未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年01月07日)

かたる:市場には銘柄を物色しようとする動きもあるから…かなり昔より改善しているのですね。そもそも今回のスタートはITバブル前後に生まれた新世代の誕生が背景になっているようです。アラブの春を始め、グーグルアースの誕生は、なんとも新時代を予感させるものです。医療分野では遺伝子解明がなされ、オーダーメイド治療が進展し、制癌剤の効用も明らかになってきました。おそらく近い将来、臨床試験などもスーパーコンピュタのシミュレーションで完了されるのでしょう。スマフォが身近な存在になり、ユビキタス社会は、ますます現実化されます。農業に医療に、物づくりの基礎的な考え方が大きく変化しますね。残念ながら、現在、我が国を支える団塊の世代はこの世代より早く、団塊のジュニア世代が、時代を大きく変えるのでしょう。現在は30代の人達ですね。カタルはネット第一世代でビルゲイツと同じ世代です。

本日の日経新聞には、グーグルの自動走行の話が載っています。未来カーの開発です。007の未来の利益であるIVI開発の話ですね。でも昨年、カタルが007を買った時には、この話は表面化されていませんでした。村田がスマフォだけでは、収益の限界点が見えており、車に力を入れた背景に、この未来カーの開発があります。情報を使いこなす事で様々な応用が可能になります。ソニーなど見ていると、一番近い、立ち位置に居るのに…何故、経営トップがその方向性に舵を切らないのか全く理解できません。多少はやっていますが、世界の覇権を握ると言う意気込みに欠けますね。このような経営者が、如何に日本に多い事か、新日鉄の三村さんの様な人達ですね。孫さんはよくスプリントの買収を決断したものです。昔からそうですね。下剋上なのです。下級藩士の不満が時代を変えるのです。

昨日のNHKの「クローズアップ現代」かな? 義手の話など…異業種の連携がネットを通じて生まれ、面白い世界になってきましたね。時代を創れるのです。何もグーグルに就職しなくても、やる気さえあれば、誰にでも起業が出来るような環境になり、便利になってきました。販路もネット、アイディアだけが、勝負の世界ですね。金融も同じです。今の日本株には、様々な裁定が可能ですが、野村などの大手に人材がいるのかどうか…。居たとしても金融庁が、直ぐに反対します。カタルも現役の頃、社長にある提案をし、社長が調べたらしいのですが、金融庁の規制の壁が、そのアイディアの実現を妨げました。様々なアイディアをどうやって実現するか、本気になると、必ず規制の壁にぶつかりますね。それを打破する人が成功するのでしょう。

相場が良い事もあり、カタルが掲げている銘柄は、それぞれ順調に動いています。当たり前ですが…。でもカタル君は、この程度では不満なのですね。どれも爆発力がなく仕掛人の存在が問題なのですね。条件は整っているのに…なかなか本気で、やる人が出てきませんね。大手ファンドの担当者は楽しい相場を作って欲しいですね。サラリーマン化した運用などせずに、ドラスティックに、社会に影響を与える相場を作って欲しいものです。昔は金融力が会社を育てました。任天堂などは、カルタやトランプを作っていた零細企業だったのです。それを野村の金融力が育てたのですね。勿論、経営者が立派なのですが…。山内さんは、家庭内のゴタゴタもあり変わった人だったと言う話ですね。

さて本日も株価は安いようです。何しろ年末に煽りましたからね。年が明ける途端に消費増税不安かな? 昨年末までは積極的な在庫投資が盛んな筈で、見込み生産をしていますからね。この数字が明らかになるのは、2月です。つまり3Qの数字は良いので、株価は落ちませんね。問題は実際の動きである3月分の消費でしょう。この時期に予想以上の駆け込みがあるかどうか…。在庫投資が順調に捌け4月になると消費は落ち込みますが、この落ち込み度を見ている訳ですね。この予測が難しいのでしょう。7月の日銀短観なのでは企業のイメージが実感できますから、その前ですね。株価は4月の後半か、5月半ばには、消費の落ち込み度を消化します。7月はいろんな指標の発表で実態の裏付けが分かります。故に、この間、確定しない不安をどう処理するか…。みんなが同じことを考えているから、この逆を考えれば良いのですが、あまり先走ると、資本力が乏しいとやられますね。株の難しいのは、予期せぬ動きが存在することです。結果は決まっているのですが、途中経過が読み辛く、その動きに自分の資金力が付いて行かないから、投げさせられるわけです。上がると分かっていても、仕組み上、売らざる得ない。だから自分の力量の見極めが大切なのです。

今日も日立は強いですね。カタルのお気に入り銘柄です。昨日、一気に昨年来高値を抜きました。基本的に、このような銘柄が買われるという事は、FRBの懸念は消化しているのでしょう。つまり新興国のインフラ投資は、落ちないという事を示しており、商社株の資源価格下落の懸念もないのでしょうね。今年は、焦点である年金基金、GPIFの動きも注目されますね。今週は日本的なしきたりで、あいさつ回りの日々でしょうが…来週には本格的に動き出すのでしょう。彼らの動きは注目されますね。バブル当時は、1000万株は、あいさつ程度の玉なのでしたね。日立を1000万株買っておきましょう。…という具合です。如何に時代の変化が面白ものか…感じ取ってください。今の日立は500万株程度しか、板に並んでいませんね。当然、株価を買い上がれば、売り物はジャンジャン出てきますが、板に出ている売り株の10倍ほど買えば、ある程度は消化します。つまり株価ステージを変えるには、実弾で10倍程度を買わなくてはなりません。

ケネディクスの株価上昇は決まっていますが、利益剰余金の赤字分の解消をしなくては、馬鹿に上値を買わせることは出来ません。機関投資家の中には、無配企業には投資が出来ないと言う規制を設けているファンドもたくさんあります。2年から3年先を見ている訳です。短期ファンドは単年度で、結果を要求されますからね。今年は復配でしょうから、どこが爆発地点のタイミングかなのです。この読みなのですね。先にファンドがつるんで買う場合もあり、後ろにはズレませんが前倒しになるケースが、多くあります。カタル銘柄だったJ・TECのようにね。あの相場は、利益は確実に出てきますが、先買いしている訳です。だから自分で買う力があれば、問題なのですが…おそらく300億円程度は買う資金を用意しなくてはなりません。まぁ仕掛ければ、多くの賛同が得られますから、相場になり、そんなに資金を手当てしなくても良いのでしょうが…。最後、最悪の場合も想定し、失敗した時は自分で会社を買収すればいいのです。その力量がないと…話は進みませんね。アラブの王様の話です。

採算に合う会社が、日本にはゴロゴロしています。何しろ、あの三菱UFJが、まだ600円台なのです。カタルが、何度も「マネタリベース」の話を持ち出すのは…そういう環境だと言う話しですよ。少しぐらい株価がぶれても、慌てる環境ではないのです。だから、007にしてもそうですが…時間調整の話を、何度もしているのですね。52週線と言うのは、そういう意味なのです。1年間かけて作り上げた株価は、信頼感が増すのです。例えば、カタルが割高だと主張しているアドウェイだって、898円の52週線まで下がれば、カタルは割高などと言いませんね。あるいは52週線が切り上がるまで、株価を維持し続ければ、そこが地相場なのでしょう。ただエリオットの波動論もそうですが、綺麗な3段上げの途上で…、この場面は、非常に危うい株価位置なのですね。だから障らぬ事です。

相場なんか簡単なのです。問題は自分の資金力であり、自分の力量を精神面も含め、どう把握するかの問題なのです。

人気ブログランキング 「今日の市況」は人気ブログランキングに参加しています。

株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ

投稿者 kataru : 2014年01月07日 11:36