未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2012年07月24日)

かたる:なにも日銀総裁の発言がドルやユーロを更に売り、円が一層、買われる切っ掛けではないでしょうが、ここにきて円高の動きが加速されています。これじゃ輸出企業は大変です。何もしなければ日本の輸出企業がなくなるんじゃないかな? 最近の円高はあまり問題にされないのでしょうか? もしそうならば、ある意味で良いのですがどうかな?

もう一つ、驚いているのが今日の相場です。今までなら、このタイミングでは一段安が確定でした。それとも僕の知らないニュースが流れているのかな? そのようなイメージですよ。これは不思議ですね。先日、儲けさせてもらったアコムは高いし、損切りをしたみずほも下がりませんね。不思議だな。グリーは一段安の場面ですね。非常に注目されます。前回の安値は1050円でしたね。あと300円ほどありますね。おそらく割らずに反転するでしょう。そこが買い場かな? 決算数字が発表されこの動き、故に数字は織り込み済みで次の展開が注目されますね。必ず、急転すると考えています。その時期がいつなのでしょう。

一方、消費税内需と言うか住宅産業の積水ハウスなどはなかなか下げませんね。調整過程の筈なのに…、上げていた介護の銘柄も一服しているようです。みずほは120円を割ってなく、下げる筈の野村も下げないのですね。明らかに誰かが買っているのでしょう。詰まり下げ相場の見所は下げるべき銘柄が下げない現象を確認するのです。日経平均株価もたった30円程度の下げですね。確かに昨日下げているから昨晩のNY市場を織り込んでいると言えますが、今までなら追随して日本株はさらに安くなっていました。ところがどうでしょう。それもこれも強いじゃ、ありませんか。日本株が世界をリードし始めているのかもしれませんね。この現象は前回も感じました。なかなか負け癖が抜けないので臆病になっていますが、明らかに変化しています。

何となく、カタルの予想が当たるような気がしてきましたね。そろそろ日本株は限界点に来ているのでしょう。常識で考えれば分かりますね。邦銀の世界的な評価が高くなり貸し出し余力はあります。日本はようやく新しい世界の構造改革を終えているのかもしれませんね。いくらなんでもパナソニックが500円とか…。まぁ買う気にはなりませんが、それにしても安くなったものです。決算悪が報道されたシャープは更に値段を消しているんですね。僕がお金持ちなら買ってみたい水準ですね。貧乏人は駄目なのですよ。まだまだ下値がある可能性が高いからです。下落途中で買えるのはお金持ちだけです。だからお金持ちはさらに金持ちに、貧乏人はいつまでも貧乏なのですが…仕方ありません。

NYは戻ったとはいえ100ドル以上下げ、それにも拘らず日本株は前日に下げているとはいえ、今日は小幅安。やはり何やら変化の兆しのように感じるのは私だけでしょうか?それにしても「財政の崖」を抱えている米国は、意外に強いのです。このような動きを見せられると買いたくなってきますね。ただ貧乏人は上げ始めてから参加せねばなりません。米国はそろそろ大統領選モードに入ります。ロンドンのオリンピックが始まると欧州景気問題は、いったん棚上げでしょう。白川発言に敏感に反応し円高が加速しているのに未だに介入気配がありません。これじゃ、もう一段の動きになりますね。白川発言があるのに政府も動かなければ、明らかに市場の動きを容認しているようになります。焦点はここでしょうね。それにも拘わらず、意外に強い株価、アコムやみずほなど、全然、下げませんね。

下げ相場に新しい芽を見るのです。

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投稿者 kataru : 2012年07月24日 09:57