未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2009年07月09日)

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NY市場は決算動向を控え小動きの推移です。
サミットも予想の範囲内の展開のようです。一番心配されていた基軸通貨発言は、新疆ウイグル自治区の暴動騒ぎで、胡錦涛主席は帰国したので、僕らの過剰反応なのでしょう。暴動の沈静化は帰国せずとも抑えることが出来た筈ですから、最初から中国は打診程度の気持ちで問題提起をしているのでしょう。一部で囁かれている米国債の問題は、過剰反応なのでしょうね。米国金利は低下していますね。

それとも…政権が不安定と言う見方もあるかも…。考えすぎかな?
現在、中国では上海財閥解体の動きがあります。前政権の江沢民派閥を叩く動きです。その為に国美電器(創業者の黄光裕氏)の株価操作からなどから検察が動き、派閥争いが行われていると報道されています。この指揮を採っているのが次期主席候補の習近平副主席なのだそうです。何処も一緒ですね。

まぁ、こんな話しより株価に関係あるのは中国の自動車販売ですね。1-6月期の販売は609万台とすごいペースで伸びています。6月は114万台ですね。実に伸び率が前年同月比36%です。色んなことを言う人がいますが、明らかに景気回復は本物ですね。銀行の貸し出しはバブル状態で6月はふたたび伸びて1兆5304億元と言う話しです。上半期だけで既に7兆3700億元に達していると言います。14円とすれば既に103兆円の貸し出しですよ。本当かな? 疑いたくなる数字です。
日本と、ほぼ同じの経済規模です。日本の貸し出し総額は466兆円でしかないのに、中国は5月末で531兆円ほどなのです。半年で100兆円もお金を流していますが、今のところインフレにならないし、為替も元高傾向になっています。この勢いの違い。

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株は安いから元気のない人が多いかもしれません。雇用統計など遅行指数なのです。過去の数字が未来を予測するものではありません。シャープは15時から増産の記者会見をすると言っていましたが、どうなったのでしょう。明日の新聞を読めば分かるでしょう。エチレン工場の操業率はフル操業が増えています。平均で95%の稼働率だそうです。何を言っているか分かりますね。ビスタニュースの読者の人はチャンスなのですよ。この下げは絶好の買い場なのです。個人投資家が中心の買い付け銘柄は、追証が発生しているような株価の動きですね。しかし周りをよく見てくださいね。

インドネシアの人口はおよそ2億3千万人ですね。ユドヨノ大統領は当たり前ですが、再任されています。5-6%成長だそうですね。羨ましいですね。何故、私が何度かアジアの成長の話しをメインに話しているか、今年の秋から年末には皆さんにも分かるようになるでしょう。日本株は通常の調整過程なのですね。おそらく下げ幅は30%を越えることはないでしょう。昔から「3割乱高下に向かえ」と言う言葉があります。日経平均株価も13週移動平均線を割り込みました。時間ではなく最近は値幅で調整を早めていますね。長く調整は続かないと言う証でしょう。まぁ政治は悪いし、選挙が近付いていますが、そろそろ強気転換して下さいね。

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投稿者 kataru : 2009年07月09日 19:11