思わぬ相場の真実が発見できる

コラム

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相場は相場に聞け(2013年05月05日)

みなさんも意外に熱心ですね。最近はIRNETの読者は増える傾向にあり、相場が低迷していた昨年は1日平均3273人が最低でしたが、先月は5673人、でもこの数字は1日サーバーの保守管理で集計が違っていますが、兎も角、読者が増えています。ゴールデンウィークに突入しているので、昨日はもっと減るかと考えていましたが、意外にも4552人の人が閲覧されていたようです。平日は6500人程度なのですが…。おかげで広告収入量も増えてきて、経費を引いても少しはプラスになるかもしれませんね。ただ今月は遅れていた税理士への支払いなどがあり、間もなくサーバーの使用料などの支払いもありますね。このページもそろそろリニューアルなどをしないとなりませんね。あんまり熱心じゃないですね。カタル君は…。まぁ、原稿は自分の考えを纏める為に書いているようなもので…、書くことにより、いい加減なことは書けないので、調べたり勉強したりするわけです。でも現金が数十億円程度になったら、こんな事は止めたいですね。のんびり旅をしながら過ごすのは、やはり良いなぁ~と思います。ジム・ロジャーズが現役を引退し、世界を駆け巡る旅に出た理由は良く分かります。

今日の日経新聞は、前からのカタルが主張しているネットテレビの発展版が載っていましたね。何故、ソニーはネットテレビのソフトビジネスに参入しないのでしょう。ここが不思議ですね。日本ではソニーだけが有望な経営資源を持っており、これを生かせる企業なのです。このビジネスを軌道に乗せればアップルを凌駕できるのです。本当に…経営者は想像力がありませんね。もっと昔に、マンガを読めばいいのです。僕なんか…自慢ではありませんが、小学校の頃は少年マガジンにサンデー、ジャンプと毎週、買って読んでいました。もっと小さい頃は、貸し本屋の時代で「赤胴鈴の助」などかな?テレビ番組の鉄腕アトムは、ずっと後で、エイトマンとかの時代ですね。そうだ鉄人28号は懐かしいですね。月光仮面が好きで…よく風呂敷をマントの代わりにして遊んでいましたね。最近は想像力の事を、よく書いていますね。登山家の竹内さんの出演番組を、たまたま見て、彼の山登りは想像力だと言う話を聞いて…株式投資と共通している面があるのだなぁ~と考えたのでしたね。

J・TECや007などは、どう考えても現状の業績数字から見れば、株価は割高ですが…何故か、惹かれるものがあるのです。まぁ、J・TECは、ある程度は想像がつきますが…007は全く見えませんね。伸びるようにも見えるし、どうせ、ガセとも思えるし…。本物になれるかどうか見極めるのは、非常に難しいものですね。最後は経営者が肝心で、会社のカラー、所謂、理念が問われるのでしょう。僕は東通工時代のソニーも知らないし比較は出来ませんね。トヨタの昔も知りません。だからソフトバンクのスプリントの買収は是非、成功して欲しいですね。孫さんはシャープの佐々木さんらの力を借り、米ヤフーの投資に成功し基礎を築きましたね。問題はこの基礎をどうやって作るか…。様々な試練があり、壁を乗り越える事が出来るかどうか…最後はモチベーションですね。

株式相場は想像力が源であり、経営者のモチベーションが、その想像力を支えます。グリーなんかに、惹かれる自分がいるのは環境が逆風に変わったからかもしれません。遼君も何故か、気になります。どうにか予選は通過したらしいですが…。リコーを昨日は例題に掲げましたが、まだ日本株は安いのですね。調べている過程で日本電気硝子と銘柄を見ましたが…どう考えても下値でしょう。ただ上がるタイミングは分からないし、上昇力に魅力もありませんね。人々が惹かれる魅力とは…何か? 強弱感が対立しやすく、夢を感じられ、時代性がマッチし、仕掛け人が存在するかどうか…むろん業績の変化率は高く、好業績化しなければなりません。このような条件を満たす企業は、なかなか見つかりませんね。まだ上がってないカタル銘柄の中で、グリーとJVCケンウッドがありますが…両社とも僕にはある程度の合格点なのですが…皆さんからの支持はないようです。市場が選択するわけですね。僕の意見が正しい訳じゃないのです。

だからカタルは市場を見ながら、最近は自分のトレードを変えています。かたる投資の神髄は、相場に対応して先入観を持たない事ですね。これは実に難しいのです。簡単に「相場は相場に聞け」と言いますが、これを会得するのは至難の業です。どうしても自我があります。それを殺す事なんか…出来ませんよ。だからこそ失敗するのですが…僕等、痛い目に散々あってきました。ただ証券マンを離れ、気持ちが楽になりましたね。最近は笑う事さえあるのです。何気ないテレビの番組に笑っている自分がいることに気付きます。昔は追い詰められていましたね。毎日、毎日、3年や5年程度なら我慢のしようもありますが…10年、20年ともなると…人生が終わりますからね。

最近、気になっている指標の低下なのですが、やはりクロトン効果が勝るのではないかな?とも考えていますね。しかし常に市場は変化しますから、このような難しい時は、ある程度ポジションを縮小させるのが筋なのでしょう。こんな風に思うのは証券マン根性が抜けてないからですね。しかしカタル君には、その余裕ある投資が出来る環境にありません。何とか、出口を見つけねばなりませんね。あと2日間あるから、何か、いいアイディアが浮かぶと良いのですが…。それでは、また明日。