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会社を辞めて1か月の感情(2011年01月09日)
会社を辞めて1か月が過ぎようとしているが、世間からの評価は芳しくないかな?
取り立てて大きな批判は聞かないが、一般的な評価は遊んでいるという評価なのだろう。自分自身の評価は、現役時代よりずっと勉強量が増えている。自分で儲けなければ食えないからプレッシャーがかかっているのだろう。未だに多くの人はプラプラするために会社に出勤する。でも会社に出て本当に仕事をする人は、せいぜい1割いるかどうかだろう。肉体労働なら仕方がないが、証券マンの場合は自己管理ができないと駄目だからなぁ~。更に自分自身ではどうにもできないこともある。そういえばお客さんがいない時に新規開拓しても無駄なので国会図書館に1~2年ほど通ったことがあったなぁ~。かみさんは会社に出勤しているから働いていると思っているらしいが…実際は遊んでいる方が多かったように思う。
最近の生活は朝方5時前後に起きて勉強し、6時半ごろから30分から40分ほどのランニングをしている。嘗て先輩がランニングハイと言う状態を言っていたが、残念ながらトレーニング時間が短いのか…やり始めた期間が短いためか分からないが、未だに経験したことはない。ただしカレンダー通り土日は休んでいる。基本的に怠け者なので嫌いなんだろうね。でも正月に走らない日が続いたときに走ってみたいなと言う誘惑は感じたけれど…あえて走らなかった。今日は日曜日だし、明日も走らない。
勤めていた会社側から封筒が来たので開いたら、昨年の支払調書だった。
金額を見て驚いたのが914万円だったので、こんなにもらったかな? 実感は300万ぐらいの印象だったのに…。不思議な気がした。僕の現役サラリーマンの最後を締めくくる年収が1千万に満たなかった。相場環境に影響され、一時は1億を何年か超えていたが…。1千万は世間の基準からみれば高い方かもしれない。しかし…僕の実感は300万だね。きっと、また住民税や所得税が取られるな。お金がないのに大変だね。実は高額納税時代の税金を分納している。未だに終わってないから大変だ。僕が会社を辞めた理由の一つに、手数料では食えない時代との思いがあった。米国の証券会社は成功報酬制だが、日本は認められていない。よって日本の証券会社は投資信託の販売で食うようになった。儲かっても儲からない投資信託の仕組み。偽物を育てる社会基盤が日本にはたくさんある。
でも、いつの時代も本物は偉く高い。つまり1流の領域は限られたもので、1位と2位の差は天と地の違いなのだろう。そうそう自分が一流になれるかどうかわからないが、一昨年の12月からの半年で100万円が1000万円を超えたお客様が居られた。連絡が不定期なのだが…あの自信は本物だろうか? 2003年の底から10倍にするのに2年半かかった。一時は40億円程度を儲けたのだが、ご存知のようにベンチャリなどで全部パーになった。売りが出来なかった。損をしたら売るのが嫌いだった。いろんな理由はあるが、兎も角、大負けに負けた。ずいぶんお客様にご迷惑をおかけした。もっと早くに会社を辞めるべきだったかもしれない。実は2007年に辞めようと思ったことがあった。ビスタをやり始め人任せでは駄目だな。と思った時だったが…踏み切れなかったな。あの時の年収は4700万ぐらいだったかな?
きっと僕が辞めた方が、お客様に負担をかけなかっただろう。悪いことをしたな。結果論として、こうして現役の証券マンを辞めたわけだから…。何度か立て直してから…との思いが強かったからだろうが、結果的に現役の証券マンの生活を落とさないで続けることができなかったから辞めることになったのだが…。こんな私的な話は皆さんにとってどうでもいいか…。結果が出てないから何とも言えないが後悔はしていないし、今の生活が嫌でもない。結構、充実しているかな?
最近、目先投資を手掛け、色んなことが分かるようになってきた。高値を平気で買えるんだね。現役時代はどうしても手数料が高いために、買うべきかどうか迷った段階で平気で買えるんだね。この感覚はずいぶん違うなぁ~。だって損切りが自分の決断でできるからリスクが取れるようになっている。先日、買った高岳の話をしよう。ストックボイスの放送で最初に値上がりしていることを知った。瞬時に行けるかどうか調べる為に、まずは事実かどうかネット上で調べてみた。毎日新聞だったか? 読売だったかの…忘れたが、一般紙の報道が切っ掛けと言っていた。調べたらネット上に掲載されており情報は本当なのだろうと判断した。
そうして直ぐに、今度は「チャデモ方式」を簡単に検索して調べてみた。この感覚…きっと行ける。この感覚は久しぶりの感覚だ。よって買いに行ったが最初は1000株を成り行きで買った。いや2000株だったかな?忘れたが…でも原則はその日に売ることを決めていたので、日ばかりをした。翌日、リスト銘柄に上がってきたので、再び買いに向かった。普通は躊躇する銘柄だね。人間と言うのは面白い動物で、慣れると感覚が麻痺してくるから…。失って初めて価値観を悟ることもあるし…。でもあの感覚が甦るとは不思議だな。
証券マン時代で、行けると思う感覚は結構あるが…、間にお客様の感情が入るから結構やりにくい。時間的な誤差が有意義に働くこともあるが、多くの場合はマイナスのようだ。よって自分が感じたとおりに行動できるのは結構ありがたいな。それもほぼリアルタイムに行動ができる。今のところ報告できるほどの成果は生まれていない。果たして投資家としての未来かたるはどんなレベルなのだろう?