未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2009年08月05日)

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すっかり日本は20年もデフレ社会が続いているので、マスコミの下向きアナウンスが国民を洗脳してしまい、おかしな国になりました。自分の国の欠陥を、アメリカの市場原理主義の責任にすればいいという論調がまかり通っています。2003年からの回復は世界の金融工学の発展による世界的な成長に助けられたのですね。今、世界は回復に向かっていますが、日本だけが取り残されつつあります。米国金融は二段上げに入ったようですね。ゴールドマン・サックスは既にリーマンショックを克服し、その当時の株価を上回っています。JPモルガンも97.7%まで戻っています。モルガンスタンレーは80.8%ですし…ウェルズファーゴも77.4%と戻っていますね。

住宅市況は底入れし、車も復活です。二大消費財が上向くわけで米国経済は完全復活でしょう。まだ失業率は上昇するでしょうが、心配ないのでしょうね。バンカメが面白い存在ですよ。買って置けば良いですね。昨晩は15.64ドルです。日本でも外国証券の口座を開設すれば買えますね。日本の銀行株も上がるでしょう。みずほが赤字でしたが実質的な業務粗利益は大幅な増益です。デフレ社会の弱き心理が、日本を駄目にしているのですね。日経新聞の記者は、よく考えたほうが良いですね。自分たちが日本を悪くしているのです。物事には必ず二面性があります。見方を変えれば別の見方が存在しますが、マスコミは恣意的に現実を歪める傾向があります。だから視聴率稼ぎのフジテレビは買収されるべきだったし、TBSも同様なのですが…日本では既得権力者が幅を利かし改革を拒むのです。

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今回の自民党のマニフェストも日本医師会の反対で理想論が通りませんでした。既得権力団体の影響により、国民が利益を享受できないのです。足の引っ張り合いのイメージです。本来、日本国民は優秀だと思いますが…なかなか軌道修正できませんね。簡単なことなのに、何故、皆で豊かになろうとしないのか…。早い話がお金をジャンジャン貸し出し、株をドンドン上げれば良いのです。金融が豊かになれば国民生活が豊かになります。何故、清貧思想を好むのでしょうか? 目先投資をすれば弱く感じますが、どう考えても世界景気は回復し景気は上昇波動を向いています。だから株は上がりますね。

よく、カンフル剤が切れる話しを聞きますね。中国の出口論とか…。米国の出口論とか…。景気が回復して過熱もしてないのに、出口論なんか日本だけですね。日銀は常にマスコミの論調に惑わされ続けています。先日、公開された日銀の速水トークが現状を物語っています。消費者物価が1年も2年も年率5%とか10%も上昇すれば、これは引き締めが必要でしょうが世界はデフレですよ。中国の消費者物価はマイナスですよ。中国は家電下郷でテレビの補助金を引き上げましたね。米国は自動車の補助金がなくなれば、早速、増額して供給しますね。お金は無尽蔵にあります。中国も、米国も日本のように馬鹿な清貧思想を採用しませんよ。国民の為の政策を実行していますね。だから日本が間違った政策を採用していても大丈夫でしょう。

しかし最近、官僚はマズマズの政策を採用しています。決して褒めているわけではありませんが、依然、落第点レベルですが極端に悪くもありません。だから株は上がりますね。儲からないと、どうしても不安心理が優先されますが、明らかに相場は転換し、そろそろ加速する頃ですね。米国の金融株をみれば分かります。二段上げスタートと考えて良いでしょう。

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今日のヒントは「ロボット売買に翻弄されるグローバル市場」です。週刊エコノミストによれば、テクニカル分析による運用資産が2007年の1700億ドルが今年の3月で1990億ドルへ、一方、人間が売買を決める運用は、2兆1400億ドルから9700億ドルに減っているそうです。システム売買の影響を、市場は受けやすくなっています。だから連騰や連続安が続く傾向が増えたのでしょうね。ファンダメンタルを無視した売買の影響を受けやすいですが、個別株の実力を良識で考えて下さいね。先日から「みずほ」の利回りが4%を越えてきたと述べ続けました。(今は3.5%だけれど…)勿論、配当利回りは業績により変化しますが一つの基準です。株価の値動きより良識が優先されます。

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投稿者 kataru : 2009年08月05日 17:24