未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2012年05月07日)

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かたる:フランスでオランド候補が大統領に選出された様で、緊縮財政の転換が見込まれます。ギリシャも同様の結果ですね。しばらくは既存の枠組みが転換されるので様子見が主流で、通常は混乱を避ける為にリスク回避されますから、市場は下げる可能性が高いのでしょう。しかしオランド候補は成長路線を掲げるわけで、景気にマイナスと言う評価は間違いでしょうね。フランスよりギリシャの方が気になりますね。ユーロ離脱の道を歩む可能性が高いのでしょうか?

まぁ、現段階では何とも言えず、多くの人が流れを見極める為に、しばらくは市場から距離を置くのでしょう。しかし考えてみれば分かりますが、市場にとって一方的なマイナス評価には感じられませんね。成長に力を注ぐわけですから、通常はプラス評価するのが普通でしょう。よってカタルはそんなに下げるようには思えません。ただこれまでのメルケル・サルコジの主張に変化が起こる訳ですから、意見統一が難しくなりますね。市場が動揺するとすれば、不一致が混乱を生むと言う点でしょうか?

力強い米国株は景気指標の悪化を受けFRBの行動に注目が集まります。自動車販売など見れば既に自律成長過程に突入したようにも見えますね。ホンダなどの業績は大きく回復する筈で、この株価の押しは注目されますね。ここ1か月程度、日本株も調整色を強めていますが、最近、かたるは相場の潮目の変化を考えていますね。このところ採り上げているRSIの変化を重視しており相場の流れが変わるのではないか?と感じているわけです。一般的には既存路線が転換される訳で、不安が先立ちます。上記のように不透明要因が増すと人間は先ずリスク回避に動きます。しかし…新しい展開が始まる夜明けの訳で相場が転換点になることもしばしばです。目先は一度売られるとは思いますが、意外に相場はあく抜けをして新しいステージに突入できるかもしれないとも感じているわけです。

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例えばグリーの評価も似たようなもので、今日の株価動向は注目されます。一方的に売られる展開になるとは思えません。そりゃ、マイナス要因ですから株価は下がるのでしょうが、前回の下値程度で意外にも抵抗し反転する可能性も充分ありますね。それは評価が変化するからですね。これまではガチャ問題の懸念で相場が下げてきましたが、その行方が違法との認定を受け決着され、新しい展開が予想されるわけです。携帯端末を使ったビジネスは栄えるわけで、その方向性に変化はありませんね。国内だけじゃないし…海外では別の評価もあるでしょう。だからチャンスのようにも感じられるのですね。まぁ、カタルの場合は余裕がないので買い向かう訳に行きませんが…チャンスが来たようにも感じます。何処が分岐点かどうか…。

欧州問題は、どちらにしても時間がかかります。オランド大統領になっても予算をある程度、成長分野に割く程度で、フランス大統領が変わったから欧州の既存の枠組みが大きく変化するとは考え辛いですね。むしろ米国に関心が向くのでしょう。雇用統計値は予想を下回り始め、QE2の麻薬効果が薄れてきた可能性がありますね。市場はFRBの動向に一喜一憂する展開が続くのでしょう。仮に欧州がオランド大統領の誕生で混乱し世界市場に動揺が走れば、FRBは行動を起こしやすくなります。新しいステージが幕開けしたようにも感じられますね。

米国のGSE問題はあと一歩です。AIGの決算数字は回復しており出口が見えています。流石、市場原理の国ですね。あまり報道されていませんが、米国の自動車販売は好調で販売予測は増額されています。外人投資家は冷静な判断をしているのでしょう。どうも潮目は近いように感じますね。一方的な売り人気を多くの人は想像し不安になっているかもしれませんが、オランド大統領の誕生などを受け、大きな下げにはならないのではないかな?

今日の市場は米国の雇用統計を受け株安の連想と、欧州の混乱を受けリスクを避ける動き、更に人気株のグリーやDENAの新商法に対する違法認定を受けての混乱などが予想されますが、どれも次の展開が待ち構えており、この水準から更に大きく下げ続けるようには感じられません。今日は市場を観察している時間があるかどうか分かりませんので、寄り前に「今日の市況」を書いています。さて、どんな展開になるのかな?

追加分

グリーやDENAを推奨している、かたるの見方を、今日のストップ安を見て載せるべきだと思うので追加分を書くことにします。基本的には相場は調整局面で最後の場面かなとも考えていますが、この手の株の評価は難しく分かりませんね。過去、何度も行政当局には痛い目に遭っています。グッドウィルの事例も不可解な展開でした。もともと雇用の流動化は国際化に対応した形で契約社員は形態が一般化したところに行政の規制が入り社会的な地位が失墜したところに、追加の成長業種の介護分野で違法行為があり認可を取り消したわけです。どのような背景があったのか分かりませんが、きっと行政当局の怒りをかったのでしょう。

時代が先行し法律が後追いになることは良くあることです。国家の概念が培われていきます。日本と言う国をどのような形にすべきか? 私は先進国の成長率を高めるためには、情報と現実との融合だと考えています。出来ればゲームも現実対応した商売とコラボすべきでしょう。マックと提携するとか…ユニクロと提携しキャラクタの相対評価を高めるのですね。そうだな。サンリオの世界をイメージすれば分かりやすいでしょうかね?日本版のサービスを、世界共通のデファクト・スタンダード(標準化)に採用されるように努力すればいいのです。その過程に携帯ゲームのようなものが生まれ、今回、問題化されている射幸心を煽るコンプリートガチャと呼ばれる商法も生まれたのでしょう。これを育て文化とすべきか?今回の違法認定のように厳格に規制すべきか? 難しい判断ですね。

日本は過剰な規制社会でそのおかげで治安が比較的安定しているとも言えるし…個人の自由が束縛されているとも言えますね。例えば大麻は麻薬に分類され多くの国では違法とされていますがオランダでは一般販売が認められているとか…。基準を何処に据えるか難しい判断ですね。アルコールだってそうですね。僕の考え方は個人の自由を重んじて個人の責任の範囲で出来るだけ他人に迷惑をかけなければ許されると思っていますが…保護しなくては駄目だと言う意見が一方にはある訳です。現段階では違法判定が本当なのか、ガセなのか分かりませんが、大新聞が報じているのですから、裏が取れているのでしょう。

さて影響力ですね。僕は会社の関係者じゃないし売り上げ度合いは分かりません。でも過去の事例とかみると、極端なケースも想定内の訳です。コンプリートガチャが射幸心を煽っていたことは事実でしょう。一般的に手に入る情報の中で判断するとすれば、正直、ストップ安は意外でしたね。普通に商いをするものと考えていました。そんなに本質が叩かれているわけではなく海外売り上げが育つ直前で、かえって新しいステージに進めるかな?と考えています。お金があるならのんびりと下値を買い下がりますね。信用では現引きを出来る範囲に留めるべきでしょう。違法認定は社会的な地位を失わせ、いろんなコストがアップします。

でもここから売り上げ推移が海外の寄与により、急激に伸びることもありなのですね。そうなる可能性も高いのですね。まぁ、貧乏人は目先信用分を外すしかないでしょう。そうして再起を図る訳です。個人の資金的な余裕度で対応は異なるでしょう。僕はグッドウィルのような最悪のケースは考えていません。仮に相場の変転が先に延びるにしても、以前、DENAがSNSで叩かれ監視員を増大させたときの株価のイメージしか頭にないですね。だって、あの海外会員数はやはり魅力的ですからね。

結論は人によりそれぞれ行動は異なると言うものです。私はこのような携帯ゲームの世界でもデファクト・スタンダードが存在すると思っています。だから下がればチャンスは膨らむようにも考えていますが、反転がいつなのかは分かりません。これで回答になっていますかね? 因みに僕はお金がないから半分処分しました。でもほんとうは売りたくなかったですね。買い下がりを実行してみたいのです。ただ僕は貧乏人だから…仕方ありません。「株なんか、倒産しなければ買い下がり続ければ、いつか株価は反転する」と言う考えが、ここ20年以上、アダになっているわけです。

でも意外に市場の厚みはないなぁ~とも実感していますね。やはり先物主導の25年ぶりの10週連続陽線で…スターが生まれずにきたので相場が脆いのですね。野村はとうとう300円割れ、ホンダもまもなく200日線上ですね。そろそろ僕の想定していた下値の下限に到達しましたね。これからどうなるのでしょう。

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投稿者 kataru : 2012年05月07日 06:58