未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年01月09日)

かたる:しかし…株って面白いね。仕組みを知り出すと、どんどん奥が深くなり、馬鹿なカタル君も、一般的に一流と言える評論家を批判できるようになるのです。頭のいい人は、公務員試験を受け官僚に…大企業にも就職しますが、今では昔のように企業にユトリがなくなり、海外研修も積めなくなりました。わが国の制度は官僚の1番は米国に、2番が欧州ですね。そうして若者の時に海外での人脈形成をして、経験を積んで日本に戻ってくるのが一般的なエリートでした。民間の制度も同じですね。しかし最近は民間に遊ばして置く、お金も時間もなくなり人材を育てることをしなくなりましたね。三木谷さんなどは恵まれている口でしょう。折角、企業が金をかけて教育しても優秀な人は脱サラしますからね。

今、子供に教育するとすれば、英語とプログラミングを小学生から中学まで勉強させ、高校時代に海外に放り出すか…、あるいは徹底して日本の文化の修業をさせるかでしょう。特に地方に夢が眠っているように感じています。代表事例が島根県隠岐郡「海士町」と呼ばれる離島の成功事例でしょう。あと一歩で「財政再建団体」への転落から免れた成功事例です。一般職員の給料カットが平均で22%と言うから驚きです。議員報酬は40%カットですよ。まぁ、支出の削減は誰でも思いつきますが、「さざえカレー」や「いわがき」に「活イカ」の海の幸から「壱岐牛」などの島ブランドの食品を市場化して雇用の場を確保して、少子化対策が一人目は10万円、二人目は20万円、三人目は50万で4人目以上は100万円と言う他に、様々な若者を呼び込むアイディア支援があります。

なにかアメリカン・ドリームに憧れるお金の価値観と相対する位置にいる生活のようですね。年初に書いた幸福度の話ですが…人生はどちらが素晴らしいのか分かりませんね。経済的には島での暮らしは、きっと生活に必要なお金しか手にできないのでしょうが…。豊かな生活を連想させるような、和気あいあいとしたムードがあるようです。一方で東大の社会科学研究所には「希望学」と言う新しい分野を模索する学問が生まれたと言うのが…今の日本が位置している時代背景を、物語っているようにも感じます。地方の活性化には様々なアイディアが生まれており、人と人を結びつける輪の繋がりを大切にする取り組みがありますね。「維新の会」が目指す地方自治の動きはどうなったのでしょう。

冒頭の株って面白いね…と書いたのは失敗したグリーの動きですね。今日は1120円までありました。カタルは昨年1400円前後で参加して1000円で投げたのですね。その後676円まで株価は下がり、ここから反転です。カタルが銘柄などは、何でも良いと述べている代表的な事例です。カタルがよく引き合いに出す成功事例の沢井製薬ですが、時間が掛かり過ぎていますね。このIRNETを始めた少し前の1995年に上場した会社です。今では「ジェネリック」と言う言葉は一般化されましたが、当時、カタルは「ゾロ」薬と紹介していたように記憶しています。思い出深いのが、お医者さんからのメールでした。日本ではジェネリックなどは普及しないと指摘されたことです。でも今では売り上げ規模も多くなり1000億円台に、もう直ぐ突入します。でも武田の1兆7千億円近い規模からすれば、まだまだですが…団塊の世代の高齢化を考えると、成長力は落ちることはないでしょう。しかし株価が上がるまで、すごい時間が掛かり、とてもカタル向きでない為に、時々触れるだけなのです。

このような銘柄はたくさんあります。カタルは冷凍食品に成長の芽を感じていますね。ニチロは農薬事件に揺れていますが、近年の冷凍技術の進歩は素晴らしく…正月のおせち料理などは、この冷凍技術が使われていると言います。マズマズですね。でも素人が暇とお金をかける料理には、本当は負けるのでしょう。でもあの品揃えはなかなか…家庭では難しいですね。「味の素」などもカタルのお気に入りです。最近リストを見ていたら「花王」も良く登場します。きっとアジア戦略が軌道に乗り始めているのでしょう。何も沢井だけではないでしょうが…時間が掛かり過ぎますね。人々を魅了する値動きはなかなか生まれません。カタル君が三菱UFJを一貫して進めているのは、糊代もあるからですね。規制が緩和されれば、宝物でしょう。理由は都心の不動産です。

昨日、日経新聞の記事批判と言うか…三菱地所の含み利益から株価が高騰した話をしましたが…地所は持っている土地を売りはしませんね。JR東日本のケースが新聞に書いてありましたが、商売の道具ですからね。松屋も同じことです。でも乗っ取りが出来て売ることが出来るなら、都心なら含み利益の話は、理屈付けが出来ますが…地方などは売れませんね。だいたい資産価値がない。でもケネディクスの持っていると言うか…受託資産は儲けがあれば、勝手に売ることが出来ますね。昨年はおよそ2割、地価が上昇しています。だから軍艦ビルの実例などを示したのです。東京都の地価はこれまで下げ続けており、今年はこの信用創造の分岐点だと考えていますね。信用創造の中には、裁定取引の概念があります。だから商社も割安感も是正されると考えています。行き場を失った日銀当座預金はGDPの20%ですからね。個人の金融資産は1600兆円です。10%がアクティブな選択をするとしたら…どう考えても、限界点は近いですね。

古河電工も上がってきました。今日は板ガラスも高いですね。日経では旭硝子の欧州部門の建設用ガラスの不振が伝えられているのに…不思議ですが、みんな、どの株もある程度は上がるのですが…異次元に上昇できる株と言うのは、なかなか存在しないのです。株価が10倍になったアドウェイズに、もっと上がれと言っても無理な話ですね。しかしケネディクスなら可能性があります。此処から10倍ですね。でも初動波動に力が必要なのですね。5000万株を買えばいいのですが…250億円の資金を投入するファンドが出てこないのですね。必ず登場する筈ですね。本格的に参入するときは、一旦、売り崩すのが筋なのですが、既に地価が下がる環境ではなく、見切り発車のイメージも強いのですが…どんな形になるか?

おそらく始まりは、一気に619円抜けから新高値の棒立ちの形だろうと想像しています。何しろ5000万もの信用買い残があるのです。よくありますね。僅かな儲けで売った後に、株価が棒上げに上がる形です。日揮のケースがそうでしたね。あの時は1年間、待ちに待って…売った瞬間が、実は買い場でした。あの失敗体験があるから、昨年は何度も目先の高値を買わされ、下値になると投げる繰り返しでした。今年は何処かで爆発だ…と考えています。資金力が乏しい人は、619円を抜いてから参戦しろと述べ、資金力のある人は安値を買い下がればいいのです。まぁ、昨年初の211円に戻ることはないでしょう。480円を切ることが出来て300円台に入るのか…、それとも今回も480円を下回れずに下値を切り上げるのか…。神様じゃないから分かりませんが、マネタリベースの増大から東京の容積率緩和の話に、オリンピックなど控えており、どう考えても人気株は確定ですからね。

しかし長いね。カタルが500円割れから、再度、参入したのが昨年の夏ですからね。600円台の壁を切れずに、何度か挑戦し、その度に騙されたのが…昨年後半の成績を押し下げた敗因でした。今年は何とか、ものに出来ると良いのですが…。素質が開花するかどうかは自分が仕掛け人じゃないし分かりませんね。昔、よっちゃんが、提灯を付けるつもりで、2000万か3000万ほど市場から玉を買ったら、何時の間には本尊にされ、挙句に会社からストップが掛かったケースがありましたね。日本の社会はいろいろ面倒だからね。

何の話だっけ…そうか、グリーだったね。要するに売り買いの方法論の問題なのですね。株価が下がっても動揺せずに、しっかりした概念を持っていればいいのです。007だってそうですよ。日本の成長を考えればスマート・コミュニティーに行きつくので、ユビキタス社会の進展は確実なのですね。だから時間が応援してくれるのです。今は割高かも知れないが…売り上げ規模が10億ですからね。村田がその気になれば…あっという間に株価は1万円を大きく超えますね。IVIの進展は確実でしょう。一番、最短距離に位置しているのです。ルネサスは43%だったかな…世界シェア二位のフリースケールは22%と断トツのトップと組んで、更に村田は超音波やセンサーなどの分野で、既に地位を確立しており、スマフォの電子部品では世界一です。スマフォとIVIの融合は時代の流れで007の優位性は、既にQBで実用化されているのです。この開発にアイディアの誕生から2年もかけているのです。技術的な蓄積もあり、おそらくディファクト・スタンダードを手にする確率は高いでしょう。トヨタとルネサスの関係を見れば分かりますね。ルネサスの工場が被災した時に、トヨタから応援要員が派遣されています。人為的な繋がりは、なかなか切れないものです。早めに仕掛ける人が登場するかどうかの話ですね。

みんな、決まっているのです。途中経過が見えないだけですね。だから銘柄などは自分の気に入ったもので良いのです。最近は「ハイリスク・ハイリターン」の反省もあり、公開する銘柄は、日経225の銘柄も数多く登場させています。結局、売り買いの方法論だと述べています。あらら…調子をこいていたらケネディクスの指値が買えましたね。…という事は、まだ下げるのでしょう。一気に400円割れがあるかな?この仕掛け売りがあり、そこを買う力があれば…今年は勝利ですね。でもアベノミクスがこけたら駄目ですよ。最悪は武富士のように消えてなくなります。…と言っても、だいぶ時間的なユトリはありますが…。あの最高裁の今井判事の不理屈な判決があり、Jトラストと言う銘柄が生まれたのですね。もしあの時に武富士でなく、主力がJトラストだったら…理屈は同じなのですね。

あくまでも自分の力量に合わせ勝負して下さいね。自分の力量は、自分しか分からないのです。

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投稿者 kataru : 2014年01月09日 11:27