未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2012年05月15日)

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かたる:今日のホンダは少しショックですね。まだ止まらないのか…と言う感じです。出来高のバランスや環境から考えて横ばいでも良さそうなのに…。結局、世界の中央銀行の結束から、ドラギのクリスマスプレゼントと言う流れから生じた一連の動きは、日本の相場環境を変えることは出来なかったのですね。だいぶ環境は整っていますが、長い長期上昇波動は未だに訪れず…か。もう市場には名目成長率が、毎年増え続け、株価が右肩上がりに成長する時代を知る人は居なくなるのでしょうか?

まぁ、確かに沢井のように地味な動きの存在の成長会社はあるのでしょうが…僕のような性格の人間には、性に合いません。国債金利を見れば、まだまだデフレ時代は続くと日米とも物語っているようです。中央銀行が買い入れているから当たり前なのですが、1%を割れる水準で、更に買い続ける愚行が必要なのでしょうかね。こんなことを考えているのは僕だけかな?1%だよ。人間の努力と言うのは年率30%程度のものでしょう。

日本国内の機関投資家などに、流れを求めても無駄だろうし、考えられるのは日本の選択が新しい時代に相応しい選択を決断することですね。何しろ、日本は世界に先駆けバブル経済の崩壊を経験し、その後、清貧思想を続けドイツのメルケルなんてもんじゃありませんね。文化大革命のような盗聴を平気で行う清貧思想を実行しているのです。法律が不良債権に認定しなくても良いと中小企業向けの支援をしているのに…銀行は不良債権認定をするような厳格な国ですからね。1989年に日本は先進国の中で、いち早く金融破たんを経験し、バブル崩壊し始めて永遠と23年間ですよ。

米国の金融危機は遅れる事、20年以上ですからね。欧米の混乱はまるで昔の日本です。大規模の公共事業投資を自民党は実行し…誤った選択が1000兆円の借金、世界の先進国の財政赤字は大きく、ついに先日、新興国のGDPが先進国のGDPを抜くと言うIMFの推計が登場しましたね。購買力平価とはいえ、これが現実なのでしょう。つまりようやく先進国が成長できる順番が来たのですね。ホンダにはアシモ君が居ります。僕は既に自動車なんか韓国なんかにくれてやり、もっとロボット開発に力を入れるべきだと思っていますが…開発にはお金がかかり、儲けなくてはなりませんからね。いつになったら夢を語り楽しい相場環境になるのかどうか…。

下げ相場を20年以上経験していると…1%を割れる国債金利が異常だと言う認識さえもなくなるのですね。既に0.9も割り、0,8%台だと言います。実質成長率なんか基準にするから政治の選択を間違うのですね。人間社会はいつも名目の世界なのです。一体、何処の誰が、物価が下がったらと言って豊かになったと実感できるのでしょう? 何故、多くの人が「3丁目の夕日」にノスタルジアを抱くのでしょう。昭和30年代は希望に溢れていたからですね。正しい選択を繰り返せば、やがて名目成長率は上がり、努力する人が報われる時代を多くの人が感じることが出来るようになります。格差拡大を嘆き、我々は99%だ…などとスローガンを掲げ歩く愚行は避けることが出来ますね。1%に入るのは大変な努力で、運に恵まれないと、なかなか…。しかし、この確率が10%、30%と高めるのが名目成長率に主眼を置く政治の選択ですね。簡単なことなのです。日本は欧米から比較し非常に恵まれた環境にあるのですよ。

その中核銘柄の三菱UFJが純資産価格以下と言う現実を、多くの政策スタッフは実感してほしいものですね。そうして自ら株主になって政策を実行してほしいものです。証券マンも大変だな。自分の努力じゃ…どんなに努力して無駄になる世界が続いています。マツダの株価を見ると…野村もまたいつか来た道ですね。日本企業はどんどんシャープ化現象になりそうな…0.8%の世界です。時期は到来している筈なのに…。

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投稿者 kataru : 2012年05月15日 14:16