未来かたるが語る

今日の市況

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2014年04月30日

04/30

かたる:最近の市場を見ていると、面白いものですね。昨年の良い時の相場環境なら、ストップ高する材料なのに…。今の環境下では株価が反応を示さなかったり、逆に安くなるのです。例えば007のスカイリー・ネットワークス社との提携は、スマートグリッドの実用化の初期段階ですね。このような段階を経て有効な電力の活用に繋がり、効率的な電力の使われ方が実現する訳です。家庭の基盤整備から家電製品がクラウド環境で、情報を共有し、効率的な配分に繋がるのですね。日本は原発が停止し、電力の大切さを国民が学びましたから、今は成長する環境にある訳です。だから新築する家やマンションは、このような最新の機能を求めますね。

もともとマンションの造りなど、何処も大差はありません。何を売りにするか? 最初からホームネットワークが完備されていれば、それが売りの目玉になります。やがて松下電工なども参入します。パナソニックですね。大手は弱小企業の買収や提携に動くでしょう。丁度、村田が007と資本提携したように…。世界の流れは、開発する時間を買う時代なのです。そのパナソニックの好決算を支えているのは、住宅部門の松下電工のおかげです。

建設業界は、既に成長の好循環に入っていますから、スマートコミュニティーの受け入れは容易な環境になっています。この言葉の意味は、人間は感情の動物なのです。だから前向きな姿勢に一度転換すると、一気に時代が進むのですね。ましてや20年以上も停滞した鬱積が貯まっています。一気に、ホームネットワークはスマートグリッドを通じて華が開きます。ユビキタス時代の投資の目玉は、物ではなく…情報の活用なのです。その橋渡しとしてWiFi通信などの分野に007は特化しているから、次々に新分野の参入が生まれますね。007の夢は、依然消えていませんね。目先の業績悪を乗り越える器ですね。

さて、何故か日経新聞には報道されていない「介護リート」の発表は、日本の根幹を変える大きな材料なのです。わが国は財政難にも拘らず、官僚の意識は時代遅れの補助金行政が主軸です。これは自分達が主導権を握ろうとする古い行政のスタイルですね。民間の活力を殺す共産党政権の政策です。世界は社会主義の理想社会を認めていましたが、競争原理が上手く機能せず、結局、ベルリンの壁崩壊により市場経済に軍配を掲げました。市場が金利を通じて社会に役立つ投資先を優先的に決めるのですね。これが市場原理主義です。アマゾン・ドットコムの株価が割高だと、議論された時期がありました。…が、結局は売り上げの伸びが勝り、採算に合うラインに企業は成長しました。PER100倍や200倍が、如何に割高か…丁度、決算が発表されたツィッターのようなものですね。フェースブックは上がったそうですが…、このSNS関連が、何故、これほど高評価されているのでしょう。

おそらく情報ですね。この潜在的な価値観を睨んでいるのでしょう。スマートコミュニティーの理解を、どう進めるか? クラウドに特化し始めた富士通やNECの株価が最近は他の株に比べ強くなっています。例えば、一例です。車で移動する場合、1時間かかる筈が渋滞で3時間、5時間と言う事態が発生しますが、この無駄を情報の活用で省くことが出来るなら、それだけで付加価値が情報の活用により生まれることになります。時給1000円の時代で1万人の渋滞の迷惑者が居るなら…3時間で3000万円の付加価値が生まれることになります。その時間を有効に活用すればいいわけですね。情報の活用は無限の利益を生むのです。クラウドの考え方は実にユニークですね。

米国も日本もLTE環境が整備され、瞬時に情報が把握できるようになっています。消費者が注文すると、メーカーがその需要を瞬時に感知でき、工場の生産ラインの効率配分に繋がるクラウド化…すごい時代ですね。トヨタのかんばん方式なんて、もんじゃ在りませんね。ソフトバンクは企業にアイパッドの導入を進め、日本企業の効率化に一役買っています。熟練された技術の伝承は電子化で進みます。カタルがナスダックのITバブル時の高値更新を考えているのは、そのような未来社会の実現段階に来たと考えています。だから日本は急がねばなりません。中国は長江の開発でスマート化を取り入れるとか…。HVの技術導入の為に、日本は10年掛かりましたが、補助金と関税で現地生産化を推奨し、一気にスマート社会の構築に中国は動き出しました。日本は全員の容認を取らなければならない村論理で動いていますが…、そんな成田闘争をしている時代ではありませんね。先駆するものから、先ず時代を築くのです。

日経新聞が介護リートを報じないのは…何か思惑があるのでしょう。容易に「リートはPFI」だと言う発想に行き着きますが…タイミングを待っている可能性がありますね。日本の財政事情は、厳しいのです。島根の隠岐郡「海士町」のような事例を、全ての市町村に求めるのは無理があります。日本を再び加速させるには…、まず、国債の発行を減らさねばなりません。そうしないと日経平均株価の10万円は、夢のままですね。このままでは全ての地方が、夕張のように縮小均衡型の財政再建団体に成り下がります。だから信用創造をして、ケネディクスの1万円を実現させる必要があるのです。介護は待ったなしなのです。痴呆患者の介護は、実際にやってみなくては、この大変さは分かりません。それなのに待機患者は増えるばかりです。一気に時代を進めるのは、お金が必要になります。そこで登場するのが、金融デリバティブの力ですね。1000億円の介護リートは時代を先導するモデルケースです。

市場がこの現実を、評価しない訳がありませんね。カタルは市場原理主義者です。時代が求める産業は、必ず伸びます。産業革命時には、鉄道が施設され、鉄道株指数と言う尺度が出来るほど資金を集めたのです。歴史観を勉強して下さいね。過去の大相場は、全て時代を切り拓く会社が、大きく育っています。日本に必要な産業は…何ですか? 信用創造機能を復活させ、眠っているお金を動かし、スマート社会を構築する事ですね。そうすることで少子高齢化のハンディを補い、世界で一番高い、一人あたりのGDPを実現できるのです。クラウドに眠る情報を活用する社会の構築ですね。皆さんもカタルの夢を共有して欲しいと願っています。先ずは友達に、この構想を話します。ねずみ講のように、やがて、この理想は共通する日本国民の願いとなって広がり、社会が一気に進みます。

補助金行政を否定している訳ではありませんが、主流の方向性は、やはり民間の活力を生み、その流れを大きな流れに変えることでしょう。そうすると、日本はやがて昔のようにジャパンアズNO1との評価が…自然に生まれるでしょうね。世界をリードできるなら、やがて靖国参拝の自己主張も正論になります。今は自重し、先ずは信用創造からスマートコミュニティーの創設ですね。必ず、市場はこの考え方を支持すると考えています。夢は大きく、世界のモデルケースに…。折角、オリンピックが開催されるのです。準天頂型衛星の計画を前倒しして打ち上げ、ジオフェンスを応用した産業を育成しなくてはなりません。オリンピックの時は、外人がスマフォに向かい話しかけ、自動案内を聞く時代を実現させましょうね。国家予算は未来社会のインフラを整備する事です。革新機構のように民間金融の活躍の場を奪う事ではないですね。力のバランスを考えて欲しいものです。

ダルビッシュは精彩を欠き負けましたが、ケネディクスは逆行高の目玉に育ってほしいですね。最近は出来高が減り変化の前兆段階に入ったように感じています。全体は信用残圧迫に押されているようですが…、好循環を生む切っ掛けは、育ちつつあるのでしょう。後場からの動きに期待する限りです。

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2014年04月28日

04/28

かたる:3月初めに「分岐点で人気株は生まれる」との株式教室の原稿を書きました。此処では、当時、強かったミクシィと日本通信の2銘柄を採り上げ、公募増資の資金でCM広告を打つと言うミクシィの戦略に、疑問を覚えたのを記憶しています。その後、カタルはあまりTVCMをみませんが、順調にストライクモンスターの利用者数は伸びているのでしょう。株価をみると、下がらずに横這いですからね。今、調べたら…原稿を書いていた時は2/17現在で300万でしたが、4/7段階で500万ダウンロードとなっていましたね。この辺りが株価に影響を及ぼしているのでしょう。しかし…カタルはもともとゲームだけで利益をあげる企業の株価に興味はありません。「利益の質」が問われるからです。しかしDENAやグリーをカタル銘柄に取り上げた時は、独占的な利益の搾取が見込まれていました。しかしスマホ時代になり、その独占権はアップルやグーグルなどメーカーに権利が移りましたね。

まぁ、あまり質が良いとは言えませんが、仕掛け筋の力が強いのでしょう。ミクシィは最近再び、人気付いています。金曜日はアイフルが気を吐いていました。もともと異次元緩和前に、株価上昇の準備が出来ており人気化の素地はありました。相場のスタートが他の株に先駆し人気化して、先に調整入りしていたとのサラ金株の印象です。此処に自民党の規制緩和の材料が浮かんできたのですね。最近は日本通信もそうですが、権力の大きさが利益を左右する話が多いですね。今日はKDDIの業績好調が、日経一面を賑わしています。しかし通信料金は誰もが使う、電力や水道などの公共性を帯びたものであり、こうやって増益が常駐化するのはおかしいですね。もともと許認可事業ですから、安定的な利益が見込める代わりに、利益の搾取は許されない業界です。国際水準より安いなら兎も角、我が国の一人あたりの通信料金は、内容の高さを考慮から外せば明らかに高いのです。孫正義さんが、良く主張するNTTの「公社時代の優先的な利益」を責めるなら、先ずは利用者還元すべき利益ですね。M&Aの買収に充てるのは、論法としておかしいですね。僕は彼が好きなので応援していますが…。スマホの一人5700円の定額利用料金は高過ぎます。ソフトバンクに限りませんが…まるでカルテルで、公取が動く事案にも見えます。

さてアイフル出動の意味は…調整が一巡していることを示しているのでしょう。カタルは最近テクニカル分析に力を入れていますが、多くの銘柄でこの動向が見えます。25日線でみると、多くの銘柄がプラス乖離になってきましたね。つまり昨年5月からの異次元緩和による「行き過ぎた期待値」が、現実の流れへの修正が完了したわけです。もともと政策により、株価はいくらでも動きます。わが国の土地資産は、この25年の間、2477兆円から1143兆円と、1300兆円も減らしたのですね。この数字は内閣府の国民経済計算年報からの抜粋ですから、一応、正しい筈です。何もカタルが、故意に作った数字ではなく事実です。政府の責任は「国民の生命と財産を守る」のが基本なのです。しかし自民党政権は失政の積み重ねを続け、55年体制が崩壊したのですね。今では「殿、ご乱心めされるな」揶揄される存在に成り下がった細川さんが、日本新党で政権を握ったのは1993年の話です。僅かバブル崩壊から4年の歳月ですね。

あれから20年以上も経過しているのです。カタルが国民資産である土地の価格が元に戻る「1300兆円の逆襲」をテーマに、信用創造を訴えているのは至極、自然の流れだと思います。日銀の包括的金融政策の採用から、異次元緩和と続く政策は、その事を意味しています。…がしかし、余りに長いデフレ環境で、昔の希望ある世界を知る人が現場に居なくなってしまったのです。その影響も大きいのでしょうね。故に日本丸の方向転換は、非常に緩やかな流れなのですね。さじ加減一つなのです。黒田さんがもう少し早めに政策の選択を加速させれば良いだけなのですが…。ただ彼の主張も事実なのですね。順調に回復しています。非常に緩やかに…時間が流れています。だからケネディクスは、一度勝ち取った陣地から撤収し52週ラインを維持できず、500円の壁から300円に落とされたのですね。これは異次元緩和の評価の違いです。

ただ何度も述べていますが、アイフルより鮮明に、既に需給バランスは転換しています。水面下で既に転換しており、後はアイフルのような自民党の規制緩和などの「切っ掛け」の材料待ちで、相場がスタートしますね。残念ながら、アイフルは悪くはありませんが、利益の伸び率が追い付くかどうか…。ただ残存者利益は大きく、株価は下がらずにまた4桁に向かいのでしょうが…相場のスケールとしては1300兆円の逆襲に、勝るものはありませんね。カタルが、何故、これほどケネディクスに執着するのか…。それは全ての産業の源だから…ですね。土地資産価値の上昇は、信用力の源であり、基準値の確立は経済発展に於いて不可欠なのです。本筋なのですよ。碁の定石の本手と言う手筋なのでしょう。

何でもそうでしょう。剣道に空手、物事には型と言うものがありますね。基本を確り掴んで応用するわけです。外人投資家に空中圏を握られ、日本の市場なのに…おかしいと思いますが、やがてGPIFの運用方針は変化をみせるでしょう。金融庁支配の強い金融機関も然りです。だからこそ、カタルはバーゼル3をはじめとする米国のボルガールールなどの強化は、急ぐべきではないと考えています。FRBのイエレン議長も日本の事例をよく勉強されると良いと思います。折角、立ち上がった2003年からの日本の立ち上がりを叩いたのは、幻の「バブルの亡霊への脅え」なのです。2006年の日銀のマネタリーベースの絞り方を見ると、分かります。既に金融機関は委縮しており、緊張をほぐさねばなりません。ケネディクスの1万円の株価が実現してから、引き締め政策を実行する位の認識が必要だと考えています。視点とする対象を自分の仲間ではなく、末端の動向で判断すべきですね。

しかし不思議ですね。日本には米国のティーパーティーのような団体が存在しないのですね。みんな親方に日の丸に頼る国民なのです。この意識改革も必要ですね。インターネットで予算などを簡単に調べられるので、このような政府を監視する団体も必要ですね。昨日、農林水産省の予算をざっと見ただけで、様々な疑問が浮かびます。一人あたり150万円も支援をする価値があるのでしょうか…。それより自由に売買できない農地などの仕組みがおかしいですね。市街化調整区域などの設定により地価が10倍も変化する仕組みなど…いろんな矛盾が存在します。カタルの考え方の基本は、全てを自由にして規制などなく、小さな政府の存在ですね。振り込め詐欺なども、マネーの電子化を進めればお金を追跡できて、犯罪の大半が消えてなくなりますね。昔ならできなかったけれど、今は簡単に…やろうと思えば出来ますからね。スマートシティー、スマートコミュニティーの創設ですね。小型原子力発電にすれば、東京の地下に原発を持って来れば、効率的ですね。大深度の活用です。準天頂型衛星を4機体制にするだけで…どれだけの新しい産業が生まれるか…。正確な位置情報の活用は、様々なアイディアを生みます。電子マネーと位置情報が組み合わせられれば、犯罪など皆無になります。その様な冒険はすべて信用創造から生まれるのです。

富士フィルムの細胞培養はJ・TECが皮膚や膝関節の軟骨で既に実用化されていますね。膝が痛いと悩む老人は多く、現状は確かに手術にリハビリとお金はかかりますが、やがて一般化し普及するのは目に見えています。丁度、ラジオからテレビに移り、カラーテレビから薄型テレビに変化したように…。時代の流れは決まっていますね。だから赤字の段階で相場はスタートするのです。ケネディクスも赤字だった時期に相場がスタートしました。最初は100円を割れていたのです。でも今年は復配ですね。HEMSの活用を発表したスマートグリッドの実用化は、既に流れは決まっているのです。この過酷な環境下でもスマートメーターの設置は進み、新築マンションには続々と採用が始まっています。有効な電力の活用はスマートコミュニティーの基本でもあります。だから007の株価は保証されています。J・TECも同じですし、ケネディクスもそうですね。

日本の未来を考えていけば、自ずと銘柄の選別は一定の流れが生まれます。あとはその株価波動を的確に捉えるだけの話しなのです。ただ僕らの期待値ほど、黒田異次元緩和は市場から評価されていないと言うジレンマがあることは事実です。だから時間軸のズレと上昇角度の鈍化を思い知らされているのです。何度も言いますが、既に25日線乖離がプラス変化し、26週線乖離のマイナス幅が縮小していますから、時間の問題なのです。1990年の本格的に弱気相場でも、年初から下げた株価波動は4月に止まり5月に上昇しています。カタルの今のシナリオは、それを前提に動いています。でも秋が本格的な上昇だとも考えています。何しろ時間軸のズレと上昇角度の鈍化は、黒田さんの自信によるものですからね。この自信が確認されるのは、まだまだ先なのでしょう。だって三菱地所が評価損失を計上したばかりなのですね。まだ一流が回復途上なのです。だから3流が大きく上昇するには、多少のタイムラグは存在しますね。この辺りが面白いところでテクニカル分析の対象になるのですね。

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2014年04月25日

04/25

かたる:昨日の新聞各紙のフライングは、何処から来たのでしょう。あの観測記事は明らかに関係筋のリークですね。TPP交渉を妥結させようと狙う、日本の政策官僚の実態です。最近、日本の政策官僚も、僕のような意見がネット上に溢れるので…本気度を発揮しているように思います。でも依然として、旧態勢力は強く、世の中が変化したと言う所まで動いていません。まるで相場を観ているようです。しかし株式市場と言うのは…良く実態を表していると思いますね。異次元緩和に沸き、最善策を演出した市場は、昨年5月に、実社会の変化が遅いことに気付くのですね。確かに異次元緩和効果は生まれています。しかし、そのスピードと上昇角度は、市場の期待値を裏切るものです。仕方なしに、市場は52週線の攻防になりました。

期待値が高かったケネディクスは、100円割れのラインから849円まで正常化の株価修正を実現しましたが、勢いは此処まで…。業績の変化率の改善を待つ形になっています。現状の認識は2003年から2006年の…力のあった米国金融が、日本の改革を評価した上昇スピードを下回るものです。この事が判明したのは、昨年末ですね。よってケネディクスは52週ラインを維持できず、株価ラインを下げました。また失われた時代を繰り返す、元に戻るのか?…を、心配する懸念が生まれた株価が300円割れです。現状はPER30倍ラインで、至極まともな正当な評価です。異次元緩和の評価ではありませんが、順当な成長過程の評価ですね。カタルは黒田氏に失望しながらも…異次元緩和を評価し、「1300兆円の逆襲」をテーマにしています。自然の摂理は存在すると言うものです。行き過ぎた振り子は、必ず反復するものです。

しかし市場には希望が感じられなくなりつつあるほど、灯が小さくなりましたね。でもよく観察して下さいね。サラ金株のアイフルの動意も、昨日の人気株リストの多くは、新日本無線のように、26週線乖離はマイナス圏ですが、25日線の乖離はプラス圏の銘柄ばかりです。昨日の相場の検索リストの中で、人気株22銘柄中、11銘柄がこの条件下にあります。この事は大きく下がった株価だけれど…足元の相場は改善している事を示すものです。昨日の人気株ではありませんが、カタルが注目しているケネディクスも、26週線の乖離はマイナス16.5%ですが、25日線乖離は4.4%のプラスです。この事は…最近、買った人は儲かっていますが、多くの人は損をしていることを示していますね。カタルは黒田日銀総裁会見を、ノー天気と評価し批判しました。しかし現実社会は確実に異次元緩和を評価しています。

だからカタルは4月12日の株式教室でグラフを創り、時間軸が右にずれ、更に上昇角度も期待値を下回り、角度が鈍っていると表現したのですね。しかし当初の期待値通りの政策決定はされていませんが、確実に異次元緩和は効いていますね。ソフトバンクがスプリントの買収に乗り出し、孫正義個人で銀座中央通りのティファニービルを買収した現象は象徴的な現象ですよ。サントリーも追随しましたね。事例を掲げるとキリがありません。銀行貸し出しは、緩やかに伸びています。大手町の坪単価6000万円の土地の遊歩道の話題も最近のニュースです。時代を感じてくださいね。1300兆円の逆襲を…。すべて自然の摂理です。江戸時代から文明開化の明治に変わったように…。日本も長い構造改革の転換期なのです。カタルは黒船来航を1985年のプラザ合意と位置づけ、明治政府が落ち着く西南の役を2010年10月の包括的金融政策の採用と位置付けて相場を観ています。実に25年です。ペリ―の来航が1853年で西南の役は1877年です。24年ですね。おそらく体制転換と言う時間の流れは、こんなものなのでしょう。

先日、日経産業新聞を読んでいたら、「へぇ、日本も変わったな。」…と言う事例を感じました。そうです。話題の自走式車の実験を容認する車検なのかな? 昨年9月に、メーカーが申請したら、国土交通省は認可したと言うものです。米国では、早くから公道を走る実験が認められていましたが、日本では安全上、認可されませんでした。それが安倍政権下では通ったのです。既に首都高などで実験が始まっているとか…。もともと技術革新は実験データの蓄積により進化するものですね。迷路のネズミの実験と同じように、実証実験を積み重ね、改善され技術が完成されます。その実験をこれまでは安全を優先し、認可しませんでした。だから日本では進化が生まれず、海外競争に負け続けてきたのです。失われた時代の一片でもあります。しかし25年の歳月は、現場の人間を入れ替えさせています。団塊の世代の退職は、こういう事なのですね。

間違いなく、新しい時代が始まっています。ただTPP交渉に見られるように…メディアは65.8歳の農業就業者年齢を、TPPの論説に加えていませんね。死に行く人間の産業を守って、どうするのでしょう。メディアの論調は馬鹿げています。いくら自民党の集票マシンの農家だと言っても、自民党幹部も頭が狂っていますよ。メディアは農業の実態をもっと視点を変えて報じれば、オランダに負けている現状を、国民はおかしいと気付きますね。やがて世論も変わります。一部の少数派をメディアは取り上げ、一般認識に変化させる報道は、国賊です。失われた時代は、メディアが作っているのですね。視聴率獲得の為に、誇張された映像を採り上げるプロジューサーに、正義はあるのでしょうか? ネットには真実が溢れ、メディアの間違いを指摘する力があります。だから「アラブの春」なのです。チェニジアやシリアの出来事ではなく、日本でも時代は進行しているのですね。

カタルは様々な統計データを紹介し、カタル寄りの主張で、データを紹介していますが、間違いなく時代は変化しています。多くの人は演出された「際」ばかり…に踊らされています。現実は遅々と進まない株価のようなものです。最近では、誰も007も素晴らしさを評価しなくなっています。ユビキタス社会に組立ソフトの成長分野で、これだけ特化している企業が、他にあったら教えてください。時代はスマートコミュニティーの創設なのです。少子高齢化の日本が世界競争に勝つには、時代遅れの政策ではなく、民間活力を利用した政策ですね。カタルは、「キーワードは信用創造とスマートコミュニティー」だと述べています。

さて本質論ばかりでは、面白くないでしょう。今朝の日経新聞を読んで一面にiPS培養費1/10と言う記事を読んで、カタルはJ・TECが朝から買い気配でストップ高かな…と、すぐに連想しましたが…。僅か19円高の始まりでしたね。希望が消えた市場ですね。株価位置も材料も悪くありません。先日付けた1445円を抜き、株価上昇波動の確認作業に、いずれ移るのでしょうが…、相場心を忘れたカナリヤばかりに成り下がった市場を見ると、金融庁の選択は、明らかに行き過ぎていますね。自然の摂理を超えた人為的な国家権力の乱用が溢れています。だから貸金業者が1/20になったのです。

僕らは新しい時代を築くニューフロンティアなのです。時代を感じ、行動しましょうね。それでは、また明日。今日も上原君の出番があるかな…。

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2014年04月24日

04/24

かたる:株式相場は、長いデフレに慣れ親しんで…、僕らは完全に洗脳されてしまっているのですね。故に、僅かな政策の選択ミスを叩く傾向下にあります。確かに黒田さんの発言は株式市場関係者にとって「ノー天気」に映ります。それは株が下がるからです。しかし現実社会では、確実に異次元緩和は浸透し始めており、変化が随所に見られます。問題は方向性、スマートコミュニティーは新分野で歴史上、漫画や映画の世界しかモデルがありません。情報を活用する事が、何故、大切なのか? 良い事例が車の運搬時間の概念ですね。昔なら…東京・大阪間の物流速度は、どの程度、掛かったのでしょう。僕は車で大阪まで行ったことがないから、どのくらいか分かりません。だから新潟の長岡のケースで説明すると…、高速道路がない時は、12時間程度は掛かったと思います。今は高速があり3時間程度かな…。でもゴールデンウィークの時など関越は大渋滞で、ノロノロ運転が続きますね。都内でも首都高速は良く渋滞します。もしこの渋滞が情報の利用でなくなるなら…我々の効率は、飛躍的に上がりますね。信号機の青信号の長さを、渋滞に合わせ自動調整すれば…既に、量子コンピュータが開発され、間もなく実用化されます。夢のような世界がどんどん現実化されるのです。日本はハイブリッド車の開発では世界トップで、燃費の改善があるので、これだけ原油価格が上がっても、あまりガソリンの高騰による弊害を聞かなくなりました。

日本は少子高齢化で労働力が乏しいから、GDPの成長率が鈍るとされていますが…海外投資により労働力は確保され、所得移転で経常収支は黒字化します。労働力云々と言う解釈は少し古いように感じます。やがてロボット化も進むでしょう。先日はサイバーダインが上場されサイボーグの世界への扉が開かれました。昨日、オバマ大統領の要望で「すきやばし次郎」のすしが、話題になっていました。同じ寿司でも回転寿司は一皿100円、でも職人、二郎が握ると一貫、1000円、2000円の世界です。マグロの選別から熟成させる技まで…付加価値とは何か? わざわざ米国から、二郎の握るすしが食べたいと来る付加価値は文化ですね。昔、売れていない頃、六本木の「龍吟」に行ったことがありました。山本さんは、いつしか有名人になり、今では予約が取れないほど人気だと言います。たかが中華と言うか…日本食と言うか…。最近の冷凍技術や食品の保存技術の進化は素晴らしいですね。先日、牛肉とピーマンの炒め物…あれは「チンジャオロース」と言うのかな…を、スーパーから買ってきて食べました。ピーマンを入れるなどして、少し手を加えたのですがマズマズの味でしたね。僕がニチレイや味の素に注目する理由が分かるかと思います。冷凍農薬事件を引き起こしたマルハニチロは、長期投資家にとっては買い場なのでしょう。

新聞を読むとバフェットの選ぶ銘柄とか…書いてありましたが、彼は製造業の株を買いませんよ。何故なら、景気循環に左右されるからです。余程でないと…買わない筈ですね。利益の質の問題です。今、日本人は長いデフレ環境下で、ようやく目覚めたのですね。最近の投資動向を新聞で見ると…実に海外投資が多い事か…。M&Aのスプリントやビームだけではありません。各社が競って海外展開しています。これはおそらく2009年から2010年に始まった動きです。日産がマーチの生産をタイに移転した時に、日本人自身が脱皮したのでしょう。「アラブの春」です。総務省が回線利用料を下げる行為に出て、日本通信やIIJを応援する動きに出るとは驚きましたね。これもグローバル論理の浸透ですね。TPPも成立すると良いですね。今朝の新聞各社は、決まるような報道ですが…農業者の65.8歳に、明日はありません。門戸を開き、自ら進んで世界競争に挑まないとなりませんね。鎖国制度に明日はありません。総務省の方針転換は、ある意味で評価されます。サラ金業界の激変ぶりを見れば、分かりますね。国家権力は絶対的な権力ですが…それを超えるグローバル論理に対応するアラブの春は、なにも進化は遅れているイスラム圏だけの問題ではありませんね。

この情報、日本人が不得意にする分野です。太平洋戦争の敗退も暗号の分析で負けていたからです。日本には過密ダイヤを運転する能力がありますね。首都圏の電車の運行は世界トップの付加価値でしょう。それこそ、二郎が握る1貫1000円、2000円の世界です。僕の読者は少し減りました。1000人程度は減ったようですね。目先筋は減っても良いのです。毎日、読んでいれば、一流に成れなかった証券マンの戯言ですが、僕の30年以上の時間が集約されていますから、皆さんの投資技術を飛躍させる一つの道具として使ってくださいね。株の考え方は、毎日読んでいれば、自ずとわかるでしょう。ところが人間は辛抱が効きませんね。1300兆円の話が、今の日本経済の核心をついている筈です。GDP500兆円規模の国で、毎年50兆円以上も失い続ければ疲弊するに決まっていますね。

松下銀行と言われたパナソニックも376円まで叩かれたのです。シャープの凋落ぶりは何も技術革新と経営力に、敗れただけではないのです。なかなか表面化しない地価の値下がりは、信用力の低下を生み、信用乗数効果をどんどん下げましたね。だから流動性の罠になったのです。世界的にこの状態になったのは…、製造業重視の間違った先入観のせいですね。「ものづくり大国」を美化するメディアの報道ぶりが、間違った方向性を増長しました。ものづくりを否定している訳ではありませんが…、現状は金融力を卑下し過ぎています。お金がなければ…何もできないのです。溢れるお金がチャレンジを生み、その中で生まれる千三つの世界の成功が、人類の躍進に繋がるのです。

一昨日、貸金業者の疲弊ぶりを伝えました。47504件の貸金業者が、1/20の2123件に減った現実は、どこか間違っています。だから当然、政策転換になれば残存者利益を享受できますね。こう書くと…直ぐにアイフルが上がると思う人が大勢いるでしょうが…時代の流れと言うのは、大変、緩やかなものですね。一度、Jトラストを通じて市場は修正したので、今度はシコリがありますから、簡単に人気にはなりませんよ。

むしろ修正されてない土地資産の活用と言うケネディクスに軍配がカタルは上がると考えています。勿論、熊谷組の悪くはありませんが…しかしスター性に欠けます。ケネディクスには1兆4000億円の魅力がありますね。日本で一番なのです。Bグレードの物件保有率は、日本で一番ですから、市場の中で一番恩恵を受ける会社ですね。今年より来年、来年より再来年に、カタルの大法螺が可視化されるはずです。異次元緩和の意味を実感した方が良いですね。

今日はヒントとして、銀行貸し出しの前年比のグラフを観てくださいね。5%超えが正常値なのです。失った時間の反動が、必ずやってきます。船でも大きく傾けると復元力がありますね。同じことで、自然の摂理なのです。ここまでくれば、完全に確認される390円の壁を取ったのを、確認してからで充分ですよ。更に慎重を期して、下値ボックスの418円を抜けてからでも良いですね。更に、理解できない人でも619円を抜けてから、参戦しても良いのです。最近、開発したテクニカル分析のBT指数も、ABもAVも波動転換しています。でも皆さんは完全にチャート上で、上昇波が確認されてからの参戦で充分に間に合う値幅なのですね。

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2014年04月23日

04/23

かたる:時代の読みが早すぎても支持は得られず、大衆の気持ちを読むには難しいですね。実はカタル君、AKB48のネット版を…。同じようなアイディアを実現させようと、原宿でアンケート調査をしたことがあります。あれは…転職を考えた時期で、このホームページを始める前ですから1997年から1998年の頃です。視聴者参加型のタレント発掘のネットアイディアです。今でも様々なビジネス・アイディアはありますが…、一番は医療分野の改善でしょう。コンピュタシステムを用いれば…問診と検査で、診断は誰にでも出来るようになりますね。基本的に医者など必要ありません。むずかしい診察はデータを揃え、専門医のスペシャリストの診断を仰ぎ、試行錯誤を繰り返せば良い訳です。TVドラマの「ドクターハウス」のようなものですね。

時代が大きく変化すると、革新的なアイディアの実現が可能になりますが…既得権勢力の妨害や規制の壁により、新規参入が阻まれ組織が硬直化しています。TPP交渉のJAの存在のようなものです。日本医師会なども代表的に既得利益の保護団体です。この背景は組織と政治が癒着し、方策が決められます。みずほの社外取締役に太田さんが選ばれましたが、本間正明さんや竹中平蔵さんと並び、安倍政権を陰で支える知的グループの存在があるのかも知れません。その為に、やくざ問題が利用されたのかどうかは分かりませんが…あの問題が、みずほの改革を強要したことは事実でしょう。実際の政策の選択は、このような関係で成り立ち選択が決定されていきます。

最近、グッドワイフと言うTV番組が気に入り、最初からDVDをツタヤから借りて見直しています。面白いですね。米国の司法取引の仕組みや懲罰的な賠償制度は…。カタルなどは単純な構造ですから、正義が一番と思いますが、現実社会の選択は、難しいものが沢山あります。例えば、追証寸前になり建玉を切るか、追証を入れるか…。どれが正解の回答か…、悩み判断に迷う事が良くあります。この微妙な感覚は、難しい判断が要求されます。世の中の現象は、白と黒ばかりでは、ないと言う訳です。時には、道徳的に悪とされる行動も、容認される場合もあるのでしょう。

大概、相場の世界ではカタルの狙いは、必ず実現します。問題はそのタイミングを的確に読めれば良いのです。その為に最近はテクニカル分析に時間を割いています。あまり大物を狙わないのなら、比較的ハードルは低く簡単です。介護のツクイは1100円台に入って来ており、もう直ぐ人気場面を迎えるのでしょう。カタルが900円割れの時点から、注目していた銘柄ですね。最近では横河ブリッジを参考に掲げていますね。100円程度安値から上がったかな…。ただ残念ながら、このような銘柄にカタルの心は動きません。ピジョンも、沢井も、今から見れば…結果的に良く上がったものです。保守的な投資家には商社を推奨していますね。国債に似ている感覚です。

最近の日本株の評価は低く、「アベマゲドン」の評価が続いています。なかなか、この中だるみ現象を打破できませんね。中国はシャドーバンキング問題から市場金利の導入と、PM2.5に絡む周永康氏の汚職問題などで、成長率は落ちています。米国はJPモルガンが不動産融資部門を縮小したことでもわかりますが、FRBの動向の影響か…力強さが欠けています。EUは改善していますが、他国に影響を与えるほど、ラッセルできる状態にありません。だから世界経済は、力強く改善している訳ではありません。先日、ドコモのセット販売問題で、回線の貸し出し問題が焦点になっていました。ソフトバンクの主張のように1回線だけの貸し出し推進なら、リスクの分散が図られますね。この結果、通信量の経費節減から、スマートシティー構築を間接的に促進させます。

一般の人はなかなか分からないのでしょう。僅かな政策の選択が、産業構造を大きく変えると言う現実を…。昨日はサラ金規制の話題と日本通信の総務省の判定を採り上げました。政策の決定が企業利益に影響を与え、実際の社会が構築されていきます。カタルは述べています。スマートグリッドの発展は急務で、電力の効率利用を促しますから…、貿易収支へも影響を与えます。007は良い銘柄ですね。今回の展示商品も、この分野が並んでいます。自然エネルギーの活用は、長期的に資源のない日本にとって必要不可欠の戦略です。エコカー減税でトヨタに利益を享受したので、結果的に技術革新が促され、発展した技術を中国は喉から手が出るほど欲しい訳です。その為にトヨタは、中国での資材調達から現地生産を模索していますね。PM2.5の問題は深刻です。公害対策に費用が掛かり、成長力が奪われるからです。もともと周永康氏の利益温存の為に、中国では石油の精製が不十分で、ガソリンの質が悪いと言われています。

地方政府の利益の温床は、土地資産の活用ですね。固定資本形成の活用に於いて市場金利の原理が導入されれば、自ずと均等化されます。何もシャドーバンキングで成長が鈍るのではないのです。正常化の過程で…中国の成長率が鈍るのですね。それをバブルだ、バブルだと、日本の再現のように解説する日経新聞は、良く勉強しているのでしょうか? だから失われた時代が長引いているのです。メディアの間違った誘導が、時代を悪戯に停滞させているのですね。日本は宮澤喜一ですよ。原点は地価を下げて、年収の5倍で家が買えるように…と、間違った縮小均衡政策を採用した政策にありますね。その為に不良債権が山のように膨らみ、清貧思想信者が増えたのです。

日経新聞の記者も、株の売買の保有期間が1年なら、インサイダーも糞もないでしょう。短期売買を禁止にして、長期投資を前提に株式投資を推奨すれば、世の中が変わります。官僚も同じですね。身銭を切って勉強すれば…日本の間違いは見えるでしょう。もともと僕より数段、頭の回転が良いのだから…。市場を観ていれば分かります。PER200倍のような評価が生まれる時代革新期に、僕らは生きているのです。そこにお金を流すためには、市場を活性化させる必要がありますね。バブル期のような論理が、今、必要なのです。バブル期に大手生命保険会社は何をしましたか? 一時養老払い保険を…薦めていましたね。葛西地区の僕の顧客に、大手生保は億単位の投資を、土地を担保にして将来の値上がりを前提で、一時養老払い保険を薦めていました。銀行マンは、未来の土地値上がりを見込み、貸し出しをしていましたね。頭金がないのに…。みんな借金で賄っていたのです。それを日銀も大蔵も容認し、推奨まがいの政策を実行していたのに…。手のひらを返すように…、今度は土地を下げる政策を採用します。180度の転換です。銀行も生保もみんな沈没ですね。日経の記者は、それを煽っていたのです。太平洋戦争突入時の朝日新聞のように…。犯罪人ですね。戦犯ですよ。

ところが今、みずほの僅かな不正融資を書きたて…騒ぐのですね。時代の新しい入口に僕らは位置しているのです。何を血迷っているのか…、本当に正義があるのでしょうか…。情けない限りです。これでは韓国だけではなく、中国にも抜かれ、やがてタイにもベトナムにも抜かれるでしょう。清貧思想を徹底的に叩くのが、自然の摂理です。行き過ぎた政策は、必ず是正されます。過去の歴史は、全てそうですね。だからカタルは1300兆円の失った土地資産の活用から「信用創造」を訴えているのです。これが正しい道でしょう。昨日は大手町の神田川のほとりかな? 遊歩道が生まれたそうですね。付加価値の創設は人間が関与して生まれます。集客が必要ですね。街づくりの必要性は、地方でも始まっています。文化の継続的なイベントを企画し、集客を常態化させ行動を促すのですね。社会が活性化します。お金もそうやって動かせばいいのです。

何故か…日経は報じていませんが、日経新聞編集長は眼が曇っているのでしょう。WSJによれば、GPIFの運用委員7人が指名され、その中にインフラやプライベートエクイティーを含む、様々な投資をする事を検討するように提言した政府の有識識者のメンバーが指名されたと言います。米沢康博早稲田大学教授に、堀江貞之野村総合研究所上席研究員などが…。彼らは、僕の主張のメンバーですね。そうです。「リートはPFIだ」と言う主張を汲み取るメンバーです。日本の機関投資家は、何を観ているのでしょう。日経新聞3面には、「オフィス攻めの移転」が載り、リートの利回りが下がると、投資が加速する事が述べられています。つまり信用乗数効果が上がるのですね。経済が活性化し流動性の罠から抜け出し寸前に、日本は位置しています。だからケネディクスなのですよ。

本当に生保を始め、日本の機関投資家に、まともな教育を受けた人間が現場にいるのかどうか…疑わしいですね。日経新聞もそうです。WSJの報道が事実かどうかわかりませんが、米沢さんや堀江さんが、GPIFの運用資産にリートを採用し、運用比率を上げさせると、リートの利回りが低下するので、投資範囲が広がり社会が活性化し、地価が上がりますね。1300兆円の逆襲が見込まれる訳です。カタルは壮大な相場を想定しています。時間軸が早ければ仕手化し、相場は大相場になります。4ケタになった段階で大量の空売りが入るからですね。相場が弱い時にスタートさせないと、折角の素材も腐るのです。料理と相場も同じです。

しかしマグロや肉のように…熟成も必要なので相場は難しいのですね。新鮮さが一番ではないのです。マグロも熟成期間をもった方がおいしいとされています。数寄屋橋の次郎さんが、オバマに選ばれたそうですが、あのおやじさんは、まだ生きているのですね。手は命とばかりに、手袋を欠かさないとか…。でもあの店は焼酎がないのです。「うちは酒とビールだけだ」と言われた思い出があります。先日、紹介したステーキの「あらがわ」が、あれだけの高い料金を取っても、長く繁盛するのですから…。きっと海外にも、和牛の需要は相当あるのでしょう。NYで「あらがわ」のようなレストランを、たくさん作れば良いね。TPPなど恐くありません。食は文化で、付加価値が非常に高いのですね。カタルは最近、魚沼産のコシヒカリをやめて、ユメピリカを食べています。どうせ家族二人ですからね。食にお金をかけても、たかが知れています。先日、八百屋さんがアスパラガス1本150円だと言うのです。でも流石に、これは止めました。僕が買おうとしたら、かみさんが異を唱えたのです。

ケネディクスが4ケタの育ち、また数寄屋橋の次郎に行ってみたいな。トホホ…。だけど僕は二人で1万円の清ちゃんで充分なのです。何も…一人3万円の高級すしでなくてもね。最近は、郊外に引っ越したので、清ちゃんもご無沙汰しています。赤字の段階の株が賑わうようにならないと、信用創造はなかなか働きませんね。信用創造が進まないと、僕はいつまでも北側の窓辺で、空想を膨らますオヤジです。昨日のダルビッシュは悪かったね。今日はマー君です。それじゃ、また明日。

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2014年04月22日

04/22

かたる::いくつか書かなくてはならないことがあるのですが…。Jトラストからアイフルなどのサラ金株を長く推奨していたカタル君にとって、昨日の相場を振り返る必要があるのでしょう。19日の日経新聞に自民党は貸金業者向けの規制緩和を検討していることが報じられ、月曜日は買い気配スタートの株が多くありました。理由は此方のグラフです。(出典は金融庁)確かに異常な金利を搾取する団体だったので、武富士のような傲慢さが生まれ、国は規制強化に動きました。国の権力は絶対的な価値を帯びる事例の一つなので、よく理解しておく必要があります。このグラフは小さくて見づらいですが…イメージを掴めばいいのです。最盛期、我が国には47504件の貸金業者が暴利を貪っていました。しかし節度を欠いた業界とは言え、最高裁の今井判事の裁定により、業界がなくなる構造になっていますね。47504件が現在は2123件に減ったのですね。1/22です。およそ5%しか残らなかった政策選択で、最高裁の今井判事の判定が如何におかしいか…実感できるデータです。

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この反動がJトラストの株価になって表れ、株価は100倍以上になる現象となって市場で生まれたのです。カタルは現在、1300兆円の失った土地資産の話を展開していますが同じことなのです。過度の反動が是正されるときに生じる現象が、このサラ金株に現れています。カタルは早くから、この現象はおかしいと述べていました。確かに暴利を貪り節度を欠いたサラ金業界はおかしいのですが…お金は必要なのですね。行き過ぎた清貧思想は是正されるべきなのです。今では残った金融業者は,みんな大手銀行の傘下です。GMOなど…、彼らまで厳粛にいたぶられる国家規制は、明らかに行き過ぎなのでしょう。ダヴィンチと同じ構造です。考えてくださいね。なにしろ何処の国で、業界を1/22まで縮小させるのでしょう。最後の頼みの金融業者を叩けば、闇金だけが蔓延り、弊害だけが生まれるのでしょう。行き過ぎた清貧思想は修正されます。

昨日の相場は大きな流れの反転なのですね。何も偶然ではありません。相場論的に先駆し、沈んだサラ金株は反騰するタイミング下に、相場は位置していたのです。だから材料に素直に反応したのですね。このような過程を経て、直ぐには上昇相場に入りませんが兆しなのですね。このような過程を経て、相場は反転するものなのです。だから飛びついて買った人も、目先は駄目でしょうが…やがて成果を得ることもできるでしょう。

さて国家権力の凄さが、このデータで分かりますね。恐ろしさも感じます。UFJが消えた構造ですね。権力の恐ろしさを証明しています。理屈は通りません。ソフトバンクと日本通信の関係も同じです。業績動向の明暗は役人様が握っています。だから理路整然と自己主張をしなくてはなりません。役人は間違った裁定を良くします。昨日、NHKで役所の後援が減っているとの報道がありました。面倒を避ける傾向にありますね。所謂、「臭い物には蓋をしろ」と仕事を放棄するのです。あのテレビを見ていた人は分かると思いますが、僕はあの学者先生の判断は正しいと思います。活発な活動を引き出すのが、行政の仕事ですね。しかし最近は補助金行政の行き過ぎが目立ちすぎます。行政関与は最小限にすべきですね。小さな政府は地方自治体も同じです。無駄が多過ぎます。夕張を模範に見習うべき事例は多いのでしょう。

一昨日、スペースXがドラゴン補給船3号の打ち上げに成功しました。NASAから民間へ宇宙時代の始まりを感じさせる出来事です。現在スペースXではコスト削減の為にロケットの再利用を計画しており、その実証実験を兼ねています。日本では三菱重工が民営化に取り組んでいますが、スペースXでは、何と、コスト1/100を目指すと報道されています。官から民への流れが如何に必要か…。お分かり頂ける事例の一つです。わが国はこの補助金で食っているダニが、たくさん存在します。JA組織は代表事例の一つです。役割を終えたら組織を解散し、人材は民間が引き受ける。公的な役割はボランティア精神で薄給にすべきですね。その代り地位と言う権利が貰えるのです。ところが日本は産業再生機構のように、役割を終えても形を変え延命し、国を食い物にする輩が多いのですね。

さて米国経済は、流動性の罠の陥った所から、どうにか過剰とも思えるQEシリーズで、信用創造機能が復活しているようです。銀行貸し出しが8%増となっていましたね。市場原理では、金利は絶対的なコストです。このさじ加減で景気のエンジンを早く回転させたり、回転数を落としたりします。ところが中国の組織は、共産党が権力を保持し…そのさじ加減を握っていますね。過去の歴史において…市場原理が正しい資金配分を実施するのですね。だから日本空港ビルディングのようなM&Aに対し、政治家が口を挟むべきではないのです。安全保障と市場原理は、どちらが優先させるか? よく仕組みを理解し、深い洞察が必要ですね。今の商船三井の鉄鉱石運搬船を中国は担保として抑えたと言いますが…この問題は大きな問題ですね。

中国は薄氏以降、周永康氏にも汚職追及の手が及び、経済活動が鈍っています。その為にGDP成長率が落ちていますね。市場金利の仕組みと汚職の追及は、経済成長率を大きく落とす要因になっています。この辺りのさじ加減も、共産党政権ですから難しいですね。でも公害や市場原理は、通らねばならぬ関門です。日韓首脳会談が米国の仲立ちで成り立ち、オバマ大統領の訪日と…微妙なパワーバランスが働いているのでしょう。この辺りのバランス関係への注意は怠れません。

さて今日は盛りだくさんで…。J・TECにも多少、触れておきましょう。読者からメールを頂きました。カタルがジャックの適用の拡大に夢を抱いているので、現状を報告してくれた現場からのメールです。感謝です。このような実際の現場のメールは、非常にありがたいですね。J・TECの業績拡大が遅れている理由が述べられています。メールの内容を要約すると、入院の処置が必要で老人に対する適用は難しいとの事です。だから患者数は限られると言うものですね。リハビリを必要として、寝たきりになれば痴呆なども進むとのアドバイスだったように記憶しています。ジャックは飲み薬などと違い、手術の伴いますからね。当然です。カタルが日経産業新聞の市場規模、数百億円と言う予測を鵜呑みにしている訳ではありません。株価を見れば明らかです。もしこの数字が本当なら、現時点でも高値を維持している筈です。ところが株価は高値から「半値八掛け二割下げ」以下の水準まで下げています。

適用拡大が困難なことを、充分に組み込んだ株価ですね。しかし僕は運動不足など…人間と言う動物は怠慢ですからね。適用患者数は相当数、存在すると考えています。日本の人口は1億2700万人も居ます。そうして戦後のベビーブームである団塊の世代が続々とこれから人間の故障期に入ります。カタルも60に近づき、老化の意味を実感しつつあります。膝関節、特に軟骨の摩耗患者は、相当数に上り、技術の進化で手術も進歩すると考えています。おそらく宝の山でしょう。今日は人口ピラミッドを観て、自分でカタルの考えを推測して下さいね。今日のメインを書く時間が無くなるからです。ごめんね。カタル自身も多く買っている訳ではありませんが、この株価は非常に魅力的ですよ。間違いなく1年間保持すれば、株価は2倍以上にはなりますね。場合よれば、新高値更新から更なる人気株になるでしょう。

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さて、ようやくメインのケネディクスです。昨日は少し…あれ? おかしいな…と感じた人は、大勢いたでしょう。謎だった信用買い残5000万株の実態を、此方のグラフから感じてください。グラフはケネディクスの日証金残の推移と株価を示したものです。日証金と言うのは、金融力の乏しい証券会社が、株を担保に資金調達に利用する金融会社です。その動向は、人気時より買い残は1/3に減っています。この理由は…特定筋が演出を兼ねて信用で株を集めているのでしょう。およそ3000万株の玉を吸い上げていることになります。だから267ドル安した、あの環境下で、変わらずまで…株価が戻ったのですね。11日の話です。それにも拘らず、折角、先日の380円をクリアしたのに…、昨日は下げて360円前後なら分かりますが…353円の安値引けでした。この意味は…おそらく演出なのでしょう。

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このような演出を僕らの世界では「ふるい落とし」と呼び、目先筋のコバンザメを追い払うために用いる演出の一つですね。本来は、今日は買い気配スタートから始まるのがセオリーなのですが…。やはり、まだ重いようですね。仕掛け筋の力量が分かります。でもセオリーとしては、今日から一気に節を振り払う動きに出るのが、カタルの経験則ですね。380円は昨日クリアしましたが、次の壁390円、405円、418円と言う壁を一気に抜き、500円台復活にスタートを切るのが、メインシナリオです。果たして後場からそのような展開になるかどうか…皆さんはどう考えるでしょう。最後に007はスマートシティー関連の展示を発表していましたね。株価が下げているときがチャンスですからね。4ケタ以下は集めておいてくださいね。それでは、また明日。

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2014年04月21日

04/21

かたる:長期国債の値付けが出来ないと言う異常事態の背景をよく考えた方が良いですね。基本的に異次元緩和は、皆さんが考えているより、強烈に経済バランスを変え始めています。カタルは、何度も2010年10月が日本経済の分岐点であったと述べています。

日産自動車のマーチの生産移転も、この時期に重なります。自動車産業は親会社1社だけが海外に生産移転しても成り立ちません。膨大な下請け企業群が産業を支えているので、一次下請けを始め、2次、さらに3次と…挙って企業村が移転しないと駄目なのですね。メーカーはその為に、一次下請けに一緒に海外進出を要請し、一次下請けもその子会社を海外に持って行くのですね。日産が先陣を切り部品村に幅が出来たので、トヨタもホンダも各社がタイに集団で移転しました。膨大な設備投資です。この回収に10年程度を見込んでいるのでしょう。故に赤字が継続しない限り、円高が修正され円安になっても、簡単に海外からの生産が国内に戻らないのです。ピストンひとつからベアリングやバネなど…部品数は、ゆうに「万」を超えますからね。

この2010年10月は、1985年9月のプラザ合意と同じ歴史的な転換点を示す時間軸なのでしょう。1985年から始まった構造改革、グローバルスタンダードの強要が目に見える形で、我々を直面したのは1988年から1989年末の指数だけが上がる相場です。その小さなミニ版が、昨年末に生まれましたね。カタルは新興御三家相場を批判し、日経平均先物指数から株価を煽る現象を批判していました。覚えているでしょうか? 日経レバレッジファンドの中身を調べ、ファーストリテイリングとソフトバンクの比率が高いことを解析しましたね。

確かに、市場が求めるスピードで、政策が選択されている訳ではありません。故に折角、上がった株価も「中だるみ」現象が生じています。一般株、所謂、日経225採用銘柄でも52週線を維持できるかどうかの瀬戸際で、ようやく政府はパフォーマンス戦略を演じはじめています。官僚も2段上げである消費税の引上げを成功させたいでしょう。だから様々な手段を、これから講じる筈です。その事例の先陣が、先日の日銀の黒田総裁と安倍首相の会談、それに続き麻生さんの失言のGPIF発言です。今週にも田村厚生労働大臣がGPIFの運用委員の入れ替えを行い、5月にも初会合を持つと言う報道があります。まだ日経新聞は報じてないようですが…。何れ、一面を飾る材料となるのでしょう。この事は昨年からの流れですね。これを受け、カタルは保守的に商社株を薦めていた経緯があります。基本的に、保守的な年金基金の運用は批判を受けないように、利回り採算に合う財務状況が好調な大型株に絞られます。決して新興株を買いません。しかし信用乗数と同じように…大型株が上がると小型株は、より上がる波及効果があります。

先ほどの…異次元緩和は冷酒のように広がる…と前から述べているのは、間違いありませんね。理屈は地銀が売った国債を日銀が買います。地銀は少し冒険をして米国債やリートの購入に動きます。リートの利回りが下がると…儲けの幅が広がり、新規の不動産開発が加速します。事実、ケネディクスは利益のある物件や損をした物件を抱き合わせで売却し、新規の豊洲の物件を346億円で購入したようです。この資金は先日募集した私募債に充てたビル群の売却代金ですね。こうやって雪だるまで膨らましていきます。現在は1兆4000億円レベルかな? つい最近まで、1兆2000億円レベルでしたね。兆円単位の運用資産を保持する会社は限られます。地所はSクラス中心ですが…Sなどの格式を維持するのは大変ですね。丸の内のオフィスビル群から商業施設の併設と…付加価値を高めています。三井不動も日本橋の再開発に力を注ぎ集客化しています。兎も角、管理収入が増え続け、既存のオフィスの売買にフィーをも、コントロールできる素晴らしい高収益会社に育つのですね。森泰吉郎は預金封鎖を逃れ土地を買い漁り、現在の森グループを一代で創りました。不動産は経済状態を見間違わずにコントロールすれば、相当に儲かる実例ですね。それはレバレッジを掛けられ、含み利益を現実利益変え、雪だるま式に膨らます事が出来るからです。ダヴィンチの金子さんは僅かな時代の読みを誤り消えました。

カタルは大昔、柏崎の市民会館で田中角栄の講演を、生で一度だけ聴いたことがあります。越後の山を削り、東京湾を埋め立てれば、新潟は雪に苦しまずに済み、東京は広大な土地が手に入ると…万里の長城クラスのスケールを話していました。もう一つが首都移転です。北海道に持って行こうとしていたようです。世界の文化都市の緯度は、北海道の辺りに位置しています。その田中角栄の最大の収益源が、土地資産の活用です。長岡と言う都市の構造を大きく変えましたね。昔は葦の原だったのです。少し川が増水すると水に浸かる誰も買わない土地を…今では長岡市の一等地になっています。越後交通の本社が早くから建っていましたね。新潟は最近、行っていませんから、今、鳥屋野潟周辺が、どんなになっているか分かりませんが、彼は湖底の権利を保有したのです。坪千円に満たない土地が、あっという間に数十万円に変化するのです。少し極点なケースを説明しましたが…信用創造とは、無から有を生み出す錬金術なのです。

株もそうですね。アイディア次第で、お金がいくらでも作れる世界です。時代の先見性を持ち、赤字の内に株を買う事なのです。これが真髄です。中国、米国、ウクライナ…など不安を感じさせる話題を提供し、買い場を設けるのですね。叩いても、叩いても下がらなくなるポイントから、株価は反転します。覚えていますか? ヘッジファンドはケネディクスの株を買うために、見せかけの売り板を、場に並べました。一値100万株単位の売り物を並べましたが…株価は下げませんでした。カタルは、あの時にPER10倍論まで並べたのです。事実、政策の選択次第で評価は大きく変わります。ダヴィンチは採算に合う経営戦略だったのです。しかし政策の選択変更で消えました。ケネディクスと紙一重の違いです。何が明暗を分けるのか…いろんな要素があるのでしょう。

今の株価はPER30倍台で妥当水準です。しかし日本国が内需振興で歴史的な分岐点を迎えているのですね。その為に20年以上に及ぶデフレ環境のトンネルを抜け出すタイミングにあるのです。カタルは何度も、失った土地資産価値である1300兆円の話をしています。最も恩恵を受ける会社が、ケネディクスなのです。株価は10倍処ではない筈ですね。明治維新などに匹敵する歴史的なパラダイムショックの中に、我々は位置しています。この歴史認識がないと…なかなかカタルの夢と言うか…構想は理解できないでしょう。カタルは涙を呑んで、40億円も飛ばしました。一人一人のお客様の顔が浮かびます。

日銀がETFなどで浮動玉を吸い上げています。勿論、その見返りの持ち合い株の放出があったので、株価は下げ続けてきました。しかし既に邦銀の保ち合いもなくなり、グローバル基準下になっています。バーゼルⅢなど基準をクリアし、さらに厳しいボルガーと言うかFRB基準と言うか…それにも対応していますね。つまり株の新規の売りはありません。国際標準比較で、日本株の水準を論じることが出来るようになったのです。それにしても三菱UFJは安過ぎますね。必ず4桁、更にカタルの感覚では2000円程度が妥当株価でしょう。金融力が復活しないと、真の経済発展はないのですね。時代はクラウドと言うかスマートコミュニティーなのですね。この構造変化を加速させるための基本条件が、信用創造機能の復活なのですね。つまり地価を上げることなのです。ケネディクスは1兆4000億円の収益採算に見合った物件を権利下に置いています。株価が割安に見えますね。時価総額は988億円に過ぎません。最大1兆4000億円の評価が可能なのでしょう。多くの読者は「カタルのほら吹きめ」…との御叱りを受けるでしょうが…。まぁ、何れ分かります。

スマートシティー、切り口が豊富な007は、今の所、なかなか拡大解釈が出来ませんね。でも心配ないでしょう。順調に整理は進んでいます。どんな株も、必ず、整理が終わると反転するものです。時代性が好材料を生むのですね。今週はGPIFの運用委員会のメーンバーが、本当にこの報道通りに替り、5月に第一回の会合が行われるのか…にも、市場の関心が向く可能性がありますね。ムードを少しずつ演出して行き、相場のスター株を創り上げていきます。決して、株価が簡単に飛ぶような現物株ではなく、貸借銘柄の商いの幅がある株が選択されるはずですね。カタルはその選択が「ケネディクス」だと睨んで行動しています。まるで試験を前に、出題に山を張る学生のような面持ちです。

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2014年04月18日

04/18

かたる:市場は日経報道の路線に乗って、動いていますね。たぶん日経系列のグループが存在するのでしょう。現役時代もよく利用している連中が居ました。記者がグループの一員なのかどうか分かりませんが…お金が絡むだけに、やり方は巧妙です。記者が知らないうちの利用されているケースもあるし…。この曖昧さは、米国でも同様です。メディアと政治の駆け引きは、何処の世界でもあります。金融は情報が命なのです。何処にスポットを当て、どう反応させるか…。故に時代性の流れが大切になりますね。相場で難しいのがこの読みです。安倍さんの意向だけで政策は動きません。政府税調に自民税調と…。昔は二つの組織があるなんて、知らなかったし…。やはり金融もキャリアですね。

この日経報道の路線と言うのは、日本通信(9424)にIIJ(3774)ですね。日経と東京テレビのタッグは、日本では絶対勢力です。ただこの路線だけでは日本株の本格反騰に移行できないのですね。総務省が応援しており背景があるので良いのですが…。何故、駄目なのか? 昨年の新興御三家相場と、同じ過ちを繰り返すだけなのです。現物銘柄は直ぐに株価が飛び、相場に厚みが生まれません。未来の買い手が居ないからですね。その点、ケネディクスは、素晴らしい素質を秘めているのです。まぁ、その解説は何れ…。今日は別の話題です。

今、中国の小米科技(Xiaomi)を、東京テレビは取材したそうですから、何れ、TVで放送され、日経なども追随するのでしょう。アップルを抜く存在になるかどうか…。今、最も注目されている企業の一つですね。日本人は韓国や中国企業を馬鹿にする傾向がありますが…今は非常に優れています。ハイアールも馬鹿に出来ませんよ。三洋電機を利用しアフターケアも良くなるでしょう。実は、パナソニックの白物家電、たしか洗濯機か冷蔵庫だったかな…の海外工場をハイアールが買収し、立て直しました。パナソニックが出来なかったのです。サムソンを引き合いに出すまでもないですが…日本は劣等国の範疇に入り始めています。終身雇用、年功序列が崩れ、技術者の流出から様々な問題を抱えています。

アップルの存在を脅かす小米科技は、シャープのIGZOを利用しています。カタルが村田のWiFiモジュール、つまり007を継続的に追っているのは、時代の流れが背景にあるからですね。ある日、突然、WiFiモジュールの採用が決まるかもしれません。そんな時に、小さな会社なので、収益構造が一変します。多くの皆さんは、株価が低迷すると関心がなくなりますが、カタルは、会社の置かれた背景が崩れずに、経営者が努力していれば評価を続けます。覚えていますか? 介護のツクイ(2398)を…。ケネディクスに熱を上げていましたが、同時に保守的な投資家向けに、カタルは800円の時にツクイを推奨しています。昨日はボックスを抜けてきましたね。1108円になっていました。

カタルは述べています。建設、介護、サービスと好循環波動に入ってきた業種を掲げています。トヨタの4000円から2700円のベースアップの値切りを批判し、一方で大林、大成の動向を、何度も引き合いにだし、ユニクロの1万6000人の正社員化を評価し、家具のイケアも同じ傾向にありますね。サービス業では、続々と正常化の道に入り始めています。内需振興は、昔から日本の課題でした。日本は輸出企業を保護する政策を実行してきました。TPP交渉もある意味でそうですね。スバルは米国でも現地生産をしていますが…およそ半分は、日本からの輸出で米国内の需要を賄っています。つまりTPP交渉が成立すると短期的には恩恵を受けます。

でも時代は違いますね。2010年に日本は基本的に内外価格差がなくなりました。安倍政権は、悪戯に成田闘争を繰り返さず、JAなどに配慮せずに真のグローバル化を目指さねばなりません。豪州のEPAもカタルにとっては不満ですね。建設から介護、ツクイの株価は、ようやく人気化路線に入りましたが、こんな事は、前から決まっているのです。カタルは沢井製薬やピジョンを、早くから評価し継続的に取り上げていますね。先日は横河ブリッジ(5911)を参考に掲げてあります。1100円前後での紹介ですね。でもカタルは機関投資家でもないし…ハイリスク派の個人投資家なので、カタルの投資方針に沿って銘柄の話を進めています。読者の選択次第なのです。何度も述べていますよ。富士通だって、何れ値嵩株になるでしょう。コマツのような存在に必ず筈です。理由はクラウドの総合サービスを実施しているからですね。NECの株価が強いのも、その時代背景があります。NTTコムはクラウドの契約が大幅に増えていますね。

良いですか…、大切なことは時代の流れなのです。これを感じることです。だから今日は中国の「小米科技」と言う携帯電話会社を掲げ、介護のツクイを採り上げていますね。この介護の背景を知らなくてはなりません。日本は間違いなく立ち上がります。理由は団塊の世代が続々と退職し、企業の人件費構造が大幅に変わりますね。ピークアウトします。要するに人手不足が日常化します。故にユニクロの柳内さんが正社員化を進めたのです。一時は、劣悪なブラック企業扱いだったのです。マクドナルドも訴訟がありましたね。外食産業も構造が一変しています。この流れを感じてください。日本人の寿命が延び…高齢化が当たり前で、ためしてガッテンなどのNHKの番組が人気になっています。

皆さんは知らないでしょう。2010年のデータだと思いますが、80歳から84歳の要介護、要支援の患者は、実に28.4%なのですね。つまり3人に一人が何らかの支援を受けないと生活が出来ないのです。更に85歳以上になると、この比率はアップし57.7%の人が、介護を必要とします。しかし日本には充分な設備がありません。しかしケネディクスが検討している介護リートを使えば、一気に構造転換が進みます。ツクイの成長もネックは財政問題なのですね。しかし設備をリースに切り替えればいいのです。介護は安定した収益が期待でき、リートが成り立ちます。不動産リート、物流リート…などは現実化しています。間もなく介護リート、そうして劣化する社会基盤を支える水道リートなども生まれますね。

社会を…時代を一気に進化させるためには(GDPの高成長)、信用創造が必要なことは明らかなのですね。そのスター株が「ケネディクス」(4321)なのですね。株価はやがて値嵩株になります。何故なら、社会が必要とするからですね。日本は財政事情がひっ迫しています。故に民間に頼るしかないのです。だから安定した収益が見込まれると…金融デリバティブが活きるのです。野村証券の役員も馬鹿ですね。僕なら野村の株価を10倍に出来ます。金融デリバティブの組み合わせは様々で、リスクを高めると配当を高めることが出来ます。メザニンローンですね。

カタルは嘘を書いていませんよ。一応、調べてあります。でも間違いも良くありますから、鵜呑みにせずに自分で確認してくださいね。馬鹿はよく責任を他人に転嫁します。銀二貫ではありませんが、自分の身は自分で守らねばなりません。大切なお金でしょう。失敗した場合を想定して行動しましょうね。今日は介護の数字を掲げました。80歳になると誰でも他人の世話にならざる得ないのですね。

介護の様子は、此方のブログから…。彼女は、姑とおばさんの二人を介護しており、その様子がマンガで紹介されています。今、人気のサイトだとか…。今日はスマートコミュニティー創設に向かい、引け高になるかどうか…。ケネディクスの後場からの動きが注目されますね。

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2014年04月17日

04/17

かたる:今日は少し早く原稿を書き始めています。昨日のマー君は素晴らしい内容だったようです。カタル君は2回の裏まで見ていました。何しろ午前2時過ぎからゲームがスタートするので…、いくら年を取ったから睡眠時間が短くても良いと言っても…やはり寝なくてはなりませんからね。今朝のニュースによれば、8回無失点の10奪三振との事です。内野安打が二本で、ファーボールは一つだったそうです。完璧な高額プレイヤーの内容ですね。これこそ市場経済論理の成り立つ米国の買い物です。彼ら一流の領域の年収は10億円~20億円程度なのでしょう。賞味期限が5年から10年もあるかどうか…。つまり200億円止まりなのでしょうね。ところがバフェットやジョージソロスなどの金融界の一流プレイヤーは、兆円クラスで桁が違います。競争が激しい筈ですね。カタルのような三流大卒の馬鹿が、いくら逆立ちしても勝てる道理がありません。せいぜい歩合セールスで1億を稼ぐのが関の山だったのでしょう。

でも馬鹿は馬鹿なりに限界を知っています。でもチャレンジ精神は消えてはいませんよ。人間は死ぬまで挑戦でしょう。その点、力を与えてくれたのは三浦雄一郎さんです。80歳を超えても、努力すればエベレストに登れるのですね。すごい…の一言です。自分で山に登ってみれば分かります。でも最近は装備も万全ですからね。良いスタッフに支えられれば、素人でもある程度の体力があれば、8000メートル級の山を目指せるかもしれませんね。ただやはり天候と言う幸運が味方しないと…株と同じですね。市場環境が悪ければ、いくら素質があると言っても参加者は少なく、希望の灯を燃やし続けることは出来ません。昨日は批判している財務大臣の麻生さんが失言をしたらしく…市場も馬鹿な解釈をして、株価の上昇が加速したとされています。カタルは、年初にGPIF(年金積立金管理運用 独立行政法人)が株式運用比率を高める話をしています。この話は既定路線で新鮮味は余りないのですが…何故か、相場に効きましたね。

この現象を良く考えてみてくださいね。
日本通信が市場の人気株になる前に、カタルはIRNETで何度か取り上げ、3月上旬には潮目が変わる時に、強い株はスター株になると述べており、株式教室でミクシィと日本通信を採り上げました。この時はミクシィを中心に研究しましたが…、日本通信にカタルは軍配を上げていました。案の定、イオンやセコムなど…低料金の携帯電話が急増しています。この背景は、総務省の意向ですね。日経に報道されたのは1月でした。準備が整い、素地がある所に、切っ掛けが与えられたので、相場が育つのですね。ただ仕掛け人の存在が重要です。

カタルは今回、事前に1990年の相場と比較し、4月には…実際は5月に上昇するのでしょうが…潮目が変わるとの予測を立てて事前に、この考え方を公開しています。先週の下げをみて、実際に買い始めています。今日も担保率が大きく改善しているので、買い乗せをするでしょう。まだ発注はしていませんが…何しろ、まだ8時です。今日はダルビッシュが投げるので、テレビ観戦をする為に早めに原稿をアップしようとしています。だから、いちいち解説するのは大変ですね。カタルが言いたいのは…成果が出ないと言っても安倍総理と日銀総裁が会談した意義が大きいし…麻生さんがGPIF出動発言をして相場が反応しても、そんな事は下準備が整っており、単なる「きっかけ」に過ぎないのですね。
大切なことはその素地を見抜く力です。2012年11月だったかな? 異次元緩和発言で株価の上昇が加速しましたが…、あの時も、カタルは事前にマネタリーベースの話を提示し、間もなく潮目が変わると述べています。今回も同じですね。1990年の相場を引き合いに出し、どんなに駄目な相場でも、一度は戻る可能性が高いと…事前に述べています。つまり条件が整っているのですね。

昨日、J・TECの話を少し書きました。そうしたら相場は少し反応しましたが…、条件が整っているのです。ただそれだけの話なのです。サマーラリーを期待し、昨年の500円割れからケネディクスを仕掛けてきましたが、その度に失敗し、いつも買っては投げさせられ…呆れているので、カタルはテクニカル分析に力を注ぎ始めています。そうしたらBT指数やAB指数などが改善し始めており、条件が整っているのですね。需給面でもそう感じていました。この現象は既に確認されましたね。4月11日のNY市場の267ドルを受けて始まった日本の相場に於いて、今までのケネディクスなら、間違いなく陰線で安くなっていますが、あの日は安寄りをして陽線の変わらずで引けましたね。明らかに需給バランスが改善しています。後は内容です。

昨日の日経新聞に、三菱地所が326億円の減損処理をすると報道されていましたね。しかし連結利益は当初の予定通り580億円を計上すると報道されています。この減損処理は、カタルが何度も述べているダヴィンチを上場廃止に追いやった負の遺産です。マネタリーベースの増大から、折角、マネーストックの増大に火が付き始めたのに…。2006年の事ですよ。日銀はバブル期の反省が強すぎて、折角、十数年ぶりに起った希望の火を自ら消してしまったのです。「羹に懲りてなますを吹く」を実践したのですね。その為に失われた時代は、折角、浮上したのに…再び水面下に沈んだのです。白川さんも間違いに気づき、2010年10月に包括的金融政策に踏み切ります。リートやETFと言う危険資産を日銀が買うと言う歴史にない行動を取ったのですね。しかしその前年に、日産がマーチを日本からタイに生産移転を決めるのです。これを観て慌てて日銀は政策を修正したのですね。

カタルは、この時に内外価格差が解消されたと述べています。1985年のプラザ合意から始まった構造改革の終了です。実に25年の歳月を費やしました。基本的に2010年に、日本は変化し始めました。しかし…多くの人は実感がありません。1985年の時もそうでした。実際の経済は「慣性の法則」で、惰性がある為に変化が生まれても、その後4年程度は進むわけです。実際の破たんは1989年末、まぁ、あの時、実際は1988年に相場は終了し、あとの1年は指数のお祭りでした。先物指数を買い上げ、意味のない相場が進みましたね。同じことの逆が、今、始まっています。本当は実物資産のマンションや土地を買った方が良いのですよ。孫さんが個人で、銀座中央通のティファニービルを買ったように…。我々、個人もマンションや土地を買うべきなのです。でもカタル君は貧乏人に、借金だらけで、とても買えません。だからケネディクスを買うのですね。間違いなく値嵩株に育ちます。

昨日、友達の現役証券マンから質問を受けました。彼が話したのはケネディクスが豊洲グランスクエアを346億円で買ったと言うのです。昨日の日経新聞に不動産情報誌の広告記事が載っていました。流石、証券マンです。カタル君は見逃していました。この事は先月、ケネディクスは私募ファンドを売り出しており、資産を補わなくてはなりません。その為に未来の利益に投資したのですね。この物件はオリンピックに絡み儲かるでしょう。

ここに京橋トラストタワーの4フロアを韓国のLGが取得したとなっています。調べると森ビルの物件ですね。明治屋の通りに面した角のビルでした。銀座中央通りに延長した一等地のビルで、このクラスならAグレードですね。この事の意義は非常に大きいですね。世界の一流企業が続々と、日本の構造変化に備え、上陸しています。ちょっと待ってね。今、株の買い注文を発注しますから…。ハイ、終わりました。何しろ弱小投資家ですから直ぐに済みます。また投げさせられなければ…良いのですが。果たしてどうでしょう。

地所の特損の意味を解説していませんね。ケネディクス同じですよ。ケネディクスの収益も調整されたもので損失を加えていますが、もう損をする物がなくなります。そうすると儲けだけが膨らむのですね。だから2004年の36円の一株利益が、2007年には248円になるのですね。馬鹿は、こうなると割安だと言って株を買い始めるのです。「割高は恐くありませんが、割安は非常に怖い」のですね。肝に銘じておいてくださいね。

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此処で割高の赤字企業の007のテクニカル分析を載せましょう。007は久しぶりですからね。この開発されたAB指数は、まだ検証されていません。カタル君は怠け者なのです。お金に対してもあまり執着しません。あれば使うし…なければ使いません。でも早く借金を返済しないと…。だから、この新しい試みが成功して欲しいですね。過去にも様々な標準偏差などを利用した実験をしていましたが、あまり効果はなかったように感じています。余りに、買って投げを繰り返したので…同時に時間をかけて検証しているのですね。このグラフを見るとプラス圏で推移し始めており、何れ変化日を迎えそうです。また、買っておくかな…。

アイディアが浮かぶと…実験を繰り返し、理論を確立させ検証作業をします。何やら、STAP細胞の小保方さんみたいですね。あの世界は、何か医学界の「白い巨塔」を連想させますね。いやらしい…。実は山中教授が有名になりましたが…、IPS細胞は高橋さんが発見したのでしたよね。記憶によれば…。そんな事を山中さんは、珍しく正直に話していましたね。山中さんと比較し、笹井さんは組織に染まっている印象ですね。どんどん、話しは飛ぶから…読者の人は混乱しますね。あっ、もう時間切れです。

おそらく日曜日のコラムの話は、当たりだと思います。やはり今週は買い場なのでしょう。それでは、また明日。

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2014年04月16日

04/16

かたる:盛りだくさんの内容で…何処から手を付ければいいのでしょう。先ずは米国株の不調からかな? 何しろ、日本株は海外動向に弱く、外人投資家のマインドが日本株にも大きく影響を及ぼします。昔は必ず機関投資家が海外勢の売りを吸収したものですが…株式持ち合いが崩れたように、自己資本比率規制に於いて株式資産は危険資産の認識でリスクウェートが高く、邦銀を中心に金融機関は日本株を大量に売りました。この失われた時代は一貫して日本株を売ってきたと言っても過言ではありません。カタルが現役の頃は銀行の株価管理は非常にきつく、顧客から銀行株の売り注文を貰うと…銀行の株式部に電話をして買い手を探してもらいクロス商いをする時代でした。そんな時代でも興銀は比較的売買が自由でしたね。進歩的だったのです。今のみずほにあたります。みずほは富士銀行と第一勧銀、更に興銀の組み合わせですね。この3頭政治がアダになり、歩調が合わずに競争に遅れているのです。

カタルは米国株の低迷の原因の一つにFRBの銀行管理、自己資本比率規制強化の動きを掲げています。およそ7兆円の資本不足と言われています。まぁ、日経新聞の報道ですから正しいかどうか分かりませんが、あれはいつの夕刊だったか…。イエレン議長は間違いなくこの規制強化に動くのでしょう。基本的に国際的にはバーゼル3が基準になっていますが、米国は独自規制を設ける姿勢ですね。ボルガールールはこの金融規制の代表事例ですね。まだ米国金融は本格的に立ち直っているとは言えません。一方、EUは非常に苦しく、自己資本の増強どころの話ではありません。邦銀は対応済みでしょう。…が、先日、劣後債を新たに発行していましたね。日本は総資産経営で…個別の対応をしません。サントリーのビーム社のケースを参考に、一度、理由を話していますね。基本的にROEの観念が非常に希薄な経営者が多いですね。売り上げ至上主義と言うか…規模の拡大に拘ります。日立が変化したのは中西さんが効率化の考え方を入れたから最近は株価が強いのですね。日立は無駄でも…すべて自前で生産する総資産経営の代表的な企業でした。でも今は変化していますよ。だから収益が伸びています。

米国株の資本規制は基本的に拡大より安全を優先しています。米国は実にバランスが取れています。しかし日本はバブル期に拡大を野放しにして…逆に破たんすると強化し…長いデフレ環境に突入させる無策ぶりです。おそらく歴史的な貴重なデータですね。揃いもそろって無能者の集まりで中国を批判しています。でも中国指導部は優秀ですね。常識的にはあの人口ですからもっと歪が出るのが当然かと思いますが…たいしたものですね。世界一の債権大国ですからね。外貨準備は世界一、その中国を日本と重ねる日経新聞の見方が正しいのかどうか…。まぁ、話が逸れますね。もう一つの原因と考えた「モメンタム株」の動向の代表例は、先日上場された「ツイッター」ですね。その株価の動向をグラフで取り上げました。

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基本的に新規上場で…まだ赤字なのかな?非常に割高だと言われています。J・TECや007のようなものです。この下げの原因の一つに、発行済み株式総数の約20%の株式のロックアップ(売却制限)が5月5日に終了するのですね。その為にその売りに怯えているのです。でも需給バランスに怯えますが…基本は業績推移ですね。アマゾンの時にも散々、揉めましたね。割高だとする意見が多かったけれど…基本は高成長で乗り切りました。でも最近はアリババのように利益を出してから上場するケースが増えてきたようです。でも基本は赤字の段階で素質を見抜くことが投資の神髄です。007が割高なのかどうか…は、人により考え方が違いますね。

今日は、その中で最近再推奨した赤字企業のJ・TEC(7774)を少し補足しましょう。先日の日経新聞で広告を出したようですね。カタルが期待しているのは膝関節の軟骨のジャックの上市です。世田谷自然食品のグルコサミンの市場規模は大きく、各社が健康食品を発売しています。大概のおばあちゃんなどのお年寄りは膝が痛いと言いますね。この膝関節の軟骨は基本的に再生しません。摩耗するだけなのです。そこで今回は患者の細胞組織を培養し、軟骨を創って膝関節に定着させる手術をしてこの痛みを解消するのだそうです。厚生労働省の認可に3年を要したと言います。保険適用になるためには効果が実証されないと適用になりません。潜在的な需要は膨大ですが…残念ながら、この手術は特別な知識と経験がないと使用できないようで…現在、約60か所の整形外科医だけが、この研修を受けたそうです。予定数の半分程度らしいですね。つまり他の薬に比べ立ち上がりが遅いのでしょう。しかし2月6日の日経産業新聞を読んで、カタルは再推奨に踏み切りました。

二度目なのですね。最初の推奨は007のように…2012年の秋ではなく、夏だったかな?このジャック(膝関節軟骨)の保険適用からですね。株価は7万円前後だったのでしょう。そこから例の相場で80万近くまで10倍になり、下げてきたので再び366000円の時に取り上げたのですね。理由は日経産業新聞の記事で紹介されていた市場規模の予測です。数百億円となっていました。現在の売り上げは、四季報数字で17億円予想です。…と言うのもジェイスの人工皮膚の方ですが…極度の火傷の適用らしく…使用するタイミングと培養するタイミングで、タイムラグが生まれ…培養途中で患者が死亡したりして非効率なのだそうです。でも膝関節は緊急性を要するものではありませんね。しかしこの研修がネックになり、収益化の時間軸が横ズレしたので、株価が今の相場環境ですから…大きく下げたのですね。しかしこのタイミングで富士フィルムは子会社の権利を手に入れました。3月末にワラントを発行し、この転換価格が38万円です。現在の株価に直すと1900円ですね。現在の株価は昨日時点で1227円です。富士フィルムより安く入手できますね。赤字ですから…。

おそらく新高値は間違いないでしょう。80万だから4000円ですね。この水準は当たり前です。でももし日経新聞の報道通りに売り上げ規模が数百億円に膨らむなら…株価は天文学的に大幅高するでしょう。だって…製品価格は208万とか…本当かいな。…まぁ、だんだん普及すれば薬価改定により下げられるでしょう。しかし価格が安く一般的になれば…市場規模は大きく膨らみますね。その内、町の整形外科医が手術できるように普及するかもしれませんね。故に株価が安い、今、信用じゃだめだよ。現物で100株程度を買っておけばいいのです。007の時も実はカタル君、夢を大風呂敷で語りましたが…何しろ未来かたるだから…現物で100株と言いましたよね。何故、そういうかと言えば、時間認識が皆さんと違うのですね。100株持っておけば、お金が出来たら、また100株買えば良いし…株なんか、のんびりやった方がいいのです。本当はカタル君、驚いています。だって1500円前後が底かな?…と考え、少し買ったのですね。ところがあっという間にまた下げられて…市場環境が分かる次第です。先日、また買いましたね。仕方なしに…ナンピンを強いられました。最近はこんなケースが多いね。トホホ…。

ケネディクスなんか…、いったい何回、挑戦しているのか…。呆れますよ。そこで新たなテクニカル分析の検証を最近している訳です。昨日、紹介したのはその一例です。貧乏人はコバンザメのように…他人の後を追うのですね。自ら雪山をラッセルするなんて…マラソンでも風上に立って単独で走りませんね。自転車もそうです。風に逆らうなんて馬鹿がやることです。僕のように…依然、証券マン根性が抜けませんね。証券マンは相手がお金持ちだから…買った後の下がった方がいいのです。ピッタリ当たるより、買ってから下がって充分に買って嫌と言うほど買って、嫌になってくる頃、株価が上がると手数料が上がりますね。買ってすぐ上がると…お客様は強気になって商売になりません。カタルは現役の頃は手数料マシンと呼ばれていたのです。3億も預かり資産があれば、1000万近く相場が良い時は手数料を挙げられます。高速回転ですね。通常、常識的に33回、売り買いをすれば元本は消えます。でもカタル君はその中で増やしたのです。自分でもすごいな。…と思います。でも最後に読み違いをして…空売りをしていれば…と何度、悔やんだか…。商売を辞めた今も出来ませんね。やはり心情的に空売りと言うのは嫌いですね。困った性格です。

今日はJ・TECのジャックの事を書いたから、長くなりましたね。此処で止めます。マー君は雨で流れたので、少し長くなりました。今日の基本は米国株の動向、そうしてJ・TECの補足です。良いですか…他人の意見を参考にしたら、自分で納得のいくまで調べることです。最近は便利でインターネットで大概の事は調べられます。そうして納得したら、自己責任で株を買うのですよ。日本人はイワシ民族だから…株価が上がらないと買わないし…困った性格ですね。さて今日はダッチワイフじゃないね。グッドワイフのDVDを借りてきて観ようかな…。シリーズ1~見直しています。面白いね。あのドラマ…。

追伸…忘れる所だった。日銀総裁の黒田さんと安倍さんの会談ですが…。何も出なかったと…市場は悲観に暮れていますが、この評価は違いますよ。会談を設けた事に意義があるのです。市場はその実績を評価するものですよ。だから…おそらく今は、買い場の筈ですね。

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2014年04月15日

04/15

かたる:潮目が変わるとは…どんな時なのでしょう。
日本株は、年初より下落を続けウクライナ、中国のシャドーバンキングなどの外部要因と、消費税の国内要因を抱え、弱い展開が続いています。カタルはこの消費増税懸念を、余り気にしていません。それよりは日銀黒田氏の想定外の強気発言が気になります。この為に当初のシナリオが狂ったのですね。期待値の時間軸と上昇角度の修正を迫られました。市場から一気に、「希望」の二文字が消えたのです。

基本的に金融相場と業績相場と言う二つの相場のエンジンは不変です。相場で一番面白いのは…企業業績が悪い最中に、株価が上昇する「見えない利益」へ期待値が膨らむ瞬間ですね。一昨年11月から昨年5月までの相場を示します。ガンホーからナノキャリアが中心に買われていました。通常は、この期待値が現実利益に変わり相場が完成されます。

長い失われた時代感覚に洗脳され、トヨタのベースアップが4000円から値切られ2700円になる辺り、清貧思想の影響から、なかなか抜けませんね。大林、大成などの建設市場は、既にトンネルを抜けましたね。再入札が頻繁に見られ、デフレのトンネルを抜けたように感じます。しかし昨日は、新発国債の取引がなかったと言います。日銀が国債を多額に購入している為に、流動性が減少し民間金融の機能を圧迫している訳です。この現象は一見、仕方がなく当たり前の現象に見えますが、よく背景を考えると、金融庁の清貧思想論理が強く影響していますね。いくらマネタリーベースを増やしても、マネーストックがなかなか伸びない雁字搦めの金融政策の結果、民間の金融機能も冒され始めている現象と言う見方も出来ます。それにも拘らず、自信を深め追加緩和を実施しない黒田さんの自信はどこから来るのか?

確かに貸出は伸びています。しかし…ソフトバンク、サントリー、LIXILなどの海外向けM&Aが多く、投資も海外投資が中心ですね。この辺りに希望が見え辛い部分があるのでしょう。正しい政策を実施しないと、悪戯に時間を喰うだけで疲弊しますね。異次元緩和から1年が経過し、トヨタの現状を見れば、異次元緩和と言う犠牲を払った割に、成果は乏しいとみるのが一般的な評価なのでしょう。確かに民間金融機関は、日銀のおかげで損をせずに国債を外せ、その売却資金を活用できますが、やはり金融庁のみずほのやくざ融資問題が響いていますね。金融庁の姿勢転換と言う報道を、時々目にするのですが…実態の動きは、鈍いように感じています。

地所は大手町に国際都市再開発を実施すると言います。これはおそらく特区構想を睨んだ動きなのかな? つまり国債の受け皿としてリートの需要は強いと言う事ですね。はやくカタルが主張する「リートは、PFIだ」と言う構想を、軌道に乗せた方が良いですね。眠った資金が一気に動き出します。
さて相場論としては、今週は一つのポイントのように感じています。ウクライナ情勢の変化は3月の初めに起り1カ月が経過、中国では一部で不動産価格が下落していると言います。メディアはいつも最も悪い部分を強調して報道するので、見方が歪むのですね。カタルの認識では、シャドーバンキング問題は何処にでもある話で、問題はオープンにされてない為に、悪戯に懸念が先行すると考えています。この元である理財商品は、大手企業の私募社債にあたり、地方政府発行の債券にあたりますね。市場経済下では、オープンに金利を決めることが重要なのです。中国では二重金利が存在し、ここにメスを入れる作業ですね。日本のメディアが、悪戯に実態を歪めて報道しているとしか思えません。中国は着実に金利自由化の動きに移行しています。

つまりあとは消費増税の話ですね。おそらく大きな影響がないと言う事実が、明らかになるまで、相場は上昇相場に突入した可能性が高いと思われます。今週はその分岐点でしょう。IMFは各国の財務相、中央銀行関係者に向け「スピルバック(跳ね返り)」と言う造語を使い、注意を喚起していると言います。つまりFRBに向けたものであるのは明らかです。ECBは実質マイナス金利に挑むと言うし…株高の素地は整ってきたように感じています。日曜日のコラムで1990年の相場と比較した観測を盛りましたが…やはり5月、6月は高いのでしょう。問題はその後ですが…。今はそろそろ、過度の警戒感を抱かずに良いのでしょう。

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そう考え、本日は再びケネディクスを買い増ししてみました。これは実験なのです。最近開発したBT指数やAV指数、AB指数も…何れも買いを支持しています。その様子を見てくださいね。此処ではAV指数をご覧ください。グラフは小さく見づらいですが…感覚を掴めばいいのです。どうも本格的な上昇局面を示唆しているように、カタルには思えるのですね。ただし最近開発したばかりで、多くの検証事例はないので…データの信頼性は非常に低いのですよ。でも感覚で分かりますね。金曜日の267ドル安を受けての大幅安の相場環境の中で、ケネディクスは変わらずの展開でしたからね。先日、ご紹介しているBT指数と合わせてみれば、何となくカタルが、このデータは使えるかも…とワクワク感を感じているイメージを理解して頂けると思います。

さて今日の相場は…どうかな? シャープは増資報道を受けて相変わらず続落していますね。代わってMVNO(仮想移動体通信事業者)の契約が昨年末に1375万件になり、前年の1010万件から、36.1%も大きく伸びたとする総務省のデータが発表され、日本通信は早くもストップ高していますね。先日、イオンでは品切れ状態と言う話をしています。この手の成長率になると…PER100倍論理が基準になりますね。つまり株価は500円と言うカタルの前からの予測ですね。でもカタル自身は、株価が上がりましたから、既に興味はないのです。むしろ最近開発した、様々なテクニカル分析の検証に興味がある次第です。身銭を切って実践して効果を確かめるわけです。また失敗にならないように…祈っています。どうなりますか…。又、トホホ…を使わないで済めばいいのですが。それでは、また明日。

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2014年04月14日

04/14

かたる:今週は非常に重要なキーワードの1週間になりそうですね。昨日、予想したようにターニングポイントを迎えている可能性は高く、この条件としては、消費増税による影響が軽微であると言う確認です。食品などの消費行動は変わらないと思われ、ここでは駆け込み需要が発生した紙パルプなど…カタルもその口ですが、ティッシュやトイレットペーパーや洗剤などは、若干、備蓄しました。しかし途中でだんだん馬鹿らしくなり、買い溜めはしなくなったのですが…。それでもトイレットペーパーは、二つ買いました。でももう一つは使っているから、あと一つしか予備はなく、早晩、買うしかありません。問題は耐久消費財ですが…テレビの需要など家電製品、特に車ですね。どの程度、落ちて回復が見えるのかどうか…。カタルの予測では、そんなに落ち込まないと思っています。

でもNY市場の下げが、単に警戒感からだけの下げなら問題ありませんが、JPモルガンは3月だったか…2月だったかな? 不動産部門を縮小しています。更に昔、LTMCと言う金融工学を駆使したファンドが、ロシア国債を大量に買っており破たんしたケースがありました。ノーベル賞を受賞した経済学者のドリームファンドが失敗をするのです。金融の世界は津波のように、思わぬ結果をもたらす事があるのです。カタル自身、この波紋を別の形で経験しています。米国の金融危機ですが、発生当初は住宅ローンのサブプライムローンだけと言う話だったのです。だからデータを集めてみると、サブプライムローンだけでは大丈夫だろうと言う結果になり、強気を貫いていました。2006年の話ですね。

しかし、この余波で、これが切っ掛けになりCDSの存在がやがて明らかになります。カタルは現場におらず、横のつながりがない為に、裏の事情が分からなかったのです。もし大手証券に親しい幹部が居れば、米国の事情を聴く事も出来たのでしょうが…。残念ながら日経新聞レベルの知識しかなく、背後に隠れたCDSの発行量など知るべしもなかったのです。結果はリーマンの破たんまで広がり、CDSを保証していた大元のAIGまで影響が及ぶわけです。この結果、日銀のマネタリーベースの回収と、ダブルの影響で40億円を飛ばしました。良いですか…、先週のソフトバンクのような下げは、何が背後に潜んでいるか…分からないのですね。だから相場を見るしかありません。警戒感を持って見守る事しかできませんね。

しかしLTMCや米国の金融危機などは特殊なケースですから、滅多に起るものではありません。でも訳の分からない下げが、一番怖いのです。土曜、日曜日の範疇なら買い場に違いないでしょう。余裕があるなら、ここは仕掛場面の一つの舞台でしょう。だから需給バランスの改善が見られつつあるケネディクスなどを、買っても良いかもしれませんね。カタル自身、一旦、下値で買った玉を投げましたが…、また買いたいのですね。何度でもチャレンジします。でもね。自分自身の資金力の問題もありますね。最終的に現物にして、またチャレンジできるかどうか…。相場は常に最悪を念頭に行動しなくてはなりません。でも買いたいね。ケネディクスに007、そうしてJ・TECとみんな買ってみたいのです。

でもひょっとすれば、何か表面化してない「化け物」が出てくるかもしれません。だから慎重に行動することに越したことはありません。でも今日は少しJ・TECに買いを入れました。買えたかな? まぁ、相場観と言うものは、そう変わる訳でもありません。基本は信用創造機能の復活、そうしてスマートシティーの進展ですね。今日は良いニュースもありますよ。大阪の松井知事かな? 彼は大坂の地下鉄を上場させる意向を持っていると言います。かたるは予てから補助金行政に反対しています。スタート時点で資金投下すれば、だれでも成功できるのです。成功したら民営化するのが…官の役割ですね。JRグループを見れば分かります。JTをみれば分かります。お金があれば、東電も再生できるでしょう。何処で線引きをするかですね。お上頼りの日本人気質は、自立しない国民ですね。

今週のケネディクスは注目されますね。金曜日の動きは、明らかに今までと違う動きです。カタルが期待している新しい指標が、ターニングポイントを示しているのですね。最近、カタルはテクニカル分析に力を注いでいます。銘柄は決まっていますから、後はタイミングが分かれば良いわけです。ところが昨年のサマーラリーを期待し…、何度も619円の壁のチャレンジに挑み、損失を積み上げました。今年に入ってからも、何度か405円をチャンレンジして失敗しています。この身銭を切って開発したBT指数は、分岐点を示しているのです。だからこの開発が当たって欲しいのですね。既に3年以上が経過し、お金はないし、そろそろストレスが溜まっています。他にも、いくつかチャレンジ的な独自の指数を編み出しています。今はその検証作業中なのですね。身銭を切って…何故、証券マン時代に、もっと真剣にテクニカル分析をしなかったのでしょう。

銘柄の選別眼は、既に一流の領域に入りつつあると思います。何故なら、眼を付けている銘柄が悉く、みんな相場になっています。最近では日本通信です。今日の報道ではイオンでは売り切れ状態だそうですね。カタルは日本通信を買って、ソフトバンクの空売りを提示しています。でもそのソフトバンクには頑張って欲しいのですが…。ここは分岐点でもありますよ。今週の注目銘柄でもあります。ソフトバンクは果たして崩れるのかどうか…。おそらくは演出で買い場なのでしょうが…。それにしても、先週はまいりましたね。僕はJ・TECを最近買ったのですが…1500円から、あっという間の出来事で、先週は7連続安ですからね。トホホ…の世界です。だからBT指数を始め…いくつかの他のテクニカル指数の開発が、急務になっています。その実験がケネディクスの相場で検証されることになりますが…果たしてどうなのでしょう。

基本は異次元緩和に期待を抱きすぎたのですね。その期待感がはがれた1年でした。昨年の春は、ウハウハだったのです。あっという間に資金が10倍近くなり…007の新高値を、実験で買う勇気もあったのです。おかげで全部、利益を吐き出しです。トホホ…の世界に逆戻り。皆さんには信じられないかもしれませんが、本当にカタルは40億を創ったのです。勿論、お客様のお金ですが…。問題は政策の正しい選択なのです。しかしカタルは、常に最善策を前提にしてストリーを組み立てているから…大損を良くしますね。それも倒産するまで、基本的に失敗を認めません。だからベンチャリも大損でした。500万株以上、買ったのでしょう。あの銘柄だけで、やられは25億かな? まさにトホホですね。まぁ、昔話はどうでもいいや…。歩合は身銭を切って、一緒に行動しますからね。僕自身も5万は持っていました。500円台の高値を1万株、買いましたね。昨年春の007と同じです。

何故、こんな昔話をするか…と言えば、読者の人も気を付けて、欲しいからです。僕の性格を良く知って、原稿を読んでくださいね。何度も忠告していますが、なかには恋は盲目的な純粋な人が居ますからね。最後の壁を超えられないまま、現役を辞め、自分自身で自分の投資理論の実験をしている訳です。だからサブプライムローンからCDSのような失敗があるかもしれませんからね。日経報道のモメンタム株の崩落が原因なら、たいしたことはありません。おそらく入り口なのですね。スマートコミュニティーの入り口なのです。押井監督のSFの世界です。皆さんは知っていますか?「SACLA(さくら)」の存在を…。生きている生命体を原子のレベルで観察できる世界一の電子顕微鏡です。たぶん問題の理化学研究所も、関与しているんじゃないのかな?

本当に…もう直ぐなのですね。臨床試験などもスーパーコンピュータで出来る時代になります。無駄が省け、あっという間にSFの世界になりますよ。サイバーダインも上場したしね。そのような入口に、僕らは位置しているのかも知れないのです。だからモメンタム株は、崩落にあったのかも知れません。相場論の世界では…大相場の初動段階において、大きな押しを入れることは、良くあります。所謂、「ふるい落とし」と言う作業ですね。モメンタム株は、何れもスマートコミュニティーの創設に絡んでいますね。だから予算が必要なのですね。異次緩和で生まれる湯水の如く、ふんだんに使えるお金があって、初めて技術革新が成り立つのです。カタルが狙うケネディクスや007、J・TECは、何れも狙いが存在します。後は政策支援とテクニカル分析の世界ですね。

こんな事の結果が分かれば、苦労はありません。今頃、南の島で美女と戯れています。狭い北向きの部屋で原稿など書いていませんね。さて黒田君はヤンキースでは、珍しく、幸運な援護をもらい2勝をあげました。でもあの内容は、3流以下でしたね。やはり高額な契約金を貰うダルビッシュは、1安打、1四球、9奪三振だものね。内容が格段に違います。カタルは常にハイリスク派の好みです。しかし現実は富士通などの選択が正しいのかも知れませんね。クラウドに興味を持っており、他に候補銘柄が2銘柄、挙がっています。いずれ話題に出るかもしれません。でも、はやくテクニカルの技量を上げないと…お金が無くなっちゃうよ。

何度も述べていますね。今年は後半ですね。春に戻っても一時的で、もう一度、押しがある可能性があります。しかし政策次第では、そのまま一直線もあり得ますね。今は分岐点かも知れませんが…分かりません。今週いっぱい、様子を見た方が賢明かもしれませんね。はやく一流の領域に行きたいものです。これじゃ黒田君の足元にも及びません。「せめて行きたや、黒田の世界」

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2014年04月11日

04/11

かたる:新規発想の豪州EPAから米国TPPへの発想も、日銀の追加緩和も幻に消えつつあります。ケネディクスが維持できなかったように、日経平均株価も52週線を維持できず、下押ししそうな勢いですね。今週に入ってからのソフトバンクの下げ方は、明らかに売り手が存在するポジション調整です。ドコモが料金改定をしましたが、相変わらず村論理の料金体系で斬新なインパクトはありませんね。日本独自の村論理の展開で、成田闘争の時間イメージは拭えません。

本日のナノキャリアは、上昇後の最安値を更新しています。つまり希望が生まれない社会に転落しているのでしょう。カタルが再推奨した「J・TEC」の株価も、下げが加速しギャップが拡大しているので潜在的な魅力は拡大しています。しかし抵抗感なく下げていますね。ケネディクスは、先日、関門と見ていた352円を簡単に破られ、再び本日は、仕切り直しを迫る319円です。4月1日の323円を簡単に割る辺り、需給バランスは改善していると思っていましたが…、今、ひとつの展開なのでしょう。指標銘柄のソフトバンクはどうでしょう。先日の安値が6655円ですからね。あぁ…良かった、今の所は6780円までですね。三菱UFJの先日の安値は、519円でしたよね。本日は523円までですね。辛うじて…期待感は維持しているようです。

でも、どれも「風前の灯」ですね。
本日、いくつかの貴重な材料が日経新聞に提供されています。先ずは、中国の李克強首相が「構造改革を優先」させると言う記事です。シャドーバンキング問題が表面化し、固定資本形成の拡大による成長が困難になっています。シャドーバンキング問題は、市場金利が投資先を決めると言う問題なのですね。カタルが日本の補助金行政を批判しているもの、この市場金利体系を歪めているからです。最初は良いのですよ。例えばクールジャパン構想に、機構が1500億円も出資すると言うものですね。でもこの組織が役割を終えても、民間組織に移行せずに、官の力が及び続けるから批判しているのです。本当は官主導でお金をかけるより、民間資本を動かす政策支援をするべきなのです。10年間は税金免除とか…。貸し出し支援のメザニンローンの負担をするとか…。やり方は色々あります。当然、エクイティー部分は民間の出資です。借り入れの支援をするのですね。兎も角、役割を終えたら…、組織は解散すべきなのです。これをしないから、官の組織がアメーバーのように増殖し、市場原理が働かなくなります。

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例えば、問題になっている「理化学研究所」です。独立法人組織で政府の予算がついていました。若干の寄付もあるのでしょが、基本は税金でしょう。カタルは必要だと思っていますし、予算も少ないと思っていますが、一般的な事例として紹介するだけですからね。誤解がないように…。ほとんどの政府系の組織は、似たようなものなのでしょう。このグラフを見ると分かりますが、1989年の人員は612名で予算は200億円以下だったのです。ところが…人員は微増ですが、予算は右肩上がりで上昇し、現在は900億円を割れている所のようです。株価はバブル期より下げ続けGDPも横ばいなのです。それにも拘らず、政府系の予算は4倍以上に膨らんでいますね。財政が破たんするわけです。基礎研究は必要なので、カタルはもっと理研に対し予算を増やすべきだと思いますが…基本的な日本の構造は、こんなものなのでしょう。ただ用いたデータは古く、現在の体系に合ってないかも知れませんが…何となくイメージを掴んでもらえばいいのです。

社会基盤がない戦後、官僚機構は良く機能しました。効率的に資金配分を実施し、電力債やNTT債の発行を認め、社会基盤を整備してきましたが、いつしか産業にぶら下がる組織に変貌し、彼らが喰うための組織になり、社会効率化の阻害要因になっています。勿論、必要な組織もありますがJAのような事例を見れば、ぶら下がりの意味が解ると思います。三ちゃん農業を容認し、就業年齢は65.8歳ですからね。どう弁護しても組織の容認は不可能です。医師会も同じようなものでしょうし…全ての産業に、このぶら下がり団体が存在し、最近は資格がないと職業にさえ就くことが出来ず、資格の学校が流行る形だけの社会になっています。実力ではなく先ずは資格なのですね。全てが形骸化している訳です。失われた時代から脱出するためには、希望の溢れる社会構成が必要なのです。日銀総裁の黒田さんが、余りに消費者物価の事ばかり持ち出すから…少し論点がずれているように感じています。故に、ガラガラポンのスタグフレーション懸念が、市場から消えませんね。

この市場原理で動く社会構成に、資金の流れをみれば中国も移行していると言う事なのですね。そうなると…その金利負担を考えると、当然、成果が必要になります。7.5%成長は、夢に消えるのでしょう。だって日本と同じ構造ですね。水俣病など…の公害を経て、日本は清貧思想を加速させてきました。今回の原発問題もやがて成長の糧になるでしょう。中国はPM2.5問題など…浮上しています。

カタルが問題にする日経新聞の態度が、5面に出ています。見出しが「不良債権、3年ぶり減」となっています。見出しに失敗を持ってくるのではなく、希望のマネーストックが増えず、貸し出しが増えない事を、訴えるべきです。その見出しの脇に、マネタリーベースが44%も増えているのに、マネーストックの伸びが3.8%増となっていますね。1/10以下なのです。信用乗数効果がまったく出ていませんね。カタルが、みずほのやくざ融資問題を批判し、金融庁の方針転換が必要だと述べている実態が描かれています。

ただ3面に「既存オフィスも都心で賃料上昇」となっています。カタルが話しているSやAグレードの投資から、Bグレードの変化率が高い投資へ。投資が横に広がっている…との証明の記事ですよ。再三、ケネディクスの株価が上がると言う空想と言うか、予測を述べていますね。しかし株式市場は、三井不動産や地所の株価は52週線を維持していますが、ケネディクスは、この水準を維持できずに転落しています。このギャップをカタルは述べている訳です。今日の日経新聞の新築ビルの賃料と、既存ビル賃料のグラフをよく見て考えてください。

何故、相場に焦点があり、一つのテーマが信用創造で「ケネディクス」を掲げ、もう一つのテーマで、スマートコミュニティーを掲げ「ユビキタス」と言う銘柄を参考に掲げているのか? 当面は、この二つだけで充分なのです。そうして最近、再推奨し株価の下落が加速している「J・TEC」はバイオと言う成長分野の参考銘柄も掲げました。本当はナノキャリアの方が、相応しいとは思うのです。しかし007の反省が此処にありますね。だから赤字しか見えないナノキャリアではなく、黒字が見えているJ・TECにしました。3Dマトリックスでも良いのですが…、J・TECは日経産業新聞のジャックの市場規模が数百億円と言う夢に、賭けてみたいと思っているのです。

現在のイメージは、20%から30%です。この意味は膝関節治療剤「ジャック」の使用に際し、専門的な研修が必要なのですね。整形外科医が研修を積まないと、ジャックの使用ができないのです。でも、内のかみさんが、最近、膝が痛いと整形外科医に行って注射を打ってきましたね。彼女の友達もそうだそうです。つまり相当な潜在需要が存在すると…思っているのです。日経産業新聞が記事で引用した市場規模が数百億だと言う掲載も、一概に眉唾だと判断は出来ませんね。此処に「賭け」が生じます。先日、レポートに掲げたのは、この記事を読んだ後で、株価は366000円でした。つまり今の株価で1830円ですね。ところが今日の株価は1215円ですよ。どう考えても、ギャップが急速に広がっているイメージですね。昔から株価の動きが加速したところで、変化点を迎えるのが常なのです。これは経験則です。しかしナノキャリアのような事例をみると、心が折れますね。希望の生まれない市場に、成り下がったのです。

黒田さんが、ほほ笑んで、自分の今の政策に自信を深めていると市場は取りましたが…実態は、マネーストックが3.8%しか増えてないのですね。消費税が3%も上がると0.8%になりますね。国債金利と…どっこいですね。皆さんは解釈を間違っていないでしょうね。国債金利が低いと言う事は、世界で一番、成長が鈍いと言う事なのです。安全な国だと言う面ばかり、強調されていますが…。金融庁のような態度では何処もそうなります。必ず保守的な見方を強要するから…ですね。おかしいでしょう。

カタルは何度も、ケネディクスを買っては投げています。500円台の時と同じように…。その度に、損をしていますが…この行動が、買い増し利益の増大に繋がらないと、日本の明日は、ないですね。早い話、他の株は買わなくて良いのです。ケネディクスが4ケタの株価を回復すれば、間違いなく、日本経済は立ち直るのですね。しかし現実はマネタリーベースの段階で、マスターベーションの域を出ません。マネーストックも貸し出しも伸びていませんね。この伸びが10%台にならないと…なかなか、希望が日本の社会には生まれません。

カタルは、何度も述べています。上昇角度が…最初のイメージより、時間のズレが生まれ、更に、その上昇角度も鈍っていると…。当初は30%程度と考えていましたが、現状は10%以下ですね。でも大林組は7500円の賃上げ、大成建設は7700円の賃上げなのです。トヨタの4000円を渋り2700円にした実態とは、現状の内需は違いますね。内需振興は、異次元緩和により、もたらされ動いているのでしょう。通常は大手建設程度の実態が、妥当な水準なのでしょう。

イメージは、綱引きなのですね。カタルは常に最善のシナリオを基にして、相場を語っています。しかし現実社会の選択は、東電に責任を押し付け、小保方さんが吊るし上げにあうのです。確かに彼女にも非はあるのでしょう。しかし組織がトカゲのしっぽ切りをするものでしょうかね。メディアの論調も、何故、両者の確執の話しを主体にするのでしょう。誰が悪者ではなく、問題はSTAP細胞が、本当に存在するのかどうかが…最重要なのです。そこにスポットを当てる報道姿勢が重要な筈ですね。これじゃ、若い研究者は日本には居なくなりますね。哀しい出来事です。司馬遼太郎が、草葉の陰で泣いていますよ。日本を創った坂本竜馬や、多くの先人は、今の日本の姿を見て嘆く訳です。マー君は大リーグのグローバル社会を実感し、どう変化するのでしょうね。黒田君の価値が光っています。

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2014年04月10日

04/10

かたる:カタルにとって、最近の課題はいくつかあります。一つは黒田容認説を裏付ける検証ですね。貿易収支の統計や自動車生産の動向を見て、彼の主張の裏付けを検証する事です。昨日、掲げたのように非常に長いデフレ環境下の「失われた時代」だったので…時間軸が間延びしている可能性は、否定できません。「希望」と言う言葉が、日本に存在しない以上、どうしても前向きな行動に移るのは、誰しも二の足を踏むからですね。もう一つの課題が、消費税の引き上げの影響度の問題です。最近は便利で企業によっては売り上げ動向をIRで、開示している所もありますし、政府の統計データがインターネットで集められるからですね。非常に便利なのです。

僕は浦上さんと親しくないですが、先輩が彼の部下だった時期があり、非常に親しい関係で、その関係で彼の動向も知っています。昔の評論家と言うのは、専属の秘書が居るのですね。彼は興銀などに移籍するときにも、必ずその秘書も一緒に連れて行きました。理由はおそらくデータ集めです。昔はインターネットなどがないですから、官報や○○協会など…顔が効かないとデータも集まりませんでした。データを集めるのは大変な作業です。今は素人でも少し勉強すれば、経済学者の領域です。過去の検証はかなり簡単にできます。日本のみならず、海外のデータもインターネットで取集できます。株価情報一つとっても昔は集めるのが大変だったのです。カタルは騰落レシオの歴史的なデータを検証しようと、毎日、国会図書館に新聞を見に行った記憶があります。それを手作業でグラフにおとすわけですね。今はネットに接続するだけ…3か月ほどかかる時間が、僅か1分です。

この時間が効率化社会の話ですね。スマートコミュニティーの意味を、よく理解せねばなりません。形は違いますが、トヨタのハイブリッドカーなどの燃費を見ると分かりますね。昔の車と比較すると、2倍にも3倍にも効率化されています。昨日、書いたエナリスのスマフォを使った電力管理、スマートグリッドの実験が始まっていますが、使われない電力がどのくらいあるか…皆さんはご存知でしょうか? 例えば正確な数字は分かりませんが東電は、新潟県の刈羽…柏崎市と長岡市の間の日本海側の村ですが…そこから東京まで原発の電力を運んでいます。今は休止していますが…。この送電ロスが、一般的に20%だと言われています。これを超電導線で運ぶと、この電力ロスがなくなると言われていますが…、超電導状態を維持するコストが高く、実用化が難しいのですね。だからカタルは小型原発を東京の地下にたくさん建設して運営すれば良いと思っています。

スマートグリッドは電力の賢い使い方、必要な所に必要なだけ電力送る方法ですね。そうして蓄電技術が進化し始めているので、効率的な運用が出来るようになります。この形態が一般化すると、日本の電力料金が下がり世界競争に勝てるようになりますね。今は無駄な安心・安全ばかり要求し、コストを上げる事ばかりしています。これでは疲弊するばかりです。成田闘争のような…皆が損をする摩耗合戦は避けるべきでしょう。エナリスはある意味で高株価になるべきですが…。昨年末はやり過ぎです。適度に上下させ、人気を保てばいいのですね。ソフトバンクのように…。

ところが…クールジャパン機構だって? 日本と言う国は、民間の活力を奪い、官の主導権が強すぎますね。補助金行政だけではありません。最初は良いのですよ。官主導でも…役割を終えたら組織を解散すればいいのです。それなのに…国の借金が膨らむばかりで組織は拡大するばかり、この機構組織は、たぶんバブルの清算時に生まれた組織で、役割を終えたのに形を変え、延命しているのでしょう。役人らしい発想です。規制を楯に民間の活力を奪い、脅しを使い蔓延るアメーバーのような存在なのでしょう。間違っていたら、ごめんね。カタルの勝手の解釈です。

昨日、STAP細胞の小保方さんが会見をしていました。僕にはよく理解できないのですが…会社組織が特許申請をするときには、組織がデータを検証し提出しますね。彼女は30歳と言う事は、チームリーダーと言うのは、一般の会社では主任か課長クラスでしょう。当然、上司がいるわけで監督責任がありますね。理研と言う組織は腐っているように感じるのは、カタルだけでしょうか? 理研と言うのは税金で食っている団体かな? もっとも大切なことは…STAP細胞の存在で、その研究でしょう。誰が悪者と言う訳ではなく…その点が気掛かりです。実に日本村論理の構造を見せつけられている様で、非常に不愉快ですね。こんな組織なら解体すればいいのです。必要なら、新しく予算を縮小して、作り直せば良いでしょう。株式相場がなかなか低迷から抜け出せない訳です。ヤンバダムや諫早湾の攻防を見ている様で、不愉快極まりない現象です。彼女が可哀そうだと思います。何とか、できないのかな?

JAにしてもそうですね。ハッキリ言って、本来の必要な機能だけに絞ればいいのです。僕のイメージは、社会のダニのような存在です。まぁ、こういうと株屋だってダニじゃないか…と言われそうですね。ものづくりには負けますね。でも効率的な資金運用なくして成長はありません。国債投資に、凍てつく民間金融は、日銀の異次元緩和により解き放たれるのです。故に黒田論理の価値を見直す必要があるのかもしれません。確かにスピードアップするためには、追加緩和をすべきだと…市場は訴えているようですが…。異次元緩和は、かなりの政策に違いありませんからね。今日は不動産投信(リート)が、地方経済にも恩恵を与え始めている現象が、報道されていますね。カタルが述べているリートは、PFIに変化する助走が日経新聞を飾っています。

物流リートが地方経済も潤す実態が、報道されていますね。必ず、介護リートが生まれ、水道リートなどにも発展します。何も不動産リートは土地や建物だけではなく、全ての固定資本形成に有効なのですね。旅館リートと言うか、観光リートなど…も、やがて生まれるでしょう。成長分野ですよ。官が税金を使って公的な固定資本を創るのではなく、民間が金利裁定の経済論理で、運営されるのですね。効率的なお金の使い方が生まれます。リートへお金を供給する背後には、金利裁定が働くからです。無駄な投資でできなくなりますね。だからリートはPFIに変化すると述べているのです。

農業リートも生まれますよ。農業の工場建設にはお金が必要ですね。近代的なアグリビジネスには膨大な設備投資が必要で、大きな需要があります。オランダを抜く素質があるのです。JAさんの生きる道は、アグリリートを開発する事です。TPP交渉を遅らせる時間闘争をするより、世界競争に勝つ為に、たくさんやることがありますね。ケネディクスと組んでスマートアグリを推進させればいいのです。やがてオランダを抜くことになります。金融力は日本の方が格段に上ですね。国債に眠った数百兆円の資金を有効に活用する手立ては、たくさん存在しますね。日銀の異次元緩和は、このような可能性の発展に繋がり、希望のある政策なのです。あとは日経新聞などが、方向性を示せばいいのです。メディアは自分達の使命を忘れてはいけませんね。失われた時代の主要因に、メディアの存在があるのです。改革を遅らせたのはメディアの存在そのものなのです。

さてゴタクを書くより、これからマー君の観戦です。馬鹿げた相場を見ているより、余程、楽しいでしょう。株の方向性は決まっているのです。信用創造にスマートコミュニティーですね。問題はその途中経過を、どのように考え行動するか? このテクニックの問題なのですね。1990年の本格的な駄目相場でも一旦は反発するのです。今回も二番底の確認になり、おそらく上昇波動に既に移行しているのでしょう。だから300円割れのケネディクスを待っていても駄目でしょう。逆に609円から414円、405円になっていましたが、今度は390円かな? だんだん高かったハードルが、時間の経過で低くなってきましたね。それでは、また明日。マー君は頑張るかな? 彼は黒田君と違いラッキーボーイだからね。

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2014年04月09日

04/09

かたる:どうも相場は2番底の確認作業をしている印象ですね。銘柄により3月下旬の安値は多少の時間差はあります。三菱UFJは3月25日に519円が底で3月27日の526円を付け反発し4月2日の587円まで戻り、再び底値の確認作業に入っています。ケネディクスは3月27日の289円が基点になっています。少しずれていますね。ただ気になるのはソフトバンクの動向です。指標銘柄ですので、他に与える影響が大きいのです。もともと日本通信が上がると言う事は、ソフトバンクを売らなくてはなりません。基本的な感覚はソフトバンクを空売りして、日本通信の買いと言う組み合わせですね。何しろ総務省が、その指導をしている訳で、政策に逆らった投資は上手く行きません。ただソフトバンクは既に米国株との認識もあり、総務省の影響度は他の大手に比べると薄れますね。だからドコモやKDDIとの組み合わせが相応しいのかも知れません。この3日間の動きは、大量に誰かが玉を外している印象が拭えませんね。故に2月4日の6655円も視野に入るような株価の動きです。

1990年もそうでしたが、波動転換当初の値固めは、それまでの慣性の法則、つまり1―3月の株価の下げの影響を受けるため、二番底を見るのが普通ですね。故に4月より5月なのですね。感覚的には戻り相場に入っているのでしょうが…この揺れ具合は分かりませんね。銘柄によれば非常に弱い銘柄もあります。カタルの見ている銘柄は、そう多くないのですが、ケネディクスなんかは比較的強い方ですね。弱いのはJ・TECです。まだ底入れをせずに下げ続けています。昨年5月の4435円が高値で、一貫して下げており昨日は1363円までありますね。昔から「半値八掛け二割引き」と言いますが、その水準は1419円であり既に割れています。現物銘柄の赤字株なので、どうしても買いが入り辛いのでしょう。最近はランバクシーのM&A失敗で第一三共が叩かれ、昨日は武田製薬の懲罰的な賠償金のニュースが伝わり、医薬品に対する視線は厳しいですからね。でもカタルは推奨しています。ナノキャリアより筋は通っている。しかし…夢はナノキャリアに軍配ですね。相場環境が良いならナノキャリアでしょう。

昨日の日銀総裁の会見をノー天気と見なし、違和感を覚える方も多いでしょう。だから株が安いのですが…僕なんかも今までは、その口でした。黒田さんは消費者物価の上昇が、自分の役目だとは思ってないでしょうが…。何やら、余りに物価目標に拘る姿に、距離を感じる方も多いですからね。スタグフレーション懸念です。円安による物価高は、最後のガラガラポン・リスクを抱きます。

しかし視点を変えると…昨日発表の貿易統計は、ようやく「Jカーブ効果」が出てきたのかも知れません。何しろ、長いデフレ環境で騙され続けてきたので、企業も生産調整のスタンスの見直しに、慎重になっている可能性がありますからね。日産の国内自動車生産は、増加し始めているかもしれません。消費税の引き上げによる生産調整の影響もあり、データを調べても、ハッキリしないのです。日産は市場経済論理で動く会社なので、トヨタは参考になりませんが、日産の動向には注意が払う必要があります。

少し分かり辛いですかね。つまりカタルが考えているのは、ひょっとすると…黒田論理が正しい可能性があるのです。非常に長いデフレ脱却の局面なので、企業の行動が鈍いのですね。本来、円安になると生産調整をします。海外生産の輸入製品を、国内生産に切り替えたりしますね。確か、川重のバイクは国内回帰したんじゃ、なかったかな? この辺りの記憶は東大出ではなく、不鮮明ですね。更に昨日は、第一生命が不動産投資を再開する記事が日経夕刊に出ていましたね。生命保険は大きいので自前の資金で不動産投資をします。地銀のようにリートなどを買いませんね。私募債は応募しますが…。この私募債に強いのがケネディクスです。基本的に不動産の私募債ファンドが得意です。

つまり最近カタルが思っているのは、僕らが考えているより、ずっと上昇確度が鈍く、徐々に変化しているイメージなのですね。当初、異次元緩和からスピード感を持って変化すると期待されていたのです。しかし実際は、長いデフレ環境の失われた時代だったので、変身率が鈍っているのです。その為に、本来は500円を割れる筈がなかったケネディクスは時間調整を強いられて、仕切り直しになったのですね。時間軸が間延びし、上昇確度も鈍っている訳です。賞味期限が延びていると考えればいいのでしょう。でも確実に黒田論理で経済は動いている。期待ほどじゃないですが…。

カタルは常に最善の相場をイメージし動きます。故に先週末のケネディクスの動きを見て月曜日の下げで買ったのですが…352円を割れると考えていませんでした。確実に新規参入筋は存在し強いと考えていたのですね。故に買い増しした分のロスカットを余儀なくされました。しかし今度は289円を割れることはなく、二番底を付け上昇する筈ですね。時間軸の推移もあらゆる面でその可能性は高いのです。強ければ押しは浅い筈です。今日の安値が二番底形成かも知れません。この辺りは神様じゃないから分かりません。でも見ている銘柄で強いものがかなりあるのです。この環境下ですよ。ツクイなどは4桁が定着しそうですね。もう800円台は無理ですね。コイルのスミダを何故、ヨーロッパに関連付けたのかな?これも強いです。簡単に…ここから下げそうにないですね。余程の事がないと無理でしょう。問題は上がるかどうかなのですが…。

日本通信にミクシィじゃ…年末の新興御三家と同じですね。相場の質が悪いのです。そう言えばエナリスは東電とスマートグリッドの展開を進めているようですね。スマフォを活用するのですね。だから007なのですよ。この分野はスマートアグリにも影響を与えます。007の展開力は非常に大きいのですが…何しろ、足元の僅かな利益も生まれないようじゃ…下値しか買えませんからね。まぁ、現状の数字ではせいぜい1800円止まりです。カタルの感覚は2000円が標準値と考えています。理由はこれまでの売買のイメージですね。この銘柄は良くある業績のダブル底のイメージですね。非常に期待しています。余裕があれば4ケタ割れを確り拾っておくといいでしょう。もともと自社株買いを実施した水準です。そうか…エナリスだったですね。その前はミクシィか…。こっちはまだ動きませんからね。公募でCMか…本当に効果があるのでしょうか?

そう言えば、ジャムコ(7408)は航空機の床材シートも受注し始めたのですね。国内製造だけかと思っていましたが、フィリピンにも工場があるんですね。好きな会社ですが…株価も高くなり全く売り買いの対象ではなくなりました。でもカタルの嗜好が分かるので四季報を一度、開いてみておいてくださいね。この業績推移が堪らないのです。現役当時に何度か売り買いをしています。過小資本でも世界に太刀打ちできる会社です。この会社も500円台の頃、よく売り買いをしたものです。2009年頃の話ですが…その後300円台まで落ちて現在の1800円台の株価ですね。問題はこの時間軸なのですね。確実にケネディクスは値嵩株に育つのです。しかし…ものにできるかどうか。

さて思い出に耽っていたらスペースがなくなりました。ゴタクを読む方も大変だものね。今日のポイントは黒田論理が正しいかもしれないと…と言うくだりです。貿易統計にJカーブ効果が出るのかどうか…。自動車生産など国内回帰の行方の考え方ですね。もう一つ、忘れてはならないのが、第一生命の不動産投資です。何故、カタルが当座預金の付利金利撤廃の緩和策を支持しているか?100兆円程度だったと思いますが、資金が眠ったままなのです。だから付利金利を撤廃すれば、一気に第一生命のように不動産投資の動きが加速する可能性があるのですね。リートなど…早い話、マイナス金利でも良いのです。昔、バブル期に生命保険会社が一時払いの養老保険を、顧客をだまし、元本が欠けるリスクを説明しないで販売したのです。上手い話ばかりして…。今の中国のシャドーバンキング問題と同じです。今こそ、そのような行動を取るべきですね。1300兆円の逆襲相場が、やはり何処かで起こるのでしょう。

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2014年04月08日

04/08

かたる:みんなの党の渡辺代表が辞任すると言います。分裂から選挙資金問題か…。足の引っ張り合いに終始する野党もだらしがなく、「この国の形は…」と司馬遼太郎を偲ぶ次第です。司馬さんも結局、この国の行く末を心配しながら、ノモハンの資料を集めたまま、作品を残さずに消えました。きっと…相当のジレンマを心の中に抱えていたのでしょう。もともと政治と金の問題から、煙幕を張った今の法律自体が歪んでいるのでしょう。だから猪瀬氏と同じ間違いが起こるのでしょう。カタルには両者の違いがよく分かりません。きっと法律が歪んでいるのでしょうね。訳の分からない理屈が通らない矛盾は、至る所にあります。何が正義なのか…。

株式相場の展開を考えると、何故、好環境に恵まれながら、決断が出来ないのでしょう。豪州とのEPA交渉は纏まったとされましたが、内容をみると玉虫色も良いところ、まぁ、この時間感覚が日本の認識なのですね。失われた時代が長引く訳です。既存の酪農家などを含む保護はどうすればいいのか…カタルは別会計の保護をすべきだと思いますね。和牛はやはりおいしいですね。一流の肉は、三流の肉に敵いません。その価格差が5倍でも驚きません。一度だけ、新橋の高いステーキ店「麤皮(あらがわ)」に行ったことがあります。確か二人で20万近かったと思いますね。べらぼうな値段です。食後のデザートのメロン一切れが、1万円だったと記憶しています。日経新聞の広告料だと思い、料金を払った次第です。世界相手に商売をすれば…和牛の素晴らしさは、充分に通用すると考えています。

あらら、せっかく築いた橋頭保が…。はかなく消えそうですね。350円が入りましたね。352円は破られたくなかったですね。これで仕切り直しが再び確定するのかな? 先週末の動きをみると…、ようやく需給バランスも変化し株価波動が変わるかと期待したのですが…。何かの支援がないと難しそうな展開ですね。もともと日本通信やミクシィなどの現物銘柄で、お茶を濁す相場展開では、日本の明日は拓けないと考えています。昨日はあの悪い環境下で、ミクシィが気を吐いていましたね。僕には公募を使ってCMを打つ発想は理解できません。だから興味があり3月上旬に内容を調べたのですね。あの時に掲げたレポートは、今の所日本通信だけが…正解です。あれから株価は2倍以上になりました。当初から見ると3倍近いかな? でも…ね。カスリでは、しょうがありません。もともと成長株にはならない「ちょいの間、銘柄」と考えていましたから…。このような時期に望まれるのは…、やはり貸借銘柄の空売りを交える仕手戦です。

色んなデータを集めると、ケネディクスはその器に相応しいとの…考えに、行き着くのです。市場参加者も、日経の記者も、官僚も、みんな気付いていませんね。金融デリバティブを有効に使う方法を、つまりカタルはメザニンローンの解説をしていますね。正常な金利での貸し付けのシニアローンを利用し、メザニンを噛ませることで、エクイティーのレバレッジが格段に上がります。リートはPFIだと言う理由は、リートなら地方銀行などの運用能力が乏しい人たちのお金を、有効に活用できますからね。地方の財政も国と同じで疲弊しています。島根県隠岐郡「海士町」の事例のような試みは、多くの自治体ではできませんね。だから民間の活力を利用するしかありません。それを生かすのがリートであり、金融デリバティブなのですね。

手段を用いると、経済が動きます。2010年10月の包括的金融政策の意味を、金融関係者も、官僚もなかなか気付きません。日銀が国債ではなく、株式のETFや不動産のリートと言う危険資産を買い入れたのです。異次元緩和のような意味を持ちますね。1985年9月のプラザ合意が「ベルリンの壁、崩壊」の分岐点に繋がったのです。一気にグローバル化の流れが加速し、先進国と新興国のギャップを埋めました。この動きを利用したのが中国ですね。一気に、世界第二位の経済大国になり、米国を抜くのは時間の問題です。2010年があらゆる意味で、日本の分岐点になるのでしょう。既に動き出しているのでしょうが…、凡人にはなかなか分からないのでしょうね。きっと…。あららロスカットの逆指値で注文が成立したようです。まさか…。折角、無理をして昨日買ったのに、また投げるなんて…トホホの世界です。相場観では買いだと思うのですが、貧乏人は常に安全を優先せねばなりません。これじゃ、なかなか儲からないね。でも、まぁ仕方がない。

さて、気を取り直し…、そこで地方銀行の預貸率を見てみましょう。日銀では都道府県別で預金残と貸出残を発表しています。金融庁では、各金融機関の預貸率を見るが出来ます。日銀の資料から、全国平均の預貸率は2014年2月末時点で67.8%です。沖縄は優遇処置があるらしく比較的高く70.5%です。東京は94.4%なのですが大坂でも64.8%なのですね。平均以下です。奈良や和歌山は、非常に低く37.1%に39.2%と、40%のラインも割っていますね。観光の北海道は65.1%です。多くの地方は50%台なのです。だから余った資金は行き場がなく、国債しか運用できなかったのですね。1%を割れる所に資金集める政策なんて…。でも金融庁はリートでの運用を、ある程度認めています。

基本的にバブル期に発生した不良債権処理の為に、最初は認識が甘く処理が遅れたのですが…鐘紡などが問題にされた辺りは、やはり行き過ぎた金融庁の判断だったのでしょう。民間の金融機関から、貸出の裁量権を官が奪ったのです。カタルが疑問に思っているのは、ダヴィンチの処理ですね。どう考えても利回り採算に合う物件で、ある程度の支援があるなら、底で物件を投げる必要などないのですね。まだ完全復活していませんが、その後のケネディクスの姿を見れば分かる筈です。ダヴィンチとケネディクスは明暗を大きく分けました。あの時の武富士とJトラストのような関係だと考えています。サラ金は正常な観念の金利裁定が働きましたから既に妙味はなく、大きく落ち込んだリバウンド相場だけだったのです。

不動産価格のケースにサラ金のケースに当て嵌めると、1300兆円の失った資産価格のリバウンドですね。この感覚だけでJトラスの株価は100倍以上になりました。2008年の27円が、2012年6月に株式分割をして、2013年5月に4560円だから337倍ですか…計算は間違ってないよね。つまり、かたるが最高裁の今井判事の判決を批判した反動相場です。カタルは金融庁のダヴィンチへの査定を始め、みずほのやくざ融資問題に対する態度を批判しています。あの時のサラ金のイメージと何故かダブるのです。何故、カタルは地方銀行の預貸率の話を用いているか? 財政が困窮しているのは、国だけでなく地方も同じです。限られた資金の中で、スマートコミュニティーの創設に動かねばなりません。だから国債に眠っている資金を活用するのですね。幸い、日銀が国債の受け皿になっており、買い手は盤石なのです。

何故、リートがPFIに変貌するのか? この解説はこれまで、あまりしていません。ケネディクスの株価が405円を抜き、500円、600円になってからで、充分だろうと考えているからですね。経営者が意図しているかどうか、この辺りは分かりませんが…時代の流れを考えると、不動産リートの基本は、不動産なのですが、資産は何でも良いのですね。資産から生まれる収益が、継続的な計上が見込まれるなら…どんなものでも応用が効きます。ここで金融デリバティブのメザニンの考え方を導入すると、エクイティーはレバレッジを大きくかけることができ、通常は4%しか見込めない物件でも、10%にすることも可能になります。但し、資産の劣化がなく確実な資産価格の上昇が前提になります。

皆さんには、こんな話は興味がないかも知れません。相場論の方が面白いでしょうね。でも基本認識がしっかり出来てないと、上昇相場の途中で僅かな利益で満足し、利食いをして離れるのですね。しかし自分自身が確りと、時代認識が出来ていれば…カタルのように高くなると…益々、株が買いたくなるのです。カタルは、本当に大相場の芽が存在すると考えているのです。あとは時代の支援と経営者のポリシー、更に仕掛け人の存在や力量が問題になります。下手糞め! 全体相場が下がる、今日なんかチャンスなのですよ。まぁ、この程度の下げは、許容範囲でしょうが…。方向転換するとき、最初の歯車を動かすのが大変なのです。しかし、いったん動き出せば、後は惰性でクルクル歯車は回るものです。だから405円なのでしょう。さて今日は相場が面白くないから、大リーグ観戦ですね。

今日はDVDでも、借りてこようかな? グッドワイフの、あのスピード感が堪らないのです。きっと出来るビジネスマンは、あの感覚なのでしょうね。あの生活を何年も続きませんね。ジム・ロジャーズが世界中を放浪の旅に出て、資源相場の先導役を果たしましたが、彼が、あの旅に出た心境は、良く理解できます。最近は高速取引の弊害を指摘する声も増えてきました。突然、加速する取引形態は、やはり規制すべきでしょう。人間の未来に役立っているとは思えませんね。ある程度の円滑材は必要ですが…今はどちらが主体なのか分かりません。先物から振り回される相場は残念な限りです。淡い期待の日銀はやはり空振りなのでしょうか?また騙されてみたいな…。騙されるたびに、損をするロストカットかな。


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2014年04月07日

04/07

かたる:米国株の下落を受け日本市場も安いようですが…基本的に経済状況は改善しており、イエレンFRB議長が労働市場の質に言及していますから、過大な懸念は今の所は必要なく、大丈夫なのでしょう。理由は、労働指標は経済活動の最終ランナーだからです。しかもその質にまで言及すると言う事は、金融危機で受けた経済の弱体化を考慮していますね。日銀は2006年に退院した患者に、強制労働を強要した政策を実行しました。だから新興不動産のダヴィンチなどが消えたのです。折角、立ち上がった経済の灯をバブルの反省により消したのです。まぁ、不幸にも米国の金融危機と言う逆風が加わり、壊滅的な被害に拡大したのですが…。しかしFRBは労働市場に力点を置いており、この指標は経済の最終ランナーですからね。過剰な懸念は消えるのでしょう。流石、市場経済の国です。本物志向の人間が、上に多く存在しますね。実力がない二世が多い日本と違います。

日本株は転換を迎えていますが、政策支援を享受する事ができるかどうか…。財務省は法人減税の財源をどうやって作るか苦心している様で、個人事業主の給料まで拡大解釈をして税収にしようと企んでいるようです。この辺りの感覚の発想が乏しく、如何にも官僚らしいですね。スマートコミュニティーを側面支援し、新しい財源を創ればいいのです。ゲーム企業の税収は大幅に増えましたね。ものの課税は減りますが、ソフトの課税は増えます。先進国共通の課題ですが、グローバル企業のタックスヘーブン活用の節税と言うか…脱税が問題化しています。G7などで協議して共通基準を作るべきでしょう。

更に土地を活発に動かせば、財源も増えますね。1200兆円ぐらいまで減った土地資産価値ですが、毎年10%を上昇させれば120兆円になり、この課税だけでも…将来の見込める税収は、継続的に数兆円は増えます。株の売買を活発にさせても同じです。ものを活発に動かせば消費税が増えます。どうやって景気状態を加熱させるか? 財源を増やすことに力を注げば良いのでしょう。アプローチを、間違わないで欲しいものです。あるところから取るのではなく、新たな財源を創るのです。スマートコミュニティーは、新しい世界ですね。

予定数を買えなかったカタル君、今日は安く始まりラッキーでした。丁度、発車間際の列車に滑り込みセーフで乗車できるイメージです。4月の初めに転換すると読んでいましたが…やはり資金力の問題で、安全を優先させたのです。だから予定株数を買う事が出来なかったのです。間もなく滑走路を離陸するイメージですね。果たして豪州のEPAから米国のTPPと繋がり、法人減税を始め、噂されている日銀の追加政策はETFの追加購入だそうですが…カタルは当座預金の付利金利撤廃も検討すべきと考えています。金融庁は亀井静香が提案した悪法と言うか…延命装置と言うか…中小企業金融円滑法の失効から1年が経過し、中小企業の再生は思うように進んでない様子です。そりゃ、そうですね。あのトヨタが4000円でなく2700円なのです。この為に金融庁はこれら中小企業の経営改善や事業拡大を促すために、新規融資をノルマにしたと報道されています。果たして預貸率が改善するかどうか…。地方銀行は投資先がないのです。だから日本国債の運用に留まり全体のGDPの成長が鈍いのですね。

リートの購入により利回り採算が1%下がると…相当な実需が生まれます。何処かの経済研究所が計算すれば面白いと思いますが…基本的に最近の地価上昇は、リートの利回り低下により追加販売が活発になり、この受け皿が地銀なのですね。地銀は国債投資からリートの運用へ幅を広げました。この資金が信用乗数効果を生み、物流リートなどが生まれ、ダイフクの設備投資に結びついています。経済の好循環が生まれ始めている訳です。金融はレバレッジの掛け方により、様々な事業に大きな波及効果を与えます。何故、カタルが質の悪いケネディクスに拘り続けるのか? 日本で一番、Bグレードのオフィスビルを持っているのです。持っていると言うと…誤解を受けますが、管理すると言う事は方向性の決定権がケネディクスにありますから、その鞘抜きも容易ですね。おそらくこの時期に、一番恩恵を受ける日本企業でしょう。何故、PER10倍から100倍と評価の幅が広いのか?ここが焦点なのです。

今の時期だから、見えない潜在成長率が非常に高いのですね。本来は追加の金融政策を日銀は昨年実施すべきなのです。何故なら金融政策が浸透する時間は、実態経済に波及するまで半年から1年はかかります。しかし日銀は自己満足に溺れました。消費者物価など…の指標はFRBが掲げる労働指標と違い、先行的な指数ですね。同じ指標でも景気循環の影響度が大きく違います。厚生労働省が発表する実質的な賃金は減り続けているのです。何故、軽自動車の販売だけが伸びるのでしょう。1000万円以上する車の方が乗り心地は良いですね。格段の差があります。静かだし…快適ですよ。よく考えねばなりません。カタルは夏までに600円の壁、年末までに4桁…来年は4000円と述べています。場合によれば政策支援次第で、ケネディクスに1万円の掛け声が、掛かるかもしれません。ただ経営者と環境などの条件が整わないと、なかなかスター株は誕生しませんが…。500円を割れたのを見て、再推奨したのですが…なかなか政策支援が得られず300円台に押し戻されましたが、今回は東京の特区構想に容積率の緩和が盛り込まれ、ようやく300円割れからの脱出波動に入りましたね。しかしまだカタルが述べている分岐点の405円を上回ることが出来ません。

確認されてからの参加で充分でしょう。でも先週の動きは、明らかに新規の応援団が参加していますね。この人達の力が、どの程度か知りませんが…。株と言うのは時代的な背景があり、経営者がその方向性に邁進しているなら、いずれ成果が生まれるものです。日本のデフレの原点は資産価格の劣化なのです。1300兆円の下落に拘っているカタルの考え方は間違っているとは思いません。必ず、キーポイントは改善されるのです。その核になる銘柄は、SやAクラスではなく、Bグレードのオフィスビルを日本で一番保持しているケネディクスなのですね。日本国債の利回り変化は余りありませんが、欧州危機の時のイタリア債などの変化率は大きいですね。同じことです。

東京の土地は限られるのです。でもお金は無尽蔵にありますね。日本だけではなく世界にお金は溢れています。株を買うと思わないで、東京の不動産を買うつもりで、5年程度、持っていれば良いのです。やがて馬鹿な機関投資家が、一株利益100円になったケネディクスの株を、リートはPFIで…夢が広がると言ってPER100倍まで買う連中が、大挙してやって来るでしょう。その時は売ればいいのですね。割安に見えたら株を売るのです。割高なうちは、基本的に買いなのです。

まだ赤字の007(3858)も、J・TEC(7774)も同じです。割高だから買うのです。ケネディクスの現状は、PER30倍でしょう。だから正当な評価ですね。日本通信とは違い、貸借銘柄で5000万株を超える仮需の売り物が控えています。その人達が利食いした後に、こんなバカな…。こんなスピードで株が値上がりをするわけがないと…と半分の人達が空売りをする。それが相場なのでしょう。売り物があるから相場になるのですね。そんな時間が近づいているように感じています。このクラスの株を仕掛けるのが、現在の正しいボリュームなのでしょう。でも贔屓目線、過ぎるかな?

日本再生を考えると、信用創造機能を円滑に動かし、夢に邁進するスマートコミュニティーの確立が、テーマになりますね。産業革命がおこり鉄道が生まれ、ゴールドラッシュが引き金になり大陸横断鉄道が開通して、人類は進化してきました。情報と言う埋もれた価値を再活用するビックデータの活用は、効率社会を生みます。クラウドの富士通は、何れ必ず4ケタを超え2000円、3000円と向かうのでしょう。経営者が方向性を持って経営資源を投入すれば…なのですが、保守的な人は、色んな選択肢はありますね。何もハイリスクばかり狙わなくても良いのです。自分の力量に合った選択をすればいいのですね。

互いに頑張りましょうね。

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2014年04月04日

04/04

かたる:先ずお詫びです。
昨日の原稿で…建設資材の話の中で「カタルはバブル当時1万円を超える値嵩株で、今は100円台のある株も視野に入れています」のくだりがあります。昨日、友達からの問い合わせがあり、詳しく見たのですが…、最高値は株式上場時の1990年の22600円で、昨年9月まで114円前後で揉み合っていたのですが、その後9月から210円前後の推移から今年に入ってから動き2月26日に579円まで買われ昨日は395円でした。

原稿を書いているときは詳しく調べず、感覚で原稿を書いていました。既に株価の水準訂正が始まっていました。ごめんなさい。でもカタル君、流石…と思いました。何れ動くだろうと考えていた銘柄ですからね。どうも四季報を見ると…今回の四季報から今期予想を大幅に増額修正したようですね。これが株高の原因のようです。かたる好みの大幅赤字からの転換企業です。ケネディクスと同じで、赤字が多かったために利益余剰金はマイナスなのですが…。リストラ損失を計上し経費を削ったところに需要が大きく伸びる形ですね。原稿の100円台の株でなくて…既に上がっていましたから、原稿の誤りを訂正させてくださいね。過小資本だから銘柄の発表は控えさせてください。ジャムコの避けましたからね。

基本的に、株は景気循環で、ある程度は動きます。例えば、今日の日経新聞ですが…半導体のシリコンウェハーを薄く切る「ディスコ」の話が載っていますが、むしろ株価的には真空装置の「アルバック」の方が、変化率は高く、既に株式市場では評価されています。ディスコは世界一の技術ですが、変化率と言う観点ではアルバックに比べると劣りますね。安全を求めるか…ハイリターンを狙うかの選択です。昨日、ドコモのLTEの4000億円投資で、アルチザネットワークがストップ高と買われていました。基本的に仕掛け人の存在がないと…この手の株は、短命に終わります。基本は材料が出た時が売り場になるケースが多いですね。次々に材料が生まれるかどうか…は、時代性に尽きます。買われている背景に時代的な要求が存在するかどうかです。

カタルが好きな横河ブリッジ(5911)を先日、紹介しましたね。年初に1592円の高値から一貫して下げていましたが、おそらく先週付けた1087円が当面の安値だろうと考えています。今年の中で、おそらく後半には、再び高値に挑戦する場面があるでしょう。理由は潜在的に見込める更新需要です。日本は戦後、今の中国のように固定資本投資、公共投資の方が分かりやすいでしょうか…道路や橋を建設し一気に社会基盤づくりをしました。その更新需要が、これからかなり長い期間、訪れますね。だから株が上がることはあっても、下がることはないでしょう。景気循環に左右されやすい半導体の設備投資より、此方の方が、利益の質は高いと思われますね。関連の出遅れ銘柄もかなりありますよ。

冒頭の銘柄の他にも、建設関連で株価が2倍、3倍になる銘柄は、かなりあるでしょう。ただ仕掛け人が存在するかどうかが…問題になるのですね。仕掛け筋も単に割安だけでは市場参加者の心を惹きつけることが出来ません。アルチザネットワーククラスの銘柄は、たくさん存在します。カタルが、ピカ一評価を添えたケネディクスの核は、1300兆円の地価資産の下落からの反動と、リートはPFIに変貌すると言う二大要素があります。007はユビキタス社会でネットワークと結ばねばなりません。単なる通信ではなく…情報に命が吹き込まれるのですね。その可能性が高いのです。まだどのような広がりを見せるか明確に見えませんが、絶えず変化を続けていく魅力がありますね。

日本が劇的な成長路線を歩むと言う時代背景ですが…。一つは日産マーチのタイへの生産移管で、経営者のジレンマからの解放がありますね。日本村に拘り続けていた日本の経営者がソフトバンクやファーストリテイリングなどから刺激を受け、ニトリのように遅ればせながら米国や中国へ出店を始めました。大手金融はバーゼルなどの資本の関係で遅れましたが、ユニオンバンカルからアユタヤなど海外展開を始めました。最近では昨日のJRのように過密ダイヤの運行と言うソフト技術の提供を始めたようです。日本の交通信号制御の技術など…埋もれたソフト技術が、海外進出の武器に変わりますね。ようやく、日本人自身が物への拘りを捨て始めています。品質も大切ですが、デザインや使い方の提案など…ソフトの価値を見直し始めています。カタルが述べている究極の付加価値は、文化だと言う事を経営者が理解し始めているように感じます。

ベルリンの壁崩壊から市場経済化が蔓延化し、内外価格の是正が進みました。先進国も新興国も基本的な物価は同じはずです。関税もなく同じ土壌で競争が激化します。昨日、ECBは量的緩和を示唆したとか…デフレ懸念が広がっていると言います。当たり前ですね。先進国の物価は新興国に比べ割高なので、「アラブの春」と言うは、物価も同じになることを示しています。情報が人間の行動を刺激するのです。娘がイギリスのブランド品の洋服を日本でネット販売し、鞘を抜いたと言います。このような行動が底辺を支えますね。日本は村論理があったために、内外価格差が大きかったのです。だからユニクロやニトリが急成長する土壌がありました。

株価が成長するには、その理由が必ず背景にあります。ケネディクスは非常に良い素質を持っています。本当はダヴィンチを狙っていました。でも上場廃止に追い込まれましたからね。今はケネディクスが、一番、環境にマッチしています。後は仕掛け人の演出を待つだけですね。見えない利益の内に、仕掛けるから面白味は増すのです。でもあまり早いと調整と言う形で今回のように待たされます。この時間感覚は非常に難しいのです。仕掛けと業績推移のタイミングが、ピッタリ合わないと駄目なのです。政策支援により地価動向の上昇確度が変化します。2003年から2006年は、米国金融などが健在でレバレッジを大きくかけました。しかし日銀の脅えなどがあり、もう少し維持すればよかったのですが…どうしてもバブルの反省が日銀内部にあるのでしょうね。

メディアもそうですね。利回り採算が合うのに…少し地価が上昇すると「バブル」と騒ぎます。この間違った認識がケネディクスの空売りに繋がり、大相場になる素地があるのですね。だからカタルは、盛んに1300兆円の話を持ち出しているのです。おかしいでしょう。日本の地価だけが下げ続けた間、米国や中国は上げ続けているのです。信用創造機能なくして、経済成長がある訳がありません。必ず、このラインに行きつきますね。だから405円を抜いてからで充分で、場合によれば619円を抜いてから参戦しても良いのです。天井はかなり高いのですね。何しろ、失われた時代の時間を考えてくださいね。昔から「乗るは大相場」と言いますからね。

まだ株価は急騰する場面ではないでしょう。そう簡単に、これほど多い信用買い残の整理が進むわけはありません。紆余曲折は続くでしょうが…既に形は決まっていますね。本当は一気に放り上げれば、面白い相場に育つのですが…度量のある大物のヘッジファンドの参加が待たれる訳です。後は政策支援ですね。しかし官僚は、どうしても自分達の勢力図をアメーバのように広げようとし、補助金行政を推進します。安倍政権も今の所、この動きに乗っているように見えます。しかし間違っています。民間の活力を使用するPFIなどの考え方が正しいのですね。

さて相場は…。あら…ケネディクスは上がってきましたね。今日は安く始まったので…352円が買えるか…と思っていましたが353円までか…。昨日も351円が買えませんでした。トホホ…僅かに、昨日と本日は1円違いで予定数が買えませんでしたね。先日も007に買いを入れましたが、僅かな株価の違いで買えませんでした。そろそろ相場環境は良くなっているのでしょう。ただ追証を入れた人は、無理をせずに、自分のポジションを見直した方が無難ですよ。しかしカタルは前から述べているように、4月、5月と株は上がると述べています。1990年の本格的な下げ相場でも、一旦は株価が戻るのですね。空売り筋も安値続きでは儲かりません。アベノミクスか、アベマゲドンか? この評価は判明するのは、早くて6月、遅ければ9月でしょう。業績で確認が取れるのは、11月ですね。ヘッジファンドは基本的に、どっちでも儲かるようにポジションを組みます。変動率が高い程、良い訳ですね。ただ株価が下げずに、そのまま今回の上昇が本格的な上昇に繋がる可能性もあります。アベノミクスの成功ですが…。すべてはケネディクスの相場の出来に掛かっていると考えています。

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2014年04月03日

04/03

かたる:今日は材料らしい材料が見当たりません。心配している米国経済の中だるみ現象。基本的に金融危機からの戻りに対し、ホッとするのが…この時期です。この時期に日銀は経済が立ち直っていると思い、バブルの再来を恐れ引き締めに転じたわけです。2006年の話です。この動きと米国の金融危機が重なり日本経済がダブル底を演じたイメージです。2003年と2010年かな? カタルがアベマゲドンの失敗より、アベノミクスの成功を信じているのは、時間の経過と安倍さんの「ツキ」ですね。自民党総裁選で石破幹事長と争い、代議員選で逆転勝利を収めた構図やオリンピックなど…も、ラッキーかと思っています。まぁ、総裁選はパワーバランスが働いたのでしょうが…ただ少々、最近は傲慢ぶりも窺え、この辺りから危機感が薄れると困るな…と考えています。

現状の市場の評価は厳しいものですね。及第点スレスレのイメージです。どうにか…カタルが思う指標株、ケネディクスの株価は300円台を維持でき、株価波動が変化するかどうかの瀬戸際に位置するところまで来ました。まだ変化していませんよ。昨日の株価が上がったとは言え、依然、大勢波動は昨年5月からの下降を続けています。いやケネディクスは他より早く、4月でしたね。つまり1年間も調整波動を続けている訳です。昔から、「天井三日、底百日」と言う諺がありましたね。何故、指標株かと言えば…信用創造なくして経済の再生があり得ないからですね。その象徴的な銘柄として、Bグレードのオフィスビルを日本で一番管理しているケネディクスを見ている訳ですね。三菱UFJでも構いませんよ。背景は同じことです。

つまりケネディクスの株が昨年の高値を更新すれば、日本経済の再生も軌道に乗るのだろうと考えていますね。都心では耐震強化の動きも背景にあり、ビルの建設ラッシュが続いています。通常、棒鋼やH製鋼などの相場も上がっている筈で、儲かる筈ですが…電力料金の引き上げが、ネックになっていますね。小型建設株より市況ものの建設資材の方が業績の変化率は高い筈ですよ。ヒントを掲げましたからね。カタルはバブル当時1万円を超える値嵩株で、今は100円台のある株も視野に入れています。何れ、レポートに登場するかもしれません。大化け銘柄となる可能性がある素質を持った株は、いくつかあります。でも条件が整い、仕掛け人が登場すると言う、いくつかの条件が揃わないと駄目なのですね。業績のいい銘柄が上がる訳ではなく、財務内容が良い会社の株価が上がる訳でもありません。

ケネディクスのここまでの演出と言うか、過程は抜群ですよ。昨日は久しぶりに血が騒ぐワクワク感が生まれましたね。このような高揚感は、他の銘柄では感じられません。ただ問題は需給バランスで、今なのかどうか…の話です。おそらくカタルに資金力があるなら一気に持ち上げます。日本通信では資金を吸収できないのですね。売り物がなくては、株は上がりません。短命に終わります。ケネディクスは5000万株の信用買い残の売り物がありますからね。株価が急騰すると人間は不思議なもので…これまで買っていた人が、今度は、こんなに上がる筈はないと…空売りをしたくなるものです。5000万株の空売りの準備要員が控えているかと思うと…相場の大きさにワクワクするわけです。巧みな演出を出来るプロが参加すれば…面白い相場になります。…と言っても、カタルは昨年からずっと言っている訳で実現していませんね。相場心がないのか…何か隠れた問題があるのかどうか…。

年末に新興御三家から先物誘導でお茶を濁しましたが…この時期に日本通信からインターネットイニシアティブ(IIJ=3774)と流れるのでは…アベマゲドンが確定しますね。今回の戻りが本格的な上昇波動に繋がる可能性を残さねばなりません。全体水準も一度、確実に上昇波動を形成しておかねばなりませんね。つまり、ある程度のボリュームがある銘柄じゃないとリード役の大役を演じ切ることが出来ません。ケネディクスは相応しいと考えています。PER50倍で500円台ですからね。現時点で仕掛ければ、仕手戦が生まれます。年末になると、来期の見通しになり一株利益が30円台になると思われ、そうなると普通株のイメージに変化します。相場として仕掛けるのは、この春か、晩秋相場になるのでしょう。今回は619円の壁、年末には800円処とのイメージをカタルは描いています。一気に4000円は、現状の政策支援では…どうかな? でも1300兆円の失った国民財産の回復を思えば…一気にスター株への夢もあります。仕掛け人も100円台の利益は見えますから…やりやすいでしょう。

建設も候補には違いありませんが、スマートコミュニティーは「ハコモノ」ではありませんからね。むしろ街全体を構築するイメージでしょう。その意味で羽田沖の川崎市のバイオ関連施設の特区構想は面白いですね。直接、研究施設があるからと言ってナノキャリアが選ばれる訳ではありませんが…渋谷にIT企業が集中するように、バイオ企業が拠点に集中すると、バイオコミュ二ティーが出来上がり、情報の交換から進化が生まれます。どうやって街づくりをするか…の手腕は大切です。遊び心がないと駄目ですね。日本人はこの辺りの演出が、下手だからなぁ~。人間が生きている訳で、魅力のある街づくりは必要なのですね。最近はITを駆使し、様々な集会などが生まれつつあるようです。日本人は村論理で生きてきた人種ですから、共同作業などは上手い筈ですね。三井不動はこの街づくりのノウハウに長けていますが、問題はコミュニティーまで演出すると良いのですね。○○グループや○○コーラス会とか、趣味のコミュニティーまで踏み込んだ、人と人を結びつける演出が必要ですね。マンションもそうです。ただ売るだけでは意味がありません。住人同士の輪を広げる演出が必要になります。

今日は黒田君が投げているのでこれからテレビ観戦です。初回にホームランを打たれた様で…マー君も大リーグの厳しさを感じることでしょう。ヤンキースはメンバーを大幅に入れ替えており、昨年より打撃力が増したのかどうか…。野球も株も同じです。スター選手が育たないと盛り上げに賭けますね。希望の灯が、いつも存在しなくて駄目なのです。経済も同じですね。景気と言うのは躍動感なのですね。人々の心を刺激しないと駄目なのですね。だからアメリカンドリームなのです。スティーブジョブズが称えられるわけですね。ところが日本は「出る杭は打たれる」との悪習があり、ホリエモンのように世間が叩きます。STAP細胞もそうですね。これでは新しい流れを作るのは大変です。お金は貯めるのではなく動かすものです。国債金利が低いと言って日本は健全で安心だと言う認識は間違っていますね。それだけ経済が凍てついているのです。フリーズ状態ですよ。温めないとならないのです。今度こそ、期待しています。皆さんは405円を抜いてからで充分でしょう。綱引きに参加することはありません。お金持ちだけが参加すればいいのです。それでは…また明日。

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2014年04月02日

04/02

かたる:先月の27日に日本を代表する銘柄が軒並み売られ、場味を暗くしました。ケネディクスが300円を割れた日ですね。多くの銘柄が、この日、最後の叩きを演じたと思われます。その理由は不明でしたが、たぶん、本日の日経新聞ですね。GPIFが、GSなどにアクティブファンドの運用の委託を本格化するとの記事なのでしょう。きっと、その為の原資として、現金を確保した動きなのでしょうね。その後、ソニーなどの動きをみると…受け皿が用意されているイメージです。どう考えても…ソニーは、誰かが相当量の玉を買っていますね。決して決算対策のお化粧ではないでしょう。でも実態はシャープと同じで青色吐息ですが…。先日の4Kプロジェクターなどを開発した新チームの存在はソニーらしく、期待されるかも…と考えました。

同時に、昨日は建設株の仕手性のある銘柄が人気になっていましたね。カタルは以前、PFIの観点から熊谷組を参考銘柄に取り上げたことがあります。100円台からの着眼で良い見方でしたが…参加せずに見逃していました。今回の日本通信と同様です。実は今回はナノキャリアに、止血剤の3Dマトリックスにも関心を持っています。過去、何度かレポートに登場させています。証券マン時代なら、間違いなく、これら動きのある銘柄は、必ず買っています。資金力の乏しい個人の運用とは違いますからね。それぞれの会社には特徴があります。三菱UFJは、非常に良い会社で割安ですが、なかなか本来の力の評価を市場は与えていません。カタルは4桁が妥当株価だと思っています。でも三菱UFJが短期間で、株価が2倍になるような相場展開ではありませんね。ソニーに仕掛け筋が参加していると言っても…所詮、上値は限られます。

今回打ち出した日本通信は、短期間に株価は2倍になりました。でも所詮、せいぜい買っても500円止まりでしょう。でも今は強く見えませんがケネディクスは2倍どころか…4桁ですから…3倍が現状では上限でしょうが、年末になると2000円台も可能になるでしょう。理由は業績の推移が変わるからです。カタルは最終的に4000円の新高値を目指すと考えています。1万円の株価は、余程の条件が整わないと、まず無理でしょうが…潜在成長力と言うか、見えない利益の評価は高いですね。一つはフロックの利益が生まれます。キャピタルゲインですね。Bグレードのオフィスビルは新規に市場投入されます。SやAは先ず無理ですが…。市場が活性化すると、このような格付けの低い物件が高騰するものです。ジャンク債のように…。

きっとカタルが1300兆円に拘っているのは、鉄砲洲の八丁堀周辺の眠っていた資産が動き出してきた、この時間的な感覚ですね。カタルが上京したのは1989年、バブルの真っ只中です。当時、新規顧客を求める為に、銀座から新富町、八丁堀と毎日歩き回りました。だから地上げされたまま…虫食いになった不良債権化して眠った土地資産を多く目にし、その背景を知っています。親父さんがなくなって相続した土地が売れず…困っているケースや、高級介護施設に入る為に長年住んだ土地を売った話など…。静岡の郵便局に広大な土地を売り、東京駅前に小さなビルを二つ買ったお客様など…様々な実際のケースを目にして来ました。

きっと、このような経験がケネディクスへの相場の拘りになっているのでしょう。あのバブル期から眠っていた土地が、今、ようやく動くのですね。だからカタルは江戸から明治の移行時間の話を引き合い出すのです。日本株は非常に安いですね。どう考えてもダヴィンチの金子さんの発想は間違っていませんよ。それを日本の仕組みで貶めるのは何処か仕組みが間違っています。

昨日、理化学研究所の石井調査委員長のコメントを聞きましたが…カタルには、どうも理解できませんでした。通常、企業が成果発表するときは、社の信用に関わるので、必ずチェックする筈ですね。小保方さんだけを悪者にして…彼女にも、おそらく非があったのでしょうが、如何にも、背景に日本的な「いやらしい」村論理を、感じた次第です。きっと予算の関係なのでしょう。彼女は利用され、捨てられたイメージが拭えません。まぁ、良く報道を検討したわけではありませんが…。勘では、そう考えます。ダヴィンチの金子さんと似たようなものです。ライブドアの堀江さんに、古くはリクルートの江副さんも村組織の餌食なのでしょう。

なかなか体制転換は、難しいと考えていますが、豪州のEPAから米国のTPPと発展し、一気に、変化して欲しいですね。インターネットからスマフォの誕生により、一気にユビキタス時代は、開花し始めています。技術的な革新が生まれ始めていますね。日本は幸い、LTEなどの環境は整っており、高速通信が可能な土壌があります。だからゲームに限らず、様々なサービスが開花する筈です。カタルにはソフト技術はありませんが、生活の向上のアイディアは、様々なものが存在します。だから007にも固執しているのでしょう。ジオフェンシングなど利用した、様々なサービスが動き出しています。

まぁ、カタルだけに限らず、多くの投資家が今回は追証を入れたので、買い余力が増しているのでしょうが…注意した方が良いですね。最後に入れた資金を引上げ、それでも余力があるなら、少し買っても良いでしょうが…あまり深追いはしないことです。カタルは、しばらく上昇相場が続くと思いますが、夏は弱く考えています。何しろケネディクスの様な有望な銘柄が、52週線を維持できなかったのですね。確かに信用買い残は多かったのですが…それでも素質が上回ると考えていました。しかし常識的な線のPER30倍まで株価は押されました。この意味は、アベノミクスに過大な期待を賭けるな!…と、言う事でしょう。通常500円ラインから800円ライン、4桁、2000円と…見えない利益の中で、株価が突き進むから大相場の仕手戦が演じられます。しかし現実は妥当な水準まで株価は押される訳ですね。どれもそうですよ。ナノキャリアも…上がった株価を考えれば、元もスタートライン近くまで、押し戻されたわけです。

つまり政策支援は、余り期待できず、時間軸のスピードが鈍ることをこの現象は示しているのでしょう。面白くない相場です。常識的なラインの相場なんて…。仕掛け人が居るから、株は上がるのですが…市場に生まれた希望の灯を、一旦消す必要があったのかどうか…。日本通信でお茶を濁すようでは、相場は駄目なのですね。スケールの大きな銘柄を仕掛け、2段、3段の上げ相場に持って行かなくては…本格的な日本経済の明日はないのです。果たして正しい選択をして、希望が感じられる市場を、もう一度、構築できるかどうか…。ソニーは完全にチャートが転換しましたね。需給バランスが改善したようです。ケネディクスも、ソニーのように前の二つの山を取ることが出来るかどうか…。チャート上は前の二つの山を取って、初めて株価波動が転換します。ソニーのケースを掲げておきますから、参考にして下さい。慌てることはありませんよ。通常、波動転換には時間がかかるものです。今のところは、依然、405円なのです。

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2014年04月01日

04/01

かたる:米国はイエレンFRB議長の「労働市場支援に向けた異例のコミットメントは、依然、必要である」との発言を受け株価は高いと言います。基本的に政策担当者は、常に市場が前向きな状態になるまで、市場原理主義の場合は、このように市場を気にした発言をします。ところが日本は、株価が下がっているのに、順調に経済が運営されていると…自分の政策を容認する発言ばかりですね。政策の成否を問うのは、自分ではなく市場なのです。つまり市場が政策の成否を判断するのです。ケネディクスだけが52週線を維持できないのなら分かりますが、日経採用225銘柄が、52週線の維持を問われている現実は、何らかの政策対応が必要なことを示しています。ここで経済特区の話が具体化し発表されましたが…ケネディクスも、ナノキャリアも今のところは全く反応していません。お題目に過ぎないと…市場は無視している訳です。

ただ一つ、日本通信だけが、市場で気を吐いています。これは総務省が日本の携帯料金が国際比較で高い為に、NTTの回線を割安で利用させようと言う行政指導を材料にしています。だからイオンが発売する端末のように、料金が安い端末が登場します。これを受け年初から…たぶん日経新聞の報道は1月27日だったと思います。この日の一面トップを飾った銘柄ですね。カタルが取り上げたのは、1月29日の今日の市況で取り上げています。基本的に業績の改善が確実で、株価は上がる筈だと考えていました。故に、その後もたびたび取り上げ、3月1日の株式教室において、分岐点で誕生する人気株の解説をしたわけです。つまり、この時点で間もなく相場は変化するから、次の相場の人気株の候補としてミクシィと共に、株式教室で取り上げたのですね。しかし原稿はカタルが疑問を感じた方のミクシィが中心で、公募をしてまでTVCMを投入する手法が正しいのかどうか…興味があるミクシィを中心に取り上げていました。

所詮、総務省は携帯料金が高いと思うなら…携帯各社の料金システムの認可を指導すればいいのです。学生だと基本料金が無料だとか…。このコストは誰が負担しているのでしょう。裁判で平等性の原理を総務省相手に訴えたら、勝てないのでしょうか? 既得契約者が損をするような料金体制は、どうもおかしいですね。本来、長くご愛顧頂いていれば、サービス面で優遇されるのが当たり前の理屈です。しかし日本の携帯会社は違いますね。ソフトバンクさん不満です。カタルは既に7年以上も高い料金を払い利用しているのです。

昨日、ハーグの国際裁判所は、日本の調査捕鯨の中止を命じました。調査捕鯨…か。実態は違いますね。日本村独自の解釈の仕方です。日本は長い間、島国だったために、独自文化と言うか、考え方が発展してきました。ハッキリと白黒を付けずに、玉虫色にして丸く収める政策です。曖昧な部分を残し、不合理な部分は大岡裁きと言って、裁量決済を求めるわけです。阿吽の呼吸で、この利害調整は上手く行ってきましたが、成田闘争に代表されるように時間がかかり、時代の進化に遅れてきたのですね。これが失われた時代を生んだ要因の一つになりました。

今日の日経新聞には、日本政策投資銀行が北海道電力に資本支援をすると言います。原発を止めて、どうやって効率社会を創るのでしょう。今まで投資した膨大な資産が無駄になり、日本は疲弊するばかりです。エネルギー政策の変更には、確りした長期ビジョンが必要ですね。誰が考えても原発を利用しないで、自然エネルギーを促進させた方が良いのは明らかです。しかし、そんな理想論は直ぐに出来ませんね。30年、50年単位での長期政策の変更で活用すべき話です。それを馬鹿な選択をするから、国民負担が増すばかりです。アベノミクスではなく、第三の矢の成長戦略に失望した外人が、アベマゲドンと判断し、株を売っているのは、補助金行政による影響でしょう。方向転換するのに、官僚は自分達の勢力図を広げようと税金投入をします。違いますね。民間の活力を利用するために制度を変えれば良いのです。金融は非常に大切です。

耐震対応する建築費を補助するために、7割も税金投入する話は、どこか間違っています。本来、星野リゾートのように資産を分離させ、利回り採算で事業を考えるべきでしょう。「リートはPFIだ」と言う考え方は、間違ってないと思っています。今は、あまりカタルの論調を見かけません。しかし金融庁が方針転換をしない以上、資産価格を上げ、経済が活性化する方策を探らねばなりません。土地資産を上げれば、金融庁様が主張する担保価値が上がり、余裕分が投資に向かいますね。地価が1300兆円も下がったので、国民財産が減ったので…投資が停滞したのですね。ここで資産価格の元である地価を反転させ、投資の原資を創らねばなりませんね。邦銀は世界で一番、健全なのです。お金が動かなくて経済が活性化するわけがありませんね。眠っている資金を動かせばいいのです。補助金など必要ありません。果たして…経済特区は、真の意味で活動するかどうか…市場は固唾を飲んで見守っているのです。

J・TECの黒字は見えています。しかしナノキャリアは、まだ見えませんよ。当面、駄目ですね。でも市場に希望と言う灯を燃やし続けるなら…やがて正しい方向性に、経済は向かいますね。先ずは、市場が正しい方向にスタートさせる政策が臨まれるのです。カタルは4月、5月は上昇すると述べています。今は1990年の…あの本格的な調整期入りでも、一旦は反転したのです。おそらく5月には、かなり戻っているでしょう。しかし安心はできません。だから今回、追証で苦労したなら、この時期にポジションを調整して夏から秋に来ると予想される確認調整波動に備え、準備をした方がいいのでしょう。現状は強気ですが、あまり天井は高くないと今は判断しています。しかし5月の戻り時点で、的確な選択が実施されるなら、そのまま上昇波動に移行できますね。今は分岐点なのでしょうね。何しろ日本通信の様な、人気株が誕生しています。ケネディクスも、おそらく…既に反転波動に入っているのでしょう。

1―3月と、3か月も調整局面を迎え、多くの投資家は呆れているでしょう。中には既に2012年からの上昇分を飛ばしている人も居ることでしょう。でも此処は強気に構えた方がいいのでしょう。何度も取り上げた日本通信は、既に2倍以上になりました。あっという間に、資金を2倍、3倍に出来ますよ。信用取引を利用していれば、あっという間に5倍、10倍になるでしょう。問題は、自信のある銘柄が大きく育つかどうかですね。実は、カタルも余り経験がないのですね。ケネディクスのケースは異質なのです。何故、信用残は減らないのでしょう。ひょっとすれば、演出?…かも知れませんね。ヘッジファンドは、色んな技法を用いるからね。どっちにしても相場を見ていれば、分かります。時代と言う流れに乗っている銘柄なら…株価が下がっても怖い事はありません。一番大切なことは、時代が何を求めているか? その恩恵を受ける株は、どれか?…なのですね。株価が一時的に下がろうが…上がろうが…その潮流を見極める能力が、一番大切なのです。

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