未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2009年08月26日)

「出来高急増銘柄」「株式指標」はここをクリック。

まず訂正です。
私はてっきり、全ての最高裁判事が信任投票を受けるものだと思っていましたが、今回は9人でブルドックソースの審判関係した裁判官は入っていませんね。世の中、ネット時代になったのか…。昨日の朝日新聞には「1票の格差」を容認した裁判官を否認しようと呼びかけていました。確かに、このメンバーの主張のように、2.7倍かな?…と言う状態を合憲とする判断を下した裁判官はおかしいですね。サラ金法の判断もおかしいと思うので、調べて報告したいと思いますが…今日は時間がありません。とりあえず、今回の審判には今井判事は任期の関係で信任投票とは関係ないようです。

さて米国ではバーナンキ議長が再任されたようです。
彼はインフレターゲット論者ですから、資産に投資する株屋さんにとって味方です。インフレ、インフレと騒ぐ日銀の対応振りがおかしいと思います。成長論を支えるのは金融です。つまり土地や株の資産価格を上げることが望ましい政策です。問題は世界から容認させる価格限界に挑むことですね。収益還元法価格が基準であるのは、どの国でも同じ理屈です。元宮沢首相のような年収の5倍以内で自宅が持てるように…と強引な政策で、土地の課税強化を実施して、価格下げさせるデフレ政策は国民の財産を奪っているのですね。発想が逆です。所得をあげて年収の5倍以内で買えるようにすべきだったのですね。

その土地価格ですが、米国でケース・シラー住宅価格指数が発表されました。
2ヶ月連続で上昇波動に入ってきましたが、依然、前年度比ではマイナス状態です。その様子が下のグラフです。かたるが独自で目盛を変えているから、ずいぶん値上がりしているような印象を受けますね。でも過去の水準から劇的な変化を迎えていることは事実です。前年度比では15.1%の下落ですが前月比では1.4%のプラスです。つまり12倍すると17.5%の上昇ですから、流れが完全に変わっていますね。

s20090826a.gif

グラフを作れれば良いのですが…時間もないので、昨日の朝日新聞を見てください。トヨタは今年11月に前年度比でプラス段階まで生産活動を高めるように協力工業に通達したようですね。ところが人員が不足しているので、多くの部品工業では選択に苦慮しているようですね。新しく人員を入れて、仮に2番底を迎えたら会社は傾くし…。当面は残業を増やし減産緩和に対応するようです。11月です。自動車は幅広い業種に影響を与えますから家電製品以上にこの動向は重要です。つまりトヨタの読みが正しいなら7-9月期に比べ10-12月期も、更に回復が続くという読みなのですね。

株はこの動きを読み始めるでしょうね。
大きく押さずに、株価は上がり続ける可能性が高いですね。今日はそのような動きを先取っているのでしょう。儲からない相場と嘆いていますが、もう直ぐ、変る可能性があります。問題は今後の政策動向ですが、なかなか予算編成に行けずに民主党政権はもたつくでしょう。かなり試行錯誤の時間を要するでしょう。でも日本にとって、真剣に、「これからの日本をどうするか?」と言う議論につながり、日本が、失われた時間から脱皮するチャンスでしょう。ひょっとすれば、民主党政権になれば日本は変化するかもしれません。僕の考え方は、自民党の市場原理のほうです。だから民主党の考え方は合いません。でも日本が良くなる為に、一度は政権交代が実現して、国民が政治を考えることはいい事なのでしょう。最近はそう思っています。株式市場でも好意的な意見が増えていますね。このままウヤムヤにして改善は難しいから、一度、実体をみせたほうが良いと思っているのでしょう。

今日は早速、民主党政策銘柄はなにか?と言うテーマで、株式市場は動いていました。学習塾の会社など…。僕なんか日教組が強いから、学校の存在感が薄れているのだろうと感じますが、日本の諸問題を考えていくと、最後は教育問題に行きます。非常にこのことは重要ですね。藤原先生が述べているように、読み書きに重点を置き教育すべきなのでしょう。まぁ、論点が外れるから…。市場では、あと人気が続いているのは収益が見えないバッテリー関連です。GSユアサに続き戸田工業が人気になり、今日は日本化学などが人気になっていました。でも確定ではないのですね。電池にも色々種類があり、どのタイプになるかにより、関連メーカーは違うのですね。増産を決定した日本電工なども動意付いています。この手の材料を書けと言われれば調べますが、収益の影響は軽微なのでしょう。

考えてみると分かりますね。現在は車体価格と同程度のバッテリー価格ですから、当然、忙しくなっても儲からないでしょうね。介護のようなものでしょう。世界競争もありますから…。ここで画期的な技術開発が出来れば、株価は10倍以上にもなるでしょうが…。画期的と言うのはバッテリー価格が1/10ぐらいの新技術のことです。1割、2割程度は当たり前ですから…。半分でも株価は動くでしょうが1/10なら…、でも有り得そうです。意外ですが東京電力なんかも関連メーカーですね。ガソリンスタンドなどに置く、急速充電システム開発は進んでいますね。これなら僕でもお客様に薦められます。

私は中国関連株に興味を覚えています。
何故なら上海総合株価指数が下がり、バブル論が盛んに伝えられ、引き締め論が過剰にマスコミで言われていますからね。中国の指導者は素晴らしいからね。失敗するような政策をするわけがありません。今日の日経新聞のように日産自動車やホンダの増産記事が支えになりますから、財政出動による景気回復から、確実な自律回復への過程に至るのでしょう。そうか…だからあの銘柄は、今日、新値を窺ったのですね。なるほど…。おそらく米国も二番底に陥らずに、自立的な成長局面に入るのでしょう。だからもう直ぐ…ですからね。今日は3度目の正直で、お客様が売値を下げて売ろうとしましたが、今日は止めました。果たしてこの行為は、吉と出るか凶と出るか…。来週、判明します。

人気ブログランキング 「今日の市況」は人気ブログランキングに参加しています。

株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ

投稿者 kataru : 2009年08月26日 16:30