未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2013年03月12日)

かたる:なんと、あさましいものか…。ある意味で株式市場は、僕の理想社会からは遠い形状を示していると感じる時が良くあります。本来は株屋なので…市場原理主義が身についている筈ですが、時々、この市場原理主義の自由が横暴に感じられることがあります。それは人間の欲が生み出す景色だからでしょう。何故、日本と言う社会構造は、本物を見分ける能力がなく、イワシ民族と呼ばれるのでしょう。一時ブームになった原発反対のデモは…彼らの主張は、何処に消えたのでしょう。安倍政権は民主党時代より、ずっと進歩的と言うか、原発容認で物事を進めていますね。民主党の方が、余程、原発に対し慎重でした。あの毎週のように起こった金曜日のデモは…あの主催者たちは、今、何をしているのでしょう。メディアの主張は何処に消えたのでしょう。因みに僕は原発推進派の部類で鉄腕アトムの応援派です。

1973年にアカデミー主題歌賞を受賞した映画「追憶」は素晴らしい曲です。昨日、NHKで、この映画をやっていました。僕はこの曲は何度か聴いていたので知っていましたが、映画の中身は全く知りませんでした。ロバート・レッドフォード演じるバベルとバーブラ・ストライサンドが演じるケイティとの恋愛物語で結婚までするのですが…左翼思想の政治主義のケイティは、妥協を許さない頑固者として演出されています。通常は夫バベルの為にケイティは自己主張を止めるのですが…、彼女は自分の主義主張を通し、離婚まで至ります。主義主張を貫き通す事が出来る人間は、みなさんの周りに居るでしょうか?

米国のABCで2006年~2011年に掛けて放送されていた「ブラザー&シスター」のドラマでは、共和党などの主義主張が、家庭の中で時々討論され、意見が激突する場面がありました。日本で親と子供が…兄弟同士が、政治の話で討論を演じる事はあるのでしょうか? 株式市場は意見対立の世界が演出されている場面です。この株は高い、この株は安い…今の株価は妥当な株価なのか? 皆さんは株価について考えたことがありますか?

何故、株が上がるか? 下がるか? などの需給場面ばかりの論争に目が行き、株価について考えないのでしょう。その株が、何故、上がっているか? その背景を考えたことがありますか? 以前に2月23日の株式教室にサニックスの批判記事を掲載してあります。早晩、今の人気相場は終了すると述べています。この記事を書いたのは23日の土曜日ですから22日の金曜日の終わり値が基準になっています。475円でした。しかしこの銘柄は当初、カタルの推奨株のリストアップ銘柄でした。1月15日の「今日の市況」で3つのイニシャルを掲げています。YとSとJの3つです。その後の今日の市況を読んで頂けると分かりますが、YはユビキタスのYで、本文ではよく通称の「007」を用いています。理由はこの社名は、いつでもどこで繋がるユビキタス社会のユビキタスを用いていますが、僕は指(ユビ)からゴールド・フィンガーを連想し、ベンチャーリンクの失敗から救済してくれるジェームズ・ボンドをイメージさせて、通称の「007」を用いています。

この時に「S」のサニックスも掲げていました。この原稿を書いた1月15日の引け値は279円だったのです。だから株価と業績見通しの大きなギャップを感じ、推奨銘柄としていました。偶然に、翌日の16日にサニックスの株価はストップ高を演じ、その後現在まで至っています。あとのJも公開しておりJ・TECの「J」と、JVケンウッドの「J」の二つを合わせた掛け言葉ならぬ、この「J」は掛けイニュシャルですね。J・TECのその日の引け値は94400円です。しかしこのJ・TECは昨年からの推奨で、認可を受けた秋以降から、何度かお奨めしています。当時の株価は7万円台で、いくらでも買えたはずです。もう一つのJはJVケンウッドで四季報予想からの推奨でしたが、その後、減額修正をして318円の株価が、大きく下がり現在は250円台です。この時に僕が実際に選んで買ったのは007でした。他の3銘柄は見送り…。しかしJ・TECは季節感が違うにも拘わらず、何故かその後も大きく伸びています。

今日のサニックスは、予想通りの自民党の意向を受け太陽電池発電による電気の買い取り価格の減額が新聞報道され株価が反落しています。当然なのですが…もし本当に日本のエネルギー供給の多様化を図るなら買い取り価格を42円のままで据え置けば、関連業者は更に儲かり、太陽電池の開発業者も利益を得られ、さらに研究開発が進み太陽エネルギーへの変換効率が更にアップするかもしれません。僅かな金額なのに…あさましい政治手腕です。おそらく官僚は42円の設定が高過ぎて儲け過ぎだと考え、買い取り料金を下げることを決定したのでしょう。2006年の日銀のマネタリーベースの引き下げと、同じ理屈です。確かにこの理屈は官僚の主張が正しく、儲け過ぎなのです。しかし…これが政策なのでしょうか? 我が国のエネルギーの多様性を推進させる理念は、いったい何処に消えたのでしょう。目先の儲けばかり…原発反対の抗議運動のイワシ民族の推進派は、何処に消えたのでしょう。

追憶のケイティの行動力の素晴らしさが…、米国の抗議運動の原点が見えてくるようにも感じます。一体、僕らは何を目標に生きているのでしょう。何故、日本は世界競争から敗退し、失われた時代をさらに続けているのでしょう。インフレターゲット論が話題になり物価目標が問われていますが、ターゲット論は手段の一つで、狙いはGDP、それも実質を上回る名目GDPの成長の筈です。分かりますかね。インフレ率を2~3%上回る名目成長率をやり遂げるのが、政策目標なのであって、円安だとか、物価目標はその派生商品に過ぎません。日経新聞などのメディアは本筋を見えなくさせています。もっと本筋にスポットを充てねばなりません。

何故、かたるは最近、メディアをターゲットにして論議を繰り広げているか? あなた方の論調が世論を誘導し、日本と言う国の方向性を決めているからですね。政策官僚も新聞の論調に影響を受け政策を決めています。ところが…新日鉄の株式持ち合いを容認し、批判もせずに無駄な高炉の廃止を延命させたのは、あなた方メディアの責任ですね。その為にデフレ社会が延長されました。その後の減損会計を見れば分かります。何故、三菱UFJの株価は、まだ500円台なのですか? 明らかにおかしな現象ですね。今の時期なら当然、既に700円台を回復しているべきですね。だって今期の一株あたりの純資産は700円を超えてきます。国際会計基準には包括利益と言う考え方があります。よくその仕組みを、考えなさい。そうすればインフレターゲット論が、資産デフレを抑え、その流れを反転させ、資産インフレの方向性にあることが分かります。

だから銀座の一等地に大きな土地を有する松屋の株価が急騰したのです。住宅投資が進むからタカラレーベンなどの分譲マンションも好環境が続くでしょう。何れHも株価が大きく上がります。少子化ですが…不動産開発は1年では終わりません。土地の購入から開発まで2年以上の歳月がかかるでしょう。その間の金利負担は…資産デフレの環境下では、開発中に地価が下がり、実際は減損会計を実施しなくてはなりません。今度は環境が違いますね。ケネデックスが、ダヴィンチの代わりとして、更に物色が続くでしょう。当たり前の現象です。株価が上がってきたから言う訳ではありませんが、近年、ピカ一銘柄の烙印を押したのは「007」だけです。この銘柄はベンチャリの代わりとして、損を取り返すべきして世に出した銘柄です。丁度、3年前に40万円でもカタルは安いと感じており100万円目標を打ち出していました。

s20130312a.gif

3年越しの技術開発の成功です。QBがカーナビから普及し始めます。20万円で買ったカタルのお客さんに昨年からかな? 6万円台で同額の投資を推奨していましたが、皆さんは買いましたか? 20万円で10株なら200万円です。その200万円で6万円の株を買えば、33株買えますね。つまり400万の投資で43株保有している筈です。10万円を超え、ようやくトントンになりました。この株は2010年春の394000円を超えると、次は上場来高値の514000円が目標です。もし上場来高値を更新すると、43株は2100万円になります。ここでテクニックを使ってください。カタルの本で紹介した日産自動車の投資で使った技を使うのですね。株価が2倍になれば、信用を利用して5倍に…、さらに売買手法を駆使して元手は25倍になります。まぁ実際の話し25倍は理想論ですが…。何度も用いる売買テクニック、100円の株価、10万株が、1000円の株価、100万株に変わるのが金融の世界のマジックです。資産が100倍に膨らみます。

問題があります。007は小型株の為に非常に値動きが激しく、上下に3割程度のブレは当たり前で、大きく振幅します。個別投資家の資金力により、投資戦略が大きく変わりますね。上がる銘柄でも売りなさい、高くなれば売り安くなれば買うのです。それではどうするのか? 自分が売りたい時に買い、買いたい時に売るのです。これが原則ですね。株式市場は上手くできています。あとは出来高バランスに注視して行動して下さい。

難しテクニックは兎も角、カタルは現物で1株でも良いから買っておき、2倍になったら更に買い、黒字になったら更に買い、買い続けなさいと述べています。多くの人から共感が得られるように、大幅な利益を計上し、株価が今の10倍程度になり利益も大きくなりPERが割安に見えるようになれば、その時は、この株の役目は終わりです。まだまだ村田効果も出ていません。相場の序盤は長くスケールは大きな相場になります。だからピカ一なのですね。多くの銘柄はサニックスのように利益水準が見えますが、007はカーナビだけでなく、CD機、コピー機、エアコン、様々な電化製品にQBの技術は応用でき、世界の村田が、自前の販路を提供してくれるのでしょう。億単位の部品に組み込みソフトが搭載され販売されます。QBだけでなく、SQLなどはビックデータ処理に絡む技術かも知れません。10億の売り上げは、あっという間に数倍に膨らみますね。この会社の原材料費は、頭の中だけの話です。ROEの水準は高く、付加価値もピカ一の水準ですね。

ルネサスと同じ間違いをシャープで実行しないでください。メディアの主張が株価を変えます。サンケイに続き毎日と公募報道が続いていますが、通常は減損会計の処理が関わり、公の資金を集めるのは、問題があります。野村証券は詐欺集団ではない筈ですね。そうはいっても背に腹はかえらないと、日商岩井、つまり双日ではMSCBを用いましたが、時代が変わり自己責任が確立されているから、何をやっても許されるものではないでしょう。スマートフォンの低迷で、ファナックは戦略を変えるようですが、亀山工場の稼働率が下がると減損会計問題が浮上してきます。ネット時代において…、既に前提になっている減損処理を抱えているのに、このような詐欺まがいの公募増資が、許されるとは思いません。野村証券は社運を賭け、社長のトップセールスで、アップルに2000億円の投資をさせれば済むことですね。第三割当増資です。

メディアの発想は貧困ですね。シャープの公募増資を報道したサンケイの経済記者は、亀山工場の減損会計処理を考慮に入れ、記事を書きましたか? 毎日新聞の記者はどうでしょう? 詐欺に加担する記事を書くべきではありませんね。良識派なら公募増資など計画しませんよ。必ず公認会計士が反対します。会計法はその為に存在します。犯罪者になる可能性があることに加担するとは思われません。工場の稼働率が落ちると、償却負担金額を変えないと、ならないのです。サムソンを提携した理由の一つに、その事も背景にあるのでしょう。だからアップルで増資話しが失敗するなら、革新機構の出番となるでしょう。そすると、時間の概念が大きく変わります。まもなくAと言う公開してない銘柄も上がる時期が来るでしょう。円安の恩家を受けるのは、マツダだけではありません。マツダの株価は3倍になりましたが、Aは全く動いていませんね。

株式市場は論理的な構造で利益配分が決まっています。ただ分からないのが、時間の概念でありタイミングだけ…。グリーの株価が上がるのは、常識で考えれば分かります。しかし現実は目先の減額修正で、株価が売られました。仕方なく売りたくもない株を売らされた零細な投資家のカタル君、お金があれば、いくらでも儲けられますね。良い相場環境が続いています。その切っ掛けは2月末から3月かけ、相場観の修正を迫られたのです。その事は3月2日の株式教室に掲載されています。ケネデックスはようやく3万円台ですね。

株で儲けられるかどうかは…銘柄を当てるより、投資姿勢を、信念を持って貫き通せるかどうかに掛かっています。利食いなど考えずに、買い続ければいいのでしょう。

人気ブログランキング 「今日の市況」は人気ブログランキングに参加しています。

株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ

投稿者 kataru : 2013年03月12日 11:45