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小沢一郎(2011年01月16日)
今、フジテレビの番組で小沢一郎が単独出演でインタビューに答えていました。少し僕はテレビを見ていましたが、やはり感じたことは一緒でしたね。折角、まともな政治家が日本にいるのに…総理になれないとは日本国民にとって不幸なことですね。米国の戦略にマスコミが踊らされ、一方的なレッテルを張っている感じです。自分で一度小沢さんの話を聞いてみればいいのです。マスコミの論調は間違っていますね。
僕が証券マンを辞めたのは菅さんが総理になったからです。小沢さんなら我慢して頑張ろうと思っていました。今は世界的な回復期待により相場が高いから、多少気持ちがなごんでいるでしょうが…やはり駄目でしょうね。TPPも僕は積極論者ですが、小沢氏の言うとおりでしょうね。農業弱者への配慮のセーフティーネットは必要でしょう。僕が彼を高く評価しているのは米国への認識です。僕らは米国民ではなく日本国民ですね。自分の国は自分で守るべきでしょう。そのためには徴兵制度も必要でしょう。兵器の開発も必要でしょうし防衛費を増やすべきでしょう。基本的に米国から自立すべきですね。
どこかの政治家が言っているようなうまい話はありません。米国は自国の利益になるから日米同盟を支持していますが、すでに金融危機で国力が落ち中国に追いつかれアタフタし出せば、簡単に日本を人身御供にしますね。馬鹿な日本人はマスコミの論調に踊らされずに、自分自身で考えれば分かります。投資の世界もそうですね。失敗は全て他人の責任、成功は当たり前と…そんなうまい話がある訳がない。結局はどこかで帳尻があるようになっています。
株の世界を考えれば分かります。上がり続ける株なんかないですね。上がれば下がるのです。下がれば上がるのですね。今は大きく下がったから、上がっているだけですね。決して世界に先駆けた発明をしているわけじゃないし…新興国の成長のおこぼれを享受しているだけです。しかし日立が本気になっているのか分かりませんが、変化を見せたのは最近です。重工はまだその予兆も感じられません。本来なら日立や重工が大活躍してコマツのようにスター株になるのが普通なのです。我が国を代表する産業のトップ企業が、折角、良質な環境があるのに生かしていませんね。残念な結果です。
政治家も企業家も3流国家の国、まぁ証券マンも3流ですね。僕のように幻想に流されて生きてきたのですから…。米国の金融株の動向を見れば分かります。日本の93年頃からの環境でしょう。あの時の日本は完全に間違った政策を実行しましたが、米国は正解を歩んでいます。しかしシティーバンクの株価はまだ10ドルになりませんし、バンカメも傷ついています。JPモルガンぐらいでしょう。そう簡単にあの損失を埋められませんね。日本は含み利益があったから、ある程度は耐えられました。ところが、りそなは未だに傷ついたままです。
日本は恵まれた環境に今はありますが、間もなく最も困難な時期を迎えます。団塊の世代が続々と退職し社会保障負担が急激に増します。今まではどうにかこうにか世間を騙して制度を維持してきましたが崩壊期を迎えます。年金の支給年代は徐々に上がり67歳から70歳になるでしょう。公務員の給料もカットされ人員もカットされます。これからの公務員は氷河期を迎えるでしょう。理屈からしてバブル崩壊以降20年以上もぬくぬくしてきた公務員は、今度は悲哀を浴びる順番でしょう。だからこれから就職を考えられる方は公務員関係を避けた方が良いでしょう。大変な改革に直面するでしょうね。
長年、企業の見てきて思いますね。
多くの企業は倒産の危機に直面し立ち直り、そうして大きく成長します。どんな会社でも好調期が長く続くと腐ってきますね。やはり困難な時期と好調な時期が交互に訪れると言う考え方が正しいのでしょう。だからできるだけ悪い時期の落ち込みを減らし、好調な時間を伸ばさねばなりません。日本は極端な政策運営を続けてどうにか現状維持を続けていますが、すでに時間切れでしょうね。もうすぐ、訪れる改革期に早く僕らは慣れないとならないでしょう。株を見ていると面白いですね。でも時間の感覚がなかなか掴めません。故にディーリングの実験もやっているのですが、成果があるかどうか…こればかりは証券マン時代もやったことがなかったのです。それと空売りを実践してみたいのです。
自分で考えないとなりません。多くのものに接して…いくつになっても悩み戸惑うのでしょう。
