未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2012年06月22日)

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かたる:昨日のNHKのアーカイブで「北アルプス縦走」2009年の再放送をしていました。NHKの内田アナウンサーが田部井さんと3週間かけて、立山、五色ヶ原、薬師岳、雲の平、槍ヶ岳、北穂高岳、奥穂高岳、ジャンダルムを縦走する話しでしたね。素敵ですね。僕も一度は挑戦してみたいな。現在は生活の為に働くだけの毎日ですが、体力をつけて株で儲けたら会社を辞めて、ゆっくりと登ってみたいと思っています。予想通り米国株は下げてきました。FRBの金融緩和期待がはげ落ちた訳です。ツイスト・オペで長期債金利を下げ景気を刺激する。理屈は良く理解できます。これだけお金が余っているのですから、優良企業は将来の為に設備投資を促進させるチャンスですね。しかし将来が約束されれば…の話です。

どの国も政治家不在のようで日本だけの話ではありません。小沢さんぐらいのものかな?自己理念を曲げないのは…。簡単に主義主張を曲げる政治家ばかりで、しかも自分の知識不足の為に鳩山さんのように混乱を呼び込んだり…小学生以下の政治家が多いようです。財務省論理を前面に推し進める野田政権は、消費税だけを仕事にするのでしょうか? この後、希望を与える政治をどう実現させるのでしょう。現状はトヨタだけでなく日産も国内工場の生産高を海外に振り向けます。当たり前の現象ですね。あまりにハンディがありますもの。

42円の買い取りが決まる太陽光発電に、続々と畑違いの新規企業が参加表明をしています。大丈夫かな?でも政策とはこういうものでしょう。日本全体のエネルギー効率を考え投資を民間企業に任せるのです。お金の配分を変えるのですね。絶対に官が自ら計画して実行してはなりません。民間投資が起こりやすくなるような政策を実行します。この政策がソフトバンクの株価を押し上げ、サニックスが仕手化する理由ですね。しかし業績への寄与は限られ人気が先行しているだけの話です。でも一時のダラダラと下がり続ける相場から、物色意欲が出てきたようです。RSIの数値から見た転機を述べてきましたが、5月の予想は覆され今回は当たったようですね。ただ既に上昇も中盤を過ぎたような印象を持っています。

デフレ下の株式市場では8割程度が下落局面で…あとの2割が上昇か?そんな印象です。だから余程上手く株価波動を捉えないと、買いでは儲かりませんね。僕が4月に野村証券を339円で買って330円で投げたのですね。その後、下落が続くと予想し、太陽光絡みの仕手系のサニックスを227円で買いましたが、相場環境が悪く220円で、やはり投げました。6月に入りグリーを1200円で買って先日1675円で売り、その後ユビキタスを49900円、52800円、64000円と買いましたが、本日ストップロスに引っかかり安値の58200円で売りました。現在は上がっていますね。あらら…相変わらず、ついてないな。代わりに、昨日、IRNETで登場させた大阪チタンを2490円で買ってみました。

まぁ、基本的に僕が株を売り買いして儲からないと言うことは株価全体が下げるし、儲かると言うことは株価全体が上がるときでしょう。銘柄を売り買いする根拠をいちいち述べても良いですが、こんなものはカスの話しです。重要なことは世の中の動きをどう考えるかという解釈にあります。あとは時代の流れに合った銘柄を選択すればいいのですね。時間がずれましたが、ここ数日、サニックスが人気になりましたね。基本的にデフレ環境では相場は大きく育たずに、材料が表面化すれば、相場としては終わったのでしょう。余程の業績変化か? 大手の新規参入があるかどうか…で、株価は決まるのでしょが、何れも見極めは難しいですね。相手の心理は分かりませんからね。

今でもデフレからの脱却は、銀行株だと思っています。だから利回り採算に合う三菱UFJなどを買っておけばいいのです。あとは遊びですよ。経済が本格的に立ち上がるのは金融からです。金融にユトリを与える政策が正しいのですね。 ところが今はどうでしょう? 儲け過ぎと批判されたり、高収入だと批判されています。更に行動を制約されるBIS規制があり、バーゼル3にボルガー・ルールなど…。これでは景気が上昇はしませんね。銀行が機能しないから代わって中央銀行が登場しています。ひどい話です。最後のラスト・リゾートが登場しているから、必ずインフレになる筈ですね。基本はここにあります。

バーナンキはQE3を温存させツイスト・オペの延長を決めました。しかし既にこのツイスト・オペにも批判があります。もともとデフレからの脱却は金融政策だけに頼ることはできません。政策ですね。日本の場合は不動産などの資産価格が、収益還元法価格まで下がったわけなので、不動産担保ローンを盛んにさせる政策が必要で、ノルマを課さないとなかなか現実には動かないのでしょう。株式も僕が証券界に入って初めての現象ですね。配当だけで、利回り採算にあう株価水準なのです。それでも買いが入らないのですよ。理屈上はおかしな話しですね。このおかしな話は、時間が経過すれば何れ正常になります。この何れと言う時間の長さは政策が決めるのですね。

これまでのカタルの失敗の数々は、政策が間違っていると批判をしながら、だから僕の意見が正しいから何れ政策が転換され、株価も正常な状態になると言う発想で相場を考えていました。この基本的な考え方、スタンスが間違っていたのですね。政策が正しく行われると言う保証は何処にもありません。むしろ悪い政治が一般的ですね。だから株の世界で成功するためには、売りも必要なのでしょう。でも売りで入るのは、多くの人が参加できずに一般的でありませんね。子供が成人し子育てが終わった以上、自分が食うだけのために、他人に駄目だと思うものを薦めるわけに行きませんね。株屋を辞めざる得なかった理由の一つですね。様々な理由の内の一つです。

今の状況では1年に1回か2回程度のチャンスを待つしかないのでしょう。のんびりと、やるしかありませんね。ユビキタスは兎も角、大阪チタンを買った理由は昨日の売り上げ推移ですね。売り上げが伸びるのに、株価が下がる道理がありません。でも実際は金融危機の影響の為か、外人投資家は株を売ったようです。自分で過去の貿易統計をみて確かめるのが一番ですが、僕が作成したグラフを掲げておきます。財務省の貿易統計は此方で、品目指定コードは810820ですね。まぁ、あとは自分で判断すればいいだけの話です。投資家それぞれ力量が違い、その力量が投資額を決め投資方針を変えます。だから一概に買いだとは言えませんね。人それぞれ、色んな抱えている問題が違うのです。最近はビスタの読者向けに、新たに書くもの面倒になってきました。よって昨日も買っていますし、本日も大阪チタンを買いました。昨日は2530円だったかな?本日は2490円だったと思います。

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今日は仕事がお休みで…少し長めに書きましたね。基本は政策が株価を決めますね。先日、掲げた謎が一つは米国の株価が下げてきたので解け始めています。もう一つはスペインの話ですが…銀行だけの話だから本来は買収すればいいのですね。よって本来はスペイン国債の利回り上昇は限られるはずですね。だから先日のイタリアと同じで買い場だと思っています。でもスペイン経済はイタリアに比べれば脆弱です。日本の三菱は、米国金融危機時に、モルガンに出資しましたね。野村はリーマンを買いました。何れも買収効果は微妙な情勢ですね。本来は南欧の話しなので、ドイツの銀行が買収に乗り出すべきなのでしょう。日本はみずほによるブラジルの銀行買収? アジアなら分かりますが…みずほらしい話しですね。のんびりと自然に接し、山に登ってみたいものです。槍ヶ岳は憧れの山の一つですね。

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投稿者 kataru : 2012年06月22日 11:59