未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2013年06月04日)

かたる:ほぼ調整波動の終盤を確認できるいくつかの兆候は現実化しており、今週でやはり目先の調整は終わりでしょう。カタルが気にしていた為替は、昨晩98円台との事です。問題は長期金利の水準なのですが…。相場と言うのは確認作業が必要で一つ一つ試すわけですね。その確認作業時間が調整とも言えます。現実の実態評価を、株価は常に行き過ぎて過大に評価します。この行き過ぎを「予兆」とも捉える事が出来ます。方向性は正しいのですね。しかし株価が時代に先んじて大きく動くことがあるのです。そうして現実の実態が株価に追いついてこないと株は調整に入ります。例えば、今、人気になっている3Dプリンターの群栄化学は貸借銘柄なのですね。どうせババ抜き相場だから気にもしなかったのですが…。相場の間隙を縫って日経新聞の掲載で人気化し、ババ抜き相場がスタートしたわけです。丸栄なども、その口でしょう。

僕はこの時期に比較的、まともなユニデンを選択し、アドバルーンを掲げましたが…。人気とは面白いものですね。もともと目先筋は種族が違うのでしょう。王道投資を心掛ける人と目先の値動きだけを追う人、小型株ファンドは業績の大幅好転銘柄を狙いに定めます。まだカタルは公開していませんが、Nと言う2000円近い株価の会社ですね。この会社も間違いなく1000円幅は充分に値幅効果が期待でき狙える銘柄です。それぞれ切り口は違いますが…市場には、様々な参加者が存在し、狙いは千差万別です。ユニデンはなかなか面白い株ですよ。日中にあれだけ動くのですね。あの動きは魅力的で、プロ好みの値動きの筈です。群栄の素人ババ抜き合戦より筋が通り、今の時期に活躍しないと舞台の出番が終わりますね。もう既に三菱UFJは異次元緩和前の株価水準まで、急激な調整を入れましたからね。そろそろ一気に持ち上げて…人気化させないとなりません。此処で波動を逃すと、次の舞台は企業業績が好転する秋からの台風シーズンにしか活躍できませんね。ここで一気に持ち上げるのが筋ですが…果たしてどうでしょう。

あんまり心配はいりませんよ。昨日の下げは少し行き過ぎています。今週は6月の利食いに向け、仕込み場です。大きく下がった銘柄のリバウンドを狙うやり方も通用します。昨日のバイオ株などの動向を見れば分かるように、一般株が大きく下げても新興株は既に調整を完了している様な値動きでしたね。これだけ上昇をしたので調整波動は当然予想されていましたが…このような形の進展は、あまり予期していませんでした。三菱UFJの579円の窓埋めの株価位置ですね。異次元緩和時の窓を埋めました。打診を入れる水準に来たわけです。乗り遅れた投資家が第一弾の打診買いを入れる位置ですね。もともと売り物は多くなく、この第一弾の打診買いで株価は止まる筈ですね。何故なら、ムードが既に変わっています。年金基金が株式保有を増やす検討を始めるとか…。今度は、金融庁が日本株のリスク認識を変えますよ。基本的に体制転換には時間が掛かります。株価が動くように実体組織の構造は、直ぐに動けるものではありません。だから乖離率と言うチャートの考え方が登場し、実態評価と株価との時間差の調整を図る訳ですね。方向性は何ら変わりません。

今日の相場を見ると…値嵩株は為替の影響があり日経平均株価はまだ下げているようですが、昨日、下げ過ぎた金融株は高いようですね。しかし慌てて買う事はないはずです。今週は買い場ですが…、動揺を増幅させフルイを入れた方が、もっと綺麗になります。この諦めにも、似た境地を感じる事で相場の腰が強くなりますね。抽象的な表現で分かりにくいでしょうが…下値固めを確認してから、多少、株価を少し高く買っても、この確認作業は重要なのですね。自分の資金量の問題で、投資家それぞれで投資方法は変化します。基本はドル平均法で、何度も買えばいいのです。しかしお金が無い人は時間の概念を大切にすべきです。小型株は基本的に調整波動が短く、大型株ほど調整波動は長引きます。仮に三菱UFJを買うとすれば、株価を見る為に少し買い、まだ様子見でも構いませんね。昨日の555円は良い位置でしょう。おそらく4月2日の515円は岩盤の筈ですね。

ただ6月に二番天井を模索するでしょうが…、今回は綺麗に上値を抜ける銘柄は少ないと思いますね。基本の株価波動は調整なのです。商売でなければ、秋まで休むことをお奨めします。無理をする事はありませんよ。参議院選挙の後は再び下げるでしょう。あくまでも、今週は目先の小遣い稼ぎの買い場でしょう。今、ユニデンの株価は271円なのですが…今日の後場は、仕掛けてもおかしくありませんね。一気に350円程度まで噴き上げる時期が来ている様な気がしますが…。本当に狙い通り仕掛け人が参戦しているかどうか…。昨日は安値でまた買ったのですが…。本業の実態は、おそらく続々注文が増えている筈で、工場の稼働率が上がり始めている段階だと思います。何しろ米国の住宅市況が好転し始めていますからね。だから金融緩和の出口論が話題になっている訳です。スバルは売る車がない為に増産意向なのでしょう。本来ならマツダは、円安で買われたので下げて当然ですが、メキシコ工場の行方が焦点になっていますから、あまり下げないでしょうね。

群栄はババ抜きなのですが…馬鹿にしちゃ駄目なのです。本来の空売りは、完全に相場が終了したのを確認してから売るべきなのですね。相場の基本は強気相場です。その調整波動だという事を、肝に命じねばなりません。アベノミクスの評価は定着していませんね。やはり資産価格でしょう。だからリバウンドは、その関連株で大きく下げている株が、二番天井を探りに行くのだろうと推察しています。間もなく僕の指値の水準まで、届きましたね。今、原稿を書いている最中に、買えたようですね。僕はケネディクスに打診を入れました。本当は割れたところをと考えていましたが…。まぁ、許容範囲でしょう。この株の上げ方は、外人だったようなイメージですね。あの買い方は、おそらく外人ファンドでしょう。007と同じく赤字なので買いにくいです。だから株価の振幅が大きくなります。全般も朝高のイメージから再び崩れてきたようです。あらら…三菱UFJも再び変わらずの水準ですよ。困ったイワシ民族ですね。相場が高ければ馬鹿になり、安くても踊らされるわけですね。これだけ振幅するとヘッジファンドは面白いでしょうね。如何に、自分自身の「ものさし」が大切か…分かると思います。

いいですか…僕の考え方が正しいわけではありません。しかし僕は長年の感覚から自分の相場観に対し絶対の自信を持っています。007はピカ一なのですね。米グーグルのサンダー・ピチャイ上級副社長はアンドロイドの開発に対し、思いやりのあるコラボを約束しているとの記事が掲載されています。直接007に関係あるものではありませんが…このような発言が、背景にある時代観が007のピカ一評価を高めているのです。2010年に注目した時に、村田との協業は全く考えられていませんでした。しかしこのような時代的な背景が生んだ村田との資本提携なのですね。皆さんは村田と言う会社の存在感を全く感じていませんね。何故、カタルが現物で1株でも買っておいてほしいと述べているか…。ある日突然、新しい相場はやってくるのですよ。時代が追い風なら…。アンテナの感度を上げてください。

再び強調しておきます。全体の基本概念はお休み相場ですが、今週は目先、小遣い稼ぎの絶好の買い場です。こんな時に喜んで買わないで、いつ買うのでしょう。下値はもう心配ない株価位置でしょう。さぁ、もう少し買うかな…。

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投稿者 kataru : 2013年06月04日 10:13