未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2012年04月19日)

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かたる:新聞を読むと一斉に一面で三重野元日銀総裁の訃報が載っていました。元総理の宮澤さんと並んで日本をデフレ地獄に追いやった張本人の人物で彼らの選択が日本を貧乏にして今もその地獄から抜け出せずにいるわけです。宮澤さんはハッキリと自分の政策ミスを認め晩年は失意の人生だったのでしょう。どうやら三重野さんも読売新聞を読めばやはり悔やんでおられたようですね。人間は良い人かもしれないが…彼らの下した選択が誤っており日本は大きく活力を失っています。何も3Mの責任だけではありませんが…松野元証券局長も古い人間からすれば…まぁ、終わったことです。

選択と結果、選ぶ権利は誰にでも自由にあります。僕が早くから証券界を離れれば良かったわけですからね。別に彼らの責任ではありません。しかし歴代の総理の出来の悪さはメディアの責任かな?もう呆れるばかりですもの…。人気はありませんが野田総理はまだマシです。まぁ、官僚ロボットのイメージが強く褒められた政策運営ではありませんが、普通の選択をしているイメージです。TPPを実施するなら農業の保護政策をどうやるのか見えてきませんね。民主党は所得補償を打ち出していましたね。たしか…。早く日本の農業を世界競争のレベルで戦えるように制度を変えないとなりませんね。折角、恵まれた自然環境があるのです。やることは山のようにあります。自民党も変わりませんね。ここで消費税に協力し早く事態を前に進めないと時間切れですよ。既に入り口なのに…。

松野さんは晩年、たしかGSに籍を置いており現役当時からの約束だったのかな?なんて疑いの目を持ちますね。薄熙来の事件もあり裏は分からないものです。権力と言うのは魅力的なものなのでしょう。

さて相場ですね。意外に強い印象を持っています。まぁ、月末の日銀政策会議への期待があるので売る方も慎重になりますし、下がれば期待感から買われる可能性もありますからね。微妙な株価位置で難しい判断です。これだけ日銀の政策が注目されれば、かなり当事者は追い込まれていることでしょう。平成の極悪人のレッテルは避けたいですね。何故、新聞各社が一面で訃報を大きく扱い伝えたか? 心の中では今の日本の現状を招いた張本人たちで…本来なら犯罪者なのでしょう。政策の失敗が多くの自殺者などを生んだわけですから…。そんな思いが記者(編集者)にもあるのでしょう。さて白川さんの心中はどうかな? 日本銀行の審議委員を務めたクレディ・スイス証券の水野温氏取締役副会長のブルーグバーグの記事は面白かったので興味のある方は読んでおかれると良いでしょう。此方です。

まぁ、政策の選択次第で動く方向性を変えるわけで…どちらが選択されても良いように手を空けておくのが賢い選択かな?ここ数日、調整局面の形を見てきました。仮の日銀が何もしなかったら…株は弱いのでしょうね。特に金融相場をイメージしか金融相場御三家の銀行・証券・不動産は買えませんから調整は長引くのでしょう。既に野村証券は微妙な株価位置ですね。チャート面では3月7日の安値を割れていますからね。前回、市場の期待通りに追加対策を講じていれば下値を切り上げていたはずですね。まだ相場は残っているように見えますが…どちらかに間もなく動くのでしょう。ただ時機を逸しましたから仮に更なる緩和政策を実施しても株価は大きく動かない可能性もありますね。サプライズがあれば別ですが、僅かな国債買い入れ増額程度じゃ…相場を持たせるのが精一杯かもしれません。市場との対話は難しいものです。

しかし…どの株も良い動きになりませんね。市場参加者がきっと少ないのでしょう。25年ぶりの10週連続陽線か…そろそろアクションが欲しいところです。これで沈むようでは25年ぶりの記録が泣きますね。みずほは公募価格を維持し野村も75日線上を維持しています。強気に考えるなら買い場なのですね。一方、ネット文化株の代表的なグリーも難しい局面ですね。下値から反発し壁に来ています。海外売り上げが計上されるのかどうか…いつか? 既にある程度の売り上げが立ち始めているのかどうか? あの日経新聞の報道は真実を伝えていたのかどうか? インサイダー情報に範囲ですから分かりませんね。無理して予測をする必要はありません。仮に海外売り上げが立ち始めても、国内の伸びはない筈で業績の大きな変化はない筈です。収益源の変化は数字ではなくセグメントですね。この点を決算発表で指摘するかどうか…決算説明会を見てから対処するべきなのでしょう。今は博打ですね。どちらか分かりません。先に伸びるか…どうか。時間の問題なのでしょうが、その時期を見てから動き、多少、高い株価で買っても良いわけです。ただ株価の動きは、ほぼ理想通りかな?この後も下値切り上がり型を継続する可能性は高いですね。

マツダも金融相場の延長線上の銘柄です。だから日銀の政策が重要な要素です。重要なことを指摘しておきますね。まだデータを集め始め間がありません。カタルに過去のデータを集め分析する時間があればやるのですが…今年に入ってからのアプローチで検証するデータの量が揃っていませんが、RSIの30割れの数がピークボトムを付けた可能性があります。先日、全体のRSI30割れの銘柄数はなんと791銘柄もありました。4月16日の日経225の内、なんと168銘柄は割れていた状態ですね。前回のピーク時には3月上旬に大きく増えて…中旬には株価が下落し始めています。日銀の政策ともども参考にすると良いかもしれませんね。買い場かもしれません。でも僕にはリスクを取る資格がないかななぁ~。仕方なく利食いを実行し手を空けました。

さてそろそろ時間です。時間軸は非常に大切です。この意味は明日か、週末にも書こうかと考えています。頑張ってくださいね。荀子の「窮不困憂意不衰」(窮してくるしからず、憂えてこころ衰えず)と…読売新聞の記事は良かったですね。此方です。

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投稿者 kataru : 2012年04月19日 14:05