今日の市況(2013年)(2013年08月07日)
かたる:東電の原発汚染水対策に、国費を投じると言います。最初から企業責任を有限にして処理をしておけば、電力料金は大きく上がらず、産業の競争力はあっただろうに…。菅内閣の迷走処理が、国の「失われた時代」を継続させています。このような失政が自民党下でも続き、日本の落ちこぼれ時代が続くのですね。空洞化の原因である内外価格差の是正も、いくらでも処理方法はありました。コメが代表される農業政策も迷走を続け、本当に、日本の官僚は優秀なのかどうか…。まぁ、政治家のゴリ押しや村社会の為に、妥協点を見出す、その場凌ぎの継ぎはぎだらけ政策の影響なのでしょう。
三菱UFJの1000億円の貸し出しキャンペーンは、ある意味で見せかけのキャンペーンなのでしょうが、日本国全体に設備の劣化が目立ち、的を得た方針なのでしょう。日本政策投資銀行調べによれば、2013年度の設備投資計画は、前年度比10.3%増と19991年以来、22年ぶりの2ケタの伸びなのだそうです。バブル崩壊以降、初めて設備投資が再開されるのですね。社会資本財などの劣化も目立ち、予防保全の技術蓄積は後世の宝物になるでしょう。日本の建設業はなかなかですね。ホンダの為替予約の意味は大きく、1Qはかなりの増額になりましたが、実際の数字は2Qでしょう。多くの輸出企業は、あの時期にはホンダ同様に為替予約を入れているものです。しかし7-9月期はマインドが変わっていましたから、為替数字の通りの業績変化が生まれるのでしょう。設備投資と相まってアベノミクスの支援になるでしょう。
あと一押しですね。10年物金利を見ると、景気が微妙な状態だと言うのが分かります。30兆円も使い道はないはずで、外債投資を加速するとも思えず、この資金が里帰りしないうちに二段ロケットを打ち上げる必要がありますね。もともと景気は人間心理が決める面が大きいのですね。僅かな差なのです。日本は既に20年を超える停滞期を過ごしているので、どう考えても新しい流れが、湧き起こる時期に来ています。その時間の僅かなズレが相場観に影響を与えています。貧乏人のカタル君は、昨日の午前中の下げを見て、揺り戻しに遭いましたね。しかし後場から再び修正したり…忙しい一日でした。
今朝はNY安や為替の影響からか、寄り付きは安いようです。ここで昨日の再来になれば日本株復活論が、甦ってくるはずです。もともと夏枯れ、日経の市況解説にあるように、カタルが当初予想した調整波動が、本来なら8月一杯から9月頃まで続く筈なのです。これがメイン・シナリオだったのですが…。先週の木曜日は兎も角、金曜日の上げを見て…相場観の修正の必要に迫られたようにも感じた訳ですが…。あの金曜日や昨日の後場からの動きは、単なるイレギュラーなのでしょうか? 確実に手筋を攻めれば、相場が動く筈ですね。それほど様々な条件は揃っている筈です。何も失われた時代の時間経過は、伊達ではないでしょう。
原稿を書いている今は、8時50分です。原稿をアップするのは、たぶん10時頃になるでしょうが、今日は黒田君とダルビッシュが投げるので、テレビ観戦をしなくてはなりません。昨日の岩隈君は、残念でした。さて寄り前から宣言しましょう。今日は再びケネディクスを買ってみようと思っています。何故なら、ここ3日間の出来高をみて、この壁を抜けば、一気に伸びるからですね。おそらく、今・来週には619円を抜け、取りあえず目先の目標の800円に駆け上がるのではないかとも考えています。昔はそうだったのですね。夏枯れでも仕手株の一つや二つあったものです。条件はピッタリで、ここで勝負をしない手はないと考えています。後場から再び切り返し、失われた時間の価値を明確に、参加者は知ることになるのだろうと…期待を込めて考えています。
まぁ、ハズレが続くカタル君ですが、この逆境を覆す事が出来るかどうか…。さてグリーに最近はコメントすることが多いのですが…僕はウォッチしているだけですが、決算は悪かろうが…相場はあるんじゃないかとも、考えていますね。何故なら、信用の取り組みに魅力を感じます。通常、誰かが仕掛けても不思議ではありませんね。持っている人は不安でしょうが…確かに業績面では悪いでしょうが、相場としては興味を感じる次第です。もともと相場と言うのは、なかなか思うように行かないものです。
ほぉ、ほぉ。ダウ平均は335円安ですね。舞台は整っているようですが…。ケネディクスは520円で買ったようです。果たして後場から見込み通りに555円を抜くことが出来るかどうか…。新規参加者が居るなら、こんな条件の整った株を、ここで仕掛けない筈がないと思っています。それでは今日はこれから友達が送ってくれた、黒崎の茶豆を食べながらテレビ観戦です。10年物金利の状態が示すように、今がタイミングかどうか、カタルも分かりません。皆さんは安全を見て555円を抜けてから参戦し、もっと力がない人は619円を抜けてから、参戦すればいいのです。何しろ天井は高いのです。カタルの推測では4ケタは確定的で、場合によれば上場来高値の4040円だったかな…その株価まで想定しています。それではまた明日。

投稿者 kataru : 2013年08月07日 09:18