未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2012年)(2012年12月11日)

かたる:やはり僕には、ある種の才能も有るらしい。あまり銘柄の選択を変えないし、主義主張も変えないが、カタル銘柄の候補に掲げる銘柄は、何故か、その後、人気銘柄になる可能性は高いですね。今日は相場を見て、その事からまず始めましょう。先日から、株価データを追っていると書いていましたが…例の統計学の話ですね。この作業は銘柄も分かるし流れも分かるが、タイミングの壁は越えられないと…何度もカタルは述べています。

この壁を乗り越える為にテクニカル分析に主眼を置き、今年は一年間、色んなデータを集めていました。僕にもう少し数学的なセンスとエクセルなどをこなせる能力があればいいのですが、プログラミングの世界のエクセルのマクロなどになると…ハードルは高いですね。勿論、未だに共分散に標準偏差、更には相対指数に決定係数など訳の分からない分野が沢山あります。偏差を2乗するのはマイナスをなくし分散値を求めるらしいのですが、何故、2乗なのか? 何故、ルートに戻すのか? そもそも回帰分析の狙いは何処にあるのか?

昨日はなんとGISの世界に迷い込んだ次第です。しかし地理データと言うのも面白いものですね。このソフトの値段の高い事…40万円ぐらいするらしいのですが…僕も買って兆戦してみたくもなりました。その前に数学の家庭教師を雇わないとなりません。兎に角、ギリシャ文字の羅列はうんざりです。数学の世界に多用されるギリシャ文字を見て、やはりギリシャは健全に再建されますね。大丈夫ですよ。ギリシャ国債も…。世の中で一番価値が高いのは文化なのです。だから今はジャンク債だけれど、ブラジル債などより、余程、価値があるでしょう。資源価格の低迷で最近のブラジルも怪しいのですね。しかしギリシャは一時期ですが、年率30%を超えたのですからね。驚きですよ。

さて冒険の話は後にして、その才能と言うのは、先日データを見ていたら数銘柄、いや4銘柄の調べてみた内の一銘柄が、昨日ストップ高し、今日も人気になっている「SUMCO」ですね。あと講釈ではないですよ。事実IRNETの11月21日、22日、30日と何度か登場させています。しかし現実のシリコン価格はまだ上がっていませんね。貿易統計からの数字の変化は出てなく、間もなく会社四季報が発売されますが、間違いなく今度の数字は減額されますね。つまり昨日、今日の株価上昇は「未来の先取り」ですね。この可能性は高いのですが…一気に休みなく上昇を続けることはないでしょうね。しかし良いセンスを持っていますが…。こう書くと他の3銘柄も気になるでしょう。

ヒントを一つ掲げましょうか…一つは業界二番手の株式で、先日、最安値131円を付けたばかりですが、流石にこの株高で上がって来ており、昨日は193円でしたね。少し上げが強過ぎますから、誰かが買っているのでしょうね。もう一つは先日の底値では、寄り付きに大きく売られ、出来高が1千万株を欠けるぐらいでしたね。その日は大幅陽線で、今の所、そこが起点になって株価は上げているようです。まぁ、隠すわけじゃないですが…何れSUMCOのように人気株になった時に、ヒントを掲げておかないと、あとでカタルは嘘をついていると言われそうなので…、本当に11月21日以前に4銘柄を選択していたのです。まぁ、その後SUMCOを3日も連続登場させたので、かなり気になっていたのでしょうね。しかし一旦は興味を持ち貿易統計を見て調べたら…興味を失ったのですね。このタイミングはグリーなどの部分にも似ていますね。素質はあるが時期が見えないのと一緒です。

先日、三つのパターンから推測し、カタルは野村証券と三井住友建設とグリーを選択したと述べました。その三井住友建設は既に日々公表銘柄に育つほど人気になりました。昨日は余程売ろうと考えましたが見送ったのですね。理由は過去のデータを調べてみると、日々発表になった後が、相場としては面白いケースが多く存在しました。故に買値が安いので利食いは見送ったのです。データから見ると、ここ2~3日の安値、特に今日はその可能性は濃厚で、その後1週間程度で再び人気株に躍り出る可能性が高いのですね。それに売らなくても、何れ300円から500円程度まで行く可能性もありますからね。

その実現は、これからの選択によります。ただかなり素質を有していますね。僕はギリシャ国債のケースで掲げたように、人間の歴史観など…かなり重視します。昔の人は、いくらで株に投資したのか?の株価水準です。三井住友建設は、かなり肥しを費やしています。三菱は絶対ですが、三井住友はグループとしての利害対立もあるでしょうし…どうなのかな? まぁ、どうせ、メインではないから、どうでも良いのですが…。

それよりカタル君が浮上し2003年に買ったテレビの調子が悪く、画面の中心部分に緑のモヤモヤが出て来るようになりました。そろそろ寿命のようです。あれから9年ですからね。カタル君の低迷人生は呆れる次第です。今日はこの話を少ししましょう。

パイオニアのPDP-504Pとなっていましたが、型番号は504HDらしいのですね。2003年9月に発売され価格はなんと115万です。記憶は定かではないのですが、当時、100万を切る価格で買ったのですね。今思うと…恐ろしく高額の価格ですが、当時の僕はお金を使わなくては大変な状況…と言うか、月給がおそらく300万ぐらいだったのでしょう。この年末に慌てて引っ越しを決め、翌年、家具を買ったのですね。そんな話はどうでもいいのですが…その壊れたテレビをお金がないので修理しようと、昨日、パイオニアに電話しましたら…何と部品代がパネルの交換だと25万円もかかるというのです。問題は此処です。調べてないけれど、新品のテレビが購入できる価格じゃないのかな?

ここで思い出したのが、倒産する前のJALの話しですね。会計の仕組みは棚卸評価損と言い、厳格な会社はこのようなケース、市場価格と在庫の価格が著しく乖離すると減価償却します。JALのケースは時代遅れになったジャンボ機の残存価格が著しく高く会計評価されており話題になりました。詳しい数字は覚えていませんが、新品は200億ぐらいするのでしょう。しかしJALの帳簿価格は1機あたり50億円となっていたとか…。しかし実際の市場価格は飛べるにも拘らず、いろんな効率劣化から1億円とも言われていました。おそらく、この1億は極端なのでしょうが、5億円程度が市場価格だとの認識だったのでしょう。ところが50億ですよ。実際の処分価格が5億だとすれば、45億円もJALは粉飾していたことになります。1機の価格ですから、50機保有なら2250億円ですから大変な金額です。93年度末には83機も保有していたそうですから、合計で3735億円ですね。

ここでソニーとパナソニックの先日の会計処理の違いを話題にしたことを覚えていますか?カタルはパナソニックの会社の姿勢を、長年見ており誠実な会社との認識です。そのパナソニックが今期は大幅赤字なのに…同業のソニーは何故か黒字目標を掲げていました。故に会計マジックが存在し、危ういからソニーは空売り候補との認識を述べています。しかし同時にソニーはアップルに対抗できる資質を持っているとも書いています。現状では同じダメ組ならシャープに軍配が上がるのですね。何故なら、世界のアップルがシャープを応援し、その背景はシャープの技術力の高さなのでしょう。故に昨日は「IGZO」の話題を述べたのですね。

おそらく製品の減価償却は、どの企業もある程度は済んでいるのでしょうが、部品の価格減価償却は済んでいなのでしょうね。だって、おかしいでしょう。パネルの交換で25万円ですよ。おそらく適正価格は5万円程度でしょう。修理交換なら数百円程度の部品代だけかもしれませんね。ここに日本の欠点がありますね。まだまだですね。インターネット時代ですから、事業は在庫管理から修繕まで、もっと効率的に出来る筈ですよ。だって不思議でしょう? 自転車のタイヤの交換が一本数千円もするのに、新品の自転車は1万円でも手に入るのです。この辺りの改善に「ビジネス・チャンス」がありますね。ネット時代ですから…個人でもできるレベルのハードルでしょう。今は輸送費も安くなっているし…誰か、僕の困った現象を安く直してくれないかな?できれば3万円程度で修理して欲しいものです。

あり得ますよ。どっかの電気屋さんでPDP-504の破棄処分があったら、パネルだけ外して僕のものと交換すればいいのです。自動車部品には嘗ては、この仕組みが通用していましたが今はどうかな? 僕もやってみようかな? ネットを利用して商売を…。それとも、もう誰かが商売をしているのかな? 余談でしたが、この現実を通じて会計の不思議さを体験してもらいたかっただけの話です。

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投稿者 kataru : 2012年12月11日 11:28