今日の市況(2013年)(2013年10月04日)
かたる:前から、まだ9月だから本格的な上昇を迎えるまで、一波乱あると予想していましたが、下げの要因が米国の財政問題で尾を引くのか、消費税の引上げ決定なのか…定かではありません。まぁ、誰も消費税の事が要因とは言っていませんから、潜在的な懸念は残るものの、おそらく米国の財政問題を、ネタにしての調整なのでしょう。もともとFRBの金融緩和縮小実施から、米国は調整入りの予定だったのでしょうが…、その縮小のあてが外れての財政問題の利用なのでしょう。相場と言うのは高いばかりでは商売が成り立ちませんからね。丁度、やくざ稼業の賭場の成り立ちを連想すれば、分かりやすいのでしょうね。似たようなものでしょう。所詮は上がれば下がり、下がれば上がるように出来ている仕組みですからね。それを利用する側に、早く回りたいものです。資金量がものを言う世界です。
気になっていた窓埋めを、本日、ようやく完了したようです。誰が指摘したのか分かりませんが、多くの場合、チャート上の窓を埋めるようになっています。不思議ですね。一時的な人気は、必ず冷めるという事なのでしょうか。カタルは「ケネディクス」の話をしています。9月6日の高値が504円で、オリンピックが決まり9日の相場は、買い気配スタートでした。545円からのスタートでしたから、何れは、この窓を埋めてから、スタートかな?と漠然と考えていましたが…。故にあの時、カタルは500円割れも予想していましたが、昨日、辛抱が仕切れずに打診買いを入れた次第です。まぁ、大差はありませんが…。この下げはある意味でチャンスです。今回の調整の底は、どのあたりでしょう。
昨日、日経平均株価は8月28日の13188円を割れないと…述べました。まぁ、たぶんなのですが…所詮、予想ですからね。今回の調整は軽く、5月からの調整とは比較になりません。調整と呼べるかどうか…言葉の選び方も難しいですね。米国の債務上限の引き上げを巡る攻防もあり、中旬から下旬にかけて財務省証券の償還日を迎えるそうです。報道によれば17日が、期限とされています。デフォルトは避けたいでしょうから…この辺りが時間的なタイム・リミットなのでしょう。ここに来て米国経済も、ふらつき気味の報道もあります。通常、株価は最初の沈みが底になるものです。そうして底練をし、状況を確認して再上昇に向かうのでしょが…、銘柄により底値は、ばらつくのでしょう。しかし半ば過ぎになれば…時間的には大丈夫なのでしょうね。きっと…。カタルは現時点では、その様に考えています。
調整は関心を持っている銘柄の値動きを良く観ていることです。意外に下がらなければ、次のスターとして、直ぐに株価が回復してきます。自分の想像を超える下げになるようでは…玉を拾っている人が居ないという事なので、どんなに素質があっても、直ぐに相場が始まる訳ではありません。いくら素質があっても仕掛け人が居なければ、相場は全体相場の戻り度合より、多少、良い程度の上昇なのでしょう。逆にあまり下がらなければ、次に全体が上がる時は、真っ先に買われ、相場のスター株として選ばれますね。例えばカタルはソフトバンクを、夏相場に期待したことがありましたね。7月下旬から8月の話です。しかしあの時は、直ぐに相場になりませんでした。確実に玉を拾っている集団が存在すれば、株価は意外に下がらないものです。まぁ、上げる前に、故意に下げる演出もあるのでケース・バイ・ケースですが…。今回はそんなに心配していません。容易に操作できる人為的な調整に過ぎませんからね。
さて11月から予想されるメイン銘柄は、マツダのような輸出企業の銘柄でしょう。11月は中間期の発表です。4―9月期の集計は出来ており、10月も終わっていますから、3Qの数字が読める為に、通常は、通期の業績見通しも引き上げます。1Qの数字を元に発表した通期予想は、8月の段階でどうしても下期から、来年は見えませんから控えめな数字を出します。しかし11月になれば、3月までのおよその数字は読めます。だから増額になるのでしょう。本日の日経には、マツダの中国販売が回復しているとの報道があります。実は以前、カタルがマツダにご執心だったのは、この中国販売が伸びると考えていたのです。しかし…尖閣問題などもあり、見込みが、ずれましたね。
だからマツダにとってベストシナリオの相場は、この春の円安効果を享受した相場ではなく、条件が揃えばもっと違う展開があったのでしょう。確かにマツダの相場は、市場の人気株になりました。しかし本物の相場と言うより、条件が整わず消化不良のようなものでしたね。円安と中国販売などの条件が整えば、一気に4ケタの大相場もあったのでしょう。なかなか難しいですね。折角の宝の山も、条件次第なのです。微妙なすれ違いが、相場の成り立ちにも影響を与えます。すべての条件がそろって、大相場になると言うのは、ある意味で「運」なのでしょう。折角、仕掛け人が存在しても、条件が揃わねば、なかなか綺麗に相場が立ち上がることが出来ませんからね。
オリンピックの大成建設が伸び悩み…と解説した辺りで、調整は仕方なかったのでしょうね。最近、物色されている銘柄は、首を傾げたくなる銘柄が多いですからね。今回は調整が長引くとは考えていませんから、押し目は買い場ですし、大きく下がる銘柄も、素質があるなら拾っておけば、確実に儲かります。ただ安値は、この週末から来週でしょうが…これは米国議会動向にもよるのでしょう。カタルの推測する17日が正しいと言えませんからね。最長で…その辺りと見ている訳ですが、絶対的ではないですからね。故に打診買いを入れる程度が、好ましいのでしょう。カタルの昨日のケネディクスの買いも、単なる打診です。折角、相場が来るのに…持ってなくては関心が薄れますからね。あまり戦績に影響を及ぼさない程度の株数にしましょう。高値を買ってもいいわけですね。問題は相場のタイミングです。
あらら…007もずいぶん下げていますね。この株は玉を集めるのに苦労しますからね。ひょっとしたら、誰かが新しく参戦したかとも考えましたが、仮に誰かが買っていたとしても小さな連中ですね。007は製品を販売している訳ではないから、実態が見え難いのですが、ワクワク感は株価が高くなっても、何故か消えませんね。むしろ増しているから不思議な株です。どんな変化を遂げるのか楽しみです。買いたい気持ちは募りますが、売りたい気持ちが起きない不思議な株です。たぶん、今回の形は今年1月か、3月の形だと想定しています。株価が大きく下がることはないでしょう。何故なら、黒字化の時間が刻々と近づいているからですね。来年になれば、いずれにしても黒字化が見えてきます。株の場合、赤字の段階で、相場が前倒しになることは良くありますが、利益が出始めても株が上がらないという事はありません。だから今年1月か、3月のケースだろうと述べています。意外に来週から、一気に始まるケースもあります。もし筋が介入していればの話ですが…、全体相場が弱い時に始めれば、目立つからですね。仕手株と言うのは、通常は一本立ちするのです。そうやって世間の関心を集めるのですね。
カタルはいつも前向きですからね。一般的に予想されるのは、米国の財政問題を基準にして17日ですから、この週には既に下値は固まっているのでしょう。やはり来週かな?買い場は…。どの時点から参戦するかは皆さんの力量次第、つまり資金力の問題です。株なんか素質のある株を、下がったら買い続ければ、必ず儲かります。問題は自分の資金量との兼ね合いが出来るかどうかなのです。自分の精神力がものを言う訳です。いつも下値になると、株を投げる人は自分の力量(資金力と精神力)の見極めが出来てないのですね。これが難しいのです。欲と絡み自分自身との戦いなのでしょう。カタルもいつも高値買いの安値投げなので、偉そうに言えませんが…兎も角、互いに頑張りましょうね。

投稿者 kataru : 2013年10月04日 10:58