…古い企業は石油のエクソンモービルの1928年、更に、P&Gの1932年、科学のデュポン1935年などが…続きます。

この度、製品化されるRD-1阻害剤は、非常に高額です。患者一人あたり年間1500万円と言います。最近、親戚がメラノーマの診断を受けたので…気になっているだけ、なのかもしれませんが…、米国でもまもなく認可され、今度はメルクを提訴したそうですね。裁判の結果が、どうなるか分かりませんが…多額のロイヤルティーを手に出来るかもしれませんね。どっちにしても小野薬は良いですね。最低単位で100万円程度が必要で、カタル手法を用いるには、多額の資金が必要なので僕は手掛けませんが、好きです。やはり日本は変化していますね。僅かな審査期間で製薬化が実現されるのです。この効果は絶大ですね。何も小野薬に限った事だけではありませんが、先進医療に好意的な態度になって来ました。J・TECも新薬単価が高いのも頷けます。産業を育成しようと言う姿勢が感じられますね。

そうだ…今日は新聞記事の話でスタートしたのですね。割安だった川崎汽船のコンテナ船発注が一面に載っており、市況欄にも、実際のコンテナ船の運賃推移(アジア―米国)が載っていましたね。荷動きが活発になっている様子が窺えます。赤字、垂れ流しの欧州路線はどうなのでしょう。この度の川崎汽船の変化率は、高いようです。既に株価は、この記事の掲載の前に、反応していますね。天才の小手川君が、やられた会社ですね。彼の感覚は間違ってはいないと思います。僕なら…株価が安くなっても、きっと買い続けたでしょうね。100円を割れたわけで…、あの場面はいい買い場だったはずです。この会社も純資産価格が414円もありますね。新規発注をするくらいですから、持っている船の価値が帳簿上より落ちているとは…考え辛いですね。通常は市況が弱い時は、持っている船の単価も下がりますから、減損会計を実施している筈ですね。でも実際は、どうなのでしょう。この辺りは…調べないと分かりませんね。

要するに…ヒントは何でも良いのですね。どう時代性を関連付け、業績の変化率が高い銘柄を探すか?…が、株式投資の儲ける秘訣です。良い会社を買うのではないですよ。業績変化率の大きな会社を探し、その会社に投資するのですね。スタートが007の様に赤字の会社もありますし、小野薬のように、黒字で配当をしている会社の場合もあります。見えない利益の読みを争うのが…株式投資なのですね。優良企業と…市場が認知すれば、もう魅力はないのです。ケネディクスは、明らかに、現実と株価の乖離が非常に開いているから、この乖離が時間経過で埋まるので…カタルは買いだと述べているのです。通常は業績の変化率が2倍、3倍と膨らむと、株価は3倍、5倍というように、業績以上に変化します。今はこの乖離が最も開き、この年末年始から市場の認知を得て、急速に縮まる…と言うのがカタルの読みなのですね。

さて今日は、寄り付きから高く始まりました。今は509円まであって504円ですね。前回は陰線が5日間ですが、今日、株価が上がって終わると、中4日と言う事になります。まるで先発投手の話しみたいですね。壊れず投げ続ける黒田君は、やはり素晴しい。「いぶし銀」と言うイメージです。もちろん岩隈も…。錦織君は残念でしたね。3-6の3セット終了は、やはり、まだ距離を感じます。でも良いですね。上り調子と言うのは…。株価もやはり右肩上がりでないと…人気が保てませんね。場の売り物は453万と、先日の540万から約100万程度、減って来ましたね。通常は戻り売りがあり、売り物は植える株価位置ですが…このような現象は、玉が吸い上がっている現象なのでしょう。値動きもその事を示しています。

カタルは天井の高さを、以前から述べています。最初から最低4桁から2000円と述べ、上場来高値更新も可能で、場合によれば、成長株の認知「リートはPFI」との評価で、1万円相場まであるかも…と夢のような指摘をしています。しかし、だんだんと…時代はそうなっていますね。今日の日経にも、一面に、伊藤忠の物流リートの話が掲載され、5面には、「公的金融、静かな膨張…」と応援現象が載っていましたね。これは官主導の批判記事のようですが…「リートはPFI」だと言うカタルの構想が、正しいことを指摘している様に見えますね。

新聞を読んで銘柄の動きが連想できるようになれば…もう一人前の証券マンです。あとはテクニックだけの話です。基本的に証券マンは、株が高くなれば売り上がり、株が安くなれば買い下がればいいのです。証券マンには、無限の資金が転がっています。最初は100株や1000株でも…やがて10万株、100万株と注文を出せるようになりますね。確りした仕組みを、理解して置けば、カタルのような馬鹿が生まれます。その方が世の中面白いですね。みんなが皆、まともな人間では…世の中は面白くありません。息子に「今頃…」と馬鹿にされましたが、最近、「パズドラ」に嵌っています。なかなか面白いですが…奥行きが、今のところは感じられませんね。僕はガラケーの時、グリーの釣りゲームをしましたが…今のところは、同じ印象です。それでは、また明日。

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2014年09月08日

09/08

かたる:最近、娘が帰ってきたので、いろんな刺激を受けています。ロンドンからインターネットを通じて、あらゆる予約が出来るらしく、食事をする店などもインターネットを利用して決まることが多いようです。結局、銀座の焼き鳥屋に、みんなで行ったのですが…モダンな現代的な雰囲気の店で…焼き鳥の煙なども充満した屋台のイメージとは大きく違っていました。メニューはタブレッドが使われ、料理もたいしたことがないと思うのですが…何故か、若い人が中心に、店は混んでおり満席でした。きっと多くの客は、ネットからの情報なのだろうと…と感じましたね。そう言えば、今回の宿は「一休さん」を利用しましたね。結局、生活スタイルが、既に大きく変わっているのですね。そう言えば…スマフォの言語変換アプリを使って、義理の息子と会話をした次第です。日本語で話すとイタリア語や英語に変換するのですね。まだまだなのですが…かなり使えました。なんとか会話は成り立ちますね。

さて、6.8%減から7.1%減に、減額修正が拡大したGDP統計ですが、此方の統計データも変化をみせていますね。今度はこのネット通販もGDP統計の対象になるとか…。今は17:32で、相場の結果を観ているのですが…、意外にも金融、不動産、商社など大型資本の株の値動きが、確りしている様に感じますね。でも、今は…どう考えても微妙ですよね。今日の日経朝刊を見れば、消費は期待できません。なかなか需要が伸びている様な…統計は見られないようです。更に、円安に対する見方も、二分されていますね。昔なら円安による輸出の増加が所得を押し上げ、経済成長に繋がりましたが、今は輸入物価の増加と言う、負の面を観る傾向もあるようです。このまま、円安が進むと…需要が回復して物価が上がるのではなく、輸入による便乗値上げの物価高と言う面が強調され、スタグフレーションと言う、物価高で景気が悪いアゲマゲドンリスクという懸念が考えられます。

しかしGDPの減額にも関わらず、大型株が確りしていると言う事は…既に消費税の反動減が長引いている懸念は、市場においては大きなウェートを占めていない…と言う事になりますね。相場は次の展開を感じ始めていると言う解釈も成り立ちます。でも膨らむ国家予算など…官僚さんは、本当に財政規律を重んじているのでしょうか? プライマリー・バランス? というお題目は、何処かに消えたのでしょうか? 最近は、公務員の削減や国会議員の削減などのトーンは、低くなりましたね。黒田さんが、消費税を再引き上げしないリスクに対し、円安などが過度に進み、国債が売られると…対抗手段が希薄だと述べた警告を、彼らは、どう考えているのでしょう。やはり少し心配で、考える必要があります。

でも黒田さんの自信のある含み笑いは…ある意味で充分に理解できます。異次元緩和は確実に0.5%運用の世界から、国内金融の資金を締め出し、リートや外債、更に株式へと…より高い、利回り裁定が、強制的に行われています。機関投資家はイヤイヤ…リスク資産に、資金を移動させざる得ないのですね。だから…数字は悪く、見通しは不鮮明ですが…ジワリジワリと、株価が上昇しているのでしょう。ある意味で、円の紙切れ化が進んでおり、物の上昇が始まっています。戦後の混乱期を乗り切ったお金持ちは…土地を買い漁ったのですね。お金と言う紙くずを…換金したのです。米国、欧州、日本と世界各国は紙切れを増産し…マネタリーベースを大きく増やしています。米国は3倍以上ですからね。株価が上がるのがやはり道理です。

カタルの見方は間違ってないと思います。たとえアベノミクスが成功しても、失敗しても…どっちに転んでも、ケネディクスは間違いないと思っていますが、出来る事なら、銀行株も上がり、日本復活のシナリオを望んでいます。三菱UFJは絶対に4ケタ以下の株ではありませんね。だって純資産価値が、1株あたり893円もあるのです。しかも毎年一株利益が70円程度あるのですね。20円を配当性向に回しても、50円は毎年、内部留保されるのです。妥当株価は1300円から1500円が相場でしょう。三菱UFJの資産を担保にして、TOBを1000円でかけても、採算が合いますね。そうして都市銀行の持ちビルを売却か再開発して、効率経営をします。日立の純資産と中身が断然違うのです。何故、だれも三菱UFJを買い増ししないのでしょう。この株なら100億円単位で、いくらでも買えますよ。

ケネディクスを100億円単位で買うと、株価が飛んで運用は困難ですが…、三菱UFJなら、そんなに株価は飛びませんね。カタルが頭の中で描いている相場の動きを展開している様に感じています。異次元緩和を始めて…既に2年ですからね。流動性を欠くほど…国債は品不足になっています。先頃、見せ玉で、国債先物を動かしたと…立件された事件がありましたね。あの程度で、国債先物が動くほど…玉が枯れているのでしょう。まぁ、機関投資家が馬鹿なのですね。料亭女将に翻弄された事件と、同じレベルの現象が生まれています。バブル期も、ボトム期も、象徴的な事件は起こるものです。世の中は面白いですね。

ケネディクスの明日は、高値圏で5日目になりますね。前回は5日目が急落し、6日目に底打ち反発でした。本当は下値切り上げが強いのですよ。しかも490円を割れない方が良いのです。前回478円から445円と…33円の幅でした。今回は、今の所513円から本日の482円の…31円の値幅です。どんな形になるか…。基本的に右肩上がりの下値切り上げのパターンが、やはり一番強いのですね。立ち上がり後に見られる、揉み合いの形に注意され、相場に臨むのが良いのでしょう。

今日のように…下がっても良い環境なのに、意外に相場が強く感じるのは…やはり相場全体が変化を迎えているのでしょう。ただ、まだ明確に上昇しているとは言えないのですね。底這いのイメージなのです。休んでいても見所は満載ですね。アークも今日は上がっていましたね。マツダの中国市場の動向は注意が怠れませんよ。何しろ中国は、世界一の自動車販売を誇る市場なのです。今回は20万台に迫る勢いです。日本勢はいずれも一桁台の増加ですが…マツダは22.2%増なのですね。先駆したホンダの1―8月は5.2%増の445472台に対し、マツダは130573台です。まだまだ数字のボリュームは、大手と比較すると低いですが…やはり良い伸び率なのです。因みに日産は2.2%増、トヨタは9.7%増、これはHVの優遇政策でしょうね。メキシコが立ち上がるので円安効果は薄れますが…勢いがあるので相場になりそうです。

円安関連も、やはり注意は怠れませんね。カタルの基本構想の国内生産回帰という動きも、やはりあると思っています。何しろファナックは、国内新規工場を立ち上げるのです。村田だって…アルプスも、国内比率が高いですね。基本的に経済動向と関連銘柄の動向は押さえて、おかなければなりません。証券マンは常に、全方位に注意を払わねばなりませんね。たとえ…買わないと決めているラオックスなどの銘柄でも…市場人気になれば、買われている背景を知って置き、関連銘柄を観ておく必要があります。それではまた明日。今日は、遅くなって…ごめんね。

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2014年09月05日

09/05

かたる:スーパーマリオ(ルイージだった?)に似ているドラギ総裁は、EUの日本化現象を非常に気にしているようですね。世界中で起こっている生産基地の新興国への移転から発生する構造改革(空洞化=パラダイムショック「枠組みの変更」)に、なかなか先進国は、追い付いて行けないようです。当然ですね。このようなパラダイムショックは百年単位の構造変化なのです。日本場合は1853年のペリーの来航以来ですから…。世界は、まさに産業革命以来のインターネット革命が進行しています。この形は見えにくく、きっとSFの世界への挑戦ですね。カタル自身も、理解しているか疑わしいのです。カタルは以前、押井監督の映画を話題にしました。イメージは、あんな世界です。まさに電脳社会ですね。スパコンの利用は、人類の進化を一気に早めるのでしょう。間もなく、誰もが宇宙の旅に行く時代なのでしょうね。スマフォの開発、そうして、なかなか一般の人には分かり辛いでしょうが、金融デリバティブの発展です。どうも…人口の多い新興国が市場経済へ参加したことにより、価値観が大きく変化している様に感じています。

先日、テレビを見ていたら、あれ?…と思ったのです。ダイヤモンドの価格が高騰していると言います。少し前まで…世界市場を支配していたデビアスが、価格をコントロールできずに、価値が下がっているとの認識だったのです。ところが…今は買い取り価格が上昇していると言う報道でした。あれ? 既存の認識が…いつの間にか変わっている。驚きましたね。確かに金価格が上昇し、高値止まりを続けています。原油価格もそうですね。上がった割に、全く下がりませんよ。鉄鉱石の価格は、最近中国の爆食が消えて、大きく下がっているようですが…。イギリスでは、昔から資産を持っている人と、持ってない人の格差が広がっていると言います。生活費に占める住宅経費が、極端に高いと言います。新興国の市場経済参入が定着し更に拡大を続けています。世界の中央銀行は流動性を供給し、金融バランスの均等化を計りましたが…、ここに来て、やはり資産価格の上昇が鮮明になっている様に感じています。宝飾品の価格上昇も、その現象の一つではないか…との憶測が生まれますね。

中国では、香港の移管に伴い50年間、保証されていたはずの二国化制度が崩壊し…、世界はどう動くのでしょう。ウクライナに見られるロシアの行動や、中国の一部の動きは揺り戻しと単純に考えて良いかどうか…。もともと「流動性に罠」の状態が、これほど続くことが異常に見えます。物理的に、需給と供給の関係をみれば明らかですね。基本的にマネタリーベースが、2倍に膨らめば貨幣価値は落ちますからね。世界中で日本化現象を気にして、流動性を供給しているのですね。米国の引上げがどうなるか…。中国の賃金は急速に上昇し、今では年収200万円ほどと…指摘されており、先日、農薬入りの冷凍製品の話題の時に…日本の賃金レベルも、遜色がない水準と言われていました。その不満が爆発したと言いますからね。あの報道を聞いて、日本の空洞化も限界点と考えていました。更にここに来て、人手不足により、急速に日本ではロボット化が進むと言われています。ファナックの国内新工場建設は、ある意味で象徴的な事象でしょう。ロボット化が急速に進展する筈ですね。少子高齢化は、技術革新と知恵で新しい世界に、我々を運ぶのでしょう。「ファナック」はカタルが好きな銘柄です。お金持ちの皆さんは良い株ですよ。以前、ゲンコツロボットを紹介したことがありますね。

さて与太が進みますが…。もう少しお付き合いを…昨日の日経新聞(9面)には、米国金融の政策当局への「恨み節」が掲載されていましたね。非常に重要な記事です。もう一つが中国の民間投資会社、復星集団の日本への不動産投資の話です。1000億円規模の物件は、そうあるものではありません。彼らは100億円投資と言う話ですが、東京の土地は限られており、舛添知事の国際金融都市構想と絡み、香港は先ほどの問題ですね。シンガポールはバックボーンに欠けます。もし東京が本気を出して構造改革を進めると、一気に国際金融都市としての地位を固める可能性があります。オリンピックもあり、投資背景は抜群ですね。カタルが野村の役員ならアラブの王様に掛け合って、ケネディクスに対し1000円でもTOBを掛けますね。何故なら、AUMが1兆4000億円もあるからです。発行済み株式総数が2億6565万株ですから、1000円で2656億円ですね。安いですね。この代金で東京のオフィスビルを中心とする支配権を手に入れることが出来るのです。

何故、ロンドンの地価が急騰を続けているか? 背景をよく考えねばなりません。おそらく移民政策の為でしょが…自由な空気がある東京は、やはり中国の政府規制下の市場とは大きく違いますね。シンガポールの指導者は素晴らしいが…背景の経済力が希薄です。やはりアジアの金融を支配できるのは、東京でしょうね。ただ政策当局に、その意思があるかどうか…。日本経済の可能性は限りなく広がっています。少子高齢化は逆の意味で、チャンスですね。日銀で生まれている潜在成長率の限界説は、間違っていると思います。さてゴタクが長くなりましたが、これらの事象は非常に重要なのですね。米国金融の不満も経済の成長に影響を与えます。自働車へのサブプライムローン復活の記事で、安心感を覚えていましたが…やはり米国は、完全に立ち上がっていないようにも見えますね。果たして、実態はどうなのでしょう。

さてカタル君は、今日もケネディクスを寄り付きで買いました。これで…3日間連続で買ったことになります。もともとヘッジ目的で、保険料のつもりで外した玉を、元のポジションに戻したに過ぎませんが…。過去最高残高に積み上がったことは、事実です。もうお金がないので、今度は利食いを適度に入れて、その利食い金を元手に株数を増やす予定です。非常に危険なので、皆さんは止めてくださいね。カタルだって、先の事は分かりません。でも僅かなデータをもとに、カタルは自分の推測を信じての行動です。もともと、誰も先の事は分かりませんね。一般的に、確りしたファンダメンタルの分析をして、時代背景を考え、一つの基本方針を決めます。あとはテクニカル上の問題だけですね。売買テクニックにより、運用成果は、2倍にも…5倍、10倍にも変わります。

ここ連続でバフェットや森泰吉郎の話を紹介し、「我慢の話」をテーマにしていました。そうして株式教室では、3%の賃金上昇と2%の物価上昇の話を展開し、「希望」の話をしましたね。名目と実質の考え方です。この根底を支えるのが、資産価格の上昇なのですね。何故、カタルが「1300兆円の逆襲」と述べているか? ドラギ総裁の資産担保証券の買い入れが、ある意味で答えを出しています。中国の投資グループ復星集団の行動は、氷山の一角に過ぎません。ヘッジファンドは、世界の優秀な連中が集まった知的集団ですね。大きなチャンスが存在する時代変化を、見逃す筈はありませんね。事実、だんだんカタル構想への参加者は、増えていますね。カタルがケネディクスを昨年3月(25310円)に続き、二度目に推奨したのは、昨年の8月に500円を割れた時からです。その後、ステート・ストリートの賛同を得て、キリン・マネジメント・エルエルシーや三菱UFJと支持が広がっています。そろそろ浮動株が、市場から消え始めている筈です。

まだ5000万株近い信用残がある為に、当然、株価は揺れるでしょうが…だんだん軽くなっていますね。板状況をみている人なら、この解説が分かる筈です。値動きでもそうですね。今回は一気に、前回の512円のポイント抜きました。玉が吸い上がってないと、なかなか、このような展開になりませんね。カタルは複数のファンドが参加しているだろうと考えていますが、目先筋より、玉の吸い上げが続いていることが、支持者をどんどん呼び込むのですね。問題は株価が高くなった時に、それに見合う業績数字が付いてくるかなのです。確かに株価が崩れた日本通信は、これから企業業績が急改善するのでしょが…一度は、変化のスピードを確認する時間が必要なのですね。ケネディクスが、最初に800円台を付けた動きと同じことです。日本通信への再参加はあり得ますが…、まぁ充分な時間が経過し、500円を割れてからで、充分だと考えていますね。それより順番が来たケネディクスですね。

何度も述べています。年末年始から…来春に、一つの山が来ると考えています。数字も付いてきますね。カタルは一株利益100円台は、堅いと思っています。ここで「リートはPFI」だと言う概念が育つと、株価は、一気に1万円ですね。夢への評価は、最大PER100倍だからです。日本通信が、この水準で株価が止まったのも頷けると思います。さてチャートの形ですが、実線の形が重要です。大幅高の陽線(2日)の終値は490円ですから、この株価を下回らずに、揉み合いを続けるのは…大歓迎です。今日、寄り付きが505円と高寄りをしましたが…カタルには玉の吸い上げが進んでいるように見えます。果たして下値を、どんどん切り上げるかどうか…。まぁ、小野薬のように少し緩んでも、問題はないのですよ。事実、ケネディクスの22日からの下げは、短期で理想的な利食い状態を示しています。

小野薬は10月28日までの何れかの時期に、米国でも新薬が認可される予定だそうですね。今日のWSJに記事が載っていましたね。やはり良いですね。お金持ちなら買いたいね。昨日の3Dマトリックの上昇は、止血剤の認可だそうですね。シンガポールじゃ、人口は限られますが…。銘柄などは、何でも同じですね。カタルは一つで、充分だと考えています。値動きで色んな点が、分かるのですね。

昨日のケネディクスの出来高は、これまでの3000万台から2000万台に減り、しかも下値を切り上げていますね。引けにかけ売られましたが目先筋の連中でしょう。しかし今日の板をみれば、分かるように明らかに玉が枯れ始めています。問題は、新たなファンドが複数参加するかどうかです。しかしこれは時代背景から考えて、もう決まっているのですね。問題はタイミングなのです。皆さんは不思議に思うかもしれませんが、上がる銘柄は事前に決まっているのです。

ただ2年や3年程度は、上昇時期がズレル事はよくあるのです。マツダだって、今の状況なら、再上昇は既に決まっていますね。シャープも、そうでしょう。アークもおそらくそうですね。一杯、銘柄はありますよ。代表事例は、三菱UFJですね。もう株価が上がることは決まっているのです。でも上がるタイミングが分からないのですね。それは需給バランスが読めないからですね。更に未来の政策選択が見えないからです。仮に昨日、黒田さんが、追加緩和を決めていれば、今日は全面高ですね。でも彼は今の見通しに、自信を持っているようです。確かに異次元緩和は、ようやく実体経済に影響を与え始めています。地銀の資産構成比率をみれば、明らかですね。

異次元緩和は、冷酒の様にジワジワ効いています。これは明らかです。問題はアクセルを更に踏み込むかどうかの話しだけ…。遅くとも9月下旬には、上昇を始めると思っています。理由は今年前半のチャートの形ですね。まぁ、株の場合は、早くなることが良くあります。しかし業績に遅れて株価が動くことは、絶対にないのです。常に先取りはするのですね。これが007です。期待感は非常に大きいのです。それなりの理由があるからですね。まもなく007も、絶対的な転換点を迎えます。

あらら…折角、寄り付きに買ったのに…。やはり初動波動の時は、引けに買うに限りますね。特に最近は、日計り筋も多く居るようなので…後場からの買いが、正解の確率が高いですね。目先も、きっと面白いね。カタルは目先張りをやったことは余りありませんが…何れ挑戦してみたいね。何しろ…暇な中年だからね。でもこの位の時間がナマケモノにとって、丁度、いいかも知れません。月曜日のアップは遅れます。ご了解を…。そうしてカタルの誤記もありました。「目白」の雅叙園と書いている箇所が、何か所はありました。正しくは「目黒」の雅叙園です。似ているからね。トホホ…。教えてくれてありがとう。既に訂正しました。

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2014年09月04日

09/04

かたる:良く目先の相場観を聞かれることがありますが…、そんな事は、神様じゃなければ、分かるものではありません。そりゃ、過去の経験則から確率の高いチャートの事例を、幾つか過去の相場に遡って、指摘することは出来ますが…、所詮は、想像の産物です。大まかな相場観を考える点で、相場のリズムを、カタルは重視しています。2012年11月からの株価急騰は、カタルが事前に指摘していたように…マネタリーベースからみた強気相場が背景にあったのです。多くの市場関係者も含め、メディアの人は、アベノミクスに於ける異次元緩和と言う黒田さんの劇的な金融政策で、株価が上がったと思っているかもしれませんが…、確かに、それは切っ掛けの一つですが、事前に相場が上がる環境が整っていたのですね。此処が、重要なのです。カタルの昔のレポートを遡って読んでみると分かりますよ。何処かで、事前に、マネタリーベースの解説をしてあります。

故に、貧乏人のカタル君、お金が必要になり、あの時期に金策を試みました。しかし結果はお金が用意できませんでしたね。故に、僅かなお金でスタートし、異次元緩和のスタートに臨みました。あの時に、お金があれば借りたお金だから…おそらく「みずほ」か、「三菱UFJ」で勝負でしょうね。三菱UFJを10万株買うと350円前後でしたから、信用の保証金が1000万ほど必要でしたね。カタルが今回、ケネディクスを選んでいるのは…貧乏人だからです。本当なら、野村証券か、三菱UFJのような大型株で勝負でしょう。100万株単位で、勝負を張りますね。100万だと…最低2億円が必要ですね。でも三菱UFJなら、全く恐くありません。勿論、昨年5月に付けた750円を抜けてから勝負でも構いませんね。何も読者の皆さんが、カタル同様のリスクを冒す必要もないのですよ。

ケネディクスも、三菱UFJも同じです。何れも「信用創造の復活」で、株価が上がる銘柄群なのですね。リスクの違いだけの問題です。安心・安全を求めるなら、当然、野村や三菱UFJの選択になります。博打ならケネディクスとの概念ですね。勿論、リターンは大きく違いますよ。三菱UFJは、せいぜい4桁止まりでしょうが…、ケネディクスは、2000円は堅いと信じています。仮に未来に於いて「リートはPFI」と言う概念が生まれと…株価は1万円との夢が膨らみます。

さて何故、こんな話をしたかと言えば…、カタルは異次元緩和の二段上げが、この年末年始に起ると思っているのです。ただし…正しい政策の選択が、条件になります。現状は非常に危ういのです。消費増税の反動減が延び、在庫調整が心配になっています。ただ日本株の状況をみていると、明らかに「相場の腰」が強くなっています。外部環境に負けないようになっていますね。ウクライナ情勢など…本来は関係ない事象で、これまでなら大きく株価が下げて、株価波動が壊れていましたが、僅かな梃入れで株価が保たれていますね。

カタルが、最近、よく日銀のETF買いを取り上げますが…ようやく株式持ち合いなどの弊害が消え、最近は自社株買いに反応し…全体相場の腰が強くなっています。日銀のETF買いは、最近は156億円程度の買いですが…相場を支える働きをしているように見えます。過去、300億円程度、買っていた時の半分ですが…それでも効果的に見えるのですね。つまり浮動玉が、ある程度吸い上がっている様に思われるのです。別に日銀だけの動向ではないのですよ。今年に入り、共済年金の株式枠拡大も背景にあるのでしょう。

やはり最も大きいのは、日銀の国債買い入れにより、銀行などの機関投資家の資金が炙り出されている点でしょう。日銀が大量の国債を買い入れることにより、地方銀行を始め、機関投資家はドンドン、安全な運用先を失っています。仕方なしにリスク資産に資金を移動させていますね。やはり異次元緩和の効果は絶大なのでしょう。彼是、昨年の5月だから1年半になります。日経平均株価の波動をみれば、異次元緩和による株価上昇の乖離調整は、完全に終了しました。日々の移動平均線で解説した方が良いでしょうか?

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今年2月に日経平均株価は、一度200日線を割れています。このような形になると当然ですが、25日線も75日線も下降波動になり、完全な調整局面になりますね。そうして先日指摘したように、75日線が200日線を、下から上に突き上げるゴールデンクロス(GC)を形成しました。8月13日の現象ですね。ようやく正常な上昇パターンである25日、75日、200日の順番になっています。

最近は、いろんな投資指標が、大きく改善しています。ここから超強気に転換し、年末年始、さらに来春の相場に向け、新たなスタートを切ると考えるのが普通でしょう。国債に眠っていた資金が動き始めています。具体的な事例では、森ビルの目黒の雅叙園の落札です。外資の手から、みずほの融資で森ビルが落札した現象は、お金が動いていることを物語っています。最近は、東京での物件探しは難しくなっていますね。何故、新しい時代が幕開けするタイミングなのか? 国債に眠っていた膨大な資金が、ようやく動き出しているからですね。具体的には、株式、外債、そうしてリートなどの国内不動産へ。

本来は、ダヴィンチの金子さん達が持ち込んだ考え方は、正しい市場の裁定取引に過ぎません。低い利回りの資金を、高い利回りにお金を動かすのですね。誰でも高い利率が良いに決まっています。イールドスプレッドと言う当たり前の投資概念が、働かないほど、「流動性の罠」に陥っていたのです。この考え方がしっかり理解できてないと…なかなか億単位の投資は、出来ませんね。多くの皆さんは、せいぜい無くなっても良いような小金しか株式投資に回せませんが…、基本的な考え方が出来ていれば、財産を大きく投資するチャンスに思える筈です。まぁ今日、発表される日銀が、どう動くか分かりませんが…、金融政策が、実態経済に及ぼす影響はタイムラグがあります。円安による物価高から生まれるスタグフレーションも、気になりますが、ここは信念を貫き、走る場面か…と、カタルは思っています。今は正念場ですね。

仮に何もないとしても、異次元緩和効果は続いていますから、既に確実に動き出しているのです。アクセルを、さらに踏むか…どうかの話しの問題です。結果は、決まっているのですね。株価の上昇スピードは、このような見えない先の「政策の選択」により、株価の上昇角度が変わるのですね。路線は決まっていますが、単に上昇波動の時間と角度の問題なのですね。分かりますかね。事前に上がる銘柄は、決まっているのです。失敗したと思われたJVCケンウッドは、再び300円台ですね。カタル銘柄の選定の基本は、赤字の段階に始まっていますね。だから基本的に時間が掛かります。

企業業績の改善は、2年、3年と続きますね。カタル銘柄、第一弾の日揮は、推奨当時の株価は200円から300円だったのですね。あれから…かなり時間が経過しますが、今は3000円台で、つい最近、4000円を付けましたね。相場なんか、こんなものです。皆さんは、博打と同じような視点で株を観ています。株は定期預金のようなものですね。なかには10年も定期に、お金を寝かして置く人も居ることでしょう。同じことですよ。三菱UFJは必ず4ケタ以上になります。更に…今なら定期預金より、かなり良い利回りです。配当が16円ですから、株価が600円として、2.6%ですね。勿論、税金や手数料はかかります。でも銀行の定期より良いですね。これがイールドスプレッド(株式と債券の利回り差)の話ですね。裁定取引の活用ですね。ケネディクスは、これを不動産で行っています。銀行は皆さんからお金を預かり、株式投資などにも資金を回しています。自分でやった方が良いですよ。

こんな時代感覚の話を聴くと、目先の株価の上下が、あまり気にならなくなると思います。今日は3Dマトリックが高いですね。何故かな…。相変わらず、空気電池ですね。ババ抜き合戦か…。まだ9月になったばかりですからね。ケネディクスの売り板は560万株ほどですね。カタルはいつも最善を考え…行動するからね。今日も寄り付きと485円にも指値を入れました。本当は500円以上の高寄りすると一気型に見えましたが…残念ながら494円の寄りでしたね。でもこの買いが主力筋のヘッジファンドの買いなら、玉は沈んでいる筈ですね。彼らも分からないのですよ。実際に買ってみて初めて気付くのです。ステートストリートのファンドマネージャーはそんな心境だったのでしょうね。彼らのコストは550円前後じゃ、ないでしょうかね。カタルは一株利益30円と踏んでおり、今日の日経報道のように…続々とファンドが日本の不動産を漁っていますから、PER30倍の900円前後が、現状の妥当株価だと考えています。

どうですか? 如何に、秋に上場予定の「すかいらーく」株が、高いか分かるでしょう。まぁ、株価の評価はPERだけじゃないですが…野村と日経、更に東京テレビはお友達です。何故、ユダヤが嫌われているか…ロスチャイルド家が、何故、莫大な財産を築いたか? みんな狐と狸の化かし合いの成果ですね。我々は自分自身で考え、賢い行動を取りましょうね。それでは、また明日。

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2014年09月03日

09/03

かたる:昨日は組閣に絡む市場観測もあったようですね。厚労省の大臣に塩崎さんが起用されると噂され、彼が年金改革に積極的なので、GPIFの運用姿勢が変わると言う読みがあったそうです。株高の背景を解説する方も、いい加減ですからね。しかしカタルの日銀説の方が的を得ており、塩崎説の方は、大衆受けの眉唾報道に感じられます。誰が買うとか…と言う需給の話しは、本来は意味がありません。確かに需給バランスにより株価は動きます。しかし株価の価値を決めるのは中身ですからね。素人が躍るような解説は慎むべきですね。でもそれが市場ですからね。それに官僚の結束は固く、政治家を見下しているのが実情です。やはり優秀な人間には敵いませんね。最後は論理で勝てるかどうか…。ただ官主導の選択は、これまで間違い続けて来ました。なかなか時代観と言うのは、余程の経験を積んでないと磨けないものなのでしょう。更に組織を逸脱する行動は、とれませんからね。行動が伴わなければ、意味はありません。更にその行動を、軌道に乗せるのは、もっと難しいのです。

このGPIFに絡む記事が今日の日経新聞にも載っており、今年前半の買いがGPIFの買いと言う観測記事が…間違いであったと日経新聞は、自ら認めていましたね。カタルは、あの時は、「共済の買い」を支持していたのでしたが…。結局、新聞記事も観測記事が多く、いい加減だと言う事です。良いですか。日本人はロボット教育を受けているので、根が正直者と言うか、従順なのです。悪く言えば単純なのです。だから自分でよく考えないとなりませんよ。カタルの原稿を含め、「疑いの目」を持って、読むことが大切です。なんでも…そうですね。こんな事は、改めて述べることではありませんし、常識ですからね。自分の身は自分で守るのです。生命も財産も…。国なんか、信用しては駄目ですね。人間は弱いもので、追い込まれれば、なんでもします。殺人だって、人肉だって食べるのです。所詮、動物ですからね。

今日の報道で、サブプライム・ローンの話が報じられていました。米国の自動車ローンの話ですね。この話は重要なのですが…感じて貰えましたでしょうか?2面の掲載でしたね。日本は現場に踏み込み、徹底した清貧思想を強要しました。UFJ潰しは、その事を示しています。あれで、心ある金融マンも、全てイエスマンに変身しました。だってUFJが潰されるなら、みんな例外はないと思いますね。意見対立が生まれる余地がなく、あなたの考えはおかしいと…物が言えなくなりました。金融庁の強権政策ですね。

しかし米国は経営方針を巡り、自己資本比率などの問題提起をし、ルールの厳格化を迫りますが、自主的な行動まで縛ってないようですね。この報道はその事を示しています。日本ではあり得ませんね。採算に合おうが、合うまいが、金融庁基準に反すれば、全て不良債権認定です。ダヴィンチの退場は、その事を示しています。しかしサブプライム・ローン復活は、たとえ自動車ローンでリスクは低いと言っても…金融サイドに決定権があるのでしょう。市場経済の国らしい選択ですね。

カタルは金融危機時のルールを巡る課徴金の追徴が続いており、米国経済の立ち上がり度合いを心配していましたが、このような報道をみると…あまり懸念をする必要がないかも知れませんね。だからFRBが引き締めても…米国金融の打撃は少ないかもしれません。むしろ正常化へのステップ・アップへ、転向できるかもしれませんね。カタルは米国も日本と同様の間違いを犯す可能性を、非常に気にしています。故に、このような記事に過敏に反応しますね。通常、記者のような反応を示すのですが…、この記者の論調は間違っていますね。多くの人が間違うのと…一緒の考え方です。大相場の後で、値惚れで株を買うような物事の考え方です。こんな表現で、どれだけの人に、カタルの真意が伝わるかどうか…少し難しい問題だから、基礎知識が必要ですからね。

さて皆さんの関心は、ケネディクスかな…。いくつかのパターンが考えられますね。昨日の動きで、一気に488円の壁をクリアしました。故に、完全に上昇波動に入っていますね。更に「立ち上がり型」の様相も見せています。先日来、板状況が枯れていると指摘している様に、玉が沈んでいるから、昨日のような動きになります。今日もそうですね。カタルは公約通り、先日、貧乏人の為にリスクヘッジした玉を、買戻ししています。今日は495円の始まり…と読んでいましたが、イワシ民族らしく501円で買っちゃいましたね。仕方ありません。カタルの読みは495円でしたので、490円にも、485円か、480円か迷いましたが、結局、480円にして、買い指値を朝から入れてあります。また買えなければ、上を買うしかありません。どっちでも良いのです。所詮、株数勝負ですからね。あまり下にブレルことは想定していません。

一気型の立ち上がりが一番強いのですが、ヘッジファンドの関与の仕方が分かりませんからね。更に、明日、結果が分かる日銀の動向も見えません。何しろ…日銀様は、景気回復に自信を持っていらっしゃいます。しかし自動車販売をみると…在庫調整のパターンに動く可能性もあり、反動減が長引くことになります。でも、どちらかと言えばカタルは、日銀派です。既に日本経済は大丈夫だと思っているのです。この辺りがケネディクスの相場だけではありませんが、全体の市況にも影響を与えます。

結果は分かっていますが、途中のプロセスの読みは難しいですからね。一気型にすれば、信用買い残は、激減して行きます。しかし他の形もありますね。日本通信のイメージですね。丁度、今年4月に、その形が生まれています。500円台から619円の壁を抜けるまで、時間をかけながら緩やかな上昇もあり得ます。今のところは、この二通りを考えています。勿論、こんな予想は、なかなか当たりませんし…あてになりませんよ。こんな事は常識ですからね。カタルは、神さまではありませんからね。貧乏人だから保険料を払わされるのです。…と言う事は、相場が下手だと言う事です。

今日はJVCケンウッドも上げていますね。でも、やはり野村などの金融株も上げています。何度も述べていますが、本格的な二段上げの上昇パターンも、あり得るのですよ。野村証券をはじめとする証券株から、三菱UFJなどの銀行株ですね。カタルは、この年末年始、本格的な株価上昇パターンも想定しています。保守的な人は、三菱UFJで充分ですね。更にこれまで飽きるほど…カタルの戯言を聴いて、金融株を持っている人は利食いを急いでは駄目ですよ。今回は大きく飛ぶ可能性があります。基本的に2012年11月からの相場の再来をイメージすると良いのでしょう。果たして政策支援があるかどうか…。明日、結果が分かります。日銀が動かなくても、大きく下がることはありません。

確かに黒田さんが指摘するように、日本経済は既に上昇し始めています。消費増税をもう2%引き上げても、おそらく大丈夫でしょう。理由は、既に資金移動が始まっているからです。その流れの「スピードの度合い」だけの話しなのですね。大きな潮流は、既に変わっています。保守的な投資家は、三菱UFJを買って置きましょうね。間違いなく、3年以内に4ケタになります。早ければ…来春にも、あり得ます。そんな展開になるかどうか…。すべては政策の選択により、決まりますね。信用創造の復活とは、そういう事ですね。金融機関にユトリが生まれると、様々な活動が活発になりますね。007も必ず来るからね。心配しないでね。J・TECも、007もチャートは上昇気配です。007の業績は確実に底打ちしていると思われます。だから下に振れないと思いますが…、何処で買い増すか…割高株だけに悩みますね。

カタルは、何度も貸借銘柄の行方を…気にしていました。そうです、ソフトバンク、アイフル、ケネディクスですね。空気電池の古河電池などの小型現物株では…所詮、市場を引っ張ることは出来ません。やはり三菱UFJなどの大型株が上がるのが筋なのです。そうしてケネディクスなどは、「裏銘柄」と呼ばれる相場の華の一つですね。カタルが本当の金持ちなら、表の銘柄で勝負ですね。野村や三菱UFJを100万株単位で買いますよ。そういう時代観なのです。値動きに魅了されるのは、人間だから仕方ありませんが…根底にある相場観は、確り持っていて欲しいと願っています。カタルは明治維新の話をしており、黒船来航から西南の役の時間経過を指摘しています。同じ時間感覚なのです。

サムライの社会が崩れ、富国強兵に向かう、あの時代感覚のパラダイムショックなのですよ。スマートコミュニティーの進歩は、目覚ましいですね。スパコンが社会の進歩の時間を一気に早めます。臨床など…ネズミの迷路のような実験をしているのと同じですね。スパコンは、遙か上から迷路の道筋が見えるのですね。5年が1時間、2時間に縮まるのでしょう。一気に人類は、宇宙開発に向かうのです。こんな風に考えると…007も有望でしょう。その基礎が、信用創造なのですね。だからケネディクスは大きく上がり、大人気になるのです。こんな事は、もう決まっている事実なのだと…カタルは考えています。

問題は自分との戦い、自分の欲との戦いですね。自分の力量は、自分しか判断できません。証券マンの甘言に乗せられて…などの言葉を良く聴きますが、彼らは商売ですから、当たり前の行動をしているだけの話しです。全ての決断は自分自身がするのです。力量の無い僕は、イヤイヤ…先日、保険料を払ったのです。貧乏人だから…どうしても保険料は必要です。相場観ではありませんね。売買手法の問題です。

最後にファナックの新工場の件ですね。人手不足なんか…問題ではありませんね。おそらく新しい時代が始まるので、少子高齢化の日本は、意外に、環境が恵まれているのかもしれません。若い人が多い国は短絡的ですが…年寄りが多いと冷静な変化になりますね。暴動や革命は起きません。そうして最近は、高齢者に偏っている社会保障費の見直しにも、年寄りは、一定の理解を示しています。

スマートコミュニティーの確立に向かい、医療の情報化、教育の情報化は、二大成長分野ですね。クラウドの考え方は、情報の扱い方に価値が生まれるのですね。例えば…一例を掲げますね。小野薬品の「PD-1モノクロ―ナル抗体」の薬ですが、遺伝子データとレセプト管理を結び付けることにより、医療の効率化が出来るようになりますね。膨大な遺伝子データと組み合わせると、無駄な治療をしなくても良くなり、効率的な医療に結びつき、無駄な医療費を削減できます。ジェネリックがあれば…保険適用なら、全てジェネリックの選択にすれば、良いのですね。クラウド化からの情報管理は、無限の効率化が生まれる宝の山ですよ。塩崎さんは、此処に重点投資しなくてはなりません。果たして仕事が出来るのかな? 教育もそうですよ。タブレットから教育ソフトの開発に力を入れ、はやくモデルケースを作る必要があります。教育のクラウド化が進めば、教育の質の差が生じませんね。それに個人の理解能力に合わせた、的確な教育が実施できます。

日本はスマートコミュニティーの実験の場なのです。その為にはお金が必要ですから、先ずは信用創造なのですね。すべては、それからの話です。それでは、また明日。

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2014年09月02日

09/02

かたる:流石だな…と、自画自賛したくなるほど、相場が見えているのかもしれませんね。…と言ってもカタル自身は、売り買いに参加していませんが、ここ数日の化工機の「売り残」からみた相場の二段上げを、事前に予想していました。熊谷組型(昨年9月の揉み合い)を想定していたような、展開になって来ましたね。ただ目先筋は構いませんが、普通の投資家は避けるべきでしょう。単に空売りの踏み狙いの展開か…と思われます。日経新聞を読んで、今日は跳ねるんだな…と思いましたが、信用取引の解除基準は、色々あるのでしょう。たぶん公平だと思うけれど…、日本は分かりませんからね。前から作為的と思っていましたが調べた事もありません。勉強家なら…僅かな儲けのチャンスが、此処にもあるのでしょう。空売りの恐怖は尋常ではありませんからね。買いはゼロになれば、お終いだけれど、売りは無限です。この心理が恐怖(パニック)を生むのです。

さて、こんなバカ株の事例は、どうでも良いのです。確かにカタル君は150円の時に、カタル銘柄候補として推奨したことがあるので、まだ持っている人が居るかもしれないからフローしているだけの話ですからね。読者の人は、もう終わりにして下さいね。そりゃ、相場だから4ケタまで行くかもしれませんが…この跳ねで終わりにして下さいね。何故、カタル銘柄としなかったのか? 理由は、株価に見合う業績が期待できないからですね。遙か遠い未来ならいざ知らず…。少なくとも、今回の相場が終れば、2年から3年程度はお休みでしょう。カタルの知らない何かが…潜在的にあるなら、話しは別ですが…。

カタルは先日、鉄建とケネディクスを比べ、チャート論を展開しました。鉄建は、その後も右肩上がりで…最後の飛びが、きっと、あるのでしょう。やはり4ケタの可能性は、否定できませんね。空売りの人は、注意した方が良いですよ。この株も業績面の裏付けは、決して生まれないでしょうが…、なかには、こういう事例もあるのですね。「空売り」を、どうしてもしたいなら、今は…避けられ、完全に相場が終ってから、やればいいのです。

さて読者の中で、小野薬を手掛けられた人も居るようです。この株は博打ではありませんから、鉄建のような相場は期待できませんが…、昨日、一昨日、大幅陽線の後の小さなコマが連続しています。1週間程度続く可能性がありますが、追撃買いですからね。怯んでは駄目です。もう新高値は決まっているのです。のんびりやれば、いいのですよ。近いうちに、もう一段高しますよ。きっと…。誰も、未来の事は分かりませんが…、チャートはそう述べています。このチャート論は、キャリアがものを言いますが…、いくつか確率の高い上昇パターンの形が、あります。あくまでも確率論の話ですから、中には例外もあるので…絶対と言う訳ではありません。例えば小野薬と共に注目しているS君も、良いチャートの形をしています。この右肩上がりの下値の切り上げは要注目です。

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今日、相場が強く見えるのは…おそらく「見える手」政策への期待なのでしょう。既に自動車販売に観られるように、明らかに消費増税の反動減が確認され、これから在庫調整が本格化する可能性も、指摘されています。果たして、市場の期待に、日銀は応えるかどうか…。この3日、4日と、日銀の金融政策決定会合が開かれます。一昨日の滝田レポートの思惑は、如何に…。と言う所ですね。

賃上げされたボーナス商戦は、既に結果が出ています。明らかに賃上げを上回る物価の負担が大きく、消費は手控えられていますね。カタルは見せかけの回復と述べましたが、自動車販売も、軽自動車が中心なのです。一度、試乗してみればいいのです。高級車に…。やはり1千万以上の車は、300万程度の車と比べ、乗り心地が格段に違います。車などせいぜい1億円止まりですが…、高級車が地方で売れるようになれば、バブルでしょうが、人手不足と言っても、昔のイメージの人手不足と違うのですね。デフレ・モードの人手不足なのですね。通常の経済下での人手不足と…明らかに違うのです。この辺りの見方に於いて…、カタル自身の解釈も、今まで…間違えていました。メディアの報道が、片手落ちですね。コンビニの売れ残り商品を、アルバイトに押し付ける行為などが、完全に消えていないのです。おかしいですね。日本全体が、明らかに狂っています。

やはりニトリではなく大塚家具で、量販店ではなく百貨店ですね。以前、話しましたね。高島屋で、高級ワイシャツを作った話を…。サイズが合わなかったので、文句を言ったのです。普通はいくら高級シャツでも…手直しして持ってきますが、高島屋の対応は違いました。寸法を間違ったシャツを手直しし、更にもう一着、新しいシャツを作って、二つ持ってきたのです。これには…カタル君も驚きました。糸の細い高級綿のシャツは、まるで絹と同じ肌触り…確かにシャツで3万円を超える値段は高いですが…。やはり良いものは、良いのです。車も軽より高級車です。きっと、景気の波にも、ランクがあるのですね。デフレ下に、慣れ親しんだ日本人は、感覚が完全にイカレテいます。バブルが、何故、悪いの? 世界の文化遺産は、みんなバブル期に造られているのです。経済が栄えた絶頂期に、文化の華が開くのですね。モーツァルトも貴族に生活を支えてもらったので…名作が生まれたのです。

先ずは金融力です。金融が栄えないと、経済は発展しませんし、文化も生まれません。今は時代の変遷期です。SFの世界に向けて、馬鹿をやる環境が必要ですね。いい加減に、清貧思想を讃えるのを止めて、みんなで馬鹿をしましょうね。カタルのような馬鹿が、豊かにならないと、新しい文化は生まれませんね。何をやるにもお金がかかるのです。だから金融株が上がるパターンが、本物の相場ですね。三菱UFJは、今でも4ケタの実力が充分にあるのです。年金担当者は、金融株だけ買って置けばいいのです。利回り採算に合う株を買って、損をする道理がありません。

日経を批判するわけじゃないが…日経と野村の結びつきは強く、今日は「すかいらーく」を持ち上げていましたね。馬鹿高に思えます。外食でPER30倍? 明らかにどうかしていますね。きっと、あの記事は、書かせられたのですね。なんらかの「借り」があるのでしょう。僕らは、自分の価値観をしっかり持って、その考えを貫かねばなりません。社会が…市場が気付くまで…じっと耐えるのです。我慢と言う教育こそ、子供に一番、必要な教育なのでしょう。親は子供を甘やかしてはいけませんね。人間も犬と同様に、完全にルールが身に付くまで、訓練が必要なのですね。ドック・トレーナーのシーザー・ミランの番組を見ていると、実に学ぶことが多いですね。最近のお気に入り番組です。孫が出来たら、我慢の美徳をしっかり、諭したいと思っています。

良い相場環境が続きますが…これからですからね。例えば、昨日の日経新聞の夕刊に「リートは物件取得が鈍る」と報道されています。リートは利回り採算を求められます。東京では、既に4%を割れているのでしょう。しかし地方は、依然10%台が、ゴロゴロしています。更に20%台もあるかもしれません。しかし流動性はなく危険なのです。でもこの動きが、正常な動きなのですよ。湖面に石を投げ入れれば、波紋は静かに広がっていきます。やがて波は岸に達し、また戻りますね。今の現象は、まだ、ほんの…はしりですね。それでは、また明日。

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2014年09月01日

09/01

かたる:昨日は政策の選択の難しさを述べました。結果が後から出るので難しいですね。特に金融政策のタイムラグは、最短で半年、通常は1年から2年程度で…徐々に実体経済に影響を与えてきます。近年は、更に遅れている様に感じますね。理由は、新しい政策への信頼感が、市場と共有できてないのですね。特に日本は、長い期間、「失われた時代」において、市場関係者の期待を、政策当局は、裏切り続けてきました。昨日も日本化現象を話したように…最後の最後になって、駄目押し的なイメージで、2009年1月に日産自動車がとうとうマーチの生産移転を決めます。この現象は、どう考えても不自然に思えます。専用船を使っても、輸送コストが最低3万程度?は掛かると思われますが…5万ほどの利幅しかない車を、海外から輸送して国内で売るのですよ。この現象は、どう考えても不自然ですね。

此処まで、産業界を追い込む政策の選択は、明らかに行き過ぎでしょう。ハッキリ言ってコメなどの価格を守る必要があるのかどうか…。関税を完全撤廃し、農家には他の形で補助金を考えた方が、余程、効率的かと思います。農業政策を始め、TPP交渉など見ると…本当に、もたついていますね。これじゃ、いつまで経っても…、悪戯に時間が過ぎるだけの話です。スピード感が、大切なのですね。どんどん時代は変化し、技術は進化しているのに…。カタルはメディアの責任論が大きいと思っています。購読者や視聴率を気にし過ぎです。スポンサーも費用対効果と言う言葉に、拘り過ぎですね。文化を創造しようとする心構えが、無さ過ぎです。雑誌編集者などと付き合うと…良く分かります。目先の特集を組み、自分達の独自のポリシーがないですね。

この2日間、カタルは失われた時代を見つめ直し、経済用語を解説しましたが、今は「見える手」が焦点です。既に市場関係者は7-9月期の戻りが鈍いことを理解しています。この現象は、おそらく今年1―4月の段階で、かなり株価に織り込まれたのでしょうね。だから相場が立ち上がるのは、7-9月期のGDP発表で、悪い数字が出る時が…もっとも遅いスタートになるのでしょう。通常は、その前に株価が上がり、発表前に調整は始まり、GDP発表と共に、株価の再上昇が始まるのがセオリーに思えます。つまり9月の何処かで上昇がスタート、GDP発表前に山を付け、GDP発表で、谷が形成される相場転換を、第一シナリオで考えますね。秋相場から年末年始に掛けた相場は、既に早いものではスタートしている可能性がありますね。その中心株がケネディクスであって欲しいと思っていますが…どうでしょうね。

昨日は業績面では、問題がない事を解説したつもりです。今日の日経新聞にも、一面トップに来年上場を予定する介護リートの応援記事が掲げられ、日経新聞には珍しく…何度も同じ記事を再利用し、世界の中で、日本に不動産投資が殺到し始めている記事を掲載していますね。1000億円規模の物件は、もう市場に、ほとんど出てこないでしょう。エクイティマルチプルやIRRなどの言葉が、どの証券レポートにも、散乱する日も近いでしょう。ようやく異次元緩和から、実体経済が動き出している様子が、日経一面などの動向ですね。読者の人には、時代を感じて欲しいのです。僕らは目先投資をしているのではないのです。時代性を背景にした投資をしているのですね。定期預金は2年、3年は当たり前ですね。

…そんな事を言っても…と、証券マンの目先勝負の人には、様々な話題を提供しています。おそらく2段上げで、目先は終了でしょうが、三菱化工機も、前から熊谷型の二段上げを指摘しており、この環境下で見事に上がっています。売り残を抱えている為に、踏みを狙っているのです。買いの恐怖は知れていますが…、空売りの恐怖は、無限の広がりですからね。本当に怖いものです。ところが人間心理は、値惚れがあり、記憶が邪魔をします。通常、空売りは、完全に終わってからで充分ですね。素質が高いケネディクスを観て御覧なさい。素質があっても、これだけの調整期間を求められるのです。眉唾銘柄が再上昇する可能性はかなり低いのです。

カタルはシャープやマツダも、再上昇すると考えています。何れも、高値を更新すると考えていますね。ただステージが整わないと、出番が生まれませんが…。この手の株は、いくらでも思いつきます。この手の株は全体市況が好転すれば、必ず浮上するのですね。しかし株価が5倍、10倍になるスターには、なりえません。現在、スター株の素質を感じるのはカタル銘柄トリオと、小野薬にS銘柄です。やはり小野薬品は良いですね。嫌いじゃありません。この広がり感が堪らないのです。貧乏人でなければ…と思いますね。きっと、この免疫治療は、かなり前から分かっていたはずですね。

カタルが知ったのは、たまたま最近だっただけの話で、見落としていたのですね。株価をみれば…昨年1月からのスタートですからね。2月に付けた1万円台の壁がありますが…こんなものは、指呼の間、あっという間に抜き去りますね。おそらく過去最高値を目指すのでしょう。そうです。カタルが小野薬品の売買で、初めて月間1000万の株式手数料をあげた1984年の15350円ですね。金利を考えれば…あれから30年ですから、3%としても2.4倍ですね。やはりバフェットのコカコーラのように、何十年も持ち続けるのは割に合わないのかな…?

実は、こう言う形が、カタルの「好み」なのです。業績面で底打ちして上昇するパターンですが…007のように赤字でも同じなのですね。未来の利益の広がりが大きい程、惹かれるのです。想像して御覧なさい…がんの自然治癒は、実際にあるのですよ。おそらく自己免疫機能が…何らかの刺激を得て、癌を叩くのでしょう。でも小野薬が開発する「PD-1モノクローナル抗体」は、全ての癌に効く可能性があるのですから…やはりワクワクしますね。年金はきっと買いますよ。でも貧乏人向きではありませんが…証券マンは取り組むべきですね。まぁカタルにはケネディクスがあるから、これで充分ですが…。

何も慌てることはありません。古女房と…何とかと言いますが、最近、思うのですすね。今は、この5000万株近い信用買い残が、株価を抑える圧迫要因とし働いていますが、株価がこのラインを抜けると、逆に観客が多いだけに…場が盛り上がるのでしょう。分かるかな…あの悔しさが…。1年も、2年も狙っていた株が、ようやく上がって来て、ヤレヤレと利食いした瞬間に…一気に大きく放れる悔しさが…。日揮のケースは、まさにそうでしたね。何やら、似ています。ただ上値は、やはり政策の選択で決まりますね。高値になっていく過程で、幾つかの更なる好条件が生まれるかどうか…。株価が2000円近い水準で、「リートはPFIだ」と言う介護リートの概念が、一気に広がると面白いですね。成長概念が変化すると、PER評価が一気に変わるのです。この辺りの解説は、来年になるでしょうが…。読者の人は、本物の株式相場を味わってほしいと願っています。

だからしつこいと思いますが、収益構造の解説を、何度もしているのです。ただファンドの組成に絡み、利益の出し方は…作為的に創れるのですね。故に経営者しか、その辺の出し方が分からないのですね。おそらく、もう決まっているのでしょう。何しろヘッジファンドと、ケネディクスはお友達の関係なのです。私募債を募集するのも、運用するのも金融機関なのですね。ファイアーウォールと言う金融規制がありますが、不動産業界にあるのでしょうかね。どの不動産をファンドに組み込むかは…運用者が勝手に決める特権ですからね。カタルは、今期の一株利益予想を、一応30円としていますが、こんな数字は10円にも、100円にも…経営者の気持ち次第で幾らでも作れるのです。ブリッジファンドやオポチュニスティックの中身は、いくらでも変えられますからね。だから在庫のAUMの残高がものを言い、不動産投資の時代背景が収益を決めるのですね。

今の相場の焦点は「見える手」の動向ですね。既に消費増税の反動減は、想定より長引いているのです。天候などは人為的に作れませんからね。市場の政策への信頼感が生まれるかどうか…。この辺りがやはり当面の焦点になるのでしょう。昨日、滝田さんはコラムで、面白い観測を披露していましたね。「バーナンキ議長は、ジャクソンホールのシンポジウムで、追加緩和を示唆し、露払いをした」…と述べていました。黒田総裁も「見える手」の話をしたのですね。単なる偶然か…、それとも、黒田さんの戦略か…。此処は面白い読み処です。ただ僕らの行動は、結果が分かってからで充分なのですね。事前に考えるのは、実際に起った時に、直ぐに行動に踏み切れる準備をしておくことなのです。

証券マンに人は、事前に、この事をお客様に、何度も話しておかないとなりません。そうしないと、お客様は心の準備が出来てないから、相場に乗れないのですね。証券マンの株式手数料の差は、こんな事前の努力が、大きく影響するのです。今は株の売り買いをしなくても良いのです。しかし事前に「見える手」が実行されたら、直ぐに注文を取れるように、お客様と阿吽の意思疎通が、肝要なのです。何の努力もしないで、月間株式手数料を1000万もあげることは出来ませんね。全てのお客様に、事前に状況を説明し、ケネディクスを買う準備をしておくことですね。そうすれば、心あるお客様は、事前に新たな資金を用意して待っていてくれます。分かりますか? お客様に、儲けて貰う絶好のチャンスなのです。その為に、事前の種まきが、必要なのですね。だから持ってなければ、打診で100株でも、1000株でも良いのです。先ずは買ってもらい、チャンスが来たら、一気に出動するのですね。互いに頑張りましょうね。それではまた明日。

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