未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年12月19日)

かたる:株式市場は、奥が深く面白いですね。昨日は震源元のプーチン大統領が会見していました。きっと彼も、原油価格がこれほど下がるとは考えてなかったのでしょう。基本的にカタルが日揮を推奨した時に、原油は新しい動きに入りました。あれは1999年前後の話しでしたね。原油価格の上昇をみて、大幅な損失を抱え苦しんでいたプラント輸出は、復活すると読んでいました。日揮だけでなくあの時は千代化も凄かったですね。流石、三菱系です。金曜会の力は絶大ですね。三菱自動車の時もそうでしたね。実はこの原油推移のグラフを作る為に苦労しました。何しろ英語なので…何処にデータがあるのか探すのに手間取りました。元データはIMFの資料です。

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前回の原油の急落は、金融危機ですから参考になりませんが…今回は明らかに、マネタリベースを背景にする世界の潮流変化による現象でしょう。カタルは、少し前に1937年の宿題を掲げ…同時に、時間はズレますが、ドバイの不思議を掲げています。産油国は働かない公務員を雇い、遊んで暮らす時代が、何故、長く続くのか…。疑問を抱いています。イスラエルとアラブの関係など、複雑な力学が働くのでしょう。今回もロシアとイランの関係を叩いているようです。似ているでしょう。三国同盟の世界大戦以前の環境に…だから1937年の宿題なのですが…。問題は、技術革新の「波」が、間に合うかどうか…、だろうと考えています。

最近は人工知能の話題が増えてきましたね。ソフトバンクのペッパー君に、日本IBMのワトソンが繋がり、大きな成果を挙げていますが、同時にホーキング博士などは、警告を発していますね。まるでSFの映画を見ているような…現実が進んでいます。カタルは先ずは、信用創造、それからスマートコミュニティーだと述べています。この背後には、新興国から先進国への回帰というテーマも存在します。新興国が先進国に追い付き、今度は先進国が、再びスマートコミュニティーの進展で、引き離す「時代の革新」がやってくると思っているのです。だからクラウドサービスなのですね。先日、社名を間違えていましたね。ここで改めて訂正します。クラウドワークス(3900)と言う社名でしたね。新規上場なので、非常に危険ですが、同時に、この経営スタイルに魅力も感じています。実は良く調べてないのですが…イメージは好感を持てるのです。

今年も新興企業の上場ラッシュに沸き、日本の成長が促されることに期待します。どんどん小さな企業は、折角の上場ですから、お金を手にして挑戦すればいいのです。007の増資は、ぜひ成功させたいものです。普通は、確かな計画が見えないとメリルも増資を引き受けませんね。ひょっとすれば…一括引き受けも、あり得ます。カタルは、この資金の使い方が、詳細に発表されてないので、どう使うか分かりませんが…、売上10億円程度の赤字会社に、同規模も資金を与えることは、まさに生きている経済の証です。実は非常に…楽しみなのです。故に、買い増し方向で考えています。実際、この下げ過程で、持ち株を、貧乏人なりに…少し増やしました。来年は飛躍の年になるように、この資本提携を活用して欲しいと願っています。

実際、米国ヤフーやソフトバンクは、アリババの無名時代に、多額の資金を引き受けたから大儲けできたのです。アリババのジャック・マー(馬雲)氏が優秀だったから、これほどの成功をおさめたのでしょうが…。お金がなくては、アイディアだけでは何もできませんからね。お金があれば、多少の冒険は出来るのです。つまり、この10億程度の資金の使い方次第で…、007の企業業績は、激変する可能性も存在し、宝くじも買わずに、007に投資した次第です。確率は…、どの程度か。でもこの会社は利益を上げていませんが、惹かれる魅力を有しています。投資って、こんなものだと考えています。1000株で100万円程度ですからね。金持ちが、一晩、銀座のクラブで遊ぶお金です。この100万が1億になるかもしれないものね。相変わらず、ノー天気のカタル君ですね。

さてスイスがマイナス金利を採用したとか…。この現象はお金が逃避しているのでしょう。同時にNY市場は、何故か、大幅高、原因は色々あるのでしょうが…、年末の決算対策に向けた動き、おそらくケネディクス同様に売り物が切れたのでしょうね。重要な点は、ボルガールールの延期です。実質的には、米国は共和党政権に移行し、過度の金融規制が見直される方向性にあります。カタルはFRBの文言うんぬんより…こちらも金融規制の延期の方が、大きな影響を与えたのだろうと考えています。レイムダック化したオバマは、移民問題やキューバなど…。何故か、菅直人や野田元首相に、イメージが重なって見えます。このような重要なパーツは、何を暗示するのか? 実は、消化が出来ていません。カタルなりの仮説が、なかなか成り立たないのです。きっと、まだパーツが不足しているのでしょうね。

シャープは、シャオミ―(小米)のインド進出が拒まれたことが影響しているのか…昨日は出来高が膨らんでいました。実はシャープに関心があり、現在はウオッチ銘柄なのですね。任天堂のゲーム機に、新規採用が決まったようでもあり、経営の仕方次第で…ソニー同様に、スター株に復活する器ですからね。昨日、掲げた資生堂も、その候補です。しかし何れも大型資本なので…、それにカタルは時々ですが…長期成長株も掲げていますね。沢井製薬も大成功だし…ピジョンもそうです。年金ファンドの運用者向けにも、時々、銘柄を提示しています。現在は、相変わらず、年金向けに大手金融株ですが…。公開する以上、カタル好みの銘柄ばかりでなく、証券マンでしたから、色んなニーズに対応できるように銘柄を掲げているのです。

でも現在はケネディクス、007ことユビキタス(3858)に、J・TEC(7774)の3銘柄に留めています。でも今年だって、かなりヒットを連発していますね。日本通信に富士通に始まり、化工機にNSW、そうして最近では…ラオックスにリクルートですね。このリクルートの出来は、今一ですが…でもカタルは気に入っています。だから読者それぞれが、自分のニューズに合った銘柄を採用すればいいのです。昨日も友達の証券マンから、何か、いい銘柄がありませんか?…と聞かれましたが、もう、売り買いが商売ではないですからね。

そんなに…カタル君は自動販売機ではないのです。良い銘柄が次々に見つかる訳がありません。でも一応、クラウドワークスの話をしました。カタルは、この手の株が世界を変える可能性があると思っているのです。まさに博打です。でも必ず上場人気は、下火になります。その時に、再び考えればいいのですね。打診程度なら構いませんが…。新規上場株など…90%程度の銘柄は、必ず沈みます。確率は低いですよ。IPOが何故、人気になるのか…カタルには分かりませんね。むしろ、007の方が…余程、面白いね。きっと、来年は、カタルレポートのスター株になっているかもしれませんね。

さて現在、注力中のケネディクス、やはりピカピカに見えますね。なかなか色褪せません。むしろ輝きがドンドン増すから不思議です。NTT都市開発の共同開発や、今度はアジア圏だそうです。やはり100円台の利益は確定しているんじゃないかとも考えています。何故なら、政策動向が、その動きですからね。舛添都知事は、行動的に仕事の出来るタイプです。つまり世界の都市の中で、魅力が総合的に上がる筈、国際金融都市構想を掲げ、スマートコミュニティーがマッチして、アジア地区のキー都市に発展しますね。故に、アップルも日本に進出するのでしょう。その中で、兆円単位の不動産を抱える会社は、他に見当たりません。地所や三井不動は投資対象になりませんね。既に立ち位置が確立されています。のり代が大きなケネディクスは、来年5000億円増の2兆円の目標に向け邁進する筈ですね。このAUM目標が、過大とは言えません。既に1兆5000億円のAUMを抱えていますからね。

在庫がなくては、いくら市況が好調でも…利益を計上する種がありません。しかし…ケネディクスは違いますね。今回の利益先送りの材料は、水面下で豊富に存在するのです。だって在庫は、1兆4700億円ですからね。在庫が2割の上昇で3000億円ですもの…。それで時価総額は1460億円程度なのです。やはり10倍の器ですね。故に「デフレ脱却」のスター株なのですね。だから株数勝負なのですが、なかなかパンデミック(比喩方法が間違っているかな?)が、訪れませんね。でもカタルは勝手に…そう解釈しています。読者が、どう感じようと…カタルの考えは変わりません。

昨日のNY市場の動きなどは、何故か、気持ち悪いですね。何か掉尾の一振と言う言葉が、相応しいような…末路もイメージしました。やはり金融規制が行き過ぎているのですね。だから、このような乱高下になるのです。プログラム売買などの規制が、必要かもしれません。先物の証拠金を上げればいいのですね。そうして類似商品の規制ですね。日経レバレッジファンドなどの影響は、大きいと考えています。投資家がネットのおかげで…素人化しているというか…、値動きに右往左往している様に感じています。

まぁ、僕の考えが正しい訳でもないし…。カタルの妄想かも知れませんが…ね。だから40億円も飛ばすわけです。この所、政策動向に過敏なのは、やはり建玉が増えたためなのですね。故にロスカットなどを、するしかなかったのです。自分には、それだけの精神力しか、なかったのでしょう。最後にカタルは、述べています。所詮、株式投資の成否は、自分自身の人間としての「器」の問題なのですね。故に自分の心の声を良く聴き、無理をしないことです。それでは…また、明日。

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投稿者 kataru : 2014年12月19日 12:14