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コラム

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映画「君に読む物語」(2007年11月18日)

先ほど、東京国際女子マラソンを見ました。
野口みずき選手が大会新記録で優勝です。いやはや…ご苦労さんです。2時間以上も、あのスピードで走りっぱなしです。僕には出来そうにありません。自分に何が出来るか? 同じ人間に生まれ、自分はどういう点で他人と比較して優れているか? 長所は何か?

しかし、どの世界もそうですが、プロはすごいですね。普通、どの業界も10年程度、勤めれば一人前になります。ところが何年経っても駄目なのが、僕らの世界ですね。株の場合は奥が深いのです。僕は学生時代から株をやり始め、就職は証券会社一本です。他の業界を目指した事はありませんでした。学生時代から博打が好きで、兎に角、机に座って他人のお金で博打が打てる。最高の職業だと思いました。ところが証券会社に入ってみると…毎日が新規開拓です。毎日100件、200件と歩き回り、ノルマの国債や投資信託を売り歩きます。「毎日、ノルマ、ノルマ、ノルマの世界」です。陽水ふうに…氷の世界

同時に株が好きで、勉強をしました。株の本をかなり読みました。本屋に行けば株の本を買い、銘柄研究をします。上京し自分の知識不足を思い、専門学校に通い証券アナリストの勉強もしました。しかし技量が進化しているのかどうか…。ただ最近はかなり株のことが分かりかけてきました。実にこの水準まで来るのに、30年の歳月を要しています。これから始める人が羨ましいですね。ネットがあり他人の意見が参考になります。僕の時代は本ぐらいしかなかったのです。先輩も飛びぬけた力量の人はいませんでした。でも僕はラッキーです。入社してから3年ほど、株式部長から直々に株の指導を受けました。小さな会社だったので良かったのですね。彼は上手いですよ。何しろ実際にお金持ちです。

彼の指導は適切で、成長株論者でした。でもよく失敗もします。その度に、株式部長もたいした事がないと思いました。でも小野薬品はすごかったなぁ~。プロスタグランジンの夢が広がる話で…1981年頃の話しです。その後1000円ぐらいの株価は15000円を越えます。最初は銘柄が重要だと考えていました。選択する銘柄の重要性ですね。ところが、折角、いい銘柄を選択しても儲かる人と損をする人が出てきます。不思議ですね。証券マンなら分かりますよね。同じようにセールスをしていても、儲かる人と損をする人に分かれるのです。不思議ですね。やはり重要なのは売買方法ですね。そんな一つの手法を「ビスタニュース」で公開しました。ほんの一例ですが…価値のある情報でしょう。出来るかどうか…人間だからね。

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さて、最近かたる君は映画をよく見ます。と言っても劇場に足を運ぶのは筈かで…テレビですね。有線テレビも含めて…先日、良作を観ました。「君に読む物語」です。素晴らしい映画です。是非、一度、ビデオレンタル屋さんに足を運び観て下さい。素敵です。
概略は此方から…