未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2012年05月24日)

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かたる:制空権を海外勢に支配され、自力での変化が望めない国に成り下がったのは、日米同盟を選択している国民性かな? 最近の野田政権の選択は大きな間違いはないように感じますが…自民党的な官僚政治の復活を見るような思いですね。国会議員の定数削減などは、一体、どうなるのでしょう。国家公務員の人件費は一時的な時限立法で…お茶を濁し、誤魔化しながら時代を乗り切ろうとしているようにも感じます。でも政権が変わると言うことは東電の利益配分が分かるし…様々なアングラの世界が暴露され面白いですね。

このままの延命策での選択が、いつまで通用するのかどうか…あの時は外圧に国内が揺れ倒幕気運が巻き起こりました。尊王攘夷や開国論など意見が二転三転し選択が揺れましたね。それにしても…不思議な現象です。何故、円高に振れるのでしょう。貿易赤字に転落し財政問題は日々悪化し…シャープだけの選択ではなく、ルネサスも台湾勢の軍門に…?
まだ見えて来ませんね。なかなか…。新しい動きを探していますが…。

米国のシェールガス革命、米国と中国の狭間に揺れる構図は、東西冷戦下の漁夫の利なのでしょうか? いくつかのヒントが、どんな変化を見せるのか…。再び、ギリシャ問題と言う同じ材料で世界の株価が下がるのは、やはり流動性の供給だけでは不完全なのでしょうね。ユーロ債の導入が欠かせないのかな? 金融問題は不良債権の拡大が背景にあり、スペインなどは時間がかかります。健全化に向かっている米国も、まもなく5年ですからね。日本は失われた時代を続けています。ようやく、日本のバブルの処理が終わり、立ち上がろうとした時に米国発の金融ショック、その後遺症を処理したニュースが三井生命の動きですね。

構造的には三菱UFJが選択している動きが、一番正しいように感じますが、日本国債の問題が前を阻んでいます。中小企業の海外進出は日本のグローバル化の浸透を示しているし…東西回廊からミャンマーの開発支援などをみると日本は中国と違い、アジア諸国に支持されているように思いますね。だから世界で一番恵まれている筈です。温家宝発言を見れば、中国はようやく資産バブルから脱出する選択肢を模索している様で、今後の大胆な経済支援が注目されそうですし、米国は高級住宅建設大手トール・ブラザーズの黒字を見ると、最後の砦も、ようやく変化の兆しを感じます。

野村証券は、まだ下値を切り下げていますね。最近の動きは東レなどまで、ようやく整理が始まっています。勝ち組まで…全体の動きが蔓延し始めています。ルックなどの三文役者が動き…RSI30以下の銘柄数は先日992銘柄でしたね。昨日は761銘柄です。225では135銘柄ですね。007の反発をみると…至る所で同じ環境が生まれているようです。真空地帯の下げを続けており、何か変化があれば少ないエナルギーで株価が飛ぶ段階になりました。しかし東レはようやく下げて来たところで…まだ反発の兆しもないですね。つまり勝ち組の下げは、まだ始まったばかりなのかな?イメージは最終コーナーを回り、府中の直線に入った感じでしょう。中山なのか、府中の直線なのか分かりませんが…東レが下がると言うことは、最終コーナーを回ったのでしょう。

やはり信じたいのですね。25年ぶりの10週連続陽線の動きは兆しだと…。果たして今後、どんな動きを見せるのでしょう。今日は心模様を詠っただけですが、何かヒントはあったでしょうか?

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投稿者 kataru : 2012年05月24日 14:13