凄腕ストラテジスト是山金蔵の

是金レポート

電話の出方とその対処法(2006年10月25日)

昨日のお話。。。。朝電話が鳴ったのでおもむろに受話器をとる。おもむろだが、ベルは2度はならさない。1度である。さすが一流ビジネスマン。。。。さすがだ。

で。。。。。。。「ハイ、もしもし是山です。」と出る。自分で言うのもなんだが、一流ビジネスマンらしい、完成された電話の出方だ。ダンディーで重みがあり、かと言って嫌味でなく。一流ビジネスマンともなると、電話の出かた一つとっても洗練された気品があろうというもの。

すると電話をかけてきたほうが「あ、忙しいんでまた後で!」と言うてガチャンと電話を切ったのだ。
その後は「ツーツーツー。。。。」と無常の電子音が。。。。。。。。。まさに諸行無常の響きありだ。。。。。。。。

決して私から電話をかけたわけじゃあ~ない。先方からである。

でもこういったスチュエーションは、なんか私が先方の忙しい時間をじゃました、すまない気持ちになるから不思議だ。
「あ~忙しがしかったんや、悪いことしたな~電話なんか出るんじゃなかったなあ~」と。。。。。

でもよくよく考えると電話をしてきたのは先方である。で。。問題は。。。。次に同じ人が電話してきたとき、私しゃあ~なんと言えばええのだろうか?

「先ほどはお忙しい時に電話を取りまして、申し訳ございませんでした。」だろうか????
いや違う、それはちょっとおかしい。じゃあ「今後はお忙しい時には電話に出ないようにいたします。申し訳ございませんでした。」だろうか?
これもなんか違うな~
「先ほどはお忙しいとは知らずに、お電話にでてしまいました。今後はお忙しい時にはお電話をなさらいようにされたほうがよろしいかと存じます。それではあしからず。敬具」
か。。。。
これはけっこうええ線やな。

それにしても難しい。。。。。。某国内大手証券の新人研修の”電話の取り方”でも習わなかった事例だ。
未知との遭遇。。。。。。。。営業を長いことやっていると、対処に困る事例もでてくるものだなあ~

いやあ~日々勉強、日々勉強!