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2007年12月24日
メリークリスマス
今日はクリスマスイブです。
カトリック教徒でもないかたる君は、クリスマスは子供の頃の思い出です。大人になってからは恋人同士のイベント。親になってからは子供のために…。そして今…子育てが終ったかたる君のクリスマスはかみさんと二人です。しかしイブには想い出があります。
上の子供が誕生した日です。誕生と言っても生まれた日ではなく、僕の精子とかみさんの卵子が出会った日です。この日に子供を…と願ってイブを過した日なのです。見事に成功。その子も今年26歳になりました。今頃、彼氏と共にイブの夜を過ごしていることでしょう。
今、テレビを見ていたら、クリスマスソング「きよしこの夜」の誕生を解説していました。牧師さんとオルガン奏者が作った曲だそうで、ギターで弾いていたとか…ドイツ人がツリーを最初に飾ったとか…日本人の僕は天皇誕生日の振替休日のイメージとケーキを食べる日程度の日ですが、これからかみさんと二人でシャンパンを開けて食事をします。
メリークリスマス。
投稿者 kataru : 19:23
2007年12月23日
裁量って?
また折口さんが…グッドウィルは労働派遣法の違反で処分を受けるようですね。まだ懲りないのでしょうか? 不思議です。前回は介護事業をつぶされて…、おそらく同じ感覚のレベル問題なのでしょう。私は介護問題の時に折口擁護発言をしています。そもそも介護制度に矛盾があると…言う趣旨です。おそらく今回の派遣法違反も同列の認識です。最近、大手企業の派遣社員が正社員に転向するケースが増えています。この問題は実に曖昧なのでしょう。つまり明確な基準がなく、担当の役人により解釈が変わり、合法、違法になるのでしょうね。丁度、税務署の査察官が裁量を握っているようなものでしょう。
例えば、個人事業主が守屋事務次官のようにゴルフの接待をするとします。そうすると接待に掛かる費用なので自分の分も経費に普通は計上しますね。ところが税務署員は自分の分は経費扱いにならないと言うのです。それでは接待になりませんね。一緒にゴルフを回って商談を決めるから接待なのに…それでは自分は遊んでいたのでしょうか?でも正論だと思う考え方も通用しません。全ての決定権は役人にあります。日本の国では細部の法律は全て役人の裁量で、法律的の曖昧な規制は、関係団体が作っている自主規制で縛っています。都合が悪くなると役人は逃げ道を用意しています。
でも日本はみんながソコソコに食える国になっています。(いつまで続くことやら…)結婚しない若者、就職をしない若者、私もそうですが娘に結婚をしなくても子供だけ作ってもらって一緒に暮らせば良いと考えている親も多いでしょう。つまり裕福なのでしょうね。暮らせないから働く。喰えないから働く。と言う発想を多くの人が持っていませんからね。所謂、中流意識でしょうか。働かずに年金をもらい遊んでいる種族にとって、実に住み良い国です。ソコソコの生活に満足を覚える人間にとって…しかしやがて気付くでしょう。既に食えない貧困層は広がっていることでしょう。
先日、NHKが報道した「ワーキングプアー」が広がっています。保証人の壁が大きいのでしょう。身元を保証する制度があれば、だれか身元保証の保険を開発すれば、多くの人が働けるでしょうに…。あと10年程度は現状が持つのでしょうか? しかし団塊世代が年金受給者に入って、数年が経過すると問題が深刻になるでしょう。消費税に頼る悪循環が生まれるでしょう。その時に改革と言っても既に手遅れでしょうね。
福田内閣は独立法人廃止問題を先送りしました。何故、民主党はこの問題をガンガン叩かないのでしょう。きっと同じ穴のムジナなのでしょう。自民党でも成長論者と呼ばれる中川さんぐらいなのでしょうかね。株の問題を考えていくと最後は政策になります。僕は折口さんが好きでした。何故、好きか? 一点だけです。自社株を借金して大量に買ったのですね。その為に担保に入れた自社株が値下がりし、現在は破産寸前だと言われています。個人資産はみずほ銀行の管理下にあり、売りに出されているとも言われています。
新日鐵の三村さんのように株式を持ち合う人間と、自社株を借金して買う人間とどちらが経営者として素晴らしいのでしょうか? フジテレビの日枝、TBSの井上などは、おそらく、現役を引退しても関連企業の役員で一生、会社のお金を搾取する人間でしょう。役人も同じです。大蔵省から関東財務局に、そうして独立法人へ天下りは永遠に続きます。僕は誤魔化しだと思います。一流のキャリアは住む所が違うのです。階級により高級マンションに、僅かな賃貸料で入居できます。どうして、これが所得にならないのでしょうか?○○手当て…本給より多くなっている例があるといいます。何も偽装問題は食品だけではありませんね。しかし…この不正を、一体、誰が正すのでしょうか?
リクルートの江副さん、ライブドアの堀江さん、グッドウィルの折口さん、一所懸命にやったと思うのですが、僅かな境目が見えなかったのか? それとも本当は悪人なのでしょうか? 外見だけじゃ…やはり分かりませんね。
今週号の日経ビジネスに、サラ金規制の話が載っていました。パチンコ業界が苦境に陥っていると言う話しです。僕は人生らしく良いと思うのです。僕もサラ金から借金をしてパチンコをした事があります。それも人生。破綻したって、それも人生。成人なら、色々な人生を、自分自身が決めれば良い。しかし小学生、中学生の考え方を育成する世代は厳しく道徳教育を含めて教育すべきでしょう。現在の落ちこぼれは、教育制度に問題があるような気がします。このサラ金不況をみると、サラ金屋を叩くことが経済界に大きな影響を与えていることが窺えます。パチンコ屋だけでなく、ネットなどのIT業界も…。
金融庁の職員が、また増員されました。銀行などの金融を叩くことは、経済活動を鈍らせているのです。何故、この矛盾に気付かないのでしょう。スペインやイタリアの銀行に、わが国の三菱UFJの時価総額が、負けている現実を、もっと考えるべきですね。これも悲しい現実です。金融が栄えれば経済は豊かになり、みんなの給料が上がるのです。清貧思想で豊かになれる道理がない。僕らは名目成長率の世界で生きているのです。実質成長率などと言うまやかしが、いつまで続くのでしょうか?
最後に年末なので…寄付をする方は此方を読んでからして下さいね。寄付の全てが所得控除されるわけではありません。ここも役人様が決める権限を持っています。

投稿者 kataru : 09:32
2007年12月16日
稼ぎは大きいほうが…
ビックリしましたね。ファンドマネージャーと言うのは儲かるんだね。26億85百万ドルだって…? 1ドルが112円なら3000億円を越えるんですね。皆さん知っていましたか? ヘッジファンドの運用者の成功報酬です。世界で一番は3000億円が世界の基準だそうです。これはビスタニュースの「これきんレポート」に載っていました。第二位は13億17百万ドルですから1475億円です。10位は2億15百万ドルですから、それでも240億円ですね。ビッグですね。話しがでかいのです。「幸せのちから」と言う映画がありましたがアメリカはすごいね。
Manager Firm Performance fees , in millions
John Paulson,Paolo Pellegrini Paulson & Co. $2,685.0
Philip Falcone Harbinger Capital Partners $1.317.0
Jim Simons Renaissance Technologies $1,012.0
Kenneth Griffin Citadel Investment Group $837.1
Timothy Barakett,David Slager Atticus $719.5
Alan Howard Brevan Howard AM $488.0
Daniel Och Och-Ziff Capitsl mnagement $276.7
Peter Doyle,Murray Stahl Kinetics AM $239.0
Richard Perry Perry Partners $237.8
John Zwaanstra Penta Investment Advisers $215.7
反面、今日のNHKでは「ワーキングプアー」と言う特集番組があるそうです。貧困ですね。日本人は…考える発想が後ろ向きです。年金問題は配分の問題です。彼かが稼ぎ、その配分にあやかろうとする人間ばかりが増えました。稼いで税金を納めたり、稼いで寄付をしたりしようと言う前向きの発想が、何故、広まらないのでしょうか?
マスコミの影響は大きいですね。関係者は猛省をすべきです。世論を動かすのはマスコミでしょう。もう少し大きな視野に立って明るい話題を、前向きな社会を作るために行動をしなくてはなりません。仮にお金を申請すればもらえるとします。会社を辞めたりすると失業保険で働かなくてもお金をもらえますからね。多くの人は働き先をすぐに探さずに、残った有給休暇を消化したり、失業保険を貰おうとします。僕には理解できません。先ず、自分がどう生きるかの「アイデンティティー」がありませんね。努力しても生活が出来ないなら仕方ありませんが、努力もせずに前提が貰わないと損をするという発想です。卑しい考え方ですね。年金の根底にあるのもそんな発想でしょう。できる事なら年金は寄付に回し、自分の老後ぐらい自分の蓄えで暮らしたい。そう考える人がいないのでしょうか?
私は昨年から相場で失敗し、大きな損失を被りました。年収も今年は1/5ぐらいでしょうか? お客様の損失を考えれば、自分の愚かさに腹立たしい思いがします。しかしこれを乗り越えないと…逃げる人生は歩みたくありません。昨年の税金を払う為に借金をしました。残念ながら分納を選択せざる得ませんでした。今年の稼ぎを、全部、税金につぎ込んでいます。それでも払えない。悔しいですね。なんとか頑張らないと…苦しいですが、正当な方法で乗り越える覚悟です。だからこそ、一所懸命に生きない連中を見ていると残念でなりません。やはり教育の問題でしょう。そうしてマスコミですね。もう少し報道の仕方があると思っています。TBSの井上さんなどを見ていると考えますね。フジテレビの日枝さんのときも、そう思いました。税金も払え終えていないので偉そうなことはいえませんが…
分配の話しではなく、稼ぐ話に世論を誘導したいですね。日本のGDPを上げる話をすれば良いのです。みんなで世界競争に勝つために頑張る世論を創らないとなりません。そう言う意味で成長論者の中川さんなどが干されている現実は悲しいですね。早く相場で儲けお客様に利益を実現させ自分も儲けて、中川さんに政治献金をしたいものです。互いに目標は高く持って頑張ろうね。
投稿者 kataru : 12:01
2007年12月09日
武士道
時代劇と言えば、TBSが製作する「水戸黄門」や「大岡越前」が有名ですが、先日終ったNHKの木曜時代劇「風の果て」はよかったですね。侍らしい味わいが漂っていました。このような武士道を感じさせる香りが日本の良さなのでしょうね。最近は聞かなくなりましたが、昔はキャリア官僚の責任を被って自殺するノンキャリアがかなり居たようです。上司のために死を覚悟する。殿様のために自殺する武士が多くいたのでしょう。実際はどうだか分かりませんが、己を大儀の為に犠牲にする。素敵です。
「風の果て」は仲良しの5人組を描いたストーリーです。一蔵を斬った市之丞が最後に自分の人生を振り返って、後悔しながら死を選ぶのですが、一番、好きだった男(桑山隼太)に斬られ死ぬシーンがなんとも言えない良さがあります。ここに至る心の駆け引きが友達の間で繰り広げられるわけです。株のドラマと似ています。株価も順調に育つ株は愛着がありません。苦労させられる子ほど可愛いといいます。本当は苦労などせずに簡単に儲かればベストなのですが…何しろ、企業業績は社会の経済活動に影響されるし、株式の需給関係も株価に影響を与えます。折角の人気株のなるチャンスもタイミング合わずに失速する株やそれぞれの銘柄にもいろんな顔があるわけです。
株価チャートを見れば、時間が超越できますので誰にでも結果論で批判はできるわけです。しかし実際の投資は自分の描いたシナリオ通りになることは稀で紆余曲折するわけです。その間に色んなドラマが展開され、市場の景色が遷り変わるわけです。心情的にはどうしても応援したいが、できないケースもあるわけで株屋と言うのは難しい職業ですね。僕の場合、奇妙な縁でIRNETの読者と繋がっているわけで、この関係もかれこれ9年の歳月を越える事になります。来年は10年の節目を迎えるわけですね。何人かの読者は僕が苦労してホームページを作成した頃をご存知の訳で…インターネットの世界がこうも変わるとは…最近の世の中の動きを見ると、誤魔化しは通用しなくなってきましたね。やはり正当な行動が求められる訳であって、僕のような下積みの生活者にとってもフェアな社会が構築されるわけで、チャンスでもあるわけですね。
楽しい夢のある世界が大きく羽ばたいて欲しいと願っています。
投稿者 kataru : 17:50
2007年12月02日
鎌倉
今日は鎌倉に行きました。朝、7時50分頃の電車で1時間ぐらいでした。
鎌倉に到着し、江ノ電に乗り換えて長谷寺へ、そうして鎌倉の大仏を見て、大仏ハイキングコースへ、そうして12時前に北鎌倉から東京へ戻り、昼飯を食べてビスタニュースの原稿を書いていたら眠くなってお昼寝をしました。そうして、今はIRNETのコラムを更新しています。大変だ。あまり内容がないのを毎日書いてもしょうがないので、IRNETのコラムは、今度、お休みしようかな?とも考えていますが…。それでも日曜日は減ることは減りますが、かなりのアクセスがあるし…我ながら、頑張っていると思います。まぁ、もう直ぐ僕も引退をしたいと考えているので…来年はIRNETも10年になるのかな?
初めて行きました。長谷寺は…朝は空いており良いですね。海が見えて綺麗ですね。鎌倉の街が一望できます。ハイキングを終えて、帰りの北鎌倉は行列です。車は渋滞し、電車で行かないと鎌倉は無理ですね。平日は空いているのかな?
満足しています。今日のコースはお薦めです。この大仏ハイキングコースの途中に洒落た天空の喫茶店があったのですが…10時半開業だそうです。この長谷寺の拝観料300円は安いですね。京都は少し高すぎますね。坊さんも観光を商売にしているのだから、税金を払うべきです。おかしいね。法律を改正すべきです。
午前中に観光をして帰ってくる。これは病みつきになるかも…。行きも帰りも電車は空いているし…優雅な気分です。株と一緒ですね。出来高が膨らむときには、逃げる準備をするのです。他人と一緒の行動では、何時までも負け組みですね。今日のビスタニュースの原稿は着眼点と言うテーマで、「どうやって証券マンが銘柄を選ぶのか?」 その具体的な事例を挙げて検証しました。このような着眼点が大切なのです。IRNETのSNSにもいろんなヒントが転がっています。街を歩いていてもそうですね。要するに、いつも自分が問題意識を持って行動をしているかが問題なのですね。それでは今日はこの辺で…
投稿者 kataru : 20:15