未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2013年)(2013年12月17日)

かたる:昨日の大幅安について考えてみると、日本市場と言うのは非常に不安定ですね。日銀短観を見ると生産用機械などは先行きも良いので、円安効果が相場では注目されるのでしょう。昨日の続きですね。Jカーブ効果が横伸びしている可能性もありますからね。何しろ失われた時代が長く、昨日紹介したレポートの外資系金融機関による日本不動産の買い入れ筋も、日本の政策に期待感を抱いてないのです。アベノミクスは、小泉・竹中改革時ほどの期待感はないのかもしれません。ボルガー規制効果もあり、今回は外資系金融の力強い味方が居ませんから、その分、間延びした展開になるのかもしれません。この辺りの考え方が「ケネディクス」の相場に影響している可能性もあります。果たして政策当局は本気なのかどうか…を、試しに行く催促相場が起こる可能性もありますね。裁定残は積み上がり、消費税などの背景があるので、売り仕掛けは入りやすいのでしょう。まぁ、カタルは時間経過や経済の立ち位置を考えれば、崩せないと踏んでいますが、消費税が引き上がる前までの時間は、売り屋にとって仕掛けのチャンスですね。ただ多くのアナリストが予想する円相場110円ラインが事実なら、この辺りの産業に狙いを定める事が出来ます。その中でカタルの好きな銘柄に「ジャムコ」が存在しますが、地味で過小資本ですから、これまで一部の人に紹介しただけです。そのボーイングが自社株買いだとか…。規模が違いますね。1兆円ですからね。最近のグローバル企業は設備投資もそうですが、兆円単位でスケールが違います。

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今日の日経新聞にもありましたね。一面に、失われた時代により貧乏した日本の姿が描かれていました。「消えた内外価格、気が付けば少し貧しく…」少しどころではありません。国民が、安心・安全の望み、チャレンジ精神を失った結果ですね。何も政策だけではないのでしょう。この清貧思想は他人依存型を増長し、活力を日本から奪っていますね。金融庁が指導した政策の結果、傷みが大きくなっています。三菱UFJの株価を見るたびに、情けない気持ちを抱くのは、何も僕だけじゃないでしょう。どうして夢を育てないのでしょう。村論理のいやらしい部分ですね。ネガティブな発言が横行し後ろ向きの時代です。BNPパリバの河野さんが「失われた20年の次は英国病か…」とのレポートを出しています。このレポートは面白かったですね。方向性を作り出す事が出来れば問題ないと考えます。

方向性とは…効率社会の実現である「クラウド」を活用するスマートコミュニティーです。遠隔地のロボット手術も含め、電子カルテからバーチャル教師…などの様々なアイディアの実現で、スマートフォンのアプリ開発に似ていますね。政府は準天頂衛星などのインフラ整備を加速させ、統一化の音頭を取ればいいのです。このインフラが完成すれば、アジアに広げ…少子高齢化も克服できますね。007はそんな夢の一部です。まぁ、ケネディクスもそうですが、期待感が先行している形で仮需の重みを抱えています。実弾を投じバランス改善に努め、時間を待つしかないのでしょう。方向性が正しければ、時代が追い付いて来ますから、何れ支持を得られます。事実、新規のファンドも登場してきましたね。相場論で言うなら、強弱感が対立する段階で仕掛けるのが筋です。「ソニー」を買ったサード・ポイントは、明らかに方向性を間違っていますね。本来、ソニーの経営陣はタブレットやテレビ向けのソフト資産に力を入れるべきなのに…4Kなどのハード物からの脱却が感じられません。むしろクラウドに特化しつつある「富士通」に、復活の芽を感じますね。

カタル銘柄の中で、介護の「ツクイ」なども存在しますが、そろそろタイミングのようです。古河電工でも良いし、何も銘柄はケネディクスや007だけではありません。しかしケネディクスや007には魅了され続けています。何故なのでしょうね。推奨時から既に株価は2倍から3倍になっているに…未だにカタルは、両者に魅せられています。力がある仕掛け人が存在すれば、両者とも良い相場になる筈です。結果が分かってからでは、意味がないのです。分からないうちにスタートさせるから大相場になるのです。古河電工のあんな偽物材料でも、2000年は10倍からの大相場になったのです。強弱感が対立し面白い相場になりますね。上値が限られた銘柄では触手が動きません。

通常、偽物は営業キャッシュフローが改善されません。シャープは黒字化しましたが、かなり無理して作っています。大幅に改善していますが、未だに赤字のままです。007を見て下さい。改善していますね。ケネディクスも同じです。通常、業績が改善すれば、営業キャッシュフローは、企業業績より先に改善してきます。両者とも泡沫ではないですよ。時間の問題です。ファンドのマネージャーは、財務分析を投資にあたりしているのが普通です。特に小さな会社ほど、確りした裏付け調査が必要です。まぁ、赤字なので色々言う人は居ますが、カタルの論点は正しいと思っています。あとは運ですね。時代性に絡む運があるかどうか…。この辺りが勝敗を分けるのでしょう。例えばキンドルに村田のWiFiモジュールが採用されるとか…タブレットはスマフォに変わり成長力を保持しますね。意外に知られていませんが、生産が落ちたコンパクト・カメラのソフトを多く007は提供しています。タブレットもカメラ機能がありますね。何が起こるか分かりませんからね。

マイクロソフト、アップル、グーグル…みんな時代を先行する会社ですね。成長企業は時代を創るのです。世界で販売されている車の数は、およそ8500万台です。何れ全ての車にIVIが標準装備されます。1台100円としたら85億円の売り上げですね。300円程度でも、カタルは良いんじゃないかな? QBの魅力はそれほど高いとカタルは思っています。技術は進化しディファクト・スタンダードを握られるかどうか…。一度、手にすれば10年は、大丈夫でしょう。確かに007の現状は割高です。しかし日立やパナソニックと違い、売り上げの内容が激変しますからね。この技術が日立なら投資の対象にもなりません。車をスタートさせカーナビが起動してない時に、イライラしたことはありませんか? 身近な技術から相場はスタートするのでしょう。まだ赤字なので、現物で下値を買っておけばいいのです。下値の玉があれば高値を買う事も出来ます。無理することはありませんよ。もし本物に育つなら株価の居所が異次元ですからね。100万じゃないか…1万円なんて、もんじゃないでしょう。要するに夢なのですね。現状はあくまでも割高なのです。そもそも割安株なんか、投資の対象になりません。割高だから買うのですね。これは基本です。相場は金融相場の期待感がある時に買うのですね。利益がでた業績相場になったら魅力は半減されています。こんな事は証券マンのイロハですね。

さて株価が下がると…メールの相談が増えてきますからね。相場の基本は下がった方が良いのですね。ケネディクスなども下げる事が出来るなら、一度、下値を大量に叩き、それから買った方が良いのです。400円割れなどの演出ができるかどうか分かりませんが、叩けるところまで、叩いてから買うのが大量に買う場合の鉄則です。チャートを観察して御覧なさい。必ず相場になる前に、一度、叩きますね。そうだな…最近のケースでは、カタル銘柄だったグリーなどは、参考になりますね。これは下げ傾向ですが、ケネディクスのようなボックス形成でも同じことです。2012年10月のソフトバンクの相場もそうですね。あそこが基点になっています。カタルはケネディクスに、かなり自信を持っています。少し位、株が下がっても心配はいりません。相場で儲けるには下値で買えるかどうかなのですね。更に一番大切なことは、時代性です。これからの日銀の動向などが注目されます。

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投稿者 kataru : 2013年12月17日 11:25