今日の市況(2013年)(2013年08月02日)
かたる:それにしても…何がそんなに投資心理を変えるのでしょう。最近の目先投資のアルゴに対応できないと、なかなか成果はあげられませんね。昨日、何気なく見ていたテレビで野田岩(有名な老舗ウナギや)の親父さん(金本さん)が天然ウナギに拘り、店を休む日々を描写していました。結局、彼は養殖物を扱うことになりますが、時代に対応し変化すると言うことを述べていたのでしょう。カタルは買いに拘り、空売りをしないのは、明治時代の武士のようなダメ人間なのでしょうね。
もう一つ、昨日のテレビから…ハイアールの張瑞敏さんが描かれているドキメンタリーを観ました。万年赤字の三洋のタイ工場(冷蔵庫)が経営者の変更により、劇的に業績変化が生まれる様子が描かれており、あの様子は今の日本の家電業界の現状は良く分かります。その張さんの言葉の中で、常に未来を考える思考パターンが面白かったですね。部下が「順調に業務が進行している」と報告すると、直ぐに帰れと言うそうです。何故、現状に甘んじるのか? 常に改善を求めているのですね。人間は未来に対する希望がないと動かないとの考え方が、基本にあるようです。日本の今の社会には希望がありません。この希望を作る第一歩として信用創造が必要だと、前から述べているカタル君、信用創造=希望なのですね。
今日は昨日とは打って変わって、日経新聞は外資系ファンドが舞浜のシェラトンホテルを500億円で買収した話を掲載しています。昨日はリートの話を掲載して市場を叩き、今度はもち上げる。まるで意図された記事掲載のようです。昨日の記事でも高くなったケネディクスは、今日は朝から買い気配でした。原稿を書いていると、アレヨ、アレヨ…と言う間に株価が上昇し、500円台に入り関門の510円を抜き、先ほど516円まで買われました。驚きますね。通常のイメージなら利食いが重なる筈ですが…やはり最近の投資家は、日ばかり売買が主体のようで、前の流れより当日心理の寄与率が高いのですね。これも昔ながらの投資家が不在になり、新しい動向なのでしょうね。いつまでも天然ウナギに拘っていると時代対応が出来ずに、取り残されるのでしょう。アルゴか…。もう少し数学やプログラミングの知識を仕入れて置かねばなりません。
まぁ、どちらにしても三井住友銀行が10兆円もの国債を外し、大手行中心に30兆円以上のお金がフリーになり動き始めるわけですから…カタルが何度も説明しているように、不動産向け融資は伸びるわけですね。そうなると…2003年からの再来です。あの時と同様に、ケネディクスの利益が8億から146億円に劇的に増えた時代背景になる筈です。何故、カタルが何度も、過去最高株価である4090円を目標にするか? その理屈も事前に話してありますから、読者の方はある程度、カタルの狙いがご理解いただけると思います。ただ日々の需給により株価は上下するので、自分の力量の範囲で相場に向かって欲しいと述べている訳です。007も同じことですね。昨日はテクニカル上の指数を一つ参考に採り上げましたが…オシレーターの価値に絶対性はありません。あくまでも参考にする程度が望ましいのでしょう。
資金量が限られるカタル君、何処で全力投球すべきか迷いますね。何しろ…後がありません。だから安全を求めねばなりませんね。ケネディクスがスター株として、華、ひらくかどうか…。今日は日経新聞とNYダウの援軍を得て、相場の腰は強いようですが…何処まで伸びるのでしょう。出来れば存在感を示し、ストップ高か、出来高が1億株以上と大きく膨らんで欲しいところですね。正直に言えば、8月、9月は調整でケネディクスも2003年時のように、ひょっとすると、あと3か月以上は横這いかな?とも考えていました。この辺りの読みは難しいですね。これからの政策動向にも影響を受けます。まぁ、どちらにしても大きく上がる環境なのですが…、あの時は相場になる前に、7~8か月ほど休みましたからね。そうすると4月が高値ですから、年末まで相場が休みの可能性も考えていたのです。この微妙な時間感覚は、どう変化するのか分かりませんね。
僕に力があれば、あの474円の60万株程度の売り物は、美味しい買い物だったのです。でも小判サメは小者らしく…ウジウジとぼやく訳ですね。さてその援軍のひとつISM指数なるものを…少し解説しましょうか、このデータは先行指数です。何故なら、人間に問い合わせるアンケート形式の景気の実感を問う指標だからですね。人間と言うのは一見すると、些細な条件で心が動く動物ですね。株価や天候などで、気分がクルクル変わります。昨日の東京は暑かったのですが、仙台は8月だと言うのに寒く長袖を着ていましたね。その為にサンダルなんかも売れないのだそうです。僕なんか、井村屋のあずきバーを食べて、おまけに氷枕、アイスノン?をして読書をしていました。葉室麟なる作家は、なかなか良いですね。昨日読んだもので3冊かな?今は4冊目です。

あらら…話が飛びますね。そのISMですが、このようなイメージになっています。カタルが7月31日に米国の成長過程の話を、NYダウの比較的に長いチャートを用いて語っています。クラウドが人間の進歩を早める話しを同時にしていますね。これからNYダウは、どんどん高値を更新し続ける可能性を示したのですが…日本も同じように過去最高値38915円を目指す可能性があるのです。今からこんな空想を述べると馬鹿だと言われますが…でもそう感じるのですね。たしか7月31日はロボットスーツの話が、初めて新聞に載っていましたね。日本は老人大国になり、介護が大変なのです。まもなく肉体的な労働はロボットが置き換わって、やってくれる時代になるのでしょう。スマフォが開発され、僅かまだ4年です。007などのソフト技術は価値を増す筈ですね。
まぁ、それぞれが自分の信じるシナリオを立てて、自分なりに行動すればいいのでしょう。果たして市場の支持が得られるのかどうか…しばらくケネディクスの株価は注目されます。なぜなら、信用創造こそが、日本に希望を与えるからですね。清貧思想をふりかざしても何も生まれません。バブルはある意味で馬鹿な時代ですが、人々が行動的になりますね。当面の不動産価格は収益還元法価格なのです。2006年の高値を抜くまで、どう考えても割安圏ですね。三菱UFJの株価が純資産価格以下に甘んじる現状は、やはりどこか狂っています。頑張れ日本!頑張れアベノミクス!

投稿者 kataru : 2013年08月02日 10:31