未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2013年)(2013年12月10日)

かたる:昨日の日経夕刊に銀行貸し出しの話が載っており「予想通りだな…」と思い、自分で実際に日銀のサイトに飛んで調べたら…なんと貸し出しが増えていると思っていたら減っているのですね。アレレ…僕が調べる場所を間違えているかな?と思い、よく記事を読むと信金が入ってない銀行だけの数字なので、改めてその数字を見てみたら、やはり10月より減っているのです。26カ月連続増となっているのに…と疑問に思い、更に良く観ると前年比となっています。確かに前年比を見れば大きく伸びています。季節要因もあり前年比でみるのは妥当なのでしょうが…。ただなかなか本格的に伸びない融資残と言う統計は、アベノミクスの失望説を裏付けているのかもしれません。来年に予定される消費税の引き上げ、更に米国ではオバマ人気は低下しオバマケアも危うく財政問題の再浮上もあり得るし…。それでミクシィやアドウェイなどの偽物銘柄で、市場はお茶を濁しているのでしょうか?

先日来、感じている「ITバブルの復活」を連想させる動きになっており、「掉尾の一振」という年末年始特有の高揚感が、市場に溢れているのでしょうか?「見えない利益」が可能性のある007と、本当に「見えない利益」のミクシィやアドウェイの相場に乗れない上昇相場に対するジレンマは、はずれ屋、カタル君の僻み根性なのでしょう。いつもカスリばかりでは…しょうがなし。手数料がほぼゼロになり目先筋ばかりが暗躍し、筋が通らないと乗れない理屈屋のカタル君、空売りをめざし会社を辞めたけれど、本来の姿勢は相変わらず、変わりませんね。まぁ、トータルでは、かなりの好成績と言えば言えるのでしょうが…あまり自慢できない成績ですからね。通常なら、既に10倍から20倍程度は確保しなくてはならない筈です。

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さて日経新聞の銀行貸し出しですが…10月は407兆7265億円だったものが、10月から5368億円も減り407兆1897億円になっています。確かにデータを見ると前年はもっと減り1兆1069億円の減少となっていますから、季節的な理由があり前月比で減ったのでしょう。そこで近年、好調だった2003年、2004年、2005年を見ても、やはり11月は10月比で減っていましたね。きっと決算などの季節要因の現象があるのでしょう。しかしカタルの仮説は、「日銀の異次元緩和から銀行貸し出しが伸び、不動産価格は上昇し、信用創造が進むと言うものです。」故に、ケネディクスの年末年始の4ケタ説を唱え、来年は4000円の最高値、場合によれば、失われた時代の本格的な揺り戻しが行われ、国民財産が1990年代初頭まで戻る可能性も…と考え、将来はケネディクスの1万円と言う、バカげた目標もあり得るかも…と考えているのですね。この路線は既に何度も語っています。

バブルの後処理で失われた信用機能が復活しない限り、本格的な日本の復活はないと考えています。バランスシート調整を強いられたのでは、投資など起りませんからね。シャープの二の舞は、誰でも避けたいわけです。この基本構想は確実だと踏んでいますが、なかなか市場から、構想に対する信任を受けません。一部のヘッジファンドは関与しているようですが、弱小で…ファンドマネージャーの度量が足りませんね。年金資金が投入されるなら確実に資金移動が起ります。故にカタルはイールドスプレッドのグラフが日経新聞に登場するだろうと考えていますが、なかなか利回り裁定が働きません。本来、信用力のある投資家は、日本国債を売り、三菱UFJなどの株式を買う裁定取引が行われるはずです。ようやく長期金利は0.6%割れから上昇し、昨日は0.657%になっています。5月の0.932%を超えて、1%台になるのが正しい経済再生の姿です。

ところが…先ほど、リートの活動は活発化していると言う報道を発見しました。日銀の1400億円程度のリートの買いでも、効果があると言うこの報道を発見し、やはりカタル論理は間違いない。ケネディクスは早晩、上昇波動に乗るだろうと感じた次第ですね。その記事は此方です。この記事に掲載されているリートの活発化は、まだスタート地点ですね。確かにカタルの読みは、よく時間軸を外します。日揮に始まりマツダもそうだし、007だって減額修正をするほど、ですからね。しかし確実にやってくるユビキタス社会、昨日の村田の資料は、ウェアラブルの話まで盛り込んであり、村田が何故、世界トップに君臨している電子備品メーカーなのかを証明している資料でもあります。あの資料を見て感じない人は、センスがありませんね。カタルには、まるで007の未来の話をしているように見えました。利益に繋がるかどうかは、現時点では見えない利益のままです。しかし村田も目指しているユビキタス社会の到来が、007の利益を天文学的に伸ばすかもしれませんね。開発要員が20名程度の会社が、やがて100人、200人体制になり、ARM社のようになる夢を感じているのですね。

だから先日も赤字なのに2600円台の株価を示現したわけです。いよいよ来年ですからね。確かにWiFiモジュールの携帯端末採用などのビッグ材料は表面化していませんが、村田なので、依然、可能性はあります。全く可能性のないミクシィやアドウェイとは質が違いますね。黒字になって利益が見える時に、相場を仕掛けるのでは面白味がありません。赤字の時にスタートするから、強弱感が対立して相場になるのですね。恐いから面白いのです。夏ではないのでホラー映画ではありませんが、人間心理における自然原理の原則は共通なのでしょう。3000円になっても買い増しを続けるのです。その為に安値で買っている訳ですね。あの時に2600円台で買った人たちが、本物の投資家なら面白くなります。

さて、やはりグリーは噴き上げてきましたね。空売り残の思惑です。この相場は予想できるものでした。ミクシィと共通するSNSの会員が居ますからね。ただ博打でしょう。このクラスまで上げることが出来るように、相場のボリュームが上がってきたのですね。信用創造とは…こういう現象を示します。ビクビクとアドウェイやミクシィを買い、儲かるとユトリが生まれ、そのユトリが更なるリスクを取ることを可能にするのです。007を1600円台で買った人は、2100円台でも007を買う事が出来ますね。同じ現象がどんどん膨らみます。信用創造は市場を豊かにして、やがて浮動株の多い三菱UFJも4ケタまで押し上げるようになります。グリー株クラスが人気になるという事は、ケネディクス格でも、充分にやれるようになってきたのでしょう。これまで何度か仕掛けましたが、失敗に終わっています。それは色んな理由があります。一番大切なのは仕掛け人の存在ですね。今日は既にスペースがなく、この話を展開することが出来ませんが、相場になるかどうかは黒子である、仕掛け人の存在が不可欠なのですね。その話はいずれ又…。失敗した株でもグリーを見れば分かるように、何れ復活するのです。諦めず、方向性が変わらなければ…、つまり時代の流れに乗っている限り、必ずチャンスは訪れるものです。仕掛け人は、後場から力を入れれば、明日に繋がります。果たして有力な筋が参入し始めたかどうか…。所詮、素質のある株は、そう存在するものではありません。必ず、素質さえあれば、相場になるのでしょう。頑張れ!カタル銘柄。

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投稿者 kataru : 2013年12月10日 11:00