未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2013年)(2013年06月27日)

かたる:昨日は新興株中心に株価が崩れました。これはカタルの推測ですが…背景にはアルゴリズムを利用した自動売買が相場に影響を与えている可能性がありますね。昨日は一部の銘柄で売買単位の変更による「くくり直し」が行われており、株価が1/100になっているものがあります。その為に一部のソフト修正が正しく行われておらずに、コンピュタが誤認をして注文が出されたのではないかと言う推測が考えられます。カタルはたまたまケネディクスを保持しており、その洗礼を浴びた次第です。ガンホーもそのようです。此方は株式分割があるのかな? 兎も角、理屈は同じですね。

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例えば、松井証券のプログラム修正を見ると、日足ではプログラムが修正されていましたが、分足などの時間軸は、何れ正しく修正されるから、ここまではプログラムの修正をしていませんね。仮にこのデータ配信を、自分の独自のシステムに利用しているとすると、コンピュタが誤って株価認識をして自働的に注文を出します。市況が強ければ吸収されるでしょうが、あいにく現在は調整局面で、皆が神経質になっている所に、このような成り行きの注文がいくつか重なり、全体の流れが形成されたものと思われますね。日経新聞には報道されておらず、もともと裏を取ることが困難ですし、この自動売買は利益になったので大きな問題にならずに通過するのでしょう。おそらく実態は此処にあるのでしょう。ガンホーは現物株で空売りは出来ませんが、ケネディクスは貸借銘柄で日証金残では空売りが急増していましたね。微妙な要因が重なり、個々では問題にならないものが全体の流れになるケースはよくある事です。カオス論理ですね。様々な条件付けが考えられますが、前日比を基準にプログラムが構成されているケースも多いでしょう。最近、ストップ高、ストップ安が多いのも、このような自働プラグラムの影響が背景にあるのでしょうね。これも世の流れでしょう。まぁ、考えすぎかもしれませんが充分にあり得る推測です。

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カタルが昨日指摘した中国の「シャドー・バンキング・システム」(シャドー・バンク)の仕組みが短期金利高騰の原因か?との記事がWSJにも掲載されており、この推測は間もなく一般化しますね。もともと中央政府が抑えようと思えば、いくらでも抑える事が出来る事象なのです。なにしろ債権大国なのです。ユダヤの戦略に乗っている日本のメディアの体質が問題なのでしょう。正しく報道せねばなりません。常に見方は二面性がありますからね。この情報操作はユダヤの定番です。常に「陶酔とパニック」は、彼らにとって仕掛けに過ぎませんからね。ロス・チャイルドが財を成したワーテルローの戦いにまつわるエピソードを語るまでもありません。イワシ民族の日本人は、情報の価値を知りませんからね。カタルの場合、どうも性格が災いをしているようですね。この性格はなかなか治りません。所詮、反骨など食えない代物です。

この期に至っても、カタルは7月のサマーラリーの幻想を抱いているのですから、おめでたい人間ですね。これまで20年以上も、痛い目にあっているのに…不思議なことですね。理屈では分かっているのですが…なかなか応用が効きませんね。小銭稼ぎが致命傷になる前に、この根性を叩き直さねばなりません。ただカタルが述べている筋論が、市場に反映されないようではアベノミクスも失敗します。甘利さんや岩田さんの考え方は、ある意味で正しいのです。正しいから自説を曲げないのです。カタルが相場でなかなか財を成す事が出来ないのと同じ理屈です。自分の相場観は正しいと思っている。しかし現実の流れは違うので、本来は買いたい銘柄を、空売りすればいいわけですね。事実、市況が急変した23日以降の注目株は、日本写真印刷などを除き全て負け続けています。ケネディクスはハイリスク銘柄なので洗礼を浴びる訳です。しかし必ず、いずれ大幅高しますね。反転したら買いになりますよ。問題は此処なのですね。下げている途中は買っては駄目なのですね。

初登場を飾った日揮のケースを考えると分かります。あのケースは1年も待たされました。ようやく買値を上回り利食いになった時に、ヤレヤレと多くの人が利食いをするのですね。これが間違いの素ですね。逆に買い増しをするのですね。今回のケネディクスは、信用創造がアベノミクスの成功の要だと述べ、不動産ではハイリスクのケネディクスを選択しました。同じ時期に、不動産で野村リートも掲げています。リスクウェートをどう捉えるか?もし野村リートの選択なら、今の所、損失はしていません。株価は上がってはいませんよ。底練を続けていますね。200日線上に位置しているので、おそらくケネディクスも間もなく落ち着くのでしょうが…困った性格ですね。5万円を割れたところから打診を始めたのですが…先週の買いが余分でしたね。株数を増やし始めたところにユダヤの仕掛けが入ったわけですね。

日本写真印刷は明らかに手が入ったようですね。昨日はその筋の買いなのでしょう。裏付けがある株は、やはり強いですね。しかしバイオなどを筆頭とする裏付けのない「夢」の株は目先筋が主力なので、どうしても値崩れします。希望が後退する最近の政策運営を見ていると、市場との対話が出てきているのかどうか…非常に怪しいですね。何しろ「逐次投入ではなく適性だ」と官僚からの学者先生らしい解答ですからね。信用創造機能が正常化しているのなら、彼の発言は正しいのでしょう。しかし現状は銀行融資も企業の現預金残も空前の信用欠如状態なのです。希望がない時に正論を述べても始まりません。正論ですよ。先月、緩和を見送ったことも…「逐次ではなく、適性」は彼の言うように模範的な解答です。しかし現実社会は違うのです。

カタルがなかなか越せない最後の壁は、この心理にありますね。市場を眺めていると、このトリックを理解しながら越せない壁なのです。だから証券マンを辞め、今回は秋まで休みと明言しているのですが…、なかなか実践は難しい。所詮は3流ゆえの器なのでしょう。さて日本国債利回りを見ると、株価が下がっても高止まりしたままですね。昨日は0.875%です。これは正常化の裏返しですが…問題は移行スピードなのですね。本筋の投資を目指している人は、この金利とオペの関係に充分に注意して臨めばいいのです。おそらく移行があらかた終わるまで、本格的に相場の上昇はないとも考えられるからですね。この辺りの感覚は解釈が難しく、結論が得られていませんが…時間軸はそれを支持しています。昨日は日本写真印刷などの株価も強く、一部の動揺が収まれば、自然にサマーラリー相場に向かうと言うシナリオの確率が一番高いと思われますが、カタルの失敗はこのような仮説に基づき行動に先走ることです。調整が現実化し続いている以上、安易に仮説を元にする行動は慎まねばなりません。しかし007はワクワクすることに変わりないですね。見えない利益の水準が激変する可能性が存在しているからですね。あくまでも冒険ですが…。未来、語るか…。トホホ…。

今日は出かけるので早めにアップしました。

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投稿者 kataru : 2013年06月27日 08:58