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2010年12月26日
実験
今日は久しぶりにゆっくりした一日だったでしょうか?
そうそう、東陽町にはマックの店があり、先ほど200円のビックマックを試食しました。ビールを飲みながらだったので、お昼寝も…。
午前中にウッドテラスの二度塗りが終わり、これで労働作業は完了です。(今度、写真を付けないとなりませんね。)会社の移転関係も含め「引っ越し」作業は、明日、エアコンの工事の人が来るので、これが最後の仕事かな?…と言っても僕がやるわけではありませんが…まぁ、部屋の中を片付けるぐらいです。ようやく、ゆっくりと相場を眺めることができます。どうしても目先の利益を考えると、人気株へのチャレンジになりますが、市場環境が良ければ人気株を買っておけば簡単に儲けられますが、市場人気が一巡するとテクニックが必要になるようです。そこで現在やっている作業が、人気株のリバウンドを狙う練習ですね。残念ながら分析を始めたばかりで、データの蓄積がなくまだ発表できるほどにはなりません。
昨日は移動平均線の話をして、時間軸を変え眺める話をしましたが、時間軸の考え方は、皆さんのゆっくり向けの投資で効果を発揮するでしょう。目先のディーリングになると、人気株を追うのは当然で、人気株は、いつまでも人気が続くわけではありません。なるべく大きな人気になるような銘柄を選ぶ必要に迫られますが、そんな銘柄が生まれる確率はごくわずかです。普通は、わずか数%を取れるかどうかの戦いでしょう。要するにディーリングの目先勝負など、夢はないし面白味もありません。成長株が生まれる確率は非常に低く、皆さんが満足に儲けらしい儲けが出るのは余程、環境が整わないと駄目でしょう。
残念ながら、全般の政治情勢も混とんとしており、政策による浮上は望めません。
デフレ・ファイターの日銀はポーズだけの有様で、迫力はありませんね。故に本来、力強い上昇をすべき金融セクターが出遅れで買われる程度なのです。要するに日本は共産国家なのでしょうね。中国は共産党の一党支配ですが、市場原理に目覚めた野獣の印象です。日本と中国は完全に逆転しています。最近、引っ越しをしたおかげで、色んなことを学びました。なにも金融界だけではないのですね。工事業者の人が訪問すると、必ずアンケート調査なるものを受けさせられます。きっと行政指導でしょう。このように至る所で無駄な時間や労力が生産性を犠牲にして行われています。
やはり役人の数が多いのでしょう。TPPの問題も、結局は農林水産省の一部の部署が反対しているだけの話じゃないか…と窺った見方をしています。所詮、株と同じで、意見対立は当たり前の話です。少数意見を排除して押し通すしかないのです。先のことは誰にも分かりません。ある日、大会社からオファーがあれば、株価は急転直下、評価が180度、変わります。
例えば日鉄鉱業の子会社のアタカマ・コーザン鉱山特約会社が粗鋼生産数量を90万トンから140万トンに引き上げる発表すると…株価は上がりますね。50万トンなら大変な金額になりそうですね。たしか1トン当たり80万円ぐらいでしょうか? しかし、この粗鋼生産数量というのはどういう意味なのでしょう? 銅、そのものではないのでしょうね。きっと…。1トン当たりどれくらいの銅の生産になるのでしょう。20%程度なのかな…もっと低いのか?さっぱりわかりませんね。結局、会社側に聞いてみるしかありません。さらに60%の出資比率で、産出国チリがどの程度の税金をかけるのでしょう? こんな感じで…、一つの現象から株価の評価を下すには大変な労力が必要だということが分かると思います。
先日もダイフクが3割の価格引き下げを狙って、中国で増産投資をする報道が載っていたので、詳しく読んだら、なんと2013年の話です。これでは株価への影響力は少なく検討する価値もありません。株価が動く背景を分析すると大変な時間がかかりますね。故にカタル君はあまり新しい銘柄を打ち出せません。1年に1銘柄見つかれば、大したことでしょう。あとは全般の相場展開に頼るしかありません。でも今はじめている作業が完成すれば、大金持ちになりますね。ディーリングでもK君は数百億円という話ですからね。果たして素人のK君に遠く及ばないのか…プロだったカタル君の挑戦は、来年から本格的なスタートを切ることになります。現在、分析している作業がものになるといいのですが…。実は9月から始めた作業は、既にものにならずにお蔵入りになりそうなのです。大変な実験をスタートさせたものです。しかも自前のお金だから…果たして資金元が続くのかな?
55歳になったカタル君の壮大な実験はスタートしました。
投稿者 kataru : 18:34
2010年12月23日
構造改革の壁
大勢観は大切ですから米国株の動向を考えるうえで大切なことは金融界の回復度合いでしょう。相場を眺めていると米国の流れを日本は引き継ぐようなのです。昨日発表された中古住宅販売は好調のようです。一般的には販売件数しか話題になりませんが、それでは動向が定かではありません。よって在庫数の推移と販売単価の推移もグラフに取り組んであります。一つのデータでも様々な見方ができるわけです。今年の7月に米国株が悲観の中にいた様子はこんなデータからも分かります。故にバーナンキは動いたわけですね。ここに来て株価が回復し資産効果が生まれ始めている様子が分かります。在庫は減り販売数は増えていますが、まだ肝心な単価が明確な上昇を示していません。基本的に在庫が少なくなれば単価も上昇しますね。これからのこのデータの見所はこの単価推移になりますね。このデータの元はこちらのサイトです。

さて住宅などの最大の民間融資の動向が改善されれば当然その主役の商業銀行の株価は強くなっていいわけです。そこで古いデータを補い、米国商業銀行の株価の回復度合いを見てみました。最大手のJPモルガンと投資銀行ですがゴールドマンサックスの株価はリーマン前の価格を上回り完全回復しましたが、ウェルファーゴ、モルガンスタンレー、バンカメ、シティーはまだ及びません。その様子はこちらのグラフからリーマンのショックがまだ続いていると考えてよさそうです。基本的に深さと時間によりダメージの深さが分かります。日本は金融政策のミスが重なり失われた時代から構造転換を迫られています。あまりにも長い失政のために民間のダメージが大きいのです。1989年から既に21年ですよ。りそなは公募を実行できませんでした。まぁ、債務超過の会社に公募を認めたら東証の権威は失われます。上場廃止をすべきですね。

僕が証券マンを辞めた理由の一つにこのような詐欺の片棒を担ぐのに抵抗感を感じたからです。自分たちはルールをまげて実行できるのに自分たちのグループ以外の考え方もつ奴はルールを捻じ曲げて排除しようとします。日本は恣意的な国なのです。ブルドックが良い事例です。石川島は粉飾決算をして公募増資をしましたが許されました。しかしライブドアは粉飾決算だけで上場廃止になりました。最高裁の判決も同じでしたね。一票の差の投票権の重みが問題化されていますが、こんな恣意的な権力者の共産国家は世界中にありませんね。スティールは正常なのです。にも拘らず日本人の世間の見方が異常なので、サッポロビールは上場企業として残っています。しかし非効率な会社の存在を市場は認めるのでしょうか? 東洋電機も残りましたね。今回の幻冬舎の行方はどうなるのでしょう。なにもフジテレビやTBSだけの話ではないのです。
根底にある考え方は、僕ら日本人はまだ貧乏生活を続け、既得権力者保護に動くかどうかなのですね。名古屋の市議会議員選挙も同じ話ですね。いずれ最後は構造改革を迫られます。その時まで待つのか、その前に改善策に着手するのかどうか…。日産自動車がタイにマーチの生産ラインを移したのもカルソニックが好調な業績下にも拘わらず、構造改革のためにコストカットを実施しているにも同じ土壌の話ですね。市場はもうすぐ勢力図が変わるでしょう。僕は最近引越しをしていろんな経験をしました。久しぶりに買い物に迫られ、様々なものを買い、そのスタイルに驚きを持っています。家具の販売員から東京電力の検査員、ネットの無線ランの接続業者みんな規制下で、無駄な時間を使っています。でも犯罪が無くなるでしょうか?どこまで安全・安心にお金を払うのか?ガラパゴスの世界を何処まで進めるのか?難しい話ですね。
でも「光の道」の3年延期をみると日本は間違いなく追い込まれますね。読者にはお分かりいただけるでしょう。なぜ、私が証券マンを辞めたか?残念な結果ですが、僕一人の力ではどうしようもないですね。でももうすぐ僕らの仲間は増え勢力が逆転します。あと一歩で構造転換ができますね。この一歩が僕の投資の実力と同じで、なかなか壁が厚いのです。
投稿者 kataru : 12:45
2010年12月19日
ベランダのお掃除
そろそろ生活が落ち着きそうな気配です。今日はベランダのお掃除第二弾、南砂にあるドイトというホームセンターでグラインダーを借りてきてウッドデッキを簡単に研磨し、ついでに錆びていたベランダにある椅子やテーブルを磨きましたが、錆がきつく道具の選択が悪かったので完璧にきれいになりませんが、そこそこでやめて防錆のペイントをしました。昨日のウッドデッキの半分はワトコの塗料を塗ったのですが乾かなかったので荷物の置き換えができずに作業は中断。結局、今週いっぱいぐらいかかるかな?
このワトコの塗料は高いですね。1リットルが3280円です。なぜかな?
引っ越し以来、日曜大工に追われ、会社の移転手続きを自分でこなし、社会保険労務士やら司法書士やらの仕事を自分ですべてやりました。これまでは専門家がやる仕事だと思っていましたが、意外にも自分でできるものです。でも不思議なことに、嫌ではないですね。まごつく自分が居ますが、やる気さえあれば、どうにか達成できます。それに引き替え証券マンの仕事は終わりが見えません。優秀な連中がお金を儲けると、さっさと引退する理由が分かりますね。ジム・ロジャーズがバイクで世界中を回ったりする理由も頷けます。まぁ、食うくらいなら、いくらお金がなくても儲けることはできるでしょう。運に恵まれればかなり儲けることもできると思っています。でも投下資本のお金が少ないからスタートが肝心ですね。どうなるかな?
来年の春には、一年分の生活資金ができたら、バイクに乗って釣りに行きたいと思っています。野宿をしながら魚を釣ってそれを焼いてビールを飲みながらのんびりと旅をするのは夢かな? どっち道、相場が動かない時に何をやって無駄ですからね。無駄な時間にイライラするよりのんびりと人間らしい生活をしたほうが楽しいでしょう。今は良い時期ですよ。相場の位置が高いから多少の調整は仕方ないでしょうが、来年の春まで大丈夫だろうと考えています。適度の調整と適度の上昇の相場でしょうね。まぁ、昔のカタル君のように強気一辺倒ではありません。証券マンでないから買わなくてもいいし気が楽かな? でも何故、あんなに自分を縛っていたのだろう?買う銘柄ばかり探していた自分を客観的に見れるかな? でも今日も買う銘柄を探していましたね。でもいい銘柄は既に株価位置が高いですね。だから休みが必要なのでしょう。
投稿者 kataru : 17:17
2010年12月12日
やはりできないや…
いやはや、まいりました。あたしいパソコンがきましたが当初からトラブル続きで…、先ずいきなり電源を入れてもウインドウズの画面が出ません。仕方なくDELLの対応サポートに電話しますが、全てが休日のためか応答しないのです。仕方なく英語やら中国やらの薄いガイドブックに小さくこのコンピュータに関する24時間サービスを見つけることができ電話しますが、なんと20分近く待たされそれからサポートの係員が応対しますが、何をやってもダメで当初の起動画面が出てきません。仕方なく、本体の壁を開けボタン電池を外せと言われますが既に他のボードがついており、手が届かないのです。仕方なく本体をDELLに戻すことになりそうでしたが…なにげなく接続していたHDMIケーブルを抜いたのです。それが原因か、分かりませんが初期設定の画面が現れセッティングが完成しました。今度は無線ランです。
この無線ランが難問で、どうも電波が弱いらしく、こちらも試行錯誤で結局、繋がったのですが親機の接続を変えて近くにセッティングしたら使えたので、きっと電波が障害物のために弱いのですね。だから今日、近くのヤマダ電機に行き、新しいルーターを買ってきました。でも弱いのですが何とか新しいパソコンにセッティングが完了します。今度は古いパソコンも繋げようとしたらこれが失敗で…どうもうまく繋がりません。
結局、一台の新しいパソコンがどうにかインターネットにつながっている状態です。
明日は専門家に派遣を依頼しようと思います。やはり出張してみてもらうことにします。なんと1日半かけて仕事ができないのです。効率化が問われる世の中で時間の無駄をしたことか…きっと専門家なら1時間もかからずにセッティングできるでしょう。要するに、素人と専門家の違いは天と地の開きがあるということなのでしょう。何とも株屋と素人は果たしてこんなに違うでしょうか?もし実力差がかなりあるならば、僕はお金持ちになれますし…株屋と素人の差がないなら僕はさらに貧乏なる貧乏生活を強いられることになります。果たしてどうかな?
それにしても既にインターネットが普及して20年も経つのだからもう少し簡単な仕組みにすればいいのに…これもメーカーの戦略かな?今度は新しいパソコンでメールの設定をするのですが…なんだか出来そうもないですね。トホホ…お金はかかるは、うまく接続はできずに時間を浪費しイライラするは…大変な2010年末になりそうです。果たして業者がすぐに来てくれるかな?
投稿者 kataru : 17:59
2010年12月05日
ユリアンナ・アヴデーエワ
今日はなじみのショパンピアノ協奏曲第一番を聴いていました。既にかたる君は10年以上N響のCプロの定期会員になっており、ようやく音楽が楽しめる段階にきたかどうか…全くの素人なのですが、かみさんが音大のピアノ科を専攻し仕方なく好きでもないクラシックを聴くようになりましたがいいものです。最近、年々、何故か好きになってきました。同じ曲目でも指揮者により演奏の内容が…と言うより雰囲気と言うか全く違うのです。その違いがあるし…今日のようにピアノとオーケストラの掛け合いというか…主張と言うか、なんとなくピアニストも自分の個性があるようで同じ曲でも違うのです。当然、オーケストラによっても響きが違うのでしょう。今日は好きなシャルル・デュトワの指揮でした。彼はすごいね。僕は一番好きです。でもあんまり知りませんが…。驚く事に彼は僕より19歳も年上なのです。…にも拘らず、格好いいのです。一度、帝国ホテルのエレベーターの中で一緒になったことがありますが、兎に角、いい男です。
彼の奥さんであるアルゼンチン出身のマルタ・アルゲリッチは45年前の1965年にショパンコンクールで第一位になりました。丁度、この年に中村紘子が第四位に入賞しました。実に45年ぶりにショパンコンクールで女性のユリアンナ・アヴデーエワが第一位を獲得しました。ロシア出身だそうです。ロシアで想い出すのはスタニスラフ・ブーニンです。1985年のプラザ合意の年に優勝します。その後、彼は亡命するわけです。まだ東西冷戦が続いている時代の話です。ポーランド出身でフランスに長く居たショパンは恵まれていたのでしょう。この一番はベートーベンのように同じ旋律が繰り返され、兎に角、せつない恋の世界を謳っているようで泣けてきます。僕だけかな?この心の高鳴りは…好きですね。
弱冠25歳の彼女は、かみさんは言わせるとすごい。と言いましたが…僕は上手いけれど円熟さと言うかオーケストラとのバランスと言うか…素人の僕にはデュトワが一所懸命に合わせているように聴こえましたね。でも上手いのです。あの強弱のバランスも痺れるものがあります。アンコールも民族的な曲を選んだようです。僕には題名も何も分からないけれど…。彼女があと10年したらまた聴いてみたいです。実は一度だけデュトワのかみさんだったアルゲリッチの演奏も聴いたことがあります。でも覚えていませんね。記憶力が悪いからでしょう。
流石に新しいもの好きに日本人で今日のNHKホールは満員でした。珍しいな。実は最近N響は年寄りが多く若い人が少ないのです。そうして演目にもよりますが人気のない演奏だとかなり空席が目立ちます。今日はチケットが取れずにB席でした。2階席の後ろから2列目です。普段はS席で前の方なのですが…先輩から教えていただきクラシックは音の広がりからいって2階席が良いのだそうです。だから2階の前の方が良いですね。皆さんも是非クラシックを聴いて下さいね。僕の経験からいって10年以上掛かりますね。でも演奏を聞く前にCDなどで事前に何度か聴いてから本番に臨んだ方が二度も三度も楽しめますね。やはり何度か同じ曲を聴くとだんだん味が出てきます。是非、皆さんもクラッシクに足を運んで下さい。
僕はN響に恩もないけれど…なくなると寂しいので…此方からチケットを買って、一度、足を運んで聴いて下さいね。やはり生演奏は違います。
投稿者 kataru : 20:05