新春を迎え…(2013年01月01日)
あけましておめでとうございます。
今朝の東京は風もなく晴天の小春日和です。これから久しぶりにかみさんと二人で深川の七福神めぐりをしてきます。今日は先ほど作りましたグラフを見て2013年を感じて頂ければ幸いです。金融の力に頼る「効果と怖さ」を、我々は既に学んでいます。今の日本は金融力を全く否定していると思います。資産価格を上昇させる信用創造は、人々の生活に潤いを与えるものと信じています。世界は金融デリバティブの過剰な金融拡大の反省にありますが、日本は1989年以来、バブル経済の反省をしてきました。最近の研究によれば、2000年代に入ってからの過剰な反省は、金融機能の破壊に繋がり、わが国の実力を過小評価させる動きになっています。
その結果となった経済力の停滞は、中国、韓国などの領土問題にも発展しています。日米同盟を支える源泉は経済力です。米国は明らかに迷っていますね。岐路に立つ日本経済を救うのは適度な信用創造でしょう。既にPERやPBRなど代表的な指標から見ても、かなり構造改革は進んでいます。少なくとも私は、配当利回りで評価される株の世界を経験するのは、今回が初めてですね。みずほの株価は157円で配当は6円ですから、手数料や税金などを考慮しないと3.8%の利回りになります。あくまでも正論の筋を通し、今年、一年を楽しんで終わりたいと願っています。その第一歩が今日と言う2013年1月1日です。
新しい年を迎え、互いに頑張りましょうね。
(下記のグラフは日経平均株価とマネタリベースの残高、そうして前年度比増減のグラフです。何れも対数目盛を採用しました。詳しく知りたい方は12月16日のコラムで紹介しましたように日銀のホームページに飛んで自分で調べてください。)

