今日の市況(2007年12月07日)

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かたる：ＮＹ市場は大統領のサブプラム問題の対策発表を受け株価が上がりました。内容は事前の予想通りでしたので、深刻な状態なら株価は下がる筈です。ところが下のチャートのように見事に上がりましたね。これで一安心です。私は当分青色のボックス相場だと思っています。この動きは来年の春から夏まで続くという予想ですね。

実は株が上がったので指摘できますが、一部で株価の暴落説も根強く指摘されています。基軸通貨ドルの信認が崩れるという想定ですね。嘗て、金本位制が崩れたニクソン・ショック（１９７１年８月１５日）があります。それ以来、ドル本位制に変った訳ですが…最近ではドルの信認が薄れ中国や中東諸国などが、ドルに懸念を抱いていると言われていますね。このことは非常に重要な要素です。頭の隅に入れておくといいでしょう。僕は今のところ、心配ないと思っています。

さて、今日は昨日強かった銀行が一服し、商社などで遅れていたＢＲＩＣｓ関連が上がっていました。楽天が買い気配からスタートしこのラインのボックスを抜けようと試みましたが、結局、売りに押されましたね。先日、ヤフーの時に指摘したように楽天も整理が未了なのでしょう。しかし今日は買い増しに動きました。やはり魅力がありますね。実はイーベイがヤフーと組んだのですが、事前に「楽天にも話があった」と言う新聞での報道を読みました。既に時代はグローバル化ですから、グーグルなどが日本のネット会社を買収に動いても、なんら不思議ではないですね。

ＩＮＤＥＸ－４８３５は現在３１カ国で展開される世界最大級のオンライン・コミュニティサービスを提供しているフィンランド生まれのHabboホテルジャパン株式会社と資本・業務提携をしたとか…全世界で８０００万人ユーザーを誇る、世界最大級のオンライン・コミュニティサービス「Habboホテル」の日本向けサービスの強化を図るとともに、２００８年のモバイルサービスの開始など新たなサービスの提供を本格的に展開するそうです。だんだんグローバルな展開がいろんな面で加速されることでしょう。

私は新興株の相場が続くと思っています。実はＢＲＩＣｓ銘柄より銀行株の方が大きく反発したのは調整が早かったからですね。新興株が新高値を狙っているにもそうなのです。２００６年１月よりどの銘柄も一貫して調整しているので大きな売り物がないのですね。やはり時間調整は値幅調整より勝るのです。人間は時間の経過には勝てません。このことは重要なヒントです。大切な決断をするときは即決をするのではなく、一日あけて気分が変わった時に、もう一度、考えてみると良いですね。どんな苦しいことも、辛いことも、悲しいことも、時間が何れ癒してくれます。株の場合も同じです。一番は時間調整なのですよ。

先週、ビスタニュースで取り上げた銘柄は順調に上がると思っていますが理由があります。チャートを見てもらうと分かりますが、１９９９年からの調整ですからね。実に８年も下げ続けているわけです。他の関連銘柄も注目しています。

さて、株が下がってくると年金資金の買いが配分調整により入っていますね。故に余程のことがない限り株が下がり続けることは考えなくて良いですね。この事も重要ですよ。既に株価は配当利回りで買えるようになっているのです。

オーストラリアのハワード首相は、日本より中国を重要視しているとか報道されていました。どんどん日本より中国の存在感が増していますね。日本もウカウカしていられない。僕らも頑張らないとなりませんね。今日は遅いのでこの辺にします。

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投稿者 kataru : 2007年12月07日 21:54