未来かたるが語る

今日の市況

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2014年05月30日

05/30

かたる:今日のニュースは、何と言っても北朝鮮との懸案事項の進展でしょう。通常、米国との関係もあり制裁解除は難しいと考えていましたが、この関係を超え、この決断に至ったことは、安倍政権の政策運営能力の高さを示すものです。プーチン大統領の来日も予定されており、ウクライナ情勢を考えると、今までの政権なら、北方領土問題の進展も難しそうですが…安倍政権なら、ロシアが阻害されている現状はチャンスでもあり、解決できるかもしれません。彼は意外に行動派で、カタルが上京してからの政策運営者の中で、一番まともな部類かも知れませんね。出身大学なんか関係ないですね。東大卒のエリートだった宮澤さんが失政を犯し、成蹊大学出身の安倍さんが立て直すか…。角福戦争を連想します。やはり学生時代は、酒や博打に女と…世の中の遊びを、一通り狂った方が、人間味が形成されるのかも知れませんね。彼は僕と同じ世代で安保紛争などの学生運動は、経験がない筈ですが、それでも中学、高校は東京だから刺激を受けたのかな?

もともと「流動性の罠」と言う精神的な歪みは、未来に対する希望がない為に生まれた現象で、人間の進化を放棄した動きです。この20数年間は何もしない…現状維持が一番でした。この動かない選択が正しかった時代です。果敢に未来を信じて、株を買うより、最も安全な国債を買うのが、一番、正しい投資でした。通常は最後にババをひくものですが…今回は、日銀がその役割を担っています。ただ今日の新聞に、その日銀に、今日は買い入れ国債の「デュレーション」の話が報じられていますが、市場は、これまで追加緩和を求めていたのに、出口戦略に繋がる「デュレーション」の変更には、多少、違和感を抱きますね。この辺り…、カタル自身も、目が曇っているのかも知れません。

三井不動の3000億円と言う規模の公募は、きっと正解の行動なのでしょう。オフィスビルの空室率が一段と低くなっていると…報道されています。黒田総裁の会見で、人材活用が話題になっていました。流れからみて…条件を限定した移民の受け入れが妥当な選択に思われます。イギリスは既に利上げを検討しているのです。今日の日経新聞には、世界中の金利低下が言われていますが…。何故、ポンドが利上げなのか? ロンドンに行ってみると分かりますが、あの町は移民の街ですね。多様な人種が暮らしています。

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僕が住んでいるマンションも、インド人が住んでいます。一昨年だったかな…新聞配達をしていた時、都営住宅にはアラブ系の人や中国系の人が生活をしていました。インド人はIT関係の人が多く優秀ですからね。おそらく東京の地価はロンドンのように騰がりますね。この辺は政策動向次第ですが…、日本人の若者は我儘です。とび職などはカッコイイ職業に見えますが…。現実の末端作業員の人材は、今でも非常に不足しています。企業は慌てますよ。必要な人材を確保出来ませんからね。団塊の世代が続々と退社し、人件費は下がりますが、必要な要員を確保できませんね。おそらく急カーブを描き、人件費は上がるでしょう。これまでの失われた時代の「ツケ」は大きいのでしょう。

川重の生産回帰の動きは、川重だけに留まりませんね。日産を始め、多くの生産移行がこれまで続きましたが、今度は流れが逆転しています。国内の需給ギャップがなくなったとされていますが、カタルは日産がマーチの生産までタイに移管した2010年辺りが、分岐点だったと分析しています。2010年の包括的金融政策の採用が、やはりピークアウトした分岐点だったのでしょう。逆の意味ですが…1985年のプラザ合意にあたります。その分岐から既に4年が経過していますが、時代変遷の序盤変化は、なかなか見えないものです。株と同じですね。多くの人はピークに騒ぎますが…変化は2年も3年も前から、徐々に始まっているものですね。WSJのベーカー編集局長は「過去の日本と比較して、安倍首相は、はるかに積極的に方向性を示して日本を率いている。」と語っています。

昨年、靖国参拝で批判を受けた安倍さんですが、この程度の信念がなくては国を引率できるわけがありません。昨日の北朝鮮、そうしてたぶん、プーチン大統領の来日から北方領土問題も…何らかの進展があるのでしょう。このような実績の積み重ねが、デフレ脱却から日経平均株価10万円へと向かわせるのでしょう。やはり「1300兆円の逆襲」の足音は、増すばかりですね。僕らは、もっと時代の変遷をみて、その流れの主流を見極めて投資をしなくてはなりません。目先の「1カイ2ヤリ」にロマンがありますか? 未来が見えますか?

これまでは、株と言うものを知らない人が多かったから、仕方ありませんが…多くの証券マンの人も、毎日、僕のくだらない戯言を聞いていれば、その内、僕のレベルに近づきます。僕自身も3流領域ですが…少なくとも皆さんより、様々なキャリアを積み考えています。実績が伴わなくては…眉唾ですが、僕と共に成長すればいいのですね。ただ自分なりに、カタルの考えを丸呑みにするのではなく、咀嚼をしなくてはなりません。自分の顎で確り物事を噛み砕き、味合うのです。だからいつでも批判メールを受け付けています。お前のその考えはおかしいと…議論を戦わせるようなレベルを期待する限りです。

さて…既に僕は変化を感じていますが…依然、市場の中心銘柄は小型の現物株が主流でトホホの眉唾相場が続きます。この目先筋は強そうに見えますが…イワシ民族の代表者です。朝令暮改などと言うレベルではなく、口から出た強気が、既に弱気に変化する厳寒期の息のような存在ですからね。だから仕掛け筋が上手く市場を誘導しないとなりませんが…大手のディーリング部には相場心を理解する輩が減りました。昔は株式部と投信などが組み相場を作ったものです。営業部も参加していましたね。株式相場を理解するには…大変な時間が掛かります。007の株価は3940円だったのです。それが852円ですからね。ブツブツがよくお客様にセールスしていた文句「株価が下がることが、最大の好材料」とはよく言ったものです。カタルもそう思います。今日は富士通のクラウドの話が日経新聞に出ていますが、残念ながら、このような支援記事も、直ぐにモノになりません。

だって現状の相場は小型現物株が主流なのです。だからカタルは少し小ぶりの時代背景がある「アイフル」と「ケネディクス」を参考銘柄に掲げています。少し前は「日本通信」と「ミクシィ」の小型現物株を注目銘柄に取り上げていましたね。プロの証券マンは、今は絶対に手掛けては駄目ですよ。今はまだ株価の上昇が鈍いと感じるアイフルやケネディクスの順番です。昨日の人気度は、仲良く24位と25位でした。人気銘柄1位になれば…ブツブツの逆説で言えば、どんな好材料でも、株価が高くなれば、売りなのですね。カタルは述べています。カタル3兄弟は、既に株価波動が変わったと…前に述べましたね。ケネディクスのケースでは380円、381円、390円、405円、そうして418円と次々に関門をクリアしたのですね。

このような現象は誰かが買っているから…そうなる訳ですね。007はスタートの相場が2日間連続のストップ高、J・TECもストップ高と…スタートダッシュしています。通常、初動波動は、非常に重要ですね。相場のスケールを裏付けることがよくあるからです。これは経験則です。30年以上も証券マンを続け、何十億円も飛ばして、やっと掴んだ経験は貴重ですよ。情報が簡単に手に入ると思ったら大間違いですね。カタルは新聞の見方も解説していますね。川重の生産回帰のニュースはJカーブ効果の謎に繋がり、様々なヒントを含んでいますね。黒田さんの人口問題から、潜在成長率の話しもそうですね。そのヒントから様々な連想が浮かびます。後はどれを選択するかの話です。

今度のカタルの新規銘柄は、まったく株が動いていませんが…ジオフェンス絡みでクラウド絡みの株ですね。残念ながら小型現物株ですが…500円絡みの株価です。新興株らしく100株単位なので、5万円前後から買えますね。最初は100株で良いのですね。007もJ・TECも、自分の力量を考え投資すればいいのですね。株価が10倍、20倍となったら売ればいいのです。だから本当は200株が良いね。100株は売り、もう100株は、ずっと持っていればいいのです。バフェットのように30年程度の投資を考えればいいのです。007はひょっとすれば、英ARM社に変貌しているかもしれないし、J・TECは世界に人工臓器を提供するバイオ工場の役割を担っているかもしれません。その時は、今のトヨタのような会社になっていますね。

アララ…もう読む方も疲れますね。今日はこの辺にしましょう。基本的にケネディクスは休めば買い場、株価が飛ぶまで買い続けるのです。飛び始めたら警戒しましょうね。それまでは買い場は続くのです。さて今日も買えるかどうか…朝高の後、下げてきましたね。でも指値が厳しいかな…。007は一度、目先の高値を抜いたのですね。相変わらずJ・TECは、外人らしい買いが入っているようです。でも相場は、貸借銘柄が主役でしょう。間もなく日本通信のように…活躍する時期も近いのでしょう。やはり、もっと上を買うしかないかもしれませんね。トホホ…貧乏人は何時もこれです。300円割れは絶対の買い場だと思っていたが…。何しろ619円の壁を超えると…500円台後半を、何度も買った口ですからね。やはり追証のラインでは、買えないような道理になっています。世の中、上手く出来ていますね。…と、貧乏人は嘆くばかりなり…。ギャフン。

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2014年05月29日

05/29

かたる:今日は早めに終らせないと…野球観戦ができませんからね。基本的にようやく年初からの下げパターンからの反発が始まったのでしょうが…スタート段階は何時もそうですが弱いものです。幕が近づくに従いドラスティックな動きになるのです。昨日の人気株1位は、日本通信でした。今期の予想一株利益が8.4円ですから、最大の評価がPER100倍で840円、前期までは5円程度だったので、目標株価500円としました。でも最近の人気ぶりは明らかに異常ですね。昨日述べたように新興御三家のように、必ず下がります。このように収益の先取りをする会社は、実際の業績動向を確認する作業が必要ですからね。

むしろIIJの方がまともですが…普通は二番手銘柄として動くものですが…今の市場は証券マンの知識レベルも低く、目先ばかりしか、目を向けませんからね。ネット・トレイダー等の目先筋は、業績面の考え方をせず、値動きが信条で、その場限りの動きです。ITバブル時の光通信やソフトバンクの異常な値上がりをみれば、彼らの習性が分かります。あの時、カタルのソフトバンクの容認株価は、1万円だったのです。しかし実際の現実は19万8千円ですからね。驚きましたね。相場の怖さです。

日本通信は、当初から述べているように総務省がバックアップし、携帯料金の収益は安定していますから利益の質も高いですね。間違いなく利益は2倍や3倍以上になります。でも高収益になると、当然、批判を受けますね。公共性のある利益は制限を受けます。だからソフトバンクも異常人気です。いくらアリババやスプリント、ITモバイル絡みでも…です。ただソフトバンクは、きちんと税金を払っていますね。楽天のように赤字企業を買収し、節税している企業とは違います。小さい内は容認されますが、会社が大きくなれば、社会的責任も全うしなくてはなりません。僕が三木谷氏を嫌いなのは、この点にあります。最初は応援していたのですよ。

さて株価の解説をしている場合ではありません。個別株の動向は…またね。今日は「米国金利低下の謎」を…採り上げましょう。通常、景気が回復すると資金需要が増し、金利が上昇します。しかしどういう訳か…景気指標は改善していますが、米国の長期金利は低下しています。この現象は、今、話題の不思議ですね。Jカーブ効果と同じような謎です。この動きを解説しているのが、PIMCOのビル・グロス氏です。かなり有名な人ですね。彼は今後3-5年程度、「世界の経済は、低く、安定した巡航速度(ニュートラル)の成長に収斂していく。また、景気を刺激もせず、抑制もしない中立的(ニュートラル)な政策金利は従来よりも低い水準に留まる」と述べているようです。

要するに技術革新への移行期なのでしょう。カタルはITバブルの実現を信じています。所謂、スマート・コミュニティーへの移行ですね。そうです。押井監督のアニメ映画のSFの世界が実現されるのです。現在は、その入り口なのですね。例えば新薬開発の臨床実験もスパコンを使う時代がやってきます。現在は人間を使ったモルモットの実験ですが、遺伝子治療も進み、スパコンでシミュレーションするのです。この効率は計り知れません。臨床実験は時間が掛かり、データを集める為に最低5年程度は掛かりますが、スパコンなら半年程度に短縮できるでしょう。もっと早くなるかもしれませんね。物流も無人搬送機が、空中を飛び交うのでしょう。そんなマンガの世界に突入します。その走りが007ですね。HEMSなどの遠隔地操作は、その初期バージョンです。最初に任天堂が開発したゲーム&ウォッチなどの画面は、今から思えば笑えます。そんなものですよ。スマフォの誕生は2007年ですね。構想は2004年でしたかね…。そんな時間感覚なのです。

今の時代は端境期との見方があります。その為にゴールドマン・サックスのゲーリー・コーン氏は、嘆いていましたね。「難しく、異常」な状況が続いていると…。株屋にとって市場が安定するのは困るのですね。ここで日本がドラスティックな変化をみせれば…世界から投資資金は集まりますね。昨日は「集団的自衛権」の扱いを巡り、国会論争が生じていました。これまでの内閣では、このような難しい判断の問題は先送りしていますが、安倍さんは果敢に取り組んでいます。靖国参拝に批判を受けましたが、カタルは、あの時、事の善し悪しは別にして、このような行動力がなくては、日本は脱皮できないと述べていたと思います。JAの改革も必要ですね。農家は自民党の集票マシンです。しかしJA解体論まで踏み込んでいます。

昨日、三井不動が公募発表で株価が沈んだようですが…、現状の機関投資家の良識の無さを示しています。日本生命やマリーンなどの運用担当者は馬鹿ですね。メディアも1300兆円も国民の財産が棄損したことを、誰も報じていません。しかし米国は違いますね。メールで問い合わせがありましたが…住宅ローンを抱えるおよそ2割の1000万世帯が「アンダー・ウァーター」と言う、家を売っても借金が残る状態だと…米国では話題になるのです。ところが…日本は、これだけ資産価格が下がっても、メディアは政策責任を追及しませんね。1300兆円ですよ。

政治の責任は「国民の財産と生命を守る」ことにあるのです。その責任を放棄していますね。だから55年体制が崩壊し混迷したのです。メディアの責任が、大きいことが分かりますね。この集団的自衛権の話は日本国民の自立に繋がり、安保問題から徴兵制度へと繋がる問題です。非常に重要ですが…メディアは徴兵制度まで言及していませんね。馬鹿ですよ。三井不動産は買い場ですよ。今日の株価は3186円です。5000円、1万円を目指すでしょう。当然、ケネディクスはこの公募の側面支援の役割を担います。ケネディクスが3000円になれば、三井不動も安く感じます。幹事証券は不動産株全般のテコ入れは難しいですから、不動産セクターからスター株を作れば、全体への波及効果が生まれますね。

このような現実を積み重ねることで、日経平均株価が10万円を目指し、スマート・コミュニティーの実現が達成されるのです。信用創造なくしてスマート・コミュニティーの確立はあり得ません。さて米国金利の動向をみて、自分なりに未来の経済を推測して下さいね。ネットの掲示板をみると次元が低いね。このような論争やトマ・ピケティ氏の「21世紀の資本論」などの話題が、掲示板に載るようになると、日本人の資質も、もっと上がるのでしょう。残念ながら、カタル君は英語が読めませんからね。落第生ですね。トホホ…さて馬鹿は、これからテレビ観戦です。またね。馬鹿などと、下品な言葉を使いごめんなさい。他意はありませんから…。

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2014年05月28日

05/28

かたる:ここ数日、多くの銘柄が戻り始め個人客は評価損が減り、少し気分が良くなっているのでしょう。しかし指数をみると、依然、弱いですね。日経平均株価は下値ボックス圏を抜けておらず、4月の高値も、当然3月もクリア出来ていません。ケネディクスを始め、カタル3兄弟の銘柄は大きく下がったこともあり、このような壁をクリアし、株価波動が変化しましたが、全体はまだですね。昨日のTICK回数、第一位のマイクロニクスを始め、多くの人気株は依然、現物の小型株です。つまり値動きに魅せられた個人だけの動きでしかありません。少し株価が下がると、途端に腰が弱くなる007と同じグループですね。007も目先筋の参加が多いようです。経験則では初動波動が強い株は、大きく育つのですが…。

今の時期、カタルは基本的に利食いせずに、買い増しに専念しています。株価が飛ばないうちは、何時も買い場なのです。日本通信の1万円台の動きをみると良いでしょう。この株は昨年の11月は、5000円台ですね。最初に日経新聞に登場したのが1月だったと記憶しています。途中で分割されているので分かり辛いですが…、50円台の株が600円台に上がったのです。チャートをみると…まだ相場が残っているようにも見えますが…やり過ぎは良くないですね。いくら有望でも…必ず調整を入れます。新興御三家の中ではカタルは「エナリス」と言う株に関心があります。今、買うと言う訳ではないですよ。どの株も必ず調整を入れると…言っているのです。

だから投資と言う観点で見れば…日本通信は売り上がりの局面で、何処かでピークを打ち下がりますから、それから最低半年、場合によれば1年以上も休む場面があります。日本通信の今は、業績の伸びや総務省の態度をみたい場面ですね。だからこの確認作業に時間が必要なのですね。でも多くの人は、今日、株を買って、今日、その株を売るようなディーリングを目指していますね。基本的に投資には2種類の人種が存在するのでしょう。一番面白いのが、この投資から投機に変化する場面ですね。カタルが何度か述べているように、そろそろ小型現物株からボリュームを上げて、貸借銘柄に移行させるべきなのです。少し人気になると、株価がストップ高したりするようでは…商売になりません。市場全体のスケールも広がりませんね。かと言って…富士通や三菱UFJでは大きすぎるでしょう。だから仕手性がある筋が参加している銘柄で、好業績の時代背景が合う銘柄が主役になります。

アイフルやケネディクスです。しかしアイフルはリファイナンスの動きでしょうし…実際の内容は悪いのに、表面上の数字は見せかけの利益に踊っています。前期の一株利益予想が四季報数字では39.5円でしたが、実際の一株利益は63.3円になっています。でもこの数字は正常な財務状況での数字ではなく、偽りの数字です。おそらくリファイナンスが絡んでいるので、作り事をしたのでしょう。肝心な営業収益は減り続けています。減収増益と言う形ですね。ケネディクスの一株利益は低いですが…増収増益の正常なパターンで、しかも評価損失を改善しての数字です。地価の値上がりにより、部分的な評価損失は急速に減っており、総体的に見れば含み利益が溢れているのです。沸き上がる水をイメージして下さいね。今年末か…来年か分かりませんが、驚くような株価に変貌します。

こんな事は、既に確定しています。三菱地所の5兆円投資、更には今日の三井不動の3000億円公募は、業界の未来図を示していますね。この公募は買いですよ。機関投資家さん、分かりますね。ここで重要なことはケネディクスが、この増資の側面支援も担う事になります。カタルが「1300兆円の逆襲」と述べている相場のスケールを感じ取ってほしいのです。ハッキリ言って、毎日が買い場です。慎重になるのは、上場来高値を抜いてからで充分でしょう。1300兆円の逆襲とは…そういう意味です。

おそらく、この条件が生まれる確率は…数百年に1度、誕生するかどうかです。歴史的な量的緩和、中央銀行自らがリスクを取り、株や不動産を買っているのですね。歴史上振り返っても、ない筈です。その中核に位置しているケネディクスの相場が、異次元に育つのは既に決まっている事実です。だからカタルは、いくら高値になっても、しばらくは…持ち株数を増やす事が、カタルの基本路線です。状況証拠は全て、ケネディクスに味方しています。まだありますよ。今日の日経に優遇税制の話しも載っていましたね。国を挙げて資産価格の上昇に取り組んでいるのです。2005年12月に付けた4090円と言う格好の目標もあります。

アイフルでは表面上の利益が良すぎて…空売りを呼び込めません。しかし現状のケネディクスは、一株利益10円台ですから…株価が4桁になった時に、高いと感じる馬鹿も居るでしょう。その利益が…100円、200円と変貌した時に、空売り筋は慌てますね。だから僕らは利益が膨らむまで…やり続けるのです。よく目標株価は?などと…素人は聞きますが、相場にそんなものは、ありませんね。政策次第では1万円も可能だし…倒産もあります。上限などは分かりませんよ。ただ「1300兆円の逆襲」というスケールの大きな潜在成長率は保証されています。

一方…007、カタルは信用創造とスマートコミュニティーと述べています。米国の高官が長期金利の低下を、もっともらしい解説をしていました。有望な投資先がない…と言うような意味でしたね。確かに現状は端境期で実験のレベルです。しかしスマートコミュニティーは確実に成長を続けています。クラウド環境の市場拡大をみれば分かりますね。ほほぉ~。ようやく700円に乗りましたね。富士通が…。カタルは以前からコマツ型になると推測しています。金融デリバティブの活躍から、リスクオンが可能になり、新興国に開発資金が流れました。その為にBRICsを始め高成長が続きました。此処で生まれたのがコマツですね。量的緩和縮小から資金の流れに変化が生まれ先進国回帰が言われていますが、従来型の投資はなかなか進みませんね。

今日の日経新聞の川重の記事は、謎だったJカーブ効果の話を述べています。昨年だったかな? カタルはアークを生産回帰で、取り上げたことがあります。しかしなかなか進展しない生産回帰を示す材料ですね。同時に、このような旧来型の成長から先進国ではSNSを初めとするスマートコミュニティーの構築に動いています。007の話をしているのですよ。黒田総裁はある意味で、間違っているとも言えます。彼は潜在成長率が低いと労働生産性の観点から述べていますが…スマートコミュニティーが進展すると効率的な労働生産体制に移行できる可能性が高いのです。だから007なのですね。ソラテナから遠隔操作により農薬散布からハウスの育成条件の変更など…机上処理で全てが完結します。007の潜在成長率は異次元ですね。だからカタルは魅了されるのです。株価的に次のポイントは5月14日の1391円の奪回です。一番望ましい形は1500円前後での揉み合いですね。

J・TECも、明らかに玉の取得が始まっていますね。下値圏の上髭はその事を物語っています。いちいち個別株の解説をしているとキリがありませんね。肝心な点に戻らねばなりません。昨日の黒田総裁のインタビューは重要ですよ。その中で彼は3点の項目を掲げています。

『1つ目は民間セクターが資本ストックを増やす必要がある。民間セクターは過去数年、あまり投資をしてこなかった。彼らは人的資本と物的資本の双方に投資する必要がある。2つ目は、高齢者や女性の労働参加率を高めることで労働力を増やす必要もある。また、有能な外国人労働者の受け入れも促進すべきだ。3つ目は、規制緩和や生産性向上のための各種構造改革が必要だ。この3つが実現しなくてはならない。』…となっていますね。此処にも相場のヒントが隠されています。

間もなく、大きく株価は飛び始めると…考えています。ケネディクスの此処の揉み合いは理想的な展開ですね。追証で苦労した人は、安全を取らねばなりませんが…基本的にここは追撃買いの急所です。今度は苦労した、これまでの壁である418円、405円などが下値の支持ポイントに変化しますね。今は高値に見えるかもしれませんが、今度は此処が下値になるのですね。だから現状はいくら高値を買っても良いのですね。株価に拘らずに、持ち株数を増やす事が重要で、この行動が未来のリスクオンを可能にします。未来の行動を大胆に取れるかどうか…今の選択に掛かっていますね。

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2014年05月27日

05/27

かたる:驚きましたね、昨日の相場は…市場のムードが一変しましたね。あらゆる現象から、その事が分かりますね。一例を掲げると、昨日は30位までのTICK回数上位銘柄は、全てプラスでした。人気株の株価が、全て上がったのです。カタルが目標値株価500円とした日本通信は、昨日は、なんと100円のストップ高の667円です。前日に52円も上がり、連騰していたのですよ。明らかにやり過ぎですが…、如何に目先筋の馬鹿が多いのか…分かりますね。カタルは昨年、新興御三家の相場を批判していましたが…この水準からの日本通信は、容認できません。確かに業績の変化率は大きく、利益の質も良いのです。だから最初に日経に登場した1月の時点から、株価が上がることは確定的だったのです。市場は低迷しており小型の現物株を求めていました。だからカタルは3月初めにミクシィと日本通信を採り上げたのです。しかし…今はソロソロ、エンジンが暖まってきたので、もう少し参加者を受け入れることが出来る銘柄が、市場人気に相応しいのですね。だからカタルは「アイフル」と「ケネディクス」を、参考に掲げています。

移動平均線のゴールデンクロス(25日線と75日線など…)が分岐点で、アイフルは5月14日で、ケネディクスは5月19日です。アイフルは、既に200日線より上に株価が位置し、ケネディクスの200日線は449円ですね。だから…まだ、水面下に位置しています。でも、よくチャートを観察して下さいね。アイフルの価格帯出来高推移をみると分かりますが、ここからの動きは、多少、モタツキながら上昇するのでしょう。まぁ、仕掛け人の力量次第なのですが…。しかしケネディクスは、下値の関門の418円、405円、390円、380円などの壁を抜いており、ここから一気に500円までの真空地帯に入ります。どちらに軍配が上がるかは、仕掛け人の力量次第なのでカタルには分かりませんが、相場の質は、明らかにケネディクスが上位ですね。相場のスケールも格段に違います。

カタルは以前、幾つかのヒントを出しています。26週線がマイナス乖離で、25日線がプラス乖離になっていると銘柄が人気になっていると述べていますね。この事を既に何度か述べています。この意味は、嘗ての人気株の株価が反転しているのですね。だから007もJ・TECも上がっています。勿論、馬鹿人気になったナノキャリアも同様なのです。でも裏付けがないと駄目なのですよ。昨年春からの調整組の株を選ぶと良いのでしょう。最近の年末に活躍した、新興御三家も戻りますが、シコリ感は残っており、「戻り売り」に遭います。ところが昨年春の人気株は、既に現引きなどの…何らかの対処を強いられていますからね。株価は半分以下になり、追証なども連発していますから、普通の人は耐えられません。007は3940円から800円台ですからね。3000円台を買ったカタルのように、多くの人は呆れ、損の処理を迫られたわけです。此処から上の日本通信は、昨年末の新興御三家と同じことですからね。気を付けてくださいね。上がるかも知れないけれど…007のような魔女の魅力は、ありません。何故、007がピカ一か? それは潜在力の大きさなのです。

本日のWSJには、黒田日銀総裁のインタビューが掲載されています。聞き手が変わるとこんなに違うのでしょうか? 日経新聞より分かりやすく面白かったのです。このインタビューでも言われていますが、この中で黒田さんは、日本経済が持つ潜在的な成長力の話をしています。此処に今の「相場の芽」があるのです。このようなヒントは非常に重要なのです。ひょっとすれば…彼は歴史に名を残すかも…とも見えますね。まぁ、時代に恵まれているのです。昨年のヤンキースは貧打で…大幅に選手を入れ替えた今年、田中君は入団しました。これも運命でしょうね。黒田君は昨年も、がんばったのです。でも成績は今一、今年もその傾向がありますが…。カタルも上京した時に、こんなデフレ環境でなかったら、もっと稼げて…豊かな生活を送れたでしょう。でも現実は苦労の連続ですね。だから性格が、ねじ曲がってしまいました。金融庁批判など…普通はしませんからね。

まぁ兎も角、この潜在力の高さの話をすると、007をまた買いたくなるからね。今は封印して置き…相場論の話をしましょうか…。どういう訳か、007は連続のストップ高で858円から一気に1500円ですからね。そこから一気に窓埋めの1005円ですから…なんと500円近くもフルイを入れています。出来高推移もハッキリ言って異常値です。最も魅力のある値動きですね。このフルイは仕手筋の常識です。初押しは買い、初動波動が強い程、相場のスケールは大きいのですね。(因みにケネディクスも100円割れから、一気に800円台の第一波動です。)

魔女に魅せられるのは、カタル君だけでは、ないでしょう。この手のワクワク感は抜群ですね。人間はこのような魔物に魅せられるのです。あとの2銘柄は至って普通です。J・TECは赤字ですが、既に黒字化は確定しており、臓器製造の夢がありますし、数字も読めますね。売り上げ規模が、倍々で成長していますが…これからですよ。来年、再来年になると、一気に利益が噴き出てきます。その時に株価は1万円かどうか分かりませんが…一気に新聞などで好材料が溢れ、株価は異次元に飛びます。こんな事は確定しています。問題は途中経過ですね。ケネディクスは既に復配を決めており、皆がそれを理解し始めますね。貸借銘柄なので…先取りして仕手化しますから、4ケタに乗ってからの相場が面白くなりますね。そこから本格的に買い増しなのですね。現状で仕掛けると、3000円止まりかな? かたるは最終的に、今期の一株利益30円台と思っています。この事は前から述べています。だから、いつも買い場です。

カタル3兄弟に、資金が増えて来るので新規の銘柄を考えています。キーワードは「ジオフェンス」です。でもこの株は、まとも過ぎて…あまりに内容が良さすぎます。ところが現状の株価はPER10倍以下なのです。おかしいですね。通常、クラウドに絡む銘柄だから…富士通だって、もう既に700円に近い水準ですからね。何処かで一気に、株価が3倍増から5倍増と…人気株になるのでしょう。500円絡みの小型資本の現物株ですね。更に全体の相場水準が高くなって来て資金が増えると、いくらカタルだって過小資本の銘柄ばかりやっていられませんから…、低位株の株価が下がらない水準の有望株もコレクションに加えることになりますね。まぁ、みんな「信用創造機能の復活」があってこそ…の連想ですね。

年初から下げ続けてきて、ようやく反転し始めています。通常はウクライナの戦闘が伝えられている訳ですから、相場は安い筈です。しかし今日も高いですね。外部要因に左右されないほど、相場の腰は強くなっています。だからカタルは何度も、相場のボリュームを上げる為に貸借銘柄を、主流にしろと述べ、アイフルとケネディクスの相場を予期しているのです。こんな事は証券マンなら常識ですからね。全体市況の流れをみながら…顧客に銘柄を薦めていくのです。間違っても、既にピークに近い日本通信やミクシィなど…手掛けないように…。同じ小型現物をやりたいなら、株価が大きく下げた007やJ・TECを選ぶべきでしょう。ブツブツの話をしましたね。ブツブツは一流域の証券セールスだったのです。だから旧軽井沢に別荘を持っているのですよ。彼の家はいくらだったかな…。家や庭の周りの石だけで、すごいお金をかけたのです。まるでお城のような自然石で何百メートルも囲ったのですね。専門家なら、どのくらいお金をかけたか分かる筈です。そのブツブツは、名言を述べています。「株価が安くなることが、(どんな好材料より)最大の好材料なのだ」と…先日、カタルは1000円を割れた007に用いた言葉ですね。

多くの人は株価が高くなると…馬鹿になって、日本通信のように買います。カタルは、今の主軸はアイフルとケネディクスだと述べていますね。ただカタルは、ケネディクスを推奨しています。アイフルではありません。でも相場は仕掛け人の力量で決まりますから…どちらが今の主役になるか分かりません。でもこれだけは言えます。1300兆円の逆襲が実現しなくては、どの株を買っても駄目ですね。だから信用創造機能の復活は、株価にとって絶対条件なのですね。魔性の女は…1500円から1250円の間で保ち合えば、合うほど大きくなります。此処は慌てずにジックリ玉を吸い上げると良いですね。株価が飛ぶのは嬉しいのですが…。横ばいの時間経過も「肥やし」になります。僕が仕掛け人なら慌てませんよ。しばらく下げたら買うだけで良いのですね。上を買う必要は、サラサラありません。まぁ、僕が仕掛け筋でもないし、そんな力量もないですが…、ここはジックリやって欲しいと願っています。せめて1か月ほど…。でも一気に飛び出しそうにも見えますね。一体どちらなのでしょう。

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2014年05月26日

05/26

かたる:この手の間違ったレポートが世の中に多く氾濫しています。証券会社はもっともらしく株式の未来図を述べ投資家をだまし、メディアの論調は常に大衆迎合で、視聴率とか発行部数を争います。読者が自ら知識武装をしていないと騙されますね。日経新聞3面に「ちらつくバブルの芽?」まぁ、レポートを書いている石川さんも疑問符を付けているので、そうなるとは思っておらず、名目成長率が長期金利を上回る構図を指摘しているだけの事なのでしょうが…やたらにバブルなどの表現を用いる構図に違和感を抱きます。

レポートはこの理由を述べておらず、対策も示さず何を言いたいのか…。金融機関への締め付けが強く「流動性の罠」に陥っているのですね。金融庁の査定などの外部環境も影響しています。もう一つ、バブルの反省は世界中で起きており、バーゼル3への移行中です。ただこの手のレポートが危ないと思うのは…バブルの喚起が強すぎると、2006年の元日銀総裁の福井さんのように、折角、デフレ脱却の入り口に入ったのに少し不動産が上がったと言って、直ぐにマネタリベースの引き締めに動き、米国の金融危機と重なり、再び底を探った間違いを犯す可能性が高いのですね。まさか…とは思いますが、今の米国は2006年の日銀の「二の舞」を演じる可能性もあるのです。

急いで正常化に戻す必要は、サラサラありません。石川さんがおかしいと思うのは「バブルの芽」など、何処にもないからですね。中国もそうですよ。石川さんは土曜日の日経夕刊2面のラウンドアップ、野見山さんの記事を読んだのでしょうか?ここに住宅ローンを抱える2割、約1000万世帯が未だに「アンダー・ウォーター」状態と述べられており、今、手持ちの不動産を売却しても借金が返せない、資産デフレが解消されていない現実が書かれています。バブルの定義から遠く及ばない現実があるので、流動性の罠が生まれたのです。日本は1300兆円も、このデフレ環境で失って来たのです。この現実を理解していれば、このようなレポートは絶対に書きませんね。ただ石川さんは、敢えて、今は借り入れを起こし、行動するチャンスだと言いたかったから、この手のレポートを書いたのかも知れません。

僕は最近のソフトバンクの孫さんは、少し変化が出てきたな…と感じていますが、彼は抜群の感覚を持っていますね。銀座中央通の一等地の不良債権である「ティファニービル」を高値圏にも拘わらず、個人名義で買いました。そうして自らの経営では、米国のスプリント買収に動きました。この感覚は流石です。一方、昨年春、三井住友銀行は長期債を慌てて処分しています。でも現在の国債金利は0.6%を、割れそうな位置ですね。この0.4%は大きな差です。1兆円なら40億円ですからね。やはり三菱UFJですね。慌てずに動いています。「知識の差」が収益の差に繋がります。先日、地所が不動産投資を倍増させ、5兆円規模に拡大させると報道されていました。ただ2020年になっていましたね。つまりその程度のスピード変化なのかもしれません。この辺りの判断が難しいのです。

昔から、日本と言う国は、やはり三菱なのですね。明治政府以来の人脈構成が、脈々と動いているのかも知れません。今日の日経にも上場企業の現預金残が利益の4年分もある…と報道されています。上場企業で、この水準です。日銀の資金循環統計では、わが国の法人企業の現預金残は232兆円もあるのですね。カタルが何故、「1300兆円の逆襲」という言葉を使っているか? …その背景がご理解頂けると思います。時代の流れの読みが難しいのは、この広がり具合を測ることですね。特に株式投資の場合は、追証になりますからね。上がるのは分かっていても…自分の力量の無さで、みすみす処分を迫られることがあります。

政策の進展スピードにおいても、相場の主軸が微妙にずれますね。カタルは現在、ミクシィや日本通信などの小型現物株では、市場を引っ張ることが出来ない。…と述べ、アイフルやケネディクスが、流れに相応しいと述べています。しかし調整色が強まれば、小型現物株になりますね。007やJ・TECなどが大きく飛ぶことになります。この辺りの判断は非常に難しいのです。南沙や西沙諸島の混乱が大きくなり、サイバー問題なども絡み米中関係の悪化が深まると、一気に市場への流入資金は減ります。逆に平穏に推移し、ボーナス商戦に入れば、消費税引き上げからアベマゲドン・リスクに脅えた幻が消え、一気に市場への資金流入は増えるでしょう。だから小型現物株では資金を吸収できません。かと言って、いきなり銀行株や富士通クラスでは…痛手が大きく無理がありますね。だからスター株の素質のあるケネディクスなのですね。もう一つが、おそらくリファイナンスの絡みでしょうが、アイフルが狙われる可能性が高くなりますね。他は脇役なのですよ。

でもスケールでは圧倒的に「1300兆円の逆襲」ですね。誰が考えても日本が失った1300兆円の現実は異常で、修正されるべきなのです。1989年ですからね。25年も調整を続けてきた相場なんか…なかなかないですね。しかも日経の記者がバブルの影などないにも拘わらず「ちらつくバブルの芽?」とのレポートを書くのですから…。有り余った現預金と共に材料を合わせると、もう相場は決定しています。だからカタルは、何度も600円の壁を狙い、500円台もケネディクスを昨年、買い増ししたのですね。でも余り早過ぎても追証の憂き目に遭います。

この時間の壁が破れないと…カタルは前から述べています。この最後の壁が…理解できるようになれば、カタルは既に、このレポートは卒業です。未だに毎日、書き続けているのは、なかなか最後の壁が越えられないからですね。物理的に時間がまもなく無くなります。人間の寿命は限られますからね。最初10年は社員セールスで…次の21年は歩合セールスで…、そうして投資家になって、既に4年が経過しますがトホホの毎日です。訳の分からん、AB指数やAV指数、VT指数やσ出来高など…いろいろ経験上で発生したものを数値化して、タイミングを計ろうと、試行錯誤を繰り返している訳です。

でも結構、このレポートは当たっているでしょう? 
3月冒頭に、ミクシィと日本通信を採り上げ、今の相場を予見していますね。そうして、今は現物株ではなく、貸借銘柄のアイフルとケネディクスを掲げています。まぁ、皆さんにも何れ分かる時期が来るでしょう。何故、小型の現物株ではなく、貸借銘柄なのか…。この意味は重要なのです。でも本当は三菱UFJやみずほが、妥当株価に修正されるのが正しいのですよ。でもやはり政策に歪みがあるのです。だから、なかなか正常な流れになりません。もう次の流れも決まっていますね。でも余りに早く、カタルがあれこれ言うのも憚れます。大規模な年金ファンドなどは、徐々に投資をすべきですね。カタルが年金のファンドマネージャーなら、今は、大手銀行株と商社株を買うと述べています。他にも色々ありますが…年金資金で夢の007を買うわけに行きませんからね。でも、もっとも面白いのですが…。

今日は全面高のようですが…追証を入れた人は、買った株価が戻ったら、少し資金を引き揚げましょう。いつも心にゆとりを持たないで全力投球していると…カタルのようなアホな人生を送ることになります。やはり節度と言うのは、ある意味で必要なのでしょう。でもあまり見え過ぎると…自分を過信し溺れますからね。この自己制御が投資では大切なのでしょう。この心の問題は、奥が深く難しい判断です。サイバー問題の影に脅える必要もなかったね。力量がないから仕方ありませんが…やはり悔しいですね。僅かな動きの読み違えですが…こんな細部は誰も見えないでしょう。それではまた明日。

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2014年05月23日

05/23

かたる:昨年5月23日の日経平均株価の寄り付きは15739円でしたが、なんと大引けは14483円でした。下げの理由は元バーナンキFRB議長の量的緩和縮小発言です。「セル・イン・メイ」の話を何度か出しますが、基本的にヘッジファンドの決算が背景にあったからでしょう。利食いと決算対策を…考えていたところにタイミングよく、バーナンキ発言があり株価は大幅安になります。昨年末に偽物相場で、日経平均株価は高値を更新しました。これもお化粧の意味合いが強いのでしょう。12月は海外投資家の期末になります。

昨日も、この「セル・イン・メイ」に絡む動きと推察される出来事がありました。サンリオの急落ですね。新聞には物品販売がどうのこうの…と書かれていましたが、実態はたぶん決算対策でしょう。サンリオは、カタルの好きな企業です。オーナーの辻さんは株が大好きで、会社のお金を流用して株の取引をしていました。何しろ、空前のデフレ環境でしたから、当然、辻さんも大損をします。とうとう、会社が傾き…辻さんは株取引を止めると宣言し、業績の立て直しをしました。昔は多かったのです。亡くなられたマクドナルドの藤田さんも、藤田商店名義で株取引を大きく手掛けていました。今では神格化されている松下幸之助さんも、信用取引をして追証の目に遭っています。僕の先輩が日興時代に信用取引の係で追証を貰いに行ったとか…。みんな、経済人は、自ら株取引をする人が多いですね。ABCマートの三木さんも好きですね。

ところが政治家が株取引をやると世間は騒ぎ、官僚が株取引をするとインサイダーと疑います。でも厳格なルールが存在するわけで、もっと自由に売買を認めるのがグローバルですね。村論理の崩壊はルールも変えるのでしょう。今日の日経新聞にもROEの話が報じられていました。「スクランブル」で、川上さんのレポートですね。このような記事を書くことで次第に経営者の考えが変わるのです。メディアは世の中を正しい方向に導かねばなりません。それを…官の情報欲しさから、アドバルーン記事を書くような提灯持ちが増えるから、失われた時代が長く続いたのです。

基本は効率化なのです。1の行動に対し、幾つのリターンがあるか? 1.1なのか、1.5なのか?どちらの行動を選択するかの話ですね。少子高齢化の日本を支えるのは高齢化する労働力と女性の活用が必要と言われています。サイバーダインのロボットスーツには無限の可能性が広がります。建設現場の人材不足を補う可能性がありますね。だいぶ株価は下げましたが…まだ高いですね。でも高株価で資金を援助しないと日本の未来はありません。

昨日はミツカン酢が北米のパスタソース事業を買収すると報道されていました。「ラグー」と「ベルトーリ」の二つのブランドの売り上げは6億ドルを超えるそうですが、21億5千万ドルで買収するのだそうです。実に売り上げの3.5倍以上で買うのですね。売上高利益率が10%と見積もっても、PER35倍ですね。先日のサントリーのビーム社買収にも驚きましたが…。やはりカタルには理解できません。このお金を融資する銀行も何を考えているのか? サッパリ理解できません。買収が北米だから子会社を抱える三菱UFJなのでしょうか? 銀行は事業が失敗しても搾取すれば、いいだけの話ですね。今、調べたら…やはり三菱UFJですね。子会社のユニオンバンカルは、米国で19位ほどの預金量の会社です。銀行家としては自社取引拡大の狙いがあり、総合的な判断で融資を実行しますが…他行は買収単独の取引では、リスクが高くてメリットが少ないですね。三菱は傘下に米国のユニオンバンカルを持っており、モルガンとの関係があるのです。総合的なメリットが大きいのですね。このようにして総資産経営を実施しているから、自己資本比率で邦銀は叩かれたのですね。

だからこそ、ROE教育は必要なのです。日立の中西さんは事業を絞り、日立村の村常識を変え始めました。だから一株利益が高くなってきたのです。やがて重工も…舵を切らねばなりません。日本は、今、低金利だから成り立っている商売が沢山ありますが、少子高齢化を支える理屈は効率化です。だからスマートコミュニティーが相場の主眼になりカタルは007を推奨しているのですね。スマートコミュニティーは、どんどん進化します。そうすると意識変化が出来ていない会社は、やがて消えますね。今は流動性の罠に陥っているので、このような総資産経営が成り立つM&Aの話なのでしょう。でもROEならこの融資は実現しませんね。リスクが高過ぎます。どの程度の自己資金を入れるのか分からないから、これ以上のコメントはできませんが…日本らしい、村論理の融資に見えます。

まもなく6月、配当利回りの記述が日経にもありましたが、商社株は非常に割安です。リートの後は、狙われる銘柄群でしょう。そう言えば、中国はロシアとの間で4000億ドルの天然瓦斯の契約をしたとか…。40兆円なので非常に大きな契約ですね。タイのクーデター、ウイグル自治区の爆発テロ、北朝鮮の砲撃事件などいろいろ重なっていますが…相場は底堅いですね。今の相場が、昨日、提示した2004年から2005年のケースなら、6月半ばには新しい胎動が見られることになります。これを裏付ける材料は事欠きません。かたるは現在のシナリオは、この路線を描いています。だから早いものは既に動き始めていますね。カタル銘柄3兄弟は、何れも株価波動転換しています。ケネディクスも007もJ・TECも、既に下げるシナリオの可能性は非常に薄いですね。

どうも最近は、ふたたび相場観を修正しています。常に市場をみながら、微妙な相場シナリオを変化させているのです。例えば、ケネディクスで解説しましょうか…。今までは翌日の寄り付きが、必ず安かったのです。勿論、NY株価などの外部要因の影響も大きいのでしょうが…最初にカタルが買い増しに動いたのが、5月14日です。13日の43円高をみて波動転換を考えていました。だから390円で買い増しし、その翌日は422円の高値形成で、前から述べていた418円の株を破ったので、有言実行を謳っていますから、寄り付きを買いましたが、前日の404円に対し399円と安かったですね。このように普通なら高くなりそうなのに…利食いが先行で、寄り付きが安くなっています。しかし今日の寄り付きは、珍しく昨日の407円に対し2円高の409円でした。一つの想像は…玉が沈んでいる現象ですね。カタルは、いつも自分に都合のいいシナリオしか考えませんが…VT指数の動向ともこのシナリオならマッチします。おそらく…この相場の背景は、以前から持っていたヘッジファンドが決算対策の為にケネディクスを売ったのが、16日、19日の動きなのでしょう。それに対し、ここ数日は新たなファンドの参加が想像されますね。手替わりと言う動きです。

直ぐに上値を買い進むようなことは、まだしないと思いますが…もう直ぐ離陸と言うシナリオが、現在のカタルの見方です。良いですか…今度、飛び始めたら、買い増しあるのみなのでしょう。利食いなどをしては駄目ですよ。2000年の日揮と同じ「二の舞」を演じることになります。昨年末のカタルのクロスは、541円だったかな? 随所でこのような動きはみられています。007も非常に関心が増してきましたね。ひょっとすれば、新たな筋が参入している可能性もありますね。でなけりゃ…、この出来高はあり得ませんもの。一番怖いのは、業績の裏が取れていない007です。だから一番、魅力的とも言えます。常識は安全安心より、危ない匂いがする銘柄が、一番、効率が高いのです。まぁ、慌てずに、来週の展開を見守りましょう。カタル君、今は、買いたいと思う株が、ずいぶん増えてきました。

久しぶりの高揚感が、体の中で生まれ始めています。直ぐに調子づくからね。カタル君は「踊る阿呆」なのですね。だから餌を与えられると、直ぐに自分は天才か?と錯覚します。果たして、この泥沼から抜け出せるかどうか…。全ては政策次第なのです。1300兆円の逆襲が始まるなら…カタル君は、あっという間に億万長者ですね。それでは、また明日。

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2014年05月22日

05/22

かたる:流石に…細かいことは分からないものですね。ネットトレイダーを含め、多くの人は「目先の場味」をもとにして株を売り買いします。でもカタルは少し違いますね。基本は、もっと大きなトレンドを狙っています。だから時代考察は欠かせません。今、一番の関心はクルミア半島に進出したロシアと海洋利権を争う中国の動向で、東西冷戦の復活を言う人もいます。でも日本が時代考察を誤って、柳条湖事件を切っ掛けに、満州事変に発展して行った関係に似ているように思います。グローバル化が此処まで進み、「アラブの春」から国際情勢に目覚めた人類が、時計の針を後戻りさせるわけがありません。

サイバー問題で人民解放軍将校5人を起訴した問題は、非常に大きな問題だと思います。故にカタルは、折角、買い増しした玉の持ち高整理に動いたのです。でもこの辺りは難しいですね。時間軸の関係が全く見えません。小型現物株の活躍では市場全体を引っ張れないと…切り捨てたミクシィが昨日は人気になっていました。カタルは述べています。ミクシィを始め、007もJ・TECも含め、現物小型株では相場全体を引っ張れない…と何度か触れていますね。この背景には、そろそろ本格的な上昇が始まるとの読みもあります。この時間の読みは難しく、サイバー問題で揺れれば、全体の浮上はズレますから、小型現物株の活躍になります。だから007の原稿を、昨日、登場させました。J・TECも同じですよ。でもこの時間軸の読みは難しい。ここに「セル・イン・メイ」のヘッジファンドの決算が絡みます。

しかし米国自身が、習近平氏に考慮の時間を与えている様なのです。中国は粛清の真っ只中です。内部の権力抗争も共産党の一党独裁だけに激しいのでしょう。昨年2月に米国のインターネットセキュリティー企業の「マンディアン」が、長年の中国によるサイバー攻撃の調査結果を発表しました。これを受け、昨年6月の米中首脳会談で、サイバー攻撃問題が議題になっています。そうして、このタイミングで人民解放軍の61398部隊がターゲットにされたようです。この問題は「TPP交渉」とも絡み、大きいのですね。TPP交渉がまとまると、中国は孤立感を一層、強めるでしょう。だからこの夏に予定されるTPPの会談は重要ですね。中国との絡みがあります。巧妙に仕掛けられた中国への防衛網が作られているようです。

欧米の植民地支配をみて、日本は中国に進出しました。「八紘一宇」と言う大義を掲げ大東亜戦争に突入しました。しかし時代は既に変化していましたね。時代の選択を間違うと大変です。「失われた時代」のデフレ時代も同じ選択ミスで、切っ掛けは1985年のプラザ合意に於いて、同じ轍を踏んでいます。本日の日経新聞に、日経採用企業の一株利益の推移が載っています。同時に「高ROE銘柄、株価底堅く」との見出しが躍っていますね。黒田さんが述べた昨日の話は、実に面白いですね。様々なヒントが眠っています。白川さんの人口問題の発言から、黒田さんは供給力強化の重要性を強調し、低下を続ける潜在成長率への危機感を訴え、女性や高齢者などの労働参加を高め、高度な外国人材の活用で労働の供給力を高めていく事に触れていたようです。建設需要を賄えず、入札のやり直しが増えています。

少しカタルの考えを纏める為に、今日は原稿を書いたので…皆さんには趣旨が伝わらず難しいかもしれません。相場論の構築の一部を披露しました。お金が動くので様々な展開があり、その様々なシナリオの中で、どの路線を歩むか…。この読みが当たるなら、運用効率は飛躍的に高まります。買い増ししたケネディクスを、わざわざヘッジする必要もなかったかもしれません。でもカタル君の現在のシナリオは、2000年の日揮の動きです。あの時、1999年の春に、カタルは第一弾のカタル銘柄として、世に送り出したのですが…1年と言う時間を待たされました。まるで同じ失敗の轍を踏んだようなのですね。ケネディクスで…。とっても、あの時と推移が似ています。だからその動向を掲げておきます。本当は1999年の春を含めた動きを提示した方が良いのですが…グラフの視界上、限られた期間設定になり、省きました。

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さて、かたる銘柄の3兄弟は、何れも株価波動が変わったと述べています。なかなか、この波動は転換しないものです。そうして基本構想は、多くの銘柄で26週線のマイナス乖離が縮まり、25日線のプラス乖離が増える「戻しの相場」だと述べています。そのリーダーがケネディクスやアイフルですね。自民党はGPIFに対し運用力を高めるように促しています。そうです、不動産や株式投資の割合を増やせと、述べていますね。ノルウェイの年金基金が、日本で物流リートを仕掛けた話しを以前しました。分かりますかね。地所に続きGPIFも参加します。都心にある物件は限られたものなのですね。何故、カタルが株価の上昇は既に確定しており、問題は途中経過だけ…と述べているのか? 時代を眺めれば、自ずと路線は見ています。007も同じなのですね。今日は1269円の壁を1296円と取りましたね。次は1308円の壁です。これを抜けば…1500円はクリアでしょう。

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カタルは6月半ばまで警戒モードを継続しますが…どうも過剰反応のような気も同時にしています。それは、昨日のケネディクスの大口買いですね。VT指数は3月18日の8835を上回り、9789となっていました。やはり手替わりの可能性のように見えます。続々と新規参加者が増えているようです。だから6月半ばの日揮型を想定しているのですね。昨日、紹介されたGSの宇根さん説とも合致します。昨日の日経新聞にあった、現在の2014年は2004年7月から2005年の動きに似ているとの指摘があったので、そのグラフも調べ、自分なりに加工しました。新聞に載っていたのは、上のものですね。ただ今は5月で、2004年の比較対象は11月ですね。同じヘッジファンドの決算対策と重なっています。自分で調べないと駄目ですよ。証券マンは商売なので、自分で新聞の裏を取るように勉強しなくてはなりませんね。今は様々な資料が、ネットを通じて簡単に集まります。

今日の一株利益の上昇の記事と昨日の日経を持って、お客様にセールスすると良いですね。いくらでも注文は取れます。問題は中国などの動向なのです。さらに一部で米国の景気動向を気にする向きもあります。でもGSEの復活は、大きいでしょう。更に30兆円規模の社会資本整備もあります。イギリスは利上げの話も出ているようです。ECBは量的緩和をチラつかせているのに…。もっとも難しいのがやはり中国です。シャドーバンキングから公害問題、更に軍部との関係からか…近隣諸国との軋轢がありますからね。既に日本は米国より貿易関係が深いのですね。カタルがサイバー問題に過剰に反応した理由もご理解いただけると思います。此処にヘッジファンドの決算が絡み、株価の動きが複雑化していますね。でも基本は日立の中西さんと同様に…、日本の大半の企業はROEに目覚め始めています。日経新聞の記者は、この方向性の記事をどんどん増やすべきですね。日本は総資産経営をしてきたのです。だから一度、目覚めると…イワシ民族の強みが生き、あちこちで日立現象が生まれますね。ほら…日経平均株価10万円が見えてきますよ。

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2014年05月21日

05/21

かたる:2010年の2月、カタルはベンチャリの失敗から立ち上がろうと…銘柄を探していましたが、良いものが、なかなか見つからなかったのです。そんな時に流星のように現れたのが「ユビキタス」(3858)こと007でした。当初、何故、こんな株が上がるのだろう? と不思議だったのです。ところがQBに魅了されましたね。最初はパソコンの立ち上がりが遅いので、電源を入れたらすぐに使えれば…と思っていました。最初は「勘」ですね。これは行ける、世界中の家電製品はコンピュータのプログラムを立ち上げねばなりません。だからQBは瞬く間に、世界を席巻すると考えました。しかし、この技術はなかなか実用化されず、眉唾か…と考えていたら、カーナビに採用され、世に出ました。駐車場でエンジンをかけて、カーナビが立ち上がる時間に不満を覚えたものです。

007の魅力は様々な分野に及びます。調べれば調べるほど…まるで麻薬患者のように007に溺れて行きます。世の中はユビキタス時代です。ウェアラブル端末は当たり前の時代になってきました。クラウド環境は富士通の株価が示すように、これから大きく伸びますね。今の日本で成長している産業は、この分野ですね。ビッグデータの活用は、これからで、商品の売り方も変わって行きます。007の魅力は、小さな会社だと言う事です。赤ちゃん故、直ぐに死ぬかもしれませんが…偉大な巨人に成長するかもしれません。大相撲の遠藤が、何故、あんなに人気になるのか? 潜在力ですね。

売り上げ規模が10億円に満たない会社に、これほどの魅力が在ろうとは…。誰も考えませんね。カタルはソフト技術の判定は出来ません。でもこんな町工場レベルの会社が大企業相手に取引をしているのです。通常、あり得ない壁です。周りを御覧なさい。こんな町工場を上場企業は、誰も相手にしませんね。ところが日本を代表する会社に、自社開発ソフトや導入ソフトを送り込んでいます。ついにカタル君、完全に007の虜になりました。

株と言うのは夢を買うのですね。SFの世界を実現させる為に株価を上げて、資金繰りを助け、世界に羽ばたくのを、共に見たいと考えるようになりました。株屋の夢ですよ。カタルが上京した時に、アスキーに取り組んだ覚えがあります。西さんとビルゲイツは友達だったのです。何が明暗を分けたのかどうか…。その頃、ビルゲイツも良く日本に遊びに来ていました。そこで…あの神話が生まれます。バブル当時、マンションを買おうと思い頭金500万円を用意したOLが、余りに高くなったマンションローンの支払いを考え、購入を諦めたのです。その時におばさんにお金をどうしようか…と尋ねたら、たまたま遊びに来ていたビルゲイツに、「僕の所の株を買っておけばいいよ。」とアドバイスをされ、株なども知らず、何も知らないOLは、証券会社を訪れマイクロソフトを500万円分買ったのです。

それから10年ほどして、だいぶマンション価格も下がったので自分も買えるかな?と思い株を売ったら、あら大変…。最初は三鷹の方の小さなマンションをローンで買うつもりが…六本木の高級住宅に化け、車は最高級車で、服はオートクチュール、それでもお金は残り優雅な生活を送ったと言う話です。残念ながら、僕の担当の話ではなく、先輩の担当のお客様の実話です。この話はお客さんも株価など知らずに、そのまま置いておいて、証券マンも米国株など全く知らなかったのですね。何しろ、おじいちゃんの歩合セールスです。この偶然が重なり、成長株の恩恵を受けました。

007は未来のマイクロソフトになりえるかもしれない…。そんな夢を抱き取り組んだのです。2010年の話ですね。あれから4年が経過し、任天堂に捨てられ構造改革を迫られています。しかし村田が取引だけでなく資本参加をするくらいですから…おそらく潜在能力はかなり高いのでしょう。今度はカスタムLSIのロームですね。どう考えても高くなれば、高くなるほど買いたくなる会社と言うのは、珍しい存在です。いつも期待感があります。赤字でも…です。だからカタルは早くから、「100株で良いから現物で保有していなさい」と述べています。10万円が1000万円になる可能性は、充分にあります。潜在成長率がこれほど高い株は、他にない筈です。ただモノになるかどうか…分かりません。しかし魅力がありますね。いちいち説明していてはキリがありません。自分で調べることです。ただし一度拘わると、間違いなく007の虜になり中毒になります。

仮に実際の業績変化が訪れなくても、株と言うのは、仕掛け筋が参加すると株が仕手化し、意外高するのですね。最近は常識的な範囲です。それでもJトラストのように100倍以上になりました。でも安値が捨て値ですからね。今日の株価は1200円前後と高いようですが…この株の適性値は1000円前後でしょう。だからまだ2割しか高くありませんね。昨年、カタルがクロスを振った株価が1800円台です。損出しのクロスをしました。でも下がりましたがあの当時、1800円でもカタルは買いの判断だったのです。僕の見方が正しいとも限りませんが、潜在能力だけは、ピカ一です。もし1500円を抜いたら、カタルは、また買うかもしれません。その理由は筋の参加が、確認されるからですね。通常は、これほど下げると高値を抜けないものですが…、仕手戦の序盤は、このような振い落しは良くある事だからです。

何故、この原稿を書く気になったかと言えば…007の出来高推移です。そうして全体市況は6月の中旬までお預けの可能性が高く、貸借銘柄のケネディクスやアイフルの復活が臨まれますが、今は資金が少なくて済む、現物株が活躍する地合いのようです。だからひょっとすれば…、ひょっとするかもしれません。果たして先日付けた1500円を抜く事が出来るかどうか…。そうしたら、また買いたくなりますね。困ったな。J・TECも同じ感覚です。どうも「セル・イン・メイ」と言うようにヘッジファンドの決算対策の為に全体市況の好転を、直ぐに仕掛けるのは難しいのかも知れません。この辺りはケネディクスの出来高が証明しています。でも此処は、丹念に拾っておくといいですね。丁度、2月から3月にかけての日本通信の感覚ですね。高値を取るための準備作業です。株価は大きく下がらない筈です。380円前後の揉み合い相場がしばらく続くのでしょう。カタルは2000年5月の日揮型を想定していますね。

でも007はワクワク感が出てきましたね。何故か知らないけれど…血が騒ぎます。あの大陰線を覆すような相場に持ち込めれば、仕掛け筋の成功ですね。おそらく決算はあく抜けしている可能性が高いし…。仮に失敗して高値を買ったとしても、時間経過に助けられるのでしょう。今度こそ、上場来高値更新を果たして欲しいものです。たぶん僕のお客様の平均買値は2000円前後の筈ですね。いくら安値で薦めても…人間と言う動物は、初動は認識しないのですね。そうして株価が1800円になると…、先日まで800円だった株が1800円、こんなバカな株価で買えるか…とお客様は反応しますが、それが2000円、2500円になると本当かいな…。じゃ、少し買うか…となり、3000円になると「恋は盲目」と化すのです。株って面白いものですね。この押しが演出だとしたら…相当な手練れかもしれません。カタルが惚れるほどなので…、きっと多くの人を魅了するのでしょう。恋は魔物…です。

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2014年05月20日

05/20

かたる:本当に…環境に恵まれませんね。黒田君は、ようやくリリーフ陣に助けられ、勝ち投手になったけれど…。カタル君は、どうも運と言うものに見放されているようです。昨日の全体市況の下げは想定外でした。新興株の値崩れですね。特に年末に賑わったカタルが散々批判した「新興御三家」(エナリス、アドウェイ、コロプラ)は、見るべき影もありません。一方、ケネディクスの振い落しは、セオリー通りで想定していたのです。でも出来高推移が理解できません。本来はあれほど、出来高は膨らまずに下げるのですね。強引に下げると言う事は、いくつかケースは考えられますが、最も強気の解釈なら演出ですね。それならば早晩、422円を抜き一気に走るかもしれません。

しかし出来高…がね。やはり不自然ですね。故に手替わりの可能性が高いのかもしれません。事実、昨日、提出された大量保有報告書によれば、「キリン・マネジメント・エルエルシー」と言う(NYのヘッジファンドかな?)ファンドが、ケネディクスを4月3日から4月30日にかけて、発行済み株式総数の5.02%にあたる1333万株を取得したとなっていました。カタルは、前から述べているように、この手の株をヘッジファンドが見逃す筈はないのですね。他に、これほど有望な銘柄が在ったら、教えてくださいね。

上げるための振い落しか…「セル・イン・メイ」と言われるようにヘッジファンド筋の手替わりか…分かりませんが、ケネディクスは何れ、確実に4ケタ以上の株になり、政策次第では、一気に上場来高値の4090円から1万円の可能性もあるのですね。だからカタルは「1300兆円の逆襲」と述べているのです。力強い成長展開を実現させるためには、金融力の回復が必要なのです。これは当たり前の話ですね。何をするにもお金はかかります。だから金融基盤の強固が必要で、三菱UFJが妥当株価の2000円になる現実なら日本の成長は確定されます。既に何度も述べていますから、皆さんも耳にタコが出来ているでしょう。

しかし株は個別材料だけでは駄目なのですね。どうも怪しい空気も漂います。昨日の下げは日銀への政策催促かな?…と最初は考えていました。しかし非常に危うい想定も、頭に浮かびました。本日の一面に掲げられた米中間のサイバー戦争ですね。南沙諸島を巡る領有権争い、習近平氏は軍部の不満を抑えられるのか? 粛清による勢力争いが背景にあり、彼自身も難しい舵取りが要求されます。

一方、米国はシリアを巡る問題から弱腰が指摘され、クルミア半島のロシア進攻も米国の力が劣っているから、付け込まれたわけです。そこにベトナム、フィリピンです。これだけならまだしも…ここにサイバー問題と暗雲が垂れ込めます。担保力があるなら、持ち高を保持し様子を見れば良いのですが、力量の無いカタル君。渋々、リスクを減らし買い増しした分を売らされました。トホホ…これじゃ、昨年と同じです。買って投げの繰り返し…。どう考えても日銀の支援など、あり得ないでしょう。ただでさえ人材不足から企業収益が圧迫されると言う、バカな論理を言い出す輩が増えてきました。株は、個別株要因と市場全体に左右され、市場リスクにさらされます。

まぁ、分からないことをアレコレと考えるのはよしにして…成長戦略は6月末とされているようです。カタルは1990年型の展開を想定していましたが…あの時は6月から再び下げましたが、今度は上がるのでしょう。確実に成長イメージが見えてきましたね。ケネディクスの応援になりますが、地所もケネディクスと同様に、2.5倍規模の5兆円と計画を発表していますね。分かりますか? カタルが何故、ジャンク債のBクラスの残高1兆4000億のケネディクスを狙っているか…。本日の日経新聞に、地所の運用を倍増すると報道されていますが…「1300兆円の逆襲」が始まるのですね。でもこの時期は2020年と…遙か先の話です。

ここ2週間程度の動向は、外部環境に注意が必要です。所詮、日本人はイワシ民族です。場味が変われば、コロコロと心も変わるのです。カタルは3月上旬に、ミクシィと日本通信を掲げました。しかし利益の質から見てミクシィに疑問を呈し、日本通信に軍配を上げ、ソフトバンクの空売りと日本通信の買いをセットにする投資を提案しましたが、覚えていますかね? やはり先日の会見をみて、ソフトバンクの孫さん自信も、大企業病に犯されてきているように感じています。でも頑張って欲しいね。ただカタルはソロソロ、無理してソフトバンクに義理立てする必要もないな…とも感じています。1998年頃のヤフーの宮坂さんの印象は、良いものではありませんでした。一度、面談したことがあります。

先日、日経記事の解説から「三菱化工機」を提案したことがあります。日本の石油化学の設備投資は、とっくに更新時期を過ぎており、修理を繰り返している為に事故が多発しています。今回の決算では明確な黒字予想を打ちたてていましたね。通常はこの辺りから買い出動し取り組むのですね。イワシ民族の投資家さん、良く時代を把握して考えてくださいね。時間はかかりますが、リスクは大きく軽減されます。日本通信も1万円台ならまだしも…みんなが認める500円台になってから、買うから、人気が冷めると、えらい目に遭うのです。しかし日本通信は業績支援がありますから、時間はかかりますが大丈夫でしょうが…。人気化した時は、何れ、引っ掛かります。昨年末のアドウェイを想い出せばいいのです。

カタルはどんなに007に惚れていても…、更にJ・TECが上がると思っていても…、今の市場は、現物株では駄目だと述べています。貸借銘柄の人気株が必要だと述べていますね。候補として「ケネディクス」と「アイフル」を掲げています。2月から3月は「ミクシィ」と「日本通信」でした。おそらく…「ナノキャリア」も反転すると考えています。26週線は大幅なマイナス乖離ですが…、25日線がプラスになる戻り相場が、6月に演出されると思っていますね。その先導株が「ケネディクス」と考えています。しかし現状は非常に、危ういのです。たぶんカタルが連想するぐらいなので、大丈夫なのでしょうが…。基本的に、ニュースになる時は、既に新しい芽が胎動しています。ウクライナもそうです。イランの核交渉も大詰めを迎えますね。

最後に想定される不安に、少し触れましょう。安倍さんは秘密保護法から集団的自衛権の拡大解釈に動いています。一部ですが…ヘッジファンドの人達は、この動きを示す安倍さんに対し、警戒感を持っていますね。ただカタルは集団的自衛権も容認派です。ハッキリ言って日米安保に頼らずに、徴兵制度を復活させ、若者に軍隊生活を強要した方が、日本にとって良いと考えているくらいですね。でも憲法を改正し国民に問うべきだとも考えています。その方が筋は通ります。東電も倒産させ上場廃止にして、株主も銀行も責任を負うべきでしょう。今の日本は、どうかしています。確かに…財政が豊かなら、お金をばら撒けばいいが…。莫大な赤字なのに…福島以外でも原発補償拡大だそうですね。国に頼り過ぎる他人依存型の日本人は、考えを改めねばなりません。これはカタル自身にも言えることです。はやくカタルも自立がしたいなぁ~。黒田君の辛抱も限度があるからね。

最後は強気のカタルらしく、明るい話題で…締めくくりましょう。安倍さんは空港などにPFIを利用しろと、時間のスピード化を促していました。リートが利用できますね。基本的に金融の仕組みから言って、利回り採算が合うなら、何でもリートの活用が出来ます。だから「リートはPFI」だと述べ、ケネディクスの1万円説を述べているのですね。国の資産が、どんどん民営化されていくのです。そうして国の借金が消えていきますね。それではまた明日。

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2014年05月19日

05/19

かたる:税制優遇の国、アイルランド国債の格付けが見直され、ムーディーズは2段階引き上げで投資適格債の「Baa1」にしたと言います。誠に勝手な判断で、過去、ムーディーズの適格判断が、誤っていたと言う事実もあります。S&Pも同様ですよ。例えば…エンロンはAAAから、いきなりジャンク債になっていますね。ワールドコムなどの事例もあるでしょう。所詮、人間は間違うのです。でも不思議ですね。彼らに投資判断をしてもらわないと、市場が信用せず債券さえ発行できないとは…。市場のシステムもかなりいい加減なものです。アイルランドの事例は、基本的に混乱しているときが、買い場だと言う事実を示しています。

でも米国金融の時は、シティーなどの下位グループは戻りが悪かったのです。最上位のJPモルガンやゴールドマンサックスへの投資が有効でした。投資銀行、所謂、証券会社系の方が、株価の戻りは良かったですね。この意味は期間業務利益より、値上がり利益のキャピタルゲインが大きいことを示しています。戦後、日本でも大混乱があったのですが、お金ではなく、物に投資した人が成果を挙げています。特に土地ですね。長い「失われた時代」のようなデフレ期と言うのは、通常、期間はこれほど長くありません。歴史が語る事実は、お金より「モノ」なのです。

昨日、ケネディクスのレポートを書いていて思ったのですが…。混乱期という時代は、大きなチャンスでもあるのです。特に「流動性の罠」に陥っている現実は面白いものです。厳格な検査体制が、時代を歪めています。まるで中国の文化大革命です。まだ読まれてない方は、一度、中国人女性作家のユン・チアンが書いた「ワイルド・スワン」と言う本を読まれ、文化大革命を体感されると…自分の人生観も変わるかもしれません。良い本ですよ。国家権力の姿を理解できます。会社を辞めた年かな? 1年に100冊以上読んだことがありましたが…、元大蔵事務次官の小川さんが述べていた、小説を読めばその業界が分かると…という発言は、ある意味で正解なのでしょう。

さて久しぶりに、黒田君は勝ち投手になりましたね。これまで何度も勝ち投手の権利を有して降板したのに…勝利の女神に見放されていました。彼は「1つ勝つのは、すごく大変なこと。いい投球をしても勝てないことはあるし。こうやって、しのいで、しのいで勝ちがつくのは大きい。苦しみながら勝てたのは、我慢して投げていればと、自分に言い聞かせる意味で、大きい勝ちだと思う」と報道されています。

「苦しみながら我慢」だそうです。まるでケネディクスみたい。一度、更に抜けて完全な上昇を確定させてからのフルイかな?…と強めに読んでいましたが、今日は下げていますね。どうなのでしょう。この形もあり得ますね。どちらでも対応できるようにしておかねばなりません。ケネディクスの話ですよ。なんと388円まで押しています。先日390円の関門を抜けたのをみて、買い増しした株価が、翌日の寄り付きの390円でしたから、その水準を割れるのですね。いくつかのパターンがありますが、どんな形を経過するのか…。素人は安くなれば弱気になり、高くなれば買い向かいますからね。順張りと言う投資手法の採用が多くなっています。きっとネット時代で手数料が安くなったためでしょう。ずいぶん松井がネット取引を始めてから、証券界も変わりましたね。手数料がおおむね安くなりました。同時に、関東財務局などの検査が厳しくなりましたね。

僕らの業界の最高峰は、月間株式手数料1億円でした。カタルを興銀の常務に紹介してくれた先輩も、その水準でした。顧客はマックの藤田さんなど…業界では有名人でした。でもカタルは、とうとう、この水準を達成できずに業界を去りました。最高は4700万だったかな? 忘れましたが…5000万に届かなかったと思います。最初に1000万の水準をクリアした時は、証券マン5年生か、6年生の時ですね。あれは小野薬品の相場でした。それからバブル期かな? 上京して、なかなか1000万の壁を破ることが出来ずにいましたが、2003年からの銀行株上昇相場からは、毎月、この水準をクリアしていましたね。

やはり手数料の上限カットは大きく、どんな注文もいくらだったかな? 最高は15万程度でしたかね。だから1億の壁は、難しくなりました。昔は、顧客への連絡は、売買した後で良かったのです。お客様は証券マンを信頼し、任せてくれていました。でも今は駄目ですね。売買をする前の同意が、絶対条件になっています。だから物理的に高額な手数料は不可能になっています。どんなに努力しても、電話して同意を得て注文を流すだけの物理的な時間の制約を受けます。だから今では黒田君の15億レベルは、絶対に不可能ですね。1億を12か月やったとしても5億に届きません。

でも投資側に回ると…最高峰は、兆円単位になります。国家予算を上回る稼ぎを得る投資家もしますからね。今日も日経新聞にバフェットの写真が報じられていました。時代を読める器があれば、成し遂げることが出来ます。大河ドラマの黒田官兵衛は、どちらに付いた方が有利か…裏切りが続いていますが…株も似たようなものですね。勢力が優勢な側に付く行為に似ています。この勢力は時代が決定しますが、方向性は正しくとも、途中経過で敗退に追い込まれる場面があるのが、株式投資ですね。結果は分かっていますが、途中経過が問題になるのです。

ケネディクスの今日のフルイですが、時間概念は分かりませんが、一度、壁を抜けての調整なので、恐れることはなく、買い場ですからね。心配はありません。短期か、やや長い長期か…それだけの違いです。日揮のケースは1カ月ほど揉み合ったあとで、急騰相場を開始しました。しかしあの時と時代が変化していますからね。どうなりますか…。カタルの場合は、資金力の問題ですね。力量と言うやつです。自分の器を見誤る例は、いくらでもあります。まぁ、良い押しですね。アララ…384円まで下げていますね。先週が帳消しになりそうだね。セオリーとは言え、やはりウハウハを経験してから、下げて欲しかったな。結局、売らずに、買い増すばかりなり…か。まぁ、現実はこんなものでしょう。

それでは、また明日。

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2014年05月16日

05/12

かたる:あれほど…懸念していたウクライナ情勢は、一体、どうなったのでしょう。住民投票を実施し、ロシアに編入されると期待しているのでしょうか? プーチン大統領はきっと困惑していると思います。財政負担が当面は増えるだけであり、西側支援に任せた方が良いと腹の中では思っている筈です。クルミア半島は、歴史をみると別個の問題なのでしょう。欧州は量的緩和をチラつかせ回復基調なのでしょう。中国は、市場原理化作業の進行中ですね。ようするに進化のスピードを、どの程度にコントロールするかの…問題でしょう。

粛清を発端にした問題は大きく、あまり叩けば、反発は大きく難しい判断です。環境問題もあり、まるで日本の成長期をみているようですね。南シナ海のベトナムやフィリピンの動きをみると…ブラッド・ピットが演じる、映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」を想い出します。中国はアフリカ援助においても、大量の人を送り込み…昔の植民地政策をみているようです。時代はグローバルで法人税のあり方を問われているのに…。愛国心を煽る主張が正しいのでしょうか? 先日のサンデル教授の日中韓のディベートは、ある意味で面白かったですね。

米国は市場経済の国ですから…、ここ2日間の下げは指標の悪化によるものなのでしょう。ただカタルは心配していません。確かにウェルマートの動向、住宅指標の悪化や消費者信頼感指数など…悪いものが並んでいますが、GSEの復活から住宅投資の巻き返し、さらに昨日は、日経夕刊に30兆円規模の社会基盤整備の再構築が掲げられていました。問題は日本ですね。GDP統計をみると、実質の伸びは1.5%なのに、名目は1.2%となっていました。カタルは何度も述べています。デフレ環境下の脱出は、「流動性の罠」に陥っており容易ではありませんね。消費者物価の動向だけではなく、この逆転が臨まれます。名目が実質成長率を上回って、初めて…人々に希望が生まれ、本格的な投資が起るのです。含み笑いの黒田さんは、白川さんとは違うのでしょうが、このチャンスを生かせるかどうか…。

ケネディクスの相場の出来は、この名目値に左右されますからね。1万円相場になるのかどうか…。すべては政策次第なのです。1300兆円の逆襲はスケールが大きく、証券マンのロマンですね。証券マンの人はカタルのページを参考にしてセールスして下さいね。でも当たり前ですが、株は元本保証ではなく、政策次第ではケネディクスも倒産しますからね。でも最近はノンリコースローンが増え、昔と違い簡単におかしくなりませんよ。この意味をよく勉強して、セールスに臨んでください。かなり安全度が増しています。チャンと説明すれば、いくらでも注文は取れます。問題は相手の資産規模を考えてセールスをする事です。昔、野村のトップセールスは、数十億円の割引債の購入希望を断ったそうです。相手の商売などをみて、この規模はおかしいと感じたのでしょう。証券界には料亭女将の尾上縫という痛ましい事件もありました。やはり常識を大切にしなくてはなりません。

でもロマンは必要です。1500円で007を買った投資家は、どうしたのでしょう。その株価よりだいぶ安くなりました。昨日も出来高が100万株を超えていますね。いくらディーリングだけの出来高とは言え、これだけの市場人気を獲得できる器はそうないのです。此処から数日は、最も注目されますね。カタルは3兄弟の相場は、既に底入れしたと述べています。株価波動が変わったのですね。伊達に、この株価波動は変わりません。高くなってから買うのではなく…安くなったら、一度に買わずに、何度かに分けて買えばいいのです。そうすれば、いくらでも対処は出来ますね。

J・TECも同じですね。此方は業績動向がよく、数字が付いてくるのでしょう。先日の経産省のお墨付きもあり、目先の需給調整が済めば株価上昇に移るのでしょう。飛び出してから買うのではなく、確りと…動かない時に玉を拾っておくべきです。007だって今日は下げており1101円まで来ていますが、1000円の水準は、会社側が自社株買いをした水準なのですね。その水準から僅か1割、上がったに過ぎません。決算発表したので、あく抜けしている可能性も高いのです。この辺りは確認が取れていませんが…これほどの出来高が、何かを証明しているようにも感じています。だから今日は少し買いました。投資家、それぞれの力量なので自分で判断し行動して下さい。カタルの決算をみての感想は週末にします。

ミクシィでは、市場全体をいくら上がっても引っ張れないのですね。やはり貸借銘柄でないと駄目なのです。ケネディクスは良く上がっていますが…。この程度では、並みの水準で、スターの座は程遠いのですね。驚きがありません。例えば…、今日も高いとNY市場が続落をしており、スター性が光りますね。一度、走らせてから、振るのが筋ですが…。僕が仕掛けている訳じゃないし、全ては、仕掛け人の心次第なのです。僕なら確実に大衆の心を掴んでから、一度、振ります。だから仮に大幅高したら…振られるのを覚悟で、相場に臨まねばなりませんよ。前もってお客様にその事を伝え、そのチャンスを逆に生かすのです。また買い増しをさせるのですね。今は打診で良いのです。次からが本格的な上昇相場ですね。でも此処は、一度、全体市況を引っ張らねばなりません。それがスターの役目なのです。

J・TECの、この揉み合いは買い場なのでしょう。玉を吸い上げるべきですね。数字が良かったので、会社側の自信も感じられます。今年は一気にジャックを利用できる施設が倍増します。良いですか、売り上げが倍々で増えている会社は、必ず、利益がでるまで追うのです。アマゾンをみて御覧なさい。米国で論争が起きていましたね。潜在成長率の高さは、非常に高いものがあります。かたるも余裕があるなら、もっと買いますが…あまり持ち高を増やし続けるわけにも行きません。ある日突然、地震が起こるかもしれないし…北朝鮮がミサイルをぶち込むかもしれませんからね。世の中、まさか、魔坂の対処も必要です。ようやく評価損が消え始め…儲けを出せるようになってきましたが、まだ確定はしていませんからね。

007もJ・TECも株価が落ち着いてきたね。この落着き後が…勝負ですね。果たしてケネディクスは、スターの座を獲得できるのかどうか…。後場からの動向が、今日も注目されます。カタルなら今日は、どうしても高値を目指したいですね。本当はストップ高が望ましいのですが…そんな幻想を抱いているから、この「ていたらく」なのでしょう。昨日は、鶴田浩二と高倉健の任侠映画をみました。「人生劇場」だったかな? 男の器に拘る生き方も、しんどいね。任侠ものが好きな人は、花村満月の「ワルツ」がお奨めの本です。それでは、また明日。

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2014年05月15日

05/15

かたる:いやはや…昨日の相場も凄かったですね。特にピカ一銘柄の007は、今の市場参加者の心情を、株価がよく表していますね。一昨日は値上がり率第一位、昨日は回転率(発行株式総数に占める売買高)第一位で、TICK回数は13437回で、堂々の4位です。因みに1位は、不動の王座を確保しているソフトバンクで19490回ですね。きっとソフトバンクは、ネットトレイダー達にとって…欠かす事が出来ないディーリング銘柄なのでしょう。要するに…今の市場参加者は、株価が動けば銘柄など何でもいいのです。イワシ民族の日本人らしく…市場にも戦略が見られませんね。太平洋戦争に敗れるわけです。ようやくJAの解体勧告ですから…。高齢化が進む農業経営しか実現できない人間たちに、権力を与える構図ではデフレ環境の失われた時代は、続くばかりです。

その事例を象徴しているのが、前日銀総裁の白川さん米国での講演です。「日本経済の主な問題はデフレではなく人口動態だ」と金融政策の限界論を述べたとか…報道されています。学者肌らしい意見ですね。昔、興銀は二つのタイプの人間を採用しました。一つは福田赳夫さんのような人間と、もう一つは田中角栄のようなタイプですね。平時は官僚肌の優秀な人間である宮澤さんや福田さんで良いのでしょう。しかし乱世は間違いなく、動物的な勘で動く角栄のような人間でないと乗り切れませんね。だから昔の興銀マンは、大らかな人が多かったです。僕がビックリしたのは…昼間からビールなどの酒を飲み、職場に挑む姿です。興和不動産の部長さんに、バブル期に一度面談したことがありますが…あの当時の株価はいくらかな…忘れましたが、味の素を200万株買っておいて…てな具合ですからね。今の市場で、三菱UFJを1000万株単位で買う人が何人いるのでしょう。野武士が居なくなりました。まぁ、みんな僕のように失敗して、消えたのでしょうが…。

昨日は遠藤が鶴竜を破り、場を沸かせました。人間の本質なのです。今日はマー君が登板かな? 負けない神話を作るのかどうか…。昨日の岩隈君は良かったですね。日本人のピッチャーが活躍して嬉しいです。相撲の世界もモンゴルに独占されず、せめて一人ぐらい日本人横綱の誕生が見たいですね。実力では稀勢の里は充分なのでしょうが…精神力が問われますね。鶴竜はワンチャンスをものにしました。この精神力が相場の世界にも必要なのです。カタルはブレていませんね。ほぼ一貫していると思います。今日は3月の低迷相場の時に掲げた好きではないミクシィの好業績で株価が高いようです。ストップ高の可能性があるのでしょう。でもカタル君は継続的な利益の日本通信を、あの時に掲げました。

市場が盛り上がるためには、意外な展開が必要なのですね。まげも結えない力士が勝ち続けるから遠藤が永谷園のCMに採用になります。意外性と期待感が交錯するのです。こうしてスター株は生まれます。ミクシィは現物株です。007とJ・TECと同じ理由で今の相場のスターの座を射止めることは出来ません。可能性のあるのはアイフルとケネディクスです。アイフルは自民党の政策次第で規制緩和の行方に影響を受けます。もう一つ気になるのが1617億円のリファイナンスの件ですね。単に資金調達の為の仕掛けかも知れません。この辺りは買っている当事者の心理ですからね。外部には分かりません。だからケネディクスに軍配が上がりますね。

昨日、カタルが指摘した関門、全てを突破しました。405円と418円ですね。昨日の高値は422円です。お約束なので…有言実行のカタル君、今日は寄り付きで買っています。何しろ評価損が消え、入れたお金が余り始めた為に、買い余力が生まれています。ただあまりいい気になって、買いばかりで建玉を増やすわけにも行きません。でもまぁ、良いでしょう。約束だからね。そう言えば、こんな事を言って有言実行に縛られたばかりに…昨年は売りたいと思っていた007を3000円台の高値で買う羽目になり、大損をしましたね。トホホ…。あの時は、村田との協業製品発表で、更に買い増しと述べていました。まぁ、これもカタル君の生き方だから、仕方ないね。これでカタルは40億を飛ばし、お客様に迷惑をかけました。弁明をすれば3億を40億円に増やし…そうして失ったのです。言い訳をしても、失敗は失敗です。トホホ…。

さてスターの座の話ですね。カタルは1990年の相場イメージを想定しています。あの時は1―3月下げて4月に揉み合い後反転し5月、6月と高く、再び下げ波動に入りました。いくらなんでも異次元緩和は続き、問題の消費税の影響も軽微と言う事ですから…ソロソロ本物のスター株が誕生しても良いですよね。昨年末の新興御三家のような現物小型株と指数の上げではなく…本格的に上昇に向かっても良い筈です。最近の人気株は全て、26週線乖離はマイナスで…25日線乖離はプラスのリバイバル銘柄が中心ですね。ヒントを掲げたのですよ。カタルの文章の中にはいくつかのヒントが隠されていますが…かなり勉強してないと理解できないことも多いですからね。一応、カタル君は組織の力ではなく歩合セールスとして1億円以上の年収を得ていたのです。何もフロックだけではこの数字は叩き出せません。野村のセールスなら組織のバックがありいくらでも作れますね。

野村の役員はアラブの王様へのセールスや日本国債を減らす仕事をすべきですね。アラブの王様にケネディクスを丸ごと買い取らせればいいのです。だってBグレードの不動産を1兆円以上も支配下に置く企業などないですね。時価総額はいくらですか? リートを売り込み、地方自治体向けにリートを発行させ…地方財政を助けましょうね。本当に仕事が出来る人が役員になっているのか…偽物社会の日本らしい。野村もJAも似た者同士です。だから野村の株価が、いつまでも1000円以下なのです。OBを頼り王様の伝手を使えばいいのです。自分で投信を100万円ずつ、個人顧客に売ったことがないのでしょう。毎日名刺を配り、溝板外交をしたことがあるのでしょうか? 相手にお金があり、話を聞いてくれるなら…いくらでも捌けるでしょう。

さてカタル君、今日はニュースをみていて、また新たなアイディアが浮かんできましたね。果たしてモノになるかどうか…すこし背景を調べ研究してみましょう。今、テレビをみたら…流石、マー君。好投しています。こりゃ、こんな無料奉仕を続けている場合ではありません。そういう訳で…今日は此処までです。最後にKT指数のグラフを提示しておきますね。昨日、ケネディクスは関門を抜けています。これでカタル3兄弟の銘柄は全て上昇波動入りしました。それではまた明日。

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2014年05月14日

05/14

かたる:一昨日の相場をみて、昨日は「盆と正月が一緒にやって来た」と述べましたが、昨日の市況は、それに加え「ゴールデンウィーク」も加わっていましたね。いやはや…。現在、株を買っているカタル銘柄の3兄弟の揃い踏みですね。それだけ、相場環境が良くなっているのでしょう。しかしテレビを見ると…売買代金が2兆円を割れで低調だと解説されていました。利益を上げ続けている邦銀の株価をみれば、実態が分からなくもありません。誰が考えても、邦銀の株価は安いし、どう考えても理屈に合いません。それにも拘らず株価修正が起らないのは「流動性の罠」ですね。極端な清貧思想を金融庁様が世間に押し付けたのです。UFJの独自性を認めず、強引な官の論理を押し付けた結果、生まれた現象です。その為に企業のキャッシュ・ポジションは膨らむばかり…現在は232兆円ですからね。(株式教室で解説)でも…停滞から再び膨らみ始めたので、ようやく清貧思想に負けない体質が、生まれたのでしょう。だからソフトバンクのスプリント買収から、サントリーのビーム社に繋がっているのでしょう。

そのゴールデンウィークさん、株高の原因が分からなかったのですが…決算発表だったようですね。友達の証券マンから電話を貰い、昨日、知りました。のんきなカタル君です。主力で買っているにも拘らず、決算に注意を払わないなんて…。実は、今日も買いました。何しろカタル君の頭の中は…「1300兆円の逆襲」しか考えていないからですね。これはもう決まっているのです。問題は時間なのですね。ステートストリートが500円台で買っているのは、当然の行動なのです。今の日本で1兆円を超える土地資産を自由に出来る企業は、そうありません。地所や三井不動などは、正当な評価を受けていますね。でもランクが下のジャンク債のようなボロ株は、正当な評価を今の時期は受けてないのですね。それはアベマゲドンリスクです。でもカタルは異次元緩和が確実に効いてくると述べています。その理由を何度も説明しています。最近では5月4日のコラムで理由を述べていますね。

昨日の相場ですが…、ケネディクスが決算を受けての相場なら…寄り付きから高くても良さそうなものですが…。今の市場参加者の知的レベルが問われますね。やはり素人集団の目先筋しか、相場に参加してないようです。昨日、神主さんから電話があり、カタルは新聞を取りに1階に行っている最中だったようで、携帯電話に着信記録があるのを知ったのは、午後になってからでした。それでお昼から彼に電話したら奥さんが出て、不在との事でした。そうしたら、今朝、彼から電話があり、007はもう直ぐ買値になると…話していましたね。そう言えば…彼も買ったのでしたね。

へぇ、今日も高いね。何かあるのでしょうか? もともとカタルは、「ピカ一銘柄」として世に送り出しました。スマートコミュニティーが進展して行くので、ユビキタス社会は現実化し、膨大な利益が生まれると述べていましたが、諸般の事情から期ズレしたわけです。カタルは8月かな?と思っていましたが、今回もあり得るかもしれませんね。昨日の出来高は目先筋だけとは言え…良く出来ましたね。レポートを書いているときは60万台で、アップする直前に100万を超え、ストップ高したんですね。カタル独自の「σ出来高」が急速に増え、本領を発揮するかもしれませんね。昨日は余分に買った玉を利食いしたのですが…下値で買った玉を、さらに売る気にならなくなりました。むしろ逆に買いたくなってくるから…人間の心理とは不思議なものです。カタルは有言実行で、4ケタ以下を何度か買いました。昨日は1150円近辺で買ったものも利食い圏になりましたからね。信用分なので期日の問題もあります。どうやってクロスをするかな…。今朝はケネディクスを買い増ししたのです。こちらは売っていません。

そう言えば、神主さんにJ・TECも良いよ。…と言ったら、「上がったからな。」と述べていましたね。1300円台なら、買いたかったようですが…僕はこの辺りの1500円台から買い下がったのですね。当然1300円台も買っていますが…。決算数字が良かったので買い増しはするでしょうが…当分は後の玉は売らないでしょう。あら…寄り付きの390円で買ったケネディクスは、更に安かったのですが…今は切り返し、400円を付けましたね。此処はさらに重いのです。カタルは有言実行ですから、関門の390円を抜いたら…買っても良いと言っていましたから、昨日は393円ですから、再び高値で買い増ししたのです。今度は405円と418円ですね。そうすると真空地帯に突入し、一気に500円絡みまで売り物がなくなります。それまで出来るだけ玉を揃えておかねばなりません。

その決算数字ですが、週末に解説する予定ですが、友達が言うには…良いんじゃないですか? 1Qの利益が3310百万円で通期の予想が3000百万円なんて、おかしいと述べていました。まぁ、常識的には、4倍の132億40百万円になっても、不思議ではないと言う発想になりますね。つまり一株利益が45円の水準ですが…彼の主張は正しいとも言えますし、間違っているとも言えます。カタルは述べています。先日この3月期に、地所は含み損失を計上し、利益調整をしていましたね。ケネディクスも僅かですが、含み損があります。今決算(1Q)も、9億45百万円の特別損失を計上していましたね。一方、売却利益は27億55百万を計上しています。

ハッキリ言って数字など、どうでも作れます。だって1兆2710億円も受託資産残高(AUM)があるのですから…。今日は詳しく解説しませんが…、兎に角、「1300兆円の逆襲」相場が現実化しますから、一財産つくりましょうね。1000万や2000万など…とケチなことを言わずに、億単位の資金が簡単に作れるはずです。あとは政策の方向性ですね。それが相場のスケールを決めます。市場は「スター株」を求めています。残念ながら、007やJ・TECでは、どんなに株価が上がっても…市場全体を引っ張ることは出来ません。しかしケネディクスクラスなら…市場が活性化しますね。そろそろ相場環境はその段階に来ているのでしょう。

アララ…007の出来高が、また100万を超えたね。背景に僕の知らない何かが存在するのかな?この会社は、まだ決算を発表してないですよね。まぁ、スマートコミュニティーの本命だからね。ピカ一銘柄らしく…。カタルが高値の3000円台で買った正しさが、直ぐにも証明されるのでしょうか?

でも良いですか…カタルは5月、6月の上昇相場は本格的ではなく、今のところは…年末に掛けての相場が本命だと考えています。この5月、6月の相場のあと、下げると今のところは考えています。しかし…そのまま年末に掛けての上昇相場に繋がる可能性もあります。今は見えないだけです。でも今回、追証になった人は、無理をせずに…入れたお金を早めに市場から引き揚げましょうね。常にユトリを胸に、相場の臨むのが筋です。カタルのように目一杯やっていると…当たれば大きいのですが、失敗すると借金だらけになりますからね。

基本的に今回の2012年から始まっている上昇相場は、本格的な上昇相場で株価10万円も…可能だろうと考えています。それはスマートコミュニティーの展開次第ですね。
そう言えば、昨日の日経新聞の15面の「一目均衡」に、株高説が載っていると…神主さんが、言っていたなぁ~。きっと僕だけじゃないんだね。強気の人間は…。後で読んでみよう。さてゴタクを並べていたら、書くスペースがなくなってきましたが、昨日のWBSで、アプリクスIPホールディングスのブルートゥースを使ったビーコンの紹介をしていましたね。渋谷のものは、どこの製品か分かりませんが…。カタルが「ジオフェンス」の話を、早くから採り上げ、準天頂衛星の4機体制の計画を、前倒ししろと述べていました。未来型の産業基盤整備が始まるのですね。あらら、007が高いので、この話は此処で止めましょう。その話で締めくくるつもりだったのですが…。またの機会にしましょうね。こりゃ、ヤンキースのツキに見放された黒田君を超えて、マー君になりそうな…カタル君だね。1億の年収を諦め、10億台の本物の投資家をめざし、証券セールスを辞めた甲斐があったかどうか…。ケネディクスで真価が試されますね。それでは、また明日。


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2014年05月13日

05/13

かたる:昨日はカタルにとって、盆と正月が一緒にやってきたような相場展開でした。カタル銘柄3銘柄の内、007ことユビキタス(3858)と、J・TEC(7774)の2銘柄がストップ高ですからね。すこしビックリしました。007の方は前から4ケタ以下は安いと述べ買っていました。J・TECの方は366000円からの再推奨なので、1830円ですが…カタルが参加したのは1500円台からですからね。最近は、特にお気に入りのひとつでした。理由は新しく開発した指数ですね。もし…この指数の効果が確認できるなら、もう大金持ちですね。ハハハ…。こんな風に無駄な時間を過ごしてきたカタル君の人生も、物理的に晩年に入ります。もしカタルが最初から野村総研などで基礎知識を学んでいれば…、無駄な30年もの人生を送らずに済んだのです。なにも先人の知恵を学ぶために自らが試行錯誤し、実験を繰り返す事はないのですね。やはり教育は必要ですね。歴史の勉強も、非常に大切です。

007も、J・TECにも新しい材料が出ていましたが…何も偶然ではなく、これは時代の沿った銘柄を選択する事が、大切だと言う事なのですね。世の中が進化し、その流れにある銘柄を選べばいいのです。だから世情の観察は大切です。昨日は小学館のマンガ「美味しんぼ」の描写を巡り、福島知事が、なにやら文句を言っていました。カタルの認識は、たかがマンガなのに…、そんなに目くじらを立てる必要があるのだろうか?…と思い、世間の度量が狭くなっているなぁ~。と感じています。でもイスラム教のムハンマドを侮辱したと言う風刺画が問題になったことがありましたね。大きく見れば同じ現象とも言えますが…果たしてどうでしょう。カタルの倫理観も、いい加減な所がありますからね。

世の中は、自分の見方や意見が正しい訳じゃないことは、いやと言うほど、株式市場を通じて味わっています。カタルが大きな魅力を感じているのに…世間の評価が違う事は良くあります。今日は黒田君の登板で、彼には珍しく先ほど、ガードナーが満塁ホームランをプレゼントしてくれました。まるでツキがないカタル君のように…、黒田君もストップ高のプレゼントと同じですね。このチャンスをものにしてくれるかどうか…。

株は偶然では上がりません。仕掛け人の参加が必要です。007はもっとも遅れていますから、大幅高したので持ち株の内、ほんの少しですが…下値で買った分を、先ほど利食いしました。利食いは久しぶりですね。でも、また買いますよ。僕が昨年末、税金対策で損出しクロスした株価が1800円台ですからね。それにしても良く下がったものです。いくらハイリスク・ハイリターン好みのカタル君とは言え…あまり下がるのは、願い下げと言うものですね。でも小型の現物銘柄は仕方ありませんね。ケネディクスのように貸借銘柄ではないから、流動性が欠けるのは致し方ありません。007の出来高が100万を超えるかどうか分かりませんが…今は60万台で難しいかな。J・TECの昨日の出来高は116万ですね。通常は、此処から新たな相場がスタートですね。

さて昨日はカタルの好きなDENAが大幅安していました。昔のカタル君なら買い始めているでしょう。でも最近は慎重ですからね。証券マンではないから、たくさん買える資金もありません。だからタイミングを、しっかり測らないとなりませんね。僕はDENAと言う会社が好きですね。彼女が新潟出身で共感があるのかも知れませんが…良くやっています。SNS叩きのメディア批判に遭い、良く対処してきましたね。最近はゲームから離れ新しいビジネスを、いろいろ模索しています。カタルがもっとも期待するのは、教育分野です。ベネッセもこの分野に参入しており、学習研究社も同じでしょう。予備校も同類ですね。タブレットを使った教育システムに、ゲームの要素を盛り込み、楽しんで学習が出来るような標準的なスタイルを構築できたら、なんと素晴しいでしょう。スマートコミュニティーの分野で成長が見込まれるのは、この教育と医療改革もその一つです。更に007絡みの農業もありますね。無駄が多い医療を効率化すれば、我々の負担は減りますからね。既に技術的には完成され、あとは音頭取りの問題ですね。残念ながら厚生労働省の対応は鈍く経産省が頑張っていますね。

昨日、ストップ高したJ・TECは、経産省から「再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業」が採択され、国の補助金が出るようです。日本通信も同じ背景です。国を挙げて応援する産業は、伸びるのですね。これは基本認識ですから…良く覚えておくといいでしょう。カタルはベンチャリで失敗しましたが、松本さんに会って、彼から規制撤廃の産業は、必ず成長すると聞きました。この発言は事実だと思っています。それで彼は保険の窓口販売を始めたのです。まぁ、40億の授業料は高かったけれど…、その代りに生きた知識をたくさん手にしましたから、何とかその知識を生かせると良いのですが…。あれ…?007はストップ高したんですね。出来高も180万にもなっている。すごいなぁ~。流石、007ですね。未知の魅力は多く、多くの人の共感を得ることが出来るのでしょう。

4月は底値固めをした日経平均株価、そんなに強くありませんが、最も気にしていたはずの消費税の引き上げによる反動は、限られているようです。スタバのバナナ入りのシェイク、今度はクッキー入り? 今度、行ってみようかな。スタバの売り上げは減っていませんね。安売りのユニクロのイメージですが…機能シャツなどの付加価値路線はトヨタのHV戦略に似ています。ソニーの出井さんは有機ELに魅せられ、経営者としては失敗しました。確かに燃料電池車は素晴らしいけれど…ステップがありますからね。日経新聞は報じていませんが、東芝が7000億円の設備投資を、今後3年で四日市工場にするそうです。フラッシュメモリーですね。この業界はサムソンが34.7%、東芝が32.2%のシェアです。もし金融庁が厳格な減損会計姿勢を貫き続けると…、日本の投資もなかなか広がりません。如何に信用創造が大切か…。日経新聞に記者は、肝に命じておいた方が良いですね。少し土地が上がったからと言って、バブルなどの表現は、避けた方が良いのです。清貧思想を広がるのも、成長路線に戻るのも…あなた方のペンが決めるのです。朝日新聞は、あの時、戦争を煽っていたのです。よく考えて欲しいものですね。

勿論、ケネディクスの話をしているのです。日経平均株価は1―4月低迷しています。5月になり消費税の反動が確認できるので、不確定要素が減りますね。だから市場に安心感が膨らみます。そうなると…007もJ・TECも良い銘柄ですが…、やはりボリュームが膨らみ、それを吸収できる器の企業が選別されますね。だからケネディクスは、最有力候補なのですね。ただ…ここは重いですね。だから390円を抜き、418円を抜くのを待ってからの参戦でも、充分ですね。J・TECも昨日の高値は前の二つの山を抜いており、上昇波動に転じました。007はどうかな…。こちらも本日、抜いたようですね。1290円をクリアしましたね。あとはケネディクスが関門を抜けば、カタル銘柄すべての上昇波動が確認されます。頑張れよ。カタル銘柄!

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2014年05月12日

05/12

かたる:何故、遠く小さな国のギリシャ問題で過剰に日本市場が揺れ…今回はウクライナで、足かせをはめられるのでしょう。中国のシャドーバンキングや不動産市況の問題なら、ある程度は理解できます。EUの株価が下げてないのに、日本がウクライナ問題で停滞する理由は全く理解できません。この3月期の業績発表が山を越え、多くの企業は好業績を発表しました。問題は今期の数字です。来年の3月期なので、かなりの時間があり条件はそろってないので企業経営者も予測は不可能でしょう。一番大切なのは、時代が示す方向性なのでしょう。スマートコミュニティー化は、確実に進みます。クラウド環境はドンドン改善され便利になりますね。

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この世界は新規分野で、しかもアイディアがものをいう分野です。ゲームの隆盛やLINEの広がりをみれば、ユーザーは日本の人口だけではなく世界に広がっていますね。だから嘗てPER100倍だった最高ランキングの評価がPER200倍、300倍と評価が上がるのでしょう。一方、時代の変化が激しく、調味期限が短くなっています。ブラウン管のテレビから液晶の薄型テレビが一般的になり、3Dから4Kさらに8Kの世界に向かうのでしょう。ゲームの衰退も激しいのでしょう。だから利益の質が問われますね。バフェットが、何故、食品株のコカコーラで成功をおさめたのか…。食品は持続的な利益の代表格ですね。

カタルはグローバル化に伴い、日本企業がようやくグローバリゼーションに目覚めたと思っています。日立や重工の力を馬鹿にしてはなりませんし、大きく過小評価されているのが商社の株です。商社は早くに鉱権を手に入れ、収益のほとんどを海外部門から得ています。この成功に目覚め、今ではアフリカなどで電力会社の経営に手を染め始めています。例えば伊藤忠商事は、南アフリカで太陽光発電事業を実施しています。それと同時に考えておくことは、三菱商事が2012年12月、金属部門(鉱山)の本社を、シンガポールに移転させた事実ですね。シンガポールの法人税は、たしか17%でしたね。自民党の野田さんは、三井化学が自動車向け樹脂の事業部を2011年に移管したことを知っているのでしょうか? HOYAも、パナソニックも似た動きをしています。米国ではアマゾンやアップルもそうです。

TPP交渉もそうですが…時代の流れが政策にも大切だと言う事を認識しなくてはなりません。更にこの流れは自然なのです。宇宙ステーションをみれば分かります。わが国は失われた時代を経て、デフレ環境の意味を嫌と言うほど、味わってきました。この間に多くの命が、自殺と言う形で失われました。それに比べれば震災の犠牲者など微々たるものです。それなのに…何故、この環境の原因を、メディアは探ろうとしないのでしょう。清貧思想って…そんなに素晴しい事なのでしょうか? 世界遺産は、どんな時に誕生しましたか? いい加減にしろ!と、メディアの姿勢を問うばかりです。世論を誘導するのはメディアの責任ですね。いつまでも、後ろ向きの震災犠牲者をクローズアップする報道など…みていると、ヘキヘキします。

今度、東電の原発避難者の手当ては、一人、月10万円から15万円になるそうですね。一家4人なら60万円の支給になるのでしょうか? 遡っての支給になるのかどうか分かりませんが…、3年以上が経過し国民の税金を、ここまで投入する必要があるのでしょうか? かたるは財産の一括買い上げを…早くから述べていました。そうして将来、帰れるようになれば、優先的に処理すれば、いいだけの話しなのですね。本当に…呆れます。被災者も宙ぶらりんの生き地獄でしょう。

もっと楽しい話題を進め、お金をそこに集中投下して、時代を進めた方が良いですね。折角、日銀が国債を肩代わりしている訳です。誰が考えても資産価格が上がるのが道理ですね。日銀券など紙くずですよ。戦後の歴史をみれば…分かります。最後は銀行口座の封鎖ですよ。土地は消えてなくなりません。株式の権利は、いつまでもありますね。それこそ日本国家が消えても、商事の鉱山部門はシンガポールだから残る可能性があり、故に三菱商事の株券は、国債より価値があるかもしれません。

今の日本で一番、魅力ある不動産を多く管轄権下においているのは、ケネディクスでしょう。自己所有の意味を、多くの人は履き違えているのでしょう。権利とは自分が決定権を持つ事ですね。所有権は、確かに他人にありますが、その所有権は少数権利者が自由に出来ません。管理者に決定権がありますね。不動産の転売を考えてください。10億円で買ったオフィスビルを15億円で転売するときに、12億円でペーパーカンパニーに一旦転売し、その過程を通じて15億円で最終的に売買したとしたら…、最初の買った権利者もハッピーです。利益を途中で搾取されていますが、買い手を、見つけることが出来るか?と問われると…相対売買で難しいのが不動産市況です。相場など…あってもないに等しいのですね。だからカタルは1兆4000億円の値上がり利益は膨大なのだ…と述べています。如何に他人資本で、売買の実態権利を有しているかが問題なのですね。エクイティーが10%で、他人資本が90%でも同じなのです。100%が自己資本である必要はありませんね。信用創造を進めれば、どんどん経済が活性化し、信用乗数が上がります。現状のベースマネーと、マネーストックの関係である貨幣乗数効果は低下するばかりですね。この意味をよく認識しておく必要があります。ケネディクスの株価の値上がり率に置き換えても良いですね。

目先、株価が弱いと弱気になり、株価が高くなると強気になるイワシ民族の日本国民はマグロやクジラの格好の餌食です。自分で物事を考え、自分の価値観を養わなくてはなりません。よく時代の背景を探る努力もしなくてはなりませんね。昨日の日韓中のサンデル教授のディベートは今一でしたが…一つだけ、韓国の学生が述べた現在我々が生きているのは過去の先人が開発した技術伝承のおかげだから、過去の先人が犯した責任も問われるとの発言がありました。カタルは日本人だから…中韓の度重なる謝罪要求にへきへきしていました。あの討論で日本は経済援助を通じて、過去の謝罪をしているとの認識が欠けていましたね。中国には膨大な規模の経済援助をずっと行ってきました。日本はこの点の自己主張が下手ですね。黙っている事の美徳意識がきっと働くのでしょう。

株価は冴えないですね。しかし実態は明らかに大きく改善されています。007は珍しくストップ高ですね。ロームとの提携で技術力の再確認が評価されているのでしょう。J・TECは良い銘柄ですね。現物株なので株価が飛ばない時に、買う意思のある人は、早めに僅かでも良いので、買っておけば関心を持って観ることが出来ます。最初は打診で良いのですよ。だから100株でも良いと言っているのです。参加する事の重要性は、非常に大きな事ですね。ケネディクスは、何時、スタートするのか分かりませんが、ステートストリートが500円台で参加していると言う現実の意味を、よく考えた方が良いですね。彼らはプロの長期投資の集団です。資金は無限ですね。ケネディクスを丸ごと買う事も出来ます。そんな事はしませんが…。僕が野村のセールスならアラブの王様にセールスしますね。何も個別資金で日本の不動産を買わなくても…同じことです。今は2011年の7%を超えるイタリア国債以上の宝物ですね。発車オーライ。これだけの量の異次元緩和を実施しているのです。きっと何処かで爆発高しますね。これは既に確定しています。

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2014年05月09日

05/09

かたる:日本通信の決算が発表され、好業績が確認されましたが…これは当たり前の事です。カタルは500円目標としていました。理由は過去の事例でPER100倍辺りが限界点だからです。最近はPER200倍と言う天文学的な数字を打ち上げる銘柄も、たまにあります。理由は売り上げの伸びですね。基本的に素人は利益を重視します。しかしプロは売り上げをみますね。最終利益などは調整が出来ますが、売り上げは基本的に出来ません。M&Aは別ですよ。ソフトバンクのようなケースですね。最近はガンホーの子会社化など…多く、見せかけの利益です。

この辺りは、日立とパナソニックの違いをみると明らかです。日立は日立建機や日立化成を子会社として連結に加えていますが、パナソニックは子会社を本体に組み入れましたね。本来はパナソニックの方が王道だと思うのです。この辺りの経営手法の違いは結論を得ていません。話しは変わりますが、同じように不振のテレビ部門を抱え、リストラからの立ち上がりの違いで、ソニーとパナソニックは、よく比較されます。話題になりやすいからですね。しかしパナソニックには好調な松電工、住宅部門があります。しかしソニーにはありませんね。まぁ、ソニーには金融部門がありますが…。それぞれに特徴があります。

このPERの高評価は、おそらく時代の変革がもたらしているのでしょう。昔は日本だけの売り上げで、今日のようにグローバル化していませんでした。だから国際戦略がある、なしで株価の未来像が変化しますね。こう考えると…最近のコンビニ株は、ビックデータの活用で売り上げを伸ばしています。あれはローソンかな…先日、チラッとテレビを見ていたら、ロールケーキと言うスイーツの開発により、女性の来店客が大きく増えたと報道されていました。何れは、時代帯別で商品の陳列棚が変わる時代になるかもしれません。ビッグデータの活用は、大リーグを見ていると良く分かりますね。打者により極端な守備シフトを組みます。3塁側はガラ空きで、ショートが守り、サードが2塁ベース寄りに守備を変え、打者により移動するのです。つまり1、2塁間に、3人が守るのですね。

所詮、株式投資は過去のデータの活用ですね。何故、カタルが時代背景に拘り、銘柄を選別するかと言えば、時代が利益を創ると言っても、過言ではありません。富士フイルムは良い事例の一つです。感光材に銀塩を使った写真フィルムは時代の流れで消え、企業の存続が危ぶまれましたが…今では複写機からヘルス用品まで幅広く手掛け収益を確保しています。もし写真のフィルムに拘り続けていたら、今では会社は消えていたでしょう。再推奨したJ・TECは、富士フイルムの子会社です。富山化学を買収したり、医療分野に力を注いでいます。再生医療は時代の流れです。臓器移植が日本では、なかなか進みません。倫理観の問題でしょうかね。もしSTAP細胞やIPS細胞の活用が進んだら…。なんと素晴らしい事でしょう。J・TECは、既に皮膚やひざ軟骨の自己再生を実用化させています。誰でもが利用できるコストで実用化が臨まれますね。此処がカギなのですね。

先日、カタルが掲げたフイルムからの技術移転の話ですが…。世の中に実用化を阻む実例はたくさんあります。ソニーの凋落の原因は、出井さんが有機ELの実用化に注力し、薄型テレビの市場投入を躊躇ったからですね。あの時から、ソニーの凋落は始まりました。今では政府機関の顧問のように大きな顔をしていますが、ソニーを駄目にしたのは、出井さんの時代です。この有機ELは、未だに実用化が進んでいません。カタルが和光証券時代の話ですから、どんなに技術開発が出来ても、実用化のレベルの水準が如何に高いか? 有機ELは良く分かる実例でしょう。他にも沢山ありますよ。超電導線の開発は実験では可能ですが、実用化のコストが高くなり、実用化を阻んでいます。だから送電ロスは20%程度なのかな? この数字は良く分かりませんが、無駄がありますね。

J・TECが再生医療の本命株の一角を担っている理由が分かると思います。素人の皆さんは経験が乏しいから、この手の株に高評価を与えませんね。もし夢だけならナノキャリアに軍配が上がりそうなものです。しかし収益化と夢を兼ね備える会社は、そうありません。多くの皆さんは目先の株価に心を奪われ、株価が下がると諦めます。しかし株は腐りませんね。生鮮食品と違います。むしろ株価が下がると商品価値が上がるのです。昔、J・TECを買うために、4000円も必要でしたが、今では1300円ですね。007もそうです。カタルは4ケタ割れが安いと考えています。ブツブツがよくお客様にセールスをしていました。株価が下がることが、どんな好材料より、大きな材料なのだと…。流石、一流域のセールスマンの言葉です。株価が下がることが、最大の好材料なのですね。

昨日、アットマークテクノ社との提携を発表した007ですが、この話は目立ちませんが良い材料ですね。アットマーク社はARM社製品を多く扱い、組立ソフトの世界では、名の知れた有望な会社ですね。此処の製品はNASAからフランスの電力会社、スェーデンの海軍まで広く社会インフラに採用されています。この辺りの影の力が007にある為に、きっと、カタルを魅了し続けているのでしょう。お金があれば…買い占めたいほどです。J・TECだって…親会社の権利価格より、安く買えるのです。どう考えても安いですね。通常、こういうチャンスは余りありません。

本当に、今の市場には、相場心が分かる人間が、市場に参加しているのでしょうか? 不思議ですね。三菱UFJの株価が、いつまでも500円台でウロウロしているのです。そう言えば、三菱商事が自社株買いを発表しましたね。商社の株価は非常に安く放置されています。ただ三菱商事は、シンガポールに部分的とはいえ、本社機能を移しました。おそらく税金の関係でしょう。アマゾンにしてもアップルにしても、何れ、国際ルールが決められるでしょう。おかしな仕組みですからね。ルクセンブルグが高いGDPを誇るのは、税制を優遇する仕組みがあるのも影響しているのでしょう。国境を超える税制の違いは、早めに世界統一すべき課題です。

明日はJ・TECの推奨理由でも書きましょうか…。日本通信は売り上げの伸びは18.4%です。しかし最終利益は208%の伸びですね。ただ今期の売り上げの伸びは33.5%の予想です。通常は、この3割以上の売り上げの伸びが…成長株の最低のキーワードです。しかしJ・TECは更に上を行き、倍、倍のペースで伸びるのです。おそらく今期は黒字転換でしょう。だから怖いものはありませんね。

本日の23面の日経新聞に、空室率の低下から賃料の底入れ感が広がっていると言う掲載がありますが、このような現象が、ケネディクスの高収益を支えるのですね。更に一面トップの明治安田生命の増配記事ですが…、ようやく我が国、生保業界の氷河期は終わった事を示しています。皆さんも、株で儲かると、カタルのように3000円台の007を買うでしょう。これがリスクを取れるようになると言う行動の好循環です。デフレ社会には見られない現象です。儲かれば、更に儲けようと…行動が大胆になります。つまりリスクをさらに増やせるのです。こうして時代は進むのですね。一面トップの記事は、黒田異次元緩和が効果を上げている現象なのですね。つまり国債に眠っていた僅かの資金が、リスクのある土地や株に流れただけで、好循環の成長が生まれるのです。ようやく機関投資家も動きやすくなってきたのです。黒田異次元緩和から1年以上が経過しますが…、だんだん輪が広がります。時代を共に感じましょうね。また明日。

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2014年05月08日

05/08

かたる:ソフトバンクが1兆円台の営業利益を確保したと宣伝していますが…、孫さんファンの僕にとって、あまり嬉しくはありません。ユーザーとして不満だからです。世界一安い料金で世界シェアを獲得するなら兎も角、日本は保護された市場で、その恩恵を受けているように見えるからですね。日本の仕組み利益に甘んじているように見えます。NTTと五十歩百歩ですね。ダイエーの中内さんは日本村論理に挑む形で、価格破壊に挑み、安売りを敢行して、一介の薬局から日本でのスーパーの地位を築きました。ただ、あの強烈なカラーが過剰投資の間違いを生み、晩年は可哀そうな日々でした。米国での橋頭保を確保する時間だけなら我慢もします。3年は我慢しますが…いくらカタルが、孫さんファンでも、それ以上は…と考えます。何か…彼のイメージが変化しているように、最近は感じるのです。カタルの思い違いかどうか…。

最近は時間があるせいか…映画を良く見ます。「グッドワイフ」はお気に入りの海外ドラマ番組の一つです。今晩、PM11:15~、NHKのBSプレミアムで放送されます。気に入ったので、ビデオ屋さんに出向き第一話から見直したほどです。ツタヤの料金システムは面白く、旧作は7本借りると安いのですね。最初は2日おき程度に3本ずつ借りていたのですが、ある時、4本を借りようとしたら店員が7本借りると、安くなると言うのです。最初から気付いていれば…もっと安く観ることが出来たのです。情報は大切ですね。

あのドラマを見て、米国では懲罰的な賠償金と言うシステムがあるのを知ったのです。そうして司法取引ですね。裁判が全てで、負けそうになったら司法取引をするのです。面白い仕組みですね。真実より賢く生きる方が大切な社会構成か…。ある意味、人生は正直に生きるより、策略を持って賢く生きた方が成功しているケースも多いですね。でもカタルの信条ではありませんが…面白いですね。この辺りは命題です。カタルのような考え方は、ある意味で実社会では生きるには、壁ばかりが増えますね。だって株は下げ続けるデフレ社会なのに…流れに逆らって空売りもせずに、買いばかりで証券マンの人生を終えた訳です。自分で自分を縛る論理が果たして正しいのかどうか…。まぁ、この年になっても謎は多く存在しますね。

黒田日銀総裁の、最近のヘッジファンドの評判は悪く、フォワードルッキングな期待を裏切った「含み笑い」を批判していますね。昨日のイエレンFRB議長の発言と比較すると背景が良く分かります。市場原理主義の真髄を理解する政策担当者は、なかなか現れません。確かにカタルも黒田さんの主張は良く分かります。しかし市場は、会見でのアナウンスを期待している訳です。実際に行動しろとは言っていませんね。市場との対話とよく言われますが、この辺りのやり取りは、非常に難しいものがあります。市場は気まぐれで身勝手なのですね。よく事実と逆の反応を示す事があります。好材料なのに…知ったらお終いと反落したり、悪材料なのに…現実化すると株価は反騰したりしますね。一般の人には分かり辛い現象です。

さて今日も枕が長いですね。少し皆さんには比喩的な表眼が多く難しいかな?でもカタル君の読者は、僕よりずっと優秀な人が多いですね。大学教授なんかもずいぶん居るようです。さて昨日の日経夕刊にクラウドの話が載っていました。気付きましたか? 一面トップですからね。車のネット登録を始めるようですね。スマートコミュニティーの実例ですね。昨日の相場ですが、富士通は終日、強かったのですね。結果は10円安ですが…。サイバー攻撃の対処時間を大幅に短縮するソフトを提供するとアナウンスされています。カタルは、何度か述べています。コマツのような経過を歩む可能性が高い銘柄だと述べていますね。だから年金ファンド向けの研究銘柄です。保守的な投資家も良いですよ。

実はこの車のネット登録ですが、現状は日本は非常に面倒だと「名車再生」と言う番組で主役のマイクが言っていました。ディスカバリーチャンネルの番組で、最近、見始めたのですが、お気に入りになりました。ワールドツワーで、インドから出発して中古車を買っては売る行動を繰り返し、最後は高級なスポーツカーを手に入れる番組ですね。それを見ていたら、マイクが右ハンドルのボルボの中古車をスウェーデンから輸出して、日本で売ろうと試みるのですが…、仲間が日本は手続きが面倒な国だから、止めた方が良いと言う場面があるのです。日本が真のグローバル国になるなら、世界で一番簡素化されたスマートコミュニティーの創設が不可欠ですね。

だから5月7日の日経夕刊の「車のネット登録」は、当たり前の時代の流れですね。NTTデータの受注残が急増しているのも分かります。時代は「クラウド」なのですね。何も情報を自前で保管し、メンテナンスをする必要はありません。全部、ネット上のクラウド環境で保護され、保管されます。その情報は、みんなが利用できるのです。医療分野でクラウド化が進めば、素晴らしい効率化になりますね。厚生労働省さん、頑張ってね。あなたの仕事です。自らが、やろうとせず、公募すれば良いですね。若者が参加しやすいように参入障壁を下げて、競わせればいいのですね。昔の日立のように、自前主義に拘ることはありません。

さて…ゴタクはこの辺りまでにして、昨日は日本通信が、とうとう500円台に乗りましたね。カタルは1万円台でしたから…200円以下から注目していました。しかしこれも現物銘柄です。基本的に小型の現物銘柄を手掛けても、昨年末の二の舞です。アイフルは注目されますが…自民党の規制緩和次第です。更に1617億円のリファイナンス問題が7月にぶら下がっています。ミクシィの再現かも知れませんね。やはり一番強いのはケネディクスですね。4月11日に大幅なNY安を受けても、前日比で変わらずまで、押し戻した辺りを見れば…確実に新規の仕掛け筋が参入しています。日本通信の2月の感覚です。

多くの人は、カタルが事前に話していても株価が上がらないと買いません。007だってそうですね。現状は、ほぼ「行って来い」の形ですが、今の株価でも、まだ最初に推奨した株価を上回っています。J・TECもそうですね。J・TECの最初の推奨は7万円台ですから、350円前後の株価だった筈ですね。ジャックの認可が下り株価が、急騰した時でさえ、10万円台ですから500円の株価だったのですね。でも確かに下がりました。2012年の秋の買いなら、まだ4倍近い株価水準ですね。

カタルは366000円の水準で再推奨しています。だから1800円台ですね。トホホ…。また早かった。フィルムへのワラント発行を見ての推奨です。4000円台の新高値は再び確実に付けると…今は考えています。時期は来年でしょう。今期の増額修正次第でしょうね。富士フィルムが研究委託費を渡すのでしょうが…、さじ加減で、利益など、どうにでも収益を変化させることが出来ます。再生医療の夢は大きく、日本に欠かせない企業の一つでしょう。だから底値を固めれば、また再出発します。007もそうですが、目先筋の投げを待つ調整ですね。人間と言う動物は、辛抱が効きません。特に、分からない物に対しては、不安感が増すものです。007の悪材料が心配されますが、どんな悪材料も、既に株価面で消化しているイメージですね。かなり下げましたから…。あとは結果発表を待つだけです。仮に悪くても…大きく株価は下がらないと思っています。むしろ改善度次第ですが、株価上昇の期待の方が増すかもしれません。

週足のケネディクスを見ていたら…綺麗に下値が切り上がっていますね。徐々に玉が吸い上げられているイメージです。まだ早いですね。390円を取ってから参入しても良いですね。405円や418円でも構いません。天井は高いのです。だからゆっくりやればいいのです。ようやく窓埋めが完了しましたね。J・TECの話ですね。昨日の高値が1372円で、今日は1430円の高値スタートでした。でもまだ4月17日の1445円を抜いていません。3月31日の1590円や、その前でも良いですが…確認を取ってからの参加でも良いのです。どうせ天井は高いのです。何も安値を上手に買おうとしないことですね。大概、カタルはいつも寄り付きで売り買いをしますね。僅かな価格の違いより、確実に買ったり売ったりできるタイミングを狙います。

上がる銘柄は既に決まっているのです。問題はタイミング、政策次第で時間軸も動くし、上昇角度も変化します。この辺りは日々変化しており…難しいのですね。なかなか最後の難関がクリアできないカタル君ですが…残された時間も少なくなってきました。皆さんは良いですね。カタルの失敗からいくつかの教訓を学べるわけです。一応、カタル君、日本で10本の指に入った証券セールスを体験しましたからね。それなりのレベルだったのです。でもなかなか最後の壁が越えられずに…シドロモドロしています。毎日、カタルの原稿を読めば…何れ、何人かはカタルの上を行き、日本の市場経済に貢献する事でしょう。皆さんの踏み台に、成れれば幸いですね。互いに頑張ろうね。それでは、また明日。

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2014年05月07日

05/07

かたる:昔なら確実に連続ストップ高のような材料が、何故か、この所、市場で評価を受けないと言う「希望」を感じることが出来ない相場展開になってきましたね。しかし安倍政権は、多少、官僚のロボット的な要素もありますが、歴代の総理に比較すれば、マズマズの及第点です。6月にも本格的な成長戦略の発表を控え、法人税が焦点になっています。時期を明記できるか、20%台を実現できるか? この二つに焦点があるようですが、税率は基礎的なコストです。中国で国営企業のあがりを、国は配当と言う形でこれまでの水準より5%アップで、搾取する事を決めたそうですが、基礎的な製造コストは、依然、日本は高いのです。

先ずは原発の影響で、これまでも高かったのに…更に、割高な電力料金になりました。これでは、いくら小形棒鋼の市況が高くなっても、電炉メーカーの損益分岐点は下がりませんね。通常、これだけ建設市況が改善されれば、儲けはかなり膨らみ株式市場の人気株になっています。ところが現実は人気にもなっていませんね。だからエナリスが人気になる背景も分かりますが…、問題は収益面の裏付けです。007も同じ背景を抱えています。HEMS絡みの産業は、スマートメーターの設置から、電力の効率配分が進化し、日本に必要なスマートコミュニティーの一つの分野です。この成長分野を馬鹿にしては駄目ですね。007の提携は、非常に意義のあるものです。このような提携が、いろんな分野で進展しています。今日は007の話しじゃないから…いずれの機会にしましょう。

人口が減ってもスマートコミュニティーの進展で、生産力をアップする事で豊かな生活を維持できるのでしょう。「悪銭身に付かず」とか…「不労所得」と言って、金融収益を軽視する日本の「二宮尊徳」的な清貧思想の風土は間違っています。信用力を否定する日本の間違った一般概念を、一掃しなくてはなりません。確かにカタルは、結果としてベンチャリを始め、多くの間違いを犯し、お客様にご迷惑をおかけしました。しかしその背景を充分に解説していたと思います。ベンチャリのFCシステムは、非常に優れていました。あの時に金融支援を受けられれば、今頃は…と、考えることはあります。ロコモブームからカーブスも、保険の窓口化販売も成長していたでしょう。しかし結局は、金融庁様の査定強化で無借金企業でも貸し出しが受けられないと言うバカな制度に潰されました。まぁ、ここでごたくを並べても仕方ありません。

さて安倍さんはロンドンで、日本への投資を促す講演をしたとか…。このような積み重ねが、やがて希望の生まれる社会を形成するのです。先日、J・TECは決算発表を実施しました。売り上げが、倍、倍で伸びる企業が他にあったら、教えて欲しいものです。まさにJ・TECは成長過程にありますね。ところが…株価は高値から大きく下げています。不思議ですね。4435円まで買われたのに…。先日は、なんと1172円です。流石に、決算を受け、少し戻しましたが…今回の発表を株価は織り込んでいるとは言えませんね。故に、カタル君、懲りずに…また本日は、少し株を買いました。今回、先日発表されたIPS細胞の培養コストを下げる技術を、フィルムから研究委託されましたね。STAP細胞にしてもIPS細胞にしても、人工臓器の製造まで、何れ行くのでしょうが…、日本で一番進んでいるのは「J・TEC」(7774)なのでしょう。何故なら、既に人工皮膚や人口軟骨の分野で、培養の実用化をしているからですね。この会社のいいところは、壁を作らず、技術の供与を受けている所です。この姿勢なら、カラーは薄れ、色んな大学で開発される製品の実用化が実現できますね。

所詮、山中教授の技術研究も、実用化されてなんぼなのです。医療現場は命のかかわる分野で安全が優先され、どうしても時代進化が遅くなりますね。特に日本は清貧思想の国で米国とは違います。昨年、ようやく自走式車の実用化実験の車検が下りたばかりなのです。グーグルに先を越される訳です。これは日本国民の認識と言うか、メディアが作る文化の影響ですね。いまでもNHKは、震災の弱者救済を訴える番組を多く流しています。確かに可哀そうだし、ある程度の支援は必要です。しかし3年以上が経過しますからね。いい加減に過去を振り返るのではなく、未来に向かうべきでしょう。それなのに過去の検証は全くしません。原子力委員会が、何故、機能しなかったのか? 東電だけに責任を押し付けて、政府が原発推進をした背景や、安全審査する筈の機関が、何故、機能しなかったのか? こちらの方が大きな問題です。メディアの姿勢が問われます。こんなイワシ民族教育を、いつまでもしているから、失われた時代から、いつまでも脱出できないのです。

GPIFは国債投資しかせずに…中国や他国の年金基金に日本株の主導権を奪われているのです。信用創造をしてチャレンジする空気を創り出すべきでしょう。J・TECは必ず評価されますね。皆さんは株価が上がらないと反応しませんが、素晴らしい銘柄の一つでしょう。膝関節は長寿化する老化現象の一つで、患者は増えるばかりです。しかも日本だけの問題ではありませんね。日本が先駆して技術確立できれば…やがて世界に広がります。医療市場は1億から70億の市場なのです。だから第一三共のような失敗もあるのですが…良い技術なら輸出されますね。円安になれば…観光を兼ねて、日本で人間ドックを企画する中国向けのツワーを組めばいいのです。いくらでも商売の方法がありますね。

何をするのも…お金が必要。だから信用創造の要になる「地価の上昇」が欠かせません。日銀の異次元緩和は、物理的に機関投資家の資金移動を促します。もう直ぐ、2年になりますよ。既に下地は出来ていますね。あとは誰が火を付けるか…。そこにケネディクスの含み損失が消える時間が重なりますね。そうして「リートはPFI」との概念が、一般化すると一気に人気株になります。1000兆円の資金移動の手助けをする仕事は、証券マンとしての冥利に尽きますね。野村の役員は、本当に仕事をしているのかな? 国家財政を救うビジネスチャンスですね。J・TECの株を、皆で買い、株価を高くして資金調達を助ければ…再生医療の分野の技術進展のスピードを上げることが出来ます。社会に貢献できて、投資した僕らも儲かるのですね。これが市場原理主義の良い面です。時代が要求する会社を支援するのですね。そうして、その会社の成長を享受し、間接的に投資家も社会貢献が出来るのです。お金は有効に活用しなくてはなりません。

目先の1割や2割の鞘を稼いでどうするのでしょう。株式投資の真髄は共に栄える投資を心掛けることでしょう。その為には時代が要求する社会が求める技術開発している企業の会社の株を買う事ですね。カタルは何度も述べています。上がる株の会社は、既に決まっているのです。問題は投資するタイミングと述べています。今日は幸い、米国市場が安く、ウクライナ情勢などが影響しているのでしょう。何でもそうですが…、知ったらお終いなのです。問題化になっていると言う事は、対処が進んでいるのですね。1―3月下げ続けた株は、4月に底入れしたのでしょう。5月、6月は需給面から整理が進行し、上げやすい環境下にあります。1年に二度しかない、僅かな上昇チャンスを生かしてくださいね。それでは、また明日。J・TECが発表した此方の意義は、大きいと思っています。やがて株価に影響を与えるでしょう。安い時に100株でも良いから買っておいてください。自分の力量を知っているのは、自分だけなのです。だから無理をする事はないですよ。

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2014年05月02日

05/02

かたる:カタルはいつも最善のシナリオ選択で、相場に臨みます。その為に期待値が大きく実際の相場のスピードと、カタルの頭の中のシナリオとの時間差に悩まされ続けています。実際に年初から大きく株価は下げましたが、それは個人が参加している収益力の裏付けがない、夢である期待値が高い銘柄が中心に下げたのですね。日銀の黒田さんの含み笑いは、株で損をしているものにとって、憎らしくも感じます。「えい、お前の目的は、物価目標じゃないだろう。」と…毒づきたくもなりますね。1989年に上京して以来、数々の失政の為、55年体制は崩壊、政権交代を二度かな…を経験しました。本来、日本人は画一化教育のロボット民族で、イワシ民族と揶揄されるほど従順な国民です。それは地理的に守られてきたからですね。大陸続きなら、違った国民性を有していたでしょう。蒙古襲来の神風神話などは象徴的な寓話です。長らく、カタルもそうでした。

しかし数々の失敗を重ね…メディアの論調を疑うようになっています。ミツミ電機の業績修正は大きな痛手でした。上京した直後だったと思います。決算発表の2日前ぐらいだったと思いますが、大幅増益の観測記事を日経新聞は大きく掲げていましたが、実際は減額修正で、2日間の連続ストップ安だったと思います。おそらくヤラセなのでしょう。その後、様々な経験を重ね、官僚による観測記事であるアドバルーン記事など…世論の誘導が試みられています。キャリアと言うのは、純粋さが薄れるものですね。今では政策の失敗より、メディアの責任が日本の停滞を招いていると思うようになっています。日経など…幹部のやっていることは、三文ドラマそのものです。改革を怠り…石川島やオリンパスを見るような思いです。でもこれが大人の現実社会なのでしょう。

どう考えても…東京都知事の猪瀬さんと、みんなの党の渡辺さんのやっていることに大差はありませんが、ライブドアとオリンパスの二重基準が、日本にはあります。フェアじゃないですが現実ですからね。僕はダヴィンチの金子さんが好きでしたね。テーオーシーのMBOにたいし、敵対的なTOBを仕掛け、株式価値を正当化する姿勢が好きでした。1兆円ファンドを創設し、東京駅隣の「パシフィック・センチュリー・プレイス」の一部を買収したり、不良政権のもとになった「芝パークビル」(軍艦ビル)を買ったりして、信用創造に尽力していました。…がしかし、福井日銀総裁の小心に潰されましたね。まぁ、米国の金融危機の影響の方が大きいかもしれませんが…。でも厳格な金融庁の不良債権認定がおかしいのですね。だって利回り採算に合うなら、大目に見る大岡裁量をすべき時期だったのでしょう。

小さなことでは、お巡りさんが一停止違反などの小さな交通違反を見逃す行為が認められなくなった社会構成と言うか…。最近のニュースもキセルをする地下鉄職員かな? 女子トイレを盗撮する法務省職員の懲戒免職など…悪い事には違いはないが、容赦のない処分に見えます。中学生の悪戯レベルも、厳罰化になっていますね。社会にユトリがなくなっているように感じるのは僕だけかな? 昔はもっと社会が大らかだったように思います。僕自身もお巡りさんから、交通違反を免除してもらったこともありますからね。ケース・バイ・ケースの大岡裁きが消えましたね。まぁ、甘いと言われれば、二の句は継げませんが…。

さてゴタクを書いていると、スペースがなくなりますね。今回の下げは、富士通などをみると個人好みの裏付けない乏しい銘柄が、大きく下げたに過ぎないのですね。事実、年初かな? カタルの感覚では古河電工や板ガラスの類似する発想で、欧州景気の改善から、取り上げた銘柄で、コイルの「スミダ」6817なども株価が上がってきましたね。介護のツクイもそうですが…。結局、収益性がバックにある銘柄は、下げてないのです。ただ三菱UFJのように、全体は、どう考えても安いのですね。これは委縮した社会だからです。大岡裁きが消えたのも、きっと社会にユトリがなくなったのですね。社会に希望が感じられるかどうかなのです。希望が生まれると、カタル銘柄のような…夢の銘柄は大きく上げますよ。赤字のJ・TECも、007だって…ケネディクスは、既に復配ですからね。相場としては、まだ3合目程度でしょうが…。

政策の選択次第ですが、昨日はどうもGPIFの買いじゃないですかね。日経新聞には、リターンリバーサルと、大きく下げた銘柄の買戻し…となっていましたが、6月の成長戦略や7月のボーナスで消費税懸念が一掃されるので、やはり5月、6月は堅調でしょうね。問題はその後ですが…消費税の二段ロケットを点火させたい官僚筋は、飴玉を出すとの読みは一般的ですからね。その為の演出として、1―3月が大きく下落したのでしょう。これが一般的なシナリオでしょう。ケネディクスを見ていると、何故か、カタル銘柄、第一弾の「日揮」を連想します。あの時も1年以上かな…。待たされましたね。そうしてヤレヤレと…僅かな幅で利食いをすると、そこからが大きかったですね。きっと619円を抜けた辺りから、相場は加速するのでしょう。ここは関門で380、390、405、418円ですからね。大きなエネルギーが必要になります。真空地帯と違いますからね。でも1300兆円の逆襲なのです。

昨日はロンドンで、安倍さんは日本に投資をして欲しいと…訴えたそうですね。信頼される政策をすれば、20年以上も眠っていた宝物の日本経済を、世界のヘッジファンドが放っておくことはありません。みんな必死なのです。量的緩和で溢れているマネーが、一気に流れ込んできますね。ケネディクスは値嵩株になります。だって1兆円以上の不動産を管理している会社は、他にないですからね。 地所や三井不動じゃ…ギャップがありません。野村の常務は仕事をしているのでしょうか? 中東の王様とのパイプは継承されている筈ですね。過去のOBにお出まし願って、セールスをすればいいのです。「仕掛け」も必要ですね。地銀とリートを結び付け、国債に眠っている100兆円規模の資金を移動させるのです。良い仕事が出来ますね。みんながウィン、ウィンです。金融デリバティブを利用し、高利回り商品を幾つも世に出せます。いつまでも600円台の株価に甘んじてないで、ちゃんと、年収1億に見合った仕事をして、10億、20億と黒田君を上回る年収を貰わないと、誰も後に続きませんね。確り証券マンは仕事をして欲しいものです。

僕はバブルの頃、なんど野村の社員に負け、悔しい思いをしたか…。だって勝てるわけがありません。CBを100万しかもらえないのです。それで1億の投信は売れませんね。彼らは1000万、2000万は当たり前、場合によれば、1億の投信に、1億のCBを付け販売するのです。馬鹿でも投信は売れますね。スター株を市場に創れば、市場は夢を感じ全体が引っ張られます。300円のケネディクスが1万円になれば、黙っていても相場は活況化しますね。昔は任天堂やセガのように…。野村の役員も器が小さくなったものです。昔はやくざの親分相手に、商売をしたのですね。男としての器同士の戦いです。今は煩いですが、アラブの王様や政治家との駆け引きは、同じことです。セールスは人間の度量が、勝敗を決めますからね。僕の先輩が注文を取る為に、料亭の玄関で土下座をしてお客様のションベンを飲んだとか…。本当かどうかわかりませんが、彼は段違いに仕事が出来ていました。残念ながら、彼は脳腫瘍で亡くなり、彼の下で働く機会がなかったのですが、彼が本部長時代にキャバクラなどに同行させてもらい、世話になりました。懐かしい思い出です。

安倍さんはロンドンで、金融マン相手に講演をしたとか…なかなかの器ですね。様々な条件は揃っているように感じています。

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2014年05月01日

05/01

かたる:先ずは読者からのメールで「介護リート」の日経報道を知りました。28日の朝刊に掲載がありましたね。僕の住んでいる地区は14版なので3面の掲載でした。この掲載内容では、リートの存在価値の理解が進みませんね。時代に沿って商品は開発され、世の中の流れになって動きます。

一例を掲げておきます。1954年米国のレイ・クロックはミキサーの訪問販売セールスをしていました。その途中でマクドナルド兄弟に出会います。彼ら兄弟の店は非常に繁盛していたと言います。ここでレイ・クロックはマクドナルド兄弟に、フランチャイズ契約を持ちかけ事業展開をします。最初はあまり成功してなかったとか…。クロックは食に対し素人だったために、マクドナルド兄弟の調理方法そのものを、忠実に導入したと言います。クロックが新しくマクドナルドを始めたのは、なんと52歳の時なのですね。途中、色々あって成功するわけですが…。当時のマクドナルドの店には普通のハンバーガーとチーズバーガーの2種類しか販売してなかったと言います。販売する種類を増やせば良いと言う訳ではありません。

時代の流れを見て軌道に乗ると、一気に普及するのを後押しするのは、やはり政策支援ですね。だからカタルは日本の官僚がやっている補助金行政を、単純に批判している訳ではありません。エコカー減税により、買い替え需要が起り、車のHV化が日本で進み、燃費の改善が大幅に進み、原油価格が上がり円安になっても、ガソリン高がそれほど重要な要素ではなくなりました。更にトヨタはこの政策支援で膨大な利益を享受しています。現在の中国生産の試みは、この政策支援のおかげです。

薄型テレビの買い替えにより、消費電力も抑えられ時代が進みましたが…、残念ながら、ソニーはスマートテレビの開発に、世界で一番近い位置にいるのに…。平井さんは経営資源を充分に活用できていません。トヨタと違いますね。ゲームも映画も持っているテレビメーカーは他に居ませんね。この時代の間隙を縫い、グーグルは基本ソフト、アンドロイドの活用で、スマートテレビ市場に新規参入を果たしています。既に自走式自動車においても、市街地走行の実験に成功しています。日本は日産自動車が先駆しているようです。トヨタは一歩、遅れていますね。

だから一概に補助金行政を批判している訳ではありません。…がしかし、日経新聞のあの報道の仕方では、時代が進展しませんね。介護リートの報道を一面に掲載し、リートが不動産投信から物流に広がり、今では星野リゾートやイオンのように、全ての設備投資の装置産業に置き換わっている現実を、報道しなくてはなりません。物流リートの資金元はノルウェーの年金基金だと言います。非上場なので分かりにくいでしょうが…インターネットの普及で、物流設備が不足し、一気に広がっています。時代を進めていますね。星野リゾートは旅館を運営する能力はありますが、資金力がありません。海外からの旅行客は増え続け、受け皿の一つになっています。日本は幸い、低金利の環境下にあります。地方銀行は日銀が国債を買うので、運用先に困っているのですね。

しかし金融庁は融資先の基準を緩めていません。相変わらずの頑固ぶりなのです。厳格な減損会計を強要する姿勢を堅持しています。これじゃ資金需要はあっても、リスクを恐れ、誰もお金を貸す事が出来ません。だから地価を上げる信用創造が必要なのですよ。担保価値が下がり、減損会計が強要されるようじゃ、どんな企業も持ちませんね。シャープを見て御覧なさい。注文はあって商売は出来ているのに、地価が下がったから、一時的に工場の稼働率が落ちたからと言って、不良債権先のレッテルを張られる訳です。かくしてダヴィンチは、市場から露のように消えました。金子さんのような、雪山をラッセルする人間を否定して、時代が進みますか? ホリエモンを市場から排除し、時代が進むのでしょうか? 結局、オリンパスや石川島は残っているのです。日本村論理の矛盾は、限界点に来ていますね。だから時代が反転するのです。復元力を発揮して…。1300兆円の逆襲ですね。1兆4000億円もの資産を管理下に置いている企業は、ケネディクスをおいて他にありません。此処で夢である「リートはPFI」だという高成長マジックが生まれるから株価が1万円なのですね。

昨日、カタル銘柄のJ・TECの決算が発表されました。多くの人は気付いていませんね。市場は馬鹿ぞろいですね。年金ファンドやヘッジファンドの運用者は、何を見ているのでしょう。時代を大きく進める再生治療の旗頭に、富士フイルムから委託されましたね。iPS細胞のネックは費用なのです。25日の日経新聞の一面に、培養費が1/10になると報道されています。あの時は、僅か74円高の評価でした。J・TECへの委託は発表されていませんでした。…が、しかし今は…。今の市場環境を良く表していますね。どんな好材料にも株価は反応しなくなっています。売り上げが563百万円から1008百万円へ、そうして2142百万円と、倍々ペースで伸びると言うのです。確かに目先は赤字予想ですが…僅かに2億51百万円の話です。今期の赤字が8億27百万円ですから、売り上げが10億円以上増えて、会社側の今期の赤字予想は少し不自然ですね。この売り上げの伸びは、米国のSNSグループの伸びに匹敵します。PER100倍評価の水準ですね。

ただジャックの手術は、熟練した医師のみの適用で、急激な広がりを見せるわけではありません。だから整形外科医は、星の数ほど居ますが…大病院に限られます。しかも研修が義務化されている様で、なかなか普及が進みませんが、それでも今期は受託病院が倍増します。決算説明書を見ると、会社側は数千人規模の需要を想定しているようです。人工関節適用患者が、年間65千人いる現実を考えると、この予測は過小評価に見えますね。会社側の予想規模だと、仮に5000人に適用されるとすれば、1件2百万なので100億円規模ですね。ジャックだけで100億円の売り上げ規模になります。今の売り上げ水準の5倍ですね。もし人口膝関節の半数に適用が広がると…日経産業新聞が掲載した数百億円規模の市場に育ちます。なるほど…と思いましたね。あの記事は、何も眉唾ではないと…。2013年9月にものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞をもらった再生医療の最先端技術だと言う理由が、よく分かります。今、話した規模は、日本だけの話です。現在海外にも展開を計画中だと言います。

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今日はストップ高かな?…と思いましたが、現状は違いますね。カタルの認識と市場の現実との「ズレ」が生じています。黒田さんの含み笑いの影響でしょう。ある意味で金融緩和は黒田さんが指摘するように、充分なのですね。だって地方銀行は国債を売って、何に投資するのですか? 地方に金融庁基準の融資先などないですね。ジャイカがODAを使い、中小企業の海外進出の後押しをしていますが…海外向け融資は、大手銀行に限られますね。地方にも事例はありますが…現場での検証などを考えると、やはり無理があります。コストが合いません。だからリートなのですね。国債からリートに変貌し、金融デリバティブ機能を応用するわけです。それこそ、無限の広がりが考えられるのです。ケネディクスの成長ぶりが見えるようですね。流石、米国資本系列の会社です。

忘れていました。ものづくり大賞と受賞と言う事は、今回のように、国を挙げての支援を受けられます。事実、多額の補助金をJ・TECは受け取っています。日本通信やアイフルに見られるように、政策の選択が企業業績を左右するのです。このような解説をしないと…なかなか市場と、株価の解釈が進みませんね。市場には、このような解説をする証券マンは、皆無になりました。私見ですが…裏付けのある説得力のある見方だと思っています。長くなりましたね。007が安値を更新しましたが、ナノキャリアなどもひどいものです。基本は市場に「希望」が消えている現象です。しかし時代は、必ず、また風を市場に送ります。今日はこの程度にします。それにしても日経新聞の編集長は、処世術だけが長けているようです。時代を見る眼が、曇っているのではないでしょうか? リートの支援は、日本国を救うのですね。29日のコラムを読み直して欲しいものです。カタルの意見は再利用してもらって構いません。チンタラと動いている時代を、共に加速させ進めましょうね。

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