今日の市況(2013年05月01日)
かたる:最近の東証一部単純平均株価は300円台に乗り大きく上昇していますが、実はカタルが上京した当時は、この単純平均株価は、なんと1913円だったのですね。1000円以下の株を探すのが、苦労する時代だったのです。このままアベノミクスが成功を収めれば199円が最安値という事になります。上京した1989年から24年で、約1/10ですから驚くばかりです。長い資産デフレと言う根底の実態に気付き、改善に着手した日銀は2010年10月の包括的金融政策と言う道具で、体制転換を計ったことになります。まさか宮沢さんの「年収5年分で家を買えるように…」と言う地価抑制策が、ここまで影響するとは、当時は全く予期しませんでした。池田隼人は所得の倍増を説いたけれど、官僚上がりの宮澤喜一は資産を下げる発想だったのですね。まぁ当時は、東京の地価で米国が買えるほど、熱狂した水準だったので常識的な発想だったのでしょうが…。それにしても収益還元法価格でも止まらず、ダヴィンチが上場廃止される時代になり、あれから3年で転換することになりますね。

この時間の流れを、よく知らねばなりません。基本的に一つの流れが定着するのには、時間が掛かるのでしょう。お金持ちの基準は色々でしょうが、通常は3代かかると言われますね。初代が財産を築き2代目が親父の苦労を目のあたりにして、お金持ちになったので子供に教育をします。しかし3代目は初代の苦労を知らずに育ちますからね。日本の場合は個人の相続税に対し過度の税負担を求めるので、会社組織や財団を作るケースが多いようです。よくお金持ちが寄贈しますが、あれは子孫がその財団の管理をしますから相続の抜け道のようなものでしょう。ロシアとの交渉に進展がみられると良いですね。早く北方領土の問題に決着をつけ経済協力するべきでしょう。ロシアと手を結べば中国へのけん制になりますね。尖閣問題も両者の共同管理にすれば、僕は良いと思うけれど…しかしこれからの時代に、もともと国土の線引きなどに、意味があるのかどうか…。
先日、物理学者の松田さんの発想を理解しようと押井監督の「イノセンス」というSFアニメを見ましたが、電脳の世界はもう直ぐそこに来ている訳で…覇権主義などの昔の概念の囚われている現実は、明らかに無意味ですね。誰か…僕の読者で安倍首相の知り合いが居たら、是非、SFアニメを見せてほしいものです。後援会に、誰かいないかな? 折角、日本が誇るSFアニメの素晴らしさを、実現化させないほうはありませんね。既に「みちびき」の4機体制が実現する時代になりますから、ITSとカーナビを利用して交通渋滞に巻き込まれない指示が出せるはず。仮にこのシステムが出来上がると、日本全体の効率がかなり上がります。無駄な輸送時間が減りますから非常に効率的になりますね。
ロシアで電力を作り東京に超電導線を用いて送電すればいいのです。カーボンナノチューブは進化し宇宙エレベータ―を作れば、宇宙開拓時代に突入できですね。もう少し発想を豊かにして、効率的なお金を使わないとなりません。何か…今、出ている規制改革などの新産業戦略は小粒すぎて…夢が感じられません。人間が希望に向かって動くときは、大きな夢に惹かれるのですね。それがモチベーションになり、国民を動かすのです。だからアポロ計画があったのです。お金の無駄使いと言う考え方は、現実的な金銭感覚ですが…、しかしあの計画で、どれだけ多くの人々がモチベーションを上げたことでしょう。計り知れない目に見えない力なのですね。人間が希望に向かって歩くという事は…ワクワク感がないとならないのです。人間の脳機能とコンピュータは、何れ結ばれるでしょう。株でお金持ちになったら、この基礎研究にお金を投じたいものですね。IPSより夢が大きいですね。死と言う概念が大きく変わりますね。はやくそんな夢を語れる株式相場になると面白いですね。
既に実態乖離したJ・TECは、株価と言うものを示していますね。昨年、カタルが何度か推奨した時の株価は、僅か7万円台でした。それが60万円台になるのですね。ビックリします。でもこれが現実です。人間の人気など…何処かでタガが外れ、熱狂化して行くのでしょう。冒頭に地価の話を掲げたのは…ある意味でバブルと言うのは、人間が夢に踊る姿と、崩壊した現実を示したかったのです。ガンホーも似たようなものでしょう。本当にびっくりします。そろそろピカ一企業の007も…。そんな思いを抱くのは僕だけかな? 最近は何故か、また買いたくなってきたのです。不思議なものですね。この時間の概念は…少し前までは、10万円以下で株数を、何とか揃えたいと考えていたのです。つまり10万円以上では買いたくなったのですね。しかしカタルの今までの買値で一番高いのは152000円です。この玉は実質的なクロスで、6万円台で買った玉を一旦売り、利益を出してまた買ったに過ぎないのです。つまり売買テクニックの問題なのですが…。最近は一本買いしてみたく、気持ちが動いてきたから不思議ですね。これが時間の概念ですね。そこでカタル君、今日は実験で、この気持ちを確かめるべく、寄り付きで1株だけ買ってみました。実験ですね。この気持ちの変化は、きっとJ・TECの株価動向も影響しているのでしょう。更にチャート動向ですね。

通常は、このように時間調整と値幅調整が投資家の信頼を獲得させます。人間と言うのは不思議なもので、時間の概念に弱いのです。一本調子で上げり続ける株は強いのですが…途中で確かめないと、信頼感が湧かないのですね。丁度、詐欺に引っかかるケースに似ていますね。よく高利率の債券やファンドに騙されて、何千万円も詐欺にあう人が居ますが、一旦、高額の配当金を貰うと…、たとえ実態はタコ配でも信じてしまうのですね。その心理に似ています。単純平均が上がってきたので、そろそろ調整が演じられるはずです。故にカタルは、元本の引上げを提唱しています。しかし同時に、この循環物色はクロトン効果で続くのでは…とも考えていますね。さて、どうなりますかね。余裕のない人は冒険などをする時期ではないですよ。今は、そろそろ休むことを考える時期でしょう。昨日は野村やSBIが人気になったようですが…、前期の話は既に終わりです。何故、カタルが「3Qの謎」を何日もかけて、提示したか?その真意を汲んでくださいね。
さて007の実験機は、どんな飛び方をするのでしょう。楽しみだね。今日は黒田に、ダルビッシュと忙しく…株なんか、どうでも良いか…てな気持ちです。お終い。

投稿者 kataru : 2013年05月01日 09:34