未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2012年07月02日)

「出来高急増銘柄」「株式指標」はここをクリック。

かたる:今、ダルビッシュが11勝目をかけて登板しています。初回、2回と無難にこなしており今日も勝利投手になれるのでしょう。それにしても彼はついていますね。ツキも実力の内なのでしょうが、運と言うのは人生の中で必要なものです。今日の日経新聞は規制緩和の記事がトップでした。果たして政策転換を前提に動き始めたのでしょうか?

テレビでは生レバーの話が主流でしたが、多くのメディアはこの規制を材料に、日本の体制批判はしていませんね。もともと個人の自由や自己責任を問うべき話だと考えていますが、そのようなメディアの報道は見かけませんでした。大飯原発の再稼働の話しも、安全・安心を何処まで求めるか?…との議論は、聞こえて来ませんね。米軍のオスプレー配備に対し安全が確認されてないと反対表明がされていますが、軍事的に見れば軍備増強で守備力が上がる訳ですから、見方によれば歓迎される話です。それに新技術に危険は付き物ですね。リスクを覚悟でチャレンジするから、進歩が生まれ成長があります。ところが今の日本は昔を懐かしむノスタルジアが好まれる環境下なのでNHKの「梅ちゃん先生」なのでしょう。

希望溢れる未来を語る成長路線に戻るカタルの仮説が、消費税引き上げからの政策官僚の政策転換です。名目GDPの話しが採用され、早速、日経新聞に踊る規制緩和報道なので…本物の相場になるかも知れませんね。まぁ、20年以上も待ったので、ここで数か月程度、様子を見て世情を観察してから出動しても充分なのでしょう。何故か、貧乏人は時間の壁を超えられませんね。人間の感情と言うのは、時間が解決することが、非常に多いのです。例えば、誰かを自分の不注意から怒らせたとします。直ぐに謝り、お詫びするのは当たり前ですが、相手の態度が、なかなか軟化しない時には時間を置けばいいのですね。その内、腹の立った感情も時間の経過で変化を見せるものです。恋愛でもなんでもそうでしょう。一時的な感情の高ぶりの中で、結論を急ぎ行動することは得策ではありませんね。

仮説や充分な観察は必要ですが…慌てて行動しないことです。チャンスと言うものはなかなかあるものではないからですね。だから待つ勇気も必要なのでしょう。ところが…貧乏人はこの時間を超えた行動がなかなかできません。結論が早く見たいのですね。そうして慌てて行動を起こし、かえって事態を悪化させることは良くあるパターンです。投資も同じ、一度負けたら、なぜ負けたのか…冷静になる期間も必要でしょう。

さて、まもなく7月の相場がスタートします。今、日銀短観が発表されマイナス幅は改善されていますが3四半期連続のマイナス圏のようです。まぁ、大企業の製造業のアンケートなので実際の景況感を表しているかどうか…定かではありませんが、予測はプラスなのですが…日銀がこの結果を受けて、更なる政策発動を実施するかどうか…政府の規制緩和などの動きと共に注目されますね。市場関係者は、きっと欧州がどうの…米国がどうのこうの…と述べるでしょうが、やはり日本独自の政策が我が国の株価へ一番大きな影響を与えるのでしょう。日刊工業新聞は、後出しジャンケンロボットのセンサーの精度を取り上げていましたね。未来技術の報道が広がれば、だんだん前向きな社会に変化するのでしょう。

本格的な金融相場が待ち望まれますね。今日は一旦手仕舞うかな? やはり僕は貧乏人根性が抜けきらないようですね。貧乏人、いつも他人の後追いで、高くなれば買い、安くなれば売るくり返しかな…時間の壁は、いつになれば抜け出せるのでしょう。

人気ブログランキング 「今日の市況」は人気ブログランキングに参加しています。

株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ

投稿者 kataru : 2012年07月02日 09:21