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コラム

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余談(2011年01月23日)

先日、鹿児島県の阿久根市の竹原市長の話を書いたが、西平氏新市長が当選されたが、どうかな?…できるのかなと言う印象を受けた。まぁ、短いテレビの編集を見ただけだから断言はできないが、改革は口で言うほど簡単ではないし、普通の状態ではできないものだろう。

1978年の第一次大平内閣の時代に消費税の必要性が言われ、実際の実現は竹下登時代の1988年に法律が成立し、1989年4月から3%で施行された。その後、1998年に5%に引きあがった。現在は多くの国民が消費税の引き上げに納得していると思われるが、実際は大衆迎合主義の政治家誕生で、国民の媚を売る役者政治家が多いためか実現されていない。遅々として進まない社会環境整備は政治家の役目だけれど、この迎合主義はどの世界にもある。

例えば仲間である話題が盛り上げっていても、自分の意見とは違うと思っても発言をしない奴がいる。そうして議論が終わったあとでチマチマと陰口をたたく人が一杯いる。最近、晩婚になっているが、これも男が草食系になったと言われるがプロポーズもしない男が多いと聞く。聞いてみると経済的な理由などを掲げる人が多いが、そんなことを考えて行動に踏み込まないで、ウジウジした人生を送っている奴が大勢いるのだろう。

僕は今、投資のスタイルを確立するために実験を繰り返しているが、残された時間はそう多くない。そろそろ本格的な投資をしなくてはならないが、まだ手法が確立されていない。一つはデータの分析が十分でない。昨年7月ごろには会社を辞めようと考え、行動を起こすことに決めた。決定的なのは小沢氏の敗北。そもそも株は日本国の姿を現すのでグローバル企業以外は国政に影響をうける。ましてや買いしかできない多くのお客様の要望を満たすことは、デフレ環境では不可能に近い。まぁ、自分の技量不足なのだろうが…。

仕方なく待つことになるが…いろいろ考えると最後は政治家ではなく、国民のレベルの話になり教育論の問題点が浮かぶ、故にベンチャーリンクの「7つの習慣」に期待を寄せたこともあったが…所詮は人間の資質が最後の勝負を決める。投資の世界も同じことが言える。下げてきたときにアタフタとする人間。人間は苦境の時に真価が分かるもの。でも多くの人は絶頂期しか話題にしない。落ちぶれた時に人間の真価が分かる。友達もそうだ。有名になると寄ってくる奴は大勢いる。しかし落ちぶれた時に声をかける友達は少ない。

まぁ、今は自分の人生と見合う成果が出せるかどうか…。きっと株屋は日本の中でも最前線に位置しているのだろう。およそ21年前に希望を胸に上京し5年ほど株屋をやりお金を貯めたら中国へ行こうと思っていた。しかし最初の計画であえなく挫折、何度か株屋をやめようと思ったことがあった。最初はこのネットを始めた時、1995年の阪神大震災の時にお金が切れ…それから1998年頃だったかな? まだ電話回線でインターネットに繋いでいた時代の話だ。あの時にITバブルで株が上がらなければ、きっとインターネットの業界で起業していただろう。しかし株が上がったから喜んで株屋を続けたが…。二度目は小泉・竹中改革に救われた外人投資家は政治環境を見ている。しかし今回は日経新聞の誤報の「二番底説」で食えなくなり、証券マンを辞めて自分で株をやることになった。

どんどん自力が失われている日本は、間もなく本格的な氷河期に向かう。不幸な組み合わせだな。今すぐ、消費税を引き上げ公務員や役人を3割程度カットし農業改革から自給自足ができる仕組みづくりに着手しないと間に合わないだろう。きっと現政権は決定を下せないから時間切れになると言うのが…最も現実的なシナリオだろう。劇的な環境変化は多くの悲劇を生む。まず年金生活者は食えなくなる。お金に価値はなくなり農地が価値を帯びるだろう。その時に人脈が生きるので農家の友達は大切にしなくてはならない。幸い、日本は豊かだから、何とかなるだろうが…

今はその時の為に、自立の道を模索する時間かな?何とか株で儲けて…借金を返し田舎暮らしを実現させないと、食えなくなった子供達に何かを残さないとならない。最近は日本の投資家を育て…効率的な資金配分の実現と言う夢は消えかかっている。まだ捨てた訳じゃないが、まずは自分の生活を確立させなくては、次のステップも歩めないから…僕は今でもビスタの投資家が選ぶ評論家のサイトの実現を諦めたわけじゃないが…やはりかなりのお金がかかるから…良いものを構築するためには時間もかかるしね。一度、自分で試してみて失敗したから…日本人は、まだ「情報の価値観」を分かっていないのだろう。ソフトにお金をかける文化がないからなぁ~。自分で探す努力すれば価値観が分かるんだね。何故、みのもんたが、あの番組を続けられるか? 多分、憶測だが…毎晩飲み歩く銀座のホステスの情報網が原点ではないだろうか。彼はおよそ一晩で100万から200万円程度かけているのだろう。生の情報の収集には、それくらいお金がかかるものなのだろう。

さて余談をグダグタ書いたが…。これから本格的な分析作業の時間だが、なにか良いアイディアが生まれるかどうか…。結果は分からない。結果を恐れ冒険をしないより一所懸命に努力する方が素敵な人生だと思うが…成功して初めてそう評価される。