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一目均衡表(2007年02月17日)
今日は簡単に一目均衡表を勉強しましょう。時々、チャートの画面に変わった形のものを見ると思います。下の雲の帯を付けたチャートのグラフを一目均衡表といいます。
株価は初値、高値、安値、終値の4本値で構成されています。この数字を基に転換線、基準線、先行スパン1、先行スパン2、遅行スパンと言う6本の線を引いた形の罫線を一目均衡表といいます。基本的に一目均衡表は、時間と株価波動を考慮したチャートです。
書き方は、
転換線は、過去9日間の最高値と最安値の中間値を…(9日間の最高値+9日間の最安値)/2
基準線は、過去26日間の最高値と最安値の中間値を…(26日間の最高値+26日間の最安値)/2
先行スパン1は、転換値と基準値を、当日を含む26日後を先行スパン1にする。(転換値+基準値)/2
先行スパン2は、当日を含む過去52日間の最高値と最安値の中間値を当日を含む26日後を先行スパン2とする。(52日間の最高値+52日間の最安値)/2
遅行スパンは、当日の終値を、当日を含む26日目前の遅行スパンにする。
このように計算されています。
転換線が基準を上回る時に好転したといい、転換線が基準線を下回る時に逆転したといいます。また遅行スパンが実線を上回る時に好転したといい、下回るときを逆転したといいます。そうして遅行スパンと先行スパンとの関係は色んな意味を持ちます。

好転したら基本的には買い転換、逆転したら基本的には売り転換と覚えておくと良いでしょう。更に転換線と基準線の好転、逆転に留まらず、遅行スパンの動きも合わせてみるとより信頼性が増します。今日は簡単に解説しました。他のサイトを参考にしてくださいね。例えば此方など…