未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2012年05月10日)

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かたる:どういう形で事態が進展するのか? ギリシャ国民も勝手な人種だな。EUには留まりたいが緊縮は嫌だと言う。まぁ、ドイツの強硬姿勢が生んだ弊害が修正されるのが市場経済なのだろうか…オラウンド新大統領の誕生は決して株式市場にマイナスではないと思うが…問題は超緊縮か、それとも成長を加味するか?と言う選択で日本の場合は一概に言えないが、掘っては埋める公共事業投資を大切なお金をつぎ込んだので効率が悪かった話しで折角の大型投資が時代の進歩に繋がらなかった。

でもこの大型投資は全てがダメな訳ではなく、IT進化は森政権の光ファイバー網整備などの恩恵でNTTが大型投資を政府の意向を受け実行したため。この情報化整備でソフトバンクのパラソル戦略は強引な手法だと批判を浴びたが、そのおかげで時代が進化させましたね。一番不可解なことは労働政策ですね。試行錯誤したのは分かるのですが、グッドウィルを潰す必要があったのかどうか。国家戦略により企業は育ち、優遇される産業や沈む産業が出てきます。エルピーダの失敗は日本の生産業は、既にいろんな条件が合わずにモノづくりの考え方を変えろと理解すべきなのでしょう。

今回の東電への公的資金投入の話は市場原理を無視した社会主義的な仕組みですね。本来、GSなどが提案していたのか分かりませんが、東電を分離して原発に関わるコストを有限化させ、民間資本で立て直すのが自然の方策で世界中から資金を集めれば1兆円程度なら直ぐに集まったはずですね。それを税金を投入し尚且つ国民負担も増やすやり方で、痛みを国民に押し付けました。国民を騙すやり方ですね。本当に官僚は頭が良いですね。悪知恵だけは一流です。ただ今度の交通事故でまた規制が強化されますが、安心・安全は非常にコストがかかるのです。しかしどんなに規制を強化しても不可抗力はある訳で、どこで線引きを図るか?難しい選択ですね。

その一つコンプガチャの一斉禁止の選択は業界側の意識的な選択で幕引きになりました。まさかの展開でしたが時間を稼いだことが良かったですね。前向きに薦めます。後ろ向きの案件に時間をかけ闘争しても効率の悪い行動ですからね。通常は材料が出尽くしで新展開に入るので株価は騰がるのです。しかし全体の市況が弱く、マイナス評価の業績推移が見たいと言う意見も分かりますね。つまり株価はここで仕手化して上がり始めるか?時間の推移を追って業績のマイナス状態を確かめてから新展開を迎えるか?どちらかの話。コンプガチャの禁止が一時的な進展の時間を業界から奪い、3000億円程度の直接被害でおそらく周辺を入れれば、兆円単位でしょうが58人の被害額は数百万円の話ですね。僕には、何故、教育論に話しが飛ばないのか分かりませんね。

最近、新型うつと言う鬱病の新種があるそうで、それは若者が守られているから、挫折を知らずに小さいころから訓練されてないからだと言います。どこまで過剰な清貧思想が蔓延して行くのでしょう。まぁ、日本の良さでもあるが行き過ぎはマイナス面の方が大きいと思います。ECBの金融拡大策が引き金になり25年ぶりの10週連続陽線になりましたが先物だけであれだけ動くのですね。筋からすれば日銀が動きデフレからインフレに、実質から名目に移行すべきですね。ただ金融庁の規制など変化が必要です。しかし金融庁の雁字搦めの規制が、三菱UFJの海外進出を後押ししているわけですね。世界の銀行の中で三菱UFJは一番先頭を走っているように僕には感じます。ユニオンバンクは米国で展開していますが(日経報道)、水面下でインドの銀行買収も進んでいるでしょう。既に中国では内陸部まで支店を設け、UFJの買収が進化に繋がっています。

25年ぶり10週連続陽線は単なる兆しだったのでしょう。やはり日銀の姿勢転換から金融庁の方針転換が切っ掛けになり三菱UFJが最初の初動波動で株価は2倍になり、それから本格的な金融相場に入るのかな?…なんて漠然と考えています。野村は体力が続くかな?時間闘争ですね。来年には米国のGSE問題も新展開を迎えるのでしょう。筋論からすればホンダの株価が先頭を走るのかな?ようやく止まったようにも見えますね。このような段階でいつも買いを入れるのですが、下がることも良くあるのですね。だから打診なのです。勿論、業界の規制受け入れで新展開を迎えるコンプガチャのグリーやDENAを狙うのも分かります。ただ先ほども言ったように二つの考え方がありますね。慎重派は業績推移を求めるわけです。今の相場環境では此方の考え方が主流なのでしょう。丁度、荏原が損失を確定させて不透明要因が消えたことが株価の上げに繋がったように、グリーやDENAも仕手化はせずに業績発表を待つかもしれないのですね。仕手化するか、業績発表を待つかは相場環境に大きく影響されます。

どんなに好業績でも相場全体の影響を今は参加者が少ないので大きく影響を受けます。システマチックリスクと言うものですね。相場全体の影響が個別株に反映されます。やはり流れに逆らい、果敢に攻めるカタルのような考え方はデフレ下の経済では通用しませんね。ましてや日本は社会主義の国です。市場経済の選択は否定されますからね。個人の自由より縛られた安全・安心の社会を求めるわけです。この環境を変えるためには教育論をすべてで、ここを変えないとなりません。最近は子供を日本で教育させるのを止めて海外に出す親もいますね。さて今日はここまでです。時間切れですね。野村も300円割れのこの水準で止まるかどうか…ホンダも同じことが言えますね。RSIの数字推移からみれば下値固めをしている筈。果たしてどうなるかな?

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投稿者 kataru : 2012年05月10日 13:56