相場のデッサン1(2007年10月20日)
今日は意欲的に相場の構築論を述べるつもりでしたが、残念ながら、昼寝をしてしまい時間がなくなりました。よって、さわりだけになりますが、簡単に述べたいと思います。
相場展開を考える場合、先ずは主体者別の売買動向などを中心に組み立てます。
主だった株式の購入者は、現在は外国人(欧州{中東も}、米国など…)です。
国内の機関投資家は株式運用に熱心ではありませんね。昔はそうでもなかったのです。1985年から1990年にかけてのバブル時代は、特別金銭信託(トッキン)などと言う個別のファンドがたくさん生まれ、自由な投資をしていた時期もあります。個人も最近は2000年、あるいは2005年までの動きは、かなり市場をリードしました。
今は残念ながら、一部の外国人が日本市場をリードしているようですが、どうも2006年から今年にかけ、日本に不信感を持っているようですね。やはりブルドック、村上ファンドなどの影響でしょうか? 兎も角、最近の売買主体をみると、外国人と国内法人の買いが主体のようです。後者は自社株買いと株式持合いによる買いですね。

このように、先ずは需給を考えます。
価格帯別のチャートを見ると16000円前後と17500円前後に大きな壁があります。よって私は当面この間のボックス相場だと考えています。しかし下のロングチャート(月足)を見ると、このもたつきは買い場で何故か強気に見るならば上がるようにも見えますね。つまり日本株はここ数ヶ月の動きは重要なのですね。

今日は時間がないので…さわりだけ。
先ずは全体のデッサン、テクニカル、景気動向など…徐々にテーマを絞っていきます。ごめんなさい、話しが触りだけで…何しろ、僕も色々都合がありまして…兎も角、アメリカ株は大きく下がり、市場の一部にある大幅な下落相場説(15000円)などと言う見方はロングチャートを見る限り、今のところ考えられませんね。むしろ逆に強気に買い場のチャートに見えますね。不思議ですね。時間軸を変えるいうことはやはり重要な事です。
昼寝をするつもりではなかったのですが…ごめんなさい。最近は疲れているのかな?