未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2013年)(2013年09月20日)

かたる:いま世界で一番魅力のある会社って、どこかな?…と考えてみると、グーグルが真っ先に連想されました。一番、驚いたのはグーグル・アースの登場でした。宇宙飛行士になった感覚が味わえ、ネット上で世界旅行が出来る実写映像など…画期的なアイディアが満載です。夢が実現化する移り変わりを、グーグルの株主になって一緒に体感してみたいと思う会社です。最近では車メーカーではないのに自走式の技術開発は世界トップ水準だと言われており、今度は加齢に挑戦するそうですね。生命の神秘の老化まで…細胞の検査装置の開発から遺伝子レベルの研究か…。米国では民間企業が物資を宇宙に運ぶ時代です。JR東海は民間企業の力でリニアを実現させるとか…。是非、最初の試乗列車には株主を優先的に乗車させてほしい…と願っています。

安倍政権の消費の落ち込みを経済対策で…と言う発想は、どうなのかな?とも考えています。どんな形になるにしろ、大きな政府の発想は頂けません。ただ同時に法人税の引き下げは世界の流れで当然なので、この点は評価できるのでしょう。復興予算規模が25兆円規模の行動は、官主導の旧態依然の発想のようにも感じます。そんな意味で堺の市長選は注目されますね。メディアと繋がる大きな政府の発想は、日本を貧困にします。維新の会は基本的に小さな政府の発想で、地方を豊かにする考え方ですね。日本は中央政権の効率化に力を入れてきました。その為に地方では活力を失いシャッター通りの誕生です。豊かさとは何か?を考えさせられる現象が、地方を見れば分かります。最近は地方の活性化の芽が生まれ徐々に回復していますが…。どうも、この辺りが情報の均一化に伴い新しい芽になるようにも感じています。都会と地方の利便性格差が薄れてきましたからね。先ほどの堺市長選挙を見ると、いやらしい現職の姿が見えます。フクシマでも住民の為に行政の仕組みがあるのか、行政の仕組みを維持させるために、復興があるのか…良く分かりません。何故か、役人を養うために地域が存続している様な、気がしてきます。

日本には表に見えない、このような団体が至る所にあります。証券界では日本証券業協会にアナリスト協会とか…。他にも多くの集団組織があります。車も電気も全ての産業に、スポーツは文部科学省だし…。そのような組織図は、本当に必要なのでしょうか…。資格制度って、そんなにすばらしい仕組みなのでしょうか? 最近は、マニュアルに資格が流行りですね。ユーキャンなどが、テレビCMを展開する時代です。僕には、すこし方向性が違うのではないか?と個人情報保護法案の設定以来、いろんな不便を感じるのですね。携帯電話会社のおかしな仕組みは、多々ありますね。解約できない期間があるとか…。本人確認が、異常なほどに求められますね。僅かな犯罪事例の為に、多くの人が利便性を失っています。

ソニーの平井さんが真摯な態度でヘッジファンドに向き合っていますね。彼の態度は好感を持てます。残念ながら、未だにソニーのソフト化への展開は確認できていません。カタルのイメージは、ネットテレビのソフト資産の活用なのです。ハードなどは既に誰にでも作れる時代です。問題は中身ですね。今の時代は世界中に散らばっている優良な作品を見やすく集め、コーディネートする力が求められているのでしょう。自分で開発する必要はありません。個人個人が発信する情報を、どうやって世に出し運営するかです。丁度、アイドルの発掘から売り出しまでの作業にも似ていますね。

このような一つ一つのニュースは、一見するとバラバラに見えますが…何処かで結びつくのです。それが株式投資ですね。山内さんが亡くなられたのは…ある意味で任天堂が大きく変化するかもしれませんね。あの頑固一徹の親父さんが居たから、新しい挑戦が出来なかったのかもしれないし…逆を言えば、彼の存在があったから、任天堂は未だに残っているのかもしれません。娘婿の岩田さんの手腕が、これから試されます。でもたいしたものですね。京都のカルタとトランプを作っていた会社が、世界に羽ばたいたのですから…しかも一つの市場を世界に提供したのです。先日、引退発言をした宮崎駿さんも、ある意味で新しい世界を提示していました。ディズニーのような新しい世界を確立できるのかどうかは、これからなのでしょう。上手くこの功績を糧にして次の世代が誕生するかどうか…。

さて最後の話題が、5年ぶりの上昇と伝えられている地価の上昇です。地価は株式以上に資産効果が生まれます。ただ今は完全に「死に体」なのです。株式もなかなか理論価格を回復させることが出来ません。純資産価値以下に放置される株式が、如何に多いのか? この辺りは一つのバロメーターになります。昨日現在、PBR1倍以下の株式は1759銘柄もありますね。その数字がゼロになるまで、信用創造を拡大させねばなりません。地方の土地は、現在は買い手がないのです。これじゃ円滑な経済運営は実現できません。路線価も眉唾物です。安倍政権は反対があるにもかかわらず、法人税改革を先行させようとするのは、世界の流れを考えれば当たり前の構図ですね。このような政策が国内産業の育成に繋がります。日本の基礎体力を回復させねばなりません。メディアの主張は間違っていますね。個人に課税強化して法人を優遇すると…共産党は大反対するでしょうが、強い国になるためには基礎コストを低下させねばなりません。日本の市場規模を目当てに、日本に参入する企業だけでなく、日本の製造業を生かし世界に供給するから、日本の人材を活用して世界に発信すると言う観点の国づくりが必要なのでしょう。日本を拠点にアジアに進出を果たすような強く便利な国づくりが必要なのでしょう。その第一歩が信用創造機能の回復ですね。

地価の値上がりが確認され、株価は上昇し始めていますが、内容は今一で、長期金利は低下しています。本来、地価の上昇は金利の上昇に繋がる筈ですが…、まだそこまで繋がっていませんね。昨日の国債相場は0.676%なのだそうです。三井住友銀行は慌てて手持ち国債を売りましたが、この戦略は…目先は間違っていたようです。なかなかデフレ脱却から次の展開にスムーズに移行できていない証明ですね。本来は日銀が緩和を続けていても、それ以上にお金に対する需要が生まれ、金利が自然の引き上がるのが、強い経済なのでしょう。融資残高は伸びているそうですが、まだまだ先は長いトンネルのようですね。でも日本人は横並び意識が強い国民性ですから、信用創造の認識が一般化すると…あっという間に、新しい流れが生まれます。

さて今日の相場は…昨日辺りから、銀行株が強いですね。まもなく7月19日の高値を奪回しそうです。基本ポイントは、この7月19日ですね。そうして次は5月23日の奪回です。あの下げは。FRB議長の「緩和からの変更の驚き」なので、本来は、昨日の緩和縮小が見送られ、サプライズと言う表現が正しいなら5月の高値奪回が筋ですね。米国は既に新高値に躍り出ており、緩和縮小を完全に織り込んだわけですね。でも12月に仮に縮小に踏み切っても、急がない方が良いのでしょう。未だに米国では、金融危機に絡む訴訟が続いており、ウェルズ・ファーゴは住宅ローン部門の人員を削減させるとか…。まぁ、中身は金融危機の後処理である人員との事で、いい意味だとも捉えられますが…実態は闇の中です。本来なら住宅ローンは伸びるべき分野ですからね。

オリンピック関連の銘柄は、少しはしゃぎ過ぎですね。今日はどうなのでしょう。鉄建は少し安く、昨日人気の熊谷は高いのですね。あらら…既に2倍以上ですね。あちゃ…ですよ。ケネディクスは551円からの始まりで、ポイントの値決め株価542円を抜いています。マズマズですが…、ヘッジファンドはどうやって料理をするのでしょう。カタルのイメージとは違っているので、少々戸惑っています。007は朝高の後に恒例の下げですが…今日の株価や、ここ数日の値動きは非常に注目されます。まもなく離陸準備と思われます。人気は圏外ですが下値が堅くなっていますからね。株価を2倍に放り上げても、筋が通る銘柄はそうないのです。ケネディクスは4ケタになっても買う事が出来ますね。でも鉄建や熊谷組は、どうかな? 先日、話しましたが…組織のシステム転換は意外に時間が掛かります。むしろ次は円安による増額修正を発表する11月に照準を合わせ、再びマツダなどはオーソドックスですが、的を得た狙いかも知れませんね。この株は代表事例ですね。そもそも為替の設定がおかしく、今度は通期の増額修正に動くのでしょう。ただ株価位置が高く、株価妙味は少ないのですよ。その代りリスクが軽減されています。

銘柄は一本でも充分です。素質のある株を丹念に観察していれば、やがて順番が来るのでしょう。熊谷組はある意味でその事例ですよ。人気圏外になっているカタル銘柄はそれぞれに魅力があるから…のんびり待っていればいいのでしょう。ここ数日、過ごしやすくなり花粉症が始まりましたが…春ほどではないし、良い日和です。昨日の月は綺麗でしたね。月面へ新婚旅行に行くのは、いったい何時になるのでしょう。早く信用創造機能を復活させ、次のステップに移行したいものです。

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投稿者 kataru : 2013年09月20日 11:04