感じる心(2007年09月09日)
『Beauty is in the eyes of the beholder』
美しさは見る人の目の中にあるという意味だそうです。同じ光景を見ても何かを感じる人と、何も感じない人がいます。同じことが音楽を聴いても起こります。今は谷村新司のアルバムを聴いていますが、あの詩は何処から生まれるのでしょうかね? やはり豊富な恋愛経験からくるのでしょうか…苦しくて切ない恋なんて…しばらくしていませんね。
感情と言うのは、だんだん感度が薄れるのでしょうか?
昔はお巡りさんに職務質問されるだけで…ドキドキはらはらです。別に悪いことをしているわけじゃないのに…警察署の前、交番の前を通るだけで緊張したものです。
セールスをするときもそうですね。初めてお会いする人には緊張をするものです。でも最近、図太くなったのか、あまり新しいドキドキ感が芽生えなくなりましたね。株をやっていると今回のように急落に見舞われる事があります。金曜日のNY市場は雇用統計の悪化を理由に株は大きく下げましたが…面白いものです。強気のときは雇用統計が悪化し、利下げの理由が生まれ0.25%ではなく0・5%のFF金利の引き下げが行われ買いのチャンスになるとも見方もありましたが…弱気の今は景気の減速が確認され株は売りに変ったのでしょうかね。勝手なものです。同じ材料をどう解釈するか?気ままに決めるのですから…
既に新興株式の調整は終盤なのでどっちに転んでも売る玉がない。故に大きくは下がらない。僕はそう考えています。BRICs銘柄は下げても不思議ではありませんが、此方は好業績ゆえにやはり大きく売れる道理がありません。つまりどっちも下げ辛い。要するに下値を確かめる作業なのでしょうね。きっと…むしろ新しい流れを感じるチャンスだとも思っているわけです。
『Beauty is in the eyes of the beholder』