今日の市況(2008年07月29日)
かたる:今日は時間が遅くなりましたから簡単にします。米国はネバダ、カルフォルニアの地銀が破綻し、IMF報告で「金融危機懸念は残る」と言う表現が嫌われ、株価が下げたと言います。メリルも7-9月期も追加損失を57億ドル計上するとの事で、その為に85億ドルの増資をすると流れていました。シンガポールのファンドが増資の応じるようですが…危うい展開です。ただこれで一掃される見込みらしいですが…一方、ポールソン財務長官はカバード債の発行を促すとか…シティーなどは既にバランスシート上、かなり組み入れている様子ですが、欧州はかなりの規模になっており、米国は簿外が多いといわれていました。
中国では25日中国共産党中央政治局会議が行われ、景気過熱、インフレを防ぐ「双防」から経済成長と物価抑制を主眼とする「一保一控」を目指すとか…10%を越えるGDPNO伸びですが、北京オリンピックの後の景気動向を心配しているようです。
日本株は米国株の下げを見て急落しました。ただ個別株で下げ渋る銘柄も多く、自社株買いの実施企業の株価は堅調なものが多くあります。昨日、売られていたガイシも自社株買いを発表していましたね。今年は既に自社株買いは2兆円を越えているとか…。この分では米国の株価と同じ道を歩みそうですね。米国は自社株買いをして継続的な株価上昇が長い景気上昇を支えてきたのです。日本の企業が本業で稼いだお金を自社株買いに充て、株価が高くなると、景気が持ち上がり好循環に入るかもしれませんね。相場を見ていて思ったのですが、相場の腰は強くなっているように感じます。今日の下げでも、先物からと思われますが、下値では抵抗していたのが印象的でした。
さて、金融機関の決算が終わり、次は7-9月期の読みになりますが、メリルでは証券の損切りが続くようなので、今年1-3月の底入れパターンに似たケースになるかもしれません。問題は、今晩、発表されている住宅価格の動向が相場の行方も左右します。昨日も言ったと思いますが、空売りは気を付けたほうが良いと思います。まぁ、捕まるまで売り続けるという人もいるでしょうが、買いの心理と違い売りは心理的にやられ始めると辛いものですからね。相場の流れは三つぐらいのパターンでしょう。その中で、もっとも弱気の見方が相場の主軸をなすのでしょうか? GウィンやGSユアサなどの需給銘柄が賑わうということは、相場が手詰まりで仕手系が望まれる象徴ですからね。
僕は新興株が良いと思いますが、ヤフーは反落し、DENAは好業績にも拘らずストップ安まで売られていましたね。将来の見方に強弱観が対立し始めています。仮に1株利益が四季報どおり2万円だとすれば、PERは好業績にも拘らず30倍を割る事になります。原因はアバターの販売減だそうです。広告は伸びているようです。外需に左右されず国内銘柄で増収・増益なのは、ネット関連などの株価ぐらいのものでしょう。グーグルもPER31.9倍台ですからね。ネット株は評価が総体的に低くなっています。成長力が落ちているから当たり前ですが…。しかしアマゾンは56.9倍ですね。ここ数週間は買いのチャンスだと考えています。銘柄の物色は、米国金融が底入れとみるかどうか…。色んなパターンが考えられ、切り口は沢山あるわけです。さて今日はこの辺で…、おやすみなさい。
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株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ投稿者 kataru : 2008年07月29日 23:21

