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コラム

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人生は冒険(2013年03月20日)

いやはや…カタル君もアルツハイマーを警戒せねばなりません。今日はてっきり相場あると思って株式ボードを開くと…、株価が昨日のまま止まっており、あれ故障かな?と別のサイトを見た次第。今日は3月20日春分の日で相場はお休みなのですね。現役生活を引退するとこんなものですね。曜日の感覚も薄れて行きます。3月20日はカタルの結婚記念日です。まぁ、良くこのぐうたら亭主に連れ添ってくれて、今では、カタル君はかみさんのひもなのに…文句も言わずに、支えてくれています。そう言えば、先日、かみさんは世界一周でも行きたいと言っていました。金婚式話しなので、まだだいぶ先の話ですが…僕が「一人1000万円以上掛かるよ。」と言うと…「じゃ、1億じゃ、無理ね。10億円貯まったら行きましょう。」だって…。まぁ、株屋の女房らしくなったものです。現状の彼女の月給は手取りで17万円程度のものなのに…。

しかし本当に、このような会話は笑い話のようですが…、稀に実現するから不思議ですね。何故、カタル君がマイクロソフトの話を先日したか分かりますか? 一般の常識では無理なのです。たった500万円じゃ…マンションも買えませんね。ところが、あの時のマイクロソフトに500万円を投じ…10年近く、いやそれ以上だったかな? その500万円が大化けして、数億円以上になったのですね。僕は担当者じゃないから、正確な数字は覚えていないのですが…担当者も米国株価なんか分からないし、買った当人も無関心だったから生まれた実話ですね。

その様な株が十数年に一度くらい、株式市場では誕生しています。最近ではヤフーでしょう。僕はあの時に実際に自分で買いに行ったのです。しかし公開価格より大きく上がり、200万円のお金がなかったのです。確かその後、6億円ほどに膨らんだはずですね。株価が下がった現在でも、4億円を超えているでしょう。これは机上の計算かも知れませんが、我々の周りには、そのようなチャンスがあるという事です。実際にかたるは上京時にマイクロソフトと同類だった日本のアスキーと言う株に、当時は惚れていました。しかしあの時にマイクロソフトを買っておれば…今頃、人生は大きく変わっていました。今では月とスッポンですが、その当時の西さんとビル・ゲイツは仲の良い友達だったのです。ヤフーは本当に自分で買い注文を入れていたのです。しかし…お金が無かったのですね。

まぁ、当たるかどうか…分かりませんが、僕は今、ピカ一銘柄として007を推奨しています。何故、カタルが1株でも良いから、現物で買って、2倍になったらもう1株買って、更に黒字になったら、もう一株を買いましょう。…と言っている心理をよく考えてください。10株も100株も買えなどと言っていません。たった1株で良いのです。僕が再推奨した時の株価は6万円台でした。その時に買った人は12万円になった時に、もう1株を買っている筈ですね。次に買うときは黒字を発表した時ですよ。決して売れとは言っていません。もう一つ、「人生は冒険だ」とも述べています。先の事は誰にも分かりません。

現状では、マイクロソフトやヤフーに成りえる素質があるだけなのです。カタルの考える夢が実現するなら、007は壮大な相場の入り口に位置しています。むかしカタルは小野薬品と言う株に惚れたことがあります。当時はまだペイペイの3年か5年程度の若輩の証券マンでした。カタルの株の師匠である小さな証券会社の株式部長が、大々的に惚れ込んで大推奨していたのですね。彼は日本電波工業と言う株が成長するときに、人生を賭けました。借金をしてその会社の株を買ったのです。当時は、まだ腕時計はネジ巻だったのですが…水晶発振器が開発された当初の話です。一大ブームになると読み、株を買って成功して家を買い、財産の基礎を築きました。Sさんと言う役員でした。

小さな証券会社ですが、もう一人お金持ちが居ました。Tさんと言う相談役で、損保株で大儲けしたのです。この人は偶然にカタルが勤めていた証券会社の社長の親戚筋が損保の創業者だったのです。その縁で損保株を買っており、やはり数億の資産があったと思います。配当だけで当時の年収ほどあったのでしょう。話しはそれましたが、小さな証券会社ですが、その二人が大金持ちでした。株式部長の考え方が、僕の株の基礎になっています。彼は成長株論者で、利益成長に拘っていました。彼の考え方の価値観を当時は、証券マンの僕も分かりませんでした。その小野薬品の話をしましょう。

小野薬品は精子の中に存在するプロスタグランジンと言う物質に注目して研究開発していました。その薬が色んなものに応用され、様々な薬になると言う夢の新薬と…当時、評価されていましたね。結局、株価は大きく上がり15350円の高値を付けます。1984年の話ですね。そうか…カタルは5年生の証券マンでしたね。すごい相場でしたね。その薬は本物で、実際に現在でも小野薬品の収益を支えています。S株式部長が、何故、小野薬品に拘ったのか? 当時、プロスタグランジンと言う物質が、様々な効能がある万能薬で、色んなクスリになるらしいと言う段階だったのですね。株価が大化けした理由は、ここにあります。無限の可能性ですね。「無限」と言う言葉は良い響きですね。

さて、皆さんにカタルが何故、ピカ一の評価を007に与えているか?
勘の悪い人でも、そろそろ読めて来たでしょう。何故、カタルが10株、100株と言わずに、1株でも良いから買っておきなさい…と述べているか?それも現物で…と言っています。更に売ると言う言葉を言わずに、2倍になったら買い、黒字になったら買えと…何故、買いばかり唱えるのか? カタルは良く、株価高ければ売り、安くなれば買いなさいと言い続けていますが、何故か、007だけは買いしか言っていません。余りテクニックを用いずに現物で買って、3年程度、場合によれば5年程度、10年になるかもしれませんが、宝ものように持っていた方が良いと言っている意味が何れ分かるでしょう。

小野薬品はプロスタグランジンが派生するのですね。様々なクスリに変化して行き、無限の可能性があったのです。だから大相場になったのですね。マイクロソフトはウインドウズと言うコンピュータを動かすソフトで大きな飛躍を遂げました。ヤフーは時代の大きな変遷の中でインターネットの雄として存在感を出しています。時代の覇者でもあります。007は組立ソフトと言う分野で…様々な収益を生み出します。これまでは町工場だったのです。任天堂がたまたま007の持つWiFi技術を採用したから上場する事が出来た会社なのです。QBの技術は、現在はカーナビだけです。しかし…基本的にリナックスで動く家電、全てに応用できますね。待機電力など必要ですか? テレビには常に回路を動かす電流が流れています。今までは町工場だったので、技術を普及させる販路がなかったのです。今度は世界で最もシェアの高い電子部品の村田の販路が利用できますね。村田が折り紙を付ける事で…ブランドが生まれます。千葉で取れるサバは、1ぴき100円程度でしょうが、鳴門海峡近くの大分で取れるサバは、関サバと呼ばれ、価格が10倍なんてもんじゃないですね。20倍、30倍になります。

ブランドの価値は普及を促すのです。007の開発要員は僅か25名程度でしょうが、村田クラスになれば、数百人は存在し専門の部署を立ち上げる事が出来るでしょう。開発スピードがグ~ンと上がりますね。今までカーナビに3年掛かっていたものが、村田クラスになると半年でしょう。事実、携帯端末の開発はこのスピードが要求されます。カタルがマイクロソフトを持ち出し、5年、10年の話をしている理由が分かりますかね?

ヤフーの登場は1997年11月でした。3年や5年等は、あっという間に過ぎます。目先の株価はおそらく、何もバックが無くて3年前に40万円程度まで株価は行きましたから、今回はたとえ赤字でも、この水準が限度でしょう。しかし黒字になり村田ブランドとの協業が確認されると100万円、更に利益が見えるようになると200万円と、株価は大きく飛躍する可能性があります。今の段階では夢でしか過ぎす、可能性のあると言う段階です。だから現物なのです。だから1株なのです。倍になりリスクが軽減されるなら、また1株買えばいいのです。やがて、その1株がマンションに化けるかも知れません。通常、歴史的な成長を示す会社の株は数百倍になります。10万円が10倍で100万円、600倍になれば6千万円ですから、都心でマンションが買えますね。どうせ、夢なのです。宝くじを買うより現実的ですよ。007には無限に広がる夢があるのです。人生は冒険なのですね。

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