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コラム

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ビスタニュース(2007年02月11日)

こんにちは…
「未来かたる」のペンネームでインターネットに登場したのはずいぶん昔になります。1998年なのですね。平成10年です。その当時は「株式市場 日本を考える」と言うタイトルでホームページをやっていました。

その前の1997年の暮れに食えなくなったかたる君は、クレジットカードで一台のパソコンをコジマ電機で買いました。その時の光景を、今でもよく覚えていますね。コジマ電機にもクレジット払いがあったのですが、与信審査が通らずに恥ずかしい思いをしたのです。その時に持っていたJCBがカードの決済を承諾してくれて、ようやく手に入れたパソコンが始まりです。当時の年収は120万円です。そうしてホームページを始めた1998年の年収も120万円です。2年続けた極貧困生活からの出発が「未来かたる」の生まれです。

あれから9年になりますね。来年で10年です。転職の為にはネットの技術が必要だと感じ、その為にはホームページを書くことが一番早道だと思い、株式市場のドラマを日記形式で書いたのが「IRNET」の始まりです。当時は電話料金の他に、プロバイダーの料金が係り、しかも従量制だったのです。その為に1分間ネットにつなぎ、そのキャッシュを、あとで読み返すのです。必要最小限の時間しかネットに接続しない。そんな時代でした。「ツー、ブツブツ…ピー・ポー・パー・ポー」ってな具合です。

あの借金地獄から立ち直ったのが昨年の1月です。実は2005年に、既にかたる君の収入は飛躍的に伸びて借金の返済の目処が経っていたので、長年考えてきた構想を実行に移そうと思っていたら、パートナーと考えていた岡本さんの都合が悪くなって延びちゃったのです。ようやく事業がスタートしたのが昨年の後半です。不思議なもので、今度は本業の方が僕の相場の読み違いで駄目になっていくのです。2006年は想い出の多い年になりそうですね。ようやく皆さんに、新しいサイトをご紹介できることが出来ます。

このサイトはIRNETで出来なかった事をやりたいと思っています。株式情報を通じて本当に価値のある情報サイトを創りたいと思っています。皆さんが、「あぁ、知っていてよかった。」と思えるサイトにしたいのです。IRNETの有料版のビスタニュースは、若いスタッフの主観で構成されています。…というのも、時代が大きく変化しており、既に僕らの感覚ではないと考えているからです。統計資料ではこうなっていますが、先ほどIRNETのSNS版で構成年齢を調べたら、ミクシーなどに比べれば若干年齢層は投資の世界ですから高いですが、やはり若者が多く参加していますからね。

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その為に30歳の山田君に自分が読みたいと思うコラムを書いてもらうように…と指示をして、株の体験が初めての彼に、多くの先生を選んでもらいました。勿論、僕の友達や僕が読みたい記事も…。さらには皆さんが読んで為になるだろうと思う情報も盛り込みました。何故、僕が株のことを知らない人材をあえて選んだのか?

幕末からの歴史を探ると、過去の経験が邪魔になるのですね。古い世代の価値観が崩壊するのです。今の時代はそう言う時代だと確信しています。相場を見ると分かります。絶対に過去の相場ではありえない事が、2000年のITバブル相場で起こりました。同じことが今回の上げ過程でも起こっていますね。急騰する株価を支えるのは、恐さを知らないネット族の果敢なチャレンジが、株価を急騰させているのです。昔ならフルイを入れて、一旦、押しを作る場面がなくなっていますね。

最近はライブドア・ショックの影響からか大型株に人気が集まっていますが、時代は明らかに変わっています。故に若い感覚が必要だと考えているのです。残念ながら僕らは既に終っている世代で、捨石になるしかないのです。しかし、このビスタニュースに大きな夢をかけています。

前から現在のマスメディアの報道姿勢がおかしいと感じていました。恣意的な報道姿勢です。同じ事を、同じ内容で、しかも同じ方向性で一斉に報道する。画一化教育が行われているのですね。官僚社会主義の国民教育と言っても過言ではないでしょう。しかしグローバルな目で見ると、おかしな現象が多く生まれていますね。矛盾が至るところで吹き出ています。誤魔化して、日本の仕組みを維持しようとしても無駄なあがきです。時代の流れは、何れ真実が支配します。その為に双方向の特徴のあるネットが存在するのです。デジタルテレビが一般化して視聴者が参加する番組が登場するのです。メディアの情報は様々な形が存在し競争が起こるのですね。

馬鹿な…できるわけがないと、思われるかな?
少し恥ずかしいですが、日経新聞を凌駕するメディアに、ビスタニュースを育てたいのです。その第一歩を、今日、踏み出す事になります。僕は市場に居て日経新聞の在り方が恣意的でおかしいなと感じる事が良くあります。一例を挙げれば、決算の表現ですね。業績発表の時に前期の決算にも拘らず大きく取り上げたり、営業利益は大幅な増益なのに、赤字の最終利益を誇張したり、記事の書き方で株価は大きくぶれるのです。孫さんがNTTに挑んでいるようなものですね。

僕の場合はまだヒヨコになってないですが…、その第一歩の試みがビスタニュースです。その下準備としてIRNETを9年間続け、多くの仲間を増やしてきました。幸いIRNETの読者は「未来かたる」に共感していただける方が、読者の中に多くいらっしゃいます。1年間だけでも良いのです。いいサイトを創るチャンスを頂きたいのです。そうして共にビスタニュースを、いい情報サイトに育てていきませんか? ビスタニュースは試行錯誤を続け、大きく羽ばたきます。是非、皆さんのお力をお貸しください。出来れば年間会員になって僕らを支えて下さい。お願いいたします。

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