今日の市況(2013年)(2013年06月07日)
かたる:いやはや新興株の宿命だけれど…まさか2段下げを演じるとは思いませんでしたね。この分じゃ、一般株も怪しくなってきました。ただ未だに僕は、今週が買い場だろうと考えています。しかしカタル君も仕方なく整理売りを強要されました。間違いなく今日の弱いところは買い場でしょうが…物理的に維持できなければ仕方がない話です。余裕を持って昨日は買っていた筈だったのに、まさかの展開です。まぁ、元本は引き上げていたので、どうせ儲けの余りだけの話ですが…。ここで大きくやられたのは売りをしたくない為ですね。買い続け、持ち続けるバフェット流を目指しているためでもありますが…、なかなか彼の領域には届きませんね。
よくヘッジファンドの負け組が、あと1日あれば…と、僅かな時間概念を述べる事がありますが似たような心境ですね。それにしても、まさか、このような事態に遭遇するとは想定外の話です。問題は、ここで銘柄を入れ替える事です。再構築するのです。現役時代によく用いた手法です。007には空売り筋が参入している様で、売り玉のみせ玉が存在するようです。現物株なので、どうしても値動きが荒くなり、このような値動きになるのですが…ハイリスクを承知で取り組んでいるから仕方ありません。でも泡沫会社ではないし、業績動向も右肩上がりだから心配はありません。ここから下は、心配する株価位置ではありませんから1株でも現物で買っておくと良いでしょう。出来高も増えてきましたね。おそらく信用で買っていた人が大勢いるのでしょう。信用取引の場合、追証は待ったなしですからね。
さて予想されていたアノマリーは、やはり存在し、今回はアベノミクスの副作用が表面化し始め、「ガラガラポン」のリスクを懸念している可能性もあります。通常はPFIの熊谷などが相場になっても良いはずですが…、まったく反応しませんでした。この事業は成長業種ですよ。熊谷は「白糸の滝」以外にも色々やっているようですからね。他の建設会社は知りませんが、おそらくメイン銘柄として、いずれ何処かで選ばれるでしょう。本来の相場ならアベノミクスの成長戦略銘柄として人気が出るはずなのに…。
あの時に、シャープ、サニックスに東電を、やり過ぎたが為に、咎めが生まれているようです。007も村田の発表はやはり余計だったですね。あのストップ高の動きが無ければ横ばいを維持できていたのに…。相場と言うのは実に面白いものです。好材料が需給バランスの変化を生み、相場にアヤを付けるのですから…。
どうせムードだけで売り買いする目先筋、こんな連中の動きに惑わされずに、自分の感覚を磨かねばなりません。カタルは、今週は買い場だと述べて、昨日はかなり広範囲に買いを入れました。しかし1日ズレていたようです。残念です。既にこの水準に来ると出遅れ銘柄を探すよりリバウンド銘柄に照準を当てた方が良いのでしょう。貸借取引銘柄で、空売りが入る株で、新興株の範疇で、大きく下がった銘柄で、しかも金融緩和などの日銀の政策絡みの銘柄ですね。条件はこの辺りが挙がります。高値から大きく下がった株で、売りを誘う株ですね。そうです。今は、ケネディクスが、その条件にぴったり合いそうですね。つまり銘柄の入れ替え作業は「ケネディクス」4321に、集中させれば良いのでしょう。この株の整理は4月9日からで他の株より1か月ほど早いですね。しかも信用買い残はそれほど膨らんでいるとは思えずに空売りも少しあります。アークは円安でも生産移転が感じられずに除外、007は相応しいのですが…現物銘柄ですからね。人気株で金融相場の範疇で不動産株ですから…やはりケネディクスでしょう。
実は、昨日までは四季報関連を考えていたのですが…。さて全国の証券マンに問います。アベノミクスは成長するのかどうか…、東京スカイツリーの影響もあり、浅草地区の地価は9%も上昇しました。大手銀行が期間3年の住宅ローン金利を優遇するのは、明らかに金融庁の指導が転換した効果ではないかと推測しています。
折しも、日銀はリートの買い入れ増額を市場から求められており、11日の金融政策決定会合で変化が問われます。株が大幅安していますから、現状維持では通りませんからね。長期金利は上がっているし…、黒田さんの政策手腕が問われますね。短期融資の期間延長やリートやETFの買い入れ増額などの政策を、発表せねばならないでしょう。今は非常に大切な時期です。どうでしょう。全ての条件にマッチして、ピッタリくる銘柄は、他の株より先に調整入りしているケネディクスですね。この会社は受託資産を1兆1270億円も持っています。好環境なら一株利益が2万円台を打ち出せ続ける体質でしょう。つまりPER評価では20万円が可能なのですね。問題は置かれた社会環境がそうなるかどうかです。アベノミクスの真価は、まだ始まったばかりです。大手行の3年未満の低金利ローンの創設は、明らかに金融庁の方針転換の意図が裏で働いているのでしょう。
この意味は絶大なのです。1兆円を大きく超える資産を維持していますが、先日、ヒューリックが都内のオフィスビルを買収しましたが、利回りは5%絡みだと言われています。つまり1兆円だと500億円の利益を生み続ける会社ですね。高株価になり公募増資が実現し借金の返済を進めれば、好循環の成長が更に期待できますね。過去最高利益は146億円で一株利益は24833円です。残念ながら、ガンホーでは無理ですね。しかしケネディクスは株価位置も、あらゆる面で条件にピッタリ合うようです。反騰の狼煙を上げないとなりません。全国の証券マンの皆さんは、お客様の為にも、銘柄の入れ替えを敢行すべきでしょう。仮に日銀が動かないようであれば、アベノミクスの成功など遠く、おぼつきません。
キャッシュレス社会の構築など…未来社会の取り組みが成長戦略には欠けていますね。電子カルテの情報網の構築は、無駄な検査を省き、同時に遺伝子情報を集め、投薬の効果を高めるビッグデータの収集などは、医療費を削減できます。方策は国がリードし、民間に委託しなくてはなりません。厚生労働省が自ら音頭を取るのではなく、PFIやPPPの考え方を用い、民間の活力を利用すべきなのです。その前に折角、浮上しかけた資産効果の灯を消すことは、許されませんね。既にガラガラポンの領域に、政策のスタンスを変え、一度、足を踏み入れたのです。前に進むだけの話です。
さて目先の投資家の皆さんにも、カタルの真価を問う意味でも、ケネディクスと言う銘柄を再び推奨します。カタルは3月2日ですから、1日の株価25310円で、一度ケネディクスを推奨していますが、今、再び昨日の株価は42650円ですね。今日の安値は39650円ですが、今の株価は43500円前後のようです。さて再び反騰の狼煙を掲げましょう。アベノミクスの真価は如何に…。


投稿者 kataru : 2013年06月07日 10:32