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サッカー観戦(2011年01月30日)

サッカーを観戦し名前も知らない選手が決勝ゴールをあげた。「李 忠成」と言う在日韓国人の4世だと言います。父は西東京市田無で焼肉屋を経営し2007年に帰化したのだそうです。「Wikipedia」に詳しく書かれていました。本田選手がMVPに選ばれましたが、僕の個人的な感想はゴールキーパーの川島君にあげるべきだと考えました。韓国戦のPK阻止やオーストラリア戦でも何本もの決定的なゴールを阻止しました。

決勝ゴールをあげた李 忠成を、前田に代えて投入したアルベルト・ザッケローニ監督はイタリアでの現役時代は不運にも病気でリタイヤし家業を手伝っていたらしいが、その後、プロチームの監督としての経験を積み日本代表に就任された。僕より2歳上らしい。年棒は2億円の契約だそうだ。サッカー界としては少ない方なのだろう。それにしても結果論で判断されるのだろうが、これまでの監督に比べ攻撃力が増したように思うのは僕だけだろうか? 今までの日本代表は得点力がなく面白くなかったが、今回は確実に得点を重ねている印象を思っています。これまでは見事な采配です。

しかし株屋と同じく、結果論で評価を決められるのは仕方がない。実力がなく現役引退に追い込まれた証券マンもここに居るわけで、どの世界も結果論で評価される。それにも拘らず、日本と言う国は実力よりも、経歴や周りの調和により選ばれる仲良しクラブを形成している。菅さんも、僕に反対なら辞めれば良いと強権を振るえばいいのだ。消費税にしてもTPPも反対を押し切って実行すればいい。それから国民に真意を問えばいいのだろう。グダグダと堂々巡りをする政策運営は、いい加減に嫌になる。

「時間がないのに…」いったい何度、この言葉を使っただろう。

世の中、反対があるのは当然で、いろんな見方がある評価は、結果で判断されるわけで、僕が914万円の年収でサラリーマン時代を終えたのは、その程度の評価しかなかったから…。1億の大台をキープすることも出来ずに低迷し続けたのだから、仕方がない結果と言えよう。株屋の世界で1億などゴミみたいなお金なのに…僅か1千万も作れない人間か…とほほ。

話は変わるが中東は混乱しているらしい。チェニジアからアルジェリア、エジプト、最近はサウジへも広がっている。いつも思うがイスラムと言う教えは、何故、これほど支持されたのだろうか? 結果を見ればキリスト教などの方が、秩序を表面上は保っている。世の中いろんな考え方がある訳で、日本人はマスコミに扇動され、浮かれやすい人種なのだろう。主義主張が感じられない。やはり島国の為に自己主張をしなくても食えたからなのだろう。海に囲まれたおかげで侵略もなく村意識が育つような地形だったのだろう。

僕が最近読んだ記事の中で興味を引いた考え方は『ナスダック上場のATPオイル&ガス(ATPG)はメキシコ湾深海を中心に油田掘削事業を手掛けている。昨年のメキシコ湾でのBPの原油流出事故以来、掘削許可が制限されている中、同社の株価は大きく変動しており、石油ブームの2007年には50ドルを突破したが、BPの原油流出事故で10ドル弱まで暴落、その後15.64ドルまで戻している。現在の時価総額8億ドル。これに負債を加え、手元現金2億ドルを差し引いて算出される企業価値は30億ドルになる。一方、確定・推定埋蔵量の価値を年率10%で割り引いた現在価値は税引前ベースで66億ドル。両者の格差が縮小するとすれば、株価は現在の2倍以上になる可能性がある。』と言うバロンズの記事だった。

基本的に「麦わら帽子は冬に買え」と言う諺も好きな方だ。
でも我慢にも限界があるからね。時代の流れに翻弄されて生きる生き方もあるが、自ら転進する考え方もある。昔、帝国陸軍が負ける度に撤退するのではなく、「転進する」と言う言葉を好んで使っていたとか…。僕の場合は仕方なく株屋の廃業に追い込まれたが。今の生活は今のところ満足している。果たして今後どうなるか分からないが…。人生は面白いね。アルベルト・ザッケローニ監督か…。